JP2017020417A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Abstract

【課題】空燃比センサに異常が発生した場合においても、高い精度で推定された空燃比に基づくフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、排ガス特性を良好に維持することができる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】本発明による内燃機関の制御装置では、LAFセンサによって混合気の空燃比(検出当量比KLAF)を検出する。また、空燃比推定手段により、圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に検出された実筒内圧P_CPSに応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比(推定当量比KCPS)を推定する。そして、LAFセンサに異常が発生したと判定されたときには、検出当量比KLAFに代えて推定当量比KCPSを用い、推定当量比KCPSを目標当量比KCMDに収束するようにフィードバック制御する。【選択図】図7

Description

本発明は、混合気の空燃比を制御する内燃機関の制御装置に関し、特に空燃比を検出する空燃比センサの異常時において空燃比を制御する制御装置に関する。
従来、混合気の空燃比の制御は一般に、排気通路に設けられた空燃比センサによって空燃比を検出し、この検出空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御することによって、行われている。また、空燃比センサが故障した場合には、空燃比を精度良く検出できないため、検出空燃比に基づくフィードバック制御を停止し、フィードフォワード制御に切り替えるとともに、空燃比センサが故障したことを運転者に知らせるための警告灯を点灯させるという対応がとられる。
また、空燃比センサの故障時に、空燃比のフィードバック制御を継続するようにした従来の制御装置が、例えば特許文献1に開示されている。この制御装置では、排気通路に設けられた三元触媒の上流側及び下流側に、上流側空燃比センサ及び下流側空燃比センサがそれぞれ配置されている。上流側空燃比センサは、空燃比を連続的に検出するタイプのものである。一方、下流側空燃比センサは、その出力値が、理論空燃比付近で急激に変化し、理論空燃比のリーン側及びリッチ側においてそれぞれほぼ一定の最小値及び最大値を示すタイプ(反転タイプ)のものである。
この制御装置では、上流側空燃比センサが正常のときには、上流側空燃比センサで検出された上流側空燃比に基づき、理論空燃比を目標値とするフィードバック制御が実行される。一方、上流側空燃比センサに異常が発生したときには、下流側空燃比センサで検出された下流側空燃比と所定の学習モデルに基づき、空燃比のフィードバック制御が実行される。
特開2010−71259号公報
上述した従来の制御装置では、上流側空燃比センサに加えて、下流側空燃比センサが必要である。また、下流側空燃比センサは、反転タイプであるため、その検出精度は、理論空燃比付近以外の空燃比領域ではかなり低い。このため、下流側空燃比センサで検出された空燃比に基づいてフィードバック制御を行っても、十分な制御精度を確保できず、排ガス特性が悪化するなどの不具合を招いてしまう。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、空燃比センサに異常が発生した場合においても、高い精度で推定された空燃比に基づくフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、それにより、排ガス特性を良好に維持することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、混合気の空燃比を制御する内燃機関の制御装置であって、混合気の空燃比の目標となる目標空燃比(目標当量比KCMD)を設定する目標空燃比設定手段(ECU2、図7のステップ21、図8のステップ21A)と、排気通路7に設けられ、気筒3aから排出された排ガスの酸素濃度に基づき、混合気の空燃比(検出当量比KLAF)を検出する空燃比センサ(LAFセンサ56)と、気筒3a内の圧力を筒内圧PCYLとして検出する筒内圧センサ51と、圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に検出された筒内圧(実筒内圧P_CPS)に応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比(推定当量比KCPS)を推定する空燃比推定手段(ECU2、図3、ステップ11)と、空燃比センサが正常であるか否かを判定する異常判定手段(ECU2、図7及び図8のステップ22)と、空燃比センサが正常であると判定されたときには、空燃比センサで検出された空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御し、空燃比センサが異常であると判定されたときには、空燃比推定手段で推定された空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御する制御手段(ECU2、図7及び図8のステップ22、24、33、25〜27)と、を備えることを特徴とする。
この内燃機関の制御装置では、混合気の空燃比の目標となる目標空燃比が設定されるとともに、空燃比が空燃比センサによって検出される。また、空燃比センサとは別個に、混合気の空燃比を推定する空燃比推定手段を備える。この空燃比推定手段は、圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に筒内圧センサで検出された筒内圧に応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比を推定するので、空燃比の推定を精度良く行うことができる。
また、空燃比センサの異常判定を実行し、その結果、空燃比センサが正常であると判定されたときには、空燃比センサで検出された空燃比に基づき、この検出空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御する。これにより、混合気の空燃比が目標空燃比に精度良く制御される。
一方、空燃比センサが異常であると判定されたときには、空燃比推定手段で推定された空燃比に基づき、この推定空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御する。これにより、空燃比センサに異常が発生した場合においても、精度の高い推定空燃比に基づくフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、したがって、排ガス特性を良好に維持することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の内燃機関の制御装置において、内燃機関3は、排気還流による外部EGRを用いず、目標空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定した状態で運転されるリーンバーン運転モードを有し、空燃比推定手段は、内燃機関3がリーンバーン運転モードで運転されているときには、混合気中に外部EGRガスが存在せず且つ混合気の空燃比が目標空燃比TGT_AFであるという条件で、基準筒内圧P_REFを算出し、算出された基準筒内圧P_REFと検出された筒内圧との比較結果に基づいて、混合気の空燃比を推定すること(図8のステップ32A、図3、図9)を特徴とする。
この構成によれば、外部EGRを併用しないリーンバーン運転中に、空燃比センサに異常が発生したときには、混合気中に外部EGRガスが存在せず且つ混合気の空燃比が目標空燃比であるという条件で、基準筒内圧が算出され、算出した基準筒内圧と検出された筒内圧との比較結果に基づいて、混合気の空燃比が推定される。これにより、内燃機関のリーンバーン運転中に空燃比センサに異常が発生した場合でも、推定空燃比を精度良く算出でき、したがって、この推定空燃比に基づくフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御し、排ガス特性を良好に維持することができる。
本発明を適用した内燃機関の構成を概略的に示す図である。 制御装置の概略構成を示すブロック図である。 混合気の空燃比の推定処理を示すフローチャートである。 ストイキ運転用の基準筒内圧マップを示す図である。 実筒内圧−基準筒内圧の圧力差と混合気の当量比との関係を示す図である。 AF係数マップを示す図である。 第1実施形態による空燃比制御処理を示すフローチャートである。 第2実施形態による空燃比制御処理を示すフローチャートである。 リーンバーン運転用の基準筒内圧マップを示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1に示すように、本発明を適用した内燃機関(以下「エンジン」という)3は、例えば4つの気筒3aを有するガソリンエンジンであり、車両(図示せず)に動力源として搭載されている。
エンジン3の各気筒3aには、燃料噴射弁(以下「インジェクタ」という)4及び点火プラグ5が、気筒3aの燃焼室(図示せず)に臨むように設けられている。インジェクタ4は、燃焼室内に燃料を直接、噴射するタイプのものである。点火プラグ5からの火花の放電によって、燃料と空気との混合気が点火され、燃焼が行われる。インジェクタ4からの燃料噴射量及び燃料噴射時期と点火プラグ5の点火時期IGLOGは、電子制御ユニット(以下「ECU」という)2からの制御信号によって制御される(図2参照)。
なお、本実施形態において「混合気」は、気筒3aに充填され、燃焼に供される筒内ガスであり、後述するEGR装置14による排気還流(外部EGR)が行われる場合には、外部EGRガスを含むものである。
エンジン3の各気筒3aには、その内部の圧力(筒内圧)を検出する筒内圧センサ51が設けられている。筒内圧センサ51は、インジェクタ一体型のものであり、図示しないが、燃焼室に臨み、筒内圧をピックアップする圧力検出素子や、圧力検出素子からの信号を増幅し、出力する増幅回路などが、インジェクタ4に一体に組み付けられている。筒内圧センサ51で検出された筒内圧PCYLを表す検出信号は、ECU2に入力される。
また、エンジン3は、ターボチャージャ13及びEGR装置14などを備えている。ターボチャージャ13は、吸気通路6に設けられたコンプレッサ21と、排気通路7に設けられ、シャフト22を介してコンプレッサ21に一体に連結されたタービン23を備えている。排気通路7を流れる排ガスによってタービン23が駆動され、それと一体にコンプレッサ21が回転することによって、吸気が過給される。
吸気通路6には、上流側から順に、吸気絞り弁25、ターボチャージャ13のコンプレッサ21、過給によって昇温した吸気を冷却するためのインタークーラ26、及びスロットル弁27が設けられている。吸気絞り弁25は、その下流側にEGRガスを導入するための負圧を発生させるものであり、その開度は、ECU2からの制御信号に応じ、LPアクチュエータ25aを介して制御される。
スロットル弁27は、吸気通路6の吸気マニホルド6aよりも上流側に配置されている。スロットル弁27の開度は、ECU2からの制御信号に応じ、THアクチュエータ27aを介して制御され、それにより、気筒3aに吸入される筒内ガス量が制御される。
排気通路7のタービン23よりも下流側には、三元触媒28が設けられている。三元触媒28は、昇温された活性状態において、排ガス中のHCやCOを酸化するとともに、NOxを還元することによって、排ガスを浄化する。
EGR装置14は、気筒3aから排気通路7に排出された排ガスの一部を、EGR通路41を介し、外部EGRガスとして吸気通路6に還流させ、気筒3aに導入するものである。図1に示すように、EGR通路41は、排気通路7のタービン23及び三元触媒28よりも下流側と、吸気通路6のコンプレッサ21と吸気絞り弁25との間に接続されている。この構成により、外部EGRガスは、排ガスがタービン23に対して仕事を行った後の状態で取り出されるため、比較的低圧になる。すなわち、EGR装置14は、いわゆる低圧EGR装置として構成されている。
EGR通路41の途中には、EGR弁42と、EGRガスを冷却するためのEGRクーラ43が設けられている。EGR弁42の開度は、ECU2からの制御信号に応じ、EGRアクチュエータ42aを介して制御され、それにより、EGRガス量が制御される。
また、エンジン3には、その運転状態を検出するために、前述した筒内圧センサ51に加えて、以下のような各種のセンサが設けられている(図2参照)。
クランク角センサ52は、クランクシャフトの回転に伴い、所定のクランク角度ごとに、パルス信号であるCRK信号及びTDC信号をECU2に出力する。CRK信号は、例えばクランク角度0.5度ごとに出力される。ECU2は、このCRK信号に基づき、エンジン3の回転数(以下「エンジン回転数」という)NEを算出する。
また、TDC信号は、いずれかの気筒3aにおいて、エンジン3のピストン(図示せず)が吸気TDC(上死点)付近の所定のクランク角度位置にあることを表す信号であり、本実施形態のようにエンジン3が4気筒の場合には、クランク角度180度ごとに出力される。ECU2は、TDC信号及びCRK信号に応じて、TDC信号の出力タイミングを基準とするクランク角CAを、気筒3aごとに算出する。また、ECU2は、TDC信号及びCRK信号に応じて、所定のクランク角度(例えば30度)ごとに、クランク角ステージFISTG(=0〜23)を算出し、割り当てる。
また、吸気通路6には、吸気絞り弁25の上流側にエアフローセンサ53が設けられ、スロットル弁27の下流側の吸気チャンバ6bに、吸気圧センサ54及び吸気温センサ55が設けられている。エアフローセンサ53は、気筒3aに吸入される空気(新気)の量(吸入空気量)GAIRを検出し、吸気圧センサ54は、気筒3aに吸入される吸気の圧力(吸気圧)PBAを絶対圧として検出し、吸気温センサ55は、EGRガスを含む吸気の温度(吸気温)TAを検出する。これらの検出信号はECU2に入力される。
排気通路7の三元触媒28のすぐ上流側にはLAFセンサ56が設けられている。LAFセンサ56は、理論空燃比を含む広い空燃比領域において、三元触媒28に流入する排ガス中の酸素濃度を連続的に検出し、その検出信号をECU2に出力する。ECU2は、この検出信号に基づき、混合気の当量比(以下「検出当量比」という)KLAFを算出する。
さらに、ECU2には、水温センサ58からエンジン3を冷却する冷却水の温度(以下「エンジン水温」という)TWを表す検出信号が、アクセル開度センサ59から、車両のアクセルペダル(図示せず)の踏込み量(以下「アクセル開度」という)APを表す検出信号が、それぞれ入力される。
ECU2は、CPU、RAM、ROM及びI/Oインターフェース(いずれも図示せず)などから成るマイクロコンピュータで構成されている。ECU2は、前述した各種のセンサの検出信号などに応じて、エンジン3の運転状態を判別し、インジェクタ4の燃料噴射量や点火プラグ5の点火時期IGLOGの制御などを含むエンジン制御を実行する。また、本実施形態では特に、ECU2は、LAFセンサ56に異常が発生したときに、混合気の空燃比を推定するとともに、推定した空燃比に基づく空燃比制御を実行する。
本実施形態では、ECU2が、目標空燃比設定手段、空燃比推定手段、異常判定手段、及び制御手段に相当する。
まず、図3を参照しながら、混合気の空燃比の推定処理について説明する。後述するように、この推定処理は、混合気の目標空燃比が理論空燃比付近に設定されるエンジン3のストイキ運転中に、LAFセンサ56が異常と判定されたときに実行される。また、この推定処理は、本出願人による出願(特願2015−138598号)において詳しく開示したものと基本的に同じであるので、以下、その概要について説明する。
本処理は、気筒3aごとに、前述したクランク角ステージFISTGの切替周期と同じ周期(例えばクランク角度30度ごと)で、繰り返し実行される。なお、筒内圧センサ51で検出された筒内圧PCYLに直接、関連する処理は、本処理とは別個に、CRK信号の発生周期と同じ周期(例えばクランク角度0.5度ごと)で実行され、例えば、検出された筒内圧PCYLがクランク角CAに対応して記憶される。
図3の推定処理では、まずステップ1(「S1」と図示。以下同じ)において、クランク角ステージFISTGが、吸気TDC(上死点)に相当する第1所定値STG1に等しいか否かを判別する。この判別結果がYESで、当該気筒3aが吸気行程に移行した直後の段階にあるときには、吸気関連パラメータとして、検出された吸気温TA及びエンジン水温TWを読み出し、取得する(ステップ2)とともに、ECU2のRAMの所定領域に記憶し、本処理を終了する。
前記ステップ1の判別結果がNOのときには、クランク角ステージFISTGが、圧縮BDC(下死点)に相当する第2所定値STG2に等しいか否かを判別する(ステップ3)。この判別結果がYESで、当該気筒3aが圧縮行程に移行した直後の段階にあるときには、圧縮関連パラメータとして、検出された吸気圧PBA及びエンジン回転数NEと、その時点で設定されている点火時期IGLOGを読み出し、取得する(ステップ4)とともに、ECU2のRAMの所定領域に記憶する。
次に、基準クランク角CA_REFの設定処理を実行する(ステップ5)。この基準クランク角CA_REFは、混合気の燃焼が開始される直前のタイミングを予測し、クランク角で表したものである。具体的には、この設定処理では、前記ステップ4で取得した吸気圧PBA及びエンジン回転数NEに応じ、所定のマップ(図示せず)を検索することによって、遅角補正量ΔC_CAを算出するとともに、この遅角補正量ΔC_CAを前記ステップ4で取得した点火時期IGLOGから減算することによって、基準クランク角CA_REFが設定される。
上記ステップ5に続くステップ6では、基準筒内圧P_REFの算出処理を実行する。この基準筒内圧P_REFは、EGR装置14による外部EGRガスが混合気中に存在せず、且つストイキ運転に相当する、混合気の空燃比が理論空燃比であるという条件で、上記の基準クランク角CA_REFにおいて発生する筒内圧である。
具体的には、この算出処理ではまず、ステップ5で設定された基準クランク角CA_REFと、吸気弁の閉弁タイミングIVC、吸気温TA及び吸気圧PBAに応じ、図4に示すストイキ運転用の基準筒内圧マップを検索することによって、基準筒内圧P_REFのマップ値を算出する。この基準筒内圧マップは、上述した混合気の組成の条件で、上記の4つの入力パラメータの様々な条件に対し、混合気の比熱比の温度特性に基づいて、基準筒内圧P_REFをあらかじめ算出し、マップ化したものである。そして、基準筒内圧マップから得られたマップ値を、エンジン回転数NE及びエンジン水温TWに応じて設定された伝熱補正係数で補正することによって、最終的な基準筒内圧P_REFが算出される。
次に、AF係数C_AFの算出処理を実行し(ステップ7)、本処理を終了する。図5に示すように、このAF係数C_AFは、圧力差ΔP(後述する実筒内圧P_CPSと基準筒内圧P_REFとの差)と混合気の当量比KAFの間に、線形関係が認められることから、圧力差ΔPに対する当量比KAFの傾き(KAF/ΔP)をAF係数C_AFと定義したものである。また、上記の傾きが吸気条件及び圧縮条件に応じて変化するという特性が認められることから、AF係数C_AFの算出処理を行うものである。
具体的には、この算出処理では、基準クランク角CA_REFと、吸気弁の閉弁タイミングIVC、吸気温TA及び吸気圧PBAに応じ、図6に示すAF係数マップを検索することによって、AF係数C_AFが算出される。これらの4つの入力パラメータは、上記の吸気条件及び圧縮条件を表すものであり、基準筒内圧マップの入力パラメータと共通である。このAF係数マップは、上記の4つの入力パラメータの様々な条件に対し、混合気の比熱比の温度特性に基づいて、AF係数C_AFををあらかじめ算出し、マップ化したものである。
前記ステップ3の判別結果がNOのときには、クランク角ステージFISTGが、圧縮TDC(上死点)に相当する第3所定値STG3に等しいか否かを判別する(ステップ8)。この判別結果がNOのときには、そのまま本処理を終了する。一方、ステップ8の判別結果がYESで、当該気筒3aが圧縮行程が終了した直後の段階にあるときには、ステップ5で設定した基準クランク角CA_REFにおいて検出された筒内圧PCYLを、RAMから読み出し、実筒内圧P_CPSとして取得する(ステップ9)。
次に、取得した実筒内圧P_CPSと基準筒内圧P_REFとの差(=P_CPS−P_REF)を、圧力差ΔPとして算出する(ステップ10)。次に、これまでに算出した圧力差ΔPとAF係数C_AFを用い、次式(1)によって、混合気の当量比(以下「推定当量比」という)KCPSを算出する(ステップ11)。
KCPS=ΔP×C_AF+1.0 ・・・(1)
この式(1)は、上述したAF係数C_AFの定義と、空燃比が理論空燃比のとき(当量比KAF=1.0)に、実筒内圧P_CPSが基準筒内圧P_REFに一致し、圧力差ΔPが0になるという関係(図5参照)から、導き出される。
次に、次式(2)により、推定当量比KCPSと理論空燃比(=14.7)から混合気の空燃比AFCPSを算出し(ステップ12)、本処理を終了する。
AFCPS=14.7/KCPS ・・・(2)
以上の空燃比の推定処理によれば、混合気中に外部EGRガスが存在せず且つ混合気の空燃比が理論空燃比であるという条件で、混合気の燃焼の開始直前のタイミングに相当する基準クランク角CA_REFにおいて検出された実筒内圧P_CPSと基準筒内圧P_REFとの圧力差ΔPに基づき、混合気の比熱比の温度特性を良好に反映させながら、ストイキ運転における混合気の当量比KCPS及び空燃比AFCPSを精度良く推定することができる。
次に、図7を参照しながら、第1実施形態による空燃比制御処理について説明する。この空燃比制御は、エンジン3のストイキ運転を対象として実行されるものであり、燃料噴射量によるフィードバック制御が行われる。また、LAFセンサ56が正常であるか否に応じて、LAFセンサ56で検出された空燃比に基づく制御(以下「検出空燃比制御」という)と、図3の推定処理で算出された推定空燃比に基づく制御(以下「推定空燃比制御」という)が使い分けられる。本処理は、TDC信号の発生に同期して実行される。また、本処理では、空燃比を表すパラメータとして、当量比が用いられる。
本処理では、まずステップ21において、混合気の目標当量比KCMDを設定する。その設定は、例えば、要求トルクTRQCMD及びエンジン回転数NEに応じ、ストイキ運転用の所定のマップ(図示せず)を検索することによって行われる。要求トルクTRQCMDは、アクセル開度AP及びエンジン回転数NEに基づいて算出される。その結果、目標当量比KCMDは、加速時(スロットル全開時)などを除くエンジン3の定常運転状態では、理論空燃比に相当するストイキ当量比(=1.0)に設定される。
次に、LAFセンサ56が正常であるか否かを判定する(ステップ22)。この判定では、例えば、LAFセンサ56で検出された検出当量比KLAFが過大、過小又は一定の値を示す状態、あるいは目標当量比KCMDと検出当量比KLAFとの偏差が所定値以上である状態が、所定時間以上、継続したときに、LAFセンサ56が正常でない(異常である)と判定される。
この判別結果がYESで、LAFセンサ56が正常と判定されたときには、検出空燃比制御を実行すべきと判定し、そのことを表すために、検出空燃比制御フラグF_FBLAFを「1」に、推定空燃比制御フラグF_FBCPSを「0」に、それぞれセットする(ステップ23)。また、検出当量比KLAFを、実当量比KACTとして設定する(ステップ24)。
次に、燃料噴射量GFUELの基本値GFBASEを算出する(ステップ25)。その算出は、例えば、目標当量比KCMD、吸入空気量GAIR及び理論空燃比(=14.7)を用い、次式(3)によって行われる。
GFBASE=(GAIR/14.7)×KCMD ・・・(3)
次に、目標当量比KCMDと実当量比KACTに応じ、PIDフィードバック制御によって、実当量比KACTが目標当量比KCMDに収束するように、空燃比補正係数KAFFBを算出する(ステップ26)。なお、この空燃比補正係数KAFFBの算出を、STR(セルフ・チューニング・レギュレータ)などの現代制御理論を用いて行ってもよい。次に、基本値GFBASEに空燃比補正係数KAFFBを乗算することによって、燃料噴射量GFUELを算出し(ステップ27)、本処理を終了する。
一方、前記ステップ22の判別結果がNOで、LAFセンサ56が異常と判定されたときには、筒内圧センサ51が正常であるか否かを判定する(ステップ28)。この判定では、例えば、筒内圧センサ51で検出された筒内圧PCYLが過大、過小又は一定の値を示す状態が、所定時間以上、継続したときに、筒内圧センサ51が異常であると判定される。
この判別結果がYESで、筒内圧センサ51が正常と判定されたときには、推定空燃比制御を実行すべきと判定し、そのことを表すために、検出空燃比制御フラグF_FBLAFを「0」に、推定空燃比制御フラグF_FBCPSを「1」に、それぞれセットする(ステップ29)。次に、EGR弁42を閉弁することなどによって、外部EGRを停止する(ステップ30)とともに、目標当量比KCMDを強制的に値1.0(ストイキ当量比)に設定する(ステップ31)。
次に、前述した図3の推定処理により、基準クランク角CA_REFにおいて検出された実筒内圧P_CPSに応じて、推定当量比KCPSを算出する(ステップ32)。次に、算出した推定当量比KCPSを、実当量比KACTとして設定する(ステップ33)。
その後は、前記ステップ25〜27を実行し、目標当量比KCMDと実当量比KACT(=推定当量比KCPS)に基づくフィードバック制御によって、燃料噴射量GFUELを算出する。
一方、前記ステップ28の判別結果がNOのとき、すなわちLAFセンサ56及び筒内圧センサ51がいずれも異常と判定されたときには、検出空燃比制御又は推定空燃比制御のいずれによるフィードバック制御も実行しないものとし、そのことを表すために、検出空燃比制御フラグF_FBLAF及び推定空燃比制御フラグF_FBCPSをいずれも「0」にセットする(ステップ34)。この場合には、例えば、目標当量比KCMDを値1.0に設定し、空燃比補正係数KAFFBを値1.0に設定することによって、空燃比のフィードフォワード制御が実行される。
次に、LAFセンサ56に異常が発生したことを運転者に知らせるために、警告灯(図示せず)を点灯させ(ステップ35)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、エンジン3のストイキ運転中に、LAFセンサ56が正常と判定されたときには、その検出当量比KLAFと目標当量比KCMDであるストイキ当量比(=1.0)に基づき、空燃比のフィードバック制御を実行する(図5のステップ22〜27)。
一方、LAFセンサ56が異常と判定されたときには、図3の推定処理により、基準クランク角CA_REFにおける実筒内圧P_CPSと基準筒内圧P_REFとの比較結果に応じて、推定当量比KCPSを算出し、この推定当量比KCPSとストイキ当量比に基づき、空燃比のフィードバック制御を実行する(ステップ22、33、25〜27)。これにより、LAFセンサ56に異常が発生した場合においても、精度の高い推定当量比KCPSに基づく空燃比のフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、したがって、排ガス特性を良好に維持することができる。
また、基準筒内圧P_REFの算出する際の混合気の条件に合わせて、外部EGRを停止するとともに、目標当量比KCMDをストイキ当量比に設定した状態で(ステップ30、31)、推定当量比KCPSを算出するので、その算出を適切に行うことができる。
次に、図8を参照しながら、第2実施形態による空燃比制御処理について説明する。第1実施形態の空燃比制御がストイキ運転を対象とするのに対し、本実施形態の空燃比制御は、外部EGRを用いず、目標空燃比が理論空燃比付近よりもリーンに設定されるエンジン3のリーンバーン運転を対象として、実行される。
このため、本実施形態では、推定当量比KCPSの算出に用いられる基準筒内圧P_REFは、混合気中に外部EGRガスが存在しないという条件に加えて、混合気の空燃比が目標空燃比であるという条件で、算出される。図9は、基準筒内圧P_REFを算出するためのリーンバーン運転用の基準筒内圧マップを示す。この基準筒内圧マップでは、入力パラメータとして、図4のストイキ運転用の基準筒内圧マップにおける4つの入力パラメータ(基準クランク角CA_REF、吸気閉弁タイミングIVC、初期筒内温度T_STRT及び吸気圧PBA)に加えて、その時点で設定されている目標空燃比TGT_AFが用いられる。この基準筒内圧マップは、これらの5つの入力パラメータの様々な条件に対し、混合気の比熱比の温度特性に基づいて、基準筒内圧P_REFをあらかじめ算出し、マップ化したものである。
なお、図8に示す本実施形態の空燃比制御処理は、第1実施形態(図7)と比較して、一部の実行内容のみが異なるので、図8において、第1実施形態と同じ実行内容のステップに、図7と同じステップ番号を付するとともに、以下、異なる部分を中心として説明する。
本処理ではまず、ステップ21Aにおいて、混合気の目標当量比KCMDを設定する。この場合、目標当量比KCMDの設定は、例えば、要求トルクTRQCMD及びエンジン回転数NEに応じ、リーンバーン運転用の所定のマップ(図示せず)を検索することによって行われ、その結果、目標当量比KCMDは、ストイキ当量比よりもかなりリーンに設定される。
次に、LAFセンサ56が正常と判定されたときには(ステップ22:YES)、第1実施形態と同様、LAFセンサ56で検出された実当量比KACTを実当量比KACTとして設定し、この実当量比KACTが目標当量比KCMDに収束するように、空燃比補正係数KAFFBを算出するとともに、この空燃比補正係数KAFFBを基本値GFBASEに乗算することによって、燃料噴射量GFUELを算出する(ステップ23〜27)。
一方、LAFセンサ56が異常で、筒内圧センサ51が正常と判定されたときには(ステップ22:NO、ステップ28:YES)、ステップ32Aにおいて、推定当量比KCPSを算出する。前述したように、この場合の推定当量比KCPSの算出は、図3の推定処理により、その時点で設定されている目標空燃比TGT_AFに応じて算出された基準筒内圧P_REFを用いて、行われる。
なお、本実施形態では、混合気の空燃比が目標空燃比TGT_AFであることを条件として、基準筒内圧P_REFが算出されるため、実際の当量比KAFが目標当量比KCMDのときに、実筒内圧P_CPSが基準筒内圧P_REFに一致し、圧力差ΔPが0になる(図5参照)。この関係から、図3のステップ11における推定当量比KCPSの算出は、前記式(1)に代えて、次式(4)を用いて行われる。
KCPS=ΔP×C_AF+KCMD ・・・(4)
また、基準筒内圧P_REFの算出条件として目標空燃比TGT_AFが加味されるとともに、リーンバーン運転ではもともと外部EGRが併用されないため、第1実施形態における外部EGRの停止(ステップ30)及び目標当量比KCMDの設定(ステップ31)の処理は、省略される。
その後の処理内容は第1実施形態と同じであり、算出した推定当量比KCPSを実当量比KACTとして設定するとともに、実当量比KACT(=推定当量比KCPS)と目標当量比KCMDに基づくフィードバック制御によって、燃料噴射量GFUELが算出される(ステップ33、25〜27)。
また、LAFセンサ56及び筒内圧センサ51がいずれも異常と判定されたときには(ステップ22:NO、ステップ28:NO)、第1実施形態と同様、空燃比のフィードバック制御を停止し、フィードフォワード制御を実行するとともに、LAFセンサ56の異常を運転者に知らせるための警告灯が点灯される(ステップ34、35)。
以上のように、本実施形態によれば、外部EGRを併用しないエンジン3のリーンバーン運転中にLAFセンサ56に異常が発生した場合においても、推定当量比KCPSを精度良く算出でき、したがって、推定当量比KCPSに基づく空燃比のフィードバック制御によって、混合気の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、排ガス特性を良好に維持することができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、基準筒内圧P_REFを算出する際に、第1実施形態ではストイキ運転用の基準筒内圧マップ(図4)を用い、第2実施形態ではリーンバーン運転用の基準筒内圧マップ(図9)を用いているが、例えばエンジン3がストイキ運転とリーンバ−ン運転に切り替えて運転される場合には、図9に示すような、入力パラメータに目標空燃比AGT_AFを加えた基準筒内圧マップを、両運転用に作成し、共通に用いてもよい。
また、実施形態では、LAFセンサ56が正常であるか否かの判定を、その検出値の大きさや、検出値と目標空燃比との関係に基づいて行っているが、他の適当な方法で行ってもよいことはもちろんである。
さらに、実施形態では、エンジン3は車両用のエンジンであるが、本発明は、他の用途のエンジン、例えばクランクシャフトを鉛直方向に配置した船外機用のエンジンなどにも適用可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することができる。
2 ECU(目標空燃比設定手段、空燃比推定手段、異常判定手段、制御手段)
3 内燃機関
3a 気筒
7 排気通路
51 筒内圧センサ
56 LAFセンサ(空燃比センサ)
KCMD 目標当量比(目標空燃比)
TGT_AF 目標空燃比
KLAF 検出当量比(検出された空燃比)
PCYL 筒内圧(筒内圧センサで検出された筒内圧)
P_CPS 筒内圧(燃焼が開始される前に検出された筒内圧)
KCPS 推定当量比(推定された空燃比)
KACT 実当量比(実空燃比)
P_REF 基準筒内圧

Claims (2)

  1. 混合気の空燃比を制御する内燃機関の制御装置であって、
    混合気の空燃比の目標となる目標空燃比を設定する目標空燃比設定手段と、
    排気通路に設けられ、気筒から排出された排ガスの酸素濃度に基づき、混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、
    前記気筒内の圧力を筒内圧として検出する筒内圧センサと、
    圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に検出された筒内圧に応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比を推定する空燃比推定手段と、
    前記空燃比センサが正常であるか否かを判定する異常判定手段と、
    前記空燃比センサが正常であると判定されたときには、前記空燃比センサで検出された空燃比を目標空燃比に収束するようにフィードバック制御し、空燃比センサが異常であると判定されたときには、前記空燃比推定手段で推定された空燃比を前記目標空燃比に収束するようにフィードバック制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関は、排気還流による外部EGRを用いず、前記目標空燃比を理論空燃比よりもリーン側に設定した状態で運転されるリーンバーン運転モードを有し、
    前記空燃比推定手段は、前記内燃機関が前記リーンバーン運転モードで運転されているときには、混合気中に外部EGRガスが存在せず且つ混合気の空燃比が前記目標空燃比であるという条件で、基準筒内圧を算出し、当該算出された基準筒内圧と前記検出された筒内圧との比較結果に基づいて、混合気の空燃比を推定することを特徴とする、請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
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