JP2017086349A - 体液吸収用当て材 - Google Patents

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Abstract

【課題】肌触りが良好な体液吸収用当て材を提供する。【解決手段】体液吸収用当て材1は、表面シート2と、バックシート3と、表面シート2及びバックシート3の間に設けられる吸収シート4とを少なくとも備え、各シート同士を固定するための圧着部6が外周縁部に周方向に沿って設けられており、圧着部6以外の圧着部は設けられていない。吸収シート4とバックシート3とは接着剤により接着されているが、表面シート2は、吸収シート4側の面に、吸収シート4と接着剤により接着していない非接着領域7を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、使用時に下着などに取り付けられて、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するための体液吸収用当て材に関する。
従来から、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するため、体液吸収用当て材が用いられている。体液吸収用当て材は、主に、表面シート、バックシート、及び、表面シートとバックシートとの間に挟まれる吸収シートを備えた構成のものである。表面シートと吸収シートとの間、及び、吸収シートとバックシートとの間には、それぞれホットメルトなどの接着剤が塗布されており、積層された各シートが接着剤により一体化されている。さらに、吸収シート、表面シート及びバックシートの外周縁を全周にわたって圧着加工などすることで、各シート同士が互いに固定されている(例えば特許文献1を参照)。
特開平8−24289号公報
しかし、特許文献1の体液吸収用当て材のように、表面シートと吸収シートとの間に接着剤が存在すると、体液吸収用当て材全体のしなやかさが損なわれ、特に表面シート側が固くなるという課題がある。体液吸収用当て材の表面シートは、体液吸収用当て材を下着に装着して使用する際に使用者の肌に直に接触するため、着け心地に大きく影響するところ、体液吸収用当て材の表面シート側が固いと、肌触りが悪くなって使用者が不快に感じるおそれがある。このように、特許文献1の体液吸収用当て材は、着け心地について改善の余地が残されている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、着け心地が良好な体液吸収用当て材を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、表面シートと、バックシートと、前記表面シート及び前記バックシートの間に設けられる吸収シートとを少なくとも備え、圧着部が外周縁部に周方向に沿って設けられた体液吸収用当て材であって、前記圧着部以外の圧着部は設けられておらず、前記吸収シートと前記バックシートとは接着剤により接着されており、前記表面シートは、前記吸収シート側の面に、前記吸収シートと接着剤により接着していない非接着領域を有する体液吸収用当て材により達成される。なお、「外周縁部」とは、体液吸収用当て材の輪郭をなす外周縁より内側の所定範囲を指す。また、「圧着部」とは、各シートが圧迫されていて、体液吸収用当て材のその他の部分よりも厚みが薄くなっている部分をいう。
上記構成の体液吸収用当て材においては、前記非接着領域が、前記表面シートの前記吸収シート側の面の前記圧着部を除く全面に広がっていてもよいし、あるいは、前記表面シートが、前記吸収シート側の面に、前記吸収シートと接着剤により接着する接着領域をさらに有し、前記接着領域は、外周縁の少なくとも一部分が前記圧着部に達していてもよい。
前記表面シートが、前記吸収シート側の面に前記接着領域を有している場合には、前記接着領域は、前記非接着領域を囲んでいてもよいし、あるいは、一対の前記接着領域が前記非接着領域を挟んでおり、前記非接着領域の前記接着領域と接しない両側縁が前記圧着部に達していてもよい。
また、上記構成の体液吸収用当て材においては、前記表面シートが、天然繊維と熱溶着性繊維とからなることがさらに好ましい。この場合には、前記表面シートが、天然繊維からなる層と熱溶着性繊維からなる層とを積層してなることが好ましい。
また、上記構成の体液吸収用当て材においては、前記天然繊維がコットンであることがさらに好ましい。
本発明の体液吸収用当て材によれば、使用時の着け心地を良好にすることができる。
本発明の一実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図である。 図1の体液吸収用当て材の底面図である。 図1の体液吸収用当て材の拡大部分断面図である。 図1の体液吸収用当て材の変形例の平面図である。 本発明の他の実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図であり、接着領域をグレーで表している。 本発明の他の実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図であり、接着領域をグレーで表している。 本発明の他の実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図であり、接着領域をグレーで表している。 図1の体液吸収用当て材の変形例の平面図である。 図1の体液吸収用当て材の変形例の平面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。体液吸収用当て材1は、使用時に下着などに取り付けられて、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するためのものであり、図1〜図3に示すように、表面シート2と、バックシート3と、表面シート2及びバックシート3の間に挟まれた吸収シート4とを少なくとも備えた多層構造である。本実施形態では、体液吸収用当て材1は、使用者に接する側から、表面シート2、吸収シート4及びバックシート3がこの順で積層された3層構造である。バックシート3の裏面には、体液吸収シート1を下着に貼り付けるための粘着層5が形成されている。体液吸収用当て材1の外周縁部には、各シート2〜4同士を固定するための圧着部6が周方向に沿って一周にわたり設けられている。この圧着部6は、各シート2〜4が圧迫されている分、体液吸収用当て材1のその他の部分よりも厚みが薄くなっている。なお、体液吸収用当て材1には、外周縁部の圧着部6以外の圧着部は設けられていない。
体液吸収用当て材1は、装着部位である使用者の股間部に合わせて縦長状に形成されている。つまり、体液吸収用当て材1は、平面視において、第1の方向(図1の上下方向、以下「長手方向」という。)の長さがこれと直交する第2の方向(図1の左右方向、以下「幅方向」という。)の長さよりも大きく設定されている。また、体液吸収用当て材1は、長手方向に延びる中心線(つまりは幅方向の長さ(横幅)を二等分する線)C1に対して左右対称な外形に形成されている。
本実施形態では、体液吸収用当て材1は、平面視において、長手方向両側に向けられ使用時に股間部の前後に位置する前端部10及び後端部11が外側に向けて凸状に湾曲した形状に形成され、前端部10及び後端部11の間の中央部12が中程で細く狭まる(括れる)よう内側に向けて緩やかに凹状に湾曲した形状に形成された、略瓢箪状をなしている。前端部10及び後端部11は、それぞれ幅方向の長さが最大となる幅広部分13A,13Bを有し、中央部12は、幅方向の長さが最小となる括れ部分14を有している。使用時においては、体液吸収用当て材1の全体が使用者の局部に対応するよう配される。
また、本実施形態では、体液吸収用当て材1は、中心線C1だけでなく、幅方向に延びる中心線(つまりは長手方向の長さを二等分する線)C2に対しても前後対称な外形に形成されているが、例えば図4に示すように、使用者の臀部側に対応するよう配される後端部11が排泄部側に対応するよう配される前端部10よりも外形が小さく形成される、つまり、他方側の幅広部分13Bの最大長さが一方側の幅広部分13Aの最大長さよりも短く設定されていてもよい。なお、この図4の実施形態では、前端部10及び後端部11は、図1の実施形態よりも、外側に向けて緩やかに凸状に湾曲した形状に形成されている。ただし、体液吸収用当て材1の形状は、上述した形状だけに限定されるものではない。体液吸収用当て材1の形状は、例えば単なる楕円形状(小判状)や長方形状など、実質的に縦長に形成されていれば種々の形状とすることができる。
体液吸収用当て材1を構成する表面シート2は、使用時に使用者の股間部に直に接触し、おりものや経血、汗などの体液を通過させて、下層の吸収シート4に浸透するように液透過性を有している。この表面シート2は、構成する素材やシート構造などが特に制限されるものではない。表面シート2を構成する素材としては、例えば、コットン(綿)、シルク、パルプ、羊毛、麻などの天然繊維;ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン/ポリエステル複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維などの合成繊維;あるいはレーヨン繊維、アセテート繊維などの半合成繊維;及び各種繊維を混ぜた繊維(混綿品や混繊品)を挙げることができる。
表面シート2のシート構造としては、織物、編物、不織布、フェルトなどを挙げることができるが、良好な肌触りや皮膚への刺激性、吸収性の点から不織布が好ましい。表面シート2に用いられる不織布の製造方法は、特に限定されず、従来公知の方法に従って製造できる。また、表面シート2は、液透過性を高めるためにメッシュ状などの多孔構造を有していてもよい。
表面シート2は、上述した種々の素材及びシート構造を用いて構成できるが、なかでも、使用時の肌触りを良好とするためには、天然繊維(特にコットン)を用いることが好ましい。また、天然繊維(特にコットン)と、例えばポリエチレン/ポリエステル複合繊維などの熱溶着性の合成繊維(以下、「熱溶着性繊維」という。)とを用いて、表面シート2を構成することが好ましい。表面シート2に熱溶着性繊維を含ませることで、体液吸収用当て材1の外周縁部に熱圧着加工(エンボス加工)を施すと、熱溶着性繊維が溶融して表面シート2と吸収シート4(熱溶着性繊維を含むもの)とを接着させることができる。
表面シート2は、1層に限らず、2層又は3層以上の透液性の積層体で構成されていてもよい。表面シート2が1層で構成される場合には、表面シート2は、天然繊維(特にコットン)と熱溶着性繊維との混繊品であることが好ましい。表面シート2が2層以上の積層体で構成される場合には、表面シート2は、使用者に接する側に天然繊維(特にコットン)からなる層が面し、吸収シートと接する側に熱溶着性繊維からなる層が面する積層体からなることが好ましい。本実施形態では、表面シート2は、図3に示すように、天然繊維(例えばコットン)からなる層20と熱溶着性繊維からなる層21との積層体により構成されている。
体液吸収用当て材1を構成するバックシート3は、吸収シート4に吸収された体液の外部への流出を防止する液不透過性を有するシート(フィルムも含む)であり、本実施形態では液不透過性フィルムで構成されている。液不透過性フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリビニルアルコール、セロファン、塩化ビニルなどからなるフィルムもしくはこれらの多層フィルムを挙げることができる。なお、バックシート3としては、液不透過性及び通気性を有する素材を用いることができ、SMSなどの液不透過性の不織布、又はスパンボンド不織布やポイントボンド不織布などに樹脂フィルムがラミネートされたものを用いることもできる。
体液吸収用当て材1を構成する吸収シート4は、体液の吸水性を有するものであれば特に制限はなく、一般に生理用ナプキンやパンティライナー、おしめ、汗取りシートなどに用いられている、例えば吸水性パルプ、吸水性ポリマーなどの公知の吸収材や、織物、編物、不織布又はパルプ製品などから構成される繊維構造物を用いることができる。なかでも、肌触りがよく、吸収性に優れる点から、天然繊維及び合成繊維からなる集積体(例えば不織布)を用いることが好ましい。天然繊維としては、コットン、シルク、パルプ、羊毛、麻などを挙げることができる。このような天然繊維のなかでも、アレルギーなどの接触性皮膚炎が起こりにくく、かぶれにくく、かつ吸収性に優れる点から、(タンパク質系成分でない)コットンやパルプなどのセルロース系繊維が好ましい。また、合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、エチレン酢酸ビニル繊維、ウレタン繊維、アクリル繊維などを挙げることができる。また、レーヨン繊維、アセテート繊維、キュプラなどの半合成繊維、及び各種繊維の混綿品、混繊品を用いることもできる。なかでも、ドライ感、風合い及びヒートシール性の点から、エチレン酢酸ビニル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維などの合成繊維又はそれらの複合繊維が好ましい。複合繊維としては、ポリエチレン/ポリエステル(ポリエチレンテレフタレートを含む)複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維、エチレン酢酸ビニル/ポリプロピレン複合繊維などを挙げることができる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。2種以上の組み合わせの例としては、セルロース系繊維と複合繊維の組み合わせなどが挙げられ、その配合割合は、例えば4:6〜8:2とすることができる。
なお、上記した不織布は、湿式抄紙法、乾式抄紙法、スパンボンド法、メルトブロー法、ラテックス樹脂ボンド法、溶剤ボンド法、スティッチボンド法、ニードルパンチ法、スパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法などの方法により製造することができる。なかでもスパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法、ニードルパンチ法、スパンボンド法などの方法が好ましく、これらの方法では風合いがよくかつ、接着剤、溶剤を用いないため、肌への安全性を高くすることができる。
表面シート2、吸収シート4及びバックシート3のうち、吸収シート4とバックシート3とはシート全体が水溶性の接着剤(例えば、アクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えば、ゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤で互いに接着されており、特にゴム系ホットメルトが好適に使用される。つまり、吸収シート4及びバックシート3は、図3に示すように、接着層9を介して貼り合わされている。
一方で、表面シート2と吸収シート4とはシート全体が接着剤で接着されておらず、表面シート2は、吸収シート4側の面に、吸収シート4と接着剤により接着していない非接着領域7を有している。このように、表面シート2が吸収シート4とシート全体で接着されていないと、表面シート2の非接着領域7では接着剤が塗布されていないため、体液吸収用当て材1の表面シート2側の触れた感じ(風合い)が固くならずに柔らかくすることができる。加えて、体液吸収用当て材1は、外周縁部の圧着部6以外の圧着部が設けられていない。体液吸収用当て材1が圧着加工されると、圧着加工された圧着部では体液吸収用当て材1の表面シート2側の触れた感じ(風合い)が固くなったり違和感が生じたりするが、外周縁部以外に圧着部が設けられていないので、この点においても、体液吸収用当て材1の表面シート2側の触れた感じ(風合い)を柔らかくしたり違和感をなくしたりすることができる。よって、使用時の表面シート2の肌触りを良好にできるので、体液吸収用当て材1の着け心地を向上することができる。
また、表面シート2が吸収シート4とシート全体で接着されていないと、表面シート2の非接着領域7と吸収シート4との間に空隙Sができる。よって、使用者が表面シート2に触れた際に良好なクッション性が得られるので、体液吸収用当て材1の着け心地を向上することができる。
また、表面シート2のシート全体が吸収シート4に接着されていると、表面シート2が吸収シート4及びバックシート3に拘束されるため、使用時の使用者の身体の動作に伴う下着の動きに追随して表面シート2が動き、その結果、使用者の肌との間に摩擦が生じて、使用者に違和感を与えやすい。これに対して、表面シート2が吸収シート4とシート全体で接着されていないと、表面シート2の非接着領域7では、表面シート2が吸収シート4及びバックシート3に拘束されず、使用時の使用者の身体の動作への追随性が高まる。表面シート2が使用者の身体の動きに追随して動くと、表面シート2と使用者の肌との間の摩擦が軽減するので、使用時に使用者が感じる違和感を改善することができ、体液吸収用当て材1の着け心地を向上することができる。
加えて、表面シート2が吸収シート4側の面に、吸収シート4と接着していない非接着領域7を有していると、この非接着領域7では体液が表面シート2から吸収シート4に浸透しやすく、体液が表面シート2において拡散する前に吸収シート4にて良好に吸収できる。これにより、表面シート2で受け入れた体液の逆戻りを抑制できるので、使用時に体液吸収用当て材1が肌にべたつきにくくなり、体液吸収用当て材1の着け心地を向上することができる。
なお、表面シート2と吸収シート4とが接着剤で接着されていないと、体液吸収用当て材1全体として柔らかくなり過ぎて保形性の面で問題が生じるおそれがあるが、本実施形態では、吸収シート4とバックシート3とが接着剤によりシート全体で接着されていて、体液吸収用当て材1のバックシート3側はさほど柔らかくなく剛性が確保されているので、体液吸収用当て材1の保形性を維持したまま良好な着け心地を発揮することができる。
非接着領域7は、上述した作用効果を十分に発揮するために、その面積が1500mm以上であることが好ましく、2000mm以上がより好ましく、3000mm以上であることが特に好ましい。なお、後述するように、表面シート2の吸収シート4側の面に接着領域8を設ける場合にも、非接着領域7の面積は上記範囲であることが好ましい。
本実施形態では、非接着領域7が、表面シート2の吸収シート4側の面において、圧着部6を除く全面に広がっている。つまり、表面シート2の吸収シート4側の面には、接着剤が全く塗布されていない。このように、非接着領域7が表面シート2の吸収シート4側の面において広範囲に存在していると、上述したような、体液吸収用当て材1の表面シート2に触れた際の触り心地(風合い)やクッション性をより効果的に向上できるうえ、違和感及び体液の逆戻りもより効果的に軽減することができる。よって、体液吸収用当て材1の着け心地をさらに向上することができる。
一方で、表面シート2は、使用時の身体の動きに伴う体圧を受けるとヨレを生じるが、このとき、表面シート2の吸収シート4側の面に接着剤が全く塗布されていないと、接着剤が全面に塗布されている場合と比べて、表面シート2が吸収シート4から剥がれやすくなる。そのため、圧着部6による固定力だけで表面シート2を吸収シート4に対して十分に固定できる場合には、特に問題はない。これに対して、圧着部6による固定力だけでは十分でない場合又はより強固に表面シート2を吸収シート4に対して固定したい場合には、表面シート2の吸収シート4からの剥がれを効果的に防止するために、例えば図5〜図7に示すように、表面シート2の吸収シート4側の面に接着剤を塗布して吸収シート4に接着する接着領域8を設けることもできる。なお、図5〜図7では、図示で分かりやすく把握できるように、接着領域8をグレーで表している。
この接着領域8は、輪郭を形作る外周縁の少なくとも一部分が圧着部6に達していることが好ましい。接着領域8の外周縁の少なくとも一部分が圧着部6に達していると、接着領域8と圧着部6とで、吸収シート4から捲れやすい部分である表面シート2の外周縁を吸収シート4に広範囲で強く固定することができるので、表面シート2が吸収シート4から剥がれるのをより確実に防止することができる。
接着領域8は、例えば図5に示すように、非接着領域7を囲むようにして、つまりは、接着領域8の外周縁の全ての部分が圧着部6に達するようにして、表面シート2の吸収シート4側の面に設けることができる。この場合には、非接着領域7は、使用者の局部に当たるよう表面シート2の幅方向及び長手方向の中央に位置し、かつ、少なくとも非接着領域7の前端及び後端が使用者の局部を覆う位置まで延びることが好ましい。よって、非接着領域7は、中心線C2から前端(最も前方に突き出した部分)までの長手方向の長さが25mm以上であることが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、35mm以上であることが特に好ましい。一方で、非接着領域7の中心線C2から後端(最も後方に突き出した部分)までの長手方向の長さも、25mm以上であることが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、35mm以上であることが特に好ましい。また、非接着領域7の幅方向の長さは、少なくとも局部を覆う程度の長さがあればよく、30mm以上であることが好ましく、40mm以上であることがより好ましい。
なお、非接着領域7の形状は、本実施形態では長方形状であるが、必ずしも長方形状である必要はなく、楕円形状や略瓢箪状など、実質的に縦長に形成されていれば種々の形状とすることができる。また、非接着領域7の形状は、中心線C2の前後で非対称形状であってもよい。また、非接着領域7は、必ずしも表面シート2の中央に位置している(長手方向及び幅方向の中心が中心線C1及びC2の交点に位置している)必要はなく、前方又は後方にずれていてもよい。
また、例えば図6及び図7に示すように、表面シート2の吸収シート4側の面に、非接着領域7を挟むようにして一対の接着領域8を設けることもできる。このとき、両接着領域8は、外周縁のうちの互いに対向する端縁部分以外の部分が圧着部6に達している。
図6では、接着領域8は、表面シート2の吸収シート4側の面において、少なくとも前端部10及び後端部11を含むようにして設けられている。なお、本実施形態において、前端部10とは、体液吸収用当て材1の前方の端部から前方側の幅広部分13Aまでの領域を指し、後端部10とは、体液吸収用当て材1の後方の端部から後方側の幅広部分13Bまでの領域を指している。体液吸収用当て材1の前後の幅広部分13A,13Bは、吸収シート4から捲れやすい部分である表面シート2の外周縁の中でも最も捲れやすい箇所であるが、接着領域8が幅広部分13A,13Bに達していると、接着領域8と圧着部6とで、この幅広部分13A,13Bを吸収シート4に強く固定することができるので、表面シート2が吸収シート4から剥がれるのを効果的に防止することができる。
非接着領域7は、使用者の局部に当たるよう表面シート2の長手方向の中央に位置しており、非接着領域7の接着領域8と接しない幅方向の両側縁は圧着部6に達している。非接着領域7の前端及び後端は、使用者の局部を覆う位置まで延びることが好ましい。よって、非接着領域7は、中心線C2から前端(最も前方に突き出した部分)までの長手方向の長さが25mm以上であることが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、35mm以上であることが特に好ましい。一方で、非接着領域7の中心線C2から後端(最も後方に突き出した部分)までの長手方向の長さも、25mm以上であることが好ましく、30mm以上であることがより好ましく、35mm以上であることが特に好ましい。
一方、図7では、接着領域8は、表面シート2の吸収シート4側の面において、幅方向の両側部に、前端部10から中央部12を通り後端部11まで長手方向に延びるようにして設けられている。この図7でも、体液吸収用当て材1の前後の幅広部分13A,13Bに達するように接着領域8が設けられているので、表面シート2の外周縁の中でも最も吸収シート4から捲れやすい箇所である幅広部分13A,13Bを、接着領域8と圧着部6とで吸収シート4に強く固定することができる。よって、表面シート2が吸収シート4から剥がれるのを効果的に防止することができる。
非接着領域7は、使用者の局部に当たるよう表面シート2の幅方向の中央に位置しており、非接着領域7の接着領域8と接しない長手方向の前端縁及び後端縁は圧着部6に達している。非接着領域7の幅方向の長さは、少なくとも局部を覆う程度の長さがあればよく、30mm以上であることが好ましく、40mm以上であることがより好ましい。
このように、表面シート2の吸収シート4側の面に、非接着領域7に加えて、吸収シート4と接着剤により接着している接着領域8を設けることで、体液吸収用当て材1の着け心地の向上や体液の逆戻りの軽減を担保した上で、表面シート2が吸収シート4から剥がれるのを防止することができる。
なお、接着領域8は、非接着領域7が表面シート2の中央に位置するように形成されるのが好ましいが、接着領域8の外周縁の少なくとも一部分が圧着部6に達していれば、特に形状は限定されるものではない。
体液吸収用当て材1の外周縁部に設けられた圧着部6は、本実施形態では、熱と圧力をかけて凹凸を付ける熱圧着加工(エンボス加工)を施して、体液吸収用当て材1の表面を裏面側に向けて凹ますことにより形成される。体液吸収用当て材1を構成する各シート2〜4は、同じ大きさ及び形状であり、圧着部6により各シート2〜4が圧迫されて強く接着されることで、各シート2〜4は外周縁部において強く固定されている。なお、圧着部6は、必ずしも熱圧着加工(エンボス加工)により形成する必要はなく、熱をかけず圧力のみをかける単なる圧着加工又は超音波溶着加工などによって形成されていてもよい。
なお、体液吸収用当て材1の外周縁部とは、体液吸収用当て材1の輪郭をなす外周縁より内側の所定範囲を指しており、本実施形態のように、体液吸収用当て材1の外周縁から間隔をあけずに圧着部6を設けてもよいし、図8に示すように、体液吸収用当て材1の外周縁から内側に所定長さ(例えば4mm〜8mm程度)離れた部分に対して圧着部6を設けてもよい。また、体液吸収用当て材1の外周縁から内側に所定長さ離れた部分に対して圧着部6を設ける場合、圧着部6は、必ずしも体液吸収用当て材1の外周縁の輪郭に倣った環状模様に形成されている必要はなく、例えば図9に示すような唐草模様(つる草が絡み合う様子を図案化した模様)など、体液吸収用当て材1の外周縁に付き従うよう続いていれば、体液吸収用当て材1の外周縁の形状と異なる形状とすることができる。また、この場合には、圧着部6は、体液吸収用当て材1の外周縁まで延びる部分を複数有していると、各シート2〜4は外周縁の所々において固定されるので、各シート2〜4の捲れ上がりを効果的に防止することができる。
また、圧着部6は、必ずしも、体液吸収用当て材1の外周縁部に周方向に沿って途切れのない連続的に設けられている必要はなく、所々途切れる断続的に設けられていてもよい。
バックシート3の裏面の粘着層5は、粘着剤をバックシート3の裏面に塗布することなどにより形成される。粘着層5に用いられる粘着剤は、体液吸収用当て材1を下着に貼り付けることができるものであれば特に限定されず、例えば、水溶性の接着剤(例えばアクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えばゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤を挙げることができる。なかでも、その他の粘着剤に比べて下着に対する接着力に優れる点から非水溶性接着剤が好ましく、ゴム系ホットメルトがより好ましい。
粘着層5は、バックシート3の裏面にそのほぼ全てを覆うように形成されていてもよいし、バックシート3の裏面に部分的に形成されていてもよい。本実施形態では、粘着層5は、体液吸収用当て材1の幅方向に延びる複数の帯状の粘着領域50により構成されており、複数の粘着領域50が、体液吸収用当て材1の長手方向に一定の間隔をあけて平行に配置されたストライプ状となっている。なお、隣接する粘着領域50の間には、帯状の非粘着領域51が存在している。
粘着層5は、体液吸収用当て材1の使用時(下着への装着時)まで粘着層5を保護し、使用時に粘着層5から剥離可能な剥離シート(図示せず)により覆われている。この剥離シートは、プラスチックフィルムや繊維製シート、紙などのシート材に剥離剤を塗布することで形成され、剥離剤側が粘着層5に貼着されている。
上記構成の体液吸収用当て材1は、使用時まで包装(例えば、体液吸収用当て材1を長手方向に三つ折りした状態で包装するなど)されている。
上述した本発明に係る体液吸収用当て材1によれば、表面シート2が、吸収シート4とシート全体で接着剤により接着されておらず、吸収シート4側の面に吸収シート4と接着剤により接着していない非接着領域7を有しているので、この非接着領域7では、体液吸収用当て材1の表面シート2側の触れた感じ(風合い)を柔らかくすることができる。加えて、体液吸収用当て材1は、外周縁部の圧着部6以外の圧着部が設けられていないので、体液吸収用当て材1の表面シート2側の触れた感じ(風合い)がさらに柔らかく違和感をないものとすることができる。よって、使用時の表面シート2の肌触りを良好にできるので、体液吸収用当て材1の着け心地を向上することができる。
また、非接着領域7では、表面シート2と吸収シート4との間に空隙Sができるので、使用者が表面シート2に触れた際に良好なクッション性が得られる。よって、体液吸収用当て材1の着け心地をさらに向上することができる。
また、非接着領域7では、表面シート2が吸収シート4及びバックシート3に拘束されず、使用時の使用者の身体の動作への追随性が高まるので、使用者が身体を動かした場合に、表面シート2と使用者の肌との間の摩擦が軽減する。よって、使用時に使用者が感じる違和感を改善することができるので、体液吸収用当て材1の着け心地をさらに向上することができる。
加えて、非接着領域7では、体液が表面シート2から吸収シート4に浸透しやすく、体液が表面シート2において拡散する前に吸収シート4にて良好に吸収できるので、表面シート2で受け入れた体液の逆戻りを抑制できる。よって、使用時に体液吸収用当て材1が肌にべたつきにくくなり、体液吸収用当て材1の着け心地をさらに向上することができる。
また、表面シート2の吸収シート4側の面に、非接着領域7に加えて接着領域8を設けると、体液吸収用当て材1の着け心地の向上や体液の逆戻りの軽減を担保した上で、表面シート2が吸収シート4から剥がれるのを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、表面シート2と吸収シート4との間に、クッション効果又は体液の逆戻り防止効果を有するシート(所謂サブレイヤーシート)を設けるなどしてもよい。
また、上記実施形態では、表面シート2、バックシート3及び吸収シート4は、同じ大きさ及び形状であり、圧着部6は、吸収シート4を表面シート2及びバックシート3の間に挟んだ状態で熱圧着加工(エンボス加工)などすることで形成されている。しかし、吸収シート4を表面シート2及びバックシート3よりも一回り小さく形成し、体液吸収用当て材1の外周縁部の全域にわたって表面シート2及びバックシート3の間に吸収シート4を挟まずに、表面シート2及びバックシート3だけを熱圧着加工(エンボス加工)などすることで、圧着部6を形成してもよい。
また、体液吸収用当て材1の外周縁部の一部分だけについては、表面シート2、バックシート3及び吸収シート4を熱圧着加工(エンボス加工)などし、残りの部分については、吸収シート4を挟まずに表面シート2及びバックシート3だけを熱圧着加工(エンボス加工)などして、圧着部6を形成してもよい。例えば、吸収シート4を、表面シート2及びバックシート3よりも、幅方向だけ小さく形成し、長手方向は同じ大きさで形成する。そして、体液吸収用当て材1の外周縁部のうち、幅方向の両側縁部については表面シート2及びバックシート3の間に吸収シート4を挟まずに表面シート2及びバックシート3だけを熱圧着加工(エンボス加工)などし、長手方向の前縁部及び後縁部については表面シート2、バックシート3及び吸収シート4を熱圧着加工(エンボス加工)などすることで、圧着部6を形成することができる。
図1〜図3に示した体液吸収用当て材1を実施例として、表面シート2側に触れた際の肌触りの効果として、「柔らかさ」及び「クッション性」を試験した。試験に供した体液吸収用当て材1の表面シート2、吸収シート4、バックシート3に関する素材は、下記のとおりである。なお、吸収シート4及びバックシート3は、そのシート全体においてゴム系ホットメルト接着剤により互いに貼り合わされている。
・表面シート2:コットンからなる層とポリエチレン/ポリエステル複合繊維からなる層との2層構造
・吸収シート4:ポリエチレン/ポリエステル複合繊維
・バックシート3:ポリエチレンフィルム
試験は、KES−G5ハンディー圧縮試験機(カトーテック株式会社製)を用いて、体液吸収用当て材1の中央部(非接着領域7)を、表面シート2側を上にして、2cm2の円形加圧板を降下させて表面シート2に接触させることによってRC値とWC値を算出した。RC値は、圧縮回復性(%)であり、値が100%に近いほど、回復性(クッション性)があることが分かる。また、WC値は、圧縮エネルギー(gf・cm/cm)であり、値が大きいほど、圧縮されやすく、「柔らかい」ことが分かる。
また、比較例として、吸収シート4及びバックシート3の素材は実施例と同じであるが、表面シート2がコットンのみからなるうえ、吸収シート4及びバックシート3だけでなく、表面シート2及び吸収シート3についてもシート全体においてゴム系ホットメルト接着剤により互いに貼り合わされた体液吸収用当て材について、同様にKES−G5ハンディー圧縮試験機(カトーテック株式会社製)を用いて試験を行い、RC値とWC値を算出した。その結果を、以下の表1に示す。
表1の結果から、本発明に係る体液吸収用当て材1では、比較例の体液吸収用当て材と比較して、表面シート2側に触れた際の柔らかさ及びクッション性が優れており、使用時の表面シート2の肌触りが良好で、体液吸収用当て材1の着け心地を向上できることが確認された。
また、上記実施例及び比較例を用いて、逆戻り試験を行った。すなわち、青色色素を添加した水0.5mlを表面シート2の中央から吸水させた後、表面シート2全体をアクリル板(10cm×19cm)で覆い、アクリル板の上に錘(1kg)を載せる。そして、この状態で1分間静置させた後、アクリル板及び錘を取り外し、表面シート2の中心部に濾紙10枚を載せた後、再度、アクリル板及び錘をこの順で載せる。そして、この状態で1分間静置させた後、表面シート2と接していた1枚目の濾紙について、逆戻りした青色の水の面積を算出した。その結果を、以下の表2に示す。
表2の結果から、本発明に係る体液吸収用当て材1では、比較例の体液吸収用当て材と比較して、表面シート2で受け入れた体液の吸収シート4による吸収性が優れており、体液の逆戻りを効果的に防止できので、使用時に体液吸収用当て材1が肌にべたつきにくくなり、体液吸収用当て材1の着け心地をさらに向上できることが確認された。
1 体液吸収用当て材
2 表面シート
3 バックシート
4 吸収シート
6 圧着部
7 非接着領域
8 接着領域

Claims (8)

  1. 表面シートと、バックシートと、前記表面シート及び前記バックシートの間に設けられる吸収シートとを少なくとも備え、圧着部が外周縁部に周方向に沿って設けられた体液吸収用当て材であって、
    前記圧着部以外の圧着部は設けられておらず、
    前記吸収シートと前記バックシートとは接着剤により接着されており、
    前記表面シートは、前記吸収シート側の面に、前記吸収シートと接着剤により接着していない非接着領域を有する体液吸収用当て材。
  2. 前記非接着領域が、前記表面シートの前記吸収シート側の面の前記圧着部を除く全面に広がる請求項1に記載の体液吸収用当て材。
  3. 前記表面シートは、前記吸収シート側の面に、前記吸収シートと接着剤により接着する接着領域をさらに有し、
    前記接着領域は、外周縁の少なくとも一部分が前記圧着部に達している請求項1に記載の体液吸収用当て材。
  4. 前記接着領域は、前記非接着領域を囲んでいる請求項3に記載の体液吸収用当て材。
  5. 一対の前記接着領域が前記非接着領域を挟んでおり、前記非接着領域の前記接着領域と接しない両側縁が前記圧着部に達している請求項3に記載の体液吸収用当て材。
  6. 前記表面シートが、天然繊維と熱溶着性繊維とからなる請求項1〜5のいずれかに記載の体液吸収用当て材。
  7. 前記表面シートが、天然繊維からなる層と熱溶着性繊維からなる層とを積層してなる請求項1〜5のいずれかに記載の体液吸収用当て材。
  8. 前記天然繊維がコットンである請求項6又は7に記載の体液吸収用当て材。
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