JP2017080014A - 座席装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミシン針の破損やファスナーエレメントの破損等を抑制する。【解決手段】複数の表皮材が繋がるように縫合されて、袋状に形成されるシートカバーを備える座席装置において、前記シートカバーは、複数の表皮材を縫い合わせて形成された縫い目と、前記縫い目に沿って縫製された飾り糸と、2つの表皮材を接合するために該2つの表皮材の端に取り付けられたスライドファスナーとを有し、前記スライドファスナーは、前記2つの表皮材に取り付けられた取付部分の長手方向が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向であり、前記取付部分が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向の側の第1の端部と、前記第1の端部と反対側の第2の端部とを有し、前記飾り糸の位置が、前記スライドファスナーの前記取付部分に交差しないように、前記飾り糸の位置と前記第1の端部とを離す。【選択図】図2

Description

本発明は、椅子の表面を布や皮等の表皮材で被覆した椅子に関し、例えば、自動車用のシート(座席装置)に関するものである。
例えば、自動車用のシートは、弾性を有するウレタン等で構成されるパッドを、シートカバーで被覆し保護するように形成することが多い(例えば特許文献1)。シートカバーは、通常、複数の表皮材が繋がるように縫合されて、袋状に形成される。また、袋状のシートカバーには、シートカバーをシートのフレームに着脱できるように、スライドファスナーが取り付けられる。スライドファスナーは、通常、美観を考慮し、複数の表皮材の継ぎ目に設けられる。
一方、複数の表皮材の継ぎ目の近くには、美観を向上させるために、継ぎ目に沿って、飾り糸による縫い目が設けられることがある。飾り糸は、複数の表皮材が縫合され、また、スライドファスナーが取り付けられた後に施される。
したがって、飾り糸の位置が、スライドファスナーの近くに設定、例えば、スライドファスナーの端部と交差するように設定された場合は、飾り糸を施す際に、ミシン針がスライドファスナーのエレメント(噛み合せ樹脂部)を踏み抜いて通過することになり、ミシン針の破損やファスナーエレメントの破損、あるいは飾り糸の切れや縫製線が蛇行して見栄えが悪くなる等の恐れが生じる。
特開2013−63217号公報
本発明の目的は、飾り糸を施す際に、上述したミシン針の破損やファスナーエレメントの破損、あるいは飾り糸の切れや縫製線の蛇行を抑制できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための、本願発明に係る座席装置の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の表皮材が繋がるように縫合されて、袋状に形成されるシートカバーを備える座席装置であって、
前記シートカバーは、複数の表皮材を縫い合わせて形成された縫い目と、前記縫い目に沿って縫製された飾り糸と、2つの表皮材を接合するために該2つの表皮材の端に取り付けられたスライドファスナーとを有し、
前記スライドファスナーは、前記2つの表皮材に取り付けられた取付部分の長手方向が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向であり、前記取付部分が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向の側の第1の端部と、前記第1の端部と反対側の第2の端部とを有し、
前記飾り糸の位置が、前記スライドファスナーの前記取付部分に交差しないように、前記飾り糸の位置と前記第1の端部とが離れていることを特徴とする座席装置。
上記構成によれば、ミシン針の破損やファスナーエレメントの破損、あるいは飾り糸の切れや縫製線の蛇行を抑制できる。
本発明の実施形態に係る座席装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る座席装置の背面を示す斜視図である。 図2のA‐A断面図である。 本発明の実施形態に係るスライドファスナー全開時の状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るスライドファスナー全閉時の状態を示す図である。 図5のB‐B断面図である。 図5のC‐C断面図である。
(本発明の実施形態)
本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る座席装置の斜視図である。本実施形態の座席装置10は、自動車用のシートであり、図1に示すように、着座者が腰を下ろすシートクッション(着座部)1と、着座者の背もたれとなるシートバック2と、着座者の頭部を支えるヘッドレスト3とを含むように構成される。11は、シートを保護するシートカバーの一部を構成する表皮材であって、シートバック2の左側面を覆い保護する左側面表皮材である。なお、本明細書において上下左右前後は、座席装置10の着座者から見た方向をいう。
図2は、本発明の実施形態に係る座席装置の背面を示す斜視図である。
図2において、x1は右方向、x2は左方向、y1は前方向、y2は後方向、z1は上方向、z2は下方向を示す。図2に示すように、シートバック2は、左側面表皮材11と、シートバック2の左背面を覆う左背面表皮材12と、シートバック2の中央背面を覆う中央背面表皮材13と、シートバック2の右背面を覆う右背面表皮材14と、シートバック2の後部上面を覆う後部上面表皮材16と、シートバック2の右側面を覆う右側面表皮材(不図示)とを含むように構成される。
左側面表皮材11と左背面表皮材12と後部上面表皮材16とは、互いに繋がるように縫合される。また、右側面表皮材と右背面表皮材14と後部上面表皮材16とは、互いに繋がるように縫合される。
中央背面表皮材13は、その上部において、左背面表皮材12の上部、及び右背面表皮材14の上部と縫合され、後部上面表皮材16と縫合される。17は、中央背面表皮材13と左背面表皮材12との継ぎ目である。18は、中央背面表皮材13と右背面表皮材14との継ぎ目である。19は、中央背面表皮材13と後部上面表皮材16との継ぎ目であり、左側面表皮材11と左背面表皮材12との継ぎ目であり、右側面表皮材と右背面表皮材14との継ぎ目である。22は、美観を向上させるための飾り糸の縫い目である。
中央背面表皮材13は、継ぎ目17と継ぎ目18の上部において、左背面表皮材12の上部、及び右背面表皮材14の上部と縫合されている。また、中央背面表皮材13は、継ぎ目17と継ぎ目18の中央部及び下部において(つまり、縫合部の下部において)、スライドファスナー30(図3、図6、図7参照)により、それぞれ、左背面表皮材12、及び右背面表皮材14と接合可能となっている。図2は、スライドファスナー30の下部が開いた状態を示す。
図3は、図2のA‐A断面図であり、継ぎ目17の上部における縦断面である。
図3に示すように、中央背面表皮材13は、継ぎ目19において、後部上面表皮材16と、縫糸21により縫合されている。また、継ぎ目19の下方であって、継ぎ目19の近傍に、飾り糸22が設けられている。飾り糸22は、中央背面表皮材13と後部上面表皮材16とが、縫糸21により縫合された後、縫製される。
後部上面表皮材16は、後部上面表皮材16の表面(外側面)を覆う表面部材である後部上面表面部材16aと、後部上面表皮材16の内側面を覆う後部上面フィルム16cと、後部上面表面部材16aと後部上面フィルム16cとの間に設けられ、衝撃を緩和するための詰め物である後部上面パッド16bと、を含むように構成される。
中央背面表皮材13は、中央背面表皮材13の表面(外側面)を覆う表面部材である中央背面表面部材13aと、中央背面表皮材13の内側面を覆う中央背面フィルム13cと、中央背面表面部材13aと中央背面フィルム13cとの間に設けられ、衝撃を緩和するための詰め物である中央背面パッド13bと、を含むように構成される。
後部上面表面部材16aや中央背面表面部材13a等の表面部材は、例えば、化学繊維や人工皮革や本革で構成される。後部上面フィルム16cや中央背面フィルム13c等のフィルムは、例えば、透明な合成樹脂で構成される。後部上面パッド16bや中央背面パッド13b等のパッドは、例えば、弾性を有するウレタン等で構成される。
図2で説明したように、スライドファスナー30は、中央背面表皮材13と左背面表皮材12との継ぎ目17と、中央背面表皮材13と右背面表皮材14との継ぎ目18とに設けられる。図3では、継ぎ目17に設けられたスライドファスナー30のスライダー33と、非縫製部35を示す。非縫製部35は、スライドファスナー30のエレメント31が固定されるテープ32が、継ぎ目17を形成する中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫製されていない部分である。
スライドファスナー30は、よく知られているように、互いに噛み合う1組のエレメント(噛み合せ部)31を、それぞれ、布等のテープ32に固定し、1組のエレメント31が固定された1組のテープ32を、それぞれ、開閉対象の1組の布等に縫い合わせ、対向するエレメント31同士を、スライダー33により噛み合わせ、又は噛み合わせ解除し、開閉対象の布等を開閉するものである。エレメントは、例えば硬質樹脂で形成される。スライダー33は、例えば金属で形成される。
従来は、スライドファスナー30(詳しくはテープ32)の非縫製部35に該当する部分も、中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫製していた。そのため、継ぎ目19近傍まで、エレメント31の付いたテープ32が、中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫製される。したがって、飾り糸22を施すときに、ミシン針が、エレメント31を踏み抜くことになり、ミシン針やエレメント31の破損を生じていた。
本実施形態では、スライドファスナー30は、図3における縫製下端17bよりも下方において中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫製され、縫製下端17bよりも上方においては、中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫製されない。縫製下端17bは、中央背面表皮材13と左背面表皮材12が縫製された縫製下端であり、スライドファスナー30により2つの表皮材(中央背面表皮材13と左背面表皮材12)が開閉する上端(表皮材開閉上端)である。こうして、スライドファスナー30により中央背面表皮材13が開閉する。
このように、飾り糸22を施す位置にスライドファスナー30(詳しくは、テープ32のエレメント31)を縫製しない、つまり、飾り糸22を施す位置とスライドファスナー30の縫製端部との距離を、所定距離(ミシン針がエレメント31と接触しない距離)以上離すようにしたので、ミシン針の破損やファスナーエレメント31の破損、あるいは飾り糸22の切れや縫製線が蛇行して見栄えが悪くなることを抑制できる。図3の例では、上記所定距離を約50mmとした。
また、図3の例では、飾り糸22を継ぎ目19の下方に配置したが、継ぎ目19の上方に配置することも可能である。このように、飾り糸22の位置に関する自由度が向上するので、デザインの自由度が向上し、美観を向上させることができる。
また、非縫製部35の長さを、上記所定距離程度の長さとしたので、スライドファスナー30のテープ32を中央背面表皮材13と左背面表皮材12に縫い合わせる作業が容易となる。
また、スライドファスナー30の非縫製部35が、縫製下端17b付近に生じる小さな隙間を遮蔽するので、この隙間からシートバック2の内部が見えることを抑制でき、美観が向上する。
図4は、本発明の実施形態に係るスライドファスナー全開時の状態を示す図である。
図4では、ヘッドレスト3の図示を省略している。図4に示すように、継ぎ目17と継ぎ目18に設けられた左右のスライドファスナー30を全開にすると、中央背面表皮材13は、継ぎ目17において縫製下端(表皮材開閉上端)17bまで開くことができ、同様に、継ぎ目18において縫製下端(表皮材開閉上端)まで開くことができる。
図4において、中央背面表皮材13の左端には、左のスライドファスナー30の1組のエレメント31のうち、右側のエレメントであるエレメント右部31bが示され、左背面表皮材12の右端には、左のスライドファスナー30の1組のエレメント31のうち、左側のエレメントであるエレメント左部31aが示されている。17aは、継ぎ目17の上端、つまり、継ぎ目17が継ぎ目19に到達する点である。17cは、継ぎ目17の下端、つまり、スライドファスナー30の開動作を開始する点である。17bは、上述したように、縫製下端であり、スライドファスナー30により2つの表皮材の開動作を終了する点(表皮材開閉上端)である。
図5は、本発明の実施形態に係るスライドファスナー全閉時の状態を示す図である。図6は、図5のB‐B断面図であり、継ぎ目17の上端17aと縫製下端17bの間における横断面図である。横断面とは、図2のxy面である。図7は、図5のC‐C断面図であり、縫製下端17bと下端17cの間における横断面図である。図5では、ヘッドレスト3の図示を省略している。
図6に示すように、継ぎ目17の上部(継ぎ目17の上端17aと縫製下端17bの間)においては、中央背面表皮材13と左背面表皮材12とが、互いに繋がるように、縫糸23により縫い合わされる。図6において、中央背面表皮材13の中央背面表面部材13aや、左背面表皮材12の左背面表面部材12aは、シートバック2の外側に面しており、中央背面表皮材13と左背面表皮材12の境界には、継ぎ目17が、凹型の溝状に形成される。スライドファスナー30は、シートバック2の内部に配置されている。
左背面表皮材12は、左背面表皮材12の表面(外側面)を覆う表面部材である左背面表面部材12aと、左背面表皮材12の内側面を覆う左背面フィルム12cと、左背面表面部材12aと左背面フィルム12cとの間に設けられ、衝撃を緩和するための詰め物である左背面面パッド12bと、を含むように構成される。
この継ぎ目17の上部(図2のz1方向)においては、スライドファスナー30は、図3の非縫製部35であり、中央背面表皮材13や左背面表皮材12と縫い合わされていない。つまり、図6において、テープ左部32aと左背面表皮材12とは縫い合わされてなく、テープ右部32bと中央背面表皮材13とは縫い合わされていない。また、この継ぎ目17の上部においては、エレメント左部31aとエレメント右部31bは、噛み合った状態(図3の状態)とすることもできるし、噛み合わない状態とすることもできる。
次に、図7に示すように、継ぎ目17の下部(継ぎ目17の下端17cと縫製下端17bとの間)においては、左背面表皮材12と中央背面表皮材13とが、スライドファスナー30に繋がるように、それぞれ、縫糸24aと縫糸24bにより縫い合わされる。詳しくは、スライドファスナー30のテープ左部32aと左背面表皮材12の端部とが、縫糸24aにより縫い合わされ、スライドファスナー30のテープ右部32bと中央背面表皮材13の端部とが、縫糸24bにより縫い合わされる。
図7においても、中央背面表皮材13の中央背面表面部材13aや、左背面表皮材12の左背面表面部材12aは、シートバック2の外側に面しており、中央背面表皮材13と左背面表皮材12の境界には、継ぎ目17が、凹型の溝状に形成される。スライドファスナー30は、シートバック2の内部に配置されている。
この継ぎ目17の下部においては、エレメント左部31aとエレメント右部31bは、噛み合った状態(閉状態)と開放された状態(開状態)のいずれかの状態になることができる。図7では、閉状態を示している。
図2や図3に示すように、スライドファスナー30を開閉するスライダー33は、2つの表皮材(中央背面表皮材13と左背面表皮材12、あるいは、中央背面表皮材13と右背面表皮材14)の内側に配置されるようにしたので、スライドファスナー30のエレメント31が露出することを抑制でき、美観が向上する。
本実施形態によれば、少なくとも以下に示す効果を奏する。
(A1)スライドファスナーは、2つの表皮材に取り付けられた取付部分の長手方向が、飾り糸の縫製方向と交差する方向であり、取付部分が、飾り糸の縫製方向と交差する方向の側の第1の端部と、第1の端部と反対側の第2の端部とを有し、飾り糸の位置が、スライドファスナーの取付部分に交差しないように、飾り糸の位置と第1の端部とが離れているように構成したので、ミシン針の破損やファスナーエレメントの破損、あるいは飾り糸の切れや縫製線の蛇行を抑制でき、また、飾り糸の位置に関する自由度が向上するので、デザインの自由度が向上し、美観を向上できる。
(A2)スライドファスナーは、第1の端部から第2の端部と反対側に延び、かつ、2つの表皮材に縫い付けられていない非縫製部を有するように構成したので、スライドファスナーのテープを表皮材に縫い合わせる作業が容易となる。また、非縫製部が、縫製下端付近に生じる小さな隙間を遮蔽するので、この隙間からシートバックの内部が見えることを抑制でき、美観が向上する。
(A3)第1の端部から飾り糸の位置まで2つの表皮材が縫い合わされるように構成したので、スライドファスナーの延長線上に縫い目が位置し、美観が向上する。
(A4)スライドファスナーを開閉するスライダーは、2つの表皮材の内側に配置されるように構成したので、スライドファスナーのエレメントが露出することを抑制でき、美観が向上する。
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
また、上記実施形態では、自動車に用いる自動車シートについて説明したが、本発明は、自動車以外のシート(座席装置)にも適用することができる。
1…シートクッション、2…シートバック、3…ヘッドレスト、10…シート(座席装置)、11…左側面表皮材、12…左背面表皮材、12a…左背面表面部材、12b…左背面パッド、12c…左背面フィルム、13…中央背面表皮材、13a…中央背面表面部材、13b…中央背面パッド、13c…中央背面フィルム、14…右背面表皮材、16…後部上面表皮材、16a…後部上面表面部材、16b…後部上面パッド、16c…後部上面フィルム、17…継ぎ目、17a…上端、17b…縫製下端(表皮材開閉上端)、17c…下端、18…継ぎ目、19…継ぎ目、21…縫糸、22…飾り糸、23…縫糸、24a…縫糸、24b…縫糸、30…スライドファスナー、31…エレメント(噛み合せ部)、31a…エレメント左部、31b…エレメント右部、32…テープ、32a…テープ左部、32b…テープ右部、33…スライダー、35…非縫製部。

Claims (4)

  1. 複数の表皮材が繋がるように縫合されて、袋状に形成されるシートカバーを備える座席装置であって、
    前記シートカバーは、複数の表皮材を縫い合わせて形成された縫い目と、前記縫い目に沿って縫製された飾り糸と、2つの表皮材を接合するために該2つの表皮材の端に取り付けられたスライドファスナーとを有し、
    前記スライドファスナーは、前記2つの表皮材に取り付けられた取付部分の長手方向が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向であり、前記取付部分が、前記飾り糸の縫製方向と交差する方向の側の第1の端部と、前記第1の端部と反対側の第2の端部とを有し、
    前記飾り糸の位置が、前記スライドファスナーの前記取付部分に交差しないように、前記飾り糸の位置と前記第1の端部とが離れていることを特徴とする座席装置。
  2. 請求項1に記載した座席装置であって、
    前記スライドファスナーは、前記第1の端部から前記第2の端部と反対側に延び、かつ、前記2つの表皮材に縫い付けられていない非縫製部を有することを特徴とする座席装置。
  3. 請求項1に記載した座席装置であって、
    前記第1の端部から前記飾り糸の位置まで、前記2つの表皮材が縫い合わされたことを特徴とする座席装置。
  4. 請求項1に記載した座席装置であって、
    前記スライドファスナーを開閉するスライダーは、前記2つの表皮材の内側に配置されたことを特徴とする座席装置。
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