JP2017081425A - 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自車両の周辺環境の変化に応じてスムーズな車両挙動を実現することができる車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラムを提供することを目的の一つとする。【解決手段】本発明は、将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を自車両の軌道として生成し、自車両の周囲の環境に応じて生成した軌道を変更する生成部と、生成部により軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成する補正軌道生成部と、生成部により生成された軌道、または補正軌道生成部により生成された補正軌道に基づいて、自車両の走行を制御する走行制御部と、を備える車両制御装置である。【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラムに関する。
近年、四輪車両などの車両を、自動的に運転する技術について研究が進められている。これに関連して、運転者の操作により自車両の自動運転の開始を指示する指示手段と、自動運転の目的地を設定する設定手段と、運転者により前記指示手段が操作された場合に、前記目的地が設定されているか否かに基づいて自動運転のモードを決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記自動運転のモードに基づいて車両走行制御する制御手段と、を備え、前記決定手段は、前記目的地が設定されていない場合は、前記自動運転のモードを、前記自車両の現在の走行路に沿って走行する自動運転又は自動停車に決定する、運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2011/158347号
しかしながら、従来の技術では、自車両の周辺環境の変化に応じてスムーズな車両挙動を実現することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、自車両の周辺環境の変化に応じてスムーズな車両挙動を実現することができる車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラムを提供することを目的の一つとする。
請求項1に記載の発明は、将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成し、前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更する生成部(112、126)と、前記生成部により前記軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成する補正軌道生成部(130)と、前記生成部により生成された軌道、または前記補正軌道生成部により生成された補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御する走行制御部(132)と、を備える車両制御装置(100)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両制御装置において、前記補正軌道生成部は、前記生成部によりなされた前記軌道の変更の程度が基準よりも大きい場合に、前記補正軌道の生成処理を行わないものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両制御装置において、前記補正軌道生成部は、前記生成部により前記軌道が変更された時点における前記変更前の軌道上の最終目標位置と、前記変更後の軌道上の最終目標位置との間に中間目標位置を設定し、前記自車両の位置から前記設定した中間目標位置に至る補正軌道を生成するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両制御装置において、前記補正軌道生成部は、前記中間目標位置を設定した後、前記所定時間経過するごとに、前記設定した中間目標位置と、前記変更後の軌道上の最終目標位置との間に前記中間目標位置を再設定し、前記自車両の位置から前記再設定した中間目標位置に至る補正軌道を生成するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の車両制御装置において、前記補正軌道生成部は、前記自車両が前記変更後の軌道上の最終目標位置に到達するまで、前記中間目標位置を再設定して前記補正軌道を生成する処理を繰り返すものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のうちいずれか1項に記載の車両制御装置において、前記自車両の周辺の環境を認識する外界認識部(104)を更に備え、前記生成部は、前記自車両の前方における前記生成した軌道上において、前記自車両の走行を妨げる物体が前記外界認識部により認識された場合、前記物体を回避するように前記生成した軌道を変更するものである。
請求項7に記載の発明は、車載コンピュータが、将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成し、前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更し、前記軌道の変更をした場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成し、前記生成した軌道または補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御する車両制御方法である。
請求項8に記載の発明は、車載コンピュータに、将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成させ、前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更させ、前記軌道の変更をさせた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成させ、前記生成させた軌道または補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御させる車両制御プログラムである。
請求項1、7、8に記載の発明によれば、自車両の周囲の環境に応じて軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成するため、自車両の周辺環境の変化に応じてスムーズな車両挙動を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、軌道の変更の程度が基準よりも大きい場合に、補正軌道の生成処理を行わないため、自車両の周辺環境の変化に応じて、さらにスムーズな車両挙動を実現することができる。
請求項3、4に記載の発明によれば、軌道が変更された時点における変更前の軌道上の最終目標位置と、変更後の軌道上の最終目標位置との間に中間目標位置を設定し、自車両の位置から中間目標位置に至る補正軌道を生成するため、自車両の周辺環境の変化に応じて、さらにスムーズな車両挙動を実現することができる。
請求項5に記載の発明によれば、自車両が変更後の軌道上の最終目標位置に到達するまで、中間目標位置を再設定して補正軌道を生成する処理を繰り返すため、自車両の周辺環境の変化に応じて、さらにスムーズな車両挙動を実現することができる。
請求項6に記載の発明によれば、自車両の前方における軌道上において、自車両の走行を妨げる物体が外界認識部により認識された場合、この物体を回避するように生成した軌道を変更するため、障害物を回避する際に、スムーズな車両挙動を実現することができる。
実施形態に係る車両制御装置100が搭載された車両の有する構成要素を示す図である。 実施形態に係る車両制御装置100を中心とした自車両Mの機能構成図である。 自車位置認識部102により走行車線L1に対する自車両Mの相対位置が認識される様子を示す図である。 ある区間について生成された行動計画の一例を示す図である。 第1軌道生成部112により生成される第1軌道の一例を示す図である。 実施形態におけるターゲット位置設定部122がターゲット領域TAを設定する様子を示す図である。 実施形態における第2軌道生成部126が軌道を生成する様子を示す図である。 第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により生成される軌道上の各目標位置Kに対して設定される目標速度νの一例を示す図である。 補正軌道生成部130による中間目標位置Ktg2#の設定場面の一例を示す図である。 図9における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。 図10における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。 図11における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。 車線変更時に補正軌道生成部130が補正軌道T2#を生成する場面の一例を示す図である。 実施形態における車両制御装置100の軌道補正生成部130により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラムの実施形態について説明する。
[車両構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置100が搭載された車両(以下、自車両Mと称する)の有する構成要素を示す図である。車両制御装置100が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の自動車であり、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の内燃機関を動力源とした自動車や、電動機を動力源とした電気自動車、内燃機関および電動機を兼ね備えたハイブリッド自動車等を含む。また、上述した電気自動車は、例えば、二次電池、水素燃料電池、金属燃料電池、アルコール燃料電池等の電池により放電される電力を使用して駆動する。
図1に示すように、自車両Mには、ファインダ20−1から20−7、レーダ30−1から30−6、およびカメラ40等のセンサと、ナビゲーション装置50と、上述した車両制御装置100とが搭載される。ファインダ20−1から20−7は、例えば、照射光に対する散乱光を測定し、対象までの距離を測定するLIDAR(Light Detection and Ranging、或いはLaser Imaging Detection and Ranging)である。例えば、ファインダ20−1は、フロントグリル等に取り付けられ、ファインダ20−2および20−3は、車体の側面やドアミラー、前照灯内部、側方灯付近等に取り付けられる。ファインダ20−4は、トランクリッド等に取り付けられ、ファインダ20−5および20−6は、車体の側面や尾灯内部等に取り付けられる。上述したファインダ20−1から20−6は、例えば、水平方向に関して150度程度の検出領域を有している。また、ファインダ20−7は、ルーフ等に取り付けられる。ファインダ20−7は、例えば、水平方向に関して360度の検出領域を有している。
上述したレーダ30−1および30−4は、例えば、奥行き方向の検出領域が他のレーダよりも広い長距離ミリ波レーダである。また、レーダ30−2、30−3、30−5、30−6は、レーダ30−1および30−4よりも奥行き方向の検出領域が狭い中距離ミリ波レーダである。以下、ファインダ20−1から20−7を特段区別しない場合は、単に「ファインダ20」と記載し、レーダ30−1から30−6を特段区別しない場合は、単に「レーダ30」と記載する。レーダ30は、例えば、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体を検出する。
カメラ40は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の個体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ40は、フロントウィンドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ40は、例えば周期的に繰り返し自車両Mの前方を撮像する。
なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
図2は、実施形態に係る車両制御装置100を中心とした自車両Mの機能構成図である。自車両Mには、ファインダ20、レーダ30、およびカメラ40の他、ナビゲーション装置50と、車両センサ60と、操作デバイス70と、操作検出センサ72と、切替スイッチ80と、走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、ブレーキ装置94と、車両制御装置100とが搭載される。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。
ナビゲーション装置50は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機や地図情報(ナビ地図)、ユーザインターフェースとして機能するタッチパネル式表示装置、スピーカ、マイク等を有する。ナビゲーション装置50は、GNSS受信機によって自車両Mの位置を特定し、その位置からユーザによって指定された目的地までの経路を導出する。ナビゲーション装置50により導出された経路は、経路情報154として記憶部150に格納される。自車両Mの位置は、車両センサ60の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。また、ナビゲーション装置50は、車両制御装置100が手動運転モードを実行している際に、目的地に至る経路について音声やナビ表示によって案内を行う。なお、自車両Mの位置を特定するための構成は、ナビゲーション装置50とは独立して設けられてもよい。また、ナビゲーション装置50は、例えば、ユーザの保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の一機能によって実現されてもよい。この場合、端末装置と車両制御装置100との間で無線または通信によって情報の送受信が行われる。なお、自車両Mの位置を特定するための構成は、ナビゲーション装置50とは独立して設けられてもよい。
車両センサ60は、車速を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
走行駆動力出力装置90は、例えば、自車両Mが内燃機関を動力源とした自動車である場合、エンジンおよびエンジンを制御するエンジンECU(Electronic Control Unit)を備え、自車両Mが電動機を動力源とした電気自動車である場合、走行用モータおよび走行用モータを制御するモータECUを備え、自車両Mがハイブリッド自動車である場合、エンジンおよびエンジンECUと走行用モータおよびモータECUを備える。走行駆動力出力装置90がエンジンのみを含む場合、エンジンECUは、後述する走行制御部132から入力される情報に従って、エンジンのスロットル開度やシフト段等を調整し、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を出力する。また、走行駆動力出力装置90が走行用モータのみを含む場合、モータECUは、走行制御部132から入力される情報に従って、走行用モータに与えるPWM信号のデューティ比を調整し、上述した走行駆動力を出力する。また、走行駆動力出力装置90がエンジンおよび走行用モータを含む場合、エンジンECUおよびモータECUの双方は、走行制御部132から入力される情報に従って、互いに協調して走行駆動力を制御する。
ステアリング装置92は、例えば、電動モータと、ステアリングトルクセンサと、操舵角センサ等を備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機能等に力を作用させてステアリングホイールの向きを変更する。ステアリングトルクセンサは、例えば、ステアリングホイールを操作したときのトーションバーのねじれをステアリングトルク(操舵力)として検出する。操舵角センサは、例えば、ステアリング操舵角(または実舵角)を検出する。ステアリング装置92は、走行制御部132から入力される情報に従って、電動モータを駆動させ、ステアリングホイールの向きを変更する。
ブレーキ装置94は、ブレーキペダルになされたブレーキ操作が油圧として伝達されるマスターシリンダー、ブレーキ液を蓄えるリザーバータンク、各車輪に出力される制動力を調節するブレーキアクチュエータ等を備える。制動制御部44は、走行制御部132から入力される情報に従って、マスターシリンダーの圧力に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるように、ブレーキアクチュエータ等を制御する。なお、ブレーキ装置94は、上記説明した油圧により作動する電子制御式ブレーキ装置に限らず、電動アクチュエーターにより作動する電子制御式ブレーキ装置であってもよい。
操作デバイス70は、例えば、アクセルペダルやステアリングホイール、ブレーキペダル、シフトレバー等を含む。操作デバイス70には、運転者による操作の有無や量を検出する操作検出センサ72が取り付けられている。操作検出センサ72は、例えば、アクセル開度センサ、ステアリングトルクセンサ、ブレーキセンサ、シフト位置センサ等を含む。操作検出センサ72は、検出結果としてのアクセル開度、ステアリングトルク、ブレーキ踏量、シフト位置等を走行制御部132に出力する。なお、これに代えて、操作検出センサ72の検出結果が、直接的に走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、またはブレーキ装置94に出力されてもよい。
切替スイッチ80は、運転者等によって操作されるスイッチである。切替スイッチ80は、例えば、ステアリングホイールやガーニッシュ(ダッシュボード)等に設置される機械式のスイッチであってもよいし、ナビゲーション装置50のタッチパネルに設けられるGUI(Graphical User Interface)スイッチであってもよい。切替スイッチ80は、運転者等の操作を受け付け、走行制御部132による制御モードを自動運転モードまたは手動運転モードのいずれか一方に指定する制御モード指定信号を生成し、制御切替部140に出力する。自動運転モードとは、上述したように、運転者が操作を行わない(或いは手動運転モードに比して操作量が小さい、または操作頻度が低い)状態で走行する運転モードであり、より具体的には、行動計画に基づいて走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、およびブレーキ装置94の一部または全部を制御する運転モードである。
[車両制御装置]
以下、車両制御装置100について説明する。車両制御装置100は、例えば、自車位置認識部102と、外界認識部104と、行動計画生成部106と、走行態様決定部110と、第1軌道生成部112と、車線変更制御部120と、補正軌道生成部130と、走行制御部132と、制御切替部140と、記憶部150とを備える。自車位置認識部102、外界認識部104、行動計画生成部106、走行態様決定部110、第1軌道生成部112、車線変更制御部120、補正軌道生成部130、走行制御部132、および制御切替部140のうち一部または全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらのうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。また、記憶部150は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等で実現される。プロセッサが実行するプログラムは、予め記憶部150に格納されていてもよいし、車載インターネット設備等を介して外部装置からダウンロードされてもよい。また、プログラムを格納した可搬型記憶媒体が図示しないドライブ装置に装着されることで記憶部150にインストールされてもよい。
自車位置認識部102は、記憶部150に格納された地図情報152と、ファインダ20、レーダ30、カメラ40、ナビゲーション装置50、または車両センサ60から入力される情報とに基づいて、自車両Mが走行している車線(走行車線)、および、走行車線に対する自車両Mの相対位置を認識する。地図情報152は、例えば、ナビゲーション装置50が有するナビ地図よりも高精度な地図情報であり、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。より具体的には、地図情報152には、道路情報と、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報等が含まれる。道路情報には、高速道路、有料道路、国道、都道府県道といった道路の種別を表す情報や、道路の車線数、各車線の幅員、道路の勾配、道路の位置(経度、緯度、高さを含む3次元座標)、車線のカーブの曲率、車線の合流および分岐ポイントの位置、道路に設けられた標識等の情報が含まれる。交通規制情報には、工事や交通事故、渋滞等によって車線が封鎖されているといった情報が含まれる。
図3は、自車位置認識部102により走行車線L1に対する自車両Mの相対位置が認識される様子を示す図である。自車位置認識部102は、例えば、自車両Mの基準点(例えば重心)の走行車線中央CLからの乖離OS、および自車両Mの進行方向の走行車線中央CLを連ねた線に対してなす角度θを、走行車線L1に対する自車両Mの相対位置として認識する。なお、これに代えて、自車位置認識部102は、自車線L1のいずれかの側端部に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
外界認識部104は、ファインダ20、レーダ30、カメラ40等から入力される情報に基づいて、周辺車両の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。本実施形態における周辺車両とは、自車両Mの周辺を走行する車両であって、自車両Mと同じ方向に走行する車両である。周辺車両の位置は、他車両の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、他車両の輪郭で表現された領域で表されてもよい。周辺車両の「状態」とは、上記各種機器の情報に基づいて周辺車両の加速度、車線変更をしているか否か(あるいは車線変更をしようとしているか否か)を含んでもよい。また、外界認識部104は、周辺車両に加えて、ガードレールや電柱、駐車車両、歩行者、その他の物体の位置を認識してもよい。
行動計画生成部106は、所定の区間における行動計画を生成する。所定の区間とは、例えば、ナビゲーション装置50により導出された経路のうち、高速道路等の有料道路を通る区間である。なお、これに限らず、行動計画生成部106は、任意の区間について行動計画を生成してもよい。
行動計画は、例えば、順次実行される複数のイベントで構成される。イベントには、例えば、自車両Mを減速させる減速イベントや、自車両Mを加速させる加速イベント、走行車線を逸脱しないように自車両Mを走行させるレーンキープイベント、走行車線を変更させる車線変更イベント、自車両Mに前走車両を追い越させる追い越しイベント、分岐ポイントにおいて所望の車線に変更させたり、現在の走行車線を逸脱しないように自車両Mを走行させたりする分岐イベント、車線合流ポイントにおいて自車両Mを加減速させ、走行車線を変更させる合流イベント等が含まれる。例えば、有料道路(例えば高速道路等)においてジャンクション(分岐点)が存在する場合、車両制御装置100は、自動運転モードにおいて、自車両Mを目的地の方向に進行するように車線を変更したり、車線を維持したりする必要がある。従って、行動計画生成部106は、地図情報152を参照して経路上にジャンクションが存在していると判明した場合、現在の自車両Mの位置(座標)から当該ジャンクションの位置(座標)までの間に、目的地の方向に進行することができる所望の車線に車線変更するための車線変更イベントを設定する。なお、行動計画生成部106によって生成された行動計画を示す情報は、行動計画情報156として記憶部150に格納される。
図4は、ある区間について生成された行動計画の一例を示す図である。図示するように、行動計画生成部106は、目的地までの経路に従って走行した場合に生じる場面を分類し、個々の場面に即したイベントが実行されるように行動計画を生成する。なお、行動計画生成部106は、自車両Mの状況変化に応じて動的に行動計画を変更してもよい。
行動計画生成部106は、例えば、生成した行動計画を、外界認識部104によって認識された外界の状態に基づいて変更(更新)してもよい。一般的に、車両が走行している間、外界の状態は絶えず変化する。特に、複数の車線を含む道路を自車両Mが走行する場合、他車両との距離間隔は相対的に変化する。例えば、前方の車両が急ブレーキを掛けて減速したり、隣の車線を走行する車両が自車両M前方に割り込んで来たりする場合、自車両Mは、前方の車両の挙動や、隣接する車線の車両の挙動に合わせて速度や車線を適宜変更しつつ走行する必要がある。従って、行動計画生成部106は、上述したような外界の状態変化に応じて、制御区間ごとに設定したイベントを変更してもよい。
具体的には、行動計画生成部106は、車両走行中に外界認識部104によって認識された他車両の速度が閾値を超えたり、自車線に隣接する車線を走行する他車両の移動方向が自車線方向に向いたりした場合に、自車両Mが走行予定の運転区間に設定されたイベントを変更する。例えば、レーンキープイベントの後に車線変更ベントが実行されるようにイベントが設定されている場合において、外界認識部104の認識結果によって当該レーンキープイベント中に車線変更先の車線後方から車両が閾値以上の速度で進行してきたことが判明した場合、行動計画生成部106は、レーンキープイベントの次のイベントを車線変更から減速イベントやレーンキープイベント等に変更する。これによって、車両制御装置100は、自車両Mが車線変更先の車両に衝突することを回避することができる。この結果、車両制御装置100は、外界の状態に変化が生じた場合においても、安全に自車両Mを自動走行させることができる。
[レーンキープイベント]
走行態様決定部110は、行動計画に含まれるレーンキープイベントが走行制御部132により実施される際に、定速走行、追従走行、減速走行、カーブ走行、障害物回避走行などのうちいずれかの走行態様を決定する。例えば、走行態様決定部110は、自車両の前方に他車両が存在しない場合に、走行態様を定速走行に決定する。また、走行態様決定部110は、前走車両に対して追従走行するような場合に、走行態様を追従走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により前走車両の減速が認識された場合や、停車や駐車などのイベントを実施する場合に、走行態様を減速走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により自車両Mがカーブ路に差し掛かったことが認識された場合に、走行態様をカーブ走行に決定する。また、走行態様決定部110は、外界認識部104により自車両Mの前方に障害物が認識された場合に、走行態様を障害物回避走行に決定する。
第1軌道生成部112は、走行態様決定部110により決定された走行態様に基づいて、軌道を生成する。軌道とは、自車両Mが走行態様決定部110により決定された走行態様に基づいて走行する場合に、到達することが想定される将来の目標位置を、所定時間ごとにサンプリングした点の集合(軌跡)である。
また、第1軌道生成部112は、生成した軌道を、自車両Mの周囲の環境に応じて変更する。例えば、自車両Mが走行している最中に、走行態様決定部110が、外界認識部104の認識結果に基づいて自車両Mの走行態様を再決定した場合、これに伴って第1軌道生成部112は、再決定された走行態様に応じて新たに軌道を再生成することで前回生成した軌道から今回生成した軌道に変更する。
図5は、第1軌道生成部112により生成される軌道の一例を示す図である。図中(A)に示すように、例えば、第1軌道生成部112は、自車両Mの現在位置を基準に、現時刻から所定時間Δt経過するごとに、K(1)、K(2)、K(3)、…といった将来の目標位置を自車両Mの軌道として設定する。以下、これら目標位置を区別しない場合、単に「目標位置K」と表記する。例えば、目標位置Kの個数は、目標時間Tに応じて決定される。例えば、第1軌道生成部112は、目標時間Tを5秒とした場合、この5秒間において、所定時間Δt(例えば0.1秒)刻みで目標位置Kを走行車線の中央線上に設定し、これら複数の目標位置Kの配置間隔を走行態様に基づいて決定する。第1軌道生成部112は、例えば、走行車線の中央線を、地図情報152に含まれる車線の幅員等の情報から導出してもよいし、予め地図情報152に含まれている場合に、この地図情報152から取得してもよい。
例えば、上述した走行態様決定部110により走行態様が定速走行に決定された場合、第1軌道生成部112は、図中(A)に示すように、等間隔で複数の目標位置Kを設定して軌道を生成する。また、走行態様決定部110により走行態様が減速走行に決定された場合(追従走行において前走車両が減速した場合も含む)、第1軌道生成部112は、図中(B)に示すように、到達する時刻がより早い目標位置Kほど間隔を広くし、到達する時刻がより遅い目標位置Kほど間隔を狭くして軌道を生成する。これにより、自車両Mからの到達する時刻が遅い目標位置Kが自車両Mの現在位置と近づくため、後述する走行制御部132が自車両Mを減速させることになる。
また、図中(C)に示すように、道路がカーブ路である場合に、走行態様決定部110は、走行態様をカーブ走行に決定する。この場合、第1軌道生成部112は、例えば、道路の曲率に応じて、複数の目標位置Kを自車両Mの進行方向に対する横位置(車線幅方向の位置)を変更しながら配置して軌道を生成する。
また、図中(D)に示すように、自車両Mの前方の道路上に人間や停止車両等の障害物OBが存在する場合、走行態様決定部110は、走行態様を障害物回避走行に決定する。この場合、第1軌道生成部112は、この障害物OBを回避して走行するように、目標位置Kを配置して軌道を生成する。なお、第1軌道生成部112は、障害物OBに対する自車両Mの衝突余裕時間TTC(Time-To Collision)が閾値以上であるといった所定の設定条件を満たす場合に、障害物OBを回避するための軌道を再生成して軌道を変更する。衝突回避時の衝突余裕時間TTCは、例えば、自車両Mの現在位置から障害物OBまでの距離を、自車両Mの速度および障害物OBの相対速度で除算することで導出される。
[車線変更イベント]
車線変更制御部120は、行動計画に含まれる車線変更イベントが走行制御部132により実施される際の制御を行う。車線変更制御部120は、例えば、ターゲット位置設定部122と、車線変更可否判定部124と、第2軌道生成部126とを備える。なお、車線変更制御部120は、分岐イベントや合流イベントが走行制御部132により実施される際に、後述する処理を行ってもよい。
ターゲット位置設定部122は、自車両Mが走行する車線(自車線)に対して隣接する隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも前方を走行する車両と、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも後方を走行する車両とを特定し、これら車両の間にターゲット領域TAを設定する。以下、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも前方を走行する車両を、前方基準車両と称し、隣接車線を走行し、且つ自車両Mよりも後方を走行する車両を、後方基準車両と称して説明する。なお、ターゲット位置設定部122は、隣接車線L2上において、後方基準車両mCの後方(後方基準車両mCと、その後方に存在する車両との間)にターゲット領域TAを設定してもよい。
車線変更可否判定部124は、ターゲット位置設定部122により設定されたターゲット領域TA上に周辺車両が存在せず、且つ自車両Mと前方基準車両との仮想的な衝突余裕時間TTCと、自車両Mと後方基準車両との仮想的な衝突余裕時間TTCが共に、閾値以上であるといった所定の設定条件を満たす場合に、隣接車線上に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定する。車線変更時の衝突余裕時間TTCは、例えば、ターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更したと仮定し、このターゲット領域TA上の仮想定な自車両Mと、前方基準車両(あるいは後方基準車両)との車間距離を、自車両Mの速度および前方基準車両(あるいは後方基準車両)の相対速度で除算することで導出される。
図6は、実施形態におけるターゲット位置設定部122がターゲット領域TAを設定する様子を示す図である。図中、mAは前走車両を表し、mBは前方基準車両を表し、mCは後方基準車両を表している。また、矢印dは自車両Mの進行(走行)方向を表し、L1は自車線を表し、L2は隣接車線を表している。
図6の例の場合、ターゲット位置設定部122は、隣接車線L2上において、前方基準車両mBと後方基準車両mCとの間にターゲット領域TAを設定する。このような場合、車線変更可否判定部124は、ターゲット位置設定部122により設定されたターゲット領域TA上に自車両Mを仮想的に配置し、この仮想的な自車両Mを基準に前方基準車両mBに対する衝突余裕時間TTC(B)と、後方基準車両mCに対する衝突余裕時間TTC(C)とを導出する。車線変更可否判定部124は、導出したこれら2つの衝突余裕時間TTCが共に所定の設定条件を満たすか否かを判定し、両方の衝突余裕時間TTCが共に所定の設定条件を満たす場合(例えば前方、後方それぞれに設定された閾値以上である場)、隣接車線L2上に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定する。
また、車線変更可否判定部124は、前走車両mA、前方基準車両mB、および後方基準車両mCの速度、加速度、または躍度(ジャーク)等を加味して、ターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であるか否かを判定してもよい。例えば、前走車両mAの速度よりも前方基準車両mBおよび後方基準車両mCの速度が大きく、自車両Mの車線変更に必要な時間の範囲内で前方基準車両mBおよび後方基準車両mCが前走車両mAを追い抜くことが予想されるような場合、車線変更可否判定部124は、前方基準車両mBおよび後方基準車両mCの間に設定されたターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能でないと判定する。
第2軌道生成部126は、上述した車線変更可否判定部124によりターゲット領域TA上に自車両Mが車線変更可能であると判定された場合、このターゲット領域TA上に車線変更するための軌道を生成する。
図7は、実施形態における第2軌道生成部126が軌道を生成する様子を示す図である。例えば、第2軌道生成部126は、前方基準車両mBおよび後方基準車両mCを所定の速度モデルで走行するものとして仮定し、これら3台の車両の速度モデルと自車両Mの速度とに基づいて、将来のある時刻において自車両Mが前方基準車両mBおよび後方基準車両mCの間に存在するように軌道を生成する。例えば、第2軌道生成部126は、現在の自車両Mの位置から、将来のある時刻における前方基準車両mBの位置までをスプライン曲線等の多項式曲線を用いて滑らかに繋ぎ、この曲線上に等間隔あるいは不等間隔で目標位置Kを所定個数配置する。この際、第2軌道生成部126は、目標位置Kの少なくとも1つがターゲット領域TA上に配置されるように軌道を生成する。
また、第2軌道生成部126は、生成した軌道を、自車両Mの周囲の環境に応じて変更する。例えば、自車両Mが走行している最中に、ターゲット位置設定部122が、外界認識部104の認識結果に基づいてターゲット領域TAを隣接車線上に再設定した場合、これに伴って第2軌道生成部126は、再設定されたターゲット領域TA上に車線変更するための軌道を再生成することで前回生成した軌道から今回生成した軌道に変更する。
図8は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により生成される軌道上の各目標位置Kに対して設定される目標速度νの一例を示す図である。図示するように、目標速度νは、軌道上の各目標位置Kと、配置間隔(所定時間Δt)と、目標時間Tとに基づいて、自動的に決定される。例えば、目標位置K(0)には目標速度ν0、目標位置K(1)には目標速度ν1、目標位置K(2)には目標速度ν2、といったように目標位置Kごとに目標速度νが決定される。
補正軌道生成部130は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道T1と変更後の軌道T2との間の距離の変化量を制限した補正軌道T2#を生成する。例えば、補正軌道生成部130は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により軌道の変更がなされた時点において設定されていた、変更される前の軌道T1上の最終目標位置Ktg1と、変更された後の軌道T2上の最終目標位置Ktg2との間の範囲において中間目標位置Ktg2#を設定し、自車両Mの現在位置から中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#を生成する。最終目標位置Ktg1および最終目標位置Ktg2は、例えば、目標時間T内において最後に設定される目標位置Kであり、これら両最終目標位置は共に自車両Mの到達予定の時刻が同時刻であるものとして設定される。
図9は、補正軌道生成部130による中間目標位置Ktg2#の設定場面の一例を示す図である。図示の例は、上述した図5における(D)の軌道生成例の場面に対応する。本図では、一例として、自車両Mの現在位置を基準に、6Δt時間走行させたときに到達する予定の目標位置K(6)を最終目標位置として説明する。
例えば、走行態様決定部110により走行態様が定速走行に決定された場合、第1軌道生成部112は、図中に示す軌道T1を生成する。このような軌道T1に沿って自車両Mが走行している最中に、外界認識部104が障害物OBを認識した場合、走行態様決定部110は走行態様を障害物回避走行に決定する。これに伴い、第1軌道生成部112は、軌道T1上の障害物OBを回避するために、例えば、先に生成した軌道T1を、障害物OBを回避可能な軌道T2に変更する。
ここで、第1軌道生成部112(あるいは第2軌道生成部126)により変更された軌道T2をそのまま自車両Mの走行に適用させると、車両制御装置100は、自車両Mに急激な旋回を実行させてしまう場合があった。
そのため、本実施形態における補正軌道生成部130は、第1軌道生成部112(あるいは第2軌道生成部126)により変更された軌道T2を、車線幅方向に関してより緩やかな軌道に補正する。例えば、補正軌道生成部130は、軌道T1とT2との差が大きい場合には軌道T2を緩やかな軌道に補正する。また、補正軌道生成部130は、軌道T1とT2との間の変化もしくは変化の度合いが小さい場合、軌道T2を補正しなくてもよい。なお、変化の考え方は後述する。
補正軌道生成部130は、例えば、変更される前の軌道T1上の最終目標位置Ktg1と、変更された後の軌道T2上の最終目標位置Ktg2との間の距離の中点に中間目標位置Ktg2#を設定する。そして、補正軌道生成部130は、設定した中間目標位置Ktg2#に向けた補正軌道T2#を生成する。走行制御部132は、この補正軌道T2#に沿って自車両Mを走行させる。
このようにして、補正軌道生成部130は、所定時間Δt経過するごとに、設定した中間目標位置Ktg2#と、軌道T2上の最終目標位置Ktg2との間に中間目標位置Ktg2#を再設定し、自車両Mの現在位置から再設定した中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#を新たに生成する。以下、繰り返し再設定を行う中で、過去に設定した中間目標位置Ktg2#に対応する補正軌道T2#を補正軌道T2#OLDと称し、新たに再設定する中間目標位置Ktg2#に対応する補正軌道T2#を補正軌道T2#NEWと称して説明する。
図10は、上述した図9における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。この場合、自車両Mは、所定時間Δt走行したことにより補正軌道T2#上の目標位置K(1)に到達しているものとする。例えば、補正軌道生成部130は、目標位置K(1)において、中間目標位置Ktg2#を再設定する。具体的には、補正軌道生成部130は、補正軌道T2#OLD上の中間目標位置Ktg2#を最終目標位置Ktg1として扱い、この補正軌道T2#OLD上の最終目標位置Ktg1と、軌道T2上の最終目標位置Ktg2との間に中間目標位置Ktg2#を再設定する。そして、補正軌道生成部130は、自車両Mの現在位置から再設定した中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#NEWを生成する。
図11は、上述した図10における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。この場面では、自車両Mは、補正軌道T2#OLD上の目標位置K(2)に到達しているものとする。補正軌道生成部130は、所定時間Δt前に生成した補正軌道T2#OLD(図10では補正軌道T2#NEW)の上の中間目標位置Ktg2#を最終目標位置Ktg1として扱い、この最終目標位置Ktg1と軌道T2上の最終目標位置Ktg2との間に中間目標位置Ktg2#を再設定する。そして、補正軌道生成部130は、自車両Mの現在位置から再設定した中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#NEWを生成する。
図12は、上述した図11における場面から更に所定時間Δt経過した際の場面の一例を示す図である。この場面では、自車両Mは、補正軌道T2#OLD上の目標位置K(3)に到達しているものとする。補正軌道生成部130は、中間目標位置Ktg2#を再設定し、自車両Mの現在位置から再設定した中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#NEWを生成する。
補正軌道生成部130は、自車両Mが変更後の軌道T2上の最終目標位置Ktg2に到達するまで、上述した中間目標位置Ktg2#を再設定して補正軌道T2#を生成する処理を繰り返す。これによって、補正軌道生成部130は、補正軌道T2#を、所定時間Δt経過するごとに、障害物OBを回避するために変更された軌道T2上に近づけていくことができる。この結果、車両制御装置100は、障害物OBの回避時にスムーズな車両挙動を実現することができる。なお、補正軌道生成部130は、自車両Mの現在位置または設定する中間目標位置Ktg2#が、ある程度まで最終目標位置Ktg2に近づいた場合、中間目標位置の設定を終了して、最終目標位置Ktg2に至る軌道を生成するようにしてよい。
図13は、車線変更時に補正軌道生成部130が補正軌道T2#を生成する場面の一例を示す図である。例えば、車両制御装置100は、第2軌道生成部126により生成される車線変更のための軌道T2上の最終目標位置Ktg2と、車線変更イベントに移る前の自車両Mの軌道T1の最終目標位置Ktg1との間に、中間目標位置Ktg2#を設定して補正軌道T2#を生成し、この処理を繰り返し行うことで、車線変更時にスムーズな車両挙動を実現することができる。
[走行制御]
走行制御部132は、制御切替部140による制御によって、制御モードを自動運転モードあるいは手動運転モードに設定し、設定した制御モードに従って、走行駆動力出力装置90、ステアリング装置92、およびブレーキ装置94の一部または全部を含む制御対象を制御する。走行制御部132は、自動運転モード時において、行動計画生成部106によって生成された行動計画情報156を読み込み、読み込んだ行動計画情報156に含まれるイベントに基づいて制御対象を制御する。
例えば、走行制御部132は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により生成された軌道、または補正軌道生成部130により生成された補正軌道に基づいて、ステアリング装置92における電動モータの制御量(例えば回転数)と、走行駆動力出力装置90におけるECUの制御量(例えばエンジンのスロットル開度やシフト段等)と、を決定する。具体的には、走行制御部132は、軌道の目標位置Kから算出された所定時間Δtごとの目標速度ν(または加速度や躍度)に従って、走行駆動力出力装置90におけるECUの制御量を決定する。また、走行制御部132は、目標位置Kごとの自車両Mの進行方向と、この目標位置を基準とした次の目標位置の方向とのなす角度に応じて、ステアリング装置92における電動モータの制御量を決定する。
図14は、実施形態における車両制御装置100の軌道補正生成部130により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、軌道補正生成部130は、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126によって軌道の変更がなされたか否かを判定する(ステップS100)。軌道の変更がなされていない場合、本フローチャートの1ルーチンが終了する。
一方、軌道の変更がなされた場合、補正軌道生成部130は、中間目標位置Ktg2#を設定し(ステップS102)、自車両Mの現在位置から中間目標位置Ktg2#に至る補正軌道T2#を生成する(ステップS104)。
次に、補正軌道生成部130は、所定時間Δt経過したか否かを判定し(ステップS106)、所定時間Δt経過した場合に、自車位置認識部102により認識された自車両Mの現在位置に基づいて、自車両Mが現在走行している軌道上の最終目標位置に到達したか否かを判定する(ステップS108)。例えば、補正軌道生成部130は、最終目標位置を基準とした円形の所定範囲内に自車両Mが位置する場合に、自車両Mが最終目標位置に到達したと判定する。
最終目標位置に到達していない場合、補正軌道生成部130は、上述したステップS102の処理に戻り、中間目標位置Ktg2#の設定処理と、補正軌道T2#の生成処理を繰り返す。これによって本フローチャートの処理が終了する。
なお、走行制御部132は、手動運転モード時において、操作検出センサ72により出力される操作検出信号に基づいて制御対象を制御する。例えば、走行制御部132は、操作検出センサ72により出力された操作検出信号を、制御対象の各装置にそのまま出力する。
制御切替部140は、行動計画生成部106によって生成され、記憶部150に格納された行動計画情報156に基づいて、走行制御部132による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに、または手動運転モードから自動運転モードに切り換える。また、制御切替部140は、切替スイッチ80から入力される制御モード指定信号に基づいて、走行制御部132による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに、または手動運転モードから自動運転モードに切り換える。すなわち、走行制御部132の制御モードは、運転者等の操作によって走行中や停車中に任意に変更することができる。
また、制御切替部140は、操作検出センサ72から入力される操作検出信号に基づいて、走行制御部132による自車両Mの制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。例えば、制御切替部140は、操作検出信号に含まれる操作量が閾値を超える場合、すなわち、操作デバイス70が閾値を超えた操作量で操作を受けた場合、走行制御部132の制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。例えば、自動運転モードに設定された走行制御部132によって自車両Mが自動走行している場合において、運転者によってステアリングホイール、アクセルペダル、またはブレーキペダルが閾値を超える操作量で操作された場合、制御切替部140は、走行制御部132の制御モードを自動運転モードから手動運転モードに切り換える。これによって、車両制御装置100は、人間等の物体が車道に飛び出して来たり、前走車両が急停止したりした際に運転者により咄嗟になされた操作によって、切替スイッチ80の操作を介さずに直ぐさま手動運転モードに切り替えることができる。この結果、車両制御装置100は、運転者による緊急時の操作に対応することができ、走行時の安全性を高めることができる。
以上説明した実施形態における車両制御装置100によれば、将来の所定時間Δtごとの自車両Mの位置の軌跡を自車両Mの軌道として生成し、自車両Mの周囲の環境に応じて生成した軌道を変更する第1軌道生成部112および第2軌道生成部126と、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成する補正軌道生成部130と、第1軌道生成部112または第2軌道生成部126により生成された軌道、または補正軌道生成部130により生成された補正軌道に基づいて、自車両Mの走行を制御する走行制御部132と、を備えることにより、自車両Mの周辺環境の変化に応じてスムーズな車両挙動を実現することができる。
以下、その他の実施形態(変形例)について説明する。
上述した補正軌道生成部130は、中間目標位置Ktg2#を、最終目標位置Ktg1および最終目標位置Ktg2の間の距離の中点から見て、最終目標位置Ktg1側あるいは最終目標位置Ktg2側に偏った位置に設定してもよい。また、補正軌道生成部130は、中間目標位置Ktg2#の設定処理の回数を重ねるごとに、中間目標位置Ktg2#の位置の偏りをずらしてもよい。例えば、補正軌道生成部130は、初回の中間目標位置Ktg2#の設定位置を、中点から見て最終目標位置Ktg1側に偏った位置に設定し、中間目標位置Ktg2#の設定処理の回数を重ねるごとに、この位置を中点から見て最終目標位置Ktg2側に遷移させていくようにしてもよい。また、補正軌道生成部130は、この逆の傾向で偏りを遷移させてもよい。これによって、車両制御装置100は、所定時間Δt経過するのに応じて補正軌道T2#を軌道T2に緩やかに近づけていくことができる。この結果、車両制御装置100は、自車両Mの周辺環境の変化に応じて、よりスムーズな車両挙動を実現することができる。
また、補正軌道生成部130は、軌道T1と軌道T2との間の変化が閾値より大きい場合に、軌道を補正してもよいし、障害物を回避する軌道を生成した場合のTTCに基づいて軌道を補正してもよい。例えば、障害物とのTTCが閾値よりも小さい場合、すなわち障害物が自車両Mから近い場合や回避時間が短い場合において、補正軌道生成部130が軌道の補正を行ってしまうと、障害物の回避が間に合わない場合がある。そのため、補正軌道生成部130は、障害物とのTTCに基づいて軌道の補正処理を一時的に禁止したり、補正の度合いを小さくしたりして、障害物の回避を優先させてもよい。
また、補正軌道生成部130は、外界認識部104により障害物が認識(検知)され、パターンマッチング等で障害物の種類などが判別された場合に、この判別された障害物の種類に応じて、軌道を補正するか否かを決定してもよい。例えば、補正軌道生成部130は、障害物が避けなければならないもの(例えば車両や歩行者等)である場合、軌道の補正処理を一時的に禁止してもよいし、障害物として優先度が低いもの(例えば反射板やキャッツアイ等)の場合は、上述した補正処理と同様に緩やかに軌道を補正してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
20…ファインダ、30…レーダ、40…カメラ、50…ナビゲーション装置、60…車両センサ、70…操作デバイス、72…操作検出センサ、80…切替スイッチ、90…走行駆動力出力装置、92…ステアリング装置、94…ブレーキ装置、100…車両制御装置、102…自車位置認識部、104…外界認識部、106…行動計画生成部、110…走行態様決定部、112…第1軌道生成部、120…車線変更制御部、122…ターゲット位置設定部、124…車線変更可否判定部、126…第2軌道生成部、130…補正軌道生成部、132…走行制御部、140…制御切替部、150…記憶部、M…車両

Claims (8)

  1. 将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成し、前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更する生成部と、
    前記生成部により前記軌道の変更がなされた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成する補正軌道生成部と、
    前記生成部により生成された軌道、または前記補正軌道生成部により生成された補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御する走行制御部と、
    を備える車両制御装置。
  2. 前記補正軌道生成部は、前記生成部によりなされた前記軌道の変更の程度が基準よりも大きい場合に、前記補正軌道の生成処理を行わない、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記補正軌道生成部は、前記生成部により前記軌道が変更された時点における前記変更前の軌道上の最終目標位置と、前記変更後の軌道上の最終目標位置との間に中間目標位置を設定し、前記自車両の位置から前記設定した中間目標位置に至る補正軌道を生成する、
    請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記補正軌道生成部は、前記中間目標位置を設定した後、前記所定時間経過するごとに、前記設定した中間目標位置と、前記変更後の軌道上の最終目標位置との間に前記中間目標位置を再設定し、前記自車両の位置から前記再設定した中間目標位置に至る補正軌道を生成する、
    請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記補正軌道生成部は、前記自車両が前記変更後の軌道上の最終目標位置に到達するまで、前記中間目標位置を再設定して前記補正軌道を生成する処理を繰り返す、
    請求項3または4に記載の車両制御装置。
  6. 前記自車両の周辺の環境を認識する外界認識部を更に備え、
    前記生成部は、前記自車両の前方における前記生成した軌道上において、前記自車両の走行を妨げる物体が前記外界認識部により認識された場合、前記物体を回避するように前記生成した軌道を変更する、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の車両制御装置。
  7. 車載コンピュータが、
    将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成し、
    前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更し、
    前記軌道の変更をした場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成し、
    前記生成した軌道または補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御する、
    車両制御方法。
  8. 車載コンピュータに、
    将来の所定時間ごとの自車両の位置の軌跡を前記自車両の軌道として生成させ、
    前記自車両の周囲の環境に応じて前記生成した軌道を変更させ、
    前記軌道の変更をさせた場合に、変更前の軌道と変更後の軌道との間の変化量を制限した補正軌道を生成させ、
    前記生成させた軌道または補正軌道に基づいて、前記自車両の走行を制御させる、
    車両制御プログラム。
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