JP2017082995A - 管継手 - Google Patents

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【課題】コストを低減できる管継手を提供する。【解決手段】壁面Wへ取り付けられた状態で、少なくとも一部が前記壁面Wの背面側に位置する継手本体2と、前記継手本体2に対して複数の位置関係を取るように移動可能とされた回り止め体32とを備えた管継手1であり、前記回り止め体32は、前記継手本体2に対する前記複数の位置関係のうち一つの位置関係で、前記壁面Wの背面側に取り付けられている固定部材6に対して係合することで、正面側配管P1をねじ込む際の回転に伴って管継手1の正面側接続部311が回転することを抑制する、形状が異なる複数の係合部321を備え、前記複数の係合部321の各々は、前記回り止め体32を前記継手本体2に対して移動させることで形状が異なる複数の固定部材6に係合可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、壁面を貫通して用いられる管継手に関するものである。
壁面を貫通して用いられ、壁面の背面側に位置する背面側配管と壁面の正面側に位置する正面側配管とを接続するための管継手が存在する。例えば、特許文献1に記載されたユニットバス用の「水栓継手」である。
このような管継手を用いて、作業者が壁面の正面側で配管の接続作業をする際、管継手を壁面の背面側で固定するための固定部材を用いる。この固定部材は例えば鋼板が折り曲げられて形成されたものであり、壁面に取り付けて用いる。
管継手には、固定部材に係合する部分が例えばフランジ状に設けられている。このフランジ状部分は、特許文献1では長方形板状とされ、管継手の本体と一体に固定的に設けられている。このフランジ状部分が、例えば固定部材において前記折り曲げられて形成された部分に当接することで、作業者が管継手に正面側配管をねじ込む際の回転に伴って、管継手も回転してしまうこと(共回り)を抑制できる。
ところが固定部材は、ユニットバスメーカーによって形状が異なっている。形状の異なる複数種の固定部材に合わせて、管継手も複数種用意しておくのは、製造コスト及び管理コストが大きくなるため問題である。
特開平8−170760号公報
そこで本発明は、コストを低減できる管継手を提供することを課題とする。
本発明は、壁面を貫通して用いられ、前記壁面の背面側に位置する背面側配管と前記壁面の正面側に位置する正面側配管とを接続するための管継手であり、少なくとも前記壁面の正面側にねじ込みにより前記正面側配管が接続される正面側接続部を有する管継手であって、前記壁面へ取り付けられた状態で、少なくとも一部が前記壁面の背面側に位置する継手本体と、前記継手本体に対して複数の位置関係を取るように移動可能とされた回り止め体とを備え、前記回り止め体は、前記継手本体に対する前記複数の位置関係のうち一つの位置関係で、前記壁面の背面側に取り付けられている固定部材に対して係合することで、前記管継手に前記正面側配管をねじ込む際の回転に伴って前記正面側接続部が回転することを抑制する、形状が異なる複数の係合部を備え、前記複数の係合部の各々は、前記回り止め体を前記継手本体に対して移動させることで形状が異なる複数の固定部材に係合可能である管継手である。
前記構成によると、回り止め体を継手本体に対して移動させることで、複数の係合部のうち適切な係合部を固定部材に係合させられる。このため、形状の異なる複数種の固定部材に一つの管継手で対応可能である。
また、前記回り止め体は、前記継手本体に対して回動可能とすることもできる。
前記構成によると、回り止め体を継手本体に対して回動させることで、固定部材に対して容易に係合部を位置合わせできる。
また、前記複数の係合部は、前記継手本体に対する回動の中心から異なる距離の平面を有することもできる。
前記構成によると、平面が固定部材に当接することで回り止め体の係合がなされるため、係合部の構成を簡略化できる。また、回動の中心からの距離を変えるだけで異なる係合部を実現できることから、係合部を容易に形成できる。
また、前記継手本体に対して回動可能な回動体を有し、前記継手本体は、上流側と下流側とで流路延長方向が交差する関係にあるエルボ部を備え、前記回動体は前記正面側接続部と前記回り止め体とを一体に有することもできる。
前記構成によると、回動体が固定部材に対して係合した状態でエルボ部端部の延びる向きを変更可能なので、背面側での配管施工の自由度を高められる。
また、前記継手本体の一部と前記回動体の一部とは径方向で重なり合い、この重なり合う部分に、前記継手本体と前記回動体との間の液体の漏れを防止する、リング状の漏れ止め手段を周方向に有することもできる。
前記構成によると、液体が漏れることなくエルボ部端部の延びる向きを変更可能である。また、リング状の漏れ止め手段により、エルボ部を周方向に無段階で回動可能とできる。
本発明は、形状の異なる複数種の固定部材に一つの管継手で対応可能である。このため、コストを低減した管継手を提供できる。
本発明の一実施形態に係る管継手の、背面側斜視図である。 同管継手を示し、(A)は正面図、(B)は右側面図である。 同管継手を示し、(A)は縦断面図、(B)は背面図である。 同管継手の固定部材への取り付け例を示す一部を断面表示した右側面図である。 同管継手の固定部材への第1取り付け例を示す背面側斜視図である。 同管継手の固定部材への第2取り付け例を示す背面側斜視図である。 同管継手の固定部材への第3取り付け例を示す背面側斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る管継手の、縦断面図である。
まず、本発明につき、一実施形態を取り上げて説明を行う。なお、以下の「上流」「下流」とは、管継手1を含む配管で湯水の流れる方向を基準とした方向である。また、「正面側」とは例えばユニットバス内など、壁面(ユニットバス等の側壁)Wの下流側に居る者(作業者等)から見た手前側であり、「背面側」は例えばユニットバス外など、前記と逆の側である。なお、本発明、及び実施形態の説明における「壁面」とは、「壁」の表面だけではなく、「壁」そのものも指している。
本実施形態の管継手1は例えば図1に示すものであり、継手本体2と回動体3とを備える。この管継手1は従来のものと同じく、図4〜図7に示すように、ユニットバス等の壁面Wを貫通して配置される。
壁面Wの背面側には、例えば縦断面L字状またはコ字状とされた板状金具である固定部材6が取り付けられる。この固定部材6は例えば鋼板が折り曲げられて形成されている。図4に示すように、管継手1はこの固定部材6も貫通する。固定部材6における背面部61には、回り止め体32の正面部322が当接する。この管継手1には、壁面Wの背面側に位置する背面側配管P2と壁面Wの正面側に位置する正面側配管P1(図4に二点鎖線で示す)とが接続される。
継手本体2は、壁面Wへ取り付けられた状態で、少なくとも一部が壁面Wの背面側に位置する部分である。なお、本実施形態では全ての部分が壁面Wの背面側に位置する。本実施形態の継手本体2は、管継手1が壁面Wに取り付けられた状態で、湯水の通る方向の上流側と下流側とで流路延長方向が交差(本実施形態では直交)する関係にあるエルボ部21を備える。継手本体2の上流側端部22は、パイプまたはホースからなる背面側配管P2を差し込み、固定ナット4を締め付けることで背面側配管P2を固定できるよう構成されている。また、継手本体2への背面側配管P2の差し込み状況を外部から視認できるよう、差し込み後において背面側配管P2の端部が位置する部分に、エルボ部21の外部から背面側配管P2が差し込まれる部分にかけて貫通する確認孔23が設けられている(図3(A)(B)参照)。
回動体3は、継手本体2に対して回動可能な部分であり、回動体本体31と回り止め体32とを一体に備える(図3(A)参照)。回動体本体31は筒状であり、継手本体2の下流側端部24に嵌め込まれるように設けられている。このため継手本体2は、下流側端部24において、図3(A)に示すように内径寸法が拡大されている。このため、継手本体2の一部と回動体3の一部とは、この下流側端部24において径方向で重なり合っている。回動体本体31は、継手本体2におけるエルボ部21よりも下流側部分の中心軸(径方向中心の仮想軸)を中心に周方向に回動可能とされている。図3(A)に示すように、継手本体2と回動体本体31(前記重なり合う部分)との間には回動を許容しつつ防水をなす、Oリング等の、リング状の漏れ止め手段R1が設けられており、継手本体2に対して回動体本体31を回動させても、湯水が管継手1の外部に漏れないようにされている。このため、湯水が漏れることなくエルボ部21端部の延びる向きを変更可能である。また、リング状の漏れ止め手段R1により、エルボ部21を周方向に無段階で回動可能である。また、継手本体2と回動体本体31との間には抜け止めリングR2が設けられており、回動体3を継手本体2に対して回動可能としつつ、継手本体2から抜けないようにされている。
このように回動体3を設けることにより、回動体3が回り止め体32により後述の固定部材6に対して回動不能に(なお、固定部材6に対する回り止め体32の寸法の余裕分または誤差分の回動は許容される)係合した状態で、固定状態となった回動体3に対して継手本体2を回動させることができる。このため継手本体2の、エルボ部21よりも上流側における端部の延びる向きを変更可能(方向選択可能)である。よって、壁面Wの背面側において存在する構造物(電気配線等)をよけて背面側配管P2を配置させることが容易である。また、例えば天井配管と床下配管のいずれにも本実施形態の管継手1を接続可能である。このため、配管施工の自由度が高められる。
回動体本体31の下流側端部は正面側接続部311とされている。正面側接続部311は、図4に示すように、壁面Wに形成された貫通孔Waの内部に位置する部分である。この正面側接続部311は、図2(A)に示すように、内面及び外面にねじ山311a,311bが形成されている。回り止め体32は、正面側接続部311の上流側に位置している。正面側接続部311における内面のねじ山(雌ねじ)311aには、ねじ込みにより正面側配管P1が接続される。なお正面側配管P1には、概念上、配管以外に水栓具における接続部も含まれる。一方、外面のねじ山(雄ねじ)311bには、図4に示した固定フランジ付ナット5が壁面Wに接するようにねじ込まれる。この固定フランジ付ナット5は、ねじ山(雄ねじ)311bに対してねじ込まれる筒状部51と、筒状部51の正面側に位置し、壁面Wにおける貫通孔Waの周囲を覆う板状のフランジ部52とを備える。
回り止め体32は、回動体本体31の回動中心軸(仮想軸)に直交して形成されている。本実施形態の回り止め体32は、図2(A)に示すように、正面視で略長方形状(具体的には、対向する一対の辺が切り欠かれた略H字状)であり、厚さ寸法が均一な板状とされている。正面側接続部311と回り止め体32とは一体とされている。この回り止め体32は、継手本体2に対して複数の位置関係を取るように移動(本実施形態では回動)可能とされている。本実施形態では回り止め体32が回動体本体31と共に回動体3の一部を構成するから、回動体本体31を継手本体2に対して回動させることに伴い、回り止め体32も継手本体2に対して回動する。継手本体2に対する回動体本体31の回動状態に応じ、回り止め体32も継手本体2に対して複数の位置関係をとるようにできる。
この回り止め体32は、形状が異なる複数の係合部321(321a、321b、321c)を備える。本実施形態における複数の係合部321は、略長方形状(略H字状)の端縁が形成する平面321a〜321cを有する。係合部321は、回り止め体32の継手本体2に対して取り得る複数の位置関係のうち一つの位置関係で、壁面Wの背面側に取り付けられている固定部材6に対して係合(本実施形態では当接)することで、回動体本体31が回動することを抑制する。このため、正面側接続部311に壁面Wの正面側から正面側配管P1をねじ込む際の回転に伴って、正面側接続部311が回転してしまうこと(共回り)を抑制できる。
複数の係合部321の各々は、回り止め体32を継手本体2に対して移動させることで形状が異なる複数の固定部材6に係合可能である。複数の固定部材6の各々は、図5〜図7に示すように、回り止め体32の係合部321が係合する部分である被係合部62の形状が異なるよう形成されている。前記のように係合部321が構成されたことにより、回り止め体32を継手本体2に対して移動させることで、複数の係合部321のうち適切な係合部321を固定部材6に係合させられる。このため、形状の異なる複数種の固定部材6に一つの管継手1で対応可能である。特に、本実施形態の回り止め体32は、継手本体2に対して回動可能に設けられている。このため、回り止め体32を回動させることで、複雑な動作を要さずに、固定部材6に対して容易に係合部321を位置合わせできる。
本実施形態における複数の係合部321は、回動体3の継手本体2に対する回動の中心から異なる距離の平面321a〜321cを有する。この異なる距離の平面321a〜321cは、第1面321aにおける略長方形状の長辺までの距離、第2面321bにおける略長方形状の短辺(そのうち外縁)までの距離、第3面321cにおける略長方形状の短辺において切り欠かれた部分(前記外縁から内側に控えた部分)の辺までの距離、の3種の距離の平面である。本実施形態では、回動の中心からの距離を変えるだけで異なる係合部321を実現できることから、係合部321を容易に形成できる。
回り止め体32の各平面321a〜321cは、図5〜図7に示すように、異なる形状である複数種の固定部材6における被係合部62a〜62cに当接することで回り止め体32の係合がなされる。本実施形態のように係合部321が平面を有するよう構成することで、係合部321の構成を簡略化できる。
図5に示す第1取り付け例では、固定部材6における板状体の上部が折り曲げられて被係合部62(62a)が形成されており、この被係合部62(62a)に回り止め体32の第1面321aが当接することで正面側接続部311の共回りを抑制できる。
図6に示す第2取り付け例でも、固定部材6における板状体の上部が折り曲げられて被係合部62(62b)が形成されている。ただし、第2取り付け例の被係合部62(62b)は、第1取り付け例の被係合部62(62a)とは管継手1の流路中心からの距離が異なっている。この被係合部62(62b)に回り止め体32の第2面321bが当接することで正面側接続部311の共回りを抑制できる。なお、この例の固定部材6は管継手1の貫通する部分に長穴63が形成されており、壁面Wに固定部材6が取り付けられた状態で壁面Wを管継手1が貫通する位置を左右方向に調整できる。
図7に示す第3取り付け例では、固定部材6の一部が正面側に突出するように曲げられ、突起状の被係合部62(62c)が形成されている。この第3取り付け例では、被係合部62(62c)に回り止め体32の第3面321cが当接する。これにより正面側接続部311の共回りを抑制できる。なお、第3取り付け例では、固定部材6における板状体の下部が折り曲げられて補強部64が形成されている。この補強部64は、固定部材6の曲げ強度確保のための部分である。
以上、本発明の実施形態について一例を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
例えば、管継手1は、少なくとも壁面Wの正面側にねじ込みにより正面側配管P1が接続される正面側接続部311を有していればよく、背面側接続部に関しては背面側配管P2の接続形式は特に問わない。
また、前記実施形態における回動体本体31は、継手本体2の下流側端部に嵌め込まれるように設けられていたが、この形態に限定されない。前記実施形態とは逆に、継手本体2の下流側端部を覆うように構成することもできる。
また、前記実施形態の回り止め体32は、継手本体2に対して回動可能な回動体3に設けられていたが、この形態に限定されない。例えば回動体3を設けず、継手本体2とは別体に、例えば板状体として形成した回り止め体32を、継手本体2に差し込むことで取り付けるよう構成できる。この構成では、例えば継手本体2に対する差し込み角度を変えることで、固定部材6に対する係合部321の位置を変更できる。また、回動体本体31と回り止め体32とが別個に形成され、例えば図8に示すように、回動体本体31に対して回り止め体32をねじ込んだ上、接着剤等により両者を固定して一体化させることもできる。また、回り止め体32を継手本体2に対して上下左右にスライドすることで、固定部材6に対する係合部321の位置を変更するよう構成することもできる。つまり、前述の「回り止め体32は継手本体2に対して複数の位置関係を取るように移動可能」という概念には、このように回り止め体32を継手本体2に差し込む際やスライド移動させる際の、差し込み態様またはスライド態様を複数取り得るということも含まれる。なお、このように回動体3を設けない場合、正面側接続部311は継手本体2に設けられることになる。また、継手本体2に対して回り止め体32を一つの位置関係で固定するため、継手本体2及び回り止め体32とは別の固定手段(ピン等)を用いることもできる。
また、回り止め体32は、前記実施形態では厚さ寸法の均一な平面視略長方形状であったが、他の多角形状等、種々の形状とできる。また、厚さ寸法を部分によって変化させることもできる。
また、係合部321についても、例えば突起、凹部、湾曲面等、正面側接続部311が回転することを抑制するよう、固定部材6に対して係合可能であれば種々の形状とできる。これに対応し、固定部材6の被係合部も、係合部321に対応する形状であれば種々の形状とできる。
また、前記実施形態の回り止め体32は、図2(A)に示すように、略長方形状(略H字状)の対向する端縁に同一形状の面が2面存在するよう、一対ずつ平面321a〜321cを有していた。しかし、同一形状の面が1面だけ存在するよう回り止め体32を形成することもできる。
また、前記実施形態の管継手1の用途は、ユニットバスに給水及び給湯を行うものであったが、用途は特に限定されない。水以外の液体等、種々の流体を通すために管継手1を用いることができる。
また、管継手1の取り付け対象はユニットバスに限定されず、種々の壁面Wに対して取り付け可能である。特に、本発明の管継手1は、背面側に作業者の手を回せないような壁面Wや、正面側と背面側に作業者二人が居ないと正面側配管P1のねじ込みができない壁面Wに対して好適であるため、作業性の向上とコスト低減の両立をはかることができて優秀である。
1 管継手
2 継手本体
3 回動体
31 回動体本体
311 正面側接続部
32 回り止め体
321 係合部
321a 平面、第1面
321b 平面、第2面
321c 平面、第3面
4 固定ナット
5 固定フランジ付ナット
6 固定部材
W 壁面
P1 正面側配管
P2 背面側配管
R1 漏れ止め手段、Oリング

Claims (5)

  1. 壁面を貫通して用いられ、前記壁面の背面側に位置する背面側配管と前記壁面の正面側に位置する正面側配管とを接続するための管継手であり、少なくとも前記壁面の正面側にねじ込みにより前記正面側配管が接続される正面側接続部を有する管継手であって、
    前記壁面へ取り付けられた状態で、少なくとも一部が前記壁面の背面側に位置する継手本体と、
    前記継手本体に対して複数の位置関係を取るように移動可能とされた回り止め体とを備え、
    前記回り止め体は、前記継手本体に対する前記複数の位置関係のうち一つの位置関係で、前記壁面の背面側に取り付けられている固定部材に対して係合することで、前記管継手に前記正面側配管をねじ込む際の回転に伴って前記正面側接続部が回転することを抑制する、形状が異なる複数の係合部を備え、
    前記複数の係合部の各々は、前記回り止め体を前記継手本体に対して移動させることで形状が異なる複数の固定部材に係合可能である管継手。
  2. 前記回り止め体は、前記継手本体に対して回動可能である、請求項1に記載の管継手。
  3. 前記複数の係合部は、前記継手本体に対する回動の中心から異なる距離の平面を有する、請求項2に記載の管継手。
  4. 前記継手本体に対して回動可能な回動体を有し、
    前記継手本体は、上流側と下流側とで流路延長方向が交差する関係にあるエルボ部を備え、
    前記回動体は前記正面側接続部と前記回り止め体とを一体に有する、請求項2または3に記載の管継手。
  5. 前記継手本体の一部と前記回動体の一部とは径方向で重なり合い、この重なり合う部分に、前記継手本体と前記回動体との間の液体の漏れを防止する、リング状の漏れ止め手段を周方向に有する、請求項4に記載の管継手。
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