JP6144643B2 - 継手 - Google Patents
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Description
(1a)雄管4が雌管6に挿入される。
(2a)前進操作により、第一アーム8a及び第二アーム8bが受容部6aに当接し、クイックファスナー8に拡開変形が生じる。
(3a)更なる前進操作により、受容部6a及びフランジf1が、開口k1及び開口k2を貫通し、且つ、クイックファスナー8に戻り変形が生ずる。
(4a)クイックファスナー8が正規位置に到達し、正規接続状態が形成される。
(1b)後退操作により、クイックファスナー8の第一アーム8a及び第二アーム8bが受容部6aに当接し、クイックファスナー8に拡開変形が生じる。
(2b)更なる後退操作により、クイックファスナー8の拡開変形が大きくなり、受容部6a及びフランジf1が、開口k1及び開口k2から抜ける。
(3b)更なる後退操作により、クイックファスナー8に戻り変形が生じると同時に、クイックファスナー8が継手2から離脱される。
上記隙間S1を抑制する観点、及び、過度な寸法精度に起因するコスト増加を抑制する観点から、差(H2−H1)は、0.05mm以上が好ましく、0.1mm以上がより好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上がより好ましい。ガタを抑制し、軸傾斜抑制効果を高める観点から、差(H2−H1)は、1.0mm以下が好ましく、0.7mm以下がより好ましく、0.5mm以下がより好ましい。
上述の通り、本実施形態では、寸法誤差を吸収することができ、高さH3の余裕寸法を抑制することができる。この結果、開口k1、k2の上端と上端面6fとの間の隙間を抑制することができる。よって、接続保持性が高まる。この観点から、差(H3−H4)は、0.5mm以下が好ましく、0.3mm以下がより好ましく、0.2mm以下がより好ましい。接続保持性の観点から、更に好ましくは、高さH3と厚みH4とが実質的に同一である。高さH3と厚みH4とが実質的に同一とは、差(H3−H4)が0.1mm以下であることを意味する。クイックファスナー8の操作性の観点から、差(H3−H4)は、0.05mm以上とされるのが好ましい。クイックファスナー8の操作性を特に重視する場合、差(H3−H4)は、0.1mm以上とされてもよく、更には0.2mm以上とされてもよい。接続保持性を特に重視する場合、差(H3−H4)は、0.05mm以下とされてもよい。
クイックファスナー8によるフランジf1の保持性を高める観点、及び、外力によるクイックファスナー8の外れを抑制する観点から、係合幅W1は、1.5mm以上が好ましく、2mm以上がより好ましく、2.5mm以上がより好ましい。クイックファスナー8の装着及び取り外しを容易とし、操作性を高める観点から、係合幅W1は、5mm以下が好ましく、4.5mm以下がより好ましく、4mm以下がより好ましく、3.5mm以下がより好ましい。上記実施形態では、係合幅W1は3.5mmとされた。
上述の軸傾斜抑制効果を高める観点から、深さH2は、1mm以上が好ましく、1.5mm以上がより好ましく、2mm以上がより好ましい。フランジf1の挿入を容易とし、接続時の作業効率を高める観点から、深さH2は、5mm以下が好ましく、4mm以下がより好ましく、3mm以下がより好ましい。上記実施形態では、深さH2は2.3mmとされた。
フランジf1を支持するための強度及び剛性の観点から、厚みH4は、2.5mm以上が好ましく、3.5mm以上がより好ましく、4.5mm以上がより好ましい。継手2の大型化を抑制する観点から、厚みH4は、10mm以下が好ましく、8mm以下がより好ましく、6mm以下がより好ましい。
図6(c)において両矢印d1で示されているのは、周囲部6cの内径である。好ましいフランジ外径d2を考慮すると、内径d1は、6mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がより好ましい。軸傾斜抑制効果を高め、ガタを抑制する観点、及び、継手2の大型化を抑制する観点から、内径d1は、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましく、20mm以下がより好ましい。
図4(a)において両矢印d2で示されるのは、フランジf1の外径である。軸傾斜抑制効果を高め、ガタを抑制する観点から、外径d2は、6mm以上が好ましく、10mm以上がより好ましく、15mm以上がより好ましい。継手2の大型化及び製造コストを抑制し、汎用性を高める観点から、外径d2は、30mm以下が好ましく、25mm以下がより好ましく、20mm以下がより好ましい。上述の実施形態では、外径d2は19mmとされた。
フランジf1の挿入を容易とし、作業性を高める観点から、差(d1−d2)は、0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上がより好ましい。軸傾斜抑制効果を高める観点から、差(d1−d2)は、0.6mm以下が好ましく、0.5mm以下がより好ましく、0.4mm以下がより好ましい。
係合幅W1を大きくする観点、及び、汎用のファスナーを使用可能とする観点から、差(d2−d3)は、2mm以上が好ましく、2.5mm以上がより好ましく、3mm以上がより好ましい。前進操作及び後退操作におけるファスナーの操作抵抗を抑制する観点から、差(d2−d3)は、6mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましい。上記実施形態では、差(d2−d3)は、3mmとされた。
受容部6aの強度及び剛性を高め、フランジf1の支持を確実とする観点から、比(d2/d4)は、0.95以下が好ましく、0.9以下がより好ましく、0.85以下がより好ましい。係合幅W1を大きくする観点、及び、差(d1−d2)を好ましい値とする観点から、比(d2/d4)は、0.65以上が好ましく、0.7以上がより好ましく、0.75以上がより好ましい。上記実施形態では、比(d2/d4)は、0.83とされた。
4・・・雄管
6・・・雌管
6a・・・受容部
8・・・クイックファスナー
8a・・・第一アーム
8b・・・第二アーム
8d・・・ガイド当接部
a1、b1・・・アームの上部
a2、b2・・・アームの下部
k1、k2・・・開口
10・・・止水部材
f1・・・フランジ
f2・・・フランジ
Claims (10)
- 雄管と、
雌管と、
上記雄管と上記雌管との正規接続状態を維持しうるクイックファスナーと、
を備えており、
上記雄管及び上記雌管のうちの一方が、フランジを有しており、
上記雄管及び上記雌管のうちの他方が、受容部を有しており、
上記クイックファスナーが、2つのアームを有しており、
これらアームのそれぞれに、開口が形成されており、
上記正規接続状態では、上記フランジが上記受容部に収容されており、
上記正規接続状態において、上記フランジを収容した上記受容部が、上記開口のそれぞれを貫通しており、
上記フランジの厚みH1が、上記受容部の受け入れ深さH2よりも小さく、
上記雄管が、上記フランジよりも下側の部分である下部を有しており、この下部の側面に、止水部材としてのリング部材が設けられており、この下部が、上記受容部よりも下側における上記雌管の内部に挿入されており、上記正規接続状態では、上記リング部材が上記雌管の内面に接触しており、
上記正規接続状態において、上記フランジの下面が上記受容部の底面に面接触しており、
上記正規接続状態において、上記クイックファスナーは自由に回転しうる継手。 - 上記クイックファスナーは、周方向におけるあらゆる方向から装着することができ、周方向におけるあらゆる方向に取り外されうる請求項1に記載の継手。
- 雄管と、
雌管と、
上記雄管と上記雌管との正規接続状態を維持しうるクイックファスナーと、
を備えており、
上記雄管及び上記雌管のうちの一方が、フランジを有しており、
上記雄管及び上記雌管のうちの他方が、受容部を有しており、
上記クイックファスナーが、2つのアームを有しており、
これらアームのそれぞれに、開口が形成されており、
上記正規接続状態では、上記フランジが上記受容部に収容されており、
上記正規接続状態において、上記フランジを収容した上記受容部が、上記開口のそれぞれを貫通しており、
上記フランジの厚みH1が、上記受容部の受け入れ深さH2よりも小さく、
上記雄管が、上記フランジよりも下側の部分である下部を有しており、この下部の側面に、止水部材としてのリング部材が設けられており、この下部が、上記受容部よりも下側における上記雌管の内部に挿入されており、上記正規接続状態では、上記リング部材が上記雌管の内面に接触しており、
上記正規接続状態において、上記フランジの下面が上記受容部の底面に面接触しており、
上記クイックファスナーは、周方向におけるあらゆる方向から装着することができ、周方向におけるあらゆる方向に取り外されうる継手。 - 差(H2−H1)が、0.05mm以上1.0mm以下である請求項1から3のいずれかに記載の継手。
- 上記開口の高さがH3とされ、上記受容部の厚みがH4とされるとき、差(H3−H4)が0.05mm以上0.5mm以下である請求項1から4のいずれかに記載の継手。
- 上記高さH3と上記厚みH4とが実質的に同一である請求項5に記載の継手。
- 上記正規接続状態において、上記フランジと上記クイックファスナーとの係合幅が、1.5mm以上である請求項1から6のいずれかに記載の継手。
- 上記クイックファスナーが、前進操作により装着され且つ後退操作により取り外されるように構成されており、
上記アームのそれぞれが、ガイド当接部を更に有しており、
このガイド当接部が、上記後退操作において上記受容部に接触するように構成されており、
このガイド当接部が、上記後退操作において、上記開口の前方縁と上記受容部との接触を防止している請求項1から7のいずれかに記載の継手。 - 差(H2−H1)が、0.3mm以上1.0mm以下である請求項1から8のいずれかに記載の継手。
- 請求項1から9のいずれかに記載の継手を備えた水栓器具。
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- 2014-04-21 JP JP2014087009A patent/JP6144643B2/ja active Active
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