JP5240208B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の各気筒の筒内圧を検出する手段と、
前記内燃機関の目標トルクを算出する手段と、
前記筒内圧に基づいて算出される図示トルクと、前記目標トルクとに基づいて、気筒毎の出力トルクに影響する所定の制御パラメータを補正するトルク制御手段と、
を備え、
前記トルク制御手段は、
気筒毎の少なくとも膨張行程の筒内圧に基づいて気筒毎の図示トルクを算出し、この気筒毎の図示トルクに基づいて当該気筒の次サイクルまたはそれ以降の前記制御パラメータを補正する第1のトルク制御モードを実行する手段と、
一の気筒の膨張行程の筒内圧を少なくとも含むデータに基づいて図示トルクを算出し、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な他の気筒の前記制御パラメータを補正する第2のトルク制御モードを実行する手段と、
前記内燃機関の運転状況に基づいて、前記第1のトルク制御モードと前記第2のトルク制御モードとから適切なモードを選択する選択手段と、
を含むことを特徴とする。
前記選択手段は、
前記目標トルクの変化が所定の基準より急であるか緩やかであるかを判定する手段と、
前記目標トルクの変化が急であると判定された場合には前記第2のトルク制御モードを選択し、前記目標トルクの変化が緩やかであると判定された場合には前記第1のトルク制御モードを選択する手段と、
を含むことを特徴とする。
前記第1のトルク制御モードは、気筒毎の吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程の筒内圧に基づいて気筒毎の図示トルクを算出することを特徴とする。
前記第2のトルク制御モードは、異なった行程が少なくとも一部で時間的に重なる複数の気筒の、前記時間的に重なった各行程の筒内圧に基づいて図示トルクを算出し、前記複数の気筒のうち、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な気筒の前記制御パラメータを補正することを特徴とする。
前記第2のトルク制御モードは、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程が少なくとも一部で時間的に重なる4つの気筒の、前記時間的に重なった各行程の筒内圧に基づいて図示トルクを算出し、前記4つの気筒のうち、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な気筒の前記制御パラメータを補正することを特徴とする。
前記第2のトルク制御モードは、前記図示トルクの算出の基礎となるデータに膨張行程の筒内圧が含まれる気筒の数が異なる複数の制御パターンを含み、各制御パターンを順次切り換えて実行することを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、車両などに搭載される内燃機関10を備えている。本実施形態において、内燃機関10は、直列4気筒型であるものとする。
Tii=∫P・dV ・・・(1)
上記(1)式において、Pは当該気筒の筒内圧、dVは当該気筒の内容積の変化量である。また、積分期間は、当該気筒の吸気行程から排気行程までである。
Δe=Tref−Tii ・・・(2)
Δsa=f(Δe,NE,KL) ・・・(3)
上記(3)式の関数fは、マップまたは数式としてECU50に予め記憶されている。一般的には、点火時期を進角すると図示トルクは増大し、点火時期を遅角すると図示トルクは減少する。従って、上記ステップ118では、全体的な傾向としては、偏差Δeが正である場合には点火時期を進角する方向に点火時期補正量Δsaが算出され、偏差Δeが負である場合には点火時期を遅角する方向に点火時期補正量Δsaが算出される。
Tig=∫P1・dV1+∫P2・dV2+∫P3・dV3+∫P4・dV4
・・・(4)
次に、図6および図7を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。
11 吸気ポート
12 吸気通路
14 排気通路
16 エアフローメータ
18 スロットル弁
26 燃料インジェクタ
30 点火プラグ
38 クランク角センサ
40 筒内圧センサ
50 ECU
Claims (6)
- 内燃機関の各気筒の筒内圧を検出する手段と、
前記内燃機関の目標トルクを算出する手段と、
前記筒内圧に基づいて算出される図示トルクと、前記目標トルクとに基づいて、気筒毎の出力トルクに影響する所定の制御パラメータを補正するトルク制御手段と、
を備え、
前記トルク制御手段は、
気筒毎の少なくとも膨張行程の筒内圧に基づいて気筒毎の図示トルクを算出し、この気筒毎の図示トルクに基づいて当該気筒の次サイクルまたはそれ以降の前記制御パラメータを補正する第1のトルク制御モードを実行する手段と、
一の気筒の膨張行程の筒内圧を少なくとも含むデータに基づいて図示トルクを算出し、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な他の気筒の前記制御パラメータを補正する第2のトルク制御モードを実行する手段と、
前記内燃機関の運転状況に基づいて、前記第1のトルク制御モードと前記第2のトルク制御モードとから適切なモードを選択する選択手段と、
を含むことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記選択手段は、
前記目標トルクの変化が所定の基準より急であるか緩やかであるかを判定する手段と、
前記目標トルクの変化が急であると判定された場合には前記第2のトルク制御モードを選択し、前記目標トルクの変化が緩やかであると判定された場合には前記第1のトルク制御モードを選択する手段と、
を含むことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。 - 前記第1のトルク制御モードは、気筒毎の吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程の筒内圧に基づいて気筒毎の図示トルクを算出することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2のトルク制御モードは、異なった行程が少なくとも一部で時間的に重なる複数の気筒の、前記時間的に重なった各行程の筒内圧に基づいて図示トルクを算出し、前記複数の気筒のうち、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な気筒の前記制御パラメータを補正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2のトルク制御モードは、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程が少なくとも一部で時間的に重なる4つの気筒の、前記時間的に重なった各行程の筒内圧に基づいて図示トルクを算出し、前記4つの気筒のうち、当該図示トルクが算出された時点で最先に前記制御パラメータの補正が可能な気筒の前記制御パラメータを補正することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
- 前記第2のトルク制御モードは、前記図示トルクの算出の基礎となるデータに膨張行程の筒内圧が含まれる気筒の数が異なる複数の制御パターンを含み、各制御パターンを順次切り換えて実行することを特徴とする請求項4または5記載の内燃機関の制御装置。
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JP2010013472A JP5240208B2 (ja) | 2010-01-25 | 2010-01-25 | 内燃機関の制御装置 |
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