JP5641450B2 - 管継手用ロックリング - Google Patents

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この発明は、水道管等の離脱防止管継手に用いるロックリングに関するものである。
水道管等の管継手において、地震等に伴う離脱を防止する構造のものとして、下記特許文献1に記載されたロックリングを使用するものが知られている。
このロックリング51は、図6に示すように、テーパー状としたリング部52を、一箇所で分割して弾力的に拡縮径可能とし、リング部52の小径端側に外径方向に立ち上がる脚突起53を3個設けたものとされている。
そして、上記ロックリング51は、図7及び図8に示すように、一方の管の受口11に他方の管の挿し口12が挿入される管継手の施工に際し、受口11の内周に形成されたロックリング溝13に収容する。
ロックリング溝13は、受口11の内周に迫り出す抜止壁14とその奥側の入止壁15の間に形成され、抜止壁14は、上下二箇所で分割されている。また、挿し口12の開口端側の外周には、全周に亘って抜止突起16が形成されている。
ロックリング51をロックリング溝13へセットする際には、リング部52の大径側が受口11の開口側へ向くようにして、縮径するように撓ませつつ、リング部52の分割部と抜止壁14の分割部を一致させ、抜止壁14の分割部を介し受口11の開口側からロックリング溝13へ進入させた後、リング部52の弾性により復元させる。
このようにロックリング51をロックリング溝13に収容すると、リング部52の大径端が抜止壁14に、脚突起53が入止壁15にそれぞれ当接することにより、ロックリング51の管軸方向の移動が規制される。
その後、挿し口12を、抜止突起16がロックリング51を乗り越えて、その奥側へ達する深さまで受口11に挿入し、受口11の開口端部の内周と挿し口12の外周との間にゴム輪17を介在させ、受口11のフランジに押輪18を宛がって、これらをボルトとナットとから成る締付部材19で締め付けると、シール性が確保される。
このような管継手構造とすると、地震等により挿し口12に受口11からの引抜力が作用したとき、挿し口12の抜止突起16がロックリング51のリング部52の小径端に当接して抜け止めされ、水道管等の管路寸断による被害発生が防止される。
意匠登録第1439581号公報
しかしながら、上記のようなロックリング51は、ロックリング溝13に収容した状態で、受口11に対して回転すると、リング部52と抜止壁14の分割部がずれて、継手を解体する際、解体工具が打ち込みにくくなったり、挿し口12を引き抜きにくくなったりして、解体作業をスムーズに行えなくなる場合がある。
そこで、この発明は、継手の解体をスムーズに行うことが可能なロックリングを得ることを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、受口に挿し口が挿入される管継手に使用され、受口の内周に形成されたロックリング溝に収容されるものであり、リング部を受口の開口側が大径となるテーパー状とすると共に、一箇所で分割して弾力的に拡縮径可能とし、リング部に外径方向に立ち上がる複数個の脚突起を設け、ロックリング溝への収納時に、リング部の分割部と受口の内周に迫り出す抜止壁の分割部とを一致させ、リング部の大径端と脚突起とで管軸方向の移動を規制し、挿し口に受口からの引抜力が作用すると、挿し口の外周の抜止突起がリング部の小径端に当接して、受口から挿し口が抜け止めされる管継手用ロックリングにおいて、前記リング部に、大径側から前方へ突出して、受口の抜止壁の分割部へ延び、抜止壁の分割部に臨む端面に係合することにより、受口に対して回り止めする回止突起を設けたのである。
この管継手用ロックリングでは、受口のロックリング溝に収容した状態において、回止突起が抜止壁の分割部に臨む端面に係合して、受口に対する回転が阻止されるため、リング部と抜止壁の分割部同士が対応した位置関係が維持され、継手の解体をスムーズに行うことができる。
この発明の実施形態に係る管継手用ロックリングの斜視図 同上のロックリングの(a)平面図、(b)正面図 同上のロックリングを使用した管継手構造の断面図 同上の受口側端面図 同上の管継手構造の切断斜視図 従来の管継手用ロックリングの斜視図 同上のロックリングを使用した管継手構造の断面図 同上の受口側端面図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、このロックリング1は、ステンレス鋼、ステンレスばね鋼又は耐食塗装を施したばね鋼等の金属板をプレスにより曲げて形成され、テーパー状としたリング部2を、一箇所で分割して弾力的に拡縮径可能とされている。
リング部2の小径端側には、外径方向に立ち上がる3個の脚突起3が設けられ、リング部2の大径側には、前方(後述する管継手構造における受口11の開口側)へ突出する一対の回止突起4が設けられている。
脚突起3は、リング部2の分割部の両側と、分割部の反対側にそれぞれ配置され、脚突起3の基部両側方でリング部2を少し切り込んで、脚突起3を起立方向へ折り曲げることにより、脚突起3の後面とリング部2の小径側の端面とは、面一に揃っている。
回止突起4は、分割部の反対側に配置され、回止突起4の基部は、リング部2の内径側へ向けて僅かに斜め方向へ折り曲げられている。一対の回止突起4の外側縁間の寸法は、後述する受口11の内周の抜止壁14の幅よりも小さくなっている。
上記ロックリング1は、上述の従来のものと同様、図3乃至図5に示すように、一方の管の受口11に他方の管の挿し口12が挿入される管継手の施工に際し、受口11の内周に形成されたロックリング溝13に収容する。
ロックリング溝13は、受口11の内周に迫り出す抜止壁14とその奥側の入止壁15の間に形成され、抜止壁14は、上下二箇所で分割されている。また、挿し口12の開口端側の外周には、全周に亘って抜止突起16が形成されている。
ロックリング1をロックリング溝13へセットする際には、リング部2の大径側が受口11の開口側へ向くようにして、縮径するように撓ませつつ、リング部2の分割部と抜止壁14の分割部とを一致させ、抜止壁14の分割部を介し受口11の開口側からロックリング溝13へ進入させた後、リング部2の弾性により復元させる。
このようにロックリング1をロックリング溝13に収容すると、リング部2の大径端が抜止壁14に、脚突起3が入止壁15にそれぞれ当接することにより、ロックリング1の管軸方向の移動が規制される。
その後、挿し口12を、抜止突起16がロックリング1を乗り越えて、その奥側へ達する深さまで受口11に挿入し、受口11の開口端部の内周と挿し口12の外周との間にゴム輪17を介在させ、受口11のフランジに押輪18を宛がって、これらをボルトとナットとから成る締付部材19で締め付けると、シール性が確保される。
このような管継手構造とすると、地震等により挿し口12に受口11からの引抜力が作用したとき、挿し口12の抜止突起16がロックリング1のリング部2の小径端に当接して抜け止めされ、水道管等の管路寸断による被害発生が防止される。
また、ロックリング1の回止突起4が抜止壁14の分割部に臨む端面に係合して、ロックリング1の受口11に対する回転が阻止されるため、リング部2と抜止壁14の分割部同士が対応した位置関係が維持され、継手の解体をスムーズに行うことができる。
1 ロックリング
2 リング部
3 脚突起
4 回止突起
11 受口
12 挿し口
13 ロックリング溝
14 抜止壁
15 入止壁
16 抜止突起
17 ゴム輪
18 押輪
19 締付部材

Claims (1)

  1. 受口(11)に挿し口(12)が挿入される管継手に使用され、受口(11)の内周に形成されたロックリング溝(13)に収容されるものであり、リング部(2)を受口(11)の開口側が大径となるテーパー状とすると共に、一箇所で分割して弾力的に拡縮径可能とし、リング部(2)に外径方向に立ち上がる複数個の脚突起(3)を設け、ロックリング溝(13)への収納時に、リング部(2)の分割部と受口(11)の内周に迫り出す抜止壁(14)の上下二箇所の分割部のうち、一方の分割部とを一致させ、リング部(2)の大径端と脚突起(3)とで管軸方向の移動を規制し、挿し口(12)に受口(11)からの引抜力が作用すると、挿し口(12)の外周の抜止突起(16)がリング部(2)の小径端に当接して、受口(11)から挿し口(12)が抜け止めされる管継手用ロックリング(1)において、前記リング部(2)の分割部の反対側に、大径側から前方へ突出して、受口(11)の抜止壁(14)の分割部へ延び、抜止壁(14)の上下二箇所の分割部のうち、他方の分割部に臨む端面に係合することにより、受口(11)に対して回り止めする回止突起(4)を設けたことを特徴とする管継手用ロックリング。
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