JP2017072414A - 検査方法及び検査装置 - Google Patents
検査方法及び検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017072414A JP2017072414A JP2015197868A JP2015197868A JP2017072414A JP 2017072414 A JP2017072414 A JP 2017072414A JP 2015197868 A JP2015197868 A JP 2015197868A JP 2015197868 A JP2015197868 A JP 2015197868A JP 2017072414 A JP2017072414 A JP 2017072414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- fluid
- sensor
- space
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
Description
図13は燃料電池を示す斜視図、図14は燃料電池の構成を示す分解斜視図、図15は燃料電池を構成する積層体の分解斜視図、図16は燃料電池の積層体を構成する燃料電池セルを示す断面図である。
まず、本実施形態に係る検査方法の対象となるセパレータアセンブリを有する燃料電池について説明する。燃料電池100は、図14〜図16に示すように、MEA11と、セパレータアセンブリ12とを交互に積層した積層体10を主要な構成要素としている。積層体10は、概念的にMEA11の両面にセパレータ13、14を配置した燃料電池セル10aを複数備える。セパレータアセンブリ12は、上記のように隣接する燃料電池セル10aにおけるセパレータ13とセパレータ14とが接合されて構成される。
次に本実施形態に係る検査装置について説明する。図1(A)、図2(A)、図3(A)、図4(A)は本発明の一実施形態に係る検査装置の検査部を構成する貫通漏れ検査部を示す斜視図、正面図、平面図、側面図である。図1(B)、図2(B)、図3(B)、図4(B)は同検査部を構成する内部漏れ検査部を示す斜視図、正面図、平面図、側面図である。なお、図3(A)、3(B)では内部に配置したセパレータアセンブリ12を破線にて図示している。
貫通漏れ検査部200は、図17(A)に示すセパレータアセンブリ12の溶接された箇所13rまたは箇所14rを外部からの流体が通過(貫通)して反対側に漏れでないかを検知する。貫通漏れ検査部200は、図1(A)〜図4(A)に示すように検査流体を検査空間に供給する検査流体供給部210と、検査空間に検査流体が漏れ出ているか検出する検出部220と、検査空間内の流体の吸引を行なう吸引部230と、検査流体供給部210、検査空間などを接続する接続部240と、検査空間を形成する空間形成部260と、検査空間内の圧力を測定する測定部290と、を有する。
次に内部漏れ検査部について説明する。内部漏れ検査部300は、図1(B)〜図4(B)に示すように検査流体を検査空間に供給する検査流体供給部310と、検査空間から検査流体が漏れ出ているか検出する検出部320と、検査空間内に残る流体を吸引する吸引部330と、検査流体供給部310、検査空間などを接続する接続部340と、検査空間を形成する空間形成部360と、検査空間内の圧力を測定する測定部410と、を有する。
次に本実施形態に係る貫通漏れおよび内部漏れの検査工程について説明する。漏れの検査について図18を参照し貫通漏れ検査について概説すれば、上型361および下型381などをセットして閉じた検査空間262、272を形成し(ステップST2)、検査流体を供給する(ステップST9)。そして、第1センサ221を用いてセパレータアセンブリ12から検査空間272に漏れ出る検査流体を検出する(ステップST10)。第1センサ221によって検査流体が検出されなかった場合(ステップST10:NO)、第2センサ222を用いて検査空間272に漏れ出る検査流体を検出する(ステップST11)。内部漏れ検査についても同様の工程を実施する。以下、詳述する。
次に本実施形態にかかる作用効果について説明する。本実施形態ではセパレータアセンブリ12について、上型261と下型271を用いて形成した検査空間262、272を形成し、上型361と下型381を用いて検査空間362、382を形成する。そして、検査空間262、272または検査空間362、382にセパレータアセンブリ12を配置して検査流体を供給する。そして、第1センサ221、321を用いてセパレータアセンブリ12から漏れ出る検査流体を検出する。第1センサ221、321によって検査流体の検出ができなかった場合、第1センサ221、321よりもガス濃度の検出レンジの上限値が低い第2センサ222、322を用いてセパレータアセンブリ12から漏れ出る検査流体を検出するように構成している。
13 セパレータ(第1部材)、
14 セパレータ(第2部材)、
200 貫通漏れ検査部、
210 検査流体供給部、
221 第1センサ、
222 第2センサ、
230、330 吸引部(工具)、
245、246、348 配管(工具)、
261、361 上型(工具)、
271、381 下型(工具)、
262、272 検査空間、
300 内部漏れ検査部、
310 検査流体供給部、
321 第1センサ、
322 第2センサ、
362、382 検査空間。
Claims (9)
- それぞれ薄板状からなる少なくとも第1部材と第2部材とを接合した接合体の接合の良否を検査する検査方法であって、
前記接合体に検査流体を供給し、第1センサを用いて前記接合体から外部と隔離された検査空間に漏れ出る前記検査流体を検出し、
前記第1センサによって前記検査流体を検出しなかった場合において、検出レンジの上限値が前記第1センサよりも低い第2センサを用いて前記接合体から前記検査空間に漏れ出る前記検査流体を検出する、検査方法。 - 前記第1センサで検出する前記検査流体と前記第2センサで検出する前記検査流体は、同一の検査流体を用いる請求項1に記載の検査方法。
- 前記検査流体の供給前に工具を用いて前記接合体の周囲に前記検査空間を形成し、
前記第1センサによる前記検査流体の検出の前において、前記検査空間に存在する流体を吸引すると共に前記検査空間の圧力を監視し、
前記検査空間における前記流体の吸引の際に前記検査空間の圧力が所定値以下に下がらなかった場合に前記検査空間の減圧に関する工具および/または前記接合体の確認を行なう請求項1または2に記載の検査方法。 - 前記工具および/または前記接合体の確認は、前記検査空間の圧力が所定時間内に前記所定値以下に下がらなかった場合に実施する請求項3に記載の検査方法。
- 前記検査流体は水素またはヘリウムである請求項1〜4のいずれか1項に記載の検査方法。
- 前記検査流体の検出は、前記検査空間が前記検査流体の流入側と流出側とに隔てられた場合において、前記検査空間の前記流入側から前記接合体を通過して前記検査空間の前記流出側に流れる前記検査流体の検出、または
前記接合体に設けられた内部空間から前記検査空間に漏れ出る前記検査流体を検出することである請求項1〜5のいずれか1項に記載の検査方法。 - 前記第1センサは超音波を用いて空間内の音速の変化によって前記検査流体の検出を行い、
前記第2センサは流体をイオンにして磁場を通過させた際の軌道の偏向を利用して前記検査流体を検出する請求項1〜6のいずれか1項に記載の検査方法。 - 前記第1部材および前記第2部材に燃料電池用の金属製のセパレータを用いる請求項1〜7のいずれか1項に記載の検査方法。
- それぞれ薄板状からなる少なくとも第1部材と第2部材とを接合した接合体の接合の良否を検査する検査装置であって、
検出に用いられる検査流体を前記接合体に供給する検査流体供給部と、
前記接合が良好でない場合に前記接合体から漏れ出る前記検査流体を収容する検査空間と、
前記接合体から漏れ出た前記検査流体を検出する第1センサと、
前記接合体から漏れ出た前記検査流体を検出し、検出レンジの上限値が前記第1センサよりも低い第2センサと、を有し、
前記第2センサは、前記第1センサによって前記検査流体を検出できなかった場合に使用される検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197868A JP6631142B2 (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | 検査方法及び検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015197868A JP6631142B2 (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | 検査方法及び検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017072414A true JP2017072414A (ja) | 2017-04-13 |
JP6631142B2 JP6631142B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=58538667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015197868A Active JP6631142B2 (ja) | 2015-10-05 | 2015-10-05 | 検査方法及び検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6631142B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112753122A (zh) * | 2018-09-25 | 2021-05-04 | 大日本印刷株式会社 | 蓄电器件用阀装置和蓄电器件 |
JPWO2021090563A1 (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1019720A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-23 | Miura Co Ltd | 気密装置の異常検出方法及びその装置 |
JPH10213516A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-11 | Shimadzu Corp | ヘリウムリークデテクタ |
JP2001516014A (ja) * | 1997-08-14 | 2001-09-25 | ライボルト ヴァークウム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ヘリウム漏洩検出器の動作方法及びこの方法を実施するのに適したヘリウム漏洩検出器 |
JP2003322583A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-11-14 | Nippon Api Corp | リーク検査方法及び被検査物、並びに、ガス透過特性測定方法及び被測定物 |
JP2004028778A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Denso Airs Corp | 洩れ検査方法および洩れ検査装置 |
JP2005201822A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Toyota Motor Corp | ガス漏れ判定装置 |
JP2010025794A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kyushu Univ | ガスセンサおよびガスの検知方法 |
JP2011107034A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Ulvac Japan Ltd | リークディテクタ |
US20140030815A1 (en) * | 2012-07-30 | 2014-01-30 | Hyundai Motor Company | Pinhole inspection system and apparatus for membrane electrode assembly of fuel cell |
WO2014148163A1 (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-25 | 日産自動車株式会社 | 接合体の検査方法および検査装置 |
JP2015518966A (ja) * | 2012-06-08 | 2015-07-06 | ヴィルコ・アーゲー | 多段式容器漏れ検査 |
-
2015
- 2015-10-05 JP JP2015197868A patent/JP6631142B2/ja active Active
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1019720A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-01-23 | Miura Co Ltd | 気密装置の異常検出方法及びその装置 |
JPH10213516A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-11 | Shimadzu Corp | ヘリウムリークデテクタ |
JP2001516014A (ja) * | 1997-08-14 | 2001-09-25 | ライボルト ヴァークウム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ヘリウム漏洩検出器の動作方法及びこの方法を実施するのに適したヘリウム漏洩検出器 |
JP2003322583A (ja) * | 2002-02-26 | 2003-11-14 | Nippon Api Corp | リーク検査方法及び被検査物、並びに、ガス透過特性測定方法及び被測定物 |
JP2004028778A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Denso Airs Corp | 洩れ検査方法および洩れ検査装置 |
JP2005201822A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Toyota Motor Corp | ガス漏れ判定装置 |
JP2010025794A (ja) * | 2008-07-22 | 2010-02-04 | Kyushu Univ | ガスセンサおよびガスの検知方法 |
JP2011107034A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Ulvac Japan Ltd | リークディテクタ |
JP2015518966A (ja) * | 2012-06-08 | 2015-07-06 | ヴィルコ・アーゲー | 多段式容器漏れ検査 |
US20140030815A1 (en) * | 2012-07-30 | 2014-01-30 | Hyundai Motor Company | Pinhole inspection system and apparatus for membrane electrode assembly of fuel cell |
WO2014148163A1 (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-25 | 日産自動車株式会社 | 接合体の検査方法および検査装置 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112753122A (zh) * | 2018-09-25 | 2021-05-04 | 大日本印刷株式会社 | 蓄电器件用阀装置和蓄电器件 |
CN112753122B (zh) * | 2018-09-25 | 2023-11-17 | 大日本印刷株式会社 | 蓄电器件用阀装置和蓄电器件 |
JPWO2021090563A1 (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 | ||
WO2021090563A1 (ja) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 | Nok株式会社 | シール検査装置及びシール検査方法 |
CN114402184A (zh) * | 2019-11-05 | 2022-04-26 | Nok株式会社 | 密封检查装置以及密封检查方法 |
JP7329614B2 (ja) | 2019-11-05 | 2023-08-18 | Nok株式会社 | シール検査装置及びシール検査方法 |
CN114402184B (zh) * | 2019-11-05 | 2024-07-19 | Nok株式会社 | 密封检查装置以及密封检查方法 |
US12085481B2 (en) | 2019-11-05 | 2024-09-10 | Nok Corporation | Seal inspection device and seal inspection method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6631142B2 (ja) | 2020-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2016038981A (ja) | 燃料電池のリーク検査方法 | |
WO2002101864A1 (fr) | Chassis de cellule pour cuve a oxydation redox et cuve a oxydation redox | |
JP2013182818A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6449055B2 (ja) | 燃料電池セルのシール検査装置およびシール検査方法 | |
JP6838509B2 (ja) | 蓄電モジュールの検査方法 | |
JP6895272B2 (ja) | シール検査装置およびシール検査方法 | |
JP6631142B2 (ja) | 検査方法及び検査装置 | |
JP6330570B2 (ja) | 検査装置及び検査方法 | |
JP7120039B2 (ja) | 検査装置および検査方法 | |
WO2015072097A1 (ja) | 燃料電池用セパレータおよび燃料電池スタックの製造方法 | |
JP2009110908A (ja) | 燃料電池のリーク検査方法及び装置 | |
JP7062993B2 (ja) | 燃料電池の検査方法および検査システム | |
JP6642121B2 (ja) | セルモジュールのリーク検査方法 | |
JP7002049B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP6292316B2 (ja) | 燃料電池の製造方法及び製造装置 | |
JP2019216002A (ja) | 燃料電池セルおよび燃料電池スタック | |
JP7074025B2 (ja) | ガスリーク検査装置 | |
JP6829934B2 (ja) | 燃料電池のガスバリア性評価方法、ガスバリア性評価装置、製造方法および製造装置 | |
KR20220065128A (ko) | 연료전지의 막전극접합체 검사장치 | |
JP2016042026A (ja) | 接合体の検査装置および検査方法 | |
US10818956B2 (en) | Inspection apparatus and inspection method | |
JP5137478B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP5334600B2 (ja) | 燃料電池及びその組み立て方法 | |
KR102217885B1 (ko) | 전극단자방식 연료전지 분리판 및 연료전지스택 | |
JP2023097975A (ja) | セパレータのリーク検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190507 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191125 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6631142 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |