JP2017081067A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動基板収容部に熱が籠ることを抑制する。【解決手段】液体を吐出する吐出部7と、吐出部7を駆動する駆動基板40と、駆動基板40を収容する駆動基板収容部19と、駆動基板収容部19に設けられ、気流を生成させる複数の第1気流生成部21と、駆動基板収容部19に設けられ、複数の第1気流生成部21により生成した気流の合成気流W1を排出する排気部41と、を備えることを特徴とする液体吐出装置1。このような構成の液体吐出装置1とすることにより、駆動基板収容部19に熱が籠ることを抑制することが可能になる。【選択図】図7

Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
従来から、媒体にインクなどの液体を吐出して記録する記録装置のような液体吐出装置が開示されている。このような液体吐出装置においては、液体の吐出部や該吐出部を駆動するための駆動基板が発熱しこれらを収容する収容部が昇温する場合がある。そこで、このような昇温を抑制する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、吐出部などの収容部(キャリッジ)にその昇温を抑制するためのファンを備える液体吐出装置が開示されている。
また、特許文献2に開示されるように、異なる目的で、吐出部などの収容部にファンなどの気流生成部を備える液体吐出装置が開示されている。
特開平11−115170号公報 特開2008−93849号公報
しかしながら、近年の液体吐出装置は、様々な構成や大きさのもの(吐出部や駆動基板を数多く有するものなど)が使用されるようになってきており、特許文献1及び2に開示されるような構成では、吐出部などの収容部(駆動基板収容部)の昇温を十分に抑制することができない場合が生じている。
そこで、本発明の目的は、駆動基板収容部に熱が籠ることを抑制することを抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の液体吐出装置は、液体を吐出する吐出部と、前記吐出部を駆動する駆動基板と、前記駆動基板を収容する駆動基板収容部と、前記駆動基板収容部に設けられ、気流を生成させる複数の第1気流生成部と、前記駆動基板収容部に設けられ、前記複数の第1気流生成部により生成した気流の合成気流を排出する排気部と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、駆動基板収容部に、複数の第1気流生成部と、複数の第1気流生成部により生成した気流の合成気流を排出する排気部と、を備える。このため、複数の第1気流生成部により効率的に駆動基板で発生した熱を移動させ、そのことで昇温した気流を排気部から効率的に逃がすことができる。したがって、駆動基板収容部に熱が籠ることを効率的に抑制することができる。
本発明の第2の態様の液体吐出装置は、前記第1の態様において、前記排気部は、前記駆動基板に対する前記吐出部の方向とは逆側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、排気部は駆動基板に対する吐出部の方向とは逆側に設けられている。このため、排気部から排出される合成気流で吐出部を昇温させてしまうことを抑制できる。
本発明の第3の態様の液体吐出装置は、前記第1又は第2の態様において、前記複数の第1気流生成部は、対向する位置に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、複数の第1気流生成部は対向する位置に設けられている。このため、気流の合成位置や合成気流の進む方向を容易に把握することができ、排気部を適切な位置に配置できるので、合成気流が駆動基板収容部内で滞留して駆動基板収容部に熱が籠ることを抑制できる。
本発明の第4の態様の液体吐出装置は、前記第3の態様において、前記複数の第1気流生成部の各々の風量は同等であることを特徴とする。
本態様によれば、複数の第1気流生成部の各々の風量は同等である。このため、より簡単に気流の合成位置や合成気流の進む方向を把握することができ、排気部をより適切な位置に配置できるので、合成気流が駆動基板収容部内で滞留して駆動基板収容部に熱が籠ることを特に効果的に抑制できる。
なお、「同等」とは、厳密な意味で同じであることを意味するものではなく、複数の第1気流生成部の各々の風量が多少異なる場合も含む意味である。
本発明の第5の態様の液体吐出装置は、前記第1から第4のいずれか1つの態様において、前記駆動基板収容部とは別に、前記吐出部を収容する吐出部収容部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、駆動基板収容部とは別に吐出部を収容する吐出部収容部を備える。すなわち、駆動基板と吐出部とは別の収容部に収容される。このため、駆動基板により生じた熱が吐出部に伝わることを効率的に抑制することができる。
本発明の第6の態様の液体吐出装置は、前記第5の態様において、前記吐出部収容部に設けられ、気流を生成させる第2気流生成部を備えることを特徴とする。
本態様によれば、吐出部収容部に、気流を生成させる第2気流生成部を備える。このため、吐出部収容部に熱が籠ることを抑制できる。
本発明の第7の態様の液体吐出装置は、前記第1から第6のいずれか1つの態様において、前記駆動基板は、前記吐出部に面しない配置で設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、駆動基板は、吐出部に面しない配置で設けられている。このため、駆動基板により生じた熱が吐出部に伝わることを効率的に抑制することができる。
本発明の一実施例の記録装置を表す概略斜視図。 本発明の一実施例の記録装置を表す概略平面図。 本発明の一実施例の記録装置を表す概略正面図。 本発明の一実施例の記録装置を表す概略側面図。 本発明の一実施例の記録装置を表す概略背面図。 本発明の一実施例の記録装置の要部を表す概略正面図。 本発明の一実施例の記録装置の要部を表す概略側面透視図。 本発明の一実施例の記録装置を表すブロック図。
以下に、本発明の液体吐出装置としての一実施例に係る記録装置について、添付図面を参照して詳細に説明する。
最初に、本発明の一実施例に係る記録装置1の概要について説明する。
図1は本実施例の記録装置1の概略斜視図である。また、図2は本実施例の記録装置1の概略平面図である。また、図3は本実施例の記録装置1の概略正面図である。また、図4は本実施例の記録装置1の概略側面図である。また、図5は本実施例の記録装置1の概略背面図である。なお、図1から図5は、本実施例の記録装置1から構成部材の一部を取り外した状態を表しており、例えば、キャリッジ6からサブキャリッジ5(図6及び図7参照)を取り外した状態を表している。
本実施例の記録装置1は、粘着剤が付着された支持面で被記録媒体(媒体)を支持する粘着性ベルト2(無端ベルト)により被記録媒体を搬送方向Aに搬送する搬送機構3を備えている。また、ロール状の被記録媒体をセット可能であり、該被記録媒体を搬送機構3に繰り出すことが可能な不図示の繰出部を備えている。また、搬送機構3による被記録媒体の搬送領域に、吐出部としての記録ヘッド7を備えたキャリッジ6を被記録媒体の搬送方向Aと交差する往復移動方向Bに往復走査させて記録する記録機構4を備えている。さらに、記録機構4において記録がなされた被記録媒体を巻き取ることが可能な不図示の巻取機構を備えている。
本実施例の搬送機構3は、繰出部から繰り出された被記録媒体を載置して搬送する粘着性ベルト2と、粘着性ベルト2を移動させる駆動ローラー8と、従動ローラー9と、を備えている。被記録媒体は粘着性ベルト2の支持面に貼り付けられて載置される。
ただし、搬送ベルトとしての無端ベルトは粘着性ベルトに限定されない。例えば、静電吸着式の無端ベルトを用いてもよい。
なお、本実施例の記録装置1は、このような構成の搬送機構3を備えているが、このような構成の搬送機構に限定されず、被記録媒体を移動式の支持トレイなどに支持させて搬送する構成や、被記録媒体をローラー対などにより搬送させる構成などとしてもよい。さらには、被記録媒体を支持部に固定させ、固定された被記録媒体に対して記録ヘッド7を移動させて記録する、所謂フラッドベッドタイプの記録装置としてもよい。
記録機構4は、インク(液体)を吐出可能な記録ヘッド7を備えるキャリッジ6を往復移動方向Bに往復移動させるキャリッジモーター30(図8参照)を有している。
本実施例の記録装置1は、記録の際、記録ヘッド7を備えるキャリッジ6を往復走査させて記録するが、記録走査中(キャリッジ6の移動中)は、搬送機構3は被記録媒体の搬送を停止させる。別の表現をすると、記録の際、キャリッジ6の往復走査と被記録媒体の搬送は交互に行われる。すなわち、記録の際、キャリッジ6の往復走査に対応して、搬送機構3は被記録媒体を間欠搬送(粘着性ベルト2を間欠移動)させている。
なお、本実施例の記録装置1は、往復移動しながら記録する記録ヘッド7を備えているが、インクを吐出するノズルを搬送方向Aと交差する交差方向に複数設けた所謂ラインヘッドを備える記録装置でもよい。
ここで、「ラインヘッド」とは、被記録媒体の搬送方向Aと交差する交差方向に形成されたノズルの領域が、被記録媒体の交差方向全体をカバー可能なように設けられ、記録ヘッド又は被記録媒体を相対的に移動させて画像を形成する記録装置に用いられる記録ヘッドである。なお、ラインヘッドの交差方向のノズルの領域は、記録装置が対応している全ての被記録媒体の交差方向全体をカバー可能でなくてもよい。
なお、本実施例の記録装置1の骨格部を構成するパイプ11aには往復移動方向Bに延設されるレール10aが構成され、本実施例の記録装置1の骨格部を構成するパイプ11bには往復移動方向Bに延設されるレール10bが構成されている。そして、本実施例のキャリッジ6は、レール10a及びレール10bに不図示の軸受部が受けられることで、往復移動方向Bへの移動がレール10a及びレール10bにガイドされる。
また、パイプ11bの下部の位置には、往復移動方向Bに延設され、不図示の複数の送風口から搬送方向Aとは逆方向に送風する、送風部12が設けられている。そして、パイプ11aの下部の位置には、往復移動方向Bに延設され、記録ヘッド7から吐出されたインクのミストを回収可能な、ミストの回収部13が設けられている。なお、ミストの回収部13は、パイプ11aの下部の位置において往復移動方向Bに延設される回収口16が設けられている。
また、本実施例の記録装置1の搬送方向Aにおける下流側には、図3で表されるように、送風部12による送風力を発生させる送風ファン14が複数(3つ)設けられている。送風ファン14が発生させる送風力により、送風部12は回収部13の外部(搬送方向Aにおける下流側の位置)から回収口16に向けて送風することが可能になっている。そして、本実施例の記録装置1の搬送方向Aにおける上流側には、図5で表されるように、回収口16から回収部13の内部に向けて、さらに、回収部13の内部から記録装置1の外部に向けて、気流を発生させる吸引部としての吸引ファン15が複数(3つ)設けられている。
次に、本実施例の記録装置1の要部であるキャリッジ6及び該キャリッジ6に搭載されるサブキャリッジ5について説明する。
ここで、図6はキャリッジ6の概略正面図であり、図7はサブキャリッジ5の概略側面透視図である。
図6で表されるように、本実施例のキャリッジ6は、複数のサブキャリッジ5を搭載して往復移動方向Bに往復走査することが可能に構成されている。
また、図7で表されるように、サブキャリッジ5は、記録ヘッド7を収容した吐出部収容部20と、記録ヘッド7を駆動する駆動基板40を収容した駆動基板収容部19と、を有している。そして、駆動基板収容部19と吐出部収容部20とは、駆動基板収容部19側の接続部38(コネクター端子)と吐出部収容部20側の接続部39(コネクター端子)とで接続されている。さらに、駆動基板40と接続部38とはFFC(フレキシブルフラットケーブル)43で接続され、記録ヘッド7と接続部39とはFFC44で接続されている。
また、図7で表されるように、駆動基板収容部19の搬送方向Aにおける両端部には、駆動基板収容部19の内部に向けて気流を送風可能な第1気流生成部としてのファン21が各々対向するように設けられている。そして、駆動基板収容部19の鉛直上方向Cの端部(記録ヘッド7とは反対側)には、対向する2つのファン21により生成した気流の合成気流W1を排出する排気部としての排気口41が設けられている。
一方、吐出部収容部20の搬送方向Aにおける下流側端部には、吐出部収容部20の内部に向けて気流を送風可能な第2気流生成部としてのファン22が設けられている。そして、吐出部収容部20の搬送方向Aにおける上流側端部(ファン22と対向する位置)には、ファン22により生成した気流W2を排出する排気部としての排気口42が設けられている。
次に、本実施例の記録装置1における電気的な構成について説明する。
図8は、本実施例の記録装置1のブロック図である。
制御部23には、記録装置1の全体の制御を司るCPU24が設けられている。CPU24は、システムバス25を介して、CPU24が実行する各種制御プログラム等を格納したROM26と、データを一時的に格納可能なRAM27と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、記録ヘッド7を駆動するためのヘッド駆動部28と接続されている。
また、CPU24は、システムバス25を介して、キャリッジモーター30、搬送モーター31、繰出モーター32、巻取モーター33、送風ファンモーター17、吸引ファンモーター18、駆動基板収容部ファンモーター36及び吐出部収容部ファンモーター37を駆動させるためのモーター駆動部29と接続されている。
ここで、キャリッジモーター30は、記録ヘッド7を備えたキャリッジ6を移動させるためのモーターである。また、搬送モーター31は、駆動ローラー8を駆動するためのモーターである。また、繰出モーター32は、不図示の繰出部にセットされた被記録媒体を搬送機構3に送り出すための繰出部の駆動モーターである。また、巻取モーター33は、記録がなされた被記録媒体を巻き取るために不図示の巻取機構を駆動させるための駆動モーターである。また、送風ファンモーター17は、送風ファン14を駆動するためのモーターである。また、吸引ファンモーター18は、吸引ファン15を駆動するためのモーターである。また、駆動基板収容部ファンモーター36は、駆動基板収容部19に設けられたファン21を駆動するためのモーターである。そして、吐出部収容部ファンモーター37は、吐出部収容部20に設けられたファン22を駆動するためのモーターである。
さらに、CPU24は、システムバス25を介して、入出力部34と接続されており、入出力部34は、記録データ等のデータ及び信号の送受信を行うためのPC35と接続されている。
ここで、本実施例の記録装置1についてまとめると、本実施例の記録装置1は、インクを吐出する記録ヘッド7と、記録ヘッド7を駆動する駆動基板40と、駆動基板40を収容する駆動基板収容部19と、を備えている。そして、駆動基板収容部19に設けられ、気流を生成させる複数のファン21と、駆動基板収容部19に設けられ、複数のファン21により生成した気流の合成気流W1を排出する排気口41と、を備えている。このため、複数のファン21により効率的に駆動基板40に気流を吹き付け、駆動基板40で発生した熱を移動させ、そのことで昇温した気流を排気口41から効率的に逃がすことができる構成になっている。したがって、本実施例の記録装置1は、駆動基板収容部19に熱が籠ることを効率的に抑制することができる構成になっている。
なお、本実施例の駆動基板収容部19は、図7で表されるように、合成気流W1を排出する排気口41が形成されているが、排気口41の替わりに排気部として吸引ファン(駆動基板収容部19内部から外部に向けて気流を生成するファン)を形成してもよい。そのような構成とすることで、合成気流W1の排出効率がさらに向上する。
また、記録ヘッド7が昇温するとインクが不図示のノズルから蒸発しやすくなり吐出安定性が低下する場合があるが、図7で表されるように、本実施例の排気口41は、駆動基板40に対する記録ヘッド7の方向(下側)とは逆側(鉛直上方向C側)に設けられている。このため、排気口41から排出される合成気流W1(駆動基板40の熱により加熱された気流)で記録ヘッド7を昇温させてしまうことを抑制できる構成になっている。
また、図7で表されるように、駆動基板収容部19に設けられる本実施例の複数のファン21は、各々が対向する位置に設けられている。このため、気流の合成位置や合成気流W1の進む方向を容易に把握することができ、排気口41を適切な位置に配置できるので、合成気流W1が駆動基板収容部19内で滞留して駆動基板収容部19に熱が籠ることを抑制できる構成になっている。
ここで、駆動基板収容部19に設けられる本実施例の複数のファン21は、各々、同じファンを使用している。すなわち、複数のファン21の各々の風量が同等になるものを使用している。このため、より簡単に気流の合成位置や合成気流W1の進む方向を把握することができ(本実施例では搬送方向Aにおける駆動基板収容部19の中央部)、排気口41をより適切な位置に配置できるので、合成気流W1が駆動基板収容部19内で滞留して駆動基板収容部19に熱が籠ることを特に効果的に抑制している。
なお、「同等」とは、厳密な意味で同じであることを意味するものではなく、設計上のばらつきに起因するものなど、複数のファン21の各々の風量が多少異なる場合も含む意味である。
また、図6及び図7で表されるように、本実施例のサブキャリッジ5は、記録ヘッド7と駆動基板40とを別体として収容している。別の表現をすると、本実施例のサブキャリッジ5は、駆動基板収容部19とは別に、記録ヘッド7を収容する吐出部収容部20を備えている。このように、駆動基板40と記録ヘッド7とは別の収容部に収容されているため、駆動基板40により生じた熱が記録ヘッド7に伝わることを効率的に抑制している。
ただし、記録ヘッド7と駆動基板40とを1の収容部に収容させる構成(記録ヘッド7と駆動基板40の両方を収容する駆動基板収容部を備える構成)も本発明に含まれることは言うまでもない。
そして、吐出部収容部20に、気流W2を生成させるファン22を備えているため、吐出部収容部20に熱が籠ることを抑制できる構成になっている。
なお、本実施例の吐出部収容部20は、図7で表されるように、ファン22と対向する位置に排気口42が形成されているが、排気口42の替わりに排気部として吸引ファン(吐出部収容部20内部から外部に向けて気流を生成するファン)を形成してもよい。そのような構成とすることで、気流W2の排出効率がさらに向上する。
また、図7で表されるように、本実施例の駆動基板40は、駆動基板40に対する記録ヘッド7の方向(鉛直上方向Cに沿う方向)に沿って設けられている。別の表現をすると、本実施例の駆動基板40は、記録ヘッド7に面しない配置で設けられている。このため、駆動基板40により生じた熱が記録ヘッド7に伝わることを効率的に抑制する構成になっている。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることは言うまでもない。
1…記録装置(媒体搬送装置)、2…粘着性ベルト、3…搬送機構、
4…記録機構、5…サブキャリッジ、6…キャリッジ、7…記録ヘッド(吐出部)、
8…駆動ローラー、9…従動ローラー、10a、10b…レール、
11a、11b…パイプ、12…送風部、13…回収部、14…送風ファン、
15…吸引ファン、16…回収口、17…送風ファンモーター、
18…吸引ファンモーター、19…駆動基板収容部、20…吐出部収容部、
21…ファン(第1気流生成部)、22…ファン(第2気流生成部)、23…制御部、
24…CPU、25…システムバス、26…ROM、27…RAM、
28…ヘッド駆動部、29…モーター駆動部、30…キャリッジモーター、
31…搬送モーター、32…繰出モーター、33…巻取モーター、34…入出力部、
35…PC、36…駆動基板収容部ファンモーター、
37…吐出部収容部ファンモーター、38…駆動基板収容部19側の接続部、
39…吐出部収容部20側の接続部、40…駆動基板、41…排気口(排気部)、
42…排気口(排気部)、43…FFC、44…FFC、45…ローラー、
W1…合成気流、W2…気流

Claims (7)

  1. 液体を吐出する吐出部と、
    前記吐出部を駆動する駆動基板と、
    前記駆動基板を収容する駆動基板収容部と、
    前記駆動基板収容部に設けられ、気流を生成させる複数の第1気流生成部と、
    前記駆動基板収容部に設けられ、前記複数の第1気流生成部により生成した気流の合成気流を排出する排気部と、
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 請求項1に記載の液体吐出装置において、
    前記排気部は、前記駆動基板に対する前記吐出部の方向とは逆側に設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の液体吐出装置において、
    前記複数の第1気流生成部は、対向する位置に設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
  4. 請求項3に記載の液体吐出装置において、
    前記複数の第1気流生成部の各々の風量は同等であることを特徴とする液体吐出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記駆動基板収容部とは別に、前記吐出部を収容する吐出部収容部を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  6. 請求項5に記載の液体吐出装置において、
    前記吐出部収容部に設けられ、気流を生成させる第2気流生成部を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
    前記駆動基板は、前記吐出部に面しない配置で設けられていることを特徴とする液体吐出装置。
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