JP2008149855A - 車両の目標進路変更軌跡生成装置 - Google Patents

車両の目標進路変更軌跡生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる車両の目標進路変更軌跡生成装置を提供する。
【解決手段】自車位置情報取得部3Aが自車両の位置情報を取得し、進路変更先位置情報取得部3Bが自車両の進路変更先の位置情報を取得すると、目標通過位置算出部3Cが自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出する。続いて、算出された目標通過位置を自車両の位置と仮定して目標通過位置逐次算出部3Dが進路変更先との間の次の目標通過位置を逐次算出する。そして、算出された各目標通過位置の情報に基づき、目標進路変更軌跡生成部3Eが自車両の進路変更の際の目標進路変更軌跡を生成し、その目標進路変更軌跡を目標進路変更軌跡出力部3Fに出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自車両の進路変更の際の目標進路変更軌跡を生成する車両の目標進路変更軌跡生成装置に関するものである。
近年、車両の自動運転や自律走行に関する技術が種々提案されており、車線変更を自動的に行うための技術も種々提案されている。例えば、特許文献1には、車線変更を案内するように道路に埋設された一群の磁気ネイルを磁気センサで順次検出することにより、一群の磁気ネイルに沿って車線変更するように車両の操舵を制御する技術が開示されている。
また、特許文献2には、道路の車線変更区間の直前に埋設された複数の磁気ネイルのS極とN極の適宜の組み合わせからなる磁気情報を磁気センサで検出することにより、車線変更区間の区間長および車線変更に必要な車両の横移動量の情報を取得し、この情報に基づいて車両が車線変更する際の走行目標ラインを認識する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、画像入力手段からの入力画像に基づいて隣接車線の区画線(白線)を抽出し、この区画線(白線)を基準線として車線変更の目標点を特定すると共に、その目標点への走行経路を区画線(白線)と水平線とのなす角度に基づいて生成する技術が開示されている。
特開平10−105881号公報(段落0026、図1) 特開平10−105232号公報(段落0022〜0023、図1) 特許第2989651号公報(図2)
ところで、特許文献1や特許文献2に開示された技術は、磁気ネイル等の磁気発生器が埋設されている特定の道路を前提としているため、磁気発生器が埋設されていない一般道路では全く機能しない。また、特許文献3に開示された技術は、画像入力手段を備えた車両を対象としており、画像入力手段を備えていない車両には全く適用できない。そして、特許文献1〜3に開示された技術は、いずれも自車両の車線変更を自動的に行うための技術であり、他車両や障害物を回避するための自車両の進路変更には適用できない。
そこで、本発明は、一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる車両の目標進路変更軌跡生成装置を提供することを課題とする。
第1の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置は、自車両の位置情報を取得する自車位置情報取得手段と、自車両の進路変更先の位置情報を取得する進路変更先位置情報取得手段と、取得された自車両の位置情報と進路変更先の位置情報とに基づいて自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出する目標通過位置算出手段と、算出された目標通過位置を自車両の位置と仮定して進路変更先との間の次の目標通過位置を逐次算出する目標通過位置逐次算出手段と、目標通過位置算出手段および目標通過位置逐次算出手段により算出された各目標通過位置の情報に基づいて自車両の進路変更の際の目標進路変更軌跡を生成する目標進路変更軌跡生成手段とを備えていることを特徴とする。
第1の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置では、自車位置情報取得手段が自車両の位置情報を取得し、進路変更先位置情報取得手段が自車両の進路変更先の位置情報を取得すると、取得された自車両の位置情報と進路変更先の位置情報とに基づいて目標通過位置算出手段が自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出する。続いて、算出された目標通過位置を自車両の位置と仮定して目標通過位置逐次算出手段が進路変更先との間の次の目標通過位置を算出する。また、この目標通過位置逐次算出手段は、算出した目標通過位置を自車両の位置と仮定することで進路変更先との間の次の目標通過位置を逐次算出する。そして、目標通過位置算出手段および目標通過位置逐次算出手段により算出された各目標通過位置の情報に基づいて目標進路変更軌跡生成手段が自車両の進路変更の際の目標進路変更軌跡を生成する。
第1の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置において、進路変更先位置情報取得手段は、自車両の進路変更先の位置情報として、複数地点(走行路に沿った複数地点)の位置情報を取得するように構成されているのが好ましい。この場合、目標通過位置算出手段および目標通過位置逐次算出手段は、自車両の位置情報と進路変更先の複数地点(走行路に沿った複数地点)の位置情報とに基づいてそれぞれ目標通過位置を算出するため、目標進路変更軌跡生成手段が生成する目標進路変更軌跡は滑らかな軌跡となる。
ここで、第1の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置には、自車両の走行障害領域の位置情報を取得する走行障害領域情報取得手段を備えることができる。この場合、目標通過位置算出手段および目標通過位置逐次算出手段は、走行障害領域情報取得手段により取得された走行障害領域の位置情報に基づき、走行障害領域を回避するように自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出するため、目標進路変更軌跡生成手段が生成する目標進路変更軌跡は自車両の走行障害領域を回避する軌跡となる。
一方、第2の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置は、自車両の位置情報を取得する自車位置情報取得手段と、自車両の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報を取得する走行路線形情報取得手段と、この走行路線形情報取得手段により取得された走行路の線形情報に基づき、前記進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続する目標進路変更軌跡を生成する目標進路変更軌跡生成手段とを備えていることを特徴とする。
第2の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置では、自車位置情報取得手段が自車両の位置情報を取得し、走行路線形情報取得手段が自車両の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報を取得すると、取得された走行路の線形情報に基づいて目標進路変更軌跡生成手段が進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続する目標進路変更軌跡を生成する。
第1の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置によれば、自車両の進路変更の際、自車両の位置情報と自車両の進路変更先の位置情報とに基づいて目標進路変更軌跡を生成することができ、一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる。
また、第2の発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置によれば、自車両の進路変更の際、自車両の位置情報と自車両の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報とに基づいて目標進路変更軌跡を生成することができ、一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる。そして、特に、目標進路変更軌跡として、進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続する目標進路変更軌跡を生成することができ、進路変更の際の車両の乗り心地の向上に寄与できる。
以下、図面を参照して本発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置の最良の実施形態を説明する。この説明において、同一または同様の構成要素については、同一の符号を付して重複した説明を省略することがある。ここで、参照する図面において、図1は第1実施形態に係る目標進路変更軌跡生成装置を備えた車両を模式的に示す平面図、図2は図1に示した進路変更用ECUの機能を説明するブロック図である。
第1実施形態に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置は、例えば図1に示すような自車両1に適用されることで、自車両1が走行路上で車線変更等の進路変更を行う際の目標進路変更軌跡を生成する装置であり、生成した目標進路変更軌跡に沿って自車両1を自動操舵することを可能とする。この目標進路変更軌跡生成装置は、自車両1に搭載されている例えばカーナビゲーションシステム2のGPS受信機2Aおよびディスクドライブ2Bから情報が入力される進路変更用ECU(Electric Control Unit)3を主体に構成されている。
カーナビゲーションシステム2のGPS受信機2Aは、自車両1の二次元位置情報を受信してディスクドライブ2Bおよび進路変更用ECU3に出力する。また、ディスクドライブ2Bは、GPS受信機2Aから入力される位置情報に基づき、予め道路地図情報が記録されている適宜のディスク(例えば、HD、CD−ROM、DVD−ROMなど)から自車両1の位置に応じた道路地図情報を読み出してモニタ2Cおよび進路変更用ECU3に出力する。なお、道路地図情報は、路側インフラ装置や他車両との通信、あるいは自車両の走行履歴を利用して取得してもよい。
進路変更用ECU3は、入出力インターフェースI/O、A/Dコンバータ、プログラムおよびデータを記憶したROM(Read Only Memory)、入力データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等をハードウェアとして備えたマイクロコンピュータである。この進路変更用ECU3には、図2に示すように、自車位置情報取得部3A、進路変更先位置情報取得部3B、目標通過位置算出部3C、目標通過位置逐次算出部3D、目標進路変更軌跡生成部3E、目標進路変更軌跡出力部3Fがソフトウェアとして構成されている。
自車位置情報取得部3Aは、GPS受信機2Aから自車両1の位置情報が入力され、ディスクドライブ2Bから自車両1の現在位置付近の地図情報が入力されることにより、自車両1が走行する道路上における自車両1の現在位置の情報を取得する。すなわち、自車両1が図3に示す道路の右車線LRを走行している場合、その右車線LR上における自車両1の重心Gの現在位置Pの情報を取得する。
進路変更先位置情報取得部3Bは、GPS受信機2Aから自車両1の位置情報が入力され、ディスクドライブ2Bから自車両1の現在位置付近の道路地図情報が入力されることにより、自車両1が走行する道路上における自車両1の前方の進路変更先の位置情報を取得する。
その際、進路変更先位置情報取得部3Bは、進路変更先の走行路に沿った複数地点の位置情報を取得する。すなわち、進路変更先位置情報取得部3Bは、自車両1が図3に示す道路の右車線LRを走行している場合、隣接する左車線LLの一点鎖線で示す中心線に沿った複数地点S1、S2、S3…の位置情報を取得する。
ここで、自車位置情報取得部3Aが取得する自車両1の重心Gの現在位置Pの情報は、自車両1の進行方向をX軸方向としたXY座標において(x,y)で与えられる。また、進路変更先位置情報取得部3Bが取得する複数地点S1、S2、S3…の位置情報は、同様のXY座標において(a,b)、(am+1,bm+1)、(am+2,bm+2)…で与えられる。
目標通過位置算出部3Cは、自車位置情報取得部3Aが取得した自車両1の重心Gの現在位置P(x,y)の情報と、進路変更先位置情報取得部3Bが取得した複数地点S1(a,b)、S2(am+1,bm+1)、S3(am+2,bm+2)…の位置情報とが入力されることにより、自車両1の進路変更途中の重心Gの目標通過位置P1を算出する。
この目標通過位置P1の算出は、図3に示した自車両1の現在位置P(x,y)の重心Gに対して進路変更先の複数地点S1(a,b)、S2(am+1,bm+1)、S3(am+2,bm+2)…からそれぞれ破線で示す距離L,Lm+1,Lm+2…の平方(二乗)に反比例する引力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…(図4、図5参照)が作用するものと仮定し、これらの引力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…の合力F1が速度ベクトルV1を有する自車両1の重心Gに作用することで速度ベクトルV1がV2へと変化し(図6参照)、所定時間後の自車両1の重心Gが白抜き矢印(図3参照)のように引き寄せられるものと仮定して行う。
ここで、図4、図5は、自車両1の現在位置P(x,y)の重心Gに対して作用する引力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…の一例を示しており、図4に示すように進路変更先の地点S1(a,b)から作用するものと仮定される引力Fは、自車両1の進行方向に沿う分力(x成分)をF(x)、これに直交する分力(y成分)をF(y)としたとき、以下の数1の式で求められる。また、図5に示すように進路変更先の地点S2(am+1,bm+1)から作用するものと仮定される引力Fm+1は、そのx成分をFm+1(x)、y成分をFm+1(y)としたとき、以下の数2の式で求められる。
Figure 2008149855

Figure 2008149855
なお、数1および数2の式において、Qは自車両1が引力F、Fm+1によって引かれる際の引かれ易さを示す反応パラメータであって、等価的には自車両1の慣性力の係数である。また、q、qm+1は進路変更先地点S1(a,b)、S2(a,b)への作用力パラメータである。ここで、反応パラメータQを前述した距離L,Lm+1,Lm+2…に応じて漸減させれば、進路変更先地点S1(a,b)、S2(am+1,bm+1)…への収束性が安定する。
そして、引力Fm+2、Fm+3…も数2と同様の式で求められ、こうして求められた引力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…の合成引力F1は、自車両1の進行方向に沿う分力(x成分)をFall(x)、これに直交する分力(y成分)をFall(y)としたとき、以下の数3の式で求められる。
Figure 2008149855
ここで、目標通過位置算出部3Cは、数3の式で求めた引力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…の合力F1の速度ベクトルを自車両1の速度ベクトルV1に加算して速度ベクトルV2を求め、この速度ベクトルV2のX,Y座標(x,y)から図3に示した目標通過位置P1を算出する。
この場合、目標通過位置算出部3Cは、質量をm、質量mに作用する力をf、質量mの加速度をa、速度をv、単位時間をΔtとしたとき、f=m×a=m×v/Δtの一般式から導かれるv=(f/m)×Δtの式に基づいて合力F1の速度ベクトルを求める。すなわち、図6に示すように合力F1のx成分をF1、y成分をF1としたとき、x成分F1の速度ベクトルとして(F1/m)×Δtを求め、y成分F1の速度ベクトルとして(F1/m)×Δtを求める。
そして、目標通過位置算出部3Cは、図6に示すように自車両1の速度ベクトルV1のx成分をV1、y成分をV1とし、速度ベクトルV2のx成分をV2、y成分をV2として、以下の数4の一連の式により速度ベクトルV2を求め、この速度ベクトルV2のX,Y座標(x,y)から図3に示した目標通過位置P1を算出する。
Figure 2008149855
目標通過位置逐次算出部3Dは、進路変更先位置情報取得部3Bが取得した複数地点S2、S3、S4…の位置情報と、目標通過位置算出部3Cが算出した目標通過位置P1の情報が入力されることにより、その目標通過位置P1を自車両1の重心Gの現在位置と仮定して進路変更先の複数地点S2、S3、S4…との間の次の目標通過位置P2を算出する(図3参照)。この目標通過位置P2の算出は、前述した目標通過位置算出部3Cによる目標通過位置P1の算出と同様に行われる。
すなわち、目標通過位置逐次算出部3Dは、図7に示すように、目標通過位置算出部3Cが求めた速度ベクトルV2のx成分をV2、y成分をV2とし、目標通過位置P1における自車両1の重心Gに作用する合力F2のx成分をF2、y成分をF2とし、この合力F2の作用によって変化した速度ベクトルV3のx成分をV3、y成分をV3として、以下の数5の一連の式により速度ベクトルV3を求め、この速度ベクトルV3のX,Y座標(x,y)から図3に示した目標通過位置P2を算出する。
Figure 2008149855
そして、この目標通過位置逐次算出部3Dは、図8に示すように、自身が算出した目標通過位置P2を自車両1の重心Gの現在位置と仮定して進路変更先の複数地点S3、S4、S5…との間の次の目標通過位置P3を算出し、以下、同様の演算を繰り返して目標通過位置P4…を逐次算出する。
目標進路変更軌跡生成部3Eは、目標通過位置算出部3Cが算出した目標通過位置P1および目標通過位置逐次算出部3Dが算出した各目標通過位置P2、P3…の情報が入力されることにより、これらの情報に基づいて自車両1の進路変更の際の目標進路変更軌跡T(図3参照)を生成する。すなわち、各目標通過位置P1、P2、P3…の前後3点を通る円弧を円の方程式から算出し、この円弧により滑らかに連続する曲線として目標進路変更軌跡Tを生成する。
目標進路変更軌跡出力部3Fは、目標進路変更軌跡生成部3Eから目標進路変更軌跡Tの情報が入力されることにより、その目標進路変更軌跡Tの情報を図1に示した自車両1に搭載されている例えば操舵制御用ECU4に出力する。これにより、自車両1は、図3に示した目標進路変更軌跡Tに沿って自動操舵可能となる。
以上のように構成された第1実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置では、例えば図3に示す右車線LRから隣接する左車線LLへ自車両1が車線変更する際、まず、図2に示した進路変更用ECU3の自車位置情報取得部3Aが自車両1の重心Gの現在位置P(x,y)の情報を取得し、進路変更先位置情報取得部3Bが自車両1の進路変更先の位置情報として、左車線LLの中心線に沿った複数地点S1(a,b)、S2(am+1,bm+1)、S3(am+2,bm+2)…の位置情報を取得する。
続いて、目標通過位置算出部3Cが自車両1の進路変更途中の重心Gの目標通過位置P1を算出し、目標通過位置逐次算出部3Dが各目標通過位置P2、P3…を逐次算出する。そして、各目標通過位置P1、P2、P3…の前後3点を円弧により滑らかに連続させた曲線の目標進路変更軌跡Tを目標進路変更軌跡生成部3Eが生成し、この目標進路変更軌跡Tの情報を目標進路変更軌跡出力部3Fが操舵制御用ECU4に出力する。
すなわち、第1実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置によれば、自車両1の進路変更の際、自車両1の現在位置P(x,y)の情報と、自車両1の進路変更先の複数地点S1(a,b)、S2(am+1,bm+1)、S3(am+2,bm+2)…の位置情報とに基づいて目標進路変更軌跡Tを生成することができ、この目標進路変更軌跡Tに沿って自動操舵可能となるため、一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる。
次に、第2実施形態に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置を説明する。この目標進路変更軌跡生成装置は、図2に示した進路変更用ECU3の機能を若干変更したものであり、その他は第1実施形態と略同様に構成されているため、同様の構成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置は、図9に示す進路変更用ECU3を備えている。この進路変更用ECU3には、図2に示した進路変更用ECU3と同様の自車位置情報取得部3A、進路変更先位置情報取得部3B、目標通過位置算出部3C、目標通過位置逐次算出部3D、目標進路変更軌跡生成部3E、目標進路変更軌跡出力部3Fに加えて走行障害領域情報取得部3Gが走行障害領域情報取得手段として構成されている。
走行障害領域情報取得部3Gには、GPS受信機2Aから自車両1の位置情報が入力され、ディスクドライブ2Bから自車両1の現在位置付近の道路地図情報が入力され、自車両1に搭載されているミニ波レーダ装置やCCDカメラ装置などの障害物検出装置5から自車両1と障害物などの走行障害領域との距離情報が入力される。
この走行障害領域情報取得部3Gは、入力された自車両1の位置情報、自車両1の現在位置付近の道路地図情報および自車両1と走行障害領域との距離情報に基づき、自車両1が走行する道路上の前方の走行障害領域の位置情報を取得して目標通過位置算出部3Cおよび目標通過位置逐次算出部3Dに出力する。例えば図10に示す道路の右車線LRを自車両1が走行しているとき、その右車線LR上の前方に故障車両や道路工事現場などの走行障害領域OBが存在する場合には、その走行障害領域OBの位置情報を取得して目標通過位置算出部3Cおよび目標通過位置逐次算出部3Dに出力する。
ここで、目標通過位置算出部3Cおよび目標通過位置逐次算出部3Dは、前述したと同様に自車両1の目標通過位置P1、P2、P3、P4…を算出するのであるが、走行障害領域情報取得部3Gから走行障害領域OBの位置情報が入力されると、走行障害領域OBを回避するように修正して自車両1の目標通過位置P1、P2、P3、P4…を算出する。
この走行障害領域OBを回避する目標通過位置P1、P2、P3、P4…の算出は、例えば図10に示す走行障害領域OBから自車両1の重心Gに対して相互間の距離の平方(二乗)に反比例する斥力(点線矢印で表示)が作用するものと仮定し、この斥力と進路変更先の複数地点…S3、S4、S5…からの引力(太線矢印で表示)との合成ベクトルが最終的に自車両1の重心Gに働くものと仮定して行う。
例えば図11に示すように、目標通過位置P2の自車両1の重心Gに対し、進路変更先の複数地点S3、S4、S5からそれぞれ矢印で示す引力が作用し、走行障害領域OBから点線矢印で示す斥力が作用するものと想定される場合、目標通過位置P2の算出は、図12に示すように、複数地点S3、S4、S5からの引力の合成引力ベクトル(Fall(x),Fall(y))と、走行障害領域OBからの合成斥力ベクトル(Frep(x),Frep(y))との合成ベクトル((Fall(x)+Frep(x)),(Fall(y)+Frep(y)))が自車両1の重心Gに作用するものと仮定して行う。
ここで、走行障害領域OBからの合成斥力ベクトルは、走行障害領域OBの各部位からの斥力の合力であり、各部位の危険度は異なる。そこで、前述した数式1および数式2と同様の式により走行障害領域OBの各部位から自車両1の重心Gに作用する斥力F、Fm+1、Fm+2、Fm+3…を求める場合、走行障害領域OBの各部位毎に異なる重み付けをする。例えば、走行障害領域OBの各部位のX座標をa2、a2m+1…、Y座標をa2、a2m+1…、重み付けをW、Wm+1…として、以下の数6および数7の式により走行障害領域OBの各部位から自車両1の重心Gに作用する斥力F、Fm+1…を求める。なお、斥力Fm+2、Fm+3…も数7と同様の式で求める。
Figure 2008149855

Figure 2008149855
このように構成された第2実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置では、例えば図10に示す道路の右車線LRを自車両1が走行しているとき、その右車線LR上の前方に故障車両や道路工事現場などの走行障害領域OBが存在すると、自車両1に搭載されているミニ波レーダ装置やCCDカメラ装置などの障害物検出装置5が自車両1と走行障害領域OBとの距離を検出して走行障害領域情報取得部3Gに出力する。
そして、走行障害領域情報取得部3Gが走行障害領域OBの位置情報を目標通過位置算出部3Cおよび目標通過位置逐次算出部3Dに出力すると、目標通過位置算出部3Cおよび目標通過位置逐次算出部3Dは、走行障害領域OBを回避するように修正して自車両1の目標通過位置P1、P2、P3、P4…を算出する。
従って、第2実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置によれば、自車両1の走行障害領域OBを回避した安全な目標進路変更軌跡Tを生成することができ、より安全な自動操舵を可能とする。
続いて、第3実施形態に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置を説明する。この目標進路変更軌跡生成装置は、図2に示した進路変更用ECU3の機能を変更したものであり、図13に示す進路変更用ECU3を備えている。その他は第1実施形態と略同様に構成されているため、同様の構成部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図13に示すように、進路変更用ECU3には、自車位置情報取得部3A、走行路線形情報取得部3H、進路変更軌跡パターン記憶部3I、目標進路変更軌跡生成部3J、目標進路変更軌跡出力部3Fが構成されている。ここで、自車位置情報取得部3Aおよび目標進路変更軌跡出力部3Fは、図2に示したものと同様の機能を有するため、その説明は省略し、走行路線形情報取得部3H、進路変更軌跡パターン記憶部3Iおよび目標進路変更軌跡生成部3Jについて説明する。
走行路線形情報取得部3Hには、GPS受信機2Aから自車両1の位置情報が入力され、ディスクドライブ2Bから自車両1の現在位置付近の道路地図情報が入力される。この走行路線形情報取得部3Hは、入力された自車両1の位置情報および自車両1の現在位置付近の道路地図情報に基づき、自車両1の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報を取得する。
例えば、走行路線形情報取得部3Hは、自車両1が図14に示すように左に折れ曲がった道路の右車線LRから左車線LLに車線変更する際、車線(進路)変更区間の開始点側となる右車線LRの直線SLの開始線形情報と、車線(進路)変更区間の終了点側の左に折れ曲がった左車線LLの直線SLの終了線形情報とを取得する。
進路変更軌跡パターン記憶部3Iには、例えば図15の(a)〜(g)に示すような種々の進路変更軌跡パターンが記憶されている。ここで、自車両1の進行方向に対して左側および左回転を(+)、右側および右回転を(−)と定義すると、図15の(a)に示す進路変更軌跡パターンは、進路変更開始点側の直線の開始線形と、この直線の開始線形に対して角度をなす進路変更終了点側の直線の終了線形との間を2つの凸曲線で結んだ「直線―凸―凸―直線」のパターンである。
図15の(b)に示す進路変更軌跡パターンは、直線の開始線形と、この直線の開始線形に平行な直線の終了線形との間を2つの凸曲線および2つの凹曲線で結んだ「直線―凸―凸―凹―凹―直線」のパターンである。また、図15の(c)に示す進路変更軌跡パターンは、直線の開始線形と円弧の終了線形との間を1つの凸曲線で結んだ「直線―凸―円弧線」のパターンである。
図15の(d)に示す進路変更軌跡パターンは、直線の開始線形と円弧の終了線形との間を2つの凸曲線と1つの凹曲線で結んだ「直線―凸―円弧線」のパターンである。また、図15の(e)に示す進路変更軌跡パターンは、円弧の開始線形と円弧の終了線形との間を2つの凸曲線で結んだ「円弧線―凸―凸―円弧線」のパターンである。
図15の(f)に示す進路変更軌跡パターンは、円弧の開始線形と円弧の終了線形との間を1つの凸曲線と1つの凹曲線で結んだ「円弧線―凸―凹―円弧線」のパターンである。また、図15の(g)に示す進路変更軌跡パターンは、円弧の開始線形と円弧の終了線形との間を1つの凸曲線で結んだ「円弧線―凸―円弧線」のパターンである。
目標進路変更軌跡生成部3Jには、走行路線形情報取得部3Hから進路変更区間の前後の開始線形および終了線形の情報が入力される。この目標進路変更軌跡生成部3Jは、入力された開始線形および終了線形に応じ、その開始線形および終了線形に滑らかに連続する緩和曲線(クロソイド曲線)の目標進路変更軌跡を生成する。その際、目標進路変更軌跡生成部3Jは、進路変更軌跡パターン記憶部3Iを参照することで、これに記憶されている種々の進路変更軌跡パターンから最適の進路変更軌跡パターンを選択して目標進路変更軌跡を生成する。
すなわち、目標進路変更軌跡生成部3Jは、走行路線形情報取得部3Hから入力された開始線形および終了線形を図16に示すXY座標系に変換し、このXY座標系に基づく種々の判別式を用いて進路変更軌跡パターン記憶部3Iに記憶された種々の進路変更軌跡パターン(図15参照)から最適の進路変更軌跡パターンを選択する。
なお、図16に示すXY座標系において、a,b,cは進路変更開始点(0,0)の開始線形、イ,ロ,ハは進路変更終了点(p,q)の終了線形、θは進路変更終了点(p,q)における終了線形の接線方向角度をそれぞれ示している。また、Roは進路変更開始点(0,0)における開始線形の曲線半径、Riは進路変更終了点(p,q)における終了線形の曲線半径、(Xo,Yo)は開始線形の曲線の中心座標、(Xi,Yi)は終了線形の曲線の中心座標をそれぞれ示している。
ここで、目標進路変更軌跡生成部3Jは、表1に示すように、開始線形と終了線形との組み合わせに応じ、所定の判別式を用いて図15の(a)〜(g)に示す進路変更軌跡パターンから最適の進路変更軌跡パターンを選択する。例えば図16に示す開始線形が直線のb、終了線形が直線のイであって、終了線形の接線方向角度θがθ≠0の判別式に適合する場合には、図15の(a)の進路変更軌跡パターンを選択する。
Figure 2008149855
そして、目標進路変更軌跡生成部3Jは、選択した進路変更軌跡パターンに基づいて目標進路変更軌跡Tを生成する。例えば、図15の(a)に示す進路変更軌跡パターンに基づいて目標進路変更軌跡Tを生成する場合、目標進路変更軌跡生成部3Jは、図16に示す進路変更開始点(0,0)および進路変更終了点(p,q)からそれぞれ緩和曲線を延伸し、双方線分が一点で交わり、かつ、曲率が連続するように逐次演算を行って目標進路変更軌跡Tを生成する。この緩和曲線は、例えば自車両1が等速度で走行している場合に横加速度が一定となるようなクロソイド曲線であり、進路変更区間の前後の開始線形および終了線形に滑らかに連続する。
なお、図15の(a)〜(g)に示した進路変更軌跡パターンに基づいて目標進路変更軌跡Tを生成する場合の緩和曲線の演算条件を示すと、図15の(a)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、「延伸両点での曲率中心座標の一致」、「曲率一致」、「延伸両点の座標一致」である。
図15の(b)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、「全緩和屈曲の端点方向角一致」、「全緩和屈曲の端点座標一致」である。図15の(c)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、「延伸両点での曲率中心座標の一致」、「半径一致」、「延伸両点の座標一致」である。
図15の(d)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、進路変更開始点側から全緩和屈曲を延伸し、進路変更終了点側から緩和屈曲を延伸して曲率が0となった点における「延伸両点での端点方向角一致」、「両端点の座標一致」である。
図15の(e)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、進路変更開始点および進路変更終了点の両側から緩和曲線を延伸して曲率が0となった点における「延伸両点での端点方向角一致」、「両端点の座標一致」である。図15の(e)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、進路変更開始点および進路変更終了点の両側から緩和曲線を延伸して曲率が0となった点における「延伸両点での端点方向角一致」、「両端点の座標一致」である。
図15の(f)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、進路変更開始点および進路変更終了点の両側から緩和曲線を延伸して曲率が0となった点における「延伸両点での端点方向角一致」、「両端点の座標一致」である。そして、図15の(g)の進路変更軌跡パターンに対応した緩和曲線の演算条件は、「延伸両点での曲率中心座標の一致」、「半径一致」、「延伸両点の座標一致」である。
以上のように構成された第3実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置では、例えば図14に示す右車線LRから隣接する左車線LLへ自車両1が車線変更する際、まず、図13に示した進路変更用ECU3の自車位置情報取得手段3Aが自車両1の位置情報を取得し、走行路線形情報取得部3Hが自車両1の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報を取得する。
続いて、取得された走行路の線形情報に基づいて目標進路変更軌跡生成部3Jが進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続するクロソイド曲線の目標進路変更軌跡Tを生成し、この目標進路変更軌跡Tの情報を目標進路変更軌跡出力部3Fに出力する。
従って、第3実施形態の車両の目標進路変更軌跡生成装置によれば、自車両1の進路変更の際、自車両1の位置情報と自車両1の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報とに基づいて目標進路変更軌跡Tを生成することができ、この目標進路変更軌跡Tに沿って自動操舵可能となるため、一般道路における車線変更やその他の進路変更にも広く対応できる。そして、特に、目標進路変更軌跡Tとして、進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続するクロソイド曲線の目標進路変更軌跡Tを生成することができ、進路変更の際の車両の乗り心地の向上に寄与できる。
本発明に係る車両の目標進路変更軌跡生成装置は、前述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、目標進路変更軌跡Tの生成は、図17に示すように、進路変更先走行路LLの中心線CLに対する自車両1の重心位置のオフセット量yiをWから0に緩やかに減少させる軌跡として生成してもよい。なお、Wは、進路変更元走行路LRの中心線CLと進路変更先走行路LLの中心線CLとの間隔である。
本発明の第1実施形態に係る目標進路変更軌跡生成装置を備えた車両を模式的に示す平面図である。 図1に示した進路変更用ECUの機能を説明するブロック図である。 図2に示した進路変更用ECUが生成する目標進路変更軌跡を説明する自車両の走行路の平面図である。 図1に示した進路変更先の地点S1から自車両の重心に作用する引力Fを説明する線図である。 図1に示した進路変更先の地点S2から自車両の重心に作用する引力Fm+1を説明する線図である。 図2に示した目標通過位置算出部が図3に示した目標通過位置P1を算出する方法を説明する線図である。 図2に示した目標通過位置逐次算出部が図3に示した目標通過位置P2を算出する方法を説明する線図である。 図2に示した目標通過位置逐次算出部が逐次算出する複数の目標通過位置を示す線図である。 本発明の第2実施形態に係る目標進路変更軌跡生成装置の要部である進路変更用ECUの機能を説明するブロック図である。 図9に示した進路変更用ECUが生成する目標進路変更軌跡を説明する自車両の走行路の平面図である。 図10に示した進路変更先の複数地点から自車両に作用する合成引力および走行障害領域から自車両に作用する合成斥力を説明する線図である。 図11に示した合成引力と合成斥力との合成ベクトルを拡大して示す線図である。 本発明の第3実施形態に係る目標進路変更軌跡生成装置の要部である進路変更用ECUの機能を説明するブロック図である。 図13に示した進路変更用ECUが生成する目標進路変更軌跡を説明する自車両の走行路の平面図である。 図13に示した進路変更軌跡パターン記憶部に記憶されている種々の進路変更軌跡パターンを示す線図である。 図13に示した目標進路変更軌跡生成部が開始線形および終了線形を座標変換するXY座標系の線図である。 他の実施形態に係る目標進路変更軌跡生成装置が生成する目標進路変更軌跡を説明する自車両の走行路の平面図である。
符号の説明
1…自車両、2…カーナビゲーションシステム、2A…GPS受信機、2B…ディスクドライブ、3…進路変更用ECU、3A…自車位置情報取得部、3B…進路変更先位置情報取得部、3C…目標通過位置算出部、3D…目標通過位置逐次算出部、3E…目標進路変更軌跡生成部、3F…目標進路変更軌跡出力部、3G…走行路形状情報取得部、3H…走行路線形情報取得部、3I…進路変更軌跡パターン記憶部、3J…目標進路変更軌跡生成部。

Claims (4)

  1. 自車両の位置情報を取得する自車位置情報取得手段と、自車両の進路変更先の位置情報を取得する進路変更先位置情報取得手段と、取得された自車両の位置情報と進路変更先の位置情報とに基づいて自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出する目標通過位置算出手段と、算出された目標通過位置を自車両の位置と仮定して進路変更先との間の次の目標通過位置を逐次算出する目標通過位置逐次算出手段と、前記目標通過位置算出手段および目標通過位置逐次算出手段により算出された各目標通過位置の情報に基づいて自車両の進路変更の際の目標進路変更軌跡を生成する目標進路変更軌跡生成手段とを備えていることを特徴とする車両の目標進路変更軌跡生成装置。
  2. 前記進路変更先位置情報取得手段は、自車両の進路変更先の位置情報として、複数地点の位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の車両の目標進路変更軌跡生成装置。
  3. 自車両の走行障害領域の位置情報を取得する走行障害領域情報取得手段を備え、前記目標通過位置算出手段および前記目標通過位置逐次算出手段は、前記走行障害領域情報取得手段により取得された走行障害領域の位置情報に基づき、走行障害領域を回避するように自車両の進路変更途中の目標通過位置を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の目標進路変更軌跡生成装置。
  4. 自車両の位置情報を取得する自車位置情報取得手段と、自車両の進路変更の際の進路変更区間の前後の走行路の線形情報を取得する走行路線形情報取得手段と、この走行路線形情報取得手段により取得された走行路の線形情報に基づき、前記進路変更区間の前後の走行路に滑らかに連続する目標進路変更軌跡を生成する目標進路変更軌跡生成手段とを備えていることを特徴とする車両の目標進路変更軌跡生成装置。
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