JP2007046696A - バネクリップ - Google Patents

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正信 川口
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Abstract

【課題】 配管接続部への取り付けを目視によって確認でき、しかも、配管接続部に対する強固な抜け止め性を有するバネクリップを提供する。
【解決手段】 バネクリップ41を、一対の同一形状のクリップ部43、43と、このクリップ部43、43を連結する摘み部45と、から一体的に構成する。クリップ部43に、結合スリット53を形成し、結合スリット53の長さ方向中央に補強部55を設ける。補強部55を、係合スリット53の幅方向両端部の長さ方向中央に一体的に形成した、外側への立ち上がり部57、57と、この立ち上がり部57、57の外端部同士を一体的に連結するスリット連結部59と、から構成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えば自動車のエアーコンディショナーシステムに用いられる配管接続構造に関し、特に、配管接続部に取り付けられ、接続されたパイプ体とチューブとが外れるのを防止するバネクリップに関する。
自動車のエアーコンディショナー(エアコン)システム等に用いられる配管接続構造には、接続作業の容易性やパイプ体及びチューブに対する確実な抜け止め性が要求される。こういった要求に対応した配管接続構造としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載された配管接続構造では、パイプ体の外周にケージが取り付けられ、このケージ内にガータースプリングが配置される。また、チューブの端部にフレアーが形成される。そして、フレアーがケージ内に進入してガータースプリングを押し広げるように、チューブがパイプ体の外周に相対的に嵌め付けられる。チューブのフレアー(フレアー端部)がガータースプリングを通過すると、あるいは通過しようとすると、ガータースプリングは弾性復帰力により縮径し、フレアー又はフレアー端部の後方に位置してこのフレアー又はフレアー端部と抜け止め方向に係合する。このようにして、この配管接続構造では、パイプ体とチューブとが抜け止め状態でクイック接続されることとなる。
米国特許第4401326号明細書
ところで、このような配管接続構造には、チューブのフレアーとガータースプリングとが確実に抜け止め係合したことを確認できる接続確認機構を設けることが必要となる。ここでは、係合脚部を有するスナップリングを、この係合脚部がケージの開口周縁と係合するように、ケージに取り付けておき、ガータースプリングがフレアーと係合するように縮径したとき、このガータースプリングに係合脚部が押されてケージと係合脚部との係合が解除され、スナップリングがケージから飛び出るようにして接続確認機構を構成している。そして、スナップリングがケージから外れることによって、フレアーとガータースプリング、あるいはパイプ体とチューブとの完全な抜け止め接続を確認している。
しかしながら、こういった接続確認機構では、パイプ体とチューブとが完全に接続されていないのに、スナップリングがケージから外れたり、パイプ体とチューブとが完全に接続されているのに、スナップリングがケージと係合したままの状態に保持されたりするといった不都合が生じやすく、正確にパイプ体とチューブとの接続状態を確認できないので、確実性を有する配管接続構造を確保できない。
こういった観点から、パイプ体とチューブとを抜け止め結合でき、しかもパイプ体及びチューブの接続部への正常な取り付けを目視によって確認することができる、結合スリットが形成されたバネクリップの適用が考えられる。ここでは、パイプ体に設けられたパイプ側フランジ及びチューブに設けられたチューブ側フランジが結合スリット内に入り込んで軸方向に結合される。
しかしながら、バネクリップは通常、薄肉プレート体から形成されているので、結合スリットは変形しやすく、このようなバネクリップでは、パイプ体とチューブとを強固に抜け止めすることができない。
そこで本発明は、配管接続部への取り付けを目視によって確認でき、しかも、配管接続部に対する強固な抜け止め性を有するバネクリップの提供を目的とする。
この目的を達成するための本発明のバネクリップは、パイプ側フランジを有するパイプ体の外周に、チューブ側フランジを有するチューブを嵌め付けて接続することにより構成した配管接続部に取り付けられ、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジを軸方向に離れないように結合する、バネ弾性を有するバネクリップであって、前記配管接続部(配管接続個所)の外周に嵌め付けられる一対のクリップ部と、この一対のクリップ部を連結する連結部と、を一体的に備え、前記クリップ部にはそれぞれ、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジが嵌り込んで軸方向に結合される結合スリット(結合長孔)が設けられ、一対の前記クリップ部の先端側の嵌め付け開口部(例えば、先端部)を前記配管接続部の外周に相対的に押し付けて広げながら、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジが前記結合スリット内に入り込むように、一対の前記クリップ部を前記配管接続部の外周に嵌め付けるように構成されていて、前記クリップ部のそれぞれにはさらに、前記結合スリットの幅方向両端部を接続する補強部が一体的に設けられているものである。パイプ体は雄部材であり、チューブは雌部材である。バネクリップは、例えばステンレス製の薄肉プレート体から、概略的にはC字形又はコ字形(一個所に開口部が形成されている概略的には環状体)に形成される。一対のクリップ部は、開くように弾性変形できるように構成され、例えば配管接続部の外周に対応するように湾曲している。バネクリップは、配管接続部の外周に、例えば、軸直角方向に押されて取り付けられる。バネクリップが配管接続部の外周に押し付けられると、一対のクリップ部は、嵌め付け開口部が広がりながら、例えば配管接続部の外周に被さっていく。さらに、バネクリップを軸直角方向に押していくと、例えば、一対のクリップ部がバネ弾性力により弾性復帰し、配管接続部の外周に嵌め付けられる。パイプ体及びチューブは、例えば、パイプ側フランジとチューブ側フランジとが当接するように、あるいは接触するように、又は軸方向に接近するように、接続される。パイプ側フランジ及びチューブ側フランジは、結合スリット内に入り込むと、軸方向に離れるような相対移動が結合スリットによって規制される。結合スリットの幅(軸方向の幅)は、パイプ側フランジ及びチューブ側フランジの幅(パイプ側フランジの幅とチューブ側フランジの幅との和)とほぼ等しいように設定できる。パイプ側フランジ及びチューブ側フランジがそれぞれ、結合スリットの幅方向端部に強く押し付けられても、結合スリットは補強部により補強されているので、容易に変形しない。
ところで、パイプ体とチューブとが完全に又は正常に接続され、バネクリップが配管接続部に完全に又は正常に取り付けられたことの確認は、パイプ側フランジ及びチューブ側フランジが結合スリット内に入り込んだことを目視により確認することによって行われる。したがって、補強部は、結合スリットの長さ方向中央位置にあるいは長さ方向中央位置にのみ設けられるのが好ましく、例えば、帯状部であることが効果的である。このように構成すれば、結合スリットの長さ方向(周方向)両側は露出しているので、取り付け確認に支障が生じるといったことはない。
補強部は、係合スリットの幅方向両端部からそれぞれ、外側に立ち上がる立ち上がり部と、この立ち上がり部の外端部に掛け渡されたスリット連結部と、から一体的に形成することができる。このように構成すれば、補強部が、パイプ側フランジ及びチューブ側フランジの結合スリット内への入り込みの妨げとなることはない。ここで、立ち上がり部を、結合スリットの幅方向端部に形成された凹部から立ち上がるように形成すれば、係合スリットの幅方向端部の長さ方向両側個所がパイプ側フランジ及びチューブ側フランジに接触しなくなるといった事態の発生を避けることが可能となる。好ましくは、立ち上がり部が、係合スリットの幅方向端部の長さ方向両側個所よりも幅方向内側に位置しないように構成する。
ところで、一対のクリップ部の先端部(例えば、嵌め付け開口部)は、ハの字状に形成でき、この先端部の内端側の間隔を、パイプ側フランジ及びチューブ側フランジの外径よりも狭く設定することができるが、一対のクリップ部の先端部内面にそれぞれ、パイプ側フランジ及びチューブ側フランジに被せるための案内凹部を形成しておけば、バネクリップの取り付けを簡単かつ確実に行うことができる。案内凹部は、クリップ部の先端部の先端から結合スリットまで延びるように形成されるのが、良好な取り付け性を確保する観点から効果的である。
結合スリットの先端側の長さ方向端部に、結合スリットに沿って突出する舌片状の保護部材を一体的に設けておき、この保護部材が、結合スリット内に入り込んだパイプ側フランジ及び/又はチューブ側フランジの外周と接触するように構成すれば、例えばバネクリップを取り外すときに、結合スリットの先端側の長さ方向端部によって、パイプ側フランジやチューブ側フランジを傷付けてしまうおそれは少なくなる。
一対のクリップ部を連結する連結部は、外側に向かって幅広となる断面台形状に形成することができる。連結部は、例えば摘み部として機能するが、このように構成することにより、摘みやすくなり、配管接続作業性が向上する。
本発明では、配管接続部に不完全な状態で取り付けられてしまうおそれがなく、しかも、強固にパイプ体とチューブとを結合することができるバネクリップが提供される。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るバネクリップを取り付けるパイプ体及びチューブを接続前の状態で示す図、図2はパイプ体及びチューブを接続した状態を示す図、図3はパイプ側フランジ及びチューブ側フランジ部分を示す拡大図である。
パイプ体1は、軸方向一方側の円筒状接続側端部3の軸方向他端部(後端部)に一体的に接続形成された外向きのパイプ側フランジ5を有し、このパイプ側フランジ5の軸方向他端部からは、接続側端部3よりも大径の円筒状取り付け部7が軸方向他方側に向って短く延びていて、取り付け部7の軸方向他方側では、テーパ状部9を介して円筒状のパイプ本体11が軸方向他方側に延びている。接続側端部3の外周には、2つの環状の嵌め付け凹部13、13が軸方向に並んで設けられていて、この嵌め付け凹部13、13内にはそれぞれ、Oリング15、15が嵌め付けられている。パイプ側フランジ5の外面は、接続側端部3の外周面の軸方向他端から軸方向他方側に向って急な角度で拡径する拡径外面部(拡径外周面部)17と、この拡径外面部17の軸方向他端から軸方向他方側にストレートに向かう円筒外面部19と、この円筒外面部19の軸方向他端から径方向内側に広がる径方向外面部21と、を有していて、径方向外面部21の内端から取り付け部7の外周面が軸方向他方側に延びている。パイプ側フランジ5の円筒外面部19は、取り付け部7の外周面よりも大径に形成されている。
チューブ23は、円筒状の嵌め付け側端部25と、この嵌め付け側端部25の軸方向一端部に一体的に設けられたテーパ状部27と、このテーパ状部27の軸方向一端部に一体的に接続形成されて、軸方向一方側に延びる円筒状のチューブ本体29と、を備えていて、嵌め付け側端部25はチューブ本体29よりも大径に形成されている。嵌め付け側端部25の軸方向他端部(開口端部)はフレアー状に形成され、開口端側又は軸方向他方側に向って急な角度で拡径するチューブ側フランジ31を形成している。
パイプ体1とチューブ23とは、パイプ体1の接続側端部3の外周に、チューブ23の嵌め付け側端部25を嵌め付けることにより接続される。パイプ体1とチューブ23との接続は、チューブ側フランジ31の内面33が、パイプ側フランジ5の外面の拡径外面部17と接触又は当接するようにして行われる。チューブ23の嵌め付け側端部25(チューブ側フランジ31以外の部分)の外径は、パイプ体1の取り付け部7の外径とほぼ等しいように設定されている。したがって、パイプ体1とチューブ23との接続部(接続個所)には、軸方向両側のほぼ同径の円筒状外面部35、35の間に、パイプ側フランジ5とチューブ側フランジ31とが接触して形成された環状の突出部37を備えた結合部39が構成されていることとなる。
図4は本発明に係るバネクリップの斜視図、図5はバネクリップの正面図、図6はバネクリップの側面図、図7はガイド片部部分の拡大図である。
バネクリップ41は、SUS製の、又はバネ性を有する鋼材(例えば、S60CM、S60C−CSP)を表面処理及びベーキングした材料からなる薄肉プレート体により、開口部を有する環状体として形成されている。バネクリップ41は、一対の同一形状のクリップ部43、43と、このクリップ部43、43を連結し、操作部を構成する摘み部(連結部)45と、を一体的に有していて、それぞれのクリップ部43、43は、摘み部45のそれぞれの端部から、外側に膨らんだ円弧状に湾曲して延びるクリップ本体47、47と、クリップ本体47、47の先端からハの字に開くように、摘み部45と反対側に向って外側に傾斜して短く延びる、クリップ部43、43の先端部に位置しているガイド片部49、49と、を一体的に有している。ガイド片部(例えば、嵌め付け開口部)49、49の開き角度Aはほぼ60度であるが、それぞれのガイド片部49、49の先端部(より具体的には、先端部の幅方向両側)はさらに外側に開いて受け入れ部51、51を形成していて、この受け入れ部51、51の開き角度Bはほぼ150度である。クリップ本体47は、例えばパイプ体1の取り付け部7及びチューブ23の嵌め付け側端部25の外径よりも若干小さな内径あるいは取り付け部7及び嵌め付け側端部25の外径とほぼ同一の内径を有するように形成され、ほぼ120度の中心角度を有するような周方向長さを備えている。一対のクリップ本体47、47は例えば同心的に設けられている。摘み部45は、外側に向って幅広となる台形状あるいは断面形状が外側に向って幅広となる台形状に形成されているが、端部(内端部)に、くぼんだ首部を有している。なお、首部は、クリップ部43の一部と捉えることもできる
クリップ本体47には、幅方向中央に、クリップ本体47の幅のほぼ3分の1の幅を有する結合スリット53が全長(周方向全長)にわたって形成されていて、結合スリット53の長さ方向(周方向)一端部はガイド片部49の内端部内に延び、長さ方向他端部は摘み部45の端部(首部)内に延びている。結合スリット53には、長さ方向中央に補強部55が設けられている。補強部55は、係合スリット53の幅方向両端部の長さ方向中央に一体的に形成された、外側への立ち上がり部57、57と、この立ち上がり部57、57の外端部同士を一体的に連結するスリット連結部59と、から形成された連結帯状部として構成されている。立ち上がり部57は、係合スリット53の幅方向端部の長さ方向中央に設けられた凹部61(幅方向外側に凹んだ部分)から、より具体的には凹部61の底部から、幅方向内側に向って傾斜しながら立ち上がるが、立ち上がり部57の外端部63は、係合スリット53の幅方向端部(凹部61以外の幅方向端部64)とほぼ同一の幅方向位置に達している(図10参照)。
ガイド片部49には、幅方向中央に、ガイド片部49の幅のほぼ3分の1の幅を有する膨出部65が、先端から内端部に至るまで形成されていて、この膨出部65の内端は、結合スリット53に達している。膨出部65は、幅方向両側の立ち上がり部67、67と、この立ち上がり部67、67の外端部同士を一体的に連結する天井部69と、から形成されていて、ガイド片部49の内面側に案内凹部71を構成している。
膨出部65の天井部69の内端部(結合スリット53の先端側の長さ方向端部又は長さ方向端部の一部分)からは、係合スリット53に沿うように保護舌片(保護部材)73が突出している。保護舌片73は、天井部69の内端部から、クリップ本体47の結合スリット53に沿う方向を向くまで湾曲する湾曲部75と、この湾曲部75から結合スリット53に沿って延びる舌片本体77と、から一体的に形成されて折り返されていて、舌片本体77とクリップ本体47との径方向の間隔は、連結部59とクリップ本体47との径方向の間隔に等しいように設定されている。
図8はバネクリップ41をパイプ体1及びチューブ23の接続部に取り付ける場合を説明する図、図9はバネクリップ41をパイプ体1及びチューブ23の接続部に取り付けた状態を示す図、図10は補強部55部分を示す拡大図である。
バネクリップ41を、パイプ体1及びチューブ23の接続部である結合部39に取り付けるには、案内凹部71の先端側が結合部39の突出部37に被さるように、また、受け入れ部51の付け根端付近が、突出部37の軸方向両側の円筒状外面部35、35に接触するように、バネクリップ41をパイプ体1及びチューブ23に対して配置する。なお、一対のガイド片部49、49の先端の間の間隔Cは、円筒状外面部35の外径Dの70%乃至80%に設定され、一対のガイド片部49、49の内端の間の間隔Eは、円筒状外面部35の外径Dの30%乃至40%に設定されている。
次に、例えば摘み部45を操作して、バネクリップ41を結合部39に押し付ける(矢印F参照)。そうすると、一対のクリップ部43、43は開くように弾性変形し、バネクリップ41又はクリップ部43、43は結合部39を挟み込んでいく。一対のクリップ部43、43は、例えば、ガイド片部49、49の内端部が、結合部39の径方向中央を通過すると、バネ弾性復帰力により閉じる方向に変形し、突出部37が結合スリット53内に入り込み、クリップ部43が円筒状外面部35と、この円筒状外面部35に沿って接触状態となって、バネクリップ41は結合部39に取り付けられる。また、クリップ本体47の内面から、補強部55の連結部59内面及び保護舌片73の舌片本体77内面までの径方向距離は、円筒状外面部35からの突出部37の径方向高さとほぼ等しいので、突出部37の外端部は連結部59及び舌片本体77と接触状態(接触している状態又は接触直前の状態)となっている。
突出部37は、保護舌片73に遮られて結合スリット53の先端側の長さ方向端部と接触することがないので、摘み部45を操作して矢印G方向にバネクリップ41を引っ張り、バネクリップ41を結合部39から取り外す場合にも、突出部37が結合スリット53の長さ方向端部で擦られるといったことがない。
本発明のバネクリップを用いれば、自動車などの配管接続を円滑に行うことができる。
本発明に係るバネクリップを取り付けるパイプ体及びチューブを接続前の状態で示す図である。 パイプ体及びチューブを接続した状態を示す図である。 パイプ側フランジ及びチューブ側フランジ部分を示す拡大図である。 本発明に係るバネクリップの斜視図である。 バネクリップの正面図である。 バネクリップの側面図である。 ガイド片部部分の拡大図である。 バネクリップをパイプ体及びチューブの接続部に取り付ける場合を説明する図である。 バネクリップをパイプ体及びチューブの接続部に取り付けた状態を示す図である。 補強部部分を示す拡大図である。
符号の説明
1 パイプ体
5 パイプ側フランジ
23 チューブ
31 チューブ側フランジ
41 バネクリップ
43 クリップ部
45 摘み部
53 結合スリット
55 補強部

Claims (10)

  1. パイプ側フランジを有するパイプ体の外周に、チューブ側フランジを有するチューブを嵌め付けて接続することにより構成した配管接続部に取り付けられ、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジを軸方向に離れないように結合する、バネ弾性を有するバネクリップであって、
    前記配管接続部の外周に嵌め付けられる一対のクリップ部と、この一対のクリップ部を連結する連結部と、を一体的に備え、前記クリップ部にはそれぞれ、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジが嵌り込んで軸方向に結合される結合スリットが設けられ、
    一対の前記クリップ部の先端側の嵌め付け開口部を前記配管接続部の外周に相対的に押し付けて広げながら、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジが前記結合スリット内に入り込むように、一対の前記クリップ部を前記配管接続部の外周に嵌め付けるように構成されていて、
    前記クリップ部のそれぞれにはさらに、前記結合スリットの幅方向両端部を接続する補強部が一体的に設けられている、ことを特徴とするバネクリップ。
  2. 前記補強部は、前記結合スリットの長さ方向中央位置に設けられている、ことを特徴とする請求項1記載のバネクリップ。
  3. 前記補強部は、幅方向に延びる帯状部である、ことを特徴とする請求項2記載のバネクリップ。
  4. 前記補強部は、前記係合スリットの幅方向両端部からそれぞれ、外側に立ち上がる立ち上がり部と、この立ち上がり部の外端部に掛け渡されたスリット連結部と、を一体的に有している、ことを特徴とする請求項2又は3記載のバネクリップ。
  5. 前記立ち上がり部は、前記結合スリットの幅方向端部に形成された凹部から立ち上がっている、ことを特徴とする請求項4記載のバネクリップ。
  6. 一対の前記クリップ部の先端部はハの字状に形成され、かつ、この先端部の内端側の間隔が、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジの外径よりも狭くなっている、ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のバネクリップ。
  7. 一対の前記クリップ部の前記先端部内面にはそれぞれ、前記パイプ側フランジ及び前記チューブ側フランジに被せるための案内凹部が形成されている、ことを特徴とする請求項6記載のバネクリップ。
  8. 前記案内凹部は、前記クリップ部の前記先端部の先端から前記結合スリットまで延びている、ことを特徴とする請求項7記載のバネクリップ。
  9. 前記結合スリットの先端側の長さ方向端部には、前記結合スリットに沿って突出する舌片状の保護部材が一体的に設けられ、この保護部材は、前記結合スリット内に入り込んだ前記パイプ側フランジ及び/又は前記チューブ側フランジの外周と接触するように形成されている、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のバネクリップ。
  10. 一対の前記クリップ部を連結する前記連結部は、外側に向かって幅広となる断面台形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記載のバネクリップ。
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