JP2017096137A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の回転数に応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数の急激な低下を抑制しながら回転数を緩やかに上昇させ、トルクショック及びハンチングを抑制する。
【解決手段】単気筒の内燃機関1に適用される内燃機関制御装置100では、燃料噴射量算出部112が、第1の補正済み燃料噴射量と、第1の補正済み燃料噴射量よりも増加された第2の補正済み燃料噴射量と、を含む補正済み燃料噴射量TIを算出し、補正済み燃料噴射量TIを第1の補正済み燃料噴射量に設定した第1の期間T1と、第1の期間T1に引き続く期間であって、補正済み燃料噴射量TIを第2の補正済み燃料噴射量に設定した第2の期間T2と、から成る期間を基本期間Tとした補正実施周期で、内燃機関1に補正済み燃料噴射量TIを噴射するように燃料噴射を制御し、基本期間Tが、内燃機関1の回転数NEが高い程より短く設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関制御装置に関し、特に、燃料が燃料噴射により供給される単気筒の内燃機関に適用されて、補正された燃料噴射量が内燃機関に噴射されるように燃料噴射を制御する内燃機関制御装置に関する。
従来より、内燃機関の回転数が上昇し過ぎることを抑制するために、内燃機関の回転数が所定回転数以上になったときに燃料噴射等の燃料の供給を停止する内燃機関制御装置が知られている。
具体的には、特許文献1は、混合気圧縮火花点火式車両用内燃機関の回転数制御方法及びその装置に関し、燃料供給及び点火の少なくとも一方が中断される内燃機関の許容最大回転数に達する前に、予め設定された回転数以上では、内燃機関に供給される燃料空気混合気を薄くすると共に、点火時期を進角させる構成を開示する。
特許文献2は、エンジンの燃料供給装置に関し、エンジンの回転数が過回転防止用の設定回転数以上になると燃料噴射量を次第に減少させると共に、エンジンの状態が有負荷状態であるか否かに応じて燃料噴射量の減少率を切り替える構成を開示する。
また、特許文献3は、エンジン制御装置、制御方法及び鞍乗型車両に関し、複数の気筒を有するエンジンにおいて、エンジンの回転数が第1所定回転数以上である場合、一部の気筒の燃料噴射量をエンジンの回転数に応じて減少させ、エンジンの回転数が第1所定回転数より高い第2所定回転数以上である場合、全ての気筒の点火時期を遅角させる構成を開示する。
特開昭59−90743号公報 特開平1−318741号公報 特許第4845130号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1から特許文献3に開示される構成では、所定の経過時間や内燃機関の所定の回転数等に応じて内燃機関に噴射される燃料噴射量を減少させるものであるため、かかる構成を、燃料噴射量の変化が内燃機関の回転数の変化に与える影響が大きい単気筒の内燃機関に適用した場合には、内燃機関の隣接する燃焼・膨張行程間でその回転数の急激な低下を招き、この結果、内燃機関が発生するトルクショックが増大し、内燃機関のハンチングも過大に発生する傾向が考えられる。
本発明は、以上の検討を経てなされたものであり、内燃機関の回転数に応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数の急激な低下を抑制しながら回転数を緩やかに上昇させることができ、トルクショックの増大及びハンチングの発生を抑制することができる内燃機関制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するべく、本発明は、単気筒の内燃機関に搭載されて、前記内燃機関の回転数が高い程、前記内燃機関に噴射される燃料噴射量を減少補正して燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部と、前記燃料噴射量算出部で算出された前記燃料噴射量で噴射制御する燃料噴射制御部と、を備えた内燃機関制御装置において、前記燃料噴射量算出部は、第1の燃料噴射量と、前記第1の燃料噴射量よりも増量された第2の燃料噴射量と、を含む前記燃料噴射量を算出し、前記燃料噴射制御部は、前記内燃機関に噴射する前記燃料噴射量を前記第1の燃料噴射量に設定した第1の期間と、前記第1の期間に引き続く期間であって、前記内燃機関に噴射する前記燃料噴射量を前記第2の燃料噴射量に設定した第2の期間と、から成る期間を基本期間とした補正実施周期で、前記内燃機関に前記燃料噴射量を噴射するように制御し、前記基本期間は、前記内燃機関の回転数が高い程より短く設定されることを第1の局面とする。
本発明は、第1の局面に加えて、前記燃料噴射量算出部は、前記内燃機関の許容最大回転数以下の回転数領域を複数の領域に区分けして規定された複数の区分け回転数領域に対応して、前記燃料噴射量を算出し、前記燃料噴射量の前記第1の燃料噴射量の減少度合いは、前記複数の区分け回転数領域に対応して前記内燃機関の前記回転数が高くなる程より大きくなることを第2の局面とする。
本発明は、第1又は第2の局面に加えて、前記燃料噴射量算出部は、前記基本期間において、前記第1の期間から前記第2の期間に移行する際に、前記第1の燃料噴射量から漸増した前記第2の燃料噴射量を算出することを第3の局面とする。
本発明は、第1から第3のいずれかの局面に加えて、前記燃料噴射量算出部は、前記基本期間における前記第2の期間からそれに引き続く前記基本期間における前記第1の期間に移行する際に、前記燃料噴射量として前記第1の燃料噴射量を算出することを第4の局面とする。
以上の本発明の第1の局面にかかる内燃機関制御装置は、単気筒の内燃機関に適用されるものであり、かつ、かかる内燃機関制御装置によれば、燃料噴射量算出部が、第1の燃料噴射量と、第1の燃料噴射量よりも増量された第2の燃料噴射量と、を含む燃料噴射量を算出し、燃料噴射制御部が、内燃機関に噴射する燃料噴射量を第1の燃料噴射量に設定した第1の期間と、第1の期間に引き続く期間であって、内燃機関に噴射する燃料噴射量を第2の燃料噴射量に設定した第2の期間と、から成る期間を基本期間とした補正実施周期で、内燃機関に燃料噴射量を噴射するように制御し、基本期間が、内燃機関の回転数が高い程より短く設定されるものであるため、内燃機関の回転数に応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数の急激な低下を抑制しながら回転数を緩やかに上昇させることができ、トルクショックの増大及びハンチングの発生を抑制することができる。
また、本発明の第2の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、燃料噴射量算出部が、内燃機関の許容最大回転数以下の回転数領域を複数の領域に区分けして規定された複数の区分け回転数領域に対応して、燃料噴射量を算出し、燃料噴射量の第1の燃料噴射量の減少度合いが、複数の区分け回転数領域に対応する内燃機関の回転数が高くなる程より大きくなるものであるため、内燃機関の回転数を確実に緩やかに上昇させることができる。
また、本発明の第3の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、燃料噴射量算出部が、基本期間において、第1の期間から第2の期間に移行する際に、第1の燃料噴射量から漸増した第2の燃料噴射量を算出するものであるため、内燃機関の回転数を円滑かつ確実に緩やかに上昇させることができる。
また、本発明の第4の局面にかかる内燃機関制御装置によれば、燃料噴射量算出部が、基本期間における第2の期間からそれに引き続く基本期間における第1の期間に移行をする際に、燃料噴射量として第1の燃料噴射量を算出するものであるため、内燃機関の回転数を迅速に第1の補正済み燃料噴射量に戻してその不要な上昇を抑制することができ、内燃機関の回転数をより確実に緩やかに上昇させることができる。
図1は、本発明の実施形態における内燃機関及びそれに適用される内燃機関制御装置の構成を示す模式図である。 図2は、本実施形態における内燃機関制御装置が実行する燃料噴射量算出処理の補正係数算出処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、図2に示す補正係数算出処理中の補正データ切替処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、本実施形態における内燃機関制御装置が実行する燃料噴射量算出処理の補正係数算出処理の流れを説明するためのタイミングチャートである。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における内燃機関制御装置につき、詳細に説明する。
〔内燃機関の構成〕
まず、図1を参照して、本実施形態における内燃機関制御装置が適用される内燃機関の構成について説明する。
図1は、本実施形態における内燃機関及びそれに適用される内燃機関制御装置の構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態における内燃機関制御装置100が適用される内燃機関1は、図示を省略する二輪自動車等の車両に搭載される単気筒の内燃機関であり、1個の気筒2aを有するシリンダブロック2を備えている。シリンダブロック2の気筒2aに対応する部分の側壁内には、シリンダブロック2を冷却するためのクーラントが流通するクーラント通路3が形成されている。なお、本実施形態における内燃機関制御装置100が適用される内燃機関1は、典型的には4ストローク1サイクルの内燃機関であるが、必要に応じて2ストローク1サイクルの内燃機関であってもよい。
気筒2aの内部には、ピストン4が配置されている。ピストン4は、コンロッド5を介してクランクシャフト6に連結されている。クランクシャフト6には、それと共に同軸に回転するリラクタ7が設けられている。リラクタ7の外周面には、その周方向に所定のパターンで並置された複数の歯部7aが立設されている。
シリンダブロック2の上部には、シリンダヘッド8が組み付けられている。シリンダブロック2の内壁面、ピストン4の上面、及びシリンダヘッド8の内壁面は、協働して気筒2aの燃焼室9を画成している。
シリンダヘッド8には、燃焼室9内の燃料及び空気から成る混合気に点火する点火プラグ10が設けられている。燃焼室9に対する点火プラグ10の個数は、複数であってもよい。
シリンダヘッド8には、燃焼室9と対応して連通する吸気管11が組み付けられている。シリンダヘッド8内には、燃焼室9と吸気管11とを対応して連通する吸気通路11aが形成されている。燃焼室9と吸気通路11aとの対応する接続部位には、吸気バルブ12が設けられている。なお、吸気管11及び吸気通路11aの個数は、気筒2aの個数に等しくなるため、本実施形態では1個である。
吸気管11には、その内部に燃料を噴射するインジェクタ13が設けられている。吸気管11には、インジェクタ13の上流側にスロットルバルブ14が設けられている。スロットルバルブ14は、図示を省略するスロットル装置の構成部品であり、スロットル装置の本体部が吸気管11に組み付けられている。なお、インジェクタ13は、対応する燃焼室9に燃料を直接噴射するものであってもよい。また、インジェクタ13及びスロットルバルブ14の個数は、各々複数であってもよい。
また、シリンダヘッド8には、燃焼室9と対応して連通する排気管15が組み付けられている。シリンダヘッド8内には、燃焼室9と排気通路15aとを対応して連通する排気通路15aが形成されている。燃焼室9と排気管15との対応する接続部位には、排気バルブ16が設けられている。なお、排気管15及び排気通路15aの個数は、気筒2aの個数に等しくなるため、本実施形態では1個である。
〔内燃機関制御装置の構成〕
次に、図1を参照して、本実施形態における内燃機関制御装置100の構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態における内燃機関制御装置100は、水温センサ101、クランク角センサ102、吸気温センサ103、スロットル開度センサ104、及び大気圧センサ105に電気的に接続されたECU(Electronic Control Unit)106を備えている。
水温センサ101は、クーラント通路3に侵入した態様でシリンダブロック2に装着され、クーラント通路3内を流通するクーラントの温度を内燃機関1の温度として検出し、このように検出した内燃機関1の温度を示す電気信号をECU106に入力する。
クランク角センサ102は、リラクタ7の外周面に形成されている歯部7aに対向した態様でシリンダブロック2の下部に組み付けられた図示を省略するロアケース等に装着され、クランクシャフト6の回転に伴って回転する歯部7aを検出することによって、クランクシャフト6の回転速度を内燃機関1の回転速度(回転数)として検出する。クランク角センサ102は、このように検出した内燃機関1の回転数を示す電気信号をECU106に入力する。
吸気温センサ103は、吸気管11内に侵入した態様で吸気管11に装着され、吸気管11内に流入する空気の温度を吸気温として検出し、このように検出した吸気温を示す電気信号をECU106に入力する。
スロットル開度センサ104は、スロットル装置の本体部に装着され、スロットルバルブ14の開度をスロットル開度として検出し、このように検出したスロットル開度を示す電気信号をECU106に入力する。
大気圧センサ105は、内燃機関1の車体取付け部の周囲等に装着され、内燃機関1の環境の大気圧を検出し、このように検出した大気圧を示す電気信号をECU106に入力する。
ECU106は、車両が備えるバッテリからの電力を利用して動作する。ECU106は、マイコン107を備え、マイコン107は、ROM108、RAM109、カウンタ110、及びCPU(Central Processing Unit)111を備えている。
ROM108は、不揮発性の記憶装置によって構成され、後述する燃料噴射量算出処理用等の制御プログラムや制御データを格納している。
RAM109は、揮発性の記憶装置によって構成され、CPU111のワーキングエリアとして機能する。
カウンタ110は、CPU111からの制御信号に従って計時処理を実行し、詳細は後述するカウンタC及びカウンタCCを備える。
CPU111は、水温センサ101、クランク角センサ102、吸気温センサ103、スロットル開度センサ104、及び大気圧センサ105からの電気信号に従ってECU106全体の動作を制御する。また、CPU111は、ROM108内に格納されている制御プログラムを実行することにより、燃料噴射量算出部112及び燃料噴射制御部113として機能する。
燃料噴射量算出部112は、基本燃料噴射量算出部112a及び補正係数算出部112bを機能ブロックとして備えている。
基本燃料噴射量算出部112aは、クランク角センサ102から入力された内燃機関1の回転数NEを示す電気信号及びスロットル開度センサ104から入力されたスロットル開度を示す電気信号等に基づいて、内燃機関1の基本燃料噴射量TIMを算出する。
補正係数算出部112bは、水温センサ101から入力された内燃機関1の温度を示す電気信号、吸気温センサ103から入力された吸気温を示す電気信号、及び大気圧センサ105から入力された大気圧を示す電気信号に基づいて、内燃機関温度補正係数MTW、吸気温補正係数MTA、及び大気圧補正係数MPAを算出する。また、補正係数算出部112bは、詳細は後述する補正係数算出処理を実行することによって燃料噴射量の補正係数Mを算出する。
燃料噴射量算出部112は、基本燃料噴射量算出部112aによって算出された内燃機関1の基本燃料噴射量TIMと、補正係数算出部112bによって算出された内燃機関状態補正係数MTO(内燃機関温度補正係数MTW、吸気温補正係数MTA及び大気圧補正係数MPAの積)、並びに燃料噴射量の補正係数Mと、を、以下に示す数式(数1)及び数式(数2)に代入することによって、内燃機関1に噴射される燃料噴射量を内燃機関1の回転数NEが高い程より減少させるように補正された燃料噴射量TI(補正済み燃料噴射量)を算出する。ここで、補正済み燃料噴射量TIに対する燃料噴射量の補正係数Mの寄与度合いは、補正済み燃料噴射量TIに対する内燃機関状態補正係数MTOの寄与度合いよりも大きくなるように設定自在である。
Figure 2017096137
Figure 2017096137
燃料噴射制御部113は、燃料噴射量算出部112によって算出された補正済み燃料噴射量TIに相当する燃料噴射量が内燃機関1に噴射されるように燃料噴射を制御する。
このような構成を有する内燃機関制御装置100では、補正係数算出部112bが以下に示す燃料噴射量算出処理における補正係数算出処理を実行することによって、内燃機関1の回転数NEに応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関1の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数NEの急激な低下を抑制しながら回転数NEを緩やかに上昇させて、トルクショックの増大及びハンチングの発生を抑制する。以下、更に、図2から図4をも参照して、補正係数算出処理を実行する際の内燃機関制御装置100の動作の流れについて説明する。
〔補正係数算出処理〕
図2は、本実施形態における内燃機関制御装置100が実行する燃料噴射量算出処理の補正係数算出処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、図2に示す補正係数算出処理中の補正データ切替処理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、本実施形態における内燃機関制御装置100が実行する燃料噴射量算出処理の補正係数算出処理の流れを説明するためのタイミングチャートである。なお、図4では、期間t=t14〜t15で、内燃機関1の回転数NEが、内燃機関1の最大許容回転数又はその下方近傍に到達するものとする。また、本実施形態における補正係数算出処理については、便宜上、内燃機関1が4ストローク1サイクル機関であるとして説明をする。また、カウンタ110(カウンタC、CC)については、便宜上、減算カウンタであるとして説明する。
図2に示すフローチャートは、車両の図示を省略するイグニッションスイッチがオフ状態からオン状態に切り替えられて内燃機関制御装置100が起動されたタイミングで開始となり、補正係数算出処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、補正係数算出部112bが、内燃機関1における吸気、圧縮、燃焼・膨張、及び排気の4行程が全て判別できているか否かを判別する。判別の結果、4行程全てを判別できている場合、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS2の処理に進める。一方、4行程全てを判別できていない場合には、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS3の処理に進める。
ステップS2の処理では、補正係数算出部112bが、内燃機関1における現在の行程が燃焼・膨張行程又は排気行程であるか否かを判別する。判別の結果、現在の行程が燃焼・膨張行程又は排気行程である場合、補正係数算出部112bは、今回の一連の補正係数算出処理を終了する。一方、現在の行程が吸気行程又は圧縮行程である場合には、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS3の処理に進める。
ステップS3の処理では、補正係数算出部112bが、クランク角センサ102から入力された内燃機関1の回転数NEを示す電気信号に基づいて、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NL以下であるか否かを判別する。判別の結果、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NL以下である場合(図4に示す期間t=t0〜t1及び期間t=t17以降)、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS4の処理に進める。一方、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NLより高い場合(図4に示す期間t=t1〜t17)には、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS9の処理に進める。なお、所定回転数NLを越えた回転数NEの領域は、許容最大回転数以下の条件内で複数の連続した領域に分割することができるものであり、その領域の個数は、制御の精度等の必要に応じて2個以上に設定すればよい。
ここで、図4に示すように、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域よりも低回転の領域から低回転数領域に遷移する際の所定回転数NL(上昇値境界値NL2)は、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域から低回転数領域よりも低回転の領域に遷移する際の所定回転数NL(下降時境界値NL1)より高く(大きく)設定されていることが好ましい。すなわち、所定回転数NLには、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域よりも低回転の領域から低回転数領域に遷移する際の上昇値境界値NL2が内燃機関1の回転数NEが低回転数領域から低回転数領域よりも低回転の領域に遷移する際の下降時境界値NL1よりも大きく設定される特性であるヒステリシス特性が付与されていることが好ましい。
ステップS4の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタC及びカウンタCCを制御することによって、第1の期間T1と第1の期間T1に引き続く第2の期間T2とから成って補正実施周期において時系列的に繰り返される期間である基本期間TをカウントするカウンタCCの値を0に設定すると共に、第1の期間T1をカウントするカウンタCの値を0に設定する。これにより、ステップS4の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS5の処理に移行する。
ステップS5の処理では、補正係数算出部112bが、低回転領域の補正係数算出処理を実施中であるか否かを示すフラグFLの値を低回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。また、補正係数算出部112bは、中回転領域の補正係数算出処理を実施中であるか否かを示すフラグFMの値を中回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。更に、補正係数算出部112bは、高回転領域の補正係数算出処理を実施中であるか否かを示すフラグFHの値を高回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS5の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS6の処理に移行する。
ステップS6の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mが1.0に設定されているか否かを判別する。判別の結果、燃料噴射量の補正係数Mが1.0に設定されている場合、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS7の処理に進める。一方、燃料噴射量の補正係数Mが1.0に設定されていない場合には、補正係数算出部112bは、補正係数算出処理をステップS8の処理に進める。
ステップS7の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射毎に燃料噴射量の補正係数Mを復帰量DM(0<DM<1)ずつ増量して1.0まで復帰させる復帰処理を実施中であるか否かを示すフラグFRの値を、復帰処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS7の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS18の処理に移行する。
ステップS8の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFRの値を、復帰処理を実施中であることを示す値1に設定する。これにより、ステップS8の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS18の処理に移行する。
ステップS9の処理では、補正係数算出部112bが、補正データ切替処理を実行する。この補正データ切替処理の詳細については、図3に示すフローチャートを参照して後述する。これにより、ステップS9の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS10の処理に移行する。
ステップS10の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタCCを制御することによって、カウンタCCの値を1減算する。これにより、ステップS10の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS11の処理に移行する。
ステップS11の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタCCの値が0であるか否かを判別する。判別の結果、カウンタCCの値が0である場合、補正係数算出部112bは、基本期間Tが経過したと判断し(図4に代表的に示す時刻t=t5、t9、t14)、補正係数算出処理をステップS12の処理に進める。一方、カウンタCCの値が0より大きい場合には、補正係数算出部112bは、基本期間Tが経過していないと判断し、補正係数算出処理をステップS13の処理に進める。
ステップS12の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFLの値を低回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。また、補正係数算出部112bは、フラグFMの値を中回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。更に、補正係数算出部112bは、フラグFHの値を高回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS12の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS13の処理に移行する。
ステップS13の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタCの値が0であるか否かを判別する。判別の結果、カウンタCの値が0である場合、補正係数算出部112bは、第1の期間T1が経過し、第2の期間T2が開始したと判断し(図4に代表的に示す時刻t=t3、t7、t12)、補正係数算出処理をステップS17の処理に進める。一方、カウンタCの値が0でない場合には、補正係数算出部112bは、第1の期間T1が経過していないと判断し、補正係数算出処理をステップS14の処理に進める。
ステップS14の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタCを制御することによって、カウンタCの値を1減算する。これにより、ステップS14の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS15の処理に移行する。
ステップS15の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mの値をステップS9における補正データ切替処理において設定された補正係数Mのバッファ値MBに設定する。具体的には、補正係数算出部112bは、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域にある場合、補正係数Mを設定値ML(0<ML<1)に設定し、内燃機関1の回転数NEが中回転数領域にある場合、補正係数Mを設定値MM(<設定値ML)に設定し、内燃機関1の回転数NEが高回転領域にある場合、補正係数Mを設定値MH(<設定値MM)に設定する。結果、燃料噴射量算出部112によって算出される補正済み燃料噴射量TIの減少度合いは、内燃機関1の回転数NEが高いほどより大きくなることになる。これにより、ステップS15の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS16の処理に移行する。なお、図4では、一例として、設定値MLが0.9、設定値MMが0.8及び設定値MHが0.7として示される。
ステップS16の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFRの値を、復帰処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS16の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS18の処理に移行する。
ステップS17の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFRの値を、復帰処理を実施中であることを示す値1に設定する(図4に代表的に示す時刻t=t4、t8、t13)。これにより、ステップS17の処理は完了し、補正係数算出処理はステップS18の処理に移行する。
ステップS18の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFRの値が1であるか否かを判別する。判別の結果、フラグFRの値が1である場合、補正係数算出部112bは、復帰処理を実施中であると判断し、補正係数算出処理をステップS19の処理に進める。一方、フラグFRの値が0である場合には、補正係数算出部112bは、復帰処理を実施中でない(実施していない又は実施終了)と判断し、今回の一連の補正係数算出処理を終了する。
ステップS19の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mが1.0以上に設定されているか否かを判別する。判別の結果、燃料噴射量の補正係数Mが1.0以上に設定されている場合、補正係数算出部112bは、リッチ補正を実施中であると判断し、補正係数算出処理をステップS20の処理に進める。一方、燃料噴射量の補正係数Mが1.0より小さい場合には、補正係数算出部112bは、リーン補正を実施中であると判断し、補正係数算出処理をステップS21の処理に進める。なお、燃料噴射量の補正係数Mが1.0以上に設定されている場合は、図4のタイミングチャートには示されていない。
ステップS20の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mから復帰量DMを減算した値が1.0以下であるか否かを判別する。判別の結果、補正係数Mから復帰量DMを減算した値が1.0以下である場合、補正係数算出部112bは、復帰処理が終了したと判断し、補正係数算出処理をステップS23の処理に進める。一方、補正係数Mから復帰量DMを減算した値が1.0より大きい場合には、補正係数算出部112bは、復帰処理を実施中であると判断し、補正係数算出処理をステップS22の処理に進める。
ステップS21の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mに復帰量DMを加算した値が1.0以上であるか否かを判別する。判別の結果、補正係数Mに復帰量DMを加算した値が1.0以上である場合、補正係数算出部112bは、復帰処理が終了したと判断し、補正係数算出処理をステップS23の処理に進める。一方、補正係数Mに復帰量DMを加算した値が1.0より大きい場合には、補正係数算出部112bは、復帰処理を実施中であると判断し、補正係数算出処理をステップS24の処理に進める。
ステップS22の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mの値を燃料噴射量の補正係数Mから復帰量DMを減算した値に設定する。これにより、ステップS22の処理は完了し、今回の一連の補正係数算出処理は終了する。
ステップS23の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mの値を1.0に設定する。これにより、ステップS23の処理は完了し、今回の一連の補正係数算出処理は終了する。
ステップS24の処理では、補正係数算出部112bが、燃料噴射量の補正係数Mの値を燃料噴射量の補正係数Mに復帰量DMを加算した値に設定する(図4に代表的に示す時刻t=t4、期間t=t8〜t9、t13〜t14)。これにより、ステップS24の処理は完了し、今回の一連の補正係数算出処理は終了する。
〔補正データ切替処理〕
次に、図3に示すフローチャートを参照して、図2に示すステップS9の補正データ切替処理について説明する。
図3に示すフローチャートは、ステップS3の処理において内燃機関1の回転数NEが所定回転数NLより高いと判別されたタイミングで開始となり、補正データ切替処理はステップS31の処理に進む。
ステップS31の処理では、補正係数算出部112bが、クランク角センサ102から入力された内燃機関1の回転数NEを示す電気信号に基づいて、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NLより高い所定回転数NM以下であるか否かを判別する。判別の結果、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NM以下である場合(図4に示す期間t=t1〜t6、t16〜t17)、補正係数算出部112bは、現在の内燃機関1の回転数NEは低回転数領域内にあると判断し、補正データ切替処理をステップS41の処理に進める。一方、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NMより高い場合(図4に示す期間t=t6〜t16)には、補正係数算出部112bは、現在の内燃機関1の回転数NEは中回転領域内又は高回転数領域内にあると判断し、補正データ切替処理をステップS32の処理に進める。
ここで、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域から中回転数領域に遷移する際の所定回転数NM(上昇値境界値NM2)は、内燃機関1の回転数NEが中回転数領域から低回転数領域に遷移する際の所定回転数NM(下降時境界値NM1)より高く(大きく)設定されていることが好ましい。すなわち、所定回転数NMには、内燃機関1の回転数NEが低回転数領域から中回転数領域に遷移する際の上昇値境界値NM2が内燃機関1の回転数NEが中回転数領域から低回転数領域に遷移する際の下降時境界値NM1より大きく設定される特性であるヒステリシス特性が付与されていることが好ましい。
ステップS32の処理では、補正係数算出部112bが、クランク角センサ102から入力された内燃機関1の回転数NEを示す電気信号に基づいて、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NMより高く所定回転数NH以下であるか否かを判別する。判別の結果、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NH以下である場合(図4に示す期間t=t6〜t10、t15〜t16)、補正係数算出部112bは、現在の内燃機関1の回転数NEは中回転数領域内にあると判断し、補正データ切替処理をステップS37の処理に進める。一方、内燃機関1の回転数NEが所定回転数NHより高い場合(図4に示す期間t=t10〜t15)には、補正係数算出部112bは、現在の内燃機関1の回転数NEは高回転領域内にあると判断し、補正データ切替処理をステップS33の処理に進める。
ここで、内燃機関1の回転数NEが中回転数領域から高回転数領域に遷移する際の所定回転数NH(上昇値境界値NH2)は、内燃機関1の回転数NEが高回転数領域から中回転数領域に遷移する際の所定回転数NH(下降時境界値NH1)より高く(大きく)設定されていることが好ましい。すなわち、所定回転数NHには、内燃機関1の回転数NEが中回転数領域から高回転数領域に遷移する際の上昇値境界値NH2が内燃機関1の回転数NEが高回転数領域から中回転数領域に遷移する際の下降時境界値NH1より大きく設定される特性であるヒステリシス特性が付与されていることが好ましい。
ステップS33の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFHの値が高回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定されているか否かを判別する。判別の結果、フラグFHの値が1である場合、補正係数算出部112bは、内燃機関1の回転数NEが高回転領域に対応した補正係数算出処理を実施すべき回転数領域内にあると判断し、今回の一連の補正データ切替処理を終了する。一方、フラグFHの値が高回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0である場合には、補正係数算出部112bは、補正データ切替処理をステップS34の処理に進める。
ステップS34の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタC及びカウンタCCを制御することによって、カウンタCCの減算前初期値(>0)を内燃機関1の回転数NEが高回転領域内にあるときの設定値CCHに設定すると共に、カウンタCの減算前初期値(>0)を内燃機関1の回転数NEが高回転領域内にあるときの設定値CHに設定する。これにより、ステップS34の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS35の処理に移行する。
ステップS35の処理では、補正係数算出部112bが、補正済み燃料噴射量TIを算出する際に用いる補正係数Mのバッファ値MBを内燃機関1の回転数NEが高回転領域内にあるときの設定値MHに設定する。これにより、ステップS35の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS36の処理に移行する。
ステップS36の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFLの値を低回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。また、補正係数算出部112bは、フラグFMの値を中回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。更に、補正係数算出部112bは、フラグFHの値を高回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定する(図4に代表的に示す時刻t=t11)。これにより、ステップS36の処理は完了し、今回の一連の補正データ切替処理は終了する。
ステップS37の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFMの値が中回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定されているか否かを判別する。判別の結果、フラグFMの値が1である場合、補正係数算出部112bは、内燃機関1の回転数NEが中回転領域に対応した補正係数算出処理を実施すべき回転数領域内にあると判断し、今回の一連の補正データ切替処理を終了する。一方、フラグFMの値が中回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0である場合には、補正係数算出部112bは、補正データ切替処理をステップS38の処理に進める。
ステップS38の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタC及びカウンタCCを制御することによって、カウンタCCの減算前初期値を内燃機関1の回転数NEが中回転領域内にあるときの設定値CCM(>設定値CCH)に設定すると共に、カウンタCの減算前初期値を内燃機関1の回転数NEが中回転領域内にあるときの設定値CM(>設定値CH)に設定する。これにより、ステップS38の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS39の処理に移行する。
ステップS39の処理では、補正係数算出部112bが、補正済み燃料噴射量TIを算出する際に用いる補正係数Mのバッファ値MBを内燃機関1の回転数NEが中回転領域内にあるときの設定値MM(>設定値MH)に設定する。これにより、ステップS39の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS40の処理に移行する。
ステップS40の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFLの値を低回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。また、補正係数算出部112bは、フラグFMの値を中回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定する(図4に代表的に示す時刻t=t6)。更に、補正係数算出部112bは、フラグFHの値を高回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS40の処理は完了し、今回の一連の補正データ切替処理は終了する。
ステップS41の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFLの値が低回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定されているか否かを判別する。判別の結果、フラグFLの値が1である場合、補正係数算出部112bは、内燃機関1の回転数NEが低回転領域に対応した補正係数算出処理を実施すべき回転数領域内にあると判断し、今回の一連の補正データ切替処理を終了する。一方、フラグFLの値が低回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0である場合には、補正係数算出部112bは、補正データ切替処理をステップS42の処理に進める。
ステップS42の処理では、補正係数算出部112bが、カウンタCCを制御することによって、カウンタCCの減算前初期値を内燃機関1の回転数NEが低回転領域内にあるときの設定値CCL(>設定値CCM)に設定すると共に、カウンタCの減算前初期値を内燃機関1の回転数NEが低回転領域内にあるときの設定値CL(>設定値CM)に設定する。これにより、ステップS42の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS43の処理に移行する。
ここで、内燃機関1の回転数NEが低回転領域から高回転領域になるに連れて、カウンタCCの減算前初期値である設定値CCL、CCM及びCCHが順に短くなるように設定されているため、基本期間Tは、内燃機関1の回転数NEが低回転領域から高回転領域になるに連れてより短くなるように設定されている。かかる基本期間T内において、内燃機関1の回転数NEが低回転領域から高回転領域になるに連れて、カウンタCの減算前初期値である設定値CL、CM及びCHが順に短くなるように設定されているため、基本期間Tにおける第1の期間T1は、内燃機関1の回転数NEが低回転領域から高回転領域になるに連れてより短くなるように設定されている。また、図4に示すように、かかる基本期間Tに関し、カウンタCCの減算前初期値である設定値CCL、CCM及びCCHは、例えば8、6及び4に対応して設定されており、これに応じて、低回転領域、中回転領域及び高回転領域における基本期間T内の燃料噴射回数は、8回、6回及び4回となっている。併せて、図4に示すように、かかる基本期間T内の第1の期間T1に関し、カウンタCの減算前初期値である設定値CL、CM及びCHは、例えば4、3及び2に対応して設定されており、これに応じて、低回転領域、中回転領域及び高回転領域における第1の期間T1内の燃料噴射回数は、4回、3回及び2回となり、かかる場合の低回転領域、中回転領域及び高回転領域における第2の期間T2内の燃料噴射回数は、4回、3回及び2回となっている。なお、第1の期間T1内の燃料噴射回数及び第2の期間T1内の燃料噴射回数は、このように互いに等しく設定してもよいし、必要に応じて異ならせて設定してもよい。また、典型的には、第2の期間T2も、内燃機関1の回転数NEが高い程より短く設定されることになる。
ステップS43の処理では、補正係数算出部112bが、補正済み燃料噴射量TIを算出する際に用いる補正係数Mのバッファ値MBを内燃機関1の回転数NEが低回転領域内にあるときの設定値ML(>設定値MM)に設定する。これにより、ステップS43の処理は完了し、補正データ切替処理はステップS44の処理に移行する。
ステップS44の処理では、補正係数算出部112bが、フラグFLの値を低回転領域の補正係数算出処理を実施中であることを示す値1に設定する(図4に代表的に示す時刻t=t2)。また、補正係数算出部112bは、中回転領域の補正係数算出処理を実施中であるか否かを示すフラグFMの値を中回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。更に、補正係数算出部112bは、フラグFHの値を高回転領域の補正係数算出処理を実施中でないことを示す値0に設定する。これにより、ステップS44の処理は完了し、今回の一連の補正データ切替処理は終了する。
以上のような補正係数算出処理により算出された燃料噴射量の補正係数Mを用いれば、図4に低回転領域に対応して代表的に示すように、期間t=t1〜t6の基本期間T内において、期間t=t1〜t3の第1の期間T1内では、運転・環境状態補正係数MTOと共に設定値MLである補正係数Mを基本燃料噴射量TIMに乗算することにより燃料噴射量算出部112が算出した補正済み燃料噴射量TIに基づいて、燃料噴射制御部113が燃料噴射を制御し、対応して内燃機関1に燃料噴射がなされ、期間t=t3〜t5の第2の期間T2内では、時刻t=4で、運転・環境状態補正係数MTOと共に設定値MLに復帰量DMを加算した値である補正係数Mを基本燃料噴射量TIMに乗算することにより燃料噴射量算出部112が算出した補正済み燃料噴射量TIに基づいて、燃料噴射制御部113が燃料噴射を制御し、対応して内燃機関1に燃料噴射がなされ、かつ、その後時刻t=t5に至る期間内で、運転・環境状態補正係数MTOと共に1.0に設定した値である補正係数Mを基本燃料噴射量TIMに乗算することにより燃料噴射量算出部112が算出した補正済み燃料噴射量TIに基づいて、燃料噴射制御部113が燃料噴射を制御し、対応して内燃機関1に燃料噴射がなされることになる。そして、このような1つの基本期間T1が経過すると次の基本期間T1が開始することになる。つまり、補正実施周期が1つの基本期間T1における第2の期間T2から次の基本期間T1における第1の期間T1に移行する際には、補正係数Mは、1.0の値から設定値MLに変化し、低回転領域においては、以降同様の燃料噴射制御処理がなされていくことになる。かかる特性は、中回転領域及び高回転領域においても同様であるが、基本期間Tは、内燃機関1の回転数NEが高い程より短く設定され、これに応じて第1の期間T1も、内燃機関1の回転数NEが高い程より短く設定される。また、典型的には、第2の期間T2も、内燃機関1の回転数NEが高い程より短く設定されることになる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態において単気筒の内燃機関1に適用される内燃機関制御装置100によれば、燃料噴射量算出部112が、第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)と、第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)よりも増加された第2の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×(ML+DM)、TIM×MTO×(MM+DM)、TIM×MTO×(MH+DM)、TIM×MTO×1.0)と、を含む補正済み燃料噴射量TIを算出し、燃料噴射制御部112が、内燃機関1に噴射されるべき補正済み燃料噴射量TIを第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)に設定した第1の期間T1と、第1の期間T1に引き続く期間であって、内燃機関1に噴射されるべき補正済み燃料噴射量TIを第2の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×(ML+DM)、TIM×MTO×(MM+DM)、TIM×MTO×(MH+DM)、TIM×MTO×1.0)に設定した第2の期間T2と、から成る期間を基本期間Tとした補正実施周期で、内燃機関1に補正済み燃料噴射量TIを噴射するように燃料噴射を制御し、基本期間Tが、内燃機関の回転数NEが高い程より短く設定される。これにより、内燃機関1の回転数NEに応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関1の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数NEの急激な低下を抑制しながら回転数NEを緩やかに上昇させることができ、トルクショックの増大及びハンチングの発生を抑制することができる。
また、本実施形態における内燃機関制御装置100によれば、燃料噴射量算出部112が、内燃機関1の許容最大回転数以下の回転数領域を複数の領域に区分けして規定された複数の区分け回転数領域に対応して、補正済み燃料噴射量TIを算出し、補正済み燃料噴射量TIの第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)の減少度合いが、複数の区分け回転数領域に対応して内燃機関1の回転数NEが高くなる程より大きくなるので、内燃機関1の回転数NEを確実に緩やかに上昇させることができる。
また、本実施形態における内燃機関制御装置100によれば、燃料噴射量算出部112が、基本期間Tにおいて、第1の期間T1から第2の期間T2に移行する際に、第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)から漸増した第2の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×(ML+DM)、TIM×MTO×(MM+DM)、TIM×MTO×(MH+DM))を算出するので、内燃機関1の回転数NEを円滑かつ確実に緩やかに上昇させることができる。
また、本実施形態における内燃機関制御装置100によれば、燃料噴射量算出部112が、基本期間Tにおける第2の期間T2からそれに引き続く基本期間Tにおける第1の期間T1に移行する際に、補正済み燃料噴射量TIとして第1の補正済み燃料噴射量(TIM×MTO×ML、TIM×MTO×MM、TIM×MTO×MH)を算出するので、内燃機関1の回転数NEを迅速に第1の補正済み燃料噴射量に戻してその不要な上昇を抑制することができ、回転数NEをより確実に緩やかに上昇させることができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明は、内燃機関の回転数に応じて燃料噴射量を制御する際、内燃機関の隣接する燃焼・膨張行程間の回転数の急激な低下を抑制しながら回転数を緩やかに上昇させることができ、トルクショックの増大及びハンチングの発生を抑制することができる内燃機関制御装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から自動二輪車等の内燃機関制御装置に広く適用され得るものと期待される。
1…内燃機関
2…シリンダブロック
2a…気筒
3…クーラント通路
4…ピストン
5…コンロッド
6…クランクシャフト
7…リラクタ
7a…歯部
8…シリンダヘッド
9…燃焼室
10…点火プラグ
11…吸気管
11a…吸気通路
12…吸気バルブ
13…インジェクタ
14…スロットルバルブ
15…排気管
15a…排気通路
16…排気バルブ
100…内燃機関制御装置
101…水温センサ
102…クランク角センサ
103…吸気温センサ
104…スロットル開度センサ
105…大気圧センサ
106…ECU
107…マイコン
108…ROM
109…RAM
110…カウンタ
111…CPU
112…燃料噴射量算出部
112a…基本燃料噴射量算出部
112b…補正係数算出部
113…燃料噴射制御部

Claims (4)

  1. 単気筒の内燃機関に搭載されて、
    前記内燃機関の回転数が高い程、前記内燃機関に噴射される燃料噴射量を減少補正して燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出部と、
    前記燃料噴射量算出部で算出された前記燃料噴射量で噴射制御する燃料噴射制御部と、
    を備えた内燃機関制御装置において、
    前記燃料噴射量算出部は、第1の燃料噴射量と、前記第1の燃料噴射量よりも増量された第2の燃料噴射量と、を含む前記燃料噴射量を算出し、
    前記燃料噴射制御部は、前記内燃機関に噴射する前記燃料噴射量を前記第1の燃料噴射量に設定した第1の期間と、前記第1の期間に引き続く期間であって、前記内燃機関に噴射する前記燃料噴射量を前記第2の燃料噴射量に設定した第2の期間と、から成る期間を基本期間とした補正実施周期で、前記内燃機関に前記燃料噴射量を噴射するように制御し、
    前記基本期間は、前記内燃機関の回転数が高い程より短く設定されることを特徴とする内燃機関制御装置。
  2. 前記燃料噴射量算出部は、前記内燃機関の許容最大回転数以下の回転数領域を複数の領域に区分けして規定された複数の区分け回転数領域に対応して、前記燃料噴射量を算出し、前記燃料噴射量の前記第1の燃料噴射量の減少度合いは、前記複数の区分け回転数領域に対応して前記内燃機関の前記回転数が高くなる程より大きくなることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関制御装置。
  3. 前記燃料噴射量算出部は、前記基本期間において、前記第1の期間から前記第2の期間に移行する際に、前記第1の燃料噴射量から漸増した前記第2の燃料噴射量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関制御装置。
  4. 前記燃料噴射量算出部は、前記基本期間における前記第2の期間からそれに引き続く前記基本期間における前記第1の期間に移行する際に、前記燃料噴射量として前記第1の燃料噴射量を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内燃機関制御装置。
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