JP2019137185A - 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019137185A
JP2019137185A JP2018021336A JP2018021336A JP2019137185A JP 2019137185 A JP2019137185 A JP 2019137185A JP 2018021336 A JP2018021336 A JP 2018021336A JP 2018021336 A JP2018021336 A JP 2018021336A JP 2019137185 A JP2019137185 A JP 2019137185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
obstacle
traffic participant
traveling direction
traffic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018021336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7043279B2 (ja
Inventor
成光 土屋
Narimitsu Tsuchiya
成光 土屋
松永 英樹
Hideki Matsunaga
英樹 松永
橋本 泰治
Taiji Hashimoto
泰治 橋本
悦生 渡部
Etsuo Watabe
悦生 渡部
祐季 押谷
Yuki Oshitani
祐季 押谷
龍馬 田口
Ryoma Taguchi
龍馬 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2018021336A priority Critical patent/JP7043279B2/ja
Priority to CN201910089536.8A priority patent/CN110126822B/zh
Priority to US16/262,972 priority patent/US10891498B2/en
Publication of JP2019137185A publication Critical patent/JP2019137185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7043279B2 publication Critical patent/JP7043279B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/165Anti-collision systems for passive traffic, e.g. including static obstacles, trees
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/08Active safety systems predicting or avoiding probable or impending collision or attempting to minimise its consequences
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units, or advanced driver assistance systems for ensuring comfort, stability and safety or drive control systems for propelling or retarding the vehicle
    • B60W30/08Active safety systems predicting or avoiding probable or impending collision or attempting to minimise its consequences
    • B60W30/095Predicting travel path or likelihood of collision
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W40/00Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models
    • B60W40/02Estimation or calculation of non-directly measurable driving parameters for road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub unit, e.g. by using mathematical models related to ambient conditions
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/166Anti-collision systems for active traffic, e.g. moving vehicles, pedestrians, bikes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/30Subject of image; Context of image processing
    • G06T2207/30248Vehicle exterior or interior
    • G06T2207/30252Vehicle exterior; Vicinity of vehicle
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/58Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/103Static body considered as a whole, e.g. static pedestrian or occupant recognition

Abstract

【課題】車両を交通状況に合わせて適切に制御する。【解決手段】車両制御システム(100)は、車両の周辺状況を認識する認識部(120、130)と、前記認識部により認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御する運転制御部(120、140)と、を備え、前記運転制御部は、前記認識部により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムに関する。
近年、車両を自動的に制御することについて研究が進められている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2016−143137号公報 特許第5865981号公報
しなしながら、従来の技術では、障害物や交通参加者が同時に存在するときの制御について、十分に考慮されていなかった。このため、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる車両制御システム、車両制御方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
(1):車両の周辺状況を認識する認識部と、前記認識部により認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御する運転制御部と、を備え、前記運転制御部は、前記認識部により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する車両制御システムである。
(2):(1)において、前記運転制御部は、前記障害物付近に存在する交通参加者のうち、すべての交通参加者の進行方向が前記車両の進行方向に沿った基準方向と合致する場合、前記障害物を回避するように前記車両を制御するものである。
(3):(2)において、前記運転制御部は、前記車両に前記障害物を回避させる際に、前記車両に前記交通参加者を追従させるものである。
(4):(1)または(2)において、前記運転制御部は、前記認識部により、前記障害物付近に存在する交通参加者のうち、一以上の交通参加者の進行方向が前記車両の進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、前記障害物の手前で停止するように前記車両を制御するものである。
(5):(2)から(4)のいずれかにおいて、前記基準方向は、道路の延在方向のうち前記車両の進行方向と鋭角関係にある方向であるものである。
(6):(1)から(4)のいずれかにおいて、前記障害物付近に存在する交通参加者は、歩行者であるものである。
(7):(1)から(6)のいずれかにおいて、前記障害物付近に存在する交通参加者は、前記障害物から第1の所定距離以内に存在する交通参加者であるものである。
(8):(1)から(7)のいずれかにおいて、前記障害物付近に存在する交通参加者は、前記車両と前記障害物との距離が第2の所定距離以内である場合に、前記障害物から前記第2の距離よりも短い第1の所定距離以内に存在する交通参加者であるものである。
(9):(1)から(8)のいずれかにおいて、前記障害物付近に存在する交通参加者は、道路のいずれかの側に偏した第1目標軌道を走行する前記車両が、前記障害物を回避するために第1目標軌道よりも道路の中央側に寄った第2目標軌道を走行し、前記車両が前記障害物を回避した後に前記第2目標軌道から前記第1目標軌道に戻るまでの所要時間を仮定した場合において、前記所要時間の間に、前記障害物を中心とした所定範囲内に存在する交通参加者であるものである。
(10):(1)から(9)のいずれかにおいて、前記障害物は、前記車両が走行する場合に前記車両の目標軌道に影響を与える物体であるものである。
(11):(1)から(10)のいずれかにおいて、前記運転制御部は、前記障害物との距離が第3の所定距離以内に到達した場合に、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する処理を開始するものである。
(12):(1)から(11)のいずれかにおいて、前記運転制御部は、道路幅が所定幅未満の道路を通行する場合に、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御するものである。
(13):コンピュータが、車両の周辺状況を認識し、前記認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御し、前記周辺状況の認識により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する車両制御方法である。
(14):コンピュータに、車両の周辺状況を認識させ、前記認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御させ、前記周辺状況の認識により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御させるプログラムである。
(1)、(6)、(10)、(12)〜(14)によれば、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
(2)〜(5)によれば、対向車両、障害物、および交通参加者が存在する場合であっても、他の交通を妨げずに円滑に障害物を通過することができる。
(7)〜(9)によれば、更に、車両の走行に影響を及ぼす交通参加者を処理の対象とする交通参加者として適切に選択することができる。この結果、無用な処理を抑制し、処理負荷を軽減させることができる。
(11)によれば、更に、障害物が認識された場合であっても、障害物を回避する動作に移行するまでに所定の時間が存在するときには、処理が開始されないため、無用な処理を抑制し、処理負荷を軽減させることができる。
実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 交通参加者の進行方向に基づく処理(その1)について説明するための図である。 自車両Mの進行方向に沿った基準方向について説明するための図である。 基準方向DSと、歩行者の進行方向DPとの合致が判定される処理について説明するための図である。 交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−1)について説明するための図である。 交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−2)について説明するための図である。 交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−3)について説明するための図である。 障害物OB付近に存在する歩行者(その1)について説明するための図である。 障害物OB付近に存在する歩行者(その2)について説明するための図である。 所要時間における歩行者の位置を示す図である。 自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 その他の例1について説明するための図である。 その他の例2について説明するための図である。 実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。なお、以下では、左側通行の法規が適用される場合について説明するが、右側通行の法規が適用される場合、左右を逆に読み替えればよい。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両(以下、自車両M)の任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、自車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。車両システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信し、或いは無線基地局を介して各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100HDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。
図2は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。行動計画生成部140と第2制御部160とを合わせたものは、「運転制御部」の一例である。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部130は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECUとを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[交通参加者の進行方向に基づく処理(その1)]
図3は、交通参加者の進行方向に基づく処理(その1)について説明するための図である。自動運転制御装置100は、所定の変換テーブルを参照して、画像平面上の自車両Mや物体の位置を実平面上の位置に変換して、以下の処理を行う。この場合、自動運転制御装置100は、自車両Mや物体の位置を、図3〜図11、図13、図14に示すように自車両Mを上空から見た位置に変換して処理を行ってもよい。
行動計画生成部140は、認識部130により、自車両Mの進行方向に存在する障害物OBと、自車両Mと対向する方向に進行する対向車両mと、障害物OB付近に存在する交通参加者(歩行者P1およびP2)とがそれぞれ認識され、自車両Mに障害物OBを回避させる場合、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御する。
行動計画生成部140は、例えば、交通参加者の進行方向を重視して、自車両Mを制御する。重視するとは、それを基準とした判定を先に行うこと、それを基準とした判定のみ行うこと、平行して処理を行う中で大きい重みを付与することなどを意味する。例えば、まず、行動計画生成部140は、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mの挙動に関する第1方針を決定し、次に交通参加者の進行方向以外の要因に基づいて、第1方針を修正する。例えば、歩行者P1およびP2に追従して障害物OBを通過する第1方針を策定したが、対向車両mが障害物OBの手前まで進行してきた場合、第1方針を修正する。修正された第1方針は、例えば、歩行者P1およびP2が障害物OBを通過し、且つ対向車両mが障害物OBを通過した後に、自車両Mが障害物OBを通過する方針である。
図示する例は、自車両Mが特定道路を走行している場面である。特定道路とは、例えば、自車両Mが、所定の余裕幅を持って対向車両(または自転車やその他の移動体)とすれ違うことが可能な道路である。より具体的には、特定道路とは、障害物OBを通過する場合、自車両Mまたは対向車mの一方が、他の車両が障害物OBを通過するまで、障害物OBより手前で待機する必要がある道幅(所定幅)の道路である。すなわち、行動計画生成部140は、道路幅が所定幅未満の道路を通行する場合に、交通参加者の進行方向に基づいて、車両を制御する。
「障害物」は、道路のいずれかの側(例えば左側)に偏した第1基準ラインSL1(第1目標軌道)に基づいて自車両Mが走行した場合に自車両Mの走行を阻害する物体や、自車両Mの目標軌道に影響を与える物体である。より具体的には、「障害物」とは、図示するように停車中の車両であってもよいし、車両が回避して走行する必要がある物体(例えば、置かれている自転車や電柱、看板等)や道路の状態(道路の凹凸や、工事が行われている状態)であってもよい。
「対向車両」とは、自車両Mが障害物OB付近を走行するときに自車両Mに対して影響を及ぼす車両である。「対向車両」は、例えば、障害物OBに対して、自車両Mの進行方向側に存在する車両であって、障害物OBから所定距離以内に存在する車両である。所定距離とは、対向車両mの速度に基づいて設定される距離であり、例えば、対向車両mの速度が大きいほど、長く設定される。
「第1基準ラインSL1(または後述する「第2基準ラインSL2(第2目標軌道)」)」は、行動計画生成部140により生成される自車両Mが走行する際の目標軌道である。自車両Mは、自車両Mの基準位置(例えば、自車両Mの横方向の中心)が目標軌道上を走行するように制御される。
「第1基準ラインSL1」は、例えば、道路の幅員の中央から左側に設定される。第1基準ラインSL1は、例えば、特定道路において、障害物OBが存在しない状態で自車両Mと対向車両mとがすれ違うと仮定した際に自車両Mが走行する目標軌道である。
「交通参加者」とは、自車両Mまたは障害物OBの周辺において道路に存在している歩行者や、自転車、物体(例えば移動体)である。また、交通参加者に、車両を含めてもよい。以下の説明では、交通参加者は、歩行者であるものとして説明する。障害物OB付近に存在する交通参加者の具体例については、後述する(図9参照)。
「交通参加者の進行方向」とは、歩行者P1およびP2が移動している方向である。認識部130は、単位時間ごとの歩行者の位置を参照して、歩行者が移動している方向を導出する。そして、認識部130は、歩行者が移動している方向を、その歩行者の進行方向として認識する。
行動計画生成部140は、障害物OB付近に存在する交通参加者(歩行者P1およびP2)のうち、図示するように、すべての交通参加者の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向(詳細は後述する、図中、DS)と合致する場合、障害物OBを回避するように車両を制御する。そして、行動計画生成部140は、障害物OBを回避する際に歩行者P1またはP2に追従して、障害物OBを通過した後、第1基準ラインに基づいて自車両Mを制御する。
図4は、自車両Mの進行方向に沿った基準方向について説明するための図である。図4の例では、障害物OB、歩行者P1、P2、および対向車両mを省略している。「自車両Mの進行方向に沿った基準方向」とは、道路の延在方向のうち自車両Mの進行方向と鋭角関係にある方向(図中、DS)である。
まず、認識部130が、道路が延在する道路の延在方向DR(DR1、DR2)、および自車両Mの進行方向DMを導出する。道路の延在方向DRとは、道路が延びる方向であり、例えば、道路の幅員の中央(または道路区画線の中央など)の位置を連ねた線が延在する方向として導出される。認識部130は、道路の延在方向DRに沿う二つの方向のうち、自車両Mの進行方向DMと鋭角関係にある方向(DR1)を、基準方向DSとして導出する。認識部130は、自車両Mの進行方向を「自車両Mの進行方向に沿った基準方向」としてもよい。
図5は、基準方向DSと、歩行者の進行方向DPとの合致が判定される処理について説明するための図である。例えば、基準方向DSを中心に角度θの範囲内に歩行者の進行方向DPが収まっている場合、認識部130は、歩行者の進行方向と基準方向(自車両Mの進行方向に沿った基準方向)とが合致すると判定する。行動計画生成部140は、すべての交通参加者の進行方向と自車両Mの進行方向に沿った基準方向とが合致する場合、障害物OBを回避するように自車両Mを制御する。具体的には、行動計画生成部140は、障害物OBを回避する際に歩行者P1およびP2に追従して、障害物OBを通過する。
上述したように、行動計画生成部140は、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御することにより、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。例えば、障害物OB付近に歩行者が存在するときに、適切に自車両Mを制御することができる。更に、対向車両mが存在するときでもあっても、歩行者および対向車両mが障害物OBを回避して円滑に通過することができるように自車両Mを制御することができる。
[交通参加者の進行方向に基づく処理(その2)]
図6は、交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−1)について説明するための図である。図6は、すべての歩行者P3およびP4の進行方向と基準方向とが合致しないと判定される場面である。行動計画生成部140は、図示するように、歩行者P3およびP4の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、障害物OBの手前で停止するように自車両Mを制御する。「手前」とは、例えば、自車両Mが一時停止をした上で障害物OBを避けて通行する場合に、一時停止後に後退動作を伴わずに障害物OBを回避可能な位置である。この位置は、例えば、後退動作を伴わずに障害物OBを回避可能な位置であって、障害物OBと自車両Mとの距離が最短となる位置に余裕距離を加味した位置や、障害物OBから数メートルから数十メートル手前の位置である。また、上記の手前の位置は、手動運転において運転者が障害物OBの手前で停止すると想定される位置であって、予め実験的または統計的に求められた位置であってもよい。
そして、歩行者P3およびP4が障害物OBを通過した後、対向車両mが障害物OBを通過しようと進行してきた場合、自車両Mは、対向車両mが障害物OBを通過した後、障害物OBを通過する。
図7は、交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−2)について説明するための図である。図7は、一人の歩行者P5の進行方向と基準方向とが合致しないと判定される場面である。行動計画生成部140は、図示するように、歩行者P5の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、障害物OBの手前で停止するように自車両Mを制御する。そして、歩行者P5およびP6が障害物OBを通過した後、対向車両mが障害物OBを通過しようと進行してきた場合、自車両Mは、対向車両mが障害物OBを通過した後、障害物OBを通過する。
図8は、交通参加者の進行方向に基づく処理(その2−3)について説明するための図である。図8は、歩行者P8は基準方向DSに進んでいるが、歩行者P7は道路を横断している場面である。この場合、歩行者P8の進行方向と基準方向DSとは合致しているものの、歩行者P7の進行方向と基準方向とが合致しないと判定されたものとする。行動計画生成部140は、図示するように、歩行者P7の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、障害物OBの手前で停止するように自車両Mを制御する。そして、歩行者P7が横断および障害物OBを通過し、且つ歩行者P8が障害物OBを通過した後、対向車両mが障害物OBを通過しようと進行してきた場合、自車両Mは、対向車両mが障害物OBを通過した後、障害物OBを通過する。
上述したように、行動計画生成部140は、障害物OB付近に存在する交通参加者のうち、一以上の歩行者の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、障害物OBの手前で停止するように車両を制御する。このように、自車両M側に向かってくる歩行者が存在する場合、自車両Mは、障害物OBの手前で停止するため、交通の流れを妨げることを抑制することができる。この結果、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
[障害物付近に存在する交通参加者(その1)]
図9は、障害物OB付近に存在する歩行者(その1)について説明するための図である。「障害物OB付近に存在する」とは、障害物OBから第1の所定距離L1またはL1#以内に存在することである。より具体的には、障害物OB付近に存在する歩行者は、自車両Mと障害物OBとの距離が第2の所定距離L2以内である場合に、障害物OBから第1の所定距離L1またはL1#以内に存在する歩行者(例えば、歩行者P9)である。第2の所定距離L2は、第1の所定距離L1またはL1#よりも長い距離である。
第1の所定距離L1は、障害物OBから手前側(自車両M側)の範囲を規定する距離である。第1の所定距離L1#は、障害物OBから奥側(自車両Mの進行方向側)の範囲を規定する距離である。第1の所定距離L1と第1の所定距離L1#とは、同一の距離であってもよいし、異なる距離であってもよい。例えば、第1の所定距離L1#は、第1の所定距離L1よりも短い距離に設定されてもよい。
[障害物付近に存在する交通参加者(その2)]
図10は、障害物OB付近に存在する歩行者(その2)について説明するための図である。図10の例では、歩行者を省略して表している。交通参加者は、所要時間の間に、障害物OB付近に存在する交通参加者である。所定時間とは、道路のいずれかの側に偏した第1基準ラインを走行する自車両Mが、第2基準ラインSL2を走行し、自車両Mが障害物OBを回避した後に第2基準ラインSL2から第1基準ラインSL1に戻る挙動を予測した場合に、上記挙動が完了するのに要する時間である。「第2基準ラインSL2」は、障害物OBを回避するために第1基準ラインSL1よりも道路の中央側に寄ったラインである。「第2基準ラインSL2」は、第1基準ラインSL1と、自車両Mが障害物OBに接触しないように走行する場合の目標軌道である。
行動計画生成部140は、例えば、周辺の交通状況(例えば対向車両mの位置や速度等)に基づいて、時刻t+1で自車両Mが第1基準ラインSL1を走行し、時刻t+2で障害物OBを回避するために第2基準ラインSL2に基づいて自車両Mを走行させると仮定する。更に、行動計画生成部140は、障害物OBを通過した後、時刻t+3で第2基準ラインに代えて、第1基準ラインSL1に基づいて自車両Mを走行させると仮定する。
このように行動計画生成部140は、自車両Mが障害物OBを通過する際の計画を生成し、障害物OBを通過するまでの所要時間(時刻t+1〜t+3)を導出する。
認識部130は、障害物OBの周辺の歩行者の位置と、歩行者の位置履歴に基づいて導出された歩行速度とに基づいて、所要時間において、障害物OBを中心とした所定範囲以内に歩行者が存在すか否かを判定する。例えば、図11に示すように、所要時間において、障害物OBから第1の所定距離L1またはL1#の範囲内に歩行者が存在すると判定された場合、行動計画生成部140は、例えば、障害物OBの手前で停止するように自車両Mを制御する。
図11は、所要時間における歩行者の位置を示す図である。歩行者P10は、時刻t+1および時刻t+2(所要時間の間)において、障害物OBから第1の所定距離L1#の範囲内に存在しているため、障害物OB付近に存在する歩行者である。歩行者P11は、時刻t+1〜時刻t+3(所要時間の間)において、障害物OBから第1の所定距離L1およびL1#の範囲内に存在していないため、障害物OB付近に存在しない歩行者である。
上述したように、自動運転制御装置100は、自車両Mが走行する際に影響を及ぼす歩行者を適切に考慮することができる。この結果、自動運転制御装置100は、処理負荷を軽減させつつ、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
[フローチャート]
図12は、自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、本フローチャートの処理は、自車両Mと障害物OBとの距離が所定の距離(第3の所定距離)以内に到達した場合に開始される。第3の所定距離は、第1の所定距離L1、L1#、および第2の所定距離L2より長い距離である。
まず、行動計画生成部140は、認識部130により、自車両Mの進行方向に存在する障害物が認識されたか否かを判定する(ステップS100)。障害物が認識された場合、行動計画生成部140は、認識部130により対向車両が認識されたか否かを判定する(ステップS102)対向車両が認識された場合、行動計画生成部140は、認識部130により障害物付近に存在する交通参加者が認識されたか否かを判定する(ステップS104)。ステップS100で障害物が認識されない場合、ステップS102で対向車両が認識されない場合、またはステップS104で交通参加者が認識されない場合は、本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
交通参加者が認識された場合、行動計画生成部140は、交通参加者が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS106)。「所定の条件」とは、障害物OB付近に存在する、すべての歩行者の進行方向が自車両の進行方向に沿った基準方向に合致することである。
所定の条件を満たす場合、行動計画生成部140は、交通参加者に追従して、障害物を回避するように自車両Mを制御する(ステップS108)。所定の条件を満たさない場合、行動計画生成部140は、交通参加者および対向車両の通過を待ち、交通参加者および対向車両が障害物を通過した後、自車両Mが障害物を通過するように制御する(ステップS110)。これにより本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
上述したように、行動計画生成部140は、障害物、対向車両および障害物付近に存在する交通参加者が認識され、自車両Mに障害物を回避させる場合、歩行者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御することにより、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
[その他の例1]
図13は、その他の例1について説明するための図である。他の例(例えば図3など)では、対向車両mが存在するものとして説明したが、本例では、対向車両mに代えて、停車車両m(P)が存在するものとする。停車車両m(P)は、障害物OBに対して、自車両Mの進行方向側であって、自車両Mから観て右側に停車している車両である。停車車両m(P)は、「対向車両」の他の一例である。このような場面においても、行動計画生成部140は、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御することにより、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
[その他の例2]
図14は、その他の例2について説明するための図である。他の例(例えば図3など)では、障害物OBは、道路の左側に存在するものとして説明したが、本例では、障害物OB#が道路の右側に存在するものとする。このような場面においても、行動計画生成部140は、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御する。
この場面において、一以上の歩行者の進行方向が自車両Mの進行方向に沿った基準方向に合致しない場合、障害物OB#の手前で停止するように車両を制御し、すべての歩行者が障害物OB#を通過した後、障害物OB#を通過する意思を示す対向車両等が存在しない場合、自車両Mは障害物OB#を通過する。障害物OB#を通過する意思を示す対向車両とは、障害物OBに近づいてきた車両や、障害物OB#を通過するような軌道で移動している車両等である。
上述したように、行動計画生成部140は、障害物OBが存在する位置に関わらず、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御することにより、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
なお、上述した実施例では、対向車両が存在する場面における処理について説明したが、対向車両が存在しない場面であっても、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mが制御されてもよい。
以上説明した実施形態によれば、自車両Mの周辺状況を認識する認識部130と、認識部130により認識された周辺状況に基づいて、少なくとも自車両Mの操舵を制御する行動計画生成部と、を備え、行動計画生成部140は、認識部130により、自車両Mの進行方向に存在する障害物、および障害物付近に存在する交通参加者が認識され、自車両Mに障害物を回避させる場合、交通参加者の進行方向に基づいて、自車両Mを制御することにより、車両を交通状況に合わせて適切に制御することができる。
[ハードウェア構成]
図15は、実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、自動運転制御装置100は、通信コントローラ100−1、CPU100−2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)100−3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)100−4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置100−5、ドライブ装置100−6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100−1は、自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100−5には、CPU100−2が実行するプログラム100−5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開されて、CPU100−2によって実行される。これによって、認識部130、行動計画生成部140、および第2制御部160のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサは、前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両の周辺状況を認識し、
認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御し、
前記周辺状況の認識により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とが認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
16 物体認識装置
100 自動運転制御装置
120 制御部
130 認識部
140 行動計画生成部
160 制御部
162 取得部
164 速度制御部
166 操舵制御部
200 走行駆動力出力装置
210 ブレーキ装置
220 ステアリング装置

Claims (14)

  1. 車両の周辺状況を認識する認識部と、
    前記認識部により認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御する運転制御部と、を備え、
    前記運転制御部は、前記認識部により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する、
    車両制御システム。
  2. 前記運転制御部は、前記障害物付近に存在する交通参加者のうち、すべての交通参加者の進行方向が前記車両の進行方向に沿った基準方向と合致する場合、前記障害物を回避するように前記車両を制御する、
    請求項1に記載の車両制御システム。
  3. 前記運転制御部は、前記車両に前記障害物を回避させる際に、前記車両に前記交通参加者を追従させる、
    請求項2に記載の車両制御システム。
  4. 前記運転制御部は、前記認識部により、前記障害物付近に存在する交通参加者のうち、一以上の交通参加者の進行方向が前記車両の進行方向に沿った基準方向と合致しない場合、前記障害物の手前で停止するように前記車両を制御する、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  5. 前記基準方向は、道路の延在方向のうち前記車両の進行方向と鋭角関係にある方向である、
    請求項2から4のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  6. 前記障害物付近に存在する交通参加者は、歩行者である、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  7. 前記障害物付近に存在する交通参加者は、前記障害物から第1の所定距離以内に存在する交通参加者である、
    請求項1から6のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  8. 前記障害物付近に存在する交通参加者は、前記車両と前記障害物との距離が第2の所定距離以内である場合に、前記障害物から前記第2の距離よりも短い第1の所定距離以内に存在する交通参加者である、
    請求項1から7のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  9. 前記障害物付近に存在する交通参加者は、道路のいずれかの側に偏した第1目標軌道を走行する前記車両が、前記障害物を回避するために第1目標軌道よりも道路の中央側に寄った第2目標軌道を走行し、前記車両が前記障害物を回避した後に前記第2目標軌道から前記第1目標軌道に戻るまでの所要時間を仮定した場合において、前記所要時間の間に、前記障害物を中心とした所定範囲内に存在する交通参加者である、
    請求項1から8のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  10. 前記障害物は、前記車両が走行する場合に前記車両の目標軌道に影響を与える物体である、
    請求項1から9のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  11. 前記運転制御部は、前記障害物との距離が第3の所定距離以内に到達した場合に、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する処理を開始する、
    請求項1から10のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  12. 前記運転制御部は、道路幅が所定幅未満の道路を通行する場合に、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する、
    請求項1から11のうちいずれか1項に記載の車両制御システム。
  13. コンピュータが、
    車両の周辺状況を認識し、
    前記認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御し、
    前記周辺状況の認識により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御する、
    車両制御方法。
  14. コンピュータに、
    車両の周辺状況を認識させ、
    前記認識された周辺状況に基づいて、少なくとも前記車両の操舵を制御させ、
    前記周辺状況の認識により、前記車両の進行方向に存在する障害物と、前記障害物付近に存在する交通参加者とがそれぞれ認識され、前記車両に前記障害物を回避させる場合、前記交通参加者の進行方向に基づいて、前記車両を制御させる、
    プログラム。
JP2018021336A 2018-02-08 2018-02-08 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム Active JP7043279B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018021336A JP7043279B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
CN201910089536.8A CN110126822B (zh) 2018-02-08 2019-01-29 车辆控制系统、车辆控制方法及存储介质
US16/262,972 US10891498B2 (en) 2018-02-08 2019-01-31 Vehicle control system, vehicle control method, and readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018021336A JP7043279B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019137185A true JP2019137185A (ja) 2019-08-22
JP7043279B2 JP7043279B2 (ja) 2022-03-29

Family

ID=67476754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018021336A Active JP7043279B2 (ja) 2018-02-08 2018-02-08 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10891498B2 (ja)
JP (1) JP7043279B2 (ja)
CN (1) CN110126822B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6574224B2 (ja) * 2017-08-30 2019-09-11 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両、車両制御方法およびプログラム
US11066025B2 (en) * 2019-03-27 2021-07-20 Jack Chen Electric vehicle drive system and operation method of the same
JP7166988B2 (ja) * 2019-06-26 2022-11-08 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
CN110879560B (zh) * 2019-12-23 2022-02-25 北京百度网讯科技有限公司 控制车辆的方法、装置、设备和存储介质
CN111477028B (zh) * 2020-04-28 2022-05-24 北京百度网讯科技有限公司 自动驾驶中用于生成信息的方法和装置
CN113804208A (zh) * 2020-09-18 2021-12-17 北京京东乾石科技有限公司 无人车路径优化方法及相关设备
CN114622462B (zh) * 2020-12-11 2023-11-03 广东博智林机器人有限公司 一种整平机的控制方法、装置、整平机及存储介质

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284799A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Honda Motor Co Ltd 歩行者検出装置
JP2006350613A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd 車両の走行支援装置
JP2017081425A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5065151B2 (ja) * 2008-05-19 2012-10-31 株式会社アドヴィックス 車両の運動制御装置、及び車両の運動制御方法
DE112013007255T5 (de) * 2013-07-19 2016-03-31 Honda Motor Co., Ltd. Fahrzeug-Fahr-Sicherheits-Vorrichtung, Fahrzeug-Fahr-Sicherheits-Verfahren und Fahrzeug-Fahr-Sicherheits-Programm
WO2015068193A1 (ja) * 2013-11-05 2015-05-14 株式会社日立製作所 自律移動システム
JP5917472B2 (ja) * 2013-11-08 2016-05-18 本田技研工業株式会社 運転支援装置
JP6209797B2 (ja) * 2014-05-20 2017-10-11 本田技研工業株式会社 走行制御装置
JP5865981B1 (ja) * 2014-10-30 2016-02-17 三菱電機株式会社 自動運転制御装置および自動運転制御方法
JP6457826B2 (ja) 2015-01-30 2019-01-23 株式会社Subaru 車両の運転支援装置
DE102015201878A1 (de) * 2015-02-04 2016-08-04 Continental Teves Ag & Co. Ohg Halbautomatisierter Spurwechsel
JP6269534B2 (ja) * 2015-03-02 2018-01-31 トヨタ自動車株式会社 走行制御装置
JP6323385B2 (ja) * 2015-04-20 2018-05-16 トヨタ自動車株式会社 車両走行制御装置
KR20160135482A (ko) * 2015-05-18 2016-11-28 한국전자통신연구원 동적 장애물 움직임 예측 장치 및 그 방법
KR101980547B1 (ko) * 2015-08-19 2019-05-21 엘지전자 주식회사 차량 운전 보조 장치 및 차량
JP6330825B2 (ja) * 2016-01-26 2018-05-30 トヨタ自動車株式会社 車両用衝突回避支援システム
JP2017134520A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 トヨタ自動車株式会社 車両用衝突回避支援システム
JP6572506B2 (ja) * 2016-04-18 2019-09-11 本田技研工業株式会社 車両制御システム
DE102016211587A1 (de) * 2016-06-28 2017-12-28 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Steuern eines Fahrzeugs
JP6656601B2 (ja) * 2016-08-29 2020-03-04 マツダ株式会社 車両制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005284799A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Honda Motor Co Ltd 歩行者検出装置
JP2006350613A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd 車両の走行支援装置
JP2017081425A (ja) * 2015-10-28 2017-05-18 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN110126822B (zh) 2022-07-12
US10891498B2 (en) 2021-01-12
JP7043279B2 (ja) 2022-03-29
CN110126822A (zh) 2019-08-16
US20190244038A1 (en) 2019-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6600878B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US11079762B2 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP7043279B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP7043295B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019137189A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP2019108103A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US20190278285A1 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP7085371B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019159828A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6586685B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019131077A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019128612A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7345349B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7112374B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JPWO2019069347A1 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP6614509B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
US20190283740A1 (en) Vehicle control device, vehicle control method, and storage medium
JP2019185112A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP2019156133A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
JP2019147486A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP2019156228A (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム
JP7406432B2 (ja) 移動体制御装置、移動体制御方法、およびプログラム
JP2019164729A (ja) 車両制御システム、車両制御方法、およびプログラム
JP7236979B2 (ja) 車両制御装置、および車両制御方法
JP7324600B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7043279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150