JP6144643B2 - 継手 - Google Patents

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Description

本発明は、継手に関する。
特許第3069825号公報は、管接続用クリップを用いた管接続構造を開示する。この管接続構造では、クリップに設けられた長窓に、フランジどうしの一部が挿入されている。
特許第4335401号公報は、カム面を有する抜止クリップを有し、雄管の突出部が雌管の突出部よりも小径とされた迅速管継手を開示する。
特許第3069825号公報 特許第4335401号公報
上述した先行技術では、雄管のフランジと雌管のフランジとが、互いに接触した状態で、クイックファスナーの開口に挿入されている。ガタツキを防止する観点から、この開口の高さが、2つのフランジの厚みの合計に一致しているのが好ましい。しかし、各フランジの厚み及びファスナー開口の高さには、寸法上の誤差(公差)が生ずる。この誤差を考慮して、上記開口の高さは、2つのフランジの厚みの合計よりも大きく設定される。結果として、2つのフランジと開口との間に、隙間が生ずる。この隙間は、接続部分のガタツキを許容する。このガタツキは、水漏れを生じさせうる。雄管の差し込み長さを大きくすることで、この水漏れが解消しうる。しかしこの場合、施工性の低下及びコストの増加が生じうる。
本願に記載の新たな構造は、上述の課題を解決しうる。本発明の目的は、信頼性に優れた継手の提供にある。
本発明に係る好ましい継手は、雄管と、雌管と、上記雄管と上記雌管との正規接続状態を維持しうるクイックファスナーとを備えている。上記雄管及び上記雌管のうちの一方が、フランジを有している。上記雄管及び上記雌管のうちの他方が、受容部を有している。上記クイックファスナーが、2つのアームを有している。これらアームのそれぞれに、開口が形成されている。上記正規接続状態では、上記フランジが上記受容部に収容されている。上記正規接続状態において、上記フランジを収容した上記受容部が、上記開口のそれぞれを貫通している。上記フランジの厚みH1が、上記受容部の受け入れ深さH2よりも小さい。
好ましくは、差(H2−H1)が、0.05mm以上1.0mm以下である。
上記開口の高さがH3とされ、上記受容部の厚みがH4とされるとき、好ましくは、差(H3−H4)が0.05mm以上0.5mm以下である。
好ましくは、上記高さH3と上記厚みH4とが実質的に同一である。
好ましくは、上記正規接続状態において、上記フランジと上記クイックファスナーとの係合幅が、1.5mm以上である。
好ましくは、上記クイックファスナーが、前進操作により装着され且つ後退操作により取り外されるように構成されている。好ましくは、上記アームのそれぞれが、ガイド当接部を更に有している。好ましくは、このガイド当接部が、上記後退操作において上記受容部に接触するように構成されている。好ましくは、このガイド当接部が、上記後退操作において、上記開口の前方縁と上記受容部との接触を防止している。
本発明に係る好ましい水栓器具は、上述した継手を備えている。
クイックファスナーを用いた継手において、信頼性が向上しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る継手の斜視図である。 図2(a)は図1の継手の平面図であり、図2(b)は図1の継手の正面図であり、図2(c)は図1の継手の側面図である。 図3は、図1の継手の分解斜視図である。 図4(a)は、雄管の平面図であり、図4(b)はこの雄管の側面図であり、図4(c)はこの雄管の断面図である。 図5は、雌管の斜視図である。 図6(a)は上記雌管の平面図であり、図6(b)はこの雌管の側面図であり、図6(c)はこの雌管の断面図である。 図7は、クイックファスナーの斜視図である。 図8(a)は上記クイックファスナーの側面図であり、図8(b)は上記クイックファスナーの平面図であり、図8(c)は上記クイックファスナーの背面図である。 図9は、正規接続状態における継手の断面図である。この図9では、クイックファスナーの記載が省略されている。 図10(a)は、従来の継手の断面図である。図10(b)は、本実施形態の継手の断面図である。図10(a)及び図10(b)は、正規接続状態を示す。 図11(a)は、従来の継手の断面図である。図11(b)は、本実施形態の継手の断面図である。図11(a)及び図11(b)は、雄管が雌管に対して傾斜した状態を示す。 図12は、本実施形態の継手の一部断面斜視図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
なお、本願において周方向とは、雄管4及び雌管6の周方向を意味する。本願において軸方向とは、雄管4及び雌管6の軸方向を意味する。本願において、この軸方向に直交する方向が、軸直交方向とも称される。この軸直交方向は、雄管4及び雌管6の半径方向である。
本願では、典型的な使用状態を考慮して、「上」、「上側」、「下」、「下側」等の文言が用いられる。この典型的な使用状態では、雄管4が雌管6に対して上側に位置する。もちろん、本願における継手は非典型的な使用状態で使用されてもよい。例えば、本願における継手は、軸方向が水平な状態で用いられても良い。例えば、本願における継手は、雄管4が雌管6に対して下側に位置する状態で用いられても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る継手2の斜視図である。図2(a)は、継手2の平面図である。図2(b)は、継手2の正面図である。図2(c)は、継手2の側面図である。図3は、継手2の分解斜視図である。図1、図2(a)、図2(b)、図2(c)及び図3は、接続状態を示している。これらの図において、継手2は、正規接続状態にある。正規接続状態では、雄管4と雌管6とが同軸である。
継手2は、例えば、水栓器具に用いられる。例えば、この水栓器具は、継手2と、水栓本体とを有する。継手2は、この水栓本体と、上水道等の配管とを接続する。
これらの図が示すように、継手2は、雄管4、雌管6及びクイックファスナー8を有する。クイックファスナー8は、雄管4と雌管6との正規接続状態を保持しうる。更に継手2は、止水部材10を有する(図3参照)。この止水部材10は、リング部材である。この止水部材10は、Oリングである。複数(2つ)の止水部材10が設けられている。
図示しないが、雄管4には、雄側配管が接続される。図示しないが、雌管6には、雌側配管が接続される。
正規接続状態において、クイックファスナー8は、自由に回転しうる。正規接続状態を保持したまま、クイックファスナー8は自由に回転しうる。この回転は、継手2(雄管4、雌管6)の軸心まわりの回転である。この回転の自由度により、クイックファスナー8は、操作性に優れる。
クイックファスナー8は、周方向におけるあらゆる方向から、装着されうる。クイックファスナー8は、周方向におけるあらゆる方向に、取り外されうる。施工場所によっては、装着及び取り外しの方向が制約されうる。かかる制約の下でも、継手2は、着脱可能である。
図3が示すように、雄管4は、周溝12を有する。本実施形態では、2つの周溝12が設けられている。周溝12のそれぞれに、止水部材10が嵌められている。止水部材10は、水密性を高める。
図4(a)は、雄管4の平面図である。図4(b)は、雄管4の側面図である。図4(c)は、雄管4の断面図である。図4(c)は、図4(a)のA−A線に沿った断面図である。
図4(b)及び図4(c)が示すように、雄管4は、上部4aと、下部4bと、フランジf1とを有する。上部4aは、フランジf1よりも上側の部分である。下部4bは、フランジf1よりも下側の部分である。前述した周溝12は、下部4bに設けられている。継手2の接続では、下部4bが雌管6に挿入される。正規接続状態では、下部4bは雌管6の内側に位置する。正規接続状態では、止水部材10が雌管6の内面に接触している。
図5は、雌管6の斜視図である。図6(a)は、雌管6の平面図である。図6(b)は、雌管6の側面図である。図6(c)は、雌管6の断面図である。図6(c)は、図6(a)のB−B線に沿った断面図である。
雌管6は、受容部6aと、フランジf2とを有する。受容部6aは、雌管6の上端に設けられている。フランジf2は、受容部6aの下側に設けられている。図6(c)が示すように、受容部6aは、底面部6bと周囲部6cとを有する。底面部6bは、受容部6aの底面6dを形成している。この底面6dは、平面である。この底面6dは、軸直交方向に沿った平面である。周囲部6cは、底面部6bの周縁から軸方向に沿って上方に延びている。周囲部6cは、円筒状である。周囲部6cの内面6eは、円周面である。受容部6aは、上端面6fを有する。上端面6fは、周囲部6cの上端面である。
なお周囲部6cは、円筒状でなくてもよい。例えば、周囲部6cが、周方向における一部が欠落した形態であってもよい。
雌管6は、中間部6gを有する(図6(b)及び図6(c)参照)。中間部6gは、受容部6aとフランジf2との間の部分である。受容部6aとフランジf2とは離れている。この結果、周溝状の中間部6gが形成されている。
図7は、クイックファスナー8の斜視図である。図8(a)は、クイックファスナー8の側面図である。図8(b)は、クイックファスナー8の平面図である。図8(c)は、クイックファスナー8の背面図である。図7及び図8(b)が示すように、クイックファスナー8は、2つのアームを有する。即ち、クイックファスナー8は、第一アーム8aと第二アーム8bとを有する。更にクイックファスナー8は、連結部8cを有する。連結部8cは、第一アーム8aの一端(後端)と第二アーム8bの一端(後端)とを繋いでいる。
図8(b)が示すように、クイックファスナー8の形状は左右対称である。図8(b)が示すように、平面視のクイックファスナー8は、中心線ASを有する。平面視のクイックファスナー8において、この中心線ASは、対称軸である。
第一アーム8aは、開口k1を有する。この開口k1は、第一開口とも称される。開口k1は、第一アーム8aを貫通している。第二アーム8bは、開口k2を有する。この開口k2は、第二開口とも称される。開口k2は、第二アーム8bを貫通している。
クイックファスナー8の側面視において、開口k1と開口k2とは同一形状である。クイックファスナー8の側面視において、開口k1と開口k2とは重なっている(図8(a)参照)。
アーム8aは、開口k1の上側に位置する上部a1と、開口k1の下側に位置する下部a2とを有する。上部a1と下部a2とは、開口k1によって分離されている。同様に、アーム8bは、開口k2の上側に位置する上部b1と、開口k2の下側に位置する下部b2とを有する。上部b1と下部b2とは、開口k2によって分離されている。
正規接続状態では、受容部6aとフランジf2との間の隙間に、下部a2及び下部b2が配置される(図1参照)。即ち、正規接続状態では、下部a2及び下部b2は、中間部6gの半径方向外側に位置する。正規接続状態では、下部a2、b2の下縁が、フランジf2の上面に当接している。正規接続状態では、フランジf1の上側に、上部a1及び上部b1が配置される。
クイックファスナー8は、弾性変形しうる。図8(b)等に示されるクイックファスナー8は、自然状態である。外力により、クイックファスナー8は、第一アーム8aの先端と第二アーム8bの先端とが離れるように、弾性変形しうる。この変形が、拡開変形とも称される。外力が解除されると、拡開変形が減少する。拡開変形が減少するような変形が、戻り変形とも称される。戻り変形を経由して、クイックファスナー8は、自然状態に戻る。クイックファスナー8の装着及び取り外しにおいて、クイックファスナー8の弾性変形が利用される。
図7等が示すように、第一アーム8aは、ガイド当接部8dを有する。ガイド当接部8dは、開口k1の前方縁に取り付けられている。図8(b)が示すように、ガイド当接部8dは、開口k1の前方縁から後方(連結部8c側)に向かって延びている。同様に、第二アーム8bは、ガイド当接部8dを有する。ガイド当接部8dは、開口k2の前方縁に取り付けられている。ガイド当接部8dは、開口k2の前方縁から後方(連結部8c側)に向かって延びている。2つのガイド当接部8dのそれぞれは、後方(連結部8c側)にいくほど中心線ASから離れるように、延在している(図8(b)参照)。2つのガイド当接部8d同士の間隔は、後方(連結部8c側)にいくほど拡がっている。
ガイド当接部8dは、クイックファスナー8の装着の際に、雌管6(受容部6a)に当接する。ガイド当接部8dは、クイックファスナー8の取り外しの際に、雌管6(受容部6a)に当接する。ガイド当接部8dの機能の詳細は、後述される。
図1が示すように、正規接続状態において、ガイド当接部8dは、継手2に当接していない。正規接続状態において、ガイド当接部8dは、雌管6に当接していない。正規接続状態において、ガイド当接部8dは、受容部6aに当接していない。正規接続状態において、ガイド当接部8dと受容部6aとの間に、隙間が存在している。このように、正規接続状態において、ガイド当接部8dは非接触状態にある。この非接触状態により、クイックファスナー8の拡開変形が抑制されている。この拡開変形の抑制に起因して、フランジf1とクイックファスナー8との係合幅が拡大されている。
図1、図2(a)、図2(c)、図8(a)等において、前進方向Dfが矢印で示されている。図1、図2(a)、図2(c)、図8(a)等において、後退方向Dbが矢印で示されている。クイックファスナー8の装着において、クイックファスナー8は前進方向Dfに操作される。この操作が、前進操作とも称される。クイックファスナー8の取り外しにおいて、クイックファスナー8は後退方向Dbに操作される。この操作が、後退操作とも称される。
クイックファスナー8が装着されるステップの一例は、下記の通りである。
(1a)雄管4が雌管6に挿入される。
(2a)前進操作により、第一アーム8a及び第二アーム8bが受容部6aに当接し、クイックファスナー8に拡開変形が生じる。
(3a)更なる前進操作により、受容部6a及びフランジf1が、開口k1及び開口k2を貫通し、且つ、クイックファスナー8に戻り変形が生ずる。
(4a)クイックファスナー8が正規位置に到達し、正規接続状態が形成される。
クイックファスナー8が取り外されるステップの一例は、下記の通りである。
(1b)後退操作により、クイックファスナー8の第一アーム8a及び第二アーム8bが受容部6aに当接し、クイックファスナー8に拡開変形が生じる。
(2b)更なる後退操作により、クイックファスナー8の拡開変形が大きくなり、受容部6a及びフランジf1が、開口k1及び開口k2から抜ける。
(3b)更なる後退操作により、クイックファスナー8に戻り変形が生じると同時に、クイックファスナー8が継手2から離脱される。
クイックファスナー8が取り外されるステップでは、開口k1及び開口k2の前方縁が受容部6aの表面において摺動しうる。この摺動により、受容部6aに傷が生じうる。また、これら前方縁が受容部6aに引っ掛かることで、上記後退操作における抵抗が増加しうる。この抵抗の増加は、操作性を低下させる。
本実施形態では、ガイド当接部8dの存在により、上記前方縁と受容部6aとの接触が防止されている。ガイド当接部8dは、上記前方縁に起因する引っ掛かりを防止し、クイックファスナー8の操作性を高めている。更に、ガイド当接部8dは、受容部6aの傷つきを抑制している。
図3、図7及び図8(b)が示すように、ガイド当接部8dは、当接面t1を有する。当接面t1は、ガイド当接部8dの内面である。クイックファスナー8が取り外されるステップにおいて、ガイド当接部8dの当接面t1が、受容部6aに当接する。ガイド当接部8dにおいて、受容部6aと当接しうるのは、当接面t1のみである。クイックファスナー8が取り外されるステップにおいて、ガイド当接部8dの端面及びエッジは、受容部6aに当接しない。当接面t1のみが当接することで、受容部6aの傷つきが抑制されている。当接面t1のみが当接することで、後退操作における抵抗が抑制されている。よって、クイックファスナー8の操作性が高められている。
図7及び図8(b)が示すように、第一アーム8a及び第二アーム8bのそれぞれは、先端部8eと先端8fとを有する。先端8fは、自由端である。平面視のクイックファスナー8において、先端部8eは、先端8fに近づくほど中心線ASから離れるように、延びている(図8(b)参照)。
2つの先端部8e同士の間隔は、クイックファスナー8の先端に近づくにつれて大きくはっている。クイックファスナー8の前進操作において、先端部8eの内面が受容部6aの外周面に当接する。2つの先端部8eの形状に起因して、上記前進操作において、クイックファスナー8の拡開変形が円滑に起こる。これら先端部8eは、クイックファスナー8の円滑な装着に寄与している。
図9は、正規接続状態における雄管4及び雌管6を示す断面図である。正規接続状態において、フランジf1は、受容部6aに収容されている。正規接続状態において、フランジf1の下面は、受容部6aの底面6dに面接触している。
フランジf1の周囲には、受容部6aの周囲部6cが位置している。雄管4の軸線が雌管6の軸線に対して軸直交方向にズレると、フランジf1の外周面が内面6eに当接する。この当接は、雌管6に対する雄管4の軸ズレを抑制する。このように、受容部6aは、雄管4と雌管6との間の軸ズレを抑制する効果を奏する(効果A)。この効果Aは、正規接続状態の維持に寄与する。この効果Aは、水密性の向上に寄与する。
雄管4が雌管6に対して傾斜すると、フランジf1の外周面が内面6eに当接する。この当接は、雌管6に対する雄管4の傾斜を抑制する。このように、受容部6aは、雄管4の姿勢を拘束しうる。受容部6aは、雄管4の傾斜を抑制する効果を奏する(効果B)。この効果Bは、正規接続状態の維持に寄与する。この効果Bは、水密性の向上に寄与する。
なお、フランジf1が、雄管4ではなく、雌管6に設けられてもよい。また、受容部6aが、雌管6ではなく、雄管4に設けられてもよい。つまり、雄管4及び雌管6のうちの一方が受容部に収容されるフランジf1を有していればよく、他方がフランジf1を収容しうる受容部を有していればよい。
図9及び図4(b)において両矢印H1で示されるのは、フランジf1の厚みである。この厚みH1は、軸方向に沿って測定される。厚みH1の単位は、mmである。
図9及び図6(c)において両矢印H2で示されるのは、受容部6aの受け入れ深さである。この深さH2は、軸方向に沿って測定される。本実施形態において、深さH2は、底面6dと上端面6fとの間の軸方向距離である。深さH2は、フランジf1の挿入可能距離である。
フランジf1の厚みH1は、受容部6aの受け入れ深さH2よりも小さい。即ち、差(H2−H1)は、正の値である。換言すれば、差(H2−H1)は、0より大きい。正規接続状態において、フランジf1の上面は、受容部6aの上端面6fよりも下側に位置する(図9参照)。
図1が示す通り、正規接続状態では、フランジf1を収容した受容部6aが、開口k1を貫通している。また、フランジf1を収容した受容部6aが、開口k2を貫通している。
図8(a)において両矢印H3で示されるのは、開口k1、k2の高さである。この高さH3は、軸方向に沿って測定される。この高さH3は、雄管4と雌管6との接続に係る部分の高さである。本実施形態では、クイックファスナー8の装着及び取り外しにおいて受容部6aが通過する部分が、高さH3の測定対象である。
図10(a)は、従来の継手200を示す断面図である。図10(b)は、本実施形態の継手2を示す断面図である。図10(a)及び図10(b)は、正規接続状態を示している。図11(a)は、従来の継手200を示す断面図である。図11(b)は、本実施形態の継手2を示す断面図である。図11(a)及び図11(b)では、雄管4が雌管6に対して傾斜している。
図10(a)が示すように、従来の継手200では、雄管フランジf10と雌管フランジf20とが突き合わされている。これらフランジf10及びf20が、クイックファスナーの開口を貫通している。
フランジの厚みには、寸法誤差が不可避的に生ずる。フランジf10及びフランジf20のそれぞれには、寸法誤差が生じる。よって、フランジf10とフランジf20との合計厚みでは、上記それぞれの寸法誤差が加算される。よって、この合計厚みについては、寸法誤差の幅が拡大する。更に、クイックファスナーの高さH3にも、寸法誤差が生じる。これらの寸法誤差を吸収するため、クイックファスナーの高さH3には、余裕寸法が必要となる。結果として、フランジf10、f20とファスナー開口との間の隙間S1が、拡大する(図10(a)参照)。大きな隙間S1に起因して、クイックファスナーが正規位置で装着されていても、雄管4が雌管6に対して傾斜しやすい(図11(a)参照)。この傾斜は、水密性を低下させうる。
一方、本実施形態では、差(H2−H1)を用いて、フランジf1及び受容部6aの寸法誤差を吸収させることができる。このため、高さH3の余裕寸法を抑制することができる。結果として、図10(b)が示すように、上記隙間S1を小さくすることができる((効果C)。小さな隙間S1に起因して、雄管4が雌管6に対して傾斜しにくい(図11(b)参照)。更に、雄管4と雌管6との間のガタが抑制されうる。
厚みH1が受け入れ深さH2よりも大きい場合、フランジf1が受容部6aから突出する。この突出した部分は、クイックファスナー8に引っ掛かりうる。よって、クイックファスナー8の操作性が低下する。この観点からも、厚みH1は深さH2よりも小さくされるのが好ましい。
このように、継手2では、軸ズレ抑制効果(効果A)、軸傾斜抑制効果(効果B)、及び、隙間抑制効果(効果C)が奏される。これらの効果が相乗的に発揮される。継手2は、水密性及び信頼性に優れる。継手2は、接続保持性に優れる。
雄管4が受容部6aからはみ出た場合、この雄管4がクイックファスナー8に当たる。よって上記前進操作及び上記後退操作における操作性が低下しうる。継手2では、差(H2−H1)に起因して、雄管4が若干傾いても、フランジf1が受容部6aからはみ出ない。あるいは、雄管4が受容部6aからはみ出る部分は僅かである。よって継手2では、雄管4が傾いた場合でも、クイックファスナー8の操作性が阻害されにくい。このように継手2は、操作性向上効果(効果D)を奏しうる。この効果Dは、上述の軸傾斜抑制効果(効果B)との相乗効果を奏しうる。
クイックファスナー8の操作中において、作業者は雄管4または雌管6(もしくはこれら雄管4または雌管6に接続された配管)に触れる機会が多い。クイックファスナー8の操作中に、雄管4または雌管6には、力が加わることが多い。よって、クイックファスナー8の操作中に、雄管4が雌管6に対して傾斜しやすい。図11(a)のような従来の継手200では、傾斜した雄管4のフランジが露出しているため、この傾斜したフランジがクイックファスナー8に当接しやすい。この傾斜したフランジは、クイックファスナー8の開口部に局所的に当接する。この当接は、クイックファスナー8の操作時の抵抗を増大させ、クイックファスナー8の操作性を低下させうる。一方、上述の通り、本実施形態に係る継手2では、雄管4の傾斜が抑制される。よって、クイックファスナー8の操作性を低下させるような局所的な当接は、生じにくい。このように、継手2は、クイックファスナー8の操作性に優れる。
[H2−H1]
上記隙間S1を抑制する観点、及び、過度な寸法精度に起因するコスト増加を抑制する観点から、差(H2−H1)は、0.05mm以上が好ましく、0.1mm以上がより好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上がより好ましい。ガタを抑制し、軸傾斜抑制効果を高める観点から、差(H2−H1)は、1.0mm以下が好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.5mm以下がより好ましい。
差(H2−H1)が過大である場合、継手2の大型化の要因となりうる。また、差(H2−H1)が過大である場合、クイックファスナー8が、受容部6aの角(上端面6fの内周縁)に引っ掛かり易くなる。これらの観点からも、差(H2−H1)は、上述の好ましい範囲とされるのがよい。
図6(b)において両矢印H4で示されるのは、受容部6aの厚みである。この厚みH4は、軸方向に沿って測定される。厚みH4は、開口k1、k2に貫通する部分の厚みである。この厚みH4は、上述した高さH3(ファスナー開口高さ)よりも小さい。
[H3−H4]
上述の通り、本実施形態では、寸法誤差を吸収することができ、高さH3の余裕寸法を抑制することができる。この結果、開口k1、k2の上端と上端面6fとの間の隙間を抑制することができる。よって、接続保持性が高まる。この観点から、差(H3−H4)は、0.5mm以下が好ましく、0.3mm以下がより好ましく、0.2mm以下がより好ましい。接続保持性の観点から、更に好ましくは、高さH3と厚みH4とが実質的に同一である。高さH3と厚みH4とが実質的に同一とは、差(H3−H4)が0.1mm以下であることを意味する。クイックファスナー8の操作性の観点から、差(H3−H4)は、0.05mm以上とされるのが好ましい。クイックファスナー8の操作性を特に重視する場合、差(H3−H4)は、0.1mm以上とされてもよく、更には0.2mm以上とされてもよい。接続保持性を特に重視する場合、差(H3−H4)は、0.05mm以下とされてもよい。
図2(a)において両矢印W1で示されるのは、フランジf1とクイックファスナー8との係合幅である。この係合幅W1は、正規接続状態において測定される。この係合幅W1は、軸直交方向(半径方向)に沿って測定される。本実施形態では、この係合幅W1は、フランジf1の外周面とクイックファスナー8の上部a1、b1との間の最大距離である。
図12は、正規接続状態における継手2の斜視図である。クイックファスナー8の係合状態を明確に示すため、図12では、雄管4の上側部分が除かれている。
[係合幅W1]
クイックファスナー8によるフランジf1の保持性を高める観点、及び、外力によるクイックファスナー8の外れを抑制する観点から、係合幅W1は、1.5mm以上が好ましく、2mm以上がより好ましく、2.5mm以上がより好ましい。クイックファスナー8の装着及び取り外しを容易とし、操作性を高める観点から、係合幅W1は、5mm以下が好ましく、4.5mm以下がより好ましく、4mm以下がより好ましく、3.5mm以下がより好ましい。上記実施形態では、係合幅W1は3.5mmとされた。
図8(b)が示すように、クイックファスナー8の上部a1は、内側(中心線AS側)に湾曲している。上部a1は、内方延在部a11を有する。この内方延在部a11は、下部a2よりも内側に延在している。同様に、クイックファスナー8の上部b1は、内側(中心線AS側)に湾曲している。上部b1は、内方延在部b11を有する。この内方延在部b11は、下部b2よりも内側に延在する。正規接続状態において、内方延在部a11、b11は、下部a2、b2に比較して、雄管4(雌管6)の軸心に近い。図12が示すように、内方延在部a11及び内方延在部b11は、係合幅W1の増大に寄与している。
係合幅W1の増大は、接続保持性を高めうる。更に、係合幅W1の増大は、クイックファスナー8の脱落を抑制する。例えば、施工場所の制約等により、クイックファスナー8を回転させる場合がある。このクイックファスナー8の回転において、クイックファスナー8に拡開変形が生ずることがある。係合幅W1が大きい場合、この拡開変形が生じても、クイックファスナー8は脱落しにくい。
[受容部の受け入れ深さH2]
上述の軸傾斜抑制効果を高める観点から、深さH2は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上がより好ましい。フランジf1の挿入を容易とし、接続時の作業効率を高める観点から、深さH2は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下がより好ましい。上記実施形態では、深さH2は2.3mmとされた。
[受容部の厚みH4]
フランジf1を支持するための強度及び剛性の観点から、厚みH4は、2.5mm以上が好ましく、3.5mm以上がより好ましく、4.5mm以上がより好ましい。継手2の大型化を抑制する観点から、厚みH4は、10mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、6mm以下がより好ましい。
[受容部6aの周囲部6cの内径d1]
図6(c)において両矢印d1で示されているのは、周囲部6cの内径である。好ましいフランジ外径d2を考慮すると、内径d1は、6mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がより好ましい。軸傾斜抑制効果を高め、ガタを抑制する観点、及び、継手2の大型化を抑制する観点から、内径d1は、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましく、20mm以下がより好ましい。
[フランジf1の外径d2]
図4(a)において両矢印d2で示されるのは、フランジf1の外径である。軸傾斜抑制効果を高め、ガタを抑制する観点から、外径d2は、6mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がより好ましい。継手2の大型化及び製造コストを抑制し、汎用性を高める観点から、外径d2は、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましく、20mm以下がより好ましい。上述の実施形態では、外径d2は19mmとされた。
[d1−d2]
フランジf1の挿入を容易とし、作業性を高める観点から、差(d1−d2)は、0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上がより好ましい。軸傾斜抑制効果を高める観点から、差(d1−d2)は、0.6mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましく、0.4mm以下がより好ましい。
図6(c)において両矢印d3で示されるのは、中間部6gの外径である。外径d3は、受容部6aの外径よりも小さい。外径d3は、フランジf2よりも小さい。
外径d3は、フランジf1の外径d2よりも小さいのが好ましい。換言すれば、フランジf1の外径d2は、外径d3より大きいのが好ましい。外径d3に比べて外径d2を大きくすることで、係合幅W1を大きくすることが可能となる。この場合、内方延在部a11、b11を有さない汎用のファスナーであっても、係合幅W1を大きくすることが可能となる。このため、ファスナーの設計自由度が高まる。更に、ファスナーの製造コストが抑制されうる。
[d2−d3]
係合幅W1を大きくする観点、及び、汎用のファスナーを使用可能とする観点から、差(d2−d3)は、2mm以上が好ましく、2.5mm以上がより好ましく、3mm以上がより好ましい。前進操作及び後退操作におけるファスナーの操作抵抗を抑制する観点から、差(d2−d3)は、6mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。上記実施形態では、差(d2−d3)は、3mmとされた。
図6(c)において両矢印d4で示されているのは、受容部6aの外径である。この外径d4は、周囲部6cの外径でもある。
[d2/d4]
受容部6aの強度及び剛性を高め、フランジf1の支持を確実とする観点から、比(d2/d4)は、0.95以下が好ましく、0.9以下がより好ましく、0.85以下がより好ましい。係合幅W1を大きくする観点、及び、差(d1−d2)を好ましい値とする観点から、比(d2/d4)は、0.65以上が好ましく、0.7以上がより好ましく、0.75以上がより好ましい。上記実施形態では、比(d2/d4)は、0.83とされた。
施工現場では、施工場所に設けられた貫通孔に雄管4を通す場合がある。例えば、キッチン用の継手の場合、キッチン本体の水栓設置箇所に設けられた貫通孔に雄管4を通過させる必要がある。当該設置箇所における寸法上の制約を考慮すると、当該貫通孔は小さいのが好ましい。よって、フランジf1の外径d2は小さいのが好ましい。
従来の継手200で雄管フランジの外径を小さくすると、雌管フランジによる支持が減少し、雄管が傾斜しやすい。また、従来の継手200において、雄管フランジの外径を雌管フランジの外径よりも小さくすると、雄管フランジにクイックファスナーが係合しない状態(誤組立)が生じやすい。これに対して本実施形態では、フランジf1の外径d2が受容部6aの外径d4より小さくされているにも拘わらず、雄管4が雌管6に対して傾斜しにくい。また、フランジf1が受容部6aに収容されることで、誤組立が生じにくい。
クイックファスナー8の材質は限定されない。強度の観点から、クイックファスナー8の材質は金属が好ましく、弾性(バネ性)の観点からバネ鋼がより好ましい。また、防錆性の観点から、クイックファスナー8の材質は、ステンレス系金属が好ましく、ステンレス鋼がより好ましい。例えば、SUS304が好ましい。上記実施形態では、クイックファスナー8の材質として、「SUS304−CSP−3/4H」を用いた。
なお、本願において、厚みH1、深さH2、高さH3、厚みH4等のあらゆる値は、設計値とされうる。この設計値は、公差の中央値である。この設計値は、バラツキの中央値に等しいと考えられる。
本願には、独立形式請求項に係る発明に含まれない他の発明も記載されている。本願の請求項及び実施形態に記載されたそれぞれの形態、部材、構成等は、それぞれが有する作用効果に基づく発明として認識される。
上記各実施形態で示されたそれぞれの形態、部材、構成等は、これら実施形態の全ての形態、部材又は構成をそなえなくても、個々に、本願請求項に係る発明をはじめとした、本願記載の全発明に適用されうる。
以上説明された方法は、あらゆる用途の継手に用いられ得る。
2・・・継手
4・・・雄管
6・・・雌管
6a・・・受容部
8・・・クイックファスナー
8a・・・第一アーム
8b・・・第二アーム
8d・・・ガイド当接部
a1、b1・・・アームの上部
a2、b2・・・アームの下部
k1、k2・・・開口
10・・・止水部材
f1・・・フランジ
f2・・・フランジ

Claims (10)

  1. 雄管と、
    雌管と、
    上記雄管と上記雌管との正規接続状態を維持しうるクイックファスナーと、
    を備えており、
    上記雄管及び上記雌管のうちの一方が、フランジを有しており、
    上記雄管及び上記雌管のうちの他方が、受容部を有しており、
    上記クイックファスナーが、2つのアームを有しており、
    これらアームのそれぞれに、開口が形成されており、
    上記正規接続状態では、上記フランジが上記受容部に収容されており、
    上記正規接続状態において、上記フランジを収容した上記受容部が、上記開口のそれぞれを貫通しており、
    上記フランジの厚みH1が、上記受容部の受け入れ深さH2よりも小さく、
    上記雄管が、上記フランジよりも下側の部分である下部を有しており、この下部の側面に、止水部材としてのリング部材が設けられており、この下部が、上記受容部よりも下側における上記雌管の内部に挿入されており、上記正規接続状態では、上記リング部材が上記雌管の内面に接触しており、
    上記正規接続状態において、上記フランジの下面が上記受容部の底面に面接触しており、
    上記正規接続状態において、上記クイックファスナーは自由に回転しうる継手。
  2. 上記クイックファスナーは、周方向におけるあらゆる方向から装着することができ、周方向におけるあらゆる方向に取り外されうる請求項1に記載の継手。
  3. 雄管と、
    雌管と、
    上記雄管と上記雌管との正規接続状態を維持しうるクイックファスナーと、
    を備えており、
    上記雄管及び上記雌管のうちの一方が、フランジを有しており、
    上記雄管及び上記雌管のうちの他方が、受容部を有しており、
    上記クイックファスナーが、2つのアームを有しており、
    これらアームのそれぞれに、開口が形成されており、
    上記正規接続状態では、上記フランジが上記受容部に収容されており、
    上記正規接続状態において、上記フランジを収容した上記受容部が、上記開口のそれぞれを貫通しており、
    上記フランジの厚みH1が、上記受容部の受け入れ深さH2よりも小さく、
    上記雄管が、上記フランジよりも下側の部分である下部を有しており、この下部の側面に、止水部材としてのリング部材が設けられており、この下部が、上記受容部よりも下側における上記雌管の内部に挿入されており、上記正規接続状態では、上記リング部材が上記雌管の内面に接触しており、
    上記正規接続状態において、上記フランジの下面が上記受容部の底面に面接触しており、
    上記クイックファスナーは、周方向におけるあらゆる方向から装着することができ、周方向におけるあらゆる方向に取り外されうる継手。
  4. 差(H2−H1)が、0.05mm以上1.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載の継手。
  5. 上記開口の高さがH3とされ、上記受容部の厚みがH4とされるとき、差(H3−H4)が0.05mm以上0.5mm以下である請求項1から4のいずれかに記載の継手。
  6. 上記高さH3と上記厚みH4とが実質的に同一である請求項に記載の継手。
  7. 上記正規接続状態において、上記フランジと上記クイックファスナーとの係合幅が、1.5mm以上である請求項1からのいずれかに記載の継手。
  8. 上記クイックファスナーが、前進操作により装着され且つ後退操作により取り外されるように構成されており、
    上記アームのそれぞれが、ガイド当接部を更に有しており、
    このガイド当接部が、上記後退操作において上記受容部に接触するように構成されており、
    このガイド当接部が、上記後退操作において、上記開口の前方縁と上記受容部との接触を防止している請求項1からのいずれかに記載の継手。
  9. 差(H2−H1)が、0.3mm以上1.0mm以下である請求項1から8のいずれかに記載の継手。
  10. 請求項1からのいずれかに記載の継手を備えた水栓器具。
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