JP2017078558A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル部でオート調理が可能なガスコンロにおいて、高い安全性及び優れた着火性を確保するとともに、バーナ点火時の消費電力を抑える構造を提供する。
【解決手段】少なくとも1つのグリルバーナ22aを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が可能なガスコンロにおいて、電源70と接続され、高電圧を発生するグリル部専用イグナイタ30と、電源と接続され、高電圧を発生するコンロ部共用イグナイタ15と、オート調理が可能なグリル部のグリルバーナの点火電極31aに、グリル部専用イグナイタを接続した通電回路と、オート調理が行われないコンロ部のコンロバーナ12aの点火電極16aに、コンロ部共用イグナイタを接続した通電回路とを設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ガスコンロに関する。特に、本発明は、バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理機能を備えたガスコンロに関する。
ガスコンロの点火装置として、電池等の電源と接続されたイグナイタと、バーナに臨む点火電極とを有し、点火操作部で点火操作が行われると、イグナイタが発生する高電圧を点火電極に印加し、点火電極から生じる火花放電によりバーナに供給されたガスを点火させるものが知られている。
従来、複数のバーナを有するガスコンロには、コストや回路を設けるスペースの観点から、1つのイグナイタが搭載されており、イグナイタの複数の出力端子と複数のバーナの点火電極とをそれぞれ電気的に接続して各点火電極から火花放電を生じさせている。例えば、図5に示すように、コンロバーナ801a,801bとグリルバーナ802とを有するガスコンロでは、イグナイタ803の高圧トランス804の一方の二次コイル805aに2つのコンロバーナ801a,801bの点火電極810a,810bを直列に接続し、他方の二次コイル805bにグリルバーナ802の2つの点火電極820a,820bを直列に接続した点火装置が用いられている。また、通常、複数のコンロバーナは同時に点火操作されず、コンロバーナごとに点火操作が行われるため、複数の点火電極が設けられたグリルバーナを点火させるための放電開始電圧は、コンロバーナのそれよりも高くなり、放電エネルギーのロスが大きくなる。そのため、図6に示すように、イグナイタ903の高圧トランス904の一方の二次コイル905aにコンロバーナ901aの点火電極910a及びグリルバーナ902の点火電極920aを直列に接続し、他方の二次コイル905bにコンロバーナ901bの点火電極910b及びグリルバーナ902の点火電極920bを直列に接続した点火装置を用い、放電エネルギーの不均衡を解消することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平11−230552号公報
ところで、近年、グリルバーナとして上火バーナ及び下火バーナを有し、これらのグリルバーナの火力を自動で調整し、種々の調理物を美味しく焼き上げることができるオート調理機能を有するガスコンロが提案されている。この種のオート調理が可能なガスコンロでは、グリル部の所定位置で検知される温度や調理時間に基づいてグリルバーナの火力が調整されるが、例えば、線材からなる焼網と異なり、熱容量の大きなプレート状の調理器具や鍋型の調理器具が用いられると、グリルバーナの火力を小火にしても、調理器具の温度が十分に低下せず、多量の油煙が発生したり、調理物の焼き過ぎが生じやすい。特に、下火バーナは調理器具を下方から加熱するため、下火バーナが点火されたままの状態で火力調整を行っても、調理器具の温度が下がり難い。そのため、このような調理器具を用いてグリル部でオート調理を行う場合、グリルバーナの火力を調整するだけでなく、グリルバーナを点消火させながら、加熱調理する必要がある。
しかしながら、上記従来技術のようにコンロ部及びグリル部の全てのバーナで単一のイグナイタを共用しているガスコンロでは、1つのグリルバーナを点火させると、オート調理が行われないコンロ部の全てのコンロバーナの点火電極にも火花放電が生じる。単一のイグナイタを用いたガスコンロで使用者が点火操作してグリルバーナが点火される場合、使用者の意図により全てのバーナの点火電極から火花放電が生じており、また、通常、グリルバーナとコンロバーナとを同時に点火操作することはないから、グリルバーナの点火操作時に火花放電が生じているコンロバーナ近傍に使用者が手を近づけることはない。これに対し、オート調理中、消火されていたグリルバーナが再点火される場合、使用者はグリルバーナの点火のタイミングを知らないから、コンロバーナ近傍で作業している場合がある。その結果、使用者は、使用者の予期しないコンロバーナの点火電極から生じる火花放電に驚いたり、高電圧に晒されたりする虞がある。このような問題は、オート調理が可能なコンロ部と、オート調理が行われないグリル部を設けた場合にも生じる。
また、単一のイグナイタを用いた場合、オート調理中、グリルバーナの点消火が繰り返されると、点火が不要なコンロバーナの点火電極にも高電圧の印加が繰り返されるから、放電エネルギーのロスが多くなり、消費電力が大きくなる。
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、オート調理が行われる調理部と、オート調理が行われない調理部とを有するガスコンロにおいて、高い安全性及び優れた着火性を確保するとともに、バーナ点火時の消費電力を抑えることにある。
本発明は、
点火電極が付設された第1バーナを有し、第1バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が可能な第1調理部と、
点火電極が付設された第2バーナを複数有し、第2バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が行われない第2調理部と、を備えるガスコンロであって、
電源と接続され、高電圧を発生する第1調理部専用イグナイタと、
前記電源と接続され、高電圧を発生する第2調理部共用イグナイタと、
前記オート調理が行われる第1調理部の第1バーナの点火電極が、前記1調理部専用イグナイタに接続された通電回路と、
前記オート調理が行われない第2調理部の複数の第2バーナの点火電極が、前記第2調理部共用イグナイタに接続された通電回路と、を有するガスコンロである。
上記ガスコンロによれば、オート調理が行われる第1調理部の第1バーナの点火電極に高電圧を印加する第1調理部専用イグナイタと、オート調理が行われない第2調理部の複数の第2バーナの点火電極に高電圧を印加する第2調理部共用イグナイタとを別個に設け、第1調理部専用イグナイタは、第1バーナの点火電極との間で通電回路を形成し、第2調理部共用イグナイタは、複数の第2バーナの点火電極との間で通電回路を形成しているため、第1バーナと第2バーナの点火はそれぞれ独立して行われる。そのため、第1調理部でのオート調理中、消火されている第1バーナが再点火されても、第1バーナの点火電極のみに高電圧が印加され、第2バーナの点火電極に高電圧は印加されない。それゆえ、オート調理中、第2バーナの点火電極から使用者の予期しない火花放電を防止できる。
また、上記ガスコンロによれば、第1バーナと第2バーナの点火を独立させているから、いずれか一方のバーナが点火される場合でも、他方のバーナの点火電極に高電圧は印加されない。そのため、点火の不要なイグナイタに電力供給されることもない。
上記ガスコンロにおいて、好ましくは、
前記第1調理部は、グリル部であり、
前記第2調理部は、コンロ部である。
一般に、グリル部はコンロ本体内に収容されており、コンロ部はコンロ本体の上部に露出状態で設けられているため、単一のイグナイタを用いた場合、グリル部でオート調理が行われると、露出したコンロ部のコンロバーナの点火電極で火花放電が生じるが、上記ガスコンロによれば、グリル部でオート調理が行われても、コンロバーナの点火電極から使用者の予期しない火花放電を防止できる。
上記ガスコンロにおいて、好ましくは、
点火電極が付設されたグリルバーナを複数有し、少なくとも1つのグリルバーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が可能なグリル部と、
点火電極が付設されたコンロバーナを複数有し、コンロバーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が行われないコンロ部と、を備え、
電源と接続され、高電圧を発生するグリル部専用イグナイタと、
前記電源と接続され、高電圧を発生するコンロ部共用イグナイタと、
前記グリル部の複数のグリルバーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに接続された通電回路と、
前記コンロ部の複数のコンロバーナの点火電極が、前記コンロ部共用イグナイタに接続された通電回路と、を有する。
上記ガスコンロによれば、オート調理が可能なグリル部の複数のグリルバーナの点火電極に高電圧を印加するグリル部専用イグナイタと、オート調理が行われないコンロ部の複数のコンロバーナの点火電極に高電圧を印加するコンロ部共用イグナイタとを別個に設け、グリル部専用イグナイタは、複数のグリルバーナの点火電極のみとの間で通電回路を形成し、コンロ部共用イグナイタは、複数のコンロバーナの点火電極のみとの間で通電回路を形成しているため、コンロバーナとグリルバーナの点火はそれぞれ独立して行われる。そのため、グリル部でのオート調理中、消火されているグリルバーナが再点火されても、グリルバーナの点火電極のみに高電圧が印加され、いずれのコンロバーナの点火電極にも高電圧は印加されない。それゆえ、オート調理中、コンロバーナの点火電極から使用者の予期しない火花放電を防止できる。
また、上記ガスコンロによれば、グリルバーナとコンロバーナの点火を独立させているから、コンロ部またはグリル部のいずれか一方のバーナが点火される場合でも、他方のバーナの点火電極に高電圧は印加されない。そのため、点火の不要なイグナイタに電力供給されることもない。
上記ガスコンロにおいて、好ましくは、
前記グリル部は、少なくとも1つの上火バーナと、少なくとも1つの下火バーナとを有し、
前記オート調理中、前記上火バーナを点火させた状態で、前記下火バーナを点消火させながら調理物が加熱調理され、
前記グリル部の1つの上火バーナ及び1つの下火バーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに直列接続された通電回路が設けられる。
バーナに燃焼炎が形成されると、燃焼炎の周囲に水分、水素や炎イオンなどの導電性の物質が存在し、これらが点火電極に近づくため、点火電極からの火花放電は、燃焼炎よりも離れたターゲットに向かって飛ばず、燃焼炎に沿ってバーナに向かって飛びやすくなり、放電エネルギーのロスが小さくなる。従って、1つの上火バーナ及び1つの下火バーナの点火電極がグリル部専用イグナイタに直列接続された通電回路を設けることにより、オート調理中、上火バーナに燃焼炎が形成された状態で下火バーナの点火電極から火花放電を生じさせることができるから、下火バーナ同士を直列接続した通電回路を設ける場合よりも放電エネルギーのロスを小さくできる。
上記上下バーナを有するガスコンロにおいて、好ましくは、
点火電極が付設され、前記グリル部の調理中に発生する油煙や臭気成分を脱煙・脱臭させる少なくとも1つのアフターバーナを備え、
前記オート調理中、前記上火バーナ及び前記アフターバーナを点火させた状態で、前記下火バーナを点消火させながら調理物が加熱調理され、
前記グリル部の1つの下火バーナ及び前記1つのアフターバーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに直列接続された通電回路が設けられる。
上記ガスコンロによれば、オート調理中、上火バーナ及びアフターバーナを点火させた状態で下火バーナが点消火されるが、上火バーナと同様に、1つの下火バーナ及び1つのアフターバーナの点火電極がグリル部専用イグナイタと直列接続された通電回路を設けることにより、上火バーナ及びアフターバーナに燃焼炎が形成された状態で複数の下火バーナの点火電極から火花放電を生じさせることができる。
以上のように、本発明によれば、第1バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理中、第1バーナが再点火されても、第2バーナの点火電極に高電圧は印加されず、第2バーナの点火電極から火花放電は生じないから、予期しない火花放電による使用者の驚きを防止できる。また、オート調理中、使用者が高電圧に晒される虞もない。
また、本発明によれば、グリルバーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理中、グリルバーナが再点火されても、いずれのコンロバーナの点火電極にも高電圧は印加されず、コンロバーナの点火電極から火花放電は生じないから、予期しない火花放電による使用者の驚きを防止できる。また、オート調理中、使用者がコンロバーナ前で作業をしていても、使用者が高電圧に晒される虞もない。
また、本発明によれば、グリルバーナとコンロバーナの点火を独立させて、いずれか一方のバーナの点火時に、他方のバーナの点火が不要である場合、点火の不要な他方のバーナの点火電極には高電圧は印加されないから、単一のイグナイタにより全てのバーナの点火電極に高電圧が印加されていた従来のものに比べて、放電エネルギーのロスが少なくなり、消費電力を抑えることができる。
さらに、本発明によれば、グリルバーナとして上下バーナを有し、上火バーナを点火させた状態で、下火バーナを点消火させながらオート調理するガスコンロでは、オート調理中、上火バーナに燃焼炎が形成された状態で、下火バーナの点火電極から火花放電を生じさせることができるから、放電エネルギーのロスが小さくなり、円滑に下火バーナを再点火することができる。
そして、本発明によれば、上下バーナとアフターバーナを有し、上火バーナ及びアフターバーナを点火させた状態で、下火バーナを点消火させながらオート調理するガスコンロでは、オート調理中、上火バーナ及びアフターバーナに燃焼炎が形成された状態で、複数の下火バーナの点火電極から火花放電を生じさせることができるから、さらに放電エネルギーのロスが小さくなり、円滑に複数の下火バーナを再点火することができる。
従って、本発明によれば、高い安全性を有するとともに、着火性に優れ、消費電力の少ないガスコンロを提供できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す概略斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示す要部概略断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの一例を示すガス回路図である。 図4は、本発明の実施の形態に係るガスコンロの点火装置の一例を示す電気回路図である。 図5は、従来のガスコンロの点火装置の一例を示す電気回路図である。 図6は、従来のガスコンロの点火装置の他の一例を示す電気回路図である。
以下、図面を参照しながら、本実施の形態に係るガスコンロについて具体的に説明する。図1は、本実施の形態のガスコンロの一例を示す概略斜視図であり、図2は、その要部概略断面図である。図1に示すように、天板10の上面には、3つのコンロバーナ(第2バーナ)12a,12b,12cを有するオート調理が行われないコンロ部(第2調理部)2が設けられており、コンロ部2の下方には、矩形箱状のオート調理が可能なグリル部(第1調理部)1がコンロ本体3と一体に設けられている。
3つのコンロバーナ12a,12b,12cはそれぞれ、バーナヘッドの下面とバーナボディの上面との間に多数の炎孔120a,120b,120cが環状に形成された外炎式のバーナである。コンロバーナ12a,12b,12cの炎孔120a,120b,120c近傍位置にはそれぞれ、後述するコンロ部共用イグナイタ(第2調理部共用イグナイタ)15から高電圧が印加された際に、対応する炎孔120a,120b,120cの周辺へ向けて火花放電する点火電極16a,16b,16cと、対応する炎孔120a,120b,120cにおける燃焼炎の有無を検知する熱電対17a,17b,17cとが設けられている。熱電対17a,17b,17cで検知された検知信号はそれぞれ、後述するコントローラ60に出力される。なお、コンロバーナ12a,12b,12cは、火力が相違する以外、点火に関しては同様の構成を有するため、特に区別の必要がない場合、以下ではこれらをまとめてコンロバーナ12と表記し、後述する他の引用番号においても、同様の構成についてはまとめて表記する場合がある。
グリル部1は、調理物Fを収容する加熱庫20と、加熱庫20内で生じた油煙や臭気成分、水蒸気等を排気口13へ導く排気筒21とを備える。加熱庫20内には、調理物Fを加熱するためのグリルバーナ22として、上火バーナ22aと、2つの下火バーナ22b,22cとが設けられており、排気筒21内には、加熱庫20から排気筒21内に導かれた油煙や臭気成分を脱煙・脱臭させるためのアフターバーナ24が設けられている。
コンロ本体3の正面部には、加熱庫20内に調理物Fを出し入れするための取出口200が設けられており、取出口200には、前後にスライド開閉するグリル扉25が設けられている。グリル扉25の後面部には、トレイ受け枠250が連結されており、トレイ受け枠250の上部には、グリルトレイ26が載置されている。また、トレイ受け枠250の上部で且つグリルトレイ26の上方位置には、調理物Fを載置するための焼網(図示せず)やグリルプレート27、あるいはグリルトレイ26上に鍋型容器(図示せず)が取り付けられる。従って、グリル扉25を開けば、グリルトレイ26とともに焼網、グリルプレート27や鍋型容器が取出口200から引き出される。
グリルプレート27は、金属(例えば、アルミニウム)やセラミック材料で形成された平皿状の板体であり、その上面に調理物Fが載置される。
加熱庫20の奥部には、排気用開口201が開設されている。排気筒21は、排気用開口201から排気口13へ向かって斜め上方に延設されており、ガスの燃焼排気や、調理物Fから放出された油煙、臭気成分、水蒸気等は、排気用開口201から排気筒21を通って排気口13へ導かれ、外部へ排出される。
上火バーナ22aは、加熱庫20の上壁202に沿って配設され、下面部がセラミック製の板体で構成された表面燃焼式のセラミックバーナであり、上記板体の下面部の略全域に炎孔220aが開設されている。2つの下火バーナ22b,22cはそれぞれ、加熱庫20の左右の側壁203の下部に沿って前後方向に延設され、ステンレス等の金属板を重ね合わせて構成された板金式の棒状のバーナであり、加熱庫20の中央部に向かって炎孔220b,220cが開口されている。
アフターバーナ24は、排気筒21の底壁における排気用開口201寄りの位置に配設されており、アフターバーナ24の炎孔240から排気用開口201の出口付近へ向けて上方に放出されるガスの燃焼排気によって、排気筒21内へ導かれた油煙や臭気成分が脱煙・脱臭される。
グリルバーナ22の炎孔220及びアフターバーナ24の炎孔240近傍位置にはそれぞれ、後述するグリル部専用イグナイタ(第1調理部専用イグナイタ)30から高電圧が印加された際に、対応する炎孔220,240の周辺へ向けて火花放電する点火電極31(31a,31b,31c),32と、対応する炎孔220,240における燃焼炎の有無を検知する熱電対33(33a,33b,33c),34とが設けられている。また、加熱庫20内における排気用開口201の近傍位置には、加熱庫20内の温度を検知する庫内温度センサ35が設けられている。熱電対33,34及び庫内温度センサ35で検知された検知信号は、後述するコントローラ60に出力される。
図1に示すように、コンロ本体3の正面部には、電源からの給電をオン/オフ操作するための電源スイッチ29と、コンロバーナ12a,12b,12cの点火や消火を行うためのコンロ部用点消火操作部50(50a,50b,50c)と、グリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火や消火を行うためのグリル部用点消火操作部51とが設けられている。これらの点消火操作部50,51は、押し込み位置と突出位置で保持自在及び進退自在に設けられ、突出位置に切り換えられると内部に備えられた後述する点消火スイッチ501(501a,501b,501c),502がオンして点火を指令し、押し込み位置に切り換えられると点消火スイッチ501,502がオフして消火を指令する構成となっている。また、これらの点消火操作部50,51はそれぞれ、コンロバーナ12とグリルバーナ22の火力を手動調整する機能を兼備している。グリル部用点消火操作部51の下方には、グリル部1でオート調理を行うための操作ユニット52が設けられている。操作ユニット52には、グリルプレート27を用いてオート調理するときに選択するプレート調理モード用のプレートスイッチ521と、焼網を用いてオート調理するときに選択する焼網調理モード用のオートスイッチ522と、調理物の焼き加減を選択するための焼き加減スイッチ523とが設けられている。また、操作ユニット52には、これらの操作スイッチ521,522,523の押し操作を繰り返すことにより、調理物の種類や焼き加減などが変更されて点灯表示される表示ランプ524や表示器(7セグメントLED)525が設けられている。操作スイッチ521,522,523を操作することによる操作信号は、後述するコントローラ60に出力される。
図3に示すように、コンロ本体3の内部には、ガス元管から供給されるガスを各バーナ12,22,24へ導くガス管路300が配設されている。ガス管路300には、各コンロバーナ12a,12b,12cへのガスの供給を遮断可能な元ガス弁40(40a,40b,40c)が介設されている。また、上火バーナ22a及びアフターバーナ24に接続されているガス管路300には、これらの点消火が連動して行われるように、各バーナ22a,24への分岐よりも上流側に上火バーナ22a及びアフターバーナ24へのガスの供給を遮断可能な元ガス弁41が介設されている。さらに、下火バーナ22b,22cに接続されているガス管路300には、これらの点消火が連動して行われるように、下火バーナ22b,22cへのガスの供給を遮断可能な元ガス弁43が介設されている。また、ガス管路300には、各コンロバーナ12a,12b,12cへのガスの供給量を調整可能な火力調整弁42(42a,42b,42c)と、上火バーナ22へのガスの供給量を調整可能な火力調整弁44と、下火バーナ22b,22cへのガスの供給量を調整可能な火力調整弁45とが介設されている。
ガスコンロ全体の動作を制御するコントローラ60には、熱電対17,33,34、コンロ部共用及びグリル部専用イグナイタ15,30、庫内温度センサ35、元ガス弁40,41,43、火力調整弁42,44,45、電源スイッチ29、コンロ部用及びグリル部用点消火操作部50,51、各種操作スイッチ521,522,523、表示ランプ524や表示器525等が電気配線を通じて接続されている。
コントローラ60は、マイクロコンピュータや記憶装置を備えて構成される電子ユニットであり、上記点消火操作部50,51や操作スイッチ521,522,523からの操作信号、熱電対17,33,34や庫内温度センサ35からの検知信号が入力される。記憶装置のプログラム格納部には、各種の制御用プログラムが格納されており、上記の各入力信号に基づいて、制御用プログラムが実行される。
また、コントローラ60は、機能的構成手段として、コンロ部用点消火操作部50からの入力信号に応じて電池70からコンロ部共用イグナイタ15に電力を供給し、コンロ部共用イグナイタ15を駆動するコンロ部共用イグナイタ駆動回路601と、グリル部用点消火操作部51からの入力信号や、オート調理中、温調制御回路604からの制御信号に応じて電池70からグリル部専用イグナイタ30に電力を供給し、グリル部専用イグナイタ30を駆動するグリル部専用イグナイタ駆動回路602と、元ガス弁40,41,43の開閉、及び火力調整弁42,44,45の開度を調整する弁駆動回路603と、操作ユニット47でプレート調理モードや焼網調理モードなどのオート調理モードが選択されると、庫内温度センサ35からの入力信号に基づき、グリルバーナ22及びアフターバーナ24の点消火やグリルバーナ22の火力を調整するために、弁駆動回路603やグリル部専用イグナイタ駆動回路602に制御信号を出力する温調制御回路604、表示ランプ524や表示器525での表示を制御する表示制御回路605等を備える。
図4は、本実施の形態の点火回路の回路構成図である。図4では、煩雑化を避けるため、電源である電池70からの電力は、コンロ部共用及びグリル部専用イグナイタ駆動回路601,602と温調制御回路604のみに供給されるようになっているが、他の駆動回路や制御回路にも供給されるように構成されている。
電池70と、コンロ部共用及びグリル部専用イグナイタ15,30との間には、コンロ部共用及びグリル部専用イグナイタ駆動回路601,602、並びに温調制御回路604を有するコントローラ60が介挿されており、コントローラ60には、コンロ部用及びグリル部用点消火操作部50,51ごとに設けられた点消火スイッチ501(501a,501b,501c),502が並列に接続されている。従って、例えば、グリル部用点消火操作部51で点火操作が行われると、対応する点消火スイッチ502がオンされ、グリル部専用イグナイタ駆動回路602は、電池70からグリル部専用イグナイタ30への電力供給を制御する。
コンロ部共用及びグリル部専用イグナイタ15,30はそれぞれ、乾電池電圧を昇圧する昇圧回路82,83と、昇圧回路82,83に接続されて更に高電圧に昇圧する高圧トランス84,85とを有する。図示しないが、昇圧回路82,83は、従来公知の回路構成を備えており、昇圧トランス、トランジスタ、キャパシタ、サイリスタ等を有し、各イグナイタ駆動回路601,602を介して電池70から電力供給されると、キャパシタにエネルギーが蓄積され、高圧トランス84,85の一次コイル86,87に電流が通電されて、高圧トランス84,85の出力側に高電圧が発生する。
各高圧トランス84,85の出力側にはそれぞれ、2つの二次コイル88(88a,88b),89(89a,89b)が設けられている。コンロ部共用イグナイタ15の一方の二次コイル88aには、コンロバーナ12a,12bの点火電極16a,16bがボディアースを介して直列に接続され、他方の二次コイル88bには、コンロバーナ12cの点火電極16cが接続される。また、グリル部専用イグナイタ30の一方の二次コイル89aには、上火バーナ22aと下火バーナ22bの点火電極31a,31bがボディアースを介して直列に接続され、他方の二次コイル89bには、下火バーナ22cとアフターバーナ24の点火電極31c,32がボディアースを介して直列に接続される。従って、コンロ部共用イグナイタ15の出力側の二次コイル88に形成される通電回路で、複数のコンロバーナ12の点火電極16のみに高電圧を印加し、グリル部専用イグナイタ30の出力側の二次コイル89に形成される通電回路で、複数のグリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火電極31,32のみに高電圧を印加する。
次に、本実施の形態のガスコンロにおいて、グリルプレート27を用いて、上火バーナ22a及びアフターバーナ24を点火させた状態で、下火バーナ22b,22cを点消火させながらグリル部1で調理物Fを加熱調理するオート調理の制御動作について説明する。なお、本実施の形態では、下火バーナ22b,22cが第1バーナとして機能するが、オート調理中、上火バーナ22aを点消火させてもよいし、上火バーナ22aと下火バーナ22b,22cの両方を点消火させてもよい。
グリルプレート27上に調理物Fを載置して、加熱庫20に収納し、電源スイッチ29がオンされた状態で、使用者が操作ユニット52のプレートスイッチ521を選択した後、グリル部用点消火操作部51で点火操作を行うと、元ガス弁41,43が開弁され、火力調整弁44,45が所定の点火開度に調整される。また、グリル部用点消火操作部51の点火操作により点消火スイッチ502がオンされ、グリル部専用イグナイタ駆動回路602により電池70からグリル部専用イグナイタ30の昇圧回路83へ電力が供給される。これにより、高圧トランス85の二次コイル89に高電圧が発生し、二次コイル89に接続されたグリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火電極31,32から火花放電が生じて、各バーナ22,24の炎孔220,240から噴出するガスが点火される。このとき、電池70からコンロ部共用イグナイタ15には電力が供給されないから、点火の不要ないずれのコンロバーナ12の点火電極16にも高電圧は印加されない。従って、従来のコンロバーナ12とグリルバーナ22とで単一のイグナイタを共用している場合と比べて放電エネルギーのロスが少なく、消費電力を低減できる。
グリルバーナ22及びアフターバーナ24が点火されて、各熱電対33,34で燃焼炎が検知されると、グリル部専用イグナイタ駆動回路602によりグリル部専用イグナイタ30への電力供給が遮断され、庫内温度センサ35で検知される検知温度に基づいて所定の温調制御が行われる。具体的には、グリル部1でのオート調理中、温調制御回路604で庫内温度センサ35の検知温度が所定の消火温度まで上昇したことが判定されると、調理物Fの焼き過ぎを防止するために、弁駆動回路603により元ガス弁43が閉弁され、下火バーナ22b,22cが消火される。そして、下火バーナ22b,22cの消火後、温調制御回路604で庫内温度センサ35の検知温度が所定の再点火温度まで低下したことが判定されると、弁駆動回路603により元ガス弁43が開弁されるとともに、グリル部専用イグナイタ駆動回路602によるグリル部専用イグナイタ30への電力供給が再開される。これにより、初期の点火時と同様に、下火バーナ22b,22cの点火電極31b,31cから火花放電が生じて、下火バーナ22b,22cが再点火される。
上記オート調理中の下火バーナ22b,22cの再点火は、庫内温度センサ35で検知される検知温度に基づくものであり、使用者の意図に関わらず点火動作が行われる。そのため、従来のようにコンロバーナ12とグリルバーナ22とで単一のイグナイタを共用していると、使用者の予期しないタイミングでコンロバーナ12の点火電極16からも火花放電が生じる。しかしながら、本実施の形態では、コンロ部共用イグナイタ15とグリル部専用イグナイタ30とを別個に設け、コンロ部共用イグナイタ15は、複数のコンロバーナ12の点火電極16のみとの間で通電回路を形成し、グリル部専用イグナイタ30は、複数のグリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火電極31,32のみとの間で通電回路を形成しているため、下火バーナ22b,22cを再点火させるために、グリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火電極31,32に高電圧が印加されても、いずれのコンロバーナ12の点火電極16にも高電圧は印加されない。従って、オート調理中、コンロバーナ12の点火電極16から火花放電は生じないから、予期しない火花放電による使用者の驚きを防止できる。また、オート調理中、使用者がコンロバーナ12前で作業をしていても、使用者が高電圧に晒される虞もない。
また、グリル部専用イグナイタ30の高圧トランス85の一方の二次コイル89aには、上火バーナ22aの点火電極31a及び下火バーナ22bの点火電極31bが直列接続され、他方の二次コイル89bには、下火バーナ22cの点火電極31c及びアフターバーナ24の点火電極32が直列接続されているから、オート調理中、下火バーナ22b,22cを再点火させる場合、各二次コイル89a,89bに接続された上火バーナ22a及びアフターバーナ24はいずれも点火されて、燃焼炎が形成されている。それゆえ、下火バーナ22b,22cが直列接続された通電回路を設ける場合よりも、放電エネルギーのロスが小さくなる。その結果、オート調理中に、下火バーナ22b,22cを円滑に再点火でき、着火性を向上できる。
さらに、本実施の形態では、複数のコンロバーナ12の点火電極16に1つのコンロ部共用イグナイタ15から高電圧を印加させ、複数のグリルバーナ22及びアフターバーナ24の点火電極31,32に1つのグリル部専用イグナイタ30から高電圧を印加させているから、バーナ12,22,24に個別にイグナイタを設ける場合よりも、コストや配設スペースの増加を抑えることができる。また、コンロ部2のコンロバーナ12にはコンロ部共用イグナイタ15が設けられ、グリル部1のグリルバーナ22及びアフターバーナ24にはグリル部専用イグナイタ30が設けられているから、配線も簡易で、取り付け作業やメンテナンス作業も容易に行うことができる。そして、バーナ12,22,24に個別にイグナイタを設ける場合、配線を容易にするために各バーナ12,22,24の近傍にイグナイタを配設すると、イグナイタが調理時の煮こぼれなどによって汚損したり、熱的影響を受けたりしやすい。これに対し、本実施の形態によれば、各バーナ12,22,24近傍にイグナイタ15,30を配設する必要がないから、長期に渡って、安定に各バーナ12,22,24を点火させることができる。しかも、イグナイタ15,30と各バーナ12,22,24の点火電極16,31,32との配線が誤っていても、いずれか1つのコンロバーナ12の点火時にはコンロバーナ12の全ての点火電極16から火花放電が生じ、グリルバーナ22の点火時にはグリルバーナ22及びアフターバーナ24の全ての点火電極31,32から火花放電が生じる。それゆえ、配線に高い精度を必要とせず、作業性を向上できる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、1つのコンロ部共用イグナイタと、1つのグリル部専用イグナイタが設けられているが、コンロ部のコンロバーナやグリル部のグリルバーナの数に応じて、それぞれ複数のイグナイタが設けられてもよい。また、上記実施の形態では、各バーナに1つずつ点火電極が設けられているが、着火性を向上するために、1つのバーナに2以上の点火電極が設けられてもよい。
(2)上記実施の形態では、オート調理中、庫内温度センサで検知される検知温度に基づいてグリルバーナの点消火が行われているが、調理時間に基づいてグリルバーナの点消火が行われてもよいし、検知温度及び調理時間の両方に基づいてグリルバーナの点消火が行われてもよい。また、上記実施の形態では、オート調理中、元ガス弁を開閉することによりグリルバーナを点消火させる温調制御について説明したが、オート調理中、火力調整弁の開度を調整することによるグリルバーナの火力変更と、元ガス弁を開閉することによるグリルバーナの点消火とを組み合わせた温調制御を行ってもよい。
(3)上記実施の形態では、アフターバーナを有するガスコンロが用いられているが、アフターバーナを有さないガスコンロであってもよい。
(4)上記実施の形態では、電源として電池が使用されているが、商用交流電源を所定電圧に降下して使用してもよい。
(5)上記実施の形態では、第1調理部としてグリル部が、第2調理部としてコンロ部が設けられているが、逆であってもよい。
1 コンロ部
2 グリル部
12 コンロバーナ
15 コンロ部共用イグナイタ
16 点火電極(コンロ部)
22 グリルバーナ
24 アフターバーナ
30 グリル部専用イグナイタ
31 点火電極(グリル部)
70 電池(電源)
602 グリル部専用イグナイタ駆動回路

Claims (5)

  1. 点火電極が付設された第1バーナを有し、第1バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が可能な第1調理部と、
    点火電極が付設された第2バーナを複数有し、第2バーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が行われない第2調理部と、を備えるガスコンロであって、
    電源と接続され、高電圧を発生する第1調理部専用イグナイタと、
    前記電源と接続され、高電圧を発生する第2調理部共用イグナイタと、
    前記オート調理が行われる第1調理部の第1バーナの点火電極が、前記1調理部専用イグナイタに接続された通電回路と、
    前記オート調理が行われない第2調理部の複数の第2バーナの点火電極が、前記第2調理部共用イグナイタに接続された通電回路と、を有するガスコンロ。
  2. 請求項1に記載のガスコンロにおいて、
    前記第1調理部は、グリル部であり、
    前記第2調理部は、コンロ部である、ガスコンロ。
  3. 請求項2に記載のガスコンロにおいて、
    点火電極が付設されたグリルバーナを複数有し、少なくとも1つのグリルバーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が可能なグリル部と、
    点火電極が付設されたコンロバーナを複数有し、コンロバーナを点消火させながら調理物を加熱調理するオート調理が行われないコンロ部と、を備え、
    電源と接続され、高電圧を発生するグリル部専用イグナイタと、
    前記電源と接続され、高電圧を発生するコンロ部共用イグナイタと、
    前記グリル部の複数のグリルバーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに接続された通電回路と、
    前記コンロ部の複数のコンロバーナの点火電極が、前記コンロ部共用イグナイタに接続された通電回路と、を有するガスコンロ。
  4. 請求項3に記載のガスコンロにおいて、
    前記グリル部は、少なくとも1つの上火バーナと、少なくとも1つの下火バーナとを有し、
    前記オート調理中、前記上火バーナを点火させた状態で、前記下火バーナを点消火させながら調理物が加熱調理され、
    前記グリル部の1つの上火バーナ及び1つの下火バーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに直列接続された通電回路を少なくとも有するガスコンロ。
  5. 請求項4に記載のガスコンロにおいて、
    点火電極が付設され、前記グリル部の調理中に発生する油煙や臭気成分を脱煙・脱臭させる少なくとも1つのアフターバーナを備え、
    前記オート調理中、前記上火バーナ及び前記アフターバーナを点火させた状態で、前記下火バーナを点消火させながら調理物が加熱調理され、
    前記グリル部の1つの下火バーナ及び1つのアフターバーナの点火電極が、前記グリル部専用イグナイタに直列接続された通電回路を少なくとも有するガスコンロ。
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