JP7206007B2 - 焼成器 - Google Patents

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Description

本発明は、焼成器に関するものである。
従来、焼成器等のガス器具に用いられる器具栓が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示される器具栓は、押し操作する操作つまみと、操作つまみが押されることにより後方に移動するプッシュロッドと、プッシュロッドに押されてガス通路中の安全弁部が移動して開弁する安全弁と、を有する。
操作つまみが押し操作され、プッシュロッドが押されて後方に移動すると、制御部への通電が開始する。また、プッシュロッドが後方に移動すると、安全弁が開弁してバーナへのガスの供給が開始されるとともに、点火用イグナイタのスイッチを動作させて点火が行われる。バーナへの着火がサーモカップルにより検出されると、安全弁部を電磁力で保持して、安全弁の開を維持する。
特開平7-332656号公報
上記のような器具栓が用いられた焼成器において、焼成器の扉が開となっている等の異常がある場合に点火を停止する制御を行おうとする場合がある。このような場合でも、操作つまみが押し操作されると、制御部への通電及び制御部による制御が開始されるとともに、プッシュロッドにより安全弁が開かれてバーナへのガスの供給が開始され、点火用イグナイタの動作が開始して点火動作が行われる。
制御部による制御が開始されると、異常が検知されたときに、制御部は安全弁部の電磁力による保持を停止させて、安全弁を閉じる。しかしながら、操作つまみが押されてプッシュロッドが安全弁を開いている場合、異常が検知されて、制御部が安全弁部の電磁力による保持を停止させても、安全弁は閉弁せずにガスの供給が継続されてしまう。
本発明は、点火操作が行われて移動部が安全弁を開いている場合でも、無駄なガスの供給を抑制することができる焼成器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る一形態の焼成器は、出入開口を有する加熱庫と、異常検知部と、前記加熱庫に配置されるバーナと、前記バーナにガスを供給するためのガス流路と、点火装置と、点火操作部と、移動部と、安全弁と、流量調節弁と、制御部と、給電開始部と、を備える。前記異常検知部は、前記出入開口の開状態を異常として検知する開閉検知部又は前記加熱庫に調理物を載置する載置部が収納されていないことを異常として検知する載置部検知部からなる。前記点火装置は、前記バーナにおける点火動作を行う。前記点火操作部は、操作力が加えられることにより点火操作が行われる。前記移動部は、前記点火操作部に加えられた前記操作力を受けると点火動作非開始位置から点火動作開始位置まで移動し、前記操作力を受けない場合には前記点火動作非開始位置に位置する。前記安全弁は、前記ガス流路に配置され、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合に閉となり、前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に開となり、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合でも、保持電力が供給されるときに開が維持され保持電力が供給されないときに閉となる。前記流量調節弁は、前記ガス流路に配置され、前記ガス流路を流れるガスの流量を調節する。前記制御部は、前記異常検知部による検知結果を受け、かつ、前記点火装置、前記安全弁及び前記流量調節弁を制御する。前記給電開始部は、前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に前記制御部への給電を開始する。
前記点火操作が行われると、前記移動部の前記点火動作開始位置への移動により、前記安全弁が開弁して前記バーナへのガスの供給を開始し、前記給電開始部が前記制御部への給電を開始する。前記異常検知部が異常を検知していない場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を点火用流量のガスが流れる点火用開度とし、かつ、前記安全弁に前記保持電力を供給し、かつ、前記点火装置に前記点火動作を開始させる燃焼促進制御を行う。前記異常検知部が異常を検知している場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を前記点火用開度よりも小さい非点火用開度とする燃焼抑制制御を行う。
本発明に係る焼成器においては、点火操作が行われて移動部が安全弁を開いている場合でも、無駄なガスの供給を抑制することができる。
図1は、本発明の第一実施形態の焼成器としての加熱調理器の全体斜視図である。 図2は、同上の加熱調理器におけるガス供給の説明図である。 図3は、同上の加熱調理器におけるガス弁ブロックの断面図である。 図4Aは、同上の加熱調理器における移動部が非操作位置にある場合のガス弁ブロックの断面図である。図4Bは、同上の加熱調理器における移動部が操作位置にある場合のガス弁ブロックの断面図である。図4Cは、同上の加熱調理器における移動部が最後方位置にある場合のガス弁ブロックの断面図である。 図5は、同上の加熱調理器における、点火操作時の制御のフロー図である。 図6は、本発明の第二実施形態の加熱調理器における、点火操作時の制御のフロー図である。
以下、第一実施形態に係る焼成器について、図1~5に基づいて説明する。第一実施形態においては、焼成器は、グリルに加えてコンロも備えたビルトイン型の加熱調理器である。なお、以下の説明において、グリルとは、プレートパン又はキャセロール等の調理容器を要しない焼網仕様のグリルのみならず、プレートパン又はキャセロール等の調理容器を要するいわゆるグリドルも含むものとする。
図1に示すように、加熱調理器1は、本体ケーシングを備える。本体ケーシングは、上方に開口する筐体101と、筐体101の上開口を覆って本体ケーシングの上面部を構成する天板102と、を備える。ここで、加熱調理器1における前後方向を定義する。図1に示すように、設計上、加熱調理器1に対して使用者が位置する方を前方Fとするとともにその反対を後方Bとする。左右については、後方Bを向いた時の左方L及び右方Rとする。
加熱調理器1は、コンロ11と、グリル2と、を備える。コンロ11は、天板102の左側および右側に計二つ設けられている。コンロ11は、加熱手段としてのバーナ12(図2参照)と、天板102の上面のバーナ12を中心とした箇所に載置される五徳13と、により構成される。
グリル2は、本体ケーシングの左右方向の中央部に配置される加熱庫を有する。加熱庫は、内部に加熱手段としてのバーナ21を備え、内部空間を燃焼室とするものである。加熱庫は、前側に出入開口を有しており、この出入開口を介して前方Fより調理物(被加熱物)を出し入れ自在に収納可能である。加熱調理器1は、出入開口を開閉自在に閉塞する扉22を有する。
本体ケーシングの前面部14の扉22の左右にそれぞれ、扉22とともに前面部14を構成する前面パネル141,142が配置されている。左側の前面パネル141の上側には、点火操作部15として、左側のコンロ11のバーナ121における点火及び消火を行うための点火操作部151が配置されている。また、右側の前面パネル142の上側には、点火操作部15として、左側より順に、グリル2のバーナ21における点火及び消火を行うための点火操作部152と、右側のコンロ11のバーナ122における点火及び消火を行うための点火操作部153と、が配置されている。点火操作部15は、操作力が加えられることにより点火操作が行われるもので、第一実施形態では、点火操作部15は押し釦からなり、後方Bに向けて押されて点火操作が行われる。点火操作部15は、下端部が前後に移動可能となるように上端部が本体ケーシングに回転可能に支持される(図3参照)。
また、本体ケーシングには、各バーナ12,21の加熱量を手動で調節するための加熱量調節部となる火力調節部16(図2参照)がそれぞれ設けられる。
次に、図2~図4に基づいて、バーナ12,21にガスを供給するためのガス流路31を有するガス弁ブロック3(器具栓)について説明する。図3に示すように、ガス弁ブロック3は、内部にガス流路31を有する器具栓本体30を備える。器具栓本体30には、ガス流路31の上流端となる導入口311と、ガス流路31の下流端となる導出口312とが形成されている。
器具栓本体30には、ガス流路31の途中に位置する、安全弁32用の弁孔と、メイン弁33用の弁孔と、流量調節弁34用の弁孔と、がガス流路31の上流側より順に形成されている。
器具栓本体30には、移動部35が設けられる。移動部35は、点火操作部15に加えられた操作力を受けると非操作位置(図4A参照)又は非操作位置よりも後方Bに位置する操作位置(図4B参照)から、操作位置よりも後方Bに位置する最後方位置(図4C参照)まで移動する。移動部35は、操作力を受けない場合には非操作位置又は操作位置に位置するものである。最後方位置を点火動作開始位置とする。また、非操作位置及び操作位置を含む、最後方位置以外の位置を点火動作非開始位置とする。第一実施形態では、移動部35は前後方向に移動するスライダ351及びバルブロッド352により構成される。スライダ351(移動部35)は、点火操作部15に対して点火操作が行われると、点火操作部15の後端面により押されて後方Bに移動する。器具栓本体30は、例えばいわゆるハート型カム等からなり位置を切り替える位置切替機構を備えている。位置切替機構により、点火操作部15が後方Bに向けて押される度に、操作位置に位置しているスライダ351(移動部35)が非操作位置へと切り替わるか又は非操作位置に位置しているスライダ351(移動部35)が操作位置へと切り替わる。
バルブロッド352は、点火操作が行われると、スライダ351の後端面により押されて後方Bに移動する。また、バルブロッド352が前方Fに移動すると、バルブロッド352の前面がスライダ351の後面を前方Fに押して、バルブロッド352とともにスライダ351が前方Fに移動する。バルブロッド352は、ばね等の弾性体により前方Fに力が掛けられている。スライダ351及びバルブロッド352は、前後方向の移動に関し一体的に移動する。
バルブロッド352は、ガス流路31内に挿入され、その後端部は前方Fすなわち下流側より後方Bすなわち上流側に向けて、メイン弁33用の弁孔と安全弁32用の弁孔とに挿通されている。バルブロッド352は、スライダ351が非操作位置から操作位置に切り替わる際、一旦最後方位置に後退してから操作位置にまで前進する。また、バルブロッド352は、スライダ351が操作位置から非操作位置に切り替わる際、一旦最後方位置に後退してから非操作位置にまで前進する。
図2に示すように、器具栓本体30には、点火操作部15又は移動体の位置によりON/OFFが切り替わる器具栓スイッチ41と、点火スイッチ42と、が設けられる。器具栓スイッチ41は、リミットスイッチ等からなり、移動部35が非操作位置に位置している時にはOFFとなり、操作位置又は最後方位置に位置している時にONとなる。すなわち、器具栓スイッチ41は、少なくとも移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置している時にONとなる。また、点火スイッチ42は、リミットスイッチ等からなり、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置している時にだけONとなり、移動部35がそれ以外の位置(点火動作非開始位置)に位置している時にはOFFとなる。
図3に示すように、安全弁32は、移動部35が非操作位置又は操作位置(点火動作非開始位置)に位置する場合に閉となり、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置する場合に開となる。第一実施形態では、安全弁32は電磁弁からなり、バルブロッド352が最後方位置(点火動作開始位置)に移動した時に、安全弁32用の弁孔を上流側より閉止している弁体を上流側に移動させて、安全弁32用の弁孔を開放する。
また、安全弁32は、保持電力が供給されるときに弁体が保持されて、開が維持される。また、安全弁32は、保持電力が供給されないときに弁体が保持されないため、この時、点火操作部15が押されて移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置していなければ、閉となる。安全弁32は、移動部35が非操作位置又は操作位置(点火動作非開始位置)に戻っても、保持電力が供給されるときに開が維持される。
メイン弁33は、移動部35が非操作位置に位置する場合に閉となり、移動部35が操作位置又は最後方位置に位置する場合に開となる。第一実施形態では、バルブロッド352が操作位置に移動した時に、メイン弁33用の弁孔を上流側より閉止している弁体を上流側に移動させて、メイン弁33用の弁孔を開放する。また、移動部35が操作位置から非操作位置に移動すると、弁体がメイン弁33用の弁孔を上流側より閉止する。
流量調節弁34用の弁孔は、火力調節用のニードル341の前後方向の移動により開度が自在に調節され、ガス流路31を流れるガスの流量を調節する。ニードル341は、モータ等により駆動される。
図2に示すように、各バーナ12,21には、バーナ12,21における点火動作を行う点火装置17と、バーナ12,21における火炎を検知する火炎検知部18と、が設けられる。
点火装置17は、イグナイタで発生させる高圧パルスにより、バーナ12,21のガスの吐出口に設けられる点火プラグに放電を起こさせて点火するものである。点火装置17は、入力回路(高圧トランスの1次側巻き線を含む)が一つに対して出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)が各バーナ12,21の数だけ備えられ、一つの前記入力回路への通電により各々の前記出力回路(高圧トランスの2次側巻き線)に高電圧が発生し、各バーナ12,21の全てに点火用放電のための高電圧が供給される。点火検知装置は、熱電対等からなるものである。
加熱調理器1は、制御部40を備える。制御部40は、点火装置17、安全弁32及び流量調節弁34を制御する。制御部40は、例えばマイクロコンピュータからなり、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを実行することで、各要素の動作を制御するもので、公知の技術が適宜利用可能であり、詳細な説明は省略する。流量調節弁34を構成するニードル341は、火力調節部16に加えられた操作に基づいて、制御部40が前後方向に移動させる。
加熱調理器1は、異常検知部43を備える。異常検知部43は、開閉検知部431又は載置部検知部432からなる。開閉検知部431は、出入開口の開状態を異常として検知する。具体的には、開閉検知部431は、本体ケーシングに設けられ、加熱庫の扉22に接触して扉22が所定の位置にあるか否かを検知するリミットスイッチであるが、特にリミットスイッチに限定されない。
また、載置部検知部432は、加熱庫に調理物を載置する載置部が収納されていないことを異常として検知する。載置部は、例えば焼網、調理プレート、プレートパン及びキャセロールである。具体的には、載置部検知部432は、加熱庫に収納された載置部に接触して載置部の有無を検知するリミットスイッチであるが、特にリミットスイッチに限定されない。
次に、この加熱調理器1における基本的な点火方法について、説明する。バーナ12,21において点火を行うには、点火操作部15を後方Bに押すことにより点火操作を行う。点火操作部15が後方Bに押されて点火操作が行われると、移動部35が非操作位置から最後方位置(点火動作開始位置)に移動する。移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に移動すると、バルブロッド352により、安全弁32が開弁するとともにメイン弁33が開放され、バーナ12,21へのガスの供給が開始される。また、器具栓スイッチ41がONとなり、制御部40への給電が開始されて制御部40が動作を開始する。第一実施形態では、器具栓スイッチ41が、点火操作により移動部35が点火動作開始位置に移動すると制御部40への給電を開始する給電開始部を構成する。
最後方位置(点火動作開始位置)に移動した移動部35によって安全弁32が開となり、かつ、点火スイッチ42がONとなり、制御部40は、点火装置17に点火動作を開始させ、点火プラグへの放電が開始する。
バーナ12,21における点火が火炎検知部18により検知されると、制御部40は安全弁32を開に維持させ、バーナ12,21における燃焼を継続する。
その後、点火操作部15の押し操作を解除すると、移動部35は最後方位置(点火動作開始位置)から操作位置(点火動作非開始位置)にまで移動して位置切替機構により位置が保持され、安全弁32及びメイン弁33の開が維持されて、バーナ12,21における燃焼が継続される。また、火力調節部16を操作することで、所望の火力が得られる。
また、バーナ12,21が燃焼している状態で点火操作部15を再度大きく押し込んだ後、その押し込みを解除すると、移動部35は操作位置から一旦後方Bに移動した後、非操作位置に復帰する。移動部35が非操作位置に戻ると、メイン弁33が閉となり、安全弁32への保持電力の供給が停止されて、バーナ12,21が消火される。
以下、点火操作時の制御部40による制御について図5に基づいて説明する。
使用者が点火操作部152を後方Bに押すことにより、点火操作が行われる(ステップS1)。ステップS1の点火操作により、移動部35が非操作位置(点火動作非開始位置)から最後方位置(点火動作開始位置)に移動して安全弁32及びメイン弁33が開弁し、バーナ21へのガスの供給が開始される(ステップS2)。
更に、ステップS1の点火操作により、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)にまで移動すると、器具栓スイッチ41がONとなり、制御部40への給電が開始されて制御部40が動作を開始する(ステップS3)。
次に、制御部40は、異常検知部43による検知結果を受け、異常がないか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4において異常がないと判定された場合、制御部40は、燃焼促進制御を行う(ステップS5)。ステップS5の燃焼促進制御において、制御部40は安全弁32に保持電力を供給して安全弁32を開に維持させる。更に、燃焼促進制御において、流量調節弁34の開度を点火用流量のガスが流れる点火用開度とする。更に、燃焼促進制御において、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に移動するため、点火スイッチ42がONとなる。点火スイッチ42がONとなると、制御部40は、点火装置17に点火動作を開始させ、点火プラグへの放電が開始する。
次に、制御部40により、点火スイッチ42がOFFとなっているか否かが判定される(ステップS6)。点火スイッチ42のOFFは、使用者が点火操作を停止し、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)から操作位置(点火動作非開始位置)に移動した時に行われる。ステップS6において点火スイッチ42がOFFとなっていない場合には、再度ステップS6が行われる。
ステップS6において点火スイッチ42がOFFとなっている場合には、制御部40が、点火の確認を行う(ステップS7)。点火の確認は、火炎検知部18が火炎を検知しているか否かの検知結果を制御部40が受けることにより行われる。ステップS7において点火が確認されると、点火動作を停止し(ステップS8)、点火操作時の制御を終了する。なお、点火操作時の制御の終了後も、バーナ21における燃焼(燃焼促進制御)は継続される。
ステップS7において点火が確認されない場合、点火動作の開始後、火炎検知時間が経過したか否かが判定される(ステップS9)。ステップS9において火炎検知時間が経過していないと判定されると、ステップS7に戻る。
ステップS9において火炎検知時間が経過したと判定されると、点火エラーを報知し、点火停止制御を行って、点火動作を停止し(ステップS10)、点火操作時の制御を終了する。
次に、ステップS4において異常があると判定された場合、制御部40は、燃焼抑制制御を行う(ステップS11)。ステップS11の燃焼抑制制御において、制御部40は安全弁32に保持電力を供給して、安全弁32を開に維持させる。更に、燃焼抑制制御において、流量調節弁34の開度を点火用開度よりも小さい非点火用開度とする。非点火用開度は、ゼロ、すなわち安全弁32が閉塞されている場合も含む。
更に、燃焼抑制制御において、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に移動するため、点火スイッチ42がONとなる。点火スイッチ42がONとなると、制御部40は、点火装置17に点火動作を開始させ、点火プラグへの放電が開始する。
次に、制御部40により、異常が報知される(ステップS12)。
次に、制御部40により、点火スイッチ42がOFFとなっているか否かが判定される(ステップS13)。ステップS13において点火スイッチ42がOFFとなっていない場合には、再度ステップS13が行われる。
ステップS13において点火スイッチ42がOFFとなっている場合には、安全弁32に保持電力の供給を停止し、かつ、点火動作を停止して(ステップS14)、点火操作時の制御を終了する。
第一実施形態においては、加熱調理器1は、点火操作により後方に移動する移動部35と、移動部35に押されて開弁する安全弁32と、を有し、移動部35が後方に移動すると制御部への通電が開始されるとともに、点火動作が行われる。このような加熱調理器1において、点火操作により一旦安全弁32及びメイン弁33が開となっても、異常が検知されると、燃焼抑制制御が行われる。燃焼抑制制御においては、流量調節弁34における開度が点火用開度よりも小さい非点火用開度となるため、無駄に供給してしまうガスの量を抑制又は無くすことができる。
また、燃焼抑制制御におけるステップS11では、燃焼促進制御におけるステップS5と比較して、流量調節弁34の開度を異ならせるだけでよく、燃焼抑制制御を行いやすい。
次に、第二実施形態の焼成器としての加熱調理器1について、図6に基いて説明する。なお、第二実施形態の加熱調理器1は、第一実施形態の加熱調理器1と大部分において同じである。このため、第一実施形態と重複する説明については、同符号を付して説明を省略する。
第二実施形態においては、点火操作時の制御部40による制御、特に、燃焼抑制制御が第一実施形態における制御と異なる。
ステップS21~ステップS30は、それぞれ、第一実施形態におけるステップS1~ステップS10と同じであるため、説明を省略する。
次に、ステップS24において異常があると判定された場合、制御部40は、燃焼抑制制御を行う(ステップS31)。ステップS31の燃焼抑制制御において、制御部40は、第一実施形態におけるような安全弁32への保持電力の供給を行わない。しかしながら、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置している間は、安全弁32は開となる。
更に、燃焼抑制制御において、流量調節弁34の開度を点火用開度よりも小さい非点火用開度とする。この点においては第一実施形態と同様であり、非点火用開度は、ゼロ、すなわち安全弁32が閉塞されている場合も含む。
更に、燃焼抑制制御において、移動部35が最後方位置(点火動作開始位置)に位置して点火スイッチ42がONとなっても、制御部40は、第一実施形態におけるような点火装置17による点火動作を行わない。
次に、制御部40により、異常が報知される(ステップS32)。
次に、制御部40により、点火スイッチ42がOFFとなっているか否かが判定される(ステップS33)。ステップS33において点火スイッチ42がOFFとなっていない場合には、再度ステップS33が行われる。
ステップS33において点火スイッチ42がOFFとなっている場合には、点火操作時の制御を終了する。
第二実施形態においても、第一実施形態と同様に、点火操作により一旦安全弁32及びメイン弁33が開となっても、異常が検知されると、燃焼抑制制御が行われる。燃焼抑制制御においては、流量調節弁34における開度が点火用開度よりも小さい非点火用開度となるため、無駄に供給してしまうガスの量を抑制又は無くすことができる。
また、第一実施形態においては、燃焼抑制制御においても、一旦安全弁32への保持電力の供給を行い、かつ、点火装置17による点火動作を行っていた。これに対して、第二実施形態においては、安全弁32への保持電力の供給及び点火装置17による点火動作を全く行わない。このため、無駄な電力の消費を抑制することができる。
次に、第一実施形態および第二実施形態の変形例について説明する。
加熱調理器1は、コンロ11を備えるものに限定されない。すなわち焼成器としての加熱調理器1は、コンロ11を備えない、グリル単体であってもよい。
点火操作部15における点火操作は、押し操作に限定されず、つまんで回す、つまんで引く等、押す動作以外の動作であってもよい。
第一実施形態及び第二実施形態においては、メイン弁33は任意の構成であり、設けられなくてもよい。
移動部35は、スライダ351及びバルブロッド352に限定されない。移動部35は、点火操作部15における点火操作の態様に応じて様々な形態が採用可能である。
第一実施形態においては、火炎検知部18は任意の構成であり、設けられなくてもよい。
第二実施形態における変形例として、ステップS31で、安全弁32への保持電力の供給を行わないのに替えて、安全弁32への保持電力の供給を行ってもよい。この場合も、無駄な電力の消費を抑制することができる。
また、第二実施形態における変形例として、ステップS31で、点火装置17による点火動作を行わないのに替えて、点火装置17による点火動作を行ってもよい。この場合も、無駄な電力の消費を抑制することができる。
以上、述べた第一実施形態、第二実施形態およびその変形例から明らかなように、第1の態様の焼成器は、出入開口を有する加熱庫と、異常検知部43と、加熱庫に配置されるバーナ21と、バーナ21にガスを供給するためのガス流路31と、点火装置17と、点火操作部15と、移動部35と、安全弁32と、流量調節弁34と、制御部40と、給電開始部と、を備える。異常検知部43は、出入開口の開状態を異常として検知する開閉検知部431又は加熱庫に調理物を載置する載置部が収納されていないことを異常として検知する載置部検知部432からなる。点火装置17は、バーナ21における点火動作を行う。点火操作部15は、操作力が加えられることにより点火操作が行われる。移動部35は、点火操作部15に加えられた操作力を受けると点火動作非開始位置から点火動作開始位置まで移動し、操作力を受けない場合には点火動作非開始位置に位置する。安全弁32は、ガス流路31に配置され、移動部35が点火動作非開始位置に位置する場合に閉となり、移動部35が点火動作開始位置に位置する場合に開となり、移動部35が点火動作非開始位置に位置する場合でも、保持電力が供給されるときに開が維持され保持電力が供給されないときに閉となる。流量調節弁34は、ガス流路31に配置され、ガス流路31を流れるガスの流量を調節する。制御部40は、異常検知部43による検知結果を受け、かつ、点火装置17、安全弁32及び流量調節弁34を制御する。給電開始部は、移動部35が点火動作開始位置に位置する場合に制御部40への給電を開始する。
点火操作が行われると、移動部35の点火動作開始位置への移動により、安全弁32が開弁してバーナ21へのガスの供給を開始し、給電開始部が制御部40への給電を開始する。異常検知部43が異常を検知していない場合、制御部40は、流量調節弁34の開度を点火用流量のガスが流れる点火用開度とし、かつ、安全弁32に保持電力を供給し、かつ、点火装置17に点火動作を開始させる燃焼促進制御を行う。異常検知部43が異常を検知している場合、制御部40は、流量調節弁34の開度を点火用開度よりも小さい非点火用開度とする燃焼抑制制御を行う。
第1の態様によれば、点火操作により一旦安全弁32及びメイン弁33が開となっても、異常が検知されると、燃焼抑制制御が行われて、流量調節弁34における開度が点火用開度よりも小さい非点火用開度となる。このため、無駄に供給してしまうガスの量を抑制又は無くすことができる。
また、第2の態様の焼成器は、第1の態様との組み合わせにより実現される。第2の態様では、燃焼抑制制御において、更に、安全弁32に保持電力を供給し、かつ、点火装置17に点火動作を開始させた後、安全弁32への保持電力の供給を停止し、かつ、点火装置17の点火動作を停止させる。
第2の態様によれば、燃焼抑制制御を行いやすい。
また、第3の態様の焼成器は、第1の態様との組み合わせにより実現される。第3の態様では、燃焼抑制制御において、安全弁32への保持電力の供給を行わず、かつ、点火装置17の点火動作を行わない。
第3の態様によれば、安全弁32への保持電力の供給及び点火装置17による点火動作を全く行わないため、無駄な電力の消費を抑制することができる。
15 点火操作部
17 点火装置
21 バーナ
31 ガス流路
32 安全弁
34 流量調節弁
35 移動部
40 制御部
43 異常検知部
431 開閉検知部
432 載置部検知部

Claims (2)

  1. 出入開口を有する加熱庫と、
    前記出入開口の開状態を異常として検知する開閉検知部又は前記加熱庫に調理物を載置する載置部が収納されていないことを異常として検知する載置部検知部からなる異常検知部と、
    前記加熱庫に配置されるバーナと、
    前記バーナにガスを供給するためのガス流路と、
    前記バーナにおける点火動作を行う点火装置と、
    操作力が加えられることにより点火操作が行われる点火操作部と、
    前記点火操作部に加えられた前記操作力を受けると点火動作非開始位置から点火動作開始位置まで移動し、前記操作力を受けない場合には前記点火動作非開始位置に位置する移動部と、
    前記ガス流路に配置され、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合に閉となり、前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に開となり、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合でも、保持電力が供給されるときに開が維持され保持電力が供給されないときに閉となる安全弁と、
    前記ガス流路に配置され、前記ガス流路を流れるガスの流量を調節する流量調節弁と、
    前記異常検知部による検知結果を受け、かつ、前記点火装置、前記安全弁及び前記流量調節弁を制御する制御部と、
    前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に前記制御部への給電を開始する給電開始部と、
    を備え、
    前記点火操作が行われると、前記移動部の前記点火動作開始位置への移動により、前記安全弁が開弁して前記バーナへのガスの供給を開始し、前記給電開始部が前記制御部への給電を開始し、
    前記異常検知部が異常を検知していない場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を点火用流量のガスが流れる点火用開度とし、かつ、前記安全弁に前記保持電力を供給し、かつ、前記点火装置に前記点火動作を開始させる燃焼促進制御を行い、
    前記異常検知部が異常を検知している場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を前記点火用開度よりも小さい非点火用開度とする燃焼抑制制御を行い、
    前記燃焼抑制制御において、更に、前記安全弁に前記保持電力を供給し、かつ、前記点火装置に前記点火動作を開始させた後、前記安全弁への前記保持電力の供給を停止し、かつ、前記点火装置の前記点火動作を停止させる
    焼成器。
  2. 出入開口を有する加熱庫と、
    前記出入開口の開状態を異常として検知する開閉検知部又は前記加熱庫に調理物を載置する載置部が収納されていないことを異常として検知する載置部検知部からなる異常検知部と、
    前記加熱庫に配置されるバーナと、
    前記バーナにガスを供給するためのガス流路と、
    前記バーナにおける点火動作を行う点火装置と、
    操作力が加えられることにより点火操作が行われる点火操作部と、
    前記点火操作部に加えられた前記操作力を受けると点火動作非開始位置から点火動作開始位置まで移動し、前記操作力を受けない場合には前記点火動作非開始位置に位置する移動部と、
    前記ガス流路に配置され、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合に閉となり、前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に開となり、前記移動部が前記点火動作非開始位置に位置する場合でも、保持電力が供給されるときに開が維持され保持電力が供給されないときに閉となる安全弁と、
    前記ガス流路に配置され、前記ガス流路を流れるガスの流量を調節する流量調節弁と、
    前記異常検知部による検知結果を受け、かつ、前記点火装置、前記安全弁及び前記流量調節弁を制御する制御部と、
    前記移動部が前記点火動作開始位置に位置する場合に前記制御部への給電を開始する給電開始部と、
    を備え、
    前記点火操作が行われると、前記移動部の前記点火動作開始位置への移動により、前記安全弁が開弁して前記バーナへのガスの供給を開始し、前記給電開始部が前記制御部への給電を開始し、
    前記異常検知部が異常を検知していない場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を点火用流量のガスが流れる点火用開度とし、かつ、前記安全弁に前記保持電力を供給し、かつ、前記点火装置に前記点火動作を開始させる燃焼促進制御を行い、
    前記異常検知部が異常を検知している場合、前記制御部は、前記流量調節弁の開度を前記点火用開度よりも小さい非点火用開度とする燃焼抑制制御を行い、
    前記燃焼抑制制御において、前記安全弁への前記保持電力の供給を行わず、かつ、前記点火装置の前記点火動作を行う
    焼成器。
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