JP2017081408A - サイドエアバッグ装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の内側面と乗員の間に展開するサイドエアバッグ装置11である。エアバッグ12とインフレータ13を備える。エアバッグ12は、上端部12cをエアバッグ内に折り込む。この折り込んだ折り込み部12dの底部12eからエアバッグ12の外方向に向けて余り部12fを折り返す。折り込み部12dは、エアバッグ12の外周端となる折り線部分が、車両の前方から後方に向けて略直線状に車両の上方向に向けて傾斜する。折り込み部12dの底部12eは、車両の前方側から車両の後方側に向けて延びる前方底部12eaと、前方底部12eaの車両後方側端部から車両の後方側かつ車両の上方向に向けて傾斜する後方底部12ebを有する。余り部12fは、後方底部12ebの方向に寄せて折り畳んで折り込み部12dに収容する。
【選択図】図2
Description
シートの背もたれ部の側面部に内蔵され、車両の内側面とシートに着座した乗員の間に展開するサイドエアバッグ装置であり、
エアバッグと、
このエアバッグ内に設けられ、側面衝突時にセンサーからの出力信号を受け、折り畳み状態の前記エアバッグにガスを供給して展開させるインフレータと、
を備えている。
前記エアバッグは、上端部(又は下端部)をエアバッグ内に折り込む一方、当該折り込んだ折り込み部の底部からエアバッグの外方向に向けて折り返す余り部を有し、
前記折り込み部は、折り込んだ際にエアバッグの外周端となる折り線部分が、車両の前方から後方に向けて略直線状に車両の上方向(又は下方向)に向けて傾斜する一方、当該折り込み部の前記底部は、車両の前方側から車両の後方側に向けて延びる前方底部と、この前方底部の車両後方側端部から車両の後方側かつ車両の上方向(又は下方向)に向けて傾斜する後方底部を有するように形成し、
前記余り部は、前記後方底部の方向に寄せて折り畳んで前記折り込み部に収容されることを最も主な特徴としている。
次に、エアバッグ12の上端部12cを、車両の前方(図1の紙面右側)から後方(図1の紙面左側)に向けて略直線状に車両の上方向に向けて傾斜させた第1の折り線14に沿って、エアバッグ12内に押し込むようにして折り込む(図2(a)参照)。
12 エアバッグ
12c 上端部
12d 上部折り込み部
12e 底部
12ea 前方底部
12eb 後方底部
12f 余り部
12g 下端部
12h 下部折り込み部
13 インフレータ
14 第1の折り線
16a,16b 折り線
Claims (11)
- シートの背もたれ部の側面部に内蔵され、車両の内側面とシートに着座した乗員の間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
エアバッグと、
このエアバッグ内に設けられ、側面衝突時にセンサーからの出力信号を受け、折り畳み状態の前記エアバッグにガスを供給して展開させるインフレータと、
を備え、
前記エアバッグは、上端部をエアバッグ内に折り込む一方、当該折り込んだ折り込み部の底部からエアバッグの外方向に向けて折り返す余り部を有し、
前記折り込み部は、折り込んだ際にエアバッグの外周端となる折り線部分が、車両の前方から後方に向けて略直線状に車両の上方向に向けて傾斜する一方、当該折り込み部の前記底部は、車両の前方側から車両の後方側に向けて延びる前方底部と、この前方底部の車両後方側端部から車両の後方側かつ車両の上方向に向けて傾斜する後方底部を有するように形成し、
前記余り部は、前記後方底部の方向に寄せて折り畳んで前記折り込み部に収容されることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記折り込み部の前記前方底部は、車両の下方向に向けて傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
- シートの背もたれ部の側面部に内蔵され、車両の内側面とシートに着座した乗員の間に展開するサイドエアバッグ装置であって、
エアバッグと、
このエアバッグ内に設けられ、側面衝突時にセンサーからの出力信号を受け、折り畳み状態の前記エアバッグにガスを供給して展開させるインフレータと、
を備え、
前記エアバッグは、下端部をエアバッグ内に折り込む一方、当該折り込んだ折り込み部の底部からエアバッグの外方向に向けて折り返す余り部を有し、
前記折り込み部は、折り込んだ際にエアバッグの外周端となる折り線部分が、車両の前方から後方に向けて略直線状に車両の下方向に向けて傾斜する一方、当該折り込み部の前記底部は、車両の前方側から車両の後方側に向けて延びる前方底部と、この前方底部の車両後方側端部から車両の後方側かつ車両の下方向に向けて傾斜する後方底部を有するように形成し、
前記余り部は、前記後方底部の方向に寄せて折り畳んで前記折り込み部に収容されることを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記折り込み部の前記前方底部は、車両の上方向に向けて傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記余り部の前記折り畳みは、車両の上下方向の折れ線に沿ってエアバッグの厚み方向に折り畳んで重ねられたプリーツ構造を有するものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記プリーツ構造は、前記折り込み部の前記前方底部の後端部を中心とした扇状に折り畳んだものであることを特徴とする請求項5に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記プリーツ構造は、前記エアバッグの車両の前後方向中心線よりも車両の後方側にあることを特徴とする請求項5又は6に記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記プリーツ構造は、少なくとも後端部が前記インフレータと重なる位置に設けられていることを特徴とする請求項5〜7の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記プリーツ構造は、車両の後方に寄せて複数層重畳された構成であることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
- 前記エアバッグは、前記折り込み部に前記余り部が収容された状態で、車両の前方から巻かれていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のサイドエアバッグ装置。
- サイドエアバッグ装置の製造方法であって、
折り畳む前のエアバッグの上端部又は下端部を、車両の前方から後方に向けて略直線状に車両の上方向又は下方向に向けて傾斜する折り線に沿って前記エアバッグ内に折り込み、当該折り込んだ折り込み部の底部から前記エアバッグの外方向に向けて余り部を残すように折り込んで、
前記折り込み部の前記底部が、車両の前方側から車両の後方側に向けて延びる前方底部と、この前方底部の車両後方側端部から車両の後方側かつ車両の上方向又は下方向に向けて傾斜する後方底部を有するようにして、前記後方底部の方向に前記余り部を寄せ、当該余り部を車両の上下方向の縦折れ線に沿って前記エアバッグの厚み方向にプリーツ状に折り畳んで前記折り込み部に収容し、
その後、前記折り込み部に前記余り部が収容された状態で、車両の前方からロール状又は蛇腹状に巻くことを特徴とするサイドエアバッグ装置の製造方法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019156391A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | オートリブ ディベロップメント エービー | サイドエアバッグ装置およびサイドエアバッグ製造方法 |
WO2024018877A1 (ja) * | 2022-07-21 | 2024-01-25 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置、及びエアバッグ装置の製造方法 |
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JPH09207700A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-08-12 | Toyoda Gosei Co Ltd | 側突用エアバッグ |
JPH10181498A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-07-07 | Kansei Corp | サイドエアバッグ |
JP2013091421A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Ashimori Industry Co Ltd | サイドエアバッグ装置 |
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2015
- 2015-10-28 JP JP2015211579A patent/JP6367780B2/ja active Active
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WO2024018877A1 (ja) * | 2022-07-21 | 2024-01-25 | オートリブ ディベロップメント エービー | エアバッグ装置、及びエアバッグ装置の製造方法 |
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