JP6692600B2 - 体液吸収用当て材及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、使用時に下着などに取り付けられて、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するための体液吸収用当て材及びその製造方法に関する。
従来から、おりもの、経血、汗、尿などの体液を吸収するため、体液吸収用当て材が用いられている。体液吸収用当て材は、主に、表面シートと、バックシートと、表面シート及びバックシートの間に挟まれる吸収シートとを備えた構成のものである。吸収シートと、表面シート及びバックシートとは、それぞれ接着剤により互いに貼り合わされており、さらに、吸収シート、表面シート及びバックシートの外周縁を全周にわたって圧着加工などして各シート同士を互いに固定することで、積層された各シートが一体化されている。
また、体液吸収用当て材は、装着部位である股間部に合わせて縦長状に形成されているとともに、長手方向に延びる左右の側縁が内側に括れたヴィオロン状(ヴァイオリンのヴィオラのような形状)に形成されているのが一般的である。例えば、特許文献1には、長手方向に延びる縦向きの中心線に対して左右対称でありかつ幅方向に延びる横向きの中心線に対して前後対称である体液吸収用当て材が開示されている。
特開2008−125851号公報
特許文献1に記載の体液吸収用当て材では、着用者の排泄部に対応する部分(前方部)と臀部に対応する部分(後方部)とが同じ大きさに形成されている。しかし、臀部側に配される後方部が排泄部側に配される前方部と同じく幅方向に広く形成されていると、体液吸収用当て材を下着に貼り付けて使用した際に、歩行等の身体の動きによって臀部は大きく変動しやすく、そのために、体液吸収用当て材にヨレが生じがちである。ヨレが生じると、体液吸収用当て材の付け心地が悪化することはもとより横漏れの原因になるおそれがあり、この点において、特許文献1の体液吸収用当て材は改善の余地が残されている。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、使用中にヨレが生じ難い体液吸収用当て材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、複数枚のシートを積層させてなる体液吸収用当て材であって、長手方向の長さがこれと直交する幅方向の長さよりも長い縦長状に形成され、かつ、長手方向に延びる中心線に対して左右対称な外形に形成され、長手方向に延びる左右の側縁が内側に括れており、長手方向の一方側の幅方向の最大長さL1が他方側の幅方向の最大長さL2よりも長い体液吸収用当て材により達成される。
上記構成の体液吸収用当て材において、長手方向の一方側の幅方向の最大長さL1と他方側の幅方向の最大長さL2との差が、3mm以上10mm以下であることが好ましい。
また、前記側縁は、幅方向の最小長さL3を有する括れ部が長手方向の中央に位置するように、形成されていることがさらに好ましい。
また、前記複数枚のシートの中に不織布を含み、前記不織布を構成する繊維が幅方向に配向していることがさらに好ましい。
また、同じ荷重を加えて引っ張ったときに伸長する長さが、長手方向よりも幅方向のほうが小さいことがさらに好ましい。
また、前記最大長さL1を有する部分が、長手方向に所定の長さ延びることがさらに好ましい。
また、本発明の上記目的は、長手方向の長さがこれと直交する幅方向の長さよりも長い縦長状に形成されるとともに長手方向に延びる中心線に対して左右対称な外形に形成され、長手方向に延びる左右の側縁が内側に括れており、長手方向の一方側の幅方向の最大長さL1が他方側の幅方向の最大長さL2よりも長い体液吸収用当て材の製造方法であって、前記体液吸収用当て材を構成する複数枚の帯状の原反シートを、長さ方向が搬送方向となるよう搬送する工程と、前記各原反シートを貼り合わせて帯状のシート材とする貼合工程と、前記シート材を前記体液吸収用当て材の外形で打ち抜いて、前記シート材から前記体液吸収用当て材を分離する打抜工程と、を少なくとも有しており、前記打抜工程では、前記体液吸収用当て材の長手方向が前記シート材の幅方向に合致し、かつ、前記シート材の搬送方向に沿って前記体液吸収用当て材が次々に打ち抜かれる製造方法によっても達成される。
上記構成の体液吸収用当て材の製造方法において、前記打抜工程では、前記体液吸収用当て材の前記最大長さL1を有する部分が隣接するように、前記体液吸収用当て材が打ち抜かれることが好ましい。
本発明によれば、使用中にヨレが生じ難い体液吸収用当て材を提供することができる。また、体液吸収用当て材の製造時においては、複数の体液吸収用当て材をシート材の搬送方向に沿って間隔をあけることなく一方側の幅広部同士が隣接するように打ち抜くことができるので、シート材から体液吸収用当て材を歩留まりよく製造することができる。そのうえ、体液吸収用当て材の打ち抜きによって発生するシート材の廃材であるトリムを一体的に形成することができるので、トリムの処理も容易であり、効率的に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図である。 図1の体液吸収用当て材の底面図である。 図1の体液吸収用当て材の部分拡大図である。 伸長性を測定する方法を示す説明図である。 図1の体液吸収用当て材の製造方法の概略構成を示す説明図である。 シート材から本発明の一実施形態に係る体液吸収用当て材が打ち抜かれる態様を示した説明図である。 シート材から従来の体液吸収用当て材が打ち抜かれる態様を示した説明図である。 本発明の他の実施形態に係る体液吸収用当て材の平面図である。 図8のA−A線に沿う拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。体液吸収用当て材1は、図1及び図2に示すように、表面シート2と、バックシート3と、表面シート2及びバックシート3の間に挟まれた吸収シート4とを備えた多層構造で構成されている。本実施形態の体液吸収用当て材1は、表面シート2、吸収シート4及びバックシート3がこの順で積層された3層構造で構成されている。表面シート2、バックシート3及び吸収シート4は、同じ大きさ及び形状であり、シート全体が接着剤などで互いに接合されている。なお、体液吸収用当て材1は、使用時まで包装袋(図示せず)により包装されている。
体液吸収用当て材1は、装着部位である股間部に合わせて縦長状に形成されている。つまり、体液吸収用当て材1は、平面視において、縦方向(長手方向、図1の左右方向)の長さがこれと直交する横方向(幅方向、図1の上下方向)の長さよりも長く設定されている。また、体液吸収用当て材1は、長手方向に延びる中心線C1つまりは幅方向の寸法を二等分する中心線C1に対して左右対称な外形に形成されている。
体液吸収用当て材1の表面シート2側には、各シート2〜4同士を固定するための圧着部6が、外周縁10に沿って一周にわたり設けられている。この圧着部6は、本実施形態では、熱と圧力をかけて凹凸を付ける熱圧着加工(エンボス加工)を施して、体液吸収用当て材1の表面を裏面側に向けて凹ますことにより形成される。圧着部6により各シート2〜4が圧迫されて強く接着されることで、各シート2〜4は外周縁10において強く固定されている。なお、圧着部6は、必ずしも熱圧着加工(エンボス加工)により形成する必要はなく、熱をかけず圧力のみをかける単なる圧着加工や超音波圧着加工などによって圧着部6を形成してもよい。
体液吸収用当て材1は、長手方向に延びる幅方向両側の側縁11,12(以下、「左側縁11」及び「右側縁12」という。)と、長手方向両側に向けられ使用時に前後に位置する前端縁13及び後端縁14とを有している。前端縁13及び後端縁14は、左側縁11及び右側縁12のそれぞれと繋がっている。本実施形態では、体液吸収用当て材1の左側縁11、右側縁12、前端縁13及び後端縁14を総称して「外周縁10」としている。
左側縁11及び右側縁12は、内側に括れていて中程が細く狭まっており、幅方向の長さ(横幅)が最小のL3となる部分である括れ部7を有している。本実施形態では、左側縁11及び右側縁12は、前端縁13から後端縁14にかけて内方に向けて緩やかな湾曲線を描くようにへこんでおり、体液吸収用当て材1の長手方向の中央位置に括れ部7が設けられている。前端縁13及び後端縁14は、中央位置が外方に向けて緩やかに湾曲した形状に形成されている。また、体液吸収用当て材1の4つの角部が丸められている。
前端縁13及び後端縁14は、体液吸収用当て材1の長手方向の一方側(前方側)及び他方側(後方側)において、それぞれ幅方向の長さ(横幅)が最大のL1,L2となる部分(幅広部)8A,8Bを有している。使用時においては、体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aが着用者の排泄部に対応するよう配され、他方側の第2の幅広部8Bが着用者の臀部に対応するよう配され、幅方向の長さが狭い括れ部7が着用者の股下部に対応するよう配される。
また、前端縁13は、最大長さがL1となる一方側の第1の幅広部8Aが、図3に示すように、長手方向に所定の長さ続くように、両端の左側縁11及び右側縁12との境目において、長手方向に直線状に延びるように形成されている。例えば、一方側の第1の幅広部8Aの長手方向の長さWは、0.5mm〜3.0mmが好ましく、例えば1.5mmとすることができる。
本実施形態の体液吸収用当て材1では、着用者の排泄部側に対応するよう配される一方側の第1の幅広部8Aの最大長さL1と、臀部側に対応するよう配される他方側の第2の幅広部8Bの最大長さL2とが異なっており、最大長さL2が最大長さL1よりも短く設定されている。つまり、本実施形態の体液吸収用当て材1では、他方側の第2の幅広部8Bが、一方側の第1の幅広部8Aよりも外形が小さく形成されている。このように、体液吸収用当て材1の外形が、下着の体液吸収用当て材1が貼り付けられる部分の形状と同様に、排泄部側が幅広で、臀部側まで中細りとなって臀部側が排泄部側よりもやや幅狭くなっていることから、体液吸収用当て材1が下着と連動して動く。そのため、体液吸収用当て材1を下着に貼り付けて使用した際に、歩行等の身体の動きによって臀部が大きく変動しても、体液吸収用当て材1が下着に連動するので、体液吸収用当て材1にヨレが生じることを抑制することができる。よって、ヨレの発生により、体液吸収用当て材1の付け心地が悪化したり、横漏れが生じたりするのを防止することができるので、快適に体液吸収用当て材1を使用することができる。
加えて、詳細は後述するが、体液吸収用当て材1の製造時においては、長尺の帯状のシート材20(図6に示す)を体液吸収用当て材1の外形に対応する形状の刃型(図示せず)で、体液吸収用当て材1の長手方向がシート材20の幅方向に合致するように、シート材20の搬送方向(長さ方向)に次々に打ち抜いて、シート材20から複数の体液吸収用当て材1を分離させる。その際に、複数の体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく一方側の幅広部8A同士が隣接するように打ち抜いたとしても、他方側の幅広部8B同士においては間隔があけられているので、体液吸収用当て材1の打ち抜きによって発生するシート材20の廃材であるトリム16を一体的に形成することができる。よって、トリム16の処理が容易となり、効率的に製造することができる。また、体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく打ち抜くことができるので、シート材20から体液吸収用当て材1を歩留まりよく製造することができる。
上述した最大長さL1と最大長さL2との差は、特に限定されるものではないが、この長さの差は、上述した複数の体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく打ち抜く際の他方側の幅広部8B同士の間の間隔Dに相当する。よって、最大長さL1と最大長さL2との差(間隔D)が大きければ大きいほど、トリム16が分断されにくくなるが、体液吸収用当て材1の外形が多少いびつになり、見た目の印象に違和感を生じさせるおそれがある。一方で、最大長さL1と最大長さL2との差(間隔D)が小さすぎると、シート材20から複数の体液吸収用当て材1を打ち抜いた際にトリム16が分断されやすくなって、トリム16の処理が煩雑となるおそれがある。そのため、最大長さL1と最大長さL2との差は、3mm以上10mm以下が好ましく、本実施形態では5mmである。なお、最大長さL1と最大長さL2との差が3mm〜5mmであれば、着用者が体液吸収用当て材1を下着に貼り付ける際にその向きを間違えて、仮に体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aを着用者の臀部に対応するよう配し、他方側の第2の幅広部8Bを着用者の排泄部に対応するよう配して使用したとしても、違和感なく使用することができる。
また、本実施形態の体液吸収用当て材1では、括れ部7が体液吸収用当て材1の長手方向の中央に位置しているので、着用者が体液吸収用当て材1を下着に貼り付ける際にその向きを間違えたとしても、さらに違和感なく使用することができる。なお、括れ部7は、必ずしも体液吸収用当て材1の長手方向の中央に位置している必要はなく、中央位置から前端縁13側もしくは後端縁14側のいずれかにずれていてもよい。
表面シート2は、股間部に直接接触し、おりものや経血、汗などの体液を通過させて、下層の吸収シート4に浸透するように液透過性を有している。この表面シート2は、構成する素材やシート構造などが特に制限されるものではなく、表面シート2を構成する素材としては、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン/ポリエステル複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維などの合成繊維、綿、羊毛、麻などの天然繊維、あるいはレーヨン繊維、アセテート繊維などの半合成繊維、及び各種繊維の混紡品や混繊品を挙げることができるが、特に合繊繊維が好ましい。表面シート2のシート構造も特に制限されず、織物、編物、不織布、フェルトなどを挙げることができる。なかでも、良好な肌触りや皮膚への刺激性、吸収性の点から不織布が好ましい。また、表面シート2は、液透過性を高めるためにメッシュ状などの多孔構造を有していてもよい。さらに、表面シート2は、1層に限らず、2層又は3層以上の透液性の不織布で構成されていてもよい。
吸収シート4は、体液の吸水性を有するものであれば特に制限はなく、一般に生理用ナプキンやパンティライナー、おしめ、汗取りシートなどに用いられている、例えば吸水性パルプ、吸水性ポリマーなどの公知の吸収材や、織物、編物、不織布又はパルプ製品などから構成される繊維構造物を用いることができる。なかでも、肌触りがよく、吸収性に優れる点から、天然繊維及び合成繊維からなる集積体(例えば不織布)を用いることが好ましい。天然繊維としては、コットン、シルク、パルプ、羊毛、麻などを挙げることができる。このような天然繊維のなかでも、アレルギーなどの接触性皮膚炎が起こりにくく、かぶれにくく、かつ吸収性に優れる点から、(タンパク質系成分でない)コットンやパルプなどのセルロース系繊維が好ましい。また、合成繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、エチレン酢酸ビニル繊維、ウレタン繊維、アクリル繊維などを挙げることができる。また、レーヨン繊維、アセテート繊維、キュプラなどの半合成繊維、及び各種繊維の混紡品、混繊品を用いることもできる。なかでも、ドライ感、風合い及びヒートシール性の点から、エチレン酢酸ビニル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維などの合成繊維又はそれらの複合繊維が好ましい。複合繊維としては、ポリエチレン/ポリエステル(ポリエチレンテレフタレートを含む)複合繊維、ポリエチレン/ポリプロピレン複合繊維、エチレン酢酸ビニル/ポリプロピレン複合繊維などを挙げることができる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。2種以上の組み合わせの例としては、セルロース系繊維と複合繊維の組み合わせなどが挙げられ、その配合割合は、例えば4:6〜8:2とすることができる。
バックシート3は、吸収シート4に吸収された体液の外部への流出を防止する液不透過性を有するシート(フィルムも含む)であり、本実施形態では液不透過性フィルムで構成されている。液不透過性フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ポリビニルアルコール、セロファン、塩化ビニルなどからなるフィルムもしくはこれらの多層フィルムを挙げることができる。なお、バックシート3としては、液不透過性及び通気性を有する素材を用いることができ、SMSなどの液不透過性の不織布、又はスパンボンド不織布やポイントボンド不織布などに樹脂フィルムがラミネートされたものを用いることもできる。
上述した不織布は、湿式抄紙法、乾式抄紙法、スパンボンド法、メルトブロー法、ラテックス樹脂ボンド法、溶剤ボンド法、スティッチボンド法、ニードルパンチ法、スパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法などの方法により製造することができる。なかでもスパンレース法、サーマルボンド法、エアースルー法、エアレイド法、ニードルパンチ法、スパンボンド法などの方法が好ましく、これらの方法では風合いがよくかつ、接着剤、溶剤を用いないため、肌への安全性を高くすることができる。
なお、体液吸収用当て材1は、必ずしも上述した積層構造に限られず、例えば表面シート2と吸収シート4との間に、透液効果、拡散効果又は表面側への体液の逆戻りを止める効果を有するシートを設けるなど、4層以上の積層構造としてもよい。
本実施形態の体液吸収用当て材1は、構成する複数枚のシートの少なくともいずれか1つの中に不織布を含んでいる。例えば、表面シート2が不織布からなる。そして、当該不織布を構成する繊維が幅方向を向いている、つまりは、繊維の配向が幅方向となっている。なお、不織布を構成する全ての繊維が幅方向に向いている必要はなく、例えば目視により多数の人が繊維が幅方向に流れていると確認できる程度でよい。
体液吸収用当て材1を構成するいずれかのシートが、繊維の配向が幅方向である不織布からなることにより、表面シート2の表面に排出された体液は、繊維の向きに沿って体液吸収用当て材1の幅方向に促され、幅方向に広がりやすくなる。吸収した体液が体液吸収用当て材1の長手方向に広がると、体液を吸収した吸収シート4の肌と接触する領域が広がり、着用者が不快に感じるおそれがある。本実施形態の体液吸収用当て材1では、吸収した体液を極力、幅方向に広げて、長手方向に広がるのを抑制することで、排泄部以外の場所に汚れが広がるのを抑制できるので、着用者が快適に使用することができる。
また、本実施形態の体液吸収用当て材1は、幅方向の伸長性が長手方向の伸長性よりも低くなっている。つまり、同じ荷重を加えて引っ張ったときに伸長する長さが、長手方向よりも幅方向のほうが小さくなっている。この長手方向と幅方向との伸長性の相違は、上述した体液吸収用当て材1を構成する不織布の繊維の配向に起因するものであるが、体液吸収用当て材1の長手方向の伸長性が高いことで、肌に与える圧力が軽減され、装着感、フィット性が向上し、着用の違和感を緩和することができ、幅方向の伸長性が低いことで、繊維の反発力が増すため、使用面のヨレ・タクレを軽減することができる。
この伸長性の測定方法としては、JISL1913 6.3 に従う方法を例示することができる。体液吸収用当て材1を縦120mm、横20mmにカットした試料を、縦向きに配置し、図4に示すように、その上端部及び下端部から長さ方向で10mmにわたる部分を冶具16で挟んで、試料の冶具16で挟まれていない部分の長さLを100mmにて固定する。そして、試料を重りをぶら下げるなどして20Nの力で引っ張り、これにより伸長した試料の冶具16で挟まれていない部分Lの長さを測定する。その結果として、測定された伸長後の部分Lの長さの伸長前の部分Lの長さに対する比率により、長手方向の伸長性を算出することができる。また、体液吸収用当て材1を縦50mm、横20mmにカットした試料を、横向きに配置し、同様に、その上端部及び下端部から長さ方向で10mmにわたる部分を冶具16で挟んで、試料の冶具16で挟まれていない部分の長さLを30mmにて固定して、20Nの力で引っ張り、これにより伸長した体液吸収用当て材1の冶具16で挟まれていない部分Lの長さを測定する。その結果として、測定された伸長後の部分Lの長さの伸長前の部分Lの長さに対する比率により、幅方向の伸長性を算出することができる。
バックシート3には、体液吸収用当て材1を下着などに貼り付けるための粘着層5が設けられている。粘着層5は、体液吸収用当て材1の使用時(下着への装着時)まで粘着層5を保護し、使用時に粘着層5から剥離可能な剥離シート(図示せず)により覆われている。この剥離シートは、プラスチックフィルムや繊維製シート、紙などのシート材に剥離剤を塗布することで形成され、剥離剤側が粘着層5に貼着されている。
粘着層5は、粘着剤をバックシート3に塗布することなどにより設けられる。粘着層5に用いられる粘着剤は、体液吸収用当て材1を下着に貼り付けることができるものであれば特に限定されず、例えば、水溶性の接着剤(例えばアクリル系水溶性接着剤)や非水溶性接着剤(例えばゴム系ホットメルト、オレフィン系ホットメルト)などの接着剤を挙げることができる。なかでも、その他の粘着剤に比べて下着に対する接着力に優れる点から非水溶性接着剤が好ましく、ゴム系ホットメルトがより好ましい。
粘着層5は、バックシート3のほぼ全てを覆うように設けられていてもよいし、バックシート3を部分的に覆うように設けられていてもよい。本実施形態では、粘着層5は、体液吸収用当て材1の左側縁11から右側縁12まで延びる帯状の粘着領域50により構成されており、複数の粘着領域50が、体液吸収用当て材1の長手方向に一定の間隔をあけて平行に配置されたストライプ状となっている。なお、隣接する粘着領域50の間には、帯状の非粘着領域51が設けられている。
次に、図5を参照して、本実施形態の体液吸収用当て材1の製造方法について説明する。本実施形態の体液吸収用当て材1の製造方法は、体液吸収用当て材1を構成する各シート2〜4の帯状の原反シート17〜19を、長さ方向が搬送方向となるよう搬送する搬送工程と、各原反シート17〜19を貼り合わせて帯状のシート材20とする貼合工程と、シート材20を体液吸収用当て材1の外形で打ち抜いて、シート材20から体液吸収用当て材1を分離する打抜工程とを少なくとも有している。そして、各原反シート17〜19の搬送路には、搬送方向に沿って、貼合装置21、熱圧着装置22、打抜装置23及び搬送コンベヤ24が配置されている。
まず、搬送工程では、帯状の原反シート17〜19が、搬送ロールなどの周知の搬送手段(図示せず)によって各原反ロール25〜27から巻き出され、長さ方向が搬送方向となるよう搬送される。そして、搬送される各原反シート17〜19のうち、吸収シート4及びバックシート5を得るための原反シート18,19の一方面には、それぞれコータ28,29を用いてホットメルト接着剤が塗布される。
次の貼合工程において、貼合装置21は、一対の加熱ロール21A,21Bにより構成されている。各原反シート17〜19が積層された状態で加熱ロール21A,21Bの間を通過することで、各原反シート17〜19が熱融着により互いに貼り合わされ、帯状のシート材20が形成される。そして、シート材20は、下流に位置する熱圧着装置22に供給される。
次の熱圧着工程において、熱圧着装置22は、外周面に体液吸収用当て材1の外周縁部(外周縁10より内側の所定部分)の形状に応じたエンボス(図示せず)を備えたエンボスロール22Aと、エンボスロール22Aと当接するよう対向配備されたバックアップロール22Bとにより構成されている。シート材20は、エンボスロール22A及びバックアップロール22Bの間を通過することで、体液吸収用当て材1の外周縁部の形状に沿って熱圧着加工(エンボス加工)されて、図6に示すように、シート材20に複数の圧着部6が形成される。そして、複数の圧着部6が形成されたシート材20は、下流に位置する打抜装置23に供給される。
次の打抜工程において、打抜装置23は、外周面に体液吸収用当て材1の外周縁10の形状に応じた刃型(図示せず)を備えた切断ロール23Aと、切断ロール23Aと当接するよう対向配備されたバックアップロール23Bとにより構成されている。シート材20は、切断ロール23A及びバックアップロールロール23Bの間を通過することで、体液吸収用当て材1の外周縁の形状(外形)に沿って切り取られ、シート材20の搬送方向に沿って体液吸収用当て材1が次々に打ち抜かれる。打ち抜かれた個々の体液吸収用当て材1は、搬送コンベヤ24に移り、次工程に搬送されて個包装される。一方、体液吸収用当て材1が打ち抜かれたシート材20の廃材であるトリム16は、切断ロール23Aに巻き取られ、その後、図5の矢印の向きに沿って回収される。
上述した打抜工程では、帯状のシート材20から歩留まりよく複数の体液吸収用当て材1を形成するため、シート材20は、体液吸収用当て材1の長手方向がシート材20の幅方向に合致し、かつ、シート材20の搬送方向(長さ方向)に沿って体液吸収用当て材1が隣り合う態様で打ち抜かれる。
ここで、従来の体液吸収用当て材100(図7に示す)のように、着用者の排泄部側に対応するよう配される一方側の幅広部101Aの最大長さと、着用者の臀部側に対応するよう配される他方側の幅広部101Bの最大長さとが同じであると、帯状のシート材20から最も歩留まりよく複数の体液吸収用当て材1を形成するために、複数の体液吸収用当て材100をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく幅広部101A同士が隣接するように打ち抜いた場合、他の幅広部101B同士においても隣接する。よって、体液吸収用当て材100を打ち抜いた際に発生するトリム16が複数に分断される。トリム16が分断されると、トリム16の処理が煩雑となり、製造上好ましくない。そのため、従来の体液吸収用当て材100を製造する際には、図7に示すように、複数の体液吸収用当て材100をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけて打ち抜く必要があったが、これでは、歩留まりが悪いという問題がある。
これに対して、本実施形態の体液吸収用当て材1の製造する際には、複数の体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく最大長さL1を有する一方側の幅広部8A同士が隣接するように打ち抜いたとしても、最大長さL2を有する他方側の幅広部8B同士においては間隔があけられている。よって、体液吸収用当て材1の打ち抜きによって発生するトリム16を一体的に形成することができる。よって、トリム16の処理が容易となり、効率的に製造することができる。また、体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく打ち抜くことができるので、シート材20から体液吸収用当て材1を歩留まりよく製造することができる。
また、本実施形態の体液吸収用当て材1の製造する際には、表面シート3、吸収シート4及びバックシート5を得るための原反シート17〜19のうち、少なくともいずれか1つの原反シートは帯状の不織布であり、不織布を構成する繊維が長さ方向に向いているもの(繊維配向が長さ方向であるもの)が用いられている。よって、製造される体液吸収用当て材1は、構成する複数枚のシートの少なくともいずれか1つの中に不織布を含み、当該不織布を構成する繊維が幅方向を向くことになる、つまりは、繊維の配向が幅方向となる。
上述した本発明に係る体液吸収用当て材1によれば、着用者の臀部側に対応するよう配される他方側の第2の幅広部8Bの最大長さL2が、排泄部側に対応するよう配される一方側の第1の幅広部8Aの最大長さL2よりも短く形成されているので、体液吸収用当て材1を下着に貼り付けて使用した際に、歩行等の身体の動きによって臀部が大きく変動しても、体液吸収用当て材1にヨレが生じることを抑制することができる。よって、ヨレの発生により、体液吸収用当て材1の付け心地が悪化したり、横漏れが生じたりするのを防止することができるので、快適に体液吸収用当て材1を使用することができる。
また、体液吸収用当て材1の製造時においては、複数の体液吸収用当て材1をシート材20の搬送方向に沿って間隔をあけることなく一方側の幅広部8A同士が隣接するように打ち抜くことができるので、シート材20から体液吸収用当て材1を歩留まりよく製造することができる。そのうえ、体液吸収用当て材1の打ち抜きによって発生するシート材20の廃材であるトリム16を一体的に形成することができるので、トリム16の処理も容易であり、効率的に製造することができる。
また、体液吸収用当て材1の最大長さがL1となる一方側の第1の幅広部8Aは、製造時に、隣り合う体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aと隣接するようにシート材20から打ち抜かれる。よって、シート材20から体液吸収用当て材1を打ち抜く切断ロール23Aの刃型(図示せず)についても、体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aと対応する部分については、隣り合う刃型(図示せず)の当該部分と隣接するように、切断ロール23Aに設けられる。ここで、体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aの輪郭が線状でない場合、刃型(図示せず)は隣り合う刃型(図示せず)と接点のみで接触(点接触)した状態で切断ロール23Aに設けられることになるが、この場合には、刃型(図示せず)が欠損しやすく、刃型(図示せず)の耐久性が劣るという問題がある。これに対して、本実施形態のように、体液吸収用当て材1の一方側の第1の幅広部8Aの輪郭が線状であると、刃型(図示せず)は隣り合う刃型(図示せず)と線接触した状態で切断ロール23Aに設けられるため、欠損し難くなり、刃型(図示せず)の耐久性を向上させることが可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、圧着部6が、体液吸収用当て材1の外周縁10に設けられているが、図8及び図9に示すように、体液吸収用当て材1の外周縁10よりも内側に外周縁10に沿って一周にわたり設けられていてもよい。また、図8では、圧着部6は、体液吸収用当て材1の外周縁10の形状と異なる形状に形成されており、つる草が絡み合う様子を図案化した唐草模様に形成されている。これにより、体液吸収用当て材1のデザイン性が高められ、体液吸収用当て材1に優れた意匠効果を付与することができるので、使用者の購買意欲を高めることができる。ただし、図8において、圧着部6を、体液吸収用当て材1の外周縁10の形状に倣った環状模様に形成してもよい。図8の実施形態では、圧着部6が体液吸収用当て材1の外周縁10の内側に設けられており、外周縁10が圧着加工されていないので、体液吸収用当て材1の外周縁10の風合いを柔らかくすることができる。よって、使用時の肌触りを快適なものとすることができるので、使用者に違和感を与えることがない。なお、体液吸収用当て材1の外周縁10に複数の圧着部を間隔をあけてさらに設けて、各シート2〜4を外周縁10において局所的に互いに固定することで、各シート2〜4の捲れ上がりを防止して、体液吸収用当て材1の装着感を良好なものとすることができる。
また、上記実施形態では、表面シート2、バックシート3及び吸収シート4は、同じ大きさ及び形状であり、圧着部6は、吸収シート4を表面シート2及びバックシート3の間に挟んだ状態で熱圧着加工(エンボス加工)することで形成されているが、吸収シート4を表面シート2及びバックシート3よりも一回り小さく形成し、吸収シート4を挟まず、表面シート2及びバックシート3を熱圧着加工(エンボス加工)することで、圧着部6を形成してもよい。
また、肌への接触感をよくしたり、吸収した体液の拡散を促すために、体液吸収用当て材1の表面シート2側(表面側)に熱圧着加工(エンボス加工)などによって複数の凹部が形成されていてもよい。
1 体液吸収用当て材
2 表面シート
3 バックシート
4 吸収シート
7 括れ部
8A,8B 幅広部

Claims (1)

  1. 複数枚のシートを積層させてなる体液吸収用当て材であって、
    長手方向の長さがこれと直交する幅方向の長さよりも長い縦長状に形成され、かつ、長手方向に延びる中心線に対して左右対称な外形に形成され、
    長手方向に延びる左右の側縁が内側に括れており、
    着用者の排泄部側に対応するよう配される長手方向の一方側の幅方向の最大長さL1が着用者の臀部側に対応するよう配される長手方向の他方側の幅方向の最大長さL2よりも長く、かつ、
    圧着加工された部位を除いて平らな形状に形成されており、
    前記側縁は、幅方向の最小長さL3を有する括れ部が長手方向の中央に位置するように、形成されている、体液吸収用当て材。
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