JP5760613B2 - 厚鋼板のデスケーリング設備およびデスケーリング方法 - Google Patents
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tan−1(8Lh/5Lp)≦θ≦tan−1(8Lh/3Lp)・・・(1)
ただし、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置の間隔、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチ
を満たすことを特徴とする厚鋼板のデスケーリング設備。
Lw<Lp≦2Lw(H−δ)/H ・・・(2)
ただし、Lw:パスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの厚鋼板幅方向の衝突領域幅、H:パスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ、δ:厚鋼板に発生する最大反り量
を満たすことを特徴とする前記[1]または[2]に記載の厚鋼板のデスケーリング設備。
tan−1(8Lh/5Lp)≦θ≦tan−1(8Lh/3Lp)・・・(1)
ただし、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置の間隔、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチ
を満たすように、厚鋼板へデスケーリング水を噴射することを特徴とする厚鋼板のデスケーリング方法。
Lw<Lp≦2Lw(H−δ)/H ・・・(2)
ただし、Lw:パスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの厚鋼板幅方向の衝突領域幅、H:パスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ、δ:厚鋼板に発生する最大反り量
を満たすようにすることを特徴とする前記[5]または[6]に記載の厚鋼板のデスケーリング方法。
ここで、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の鋼板への衝突位置の間隔(ヘッダ間隔)、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチである。
ここで、Lwはパスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの厚鋼板幅方向の衝突領域幅、Hはパスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ(鋼板の反りがない場合の噴射高さ)、δは厚鋼板に発生する最大反り量である。
2 圧延機
3 プリレベラ(第1熱間矯正機)
4 デスケーリング設備
5 加速冷却設備
6 ホットレベラ(第2熱間矯正機)
10 鋼板(厚鋼板)
10a パスラインにある鋼板
10b パスラインから上方に離れた部分の鋼板
11 上デスケーリングヘッダ
11a 1列目(1本目)の上デスケーリングヘッダ
11b 2列目(2本目)の上デスケーリングヘッダ
12 上デスケーリングノズル
12a 1列目(1本目)の上デスケーリングノズル
12b 2列目(2本目)の上デスケーリングノズル
12A 1列目(1本目)の上デスケーリングノズルのデスケーリング水衝突領域
12B 2列目(2本目)の上デスケーリングノズルのデスケーリング水衝突領域
13 下デスケーリングヘッダ
13a 1列目の下デスケーリングヘッダ
13b 2列目の下デスケーリングヘッダ
14 下デスケーリングノズル
14a 1列目の下デスケーリングノズル
14b 2列目の下デスケーリングノズル
15 ラップ部
16 非衝突部
17 飛散水
21 上面ラミナー冷却ヘッダ
22 上ラミナーノズル
23 下面ラミナー冷却ヘッダ
24 下ラミナーノズル
25 滞留冷却水
26 水切りロール
31 テーブルローラー
Claims (8)
- 熱間圧延後の厚鋼板のデスケーリング設備であって、前記デスケーリング設備は、熱間矯正機よりも搬送方向下流側でかつ、加速冷却設備の搬送方向上流側にあり、前記デスケーリング設備を構成するデスケーリングヘッダは、同じテーブルロール間で、搬送方向に2本並べて配置されるとともに、一方のデスケーリングヘッダに取り付けられたノズルは、他方のデスケーリングヘッダに取り付けられたノズルに対して幅方向に1/2ピッチずらして設置され、厚鋼板の楕円状のデスケーリング水衝突領域の長軸が搬送方向に対してなす角度θが、
tan−1(8Lh/5Lp)≦θ≦tan−1(8Lh/3Lp)・・・(1)
ただし、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置の間隔、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチ
を満たすことを特徴とする厚鋼板のデスケーリング設備。 - 各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置が、搬送方向に200mm以上離れていることを特徴とする請求項1に記載の厚鋼板のデスケーリング設備。
- 各デスケーリングヘッダの幅方向のノズルピッチLpは、
Lw<Lp≦2Lw(H−δ)/H ・・・(2)
ただし、Lw:パスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの厚鋼板幅方向の衝突領域幅、H:パスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ、δ:厚鋼板に発生する最大反り量
を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の厚鋼板のデスケーリング設備。 - 厚鋼板の搬送方向に対向するように、鉛直下向きに対して5〜15°の角度をなしてデスケーリング水が噴射されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の厚鋼板のデスケーリング設備。
- 熱間圧延後の厚鋼板のデスケーリング方法であって、デスケーリング設備を熱間矯正機よりも搬送方向下流側でかつ、加速冷却設備の搬送方向上流側に設置し、前記デスケーリング設備を構成するデスケーリングヘッダを、同じテーブルロール間で、搬送方向に2本並べて配置するとともに、一方のデスケーリングヘッダに取り付けたノズルを、他方のデスケーリングヘッダに取り付けたノズルに対して幅方向に1/2ピッチずらして設置し、厚鋼板の楕円状のデスケーリング水衝突領域の長軸が搬送方向に対してなす角度θが、
tan−1(8Lh/5Lp)≦θ≦tan−1(8Lh/3Lp)・・・(1)
ただし、Lh:各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置の間隔、Lp:1本のデスケーリングヘッダのノズルピッチ
を満たすように、厚鋼板へデスケーリング水を噴射することを特徴とする厚鋼板のデスケーリング方法。 - 各デスケーリングヘッダから噴射したデスケーリング水の厚鋼板への衝突位置が、搬送方向に200mm以上離れるようにすることを特徴とする請求項5に記載の厚鋼板のデスケーリング方法。
- 各デスケーリングヘッダの幅方向のノズルピッチLpは、
Lw<Lp≦2Lw(H−δ)/H ・・・(2)
ただし、Lw:パスラインにある厚鋼板に対するノズル1個当たりの厚鋼板幅方向の衝突領域幅、H:パスラインにある厚鋼板からノズル先端までの高さ、δ:厚鋼板に発生する最大反り量
を満たすようにすることを特徴とする請求項5または6に記載の厚鋼板のデスケーリング方法。 - 厚鋼板の搬送方向に対向するように、鉛直下向きに対して5〜15°の角度をなしてデスケーリング水を噴射することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の厚鋼板のデスケーリング方法。
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- 2011-04-05 JP JP2011083541A patent/JP5760613B2/ja active Active
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CN110624962B (zh) * | 2019-10-17 | 2020-11-17 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种除鳞箱集管结构改进及增强打击力的方法 |
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