JP2017080786A - 形鋼の熱間圧延設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧延中に生成するスケールのみならず、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去することができる形鋼の熱間圧延設備を提供する。【解決手段】形鋼の熱間圧延設備1は、加熱炉2から搬送された被圧延材を粗圧延する粗圧延機3と、粗圧延機3の下流側に設置された中間圧延機群4と、中間圧延機群4の下流側に設置された仕上圧延機6と、仕上圧延機6の下流側に設置された水冷装置7とを備える。水冷装置7の下流側には、水冷装置7により水冷された形鋼のスケールを除去する水冷後デスケーリング装置16が設置される。【選択図】図1
Description
本発明は、H形鋼などの形鋼を熱間圧延するための形鋼の熱間圧延設備に関する。
H形鋼などの形鋼を、熱間圧延して製造する場合には、素材となるブルーム等を、熱間圧延設備における加熱炉で再加熱し、その後、粗圧延機、中間圧延機及び仕上圧延機にて温度や圧下率等を制御して圧延し、更に、冷却設備において冷却水を用いて冷却するのが一般的である。そして、製造された形鋼を出荷する際に、形鋼表面のスケールが部分的に剥離し、美麗さを損なうことから、当該スケールを圧延中及び圧延前に除去すること一般的に行われる
ここで、薄鋼板や厚鋼板、形鋼、棒鋼、線材等の鋼材を、熱間圧延して製造する方法として、従来、例えば特許文献1に示すものが知られている。
ここで、薄鋼板や厚鋼板、形鋼、棒鋼、線材等の鋼材を、熱間圧延して製造する方法として、従来、例えば特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示す熱間圧延鋼材の製造方法は、鋼材を熱間圧延するに際し、熱延鋼材の表面温度以下で発火する発火剤を噴射するものであり、その熱間圧延設備として、上流側から下流側に向けて加熱炉、加熱炉出側のデスケーリング装置、粗圧延機群、粗圧延機群の各圧延機間のデスケーリング装置、仕上圧延機群入側のデスケーリング装置及び仕上圧延機群を備えている。また、粗圧延機群の前、粗圧延機群の各圧延機間、粗圧延機群と仕上圧延機群との間、仕上圧延機群の各圧延機間、仕上圧延機群の出側などに発火剤等の噴射装置を備えている。
そして、これらデスケーリング装置によって、圧延前及び圧延中に鋼材の表面に生成しているスケールを除去するとともに、発火剤に酸化抑制剤を含有させて噴射することにより、スケール生成の抑制をしている。
また、スケールを薄くすることを目的とした鋼板の製造法として、例えば、特許文献2に示すものが知られている。
特許文献2に示す鋼板の製造法は、鋼板の熱間圧延において、各圧下直後に高圧水で水冷しながら圧延を行い、圧延を終了後ただちに800℃以下700℃以上の温度まで水冷する。これにより、スケールが黒色・均一で薄く、密着性に優れ、曲げ加工時のスケール剥離・巻込みによる疵発生がなく、塗装性・レーザ切断性が良好で見栄えが良い鋼材ができることになる。
また、スケールを薄くすることを目的とした鋼板の製造法として、例えば、特許文献2に示すものが知られている。
特許文献2に示す鋼板の製造法は、鋼板の熱間圧延において、各圧下直後に高圧水で水冷しながら圧延を行い、圧延を終了後ただちに800℃以下700℃以上の温度まで水冷する。これにより、スケールが黒色・均一で薄く、密着性に優れ、曲げ加工時のスケール剥離・巻込みによる疵発生がなく、塗装性・レーザ切断性が良好で見栄えが良い鋼材ができることになる。
しかしながら、これら従来の特許文献1に示す熱間圧延鋼材の製造方法及び特許文献2に示す鋼板の製造法にあっては、次の問題点があった。
即ち、仕上圧延機の出側での圧延終了温度が高いと、圧延終了以降にスケールが再度生成し、スケール厚みが厚くなるという問題がある。H形鋼では、フランジとウェブの厚みの関係は、フランジの厚み>ウェブの厚みであり、製造時の温度もフランジ>ウェブとなる。このため、H形鋼の場合には特にフランジの外面のスケール厚が厚くなり、出荷時にフランジ外面表面のスケールが部分的に剥離し美麗さを損なうという問題がある。特許文献1に示す熱間圧延鋼材の製造方法の場合には、仕上圧延の終了後に再度生成するスケールを除去することができない。
即ち、仕上圧延機の出側での圧延終了温度が高いと、圧延終了以降にスケールが再度生成し、スケール厚みが厚くなるという問題がある。H形鋼では、フランジとウェブの厚みの関係は、フランジの厚み>ウェブの厚みであり、製造時の温度もフランジ>ウェブとなる。このため、H形鋼の場合には特にフランジの外面のスケール厚が厚くなり、出荷時にフランジ外面表面のスケールが部分的に剥離し美麗さを損なうという問題がある。特許文献1に示す熱間圧延鋼材の製造方法の場合には、仕上圧延の終了後に再度生成するスケールを除去することができない。
一方、特許文献2に示す鋼板の製造法の場合には、圧延を終了後ただちに800℃以下700℃以上の温度まで水冷することにより、スケールを黒色・均一で薄くし、密着性に優れたものとしている。しかし、水冷時に生成するスケールの除去という点では十分ではなく、スケール厚みを十分に薄くすることができない。特に、H形鋼では、前述したように、フランジの外面のスケール厚を薄くする要請があり、特許文献1に示す鋼板の製造法では、フランジの外面のスケール厚を薄くする要請には応え難い。
従って、本発明はこの従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、圧延中に生成するスケールのみならず、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去することができる形鋼の熱間圧延設備を提供することにある。
従って、本発明はこの従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、圧延中に生成するスケールのみならず、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去することができる形鋼の熱間圧延設備を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る形鋼の熱間圧延設備は、加熱炉から搬送された被圧延材を粗圧延する粗圧延機と、該粗圧延機の下流側に設置され、前記粗圧延機により粗圧延された被圧延材を中間圧延する中間圧延機群と、該中間圧延機群の下流側に設置され、前記中間圧延機群により中間圧延された被圧延材を製品寸法の形鋼に仕上圧延する仕上圧延機と、該仕上圧延機の下流側に設置され、前記仕上圧延機により仕上圧延された形鋼を水冷する水冷装置とを備え、該水冷装置の下流側に、前記水冷装置により水冷された形鋼のスケールを除去する水冷後デスケーリング装置を設置したことを要旨とする。
本発明に係る形鋼の熱間圧延設備によれば、仕上圧延機により仕上圧延された形鋼を水冷する水冷装置の下流側に、水冷装置により水冷された形鋼のスケールを除去する水冷後デスケーリング装置を設置したので、圧延中に生成するスケールのみならず、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去することができる形鋼の熱間圧延設備を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る形鋼の熱間圧延設備の概略構成図である。
図1に示す熱間圧延設備1は、形鋼としてのH形鋼S(図2参照)を熱間圧延して製造するものである。H形鋼Sは、上表面Wus及び下表面Wlsを有するウェブWと、ウェブWの両端に設けられ、それぞれ内面F1is,F2is及び外面f1os,F2osを有する一対のフランジF1、F2とを備えている。
ここで、熱間圧延設備1は、連続鋳造されたブルーム等の素材を、再加熱する加熱炉2と、加熱炉2から搬送された被圧延材を粗圧延する粗圧延機3とを備えている。
図1に示す熱間圧延設備1は、形鋼としてのH形鋼S(図2参照)を熱間圧延して製造するものである。H形鋼Sは、上表面Wus及び下表面Wlsを有するウェブWと、ウェブWの両端に設けられ、それぞれ内面F1is,F2is及び外面f1os,F2osを有する一対のフランジF1、F2とを備えている。
ここで、熱間圧延設備1は、連続鋳造されたブルーム等の素材を、再加熱する加熱炉2と、加熱炉2から搬送された被圧延材を粗圧延する粗圧延機3とを備えている。
粗圧延機3は、いわゆるBDミル(ブレイクダウンミル)と呼ばれるもので、矩形状の被圧延材を断面略H字形の被圧延材に圧延していくものである。
そして、粗圧延機3の下流側には、粗圧延機3により粗圧延された被圧延材を中間圧延する中間圧延機群4が設置されている。中間圧延機群4は、いわゆるURミルと呼ばれる粗ユニバーサル圧延機4aと、いわゆるEミルと呼ばれるエッジャー圧延機4bとを備えている。これら粗ユニバーサル圧延機4a及びエッジャー圧延機4bにより、断面略H字形の被圧延材を略製品寸法の被圧延材に圧延する。
そして、粗圧延機3の下流側には、粗圧延機3により粗圧延された被圧延材を中間圧延する中間圧延機群4が設置されている。中間圧延機群4は、いわゆるURミルと呼ばれる粗ユニバーサル圧延機4aと、いわゆるEミルと呼ばれるエッジャー圧延機4bとを備えている。これら粗ユニバーサル圧延機4a及びエッジャー圧延機4bにより、断面略H字形の被圧延材を略製品寸法の被圧延材に圧延する。
また、中間圧延機群4の下流側には、中間圧延された被圧延材を所定温度にまで水冷する第1水冷装置5が設置されている。
更に、第1水冷装置5の下流側には、第1水冷装置5により水冷された被圧延材を仕上圧延する仕上圧延機6が設置されている。仕上圧延機6は、中間圧延機群4で略製品寸法に圧延された被圧延材を製品寸法のH形鋼Sに圧延する。
また、仕上圧延機6の下流側には、仕上圧延されたH形鋼Sを所定温度まで水冷する第2水冷装置7が設置されるとともに、第2水冷装置7の下流側には、水冷されたH形鋼Sを所定長さに切断するホットソー8が設置されている。
更に、第1水冷装置5の下流側には、第1水冷装置5により水冷された被圧延材を仕上圧延する仕上圧延機6が設置されている。仕上圧延機6は、中間圧延機群4で略製品寸法に圧延された被圧延材を製品寸法のH形鋼Sに圧延する。
また、仕上圧延機6の下流側には、仕上圧延されたH形鋼Sを所定温度まで水冷する第2水冷装置7が設置されるとともに、第2水冷装置7の下流側には、水冷されたH形鋼Sを所定長さに切断するホットソー8が設置されている。
そして、加熱炉2の出側には、加熱炉2で生成された、被圧延材のスケールを除去する第1デスケーリング装置10が設置されている。
また、粗圧延機3の入側には第2デスケーリング装置11が設置され、粗圧延機3の出側には第3デスケーリング装置12が設置されている。これら第2デスケーリング装置11及び第3デスケーリング装置12は、被圧延材が第1デスケーリング装置10を出てから粗圧延終了までに発生した被圧延材のスケールを除去する。
更に、中間圧延機群4の入側には第4デスケーリング装置13が設置され、中間圧延機群4の出側には第5デスケーリング装置14が設置されている。これら第4デスケーリング装置13及び第5デスケーリング装置14は、被圧延材が第3デスケーリング装置12を出てから中間圧延終了までに発生した被圧延材のスケールを除去する。
また、粗圧延機3の入側には第2デスケーリング装置11が設置され、粗圧延機3の出側には第3デスケーリング装置12が設置されている。これら第2デスケーリング装置11及び第3デスケーリング装置12は、被圧延材が第1デスケーリング装置10を出てから粗圧延終了までに発生した被圧延材のスケールを除去する。
更に、中間圧延機群4の入側には第4デスケーリング装置13が設置され、中間圧延機群4の出側には第5デスケーリング装置14が設置されている。これら第4デスケーリング装置13及び第5デスケーリング装置14は、被圧延材が第3デスケーリング装置12を出てから中間圧延終了までに発生した被圧延材のスケールを除去する。
また、仕上圧延機6の入側には、第6デスケーリング装置15が設置されている。第6デスケーリング装置15は、被圧延材が第5デスケーリング装置14を出てから仕上圧延終了までに発生した被圧延材のスケールを除去するようにしている。
そして、第2水冷装置7の下流側であってホットソー8の直前には、水冷後デスケーリング装置16が設置されている。水冷後デスケーリング装置16は、第2水冷装置7により水冷されたH形鋼Sのスケールを除去するものであり、仕上圧延終了からH形鋼Sが水冷後デスケーリング装置16に至るまでに発生したH形鋼のスケールを除去する。つまり、熱間圧延設備1は、圧延中に生成するスケールのみならず、水冷後デスケーリング装置16によって、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去する。
そして、第2水冷装置7の下流側であってホットソー8の直前には、水冷後デスケーリング装置16が設置されている。水冷後デスケーリング装置16は、第2水冷装置7により水冷されたH形鋼Sのスケールを除去するものであり、仕上圧延終了からH形鋼Sが水冷後デスケーリング装置16に至るまでに発生したH形鋼のスケールを除去する。つまり、熱間圧延設備1は、圧延中に生成するスケールのみならず、水冷後デスケーリング装置16によって、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去する。
ここで、図3を参照して、仕上圧延機6の出側でのH形鋼の表面温度と仕上圧延終了以降のH形鋼の表面に生成するスケールの厚さとの関係につき説明する。
図3に示すように、仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高くなればなるほど、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが厚くなる。また、H形鋼Sの表面近傍の酸素濃度O2(%)が高ければ高いほど、H形鋼の表面に生成するスケールの厚さが厚くなる。
仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高くなればなるほど、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが厚くなるので、仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高いと、仕上圧延終了以降の水冷中においてもスケールが生成される。熱間圧延における被圧延材及びH形鋼Sの表面温度は、一般的に、加熱炉2の出側で1300℃程度、仕上圧延機6の出側で850℃程度、第2水冷装置7の出側で650℃程度である。このため、被圧延材及びH形鋼Sの仕上圧延機6の出側での表面温度は850℃程度であるので、図3からわかるように、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが最低でも1μmはある。
図3に示すように、仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高くなればなるほど、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが厚くなる。また、H形鋼Sの表面近傍の酸素濃度O2(%)が高ければ高いほど、H形鋼の表面に生成するスケールの厚さが厚くなる。
仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高くなればなるほど、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが厚くなるので、仕上圧延機6の出側でのH形鋼Sの表面温度が高いと、仕上圧延終了以降の水冷中においてもスケールが生成される。熱間圧延における被圧延材及びH形鋼Sの表面温度は、一般的に、加熱炉2の出側で1300℃程度、仕上圧延機6の出側で850℃程度、第2水冷装置7の出側で650℃程度である。このため、被圧延材及びH形鋼Sの仕上圧延機6の出側での表面温度は850℃程度であるので、図3からわかるように、仕上圧延終了以降のH形鋼Sの表面に生成するスケールの厚さが最低でも1μmはある。
特に、H形鋼Sでは、フランジF1,F2とウェブWの厚みの関係は、フランジF1,F2の厚み>ウェブWの厚みであり、製造時の温度もフランジF1,F2>ウェブWとなる。このため、H形鋼Sの場合には特にフランジF1,F2の外面のスケール厚が厚くなってしまう。
このため、本実施形態における熱間圧延設備1では、第2水冷装置7の下流側に、第2水冷装置7により水冷されたH形鋼Sのスケールを除去する水冷後デスケーリング装置16を設置し、仕上圧延終了からH形鋼が水冷後デスケーリング装置16に至るまでに発生したH形鋼のスケールを除去するようにしている。つまり、熱間圧延設備1は、圧延中に生成するスケールのみならず、水冷後デスケーリング装置16によって、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去するようにしている。これにより、熱間圧延設備1で生成された全てのスケールを除去し、H形鋼Sの美麗な表面品質を得ることができる。
このため、本実施形態における熱間圧延設備1では、第2水冷装置7の下流側に、第2水冷装置7により水冷されたH形鋼Sのスケールを除去する水冷後デスケーリング装置16を設置し、仕上圧延終了からH形鋼が水冷後デスケーリング装置16に至るまでに発生したH形鋼のスケールを除去するようにしている。つまり、熱間圧延設備1は、圧延中に生成するスケールのみならず、水冷後デスケーリング装置16によって、仕上圧延の終了後に行う水冷時に生成するスケールをも十分に除去するようにしている。これにより、熱間圧延設備1で生成された全てのスケールを除去し、H形鋼Sの美麗な表面品質を得ることができる。
ここで、水冷後デスケーリング装置16は、図2に示すように、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射するフランジ外面高圧水噴射装置18と、H形鋼SのウェブWの上表面Wusに向けて高圧水を噴射するウェブ表面高圧水噴射装置17とを備えている。
フランジ外面高圧水噴射装置18は、水供給源(図示せず)に接続されたヘッダ18aを備えている。ヘッダ18aは、搬送ローラ19上にあるH形鋼SのフランジF1に沿うように上下方向に延びており、そのヘッダ18aには、複数(本実施形態にあっては4個)の高圧水噴射ノズル18bがヘッダ18aの延びる方向に沿って所定ピッチで設置されている。これら高圧水噴射ノズル18bのそれぞれは、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射し、全ての高圧水噴射ノズル18bからの高圧水によりフランジF1の外面F1osの全域をカバーするようになっている。ここで、「高圧水」とは、高圧水噴射ノズル18bから噴射された水がフランジF1の外面F1osに衝突した際の圧力が10―20MPaとなる程度の水の意味である。
フランジ外面高圧水噴射装置18は、水供給源(図示せず)に接続されたヘッダ18aを備えている。ヘッダ18aは、搬送ローラ19上にあるH形鋼SのフランジF1に沿うように上下方向に延びており、そのヘッダ18aには、複数(本実施形態にあっては4個)の高圧水噴射ノズル18bがヘッダ18aの延びる方向に沿って所定ピッチで設置されている。これら高圧水噴射ノズル18bのそれぞれは、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射し、全ての高圧水噴射ノズル18bからの高圧水によりフランジF1の外面F1osの全域をカバーするようになっている。ここで、「高圧水」とは、高圧水噴射ノズル18bから噴射された水がフランジF1の外面F1osに衝突した際の圧力が10―20MPaとなる程度の水の意味である。
このように、水冷後デスケーリング装置16がH形鋼SのフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射するフランジ外面高圧水噴射装置18を備えることにより、H形鋼SのフランジF1の外面F1osに圧延終了後に生成するスケールを除去することが可能となり、H形鋼の場合に特にフランジの外面のスケール厚が厚くなってしまう問題を解決することができる。
なお、フランジ外面高圧水噴射装置18は、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射する位置のみならず、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置にも設置してもよい。この場合、H形鋼SのフランジF2の外面F2osに生成するスケールをも除去することが可能となる。
また、フランジ外面高圧水噴射装置18は、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置のみに設置してもよい。
なお、フランジ外面高圧水噴射装置18は、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射する位置のみならず、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置にも設置してもよい。この場合、H形鋼SのフランジF2の外面F2osに生成するスケールをも除去することが可能となる。
また、フランジ外面高圧水噴射装置18は、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置のみに設置してもよい。
一方、ウェブ表面高圧水噴射装置17は、水供給源(図示せず)に接続されたヘッダ17aを備えている。ヘッダ17aは、搬送ローラ19上にあるH形鋼SのウェブWが延びる水平方向に延びており、そのヘッダ17aには、複数(本実施形態にあっては4個)の高圧水噴射ノズル17bがヘッダ17aの延びる方向に沿って所定ピッチで設置されている。これら高圧水噴射ノズル17bのそれぞれは、H形鋼SのウェブWの上表面Wusに向けて高圧水を噴射し、全ての高圧水噴射ノズル17bからの高圧水によりウェブWの上表面Wusの全域をカバーするようになっている。ここで、「高圧水」とは、高圧水噴射ノズル17bから噴射された水がウェブWの上表面Wusに衝突した際の圧力が10―20MPaとなる程度の水の意味である。
このように、水冷後デスケーリング装置16がH形鋼SのウェブWの上表面Wusに向けて高圧水を噴射するウェブ表面高圧水噴射装置17を備えることにより、H形鋼SのウェブWの上表面Wusに圧延終了後に生成するスケールを除去することが可能となる。
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれる変形例または実施形態も網羅すると解すべきである。
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれる変形例または実施形態も網羅すると解すべきである。
例えば、水冷後デスケーリング装置16を設置する位置は、第2水冷装置7よりも下流側の位置であれば、ホットソー8の入側に設置する必要は必ずしもなく、ホットソー8の出側であってもよい。
また、本発明においては、加熱炉2、粗圧延機3、中間圧延機群4、仕上圧延機6、第2水冷装置7及び水冷後デスケーリング装置16を必須の構成要素とし、それ以外の装置については必須の構成要素とはしない。
更に、本発明の熱間圧延設備1は、H形鋼Sを製造する場合に限定されず、形鋼全般に適用され、例えば、鋼矢板、山形鋼、I形鋼やT形鋼を製造する場合に適用してもよい。
また、本発明においては、加熱炉2、粗圧延機3、中間圧延機群4、仕上圧延機6、第2水冷装置7及び水冷後デスケーリング装置16を必須の構成要素とし、それ以外の装置については必須の構成要素とはしない。
更に、本発明の熱間圧延設備1は、H形鋼Sを製造する場合に限定されず、形鋼全般に適用され、例えば、鋼矢板、山形鋼、I形鋼やT形鋼を製造する場合に適用してもよい。
また、前述したように、フランジ外面高圧水噴射装置18は、H形鋼Sの一方のフランジF1の外面F1osに向けて高圧水を噴射する位置のみならず、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置にも設置してもよく、また、H形鋼Sの他方のフランジF2の外面F2osに向けて高圧水を噴射する位置のみに設置してもよい。
更に、H形鋼SのウェブWの上表面Wusに向けて高圧水を噴射するウェブ表面高圧水噴射装置17は必ずしも設置しなくてもよい。
更に、H形鋼SのウェブWの上表面Wusに向けて高圧水を噴射するウェブ表面高圧水噴射装置17は必ずしも設置しなくてもよい。
本発明の効果を検証すべく、図1に示す熱間圧延設備1を用いてH形鋼を製造した場合(本発明例)と、図4に示す熱間圧延設備100を用いてH形鋼を製造した場合(比較例1)と、図4に示す熱間圧延設備100を用いて第2水冷設備7の水冷条件を変更した場合とで、熱間圧延終了後のスケールの厚みの違いについて調査した。
図4に示す熱間圧延設備100は、第2水冷装置7の下流側に水冷後デスケーリング装置16を設置していない以外は図1に示す熱間圧延設備1と同様である。
図4に示す熱間圧延設備100は、第2水冷装置7の下流側に水冷後デスケーリング装置16を設置していない以外は図1に示す熱間圧延設備1と同様である。
ここで、本発明例の場合、図1に示す熱間圧延設備1を用いてH形鋼を製造し、その際のH形鋼の寸法及び鋼種、H形鋼の製造温度、圧延のパス数は次のとおりである。
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側650℃
圧延のパス数:25パス
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側650℃
圧延のパス数:25パス
また、比較例1の場合、図4に示す熱間圧延設備100を用いてH形鋼を製造し、その際のH形鋼の寸法及び鋼種、H形鋼の製造温度、圧延のパス数は本発明例と同様に次のとおりである。
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側650℃
圧延のパス数:25パス
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側650℃
圧延のパス数:25パス
更に、比較例2の場合、図4に示す熱間圧延設備100を用いてH形鋼を製造し、その際のH形鋼の寸法及び鋼種、H形鋼の製造温度、圧延のパス数は次のとおりである。
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側720℃
圧延のパス数:25パス
H形鋼の寸法:800mm(ウェブの幅)×300mm(フランジの高さ)×14mm(ウェブの厚み)×26mm(フランジの厚み)
H形鋼の鋼種:40k鋼
H形鋼の製造温度:加熱炉出側1300℃
仕上圧延機出側850℃
第2水冷装置出側720℃
圧延のパス数:25パス
本発明例、比較例1及び比較例2のそれぞれについて熱間圧延終了後のスケールの厚みを図5に示す。
図5からわかるように、本発明例の熱間圧延終了後のスケールの厚みは50μmであり、比較例1の場合のスケールの厚み80μm及び比較例2の場合のスケールの厚み70μmよりも、当該スケールの厚みが薄くなることが確認された。
このため、本発明例の場合、スケールの割れ、剥離が抑制され、H形鋼の表面の美麗さを得ることができる。
図5からわかるように、本発明例の熱間圧延終了後のスケールの厚みは50μmであり、比較例1の場合のスケールの厚み80μm及び比較例2の場合のスケールの厚み70μmよりも、当該スケールの厚みが薄くなることが確認された。
このため、本発明例の場合、スケールの割れ、剥離が抑制され、H形鋼の表面の美麗さを得ることができる。
1 熱間圧延設備
2 加熱炉
3 粗圧延機
4 中間圧延機群
4a 粗ユニバーサル圧延機
4b エッジャー圧延機
5 第1水冷装置
6 仕上圧延機
7 第2水冷装置(水冷装置)
8 ホットソー
10 第1デスケーリング装置
11 第2デスケーリング装置
12 第3デスケーリング装置
13 第4デスケーリング装置
14 第5デスケーリング装置
15 第6デスケーリング装置
16 水冷後デスケーリング装置
17 ウェブ表面高圧水噴射装置
17a ヘッダ
17b 高圧水噴射ノズル
18 フランジ外面高圧水噴射装置
18a ヘッダ
18b 高圧水噴射ノズル
19 搬送ローラ
S H形鋼
F1、F2 フランジ
F1is、F2is フランジの内面
F1os、F2os フランジの外面
W ウェブ
Wus ウェブの上表面
Wls ウェブの下表面
2 加熱炉
3 粗圧延機
4 中間圧延機群
4a 粗ユニバーサル圧延機
4b エッジャー圧延機
5 第1水冷装置
6 仕上圧延機
7 第2水冷装置(水冷装置)
8 ホットソー
10 第1デスケーリング装置
11 第2デスケーリング装置
12 第3デスケーリング装置
13 第4デスケーリング装置
14 第5デスケーリング装置
15 第6デスケーリング装置
16 水冷後デスケーリング装置
17 ウェブ表面高圧水噴射装置
17a ヘッダ
17b 高圧水噴射ノズル
18 フランジ外面高圧水噴射装置
18a ヘッダ
18b 高圧水噴射ノズル
19 搬送ローラ
S H形鋼
F1、F2 フランジ
F1is、F2is フランジの内面
F1os、F2os フランジの外面
W ウェブ
Wus ウェブの上表面
Wls ウェブの下表面
Claims (4)
- 加熱炉から搬送された被圧延材を粗圧延する粗圧延機と、該粗圧延機の下流側に設置され、前記粗圧延機により粗圧延された被圧延材を中間圧延する中間圧延機群と、該中間圧延機群の下流側に設置され、前記中間圧延機群により中間圧延された被圧延材を製品寸法の形鋼に仕上圧延する仕上圧延機と、該仕上圧延機の下流側に設置され、前記仕上圧延機により仕上圧延された形鋼を水冷する水冷装置とを備え、該水冷装置の下流側に、前記水冷装置により水冷された形鋼のスケールを除去する水冷後デスケーリング装置を設置したことを特徴とする形鋼の熱間圧延設備。
- 前記形鋼は、H形鋼であることを特徴とする請求項1に記載の形鋼の熱間圧延設備。
- 前記水冷後デスケーリング装置は、前記H形鋼のフランジの外面に向けて高圧水を噴射するフランジ外面高圧水噴射装置を備えていることを特徴とする請求項2に記載の形鋼の熱間圧延設備。
- 前記水冷後デスケーリング装置は、前記H形鋼のウェブの表面に向けて高圧水を噴射するウェブ表面高圧水噴射装置を備えていることを特徴とする請求項3に記載の形鋼の熱間圧延設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015213255A JP2017080786A (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 形鋼の熱間圧延設備 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015213255A JP2017080786A (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 形鋼の熱間圧延設備 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7514690B2 (ja) | 2020-08-07 | 2024-07-11 | トピー工業株式会社 | 圧延材製造システム、および、圧延材の製造方法 |
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-
2015
- 2015-10-29 JP JP2015213255A patent/JP2017080786A/ja active Pending
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