JP2001073422A - 混合水栓用の継手 - Google Patents

混合水栓用の継手

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JP2001073422A
JP2001073422A JP24622499A JP24622499A JP2001073422A JP 2001073422 A JP2001073422 A JP 2001073422A JP 24622499 A JP24622499 A JP 24622499A JP 24622499 A JP24622499 A JP 24622499A JP 2001073422 A JP2001073422 A JP 2001073422A
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cylindrical body
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    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/04Water-basin installations specially adapted to wash-basins or baths
    • E03C1/042Arrangements on taps for wash-basins or baths for connecting to the wall
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプが接続された状態でナットを回動操作
してもパイプがねじれるなどして変形するおそれがない
混合水栓用の継手を提供する。 【解決手段】 混合水栓用の継手は一対の筒状体12
a,12bを備え、各筒状体12a,12bの一端には
混合水栓の導水間11a又は導湯管11bが接続され、
他端には樹脂製のパイプ16a,16bが接続される。
筒状体12a,12bは固定プレート25によって連結
されるとともに、各筒状体12a,12bの係止面18
と固定プレート25の係止面が互いに係合することによ
り各筒状体12a,12bと固定プレート25は相対回
動不能に構成されている。そして、筒状体12a,12
bは壁板20の取付孔21に挿通され、雄ねじ部19に
螺合される一対のナット22,23により壁板20に取
り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、混合水栓と樹脂
製のパイプとを接続するために使用される混合水栓用の
継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一対の導入部(給水口と給湯口)
を備えた湯水混合水栓用の継手は、一対の筒状体によっ
て構成され、一方の筒状体が給水口と給水配管を接続
し、他方の筒状体が給湯口と給湯配管を接続するように
なっている。
【0003】この一対の筒状体は支持壁に挿通され、筒
状体の外周に形成された雄ねじ部に支持壁の両側から一
対のナットを螺合し、同ナットで支持壁を締め付けるこ
とによって支持壁に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、筒状体を支
持壁に取り付けたり取り外したりする場合等に前記ナッ
トを回動操作して締め付けたり緩めたりすると、筒状体
には雄ねじ部の軸線を中心にして回動する方向の力が働
く。このため、筒状体に給水配管又は給湯配管を構成す
るパイプを接続した状態では、パイプが樹脂製で剛性の
低いものであるとナットの回動に伴なって筒状体が回動
し、パイプがねじれるなどして変形するおそれがあっ
た。
【0005】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、パイプが接続された状態でナットを回動
操作してもパイプがねじれるなどして変形するおそれが
ない混合水栓用の継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の混合水栓用の継手は、第
1配管接続部において混合水栓の導入部と接続し、第2
配管接続部において樹脂製のパイプと接続する筒状体を
複数備え、各筒状体の外周に雄ねじ部を形成し、支持壁
に穿設された取付孔に各筒状体を挿通して一対のナット
を支持壁の両側から前記雄ねじ部に螺合し同ナットで支
持壁を締め付けることにより各筒状体を支持壁に取り付
けるように構成するとともに、各筒状体に接続される前
記パイプの軸線とその筒状体の雄ねじ部に螺合される前
記ナットの回動軸とが所定角度で交差する混合水栓用の
継手であって、前記筒状体が挿通される挿通孔を有する
連結部材で複数の筒状体を連結するとともに、各筒状体
と連結部材に互いに係合する係止部を設けて筒状体と連
結部材が相対回動するのを防ぐように構成したことを要
旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明の混合水栓用の継手
は、請求項1に記載の発明において、前記挿通孔を長孔
とし、その長さ方向に筒状体が移動できるように構成し
たことを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明の混合水栓用の継手
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
第2配管接続部内に内方へ突出する複数の規制片を備え
たロックリングを配設し、前記パイプを第2配管接続部
内に挿入してパイプを前記ロックリングの規制片に係合
させて抜け止めするように構成したことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明をユニットバス等
の浴室に設置される湯水混合水栓に給水配管と給湯配管
を接続するための継手に具体化した一実施形態を図面に
従って説明する。
【0010】図1に示すように、湯水混合水栓(図示
略)は、水栓内に水を導入するための導入部としての導
水管11aと、水栓内に湯を導入するための導入部とし
ての導湯管11bを備えている。そして、導水管11a
と導湯管11bには、それぞれ給水配管と給湯配管が混
合水栓用の継手を介して接続され、湯水混合水栓の吐出
口(図示略)からは水又は湯あるいは両者を混合したも
のが吐水されるようになっている。
【0011】図1及び図4に示すように、前記混合水栓
用の継手は一対の筒状体12a,12bを備えている。
各筒状体12a,12bは、図2に示すように略L字形
状をなし、両端において開口する連通路13を備えてい
る。また、各筒状体12a,12bの両端には第1配管
接続部14と第2配管接続部15がそれぞれ設けられて
いる。そして、一方の筒状体12aの第1配管接続部1
4には湯水混合水栓の導水管11aが接続され、第2配
管接続部15には給水配管を構成するパイプ16aが接
続されるようになっている。また、他方の筒状体12b
の第1配管接続部14には湯水混合水栓の導湯管11b
が接続され、第2配管接続部15には給湯配管を構成す
るパイプ16bが接続されるようになっている。
【0012】図1、図2及び図4に示すように、各筒状
体12a,12bの第1配管接続部14の内周面には第
1雌ねじ部17が形成されている。そして、この第1雌
ねじ部17において、各筒状体12a,12bの第1配
管接続部14に湯水混合水栓の導水管11aと導湯管1
1bがそれぞれ螺着されるようになっている。また、各
筒状体12a,12bの第1配管接続部14の外周面に
は、相対向する位置に係止部としての一対の係止面18
が平坦状に切欠き形成されている。
【0013】さらに、第1配管接続部14の外周面に
は、雄ねじ部19が前記係止面18を除いた円弧面に形
成されている。そして、各筒状体12a,12bは支持
壁としての浴室の壁板20に穿設された一対の取付孔2
1に対してそれぞれ挿通され、その状態で壁板20の両
側から一対のナット22,23を前記雄ねじ部19に螺
合して同ナット22,23で壁板20を締め付けること
によって壁板20に取り付けられるようになっている。
なお、ナット22,23の回動軸は第2配管接続部15
に接続されるパイプ16a,16bの軸線と直交するよ
うになっている。
【0014】壁板20の外側、即ち室外側のナット22
と壁板20との間には、パッキン24と連結部材として
の固定プレート25が壁板20側から順に介装されてい
る。また、壁板20の内側、即ち室内側のナット23と
壁板20との間には、パッキン26とポリプロピレン製
の滑りパッキン27が壁板20側から順に介装されてい
る。そして、取付孔21を介する室内外の連通を両パッ
キン24,26と滑りパッキン27とによりシールする
とともに、パッキン26との接触によってナット23の
円滑な回動操作が妨げられるのを滑りパッキン27によ
り防ぐようになっている。
【0015】前記固定プレート25は一対の挿通孔28
を備え、これらの挿通孔28には両筒状体12a,12
bが挿通されている。そして、これにより両筒状体12
a,12bは固定プレート25を介して連結されてい
る。図3に示すように、前記挿通孔28は長孔状に形成
されており、筒状体12a,12bは挿通孔28に挿通
された状態で挿通孔28の長さ方向に移動することがで
きるようになっている。そして、両筒状体12a,12
b間の間隔は、最小となるP1から最大となるP2の間
で任意に変更することができるようになっている。
【0016】また、挿通孔28の内周面には前記第1配
管接続部14の係止面18に係合する係止部としての係
止面29が設けられ、両係止面18,29の係合関係に
よって挿通孔28に挿通された筒状体12a,12bと
固定プレート25は相対回動不能となっている。さら
に、固定プレート25の上端縁と下端縁には規制部材と
してのストッパ30が折り曲げ形成されている。上下の
ストッパ30間の間隔はナット22の対向する二辺間に
おける外径に対応するように設定されており、図2に示
すようにナット22の対向する二辺と両ストッパ30と
が係合することによってナット22の回動が規制される
ようになっている。
【0017】図2及び図5に示すように、各筒状体12
a,12bの第2配管接続部15の内周面には第2雌ね
じ部31が形成されている。そして、この第2雌ねじ部
31に螺合可能な雄ねじ部32aを先端に備えた円筒状
の押し輪32が螺着されている。また、第2配管接続部
15の内周面には、前記第2雌ねじ部31より内奥部に
円環状の受け面33が段差状に設けられている。そし
て、受け面33と押し輪32の先端面との間には、一対
のロックリング34が円環状のスペーサ35を間に介装
した状態で配設されている。
【0018】前記ロックリング34は、円環状のベース
リング36と、そのベースリング36の内周縁から内方
へ突出形成された複数の規制片37とから構成されてい
る。ロックリング34の規制片37はベースリング36
に対して約45度の角度をなすように屈曲しており、第
2配管接続部15内においてはその屈曲方向が第2配管
接続部15の内奥側になるように配設されている。そし
て、各筒状体12a,12bの第2配管接続部15にパ
イプ16a,16bの先端部を挿入したとき、ロックリ
ング34の規制片37がパイプ16a,16bの外面に
食い込んでパイプ16a,16bを第2配管接続部15
から抜け止めするようになっている。
【0019】また、ロックリング34はステンレス鋼製
であり、プレス成形法により上記のような所定形状に形
成されている。ロックリング34は所定の強度を保持す
るために、厚さが0.2〜0.6mmの範囲内に形成さ
れるのが好ましく、0.3〜0.5mmの範囲内に形成
されるのがさらに好ましい。
【0020】前記パイプ16a,16bは、ポリオレフ
ィン、例えば架橋ポリエチレン又はポリブテンにより円
筒状に形成されている。なお、本実施形態では、外径が
13mmで内径が9.8mmの呼び径10Aのもの、あ
るいは外径が17mmで内径が12.8mmの呼び径1
3Aのものが使用される。
【0021】また、パイプ16a,16bの先端には真
鍮又は青銅製のコアリング38が装着されている。コア
リング38は円筒状をなし、一端に設けられたフランジ
38aがパイプ16a,16bの先端面に当接するまで
パイプ16a,16bに嵌入されている。そして、パイ
プ16a,16bが熱膨張等により内側へ変形するのを
防止するようになっている。
【0022】次に、前記のように構成された混合水栓用
の継手の作用を説明する。実施形態の混合水栓用の継手
を使って湯水混合水栓に給水配管と給湯配管を接続する
場合には、まず継手を組み付けて浴室の壁板20に取り
付ける。
【0023】即ち、第2配管接続部15内の受け面33
上に一対のロックリング34をスペーサ35を介装した
状態で配設した後、第2配管接続部15に押し輪32を
螺着する。それとともに、第1配管接続部14の雄ねじ
部19にはナット22を螺合し、続いて固定プレート2
5を第1配管接続部14の先端側から取り付けて筒状体
12a,12bを連結し、さらにパッキン24を各筒状
体12a,12bの第1配管接続部14に装着する。こ
のとき、固定プレート25のストッパ30はナット22
の対向する二辺に係合するように取り付けられる。
【0024】続いて、両筒状体12a,12bを挿通孔
28の長さ方向に移動させることによって筒状体12
a,12b間の距離を、壁板20に穿設された一対の取
付孔21間の距離に対応するように設定し、各筒状体1
2a,12bの第1配管接続部14を室外側から取付孔
21に挿通する。次いで、室内側から第1配管接続部1
4にパッキン26と滑りパッキン27を装着し、最後に
ナット23を雄ねじ部19に螺合してスパナ等を使って
締め付ける。これにより継手の組み付け及び壁板20へ
の取付が完了する。
【0025】継手と給水配管又は給湯配管を接続する場
合には、まず給水配管又は給湯配管を構成するパイプ1
6a,16bの先端にコアリング38を装着する。続い
て、そのパイプ16a,16bの先端を壁板20に取り
付けられた継手の第2配管接続部15に対して挿入して
奥まで押し込む。この状態でパイプ16a,16bに引
き抜き方向の力が作用すると、ロックリング34の規制
片37の先端部がパイプ16a,16bの外面に食い込
むためパイプ16a,16bが抜け止めされる。
【0026】継手と湯水混合水栓とを接続するときに
は、室内側に配設された湯水混合水栓の導水管11aを
給水配管に接続された筒状体12aの第1配管接続部1
4に螺着し、導湯管11bを給湯配管に接続された筒状
体12bの第1配管接続部14に螺着する。
【0027】また、壁板20に取り付けられた継手を取
り外すときには、ナット23を緩めて雄ねじ部19から
ナット23を取り外す。そして、第1配管接続部14を
取付孔21から離脱させる。
【0028】また、壁板20に一旦取り付けた後に湯水
混合水栓の導水管11aと導湯管11bに合わせる等の
理由で筒状体12a,12bの間隔又は位置を微調整す
る場合には、ナット23を緩めて筒状体12a,12b
を挿通孔28の長さ方向に移動させて所望の位置に変更
し、再びナット23を締め付ける。
【0029】ナット23を回動操作して締め付けたり緩
めたりするとき、筒状体12a,12bには雄ねじ部1
9の軸線を中心にして回動する方向の力が働く。しか
し、固定プレート25は一対の筒状体12a,12bに
よって壁板20に支持されており、この二点で壁板20
に支持された固定プレート25に対して回動不能に筒状
体12a,12bは構成されているため、筒状体12
a,12bは回動するおそれがない。従って、ナット2
3を回動操作する際に、改めて筒状体12a,12bを
回動しないように固定する必要がなく、特に第2配管接
続部15にパイプ16a,16bが接続された状態のま
まナット23を回動操作してもパイプ16a,16bが
変形するおそれがない。
【0030】また、室内側のナット23を回動させると
きに、室外側のナット22が同方向に回転してしまうと
締め付けあるいは緩めを行うことができないが、室外側
のナット22は固定プレート25のストッパ30に係合
して回動が規制されているため、回動操作の際に改めて
ナット22を固定する必要もない。
【0031】以上のように、この実施形態によれば次の
ような効果が発揮される。 ・ 固定プレート25は二点で壁板20に支持されてお
り、各筒状体12a,12bはその固定プレート25に
対して回動不能に構成されている。このため、ナット2
3を回動操作して締め付けたり緩めたりするときに筒状
体12a,12bが回動するおそれがない。従って、実
施形態のように屈曲した形状の筒状体12a,12bを
備えた継手の場合でも、筒状体12a,12bの回動を
許容するだけのスペースを確保する必要がなく、壁板2
0に対する筒状体12a,12bの取り付け及び取り外
しを少ない作業スペースで行うことができる。また、同
じく筒状体12a,12bが回動するおそれがないた
め、パイプ16a,16bが接続された状態でナット2
3を回動操作してもパイプ16a,16bがねじれるな
どして変形するおそれがない。
【0032】・ 固定プレート25の挿通孔28を長孔
状に形成したため、筒状体12a,12b間の間隔を任
意に変更することができる。 ・ 第2配管接続部15内にパイプ16a,16bの先
端を挿入することにより、ロックリング34の規制片3
7がパイプ16a,16bの外面に係合してパイプ16
a,16bが抜け止めされる。このため、パイプ16
a,16bを第2配管接続部15に対して容易に接続す
ることができ、作業性を向上させることができるととも
に、パイプ16a,16bの抜け落ちを防ぐことができ
る。
【0033】・ 筒状体12a,12bが略L字状に形
成されているため、パイプ16a,16bを壁板20に
沿って配設することができ、省スペース化を図ることが
できる。
【0034】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 固定プレート25の二つの挿通孔28を連続した一
つの長孔とすること。このように構成した場合、実施形
態の場合より筒状体12a,12bの間隔を幅広く変更
することができる。
【0035】・ 筒状体12a,12bの屈曲角度を実
施形態の90度に代えて、120度等任意の角度に変更
してもよい。また、筒状体12a,12bを二段以上に
屈曲した形状のものや、三方に開口し三つの配管が接続
される例えばT字状のものに変更してもよい。
【0036】・ロックリング34を一つ又は三つ以上使
用してもよい。ロックリング34の数を一つとした場合
には、部品点数を少なくすることができる。また、ロッ
クリング34の数を三つ以上とした場合には、パイプ1
6a,16bに係合されるロックリング34の規制片3
7の数が増えるため、第2配管接続部15からパイプ1
6a,16bが抜け落ちるのをより確実に防止すること
ができる。
【0037】次に、前記実施形態から把握できる技術的
思想について以下に記載する。 ・ 前記連結部材に筒状体の雄ねじ部に螺合される一対
のナットのいずれか一方の回動を規制する規制部材を設
けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
一項に記載の混合水栓用の継手。
【0038】このように構成した場合、一方のナットを
回動操作したときに、他方のナットがそれと同方向に回
転するのを防ぐことができる。従って、他方のナットを
改めて固定することなく、確実にナットを締め付けたり
緩めたりすることができる。
【0039】・ 前記規制片を、ロックリングの周方向
にほぼ等間隔をおいて設けたことを特徴とする請求項3
に記載の混合水栓用の継手。このように構成した場合、
パイプに引き抜き方向の力が作用したときに、その力の
方向に関わらず均等にパイプの抜け落ちを防ぐことがで
きる。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明の混合水栓用の継手によれば、パイプが接続された状
態でナットを回動操作してもパイプがねじれるなどして
変形するおそれがない。
【0041】請求項2に記載の発明の混合水栓用の継手
によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、筒状体
間の間隔を任意に変更することができる。請求項3に記
載の発明の混合水栓用の継手によれば、請求項1又は請
求項2に記載の発明の効果に加え、第2配管接続部にパ
イプを容易に接続することができ、作業性を向上させる
ことができるとともに、パイプの抜け落ちを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の混合水栓用の継手を示す一部破断
平面図。
【図2】 同じく混合水栓用の継手を示す一部破断側面
図。
【図3】 固定プレートを示す正面図。
【図4】 同じく混合水栓用の継手を示す分解斜視図。
【図5】 第2配管接続部におけるパイプの接続を示す
分解斜視図。
【符号の説明】
11a…導入部としての導水管、11b…導入部として
の導湯管、12a,12b…筒状体、14…第1配管接
続部、15…第2配管接続部、16a,16b…パイ
プ、18…筒状体の係止部としての係止面、19…雄ね
じ部、20…支持壁としての壁板、21…取付孔、2
2,23…ナット、25…連結部材としての固定プレー
ト、28…挿通孔、29…連結部材の係止部としての係
止面、34…ロックリング、37…規制片。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1配管接続部において混合水栓の導入
    部と接続し、第2配管接続部において樹脂製のパイプと
    接続する筒状体を複数備え、各筒状体の外周に雄ねじ部
    を形成し、支持壁に穿設された取付孔に各筒状体を挿通
    して一対のナットを支持壁の両側から前記雄ねじ部に螺
    合し同ナットで支持壁を締め付けることにより各筒状体
    を支持壁に取り付けるように構成するとともに、各筒状
    体に接続される前記パイプの軸線とその筒状体の雄ねじ
    部に螺合される前記ナットの回動軸とが所定角度で交差
    する混合水栓用の継手であって、 前記筒状体が挿通される挿通孔を有する連結部材で複数
    の筒状体を連結するとともに、各筒状体と連結部材に互
    いに係合する係止部を設けて筒状体と連結部材が相対回
    動するのを防ぐように構成したことを特徴とする混合水
    栓用の継手。
  2. 【請求項2】 前記挿通孔を長孔とし、その長さ方向に
    筒状体が移動できるように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載の混合水栓用の継手。
  3. 【請求項3】 前記第2配管接続部内に内方へ突出する
    複数の規制片を備えたロックリングを配設し、前記パイ
    プを第2配管接続部内に挿入してパイプを前記ロックリ
    ングの規制片に係合させて抜け止めするように構成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の混合水
    栓用の継手。
JP24622499A 1999-08-31 1999-08-31 混合水栓用の継手 Expired - Fee Related JP3304075B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017150623A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 株式会社オンダ製作所 配管システム及び配管システムの施工方法
US10378685B2 (en) * 2015-07-24 2019-08-13 Do Kyeng Lee Choong Bum Ahn Faucet coupling structure

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