JP6330570B2 - 検査装置及び検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は検査装置及び検査方法に関する。
燃料電池の製造工程では、燃料電池の発電に必要な流体の漏れの検査を行うことがある。燃料電池は、燃料電池セルを所定枚数積層した燃料電池モジュールをさらに複数積層して積層体とし、当該積層体の側面を筐体で覆い、積層方向の両端にプレートを配置してボルト等で締結することによって得られる。燃料電池は、流路を形成して燃料である水素や酸化剤、及び燃料電池を冷却する冷却流体を流通させて発電を行うため、製造の際には流路以外の部位には水素などが漏れたりしないように検査が行われる。
燃料電池における流路の漏れ検査方法には、例えば燃料ガス、酸化ガス、冷却流体のそれぞれの流体流路に対し順に検査流体を注入し、それぞれの検査流体の注入時点毎に検査流体の漏れを検出する、といったものがある。(特許文献1参照)。
特開2002−334713号公報
燃料電池を構成する積層体の中でも隣接するセパレータ同士は接合してその間に冷却流体を流通させることが多い。しかし、冷却流体を流す形状は、1ミリにも満たない凹凸が何十個も連なったセパレータの形状を突き合せて接合して構成される。そのため、凹凸の形状が少しでもずれて接合されると漏れの原因となる場合が想定され、セパレータを接合した接合体の漏れは特に注目される。
また、流体が漏れるモードは1種類ではなく複数種類ある。そのため、それぞれの種類について漏れの検査を実施していたのでは時間がかかり、場合によっては量産に必要なタクトタイムを達成できないおそれがある。
そこで本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、セパレータ接合体の漏れの検査を迅速に実施できる検査装置及び検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、燃料電池用のセパレータを一対接合してなるセパレータ接合体における漏れを検査する検査部を備えた検査装置である。当該検査装置は、セパレータ接合体において一のセパレータ側の第1外部またはセパレータ接合体において他のセパレータ側の第2外部にヘリウムを供給しセパレータ接合体を通過して漏れる通過漏れを検知する第1検知部と、セパレータ接合体の内部に形成される内部空間に水素または水素と空気の組み合わせを供給して内部空間から第1外部または第2外部へ漏れる内部漏れを検知する第2検知部と、を有する。第1検知部は、第2検知部の検知の時間が重複する。
また、他の本発明は、燃料電池用のセパレータを一対接合してなるセパレータ接合体における漏れを検査する検査方法である。当該検査方法は、セパレータ接合体を閉じた閉空間に収容して閉空間にセパレータ接合体を隔ててセパレータ接合体を構成する一のセパレータ側の第1外部とセパレータ接合体を構成する他のセパレータ側の第2外部とを形成する。そして、第1外部または第2外部にヘリウムを供給してセパレータ接合体を通過して漏れる通過漏れを検知し、セパレータ接合体の内部に形成される内部空間に水素または水素と空気の組み合わせを供給して内部空間から第1外部または第2外部へ漏れる内部漏れを検知する。通過漏れの検知は、内部漏れを検知する時間と重複して実施される。
本発明に係る検査装置及び検査方法によれば、通過漏れの検知にはヘリウム、内部漏れの検知には水素または水素と空気の組み合わせといったように異なる種類の検知媒体を使用するように構成している。そのため、内部漏れと通過漏れの検査を重複させて実施することができ、内部漏れと通過漏れの検査を別個に実施する場合と比べて検査の時間短縮を図り、漏れの検査を迅速に実施することができる。
図1(A)、図1(B)は本発明の一実施形態に係るセパレータアセンブリの検査装置について示す斜視図、側面図である。 図2(A)、図2(B)は同検査装置を示す正面図、平面図である。 図3(A)、図3(B)は同検査装置を構成する上型を下方から見上げた斜視図、底面図である。 図4(A)、図4(B)は同検査装置を構成する下型を上方から見下ろした斜視図、平面図である。 図2(B)の5−5線に沿う断面図である。 図2(B)の6−6線に沿う断面図である。 同実施形態に係る燃料電池を示す斜視図である。 同燃料電池の構成を示す分解斜視図である。 同燃料電池を構成する積層体の分解斜視図である。 燃料電池の積層体を構成する燃料電池セルを示す断面図である。 図11(A)は同燃料電池を構成するセパレータアセンブリのセパレータ同士が当接する面から見た図、図11(B)はアノードセパレータの中でもMEAと接合する側から見た図、図11(C)はカソードセパレータの中でもMEAと接合する側から見た図である。 セパレータアセンブリの漏れの中でも内部漏れを検査する様子を説明する説明図である。 セパレータアセンブリの漏れの中でも通過漏れを検査する様子を説明する説明図である。 セパレータアセンブリの漏れを検査する工程を示すフローチャートである。 図15(A)〜図15(C)は、同セパレータアセンブリの漏れを検査する工程のタイミングチャートである。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1(A)、図1(B)は本発明の一実施形態に係るセパレータアセンブリの検査装置について示す斜視図、側面図、図2(A)、図2(B)は同検査装置を示す正面図、平面図、図3(A)、図3(B)は同検査装置を構成する上型を下方から見上げた斜視図、底面図である。図4(A)、図4(B)は同検査装置を構成する下型を上方から見下ろした斜視図、平面図、図5は図2(B)の5−5線に沿う断面図、図6は図2(B)の6−6線に沿う断面図である。
図7は同実施形態に係る燃料電池を示す斜視図、図8は同燃料電池の構成を示す分解斜視図、図9は同燃料電池を構成する積層体の分解斜視図、図10は燃料電池の積層体を構成する燃料電池セルを示す断面図である。図11(A)は同燃料電池を構成するセパレータアセンブリのセパレータ同士が当接する面から見た図、図11(B)はアノードセパレータの中でもMEAと接合する側から見た図、図11(C)はカソードセパレータの中でもMEAと接合する側から見た図である。図12はセパレータアセンブリの漏れの中でも内部漏れを検査する様子を説明する説明図、図13はセパレータアセンブリの漏れの中でも通過漏れを検査する様子を説明する説明図である。図14はセパレータアセンブリの漏れを検査する工程を示すフローチャート、図15(A)〜図15(C)は同セパレータアセンブリの漏れを検査する工程のタイミングチャートである。
セパレータアセンブリの検査装置200は、図1に示すように、流通部210と、第1検査部250と、第2検査部260と、を有する。第1検査部250はヘリウムを供給して検査を行い、第2検査部260は水素を供給して検査を行う。
セパレータアセンブリの漏れ検査方法は、図14に示すように、セパレータアセンブリ12のセット(ステップST1、ステップST2 セパレータ接合体の閉空間への収容に相当)と、真空引き(ステップST3)と、漏れの検知(ステップST4 内部漏れと通過漏れの検知に相当)と、を有する。内部漏れと通過漏れの検知とは異なる種類の媒体によって実施される。詳細については後述する。
(燃料電池)
本実施形態に係る検査装置によって検査されるセパレータアセンブリ12は、燃料電池100の構成部品である。燃料電池100は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly 以下、MEAと記載)11とMEA11の両面に配置したセパレータ13、14によって構成される燃料電池セル10aを複数積層した積層体10を主要な構成要素としている。セパレータアセンブリ12は、隣接する燃料電池セル10aにおけるセパレータ13とセパレータ14とが接合されて構成される。セパレータアセンブリの検査装置、検査方法について説明する前に燃料電池の構成について説明する。
MEA11は、電解質膜11aの片側にアノード11b、もう片側にカソード11cが接合されている。セパレータアセンブリ12は、2枚のセパレータ13,14を有する。また、積層体10の積層方向における両端部には集電板16,17が設けられている。また、燃料電池100は、筐体20を有している。筐体20は、一対の締結板21、22と補強板23、24、及びエンドプレート25,26を有している。
セパレータ13,14は、図9や図10に示し、積層された複数の燃料電池セル10aにおいて隣り合うMEA11を隔離しつつ、MEA11で発生した電力を通電させている。セパレータ13,14は、アノード側セパレータ13とカソード側セパレータ14とに分類される。アノード側セパレータ13は、MEA11のアノード11bに当接させている。アノード側セパレータ13は、導電性材料を有する金属からなり、アノード11bよりも大きい薄板状に形成している。セパレータ13,14はまとめてセパレータアセンブリ12と称することもある。
アノード側セパレータ13の中央には、図9、図10に示すように、燃料ガス(水素)と冷却水等の冷却流体とを隔てて流す流路を構成するように複数の凹凸を一定の間隔で形成した波形形状13gを設けている。アノード側セパレータ13は、凹凸形状のうち、アノード11bと接触して形成された閉空間を、アノード11bに対して水素を供給するアノードガス流路13hとして用いている。一方、アノード側セパレータ13は、断面が複数の凹凸形状からなる波形形状13gと、カソード側セパレータ14の波形形状14gとの間に形成された閉空間を、冷却水を供給する冷却流体流路13j(14j)(内部空間に相当)として用いている。
アノード側セパレータ13は、長方形状からなり、その長手方向の一端に、カソードガス供給口13a、冷却流体供給口13b、およびアノードガス供給口13cに相当する貫通孔を開口している。同様に、アノード側セパレータ13は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口13d、冷却流体排出口13e、およびカソードガス排出口13fに相当する貫通孔を開口している。
カソード側セパレータ14は、MEA11のカソード11cに当接している。カソード側セパレータ14は、導電性材料を有する金属からなり、カソード11cよりも大きい薄板状に形成している。
カソード側セパレータ14の中央には、図9、図10に示すように、酸化剤ガス(酸素を含有した空気または純酸素)と冷却水とを隔てて流す流路部を構成するように断面が複数の凹凸形状からなる波形形状14gを設けている。カソード側セパレータ14は、凹凸形状のうち、カソード11cと接触して形成された閉空間を、カソード11cに対して酸化剤ガスを供給するカソードガス流路14hとして用いている。一方、カソード側セパレータ14は、凹凸形状のうち、アノード側セパレータ13との間に形成された閉空間を、冷却水を供給する冷却流体流路14j(13j)として用いている。
カソード側セパレータ14は、長方形状からなり、その長手方向の一端に、カソードガス供給口14a、冷却流体供給口14b、およびアノードガス供給口14cに相当する貫通孔を開口している。同様に、カソード側セパレータ14は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口14d、冷却流体排出口14e、およびカソードガス排出口14fに相当する貫通孔を開口している。セパレータ14はセパレータ13と接合され、供給口14a〜14c及び排出口14d〜14fはセパレータ13の供給口13a〜13c及び排出口13d〜13fと連通する。
セパレータ13とセパレータ14とは、図11(A)に示すように接触面の外周13m(14m)が溶接されている。また、セパレータ13とセパレータ14との接触面の中でもカソードガス供給口13a、14a、アノードガス供給口13c、14c、アノードガス排出口13d、14d、カソードガス排出口13f、14fは、その外周において溶接して接合され、接合部13n(14n)が形成されている。また、アノードセパレータ13の中でもMEA11と接する側の面には、図11(B)に示すようにアノードガス供給口13c及びアノードガス排出口13dとその他の供給口13a、13b及び排出口13e、13fとを区画してアノードガスが流通する空間を形成するようにシール部材が部位13pに塗布されている。同様に、カソードセパレータ14の中でもMEA11と接する側の面には、図11(C)に示すようにカソードガス供給口13a及びカソードガス排出口13fをその他の供給口13b、13c及びその他の排出口13d、13eと区画してカソードガスが流通する空間を形成するようにシール部材が部位14pに塗布されている。
MEA11は、図9、図10に示し、供給された酸素と水素を化学反応させて電力を生成する。MEA11は、電解質膜11aの片側にアノード11bを接合し、もう一方の側にカソード11cを接合して形成している。電解質膜11aは、たとえば、固体の高分子材料からなり、薄板状に形成している。
固体高分子材料には、たとえば、水素イオンを伝導し、湿潤状態で良好な電気伝導性を有するフッ素系樹脂を用いている。アノード11bは、電極触媒層、撥水層、およびガス拡散層を積層して構成し、電解質膜11aよりも若干小さい薄板状に形成している。カソード11cは、電極触媒層、撥水層、およびガス拡散層を積層して構成し、アノード11bと同様の大きさで薄板状に形成している。
アノード11bおよびカソード11cの電極触媒層は、導電性の担体に触媒成分が担持された電極触媒と高分子電解質を含んでいる。アノード11bおよびカソード11cのガス拡散層は、たとえば、充分なガス拡散性および導電性を有する炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロス、カーボンペーパ、またはカーボンフェルトから形成している。
MEA11は、フレーム部材15を備えている。フレーム部材15は、積層した電解質膜11a、アノード11b、およびカソード11cの外周を一体に保持している。フレーム部材15は、たとえば、電気絶縁性を有する樹脂からなり、セパレータ13,14の外周部分の外形形状と同様の外形形状で形成している。フレーム部材15は、その長手方向の一端に、カソードガス供給口15a、冷却流体供給口15b、およびアノードガス供給口15cに相当する貫通孔を開口している。同様に、フレーム部材15は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口15d、冷却流体排出口15e、およびカソードガス排出口15fに相当する貫通孔を開口している。また、平面視した際のセパレータ13,14の波形形状13g、14gとMEA11の部分は発電が行われる発電領域に当る。
上記の燃料電池セル10aは、互いに密封した状態で複数積層する必要がある。このため、積層する燃料電池セル10aの中でもMEA11とセパレータ13及びセパレータ14との間には、上記したシール部材を塗布することによって封止している。シール部材は、たとえば、熱硬化性樹脂を用いる。熱硬化性樹脂は、たとえば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル等から選択する。
一対の集電板16,17は、図8、9に示し、燃料電池セル10aで生成された電力を外部に取り出す。
一対の集電板16,17の集電部16h等は、たとえば、ガスを透過させない緻密質カーボンのような導電性部材からなり、アノード11bおよびカソード11cの外形よりも若干小さい薄板状に形成している。一対の集電部16h等は、複数積層した最外層の燃料電池セル10aに設けたMEA11のアノード11bまたはカソード11cに当接している。集電部16h等は、その一面から導電性を備えた円柱形状の突起部16g等を突出して設けている。突起部16g等は、後述する筺体20の一対のエンドプレート25、26の貫通孔25g等を挿通して、外部に臨んでいる。また、集電板16の突起部16gに当る形状は集電板17についても同様に設けられている。また、集電板16、17についてもセパレータ13、14などと同様にカソードガス供給口16a、17a、冷却流体供給口16b、17b、アノードガス供給口16c、17c、アノードガス排出口16d、17d、冷却流体排出口16e、17e、カソードガス排出口16f、17fが形成されている。
筺体20は、図8に示し、複数積層した燃料電池セル10aおよび一対の集電板16,17を互いに密着させた状態で保持している。
筺体20は、上記のように一対の締結板21、22、一対の補強板23,24、および一対のエンドプレート25,26、及びネジ27を含んでいる。以下、筺体20に含まれた各部材について説明する。
一対のエンドプレート25,26は、複数積層された燃料電池セル10aの両端に配設した一対の集電板16,17を挟持して付勢している。一対のエンドプレート25,26の外形形状は、一部の形状を除いて、層厚を増したMEA11のフレーム部材15と同様である。一対のエンドプレート25,26は、たとえば、金属からなり、一対の集電板16,17と当接する部分に絶縁体を設けている。
一対のエンドプレート25,26は、その長手方向の一端に、カソードガス供給口25a、26a、冷却流体供給口25b、26b、およびアノードガス供給口25c、26cに相当する貫通孔を開口している。同様に、その長手方向の他端には、アノードガス排出口25d、26d、冷却流体排出口25e、26eおよびカソードガス排出口25f、26fに相当する貫通孔を開口している。
セパレータ13,14、フレーム部材15、集電板16,17、及びエンドプレート25,26のカソードガス供給口13a〜17a、25a、26a、冷却流体供給口13b〜17b、25b、26b、アノードガス供給口13c〜17c、25c、26c、アノードガス排出口13d〜17d、25d、26d、冷却流体排出口13e〜17e、25e、26e、及びカソードガス排出口13f〜17f、25f、26fは、セパレータ13,14、MEA11、集電板16,17、及びエンドプレート25,26を位置合わせした際に連通するように構成されている。一対のエンドプレート25,26は、前述した一対の集電板16,17の突起部16g等を挿通させる貫通孔25g、26gを有している。
一対の締結板21、22は、たとえば、金属からなり、板状に形成している。一対の締結板21、22は、縁部が一部立ち上げて形成されており、組み付けた際に一対のエンドプレート25、26の面と接触する。また、締結板21,22においてエンドプレート25,26と接触する面にはネジ27を挿通させる穴が設けられており、当該穴に取り付けたネジ27を締め付けることによってエンドプレート25、26、集電板16,17、及び積層体10が積層方向に加圧される。
一対の補強板23、24は、たとえば、金属からなり、一対の締結板21、22よりも細長い板状に形成している。一対の補強板23、24は、長手方向における端部が一部立ち上げて形成されており、当該部分にはネジ27を挿通させる穴が設けられている。当該穴はネジ27を積層方向に通すように形成されており、ネジ27を取り付けて締結することによって、締結板21,22と同様にエンドプレート25,26、集電板16,17、及び積層体10が積層方向に加圧される。このように、一対の締結板21、22および一対の補強板23、24は、ネジ27を締結することによって、エンドプレート25、26、集電板16,17、及び積層体10を積層方向に加圧している。
(セパレータアセンブリの検査装置)
次に本実施形態に係るセパレータアセンブリの漏れを検査する検査装置について説明する。検査装置200は、図1(A)に示すように流通部210と、第1検知部250と、第2検知部260と、を有する。第1検知部250は、セパレータアセンブリ12の外部を流通する流体(アノードガスやカソードガス)がセパレータアセンブリ12を通過(貫通)して流通しないか(通過漏れ、貫通漏れと呼ばれることもある)を検知する。第2検知部260は、セパレータアセンブリ12が形成する流路13j。14jから冷却流体が外部に漏れ出ないか(いわゆる内部漏れ)を検査する。
流通部210は、セパレータアセンブリ12に通過漏れと内部漏れを検査する検査媒体(ヘリウムと水素)とが流通する閉空間を形成する。流通部210は、図3(A)、図4(A)に示すように上型211と、下型231と、シール部材242、243と、を有する。
上型211は、空間212(第1外部、第1空間に相当)と、流入口213、214、215と、流出口216、217、218、219と、閉塞部220、221、222、223と、を有する。
空間212は、漏れを検査する媒体の中で貫通漏れと内部漏れを検査する媒体を流通させる空間を形成する。流入口213は貫通漏れを検査する検査媒体供給部251の配管252と接続される。
流入口214は、内部漏れを検査する検査媒体を供給する検査媒体供給部261からの配管262と接続される。流入口215は、流入口214から内部漏れを検査する検査媒体を流通させる流路の下流にかけて接続される。流入口214は、断面が円形状に形成され、流入口215は、断面がセパレータアセンブリ12の流路の形状に合わせて矩形に形成されているが、これに限定されない。
流出口216は、流入口215がセパレータアセンブリ12の冷却流体流路13j、14jを通過したさらに下流の流路を形成し、流入口215と同様に矩形状に形成されている。流出口216、217には配管265を通じて吸引ポンプ267が接続され、冷却流体流路13j、14jに存在する不要な流体を除去できるように構成している。流出口217は、流出口216から連通し、断面が円状に形成されているが、これに限定されない。
流出口218は、配管254を通じて吸引ポンプ257と接続され、空間212を真空またはそれに近い状態にまで吸気、減圧する。流出口219は、配管263を通じて空間212に漏れ出た検査流体を検知器266へと導く部位であり、これにより内部漏れが検知される。閉塞部220、221、222、223は、図6に示すようにセパレータアセンブリ12に形成されたカソードガス供給口12a、アノードガス供給口12c、アノードガス流出口12d、カソードガス流出口12fの部分から、検査媒体供給部261からの検査媒体がセパレータアセンブリ12を挟んで空間212と隔離された下型231の空間232に回り込むことを防止する。
下型231は、図4(A)、図4(B)に示すように空間232(第2外部、第2空間に相当)と、流出口233、234、235と、閉塞部236、237、238、239、240、241と、を有する。空間232は、内部漏れまたは貫通漏れが生じた際に検査媒体が流れる空間である。
流出口233は、貫通漏れを検知する際に空間232に漏れ出た検査媒体を配管253を通じて検知器256へと導き、貫通漏れを検知させる。流出口234は配管255と接続し、漏れの検知を実施する前に空間232に残存する検査媒体以外の流体を吸引ポンプ258により吸引する流路を形成する。流出口235は配管264と接続し、内部漏れを検知する際に空間232に漏れ出た検査媒体を検知器266に導く流路である。
閉塞部236、238、239、241は、閉塞部220〜223と同様に、貫通漏れを検査する検査媒体が冷却流体流路13j、14j以外の経路で空間232に流れることを防止する。閉塞部237、240は、内部漏れを検査する検査媒体がセパレータアセンブリ12の冷却流体流路13j、14j以外の部位から空間232に流れ込まないように規制する形状である。シール部材242は、セパレータアセンブリの中でもカソードガス供給口13a、14a、アノードガス供給口13c、14c、アノードガス排出口13d、14d、カソードガス排出口13f、14fから空間212、232とセパレータアセンブリの冷却流体流路13j、14jとが連通しないようにシールする。シール部材243は、上型211とセパレータアセンブリ12の外周、及び下型231とセパレータアセンブリ12の外周をシールし、上型211の空間212に供給された検査媒体がセパレータアセンブリ12の外周を通って下型231の空間232に流れこむことを防止する。シール部材242、243は、ゴム等の弾性部材(アクリルゴムやニトリルブタジエンゴム)を例示することができるが、これに限定されない。
第1検知部250は、図2(A)に示すように検査媒体供給部251と、配管252、253、254、255と、検知器256と、吸引ポンプ257、258と、を有する。
検査媒体供給部251は、貫通漏れを検査するための検査媒体を供給する。検査媒体供給部251は、本実施形態においてボンベで構成され、検査媒体は検知能力の高いヘリウムで構成される。
配管252は、検査媒体供給部251及び流入口213と接続され、検査媒体供給部251からの検査媒体を上型211とセパレータアセンブリ12によって構成される空間212に導くまでの通路である。配管253は、流出口233及び検知器256と接続され、貫通漏れの箇所が存在する場合に、空間212からセパレータアセンブリ12を通じて空間232へ漏れ出たヘリウムを検知器256まで流通させる(図13の矢印d5、d6参照)。
配管254は、上型211とセパレータアセンブリ12とによって形成される空間212に存在する流体を吸引減圧するために流出口218及び吸引ポンプ257と接続される。配管255は、配管254と同様に下型231とセパレータアセンブリ12とによって形成される空間232に存在する流体を吸引減圧するために流出口234及び吸引ポンプ258と接続される。
検知器256は、本実施形態において貫通漏れを検査する検査媒体を検知する。吸引ポンプ257は空間212、吸引ポンプ258は空間232に存在する検知に不要な空気などの流体を吸引して排気するために用いられ、真空ポンプなどを挙げることができるが、これに限定されない。
第2検知部260は、図2(A)に示すように検査媒体供給部261と、配管262、263、264、265と、検知器266と、吸引ポンプ267と、を有する。
検査媒体供給部261は、検査媒体供給部251と同様の構成であり、検査媒体供給部251と異なる種類の媒体を扱うことによって、第1検知部250と第2検知部260による漏れの検出の時間を重複させて実施することができる。検査媒体供給部261は、本実施形態において検査媒体として水素を使用するがこれに限定されない。また、検査媒体供給部251、261は、少なくとも一方に圧力調整器を有し、検査媒体供給部251と検査媒体供給部261からの検査媒体を異なる圧力で供給できるように構成している。
配管262は、検査媒体供給部261及び流入口215と接続され、検査媒体供給部261からの検査媒体を上型211とセパレータアセンブリ12によって構成される空間212に導くまでの通路である。配管263は、検査媒体供給部261からの検査媒体が配管262を通ってセパレータアセンブリ12の冷却流体流路13j、14jに入り、内部漏れがあった際に上型211の空間212に漏れ出た検査媒体を検知器266に導くために流出口219及び検知器266と接続される。配管264は、検査媒体供給部261からの検査媒体が配管262を通ってセパレータアセンブリ12の冷却媒体流路13j、14jに入り、内部漏れがあった際に下型231の空間232に漏れ出た検査媒体を検知器266に導くために流出口235及び検知器266と接続される(図12のd1、d2、d3、d4参照)。配管265は、内部漏れを検査する検査媒体が流れる流路の下流、すなわち流出口217及び吸引ポンプ267に接続され、内部漏れを検査する水素が流れるセパレータアセンブリ12の冷却流体流路13j、14jなどに存在する流体を吸引ポンプ267によって吸引減圧させる。
検知器266は、本実施形態において内部漏れを検査する水素を検知する。吸引ポンプ267は、吸引ポンプ257、258と同様の構成であるため説明を省略する。
(漏れの検査方法)
次に本実施形態に係るセパレータアセンブリの漏れ検査方法について説明する。本実施形態に係る漏れ検査方法は、概説するとセパレータのセット(ステップST1)と、閉空間の形成(ステップST2)と、真空引き(ステップST3)と、漏れの検知(ステップST4)と、を有する。
セパレータのセットでは、まず、セパレータアセンブリ12を下型231にセットする(ステップST1)。下型231には凸状の閉塞部236〜241が形成されているため、セパレータアセンブリ12の供給口12a〜12cと排出口12d〜12fを閉塞部236〜241に合わせるようにしてセットする。その際、供給口12a〜12c及び排出口12d〜12fと閉塞部236〜241との接触部位にはシール部材242を取り付ける。
次に、上型211を下型231の上方から配置して上型211と下型231によって閉空間を形成する(ステップST2)。上型211を下型231にセットする際には、下型231と同様に流入口215、流出口216、及び閉塞部220〜223の外周にシール部材242をセットする。また、下型231又は上型211の内部空間の外周にはシール部材243をセットする。これにより、空間212、232が外部と隔離して形成される。
次にポンプ257を作動させて空間212に存在する流体を除去する。同様に、ポンプ258を作動させて空間232に存在する流体を除去する。同様に、ポンプ267を作動させて配管262から冷却流体流路13j、14jに存在する流体を除去する(ステップST3)。
そして、次に検知器256、266を作動させて検査媒体供給部251、261から検査媒体を供給し、内部漏れ及び貫通漏れの有無を確認する。この際、漏れの基準は一定時間内における検査媒体の検知量が数百ppm以下であればOKである、といったようなものである。
本実施形態において検知器256及び検知器266による検査は、図15(A)に示すように、第1検査部250と第2検査部260による検知の始期T1と終期T4を揃える。つまり、同時に検査を実施することによって内部漏れと通過漏れとを別々に実施する場合と比べて内部漏れと貫通漏れの検査に必要な合計時間を短縮することができる。しかし、上記に限定されず、例えば、貫通漏れの検知が内部漏れの検知よりも短時間ですむ場合には、図15(B)に示すように、貫通漏れの検知する時間帯が内部漏れの検査時間帯に含まれるように実施することによっても、別々の時間帯に実施する場合に比べて合計の検査時間を短縮することができる。上記と反対に内部漏れの検査時間が通過漏れの検査時間よりも短時間ですむ場合にも上記と同様のことが言える。また、内部漏れ又は貫通漏れの検知時間は、一方が他方の検知時間に含まれる場合に限られず、図15(C)に示すように、一方の検知の時間が他方の検知時間と重複していれば、別々に実施する場合よりも内部漏れと通過漏れに必要な合計の検知時間を短縮することができる。
次に本実施形態に係る作用効果について説明する。燃料電池は、燃料や酸化剤を流通させて発電し、燃料電池の単位セルを構成するセパレータは隣り合うセパレータと接合されてセパレータアセンブリとされる。セパレータアセンブリは冷却流体を流す波形形状の部位が溶接されるため、溶接の態様によっては燃料や酸化剤がセパレータアセンブリを貫通したり、セパレータアセンブリの内部空間を流れる冷却流体が外部に漏れるおそれがある。このような内部漏れや通過漏れの検査を別個に検査していたのでは合計の検査時間が長くなり、量産で要求される時間を達成できないおそれがある。
これに対し、本実施形態に係る検査装置200は、貫通漏れを検査する第1検知部250の検査媒体(ヘリウム)と内部漏れを検査する第2検知部260の検査媒体(水素)とを種類の異なる媒体で構成している。そのため、内部漏れと通過漏れの検知時間帯を重複させても誤検知が生じることがない。よって、内部漏れと貫通漏れの検査を重複させて行うことができ、両者を個別に検査する場合と比べて内部漏れと貫通漏れに必要な合計時間を短縮させることができる。また、貫通漏れの検知には、検知能力の高いヘリウムを使用することによってセパレータアセンブリ12を挟んで逆側に電気化学反応に必要な水素等のガスが漏れ出てしまうことを精度よく検出できる。また、内部漏れのような冷却水の漏れに対しては貫通漏れのようなガスの漏れよりかは繊細でないため、比較的検知能力もあり、検知時間も比較的長くない水素を使用することによって迅速な検査を実施できる。
また、内部漏れと通過漏れとは、検知の時間帯が重なるように構成しているため、両方の検査を行うために必要な合計時間を短縮することができる。
また、流通部210は、上型211とセパレータアセンブリ12によって空間212が形成され、下型231とセパレータアセンブリ12とによって空間232が形成され、第1検知部250は空間212にヘリウムを供給してセパレータアセンブリ12を通過して空間232に漏れ出た検査媒体を検知器256によって検知し、第2検知部260では冷却流体流路13j、14jに水素を供給して空間212又は空間232に漏れ出た検査媒体を検知器266で検知することによって、第1検知部250と第2検知部260による検査を重複して実施して内部漏れと通過漏れに必要な合計の検査時間を短縮することができる。
また、第1検知部250の検査媒体供給部251と第2検知部260の検査媒体供給部261は互いに異なる圧力で検査媒体を供給するように構成することもできる。このように構成することによって、相対的に高い圧力で供給された方の漏れをより早く検知することができ、内部漏れと貫通漏れの検査の合計時間の短縮に寄与することができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。上記実施形態では内部漏れの検査媒体に水素を使用したが、これに限定されず、水素に空気を組み合わせたものを使用してもよい。
10 積層体、
10a 燃料電池セル、
100 燃料電池、
11 MEA、
11a 電解質膜、
11b アノード、
11c カソード、
12 セパレータアセンブリ(セパレータ接合体)、
13、14 セパレータ、
13g、14g 波形形状、
13j、14j 冷却流体流路(内部空間)、
13h アノードガス流路、
14h カソードガス流路、
13m、13n、14m、14n 溶接箇所、
13p、14p シール部材の塗布箇所、
15 フレーム部材、
16、17 集電板、
20 筐体、
21、22 締結板、
23、24 補強板、
25、26 エンドプレート、
25g、26g 貫通孔、
27 ネジ、
100 燃料電池、
200 検査装置、
210 流通部、
211 上型、
212 空間(第1外部、第1空間)、
213、214、215 流入口、
216、217、218、219 流出口、
220、221、222、223 閉塞部、
231 下型、
232 空間(第2外部、第2空間)、
233、234、235 流出口、
236、237、238、239、240、241 閉塞部、
250 第1検知部、
251 検査媒体供給部、
252〜255 配管、
256 検知器、
257、258 吸引ポンプ、
260 第2検知部、
261 検査媒体供給部、
262〜265 配管、
266 検知器、
267 吸引ポンプ、
d1〜d4 内部漏れの検査媒体の流れ、
d5、d6 貫通漏れの検査媒体の流れ。

Claims (5)

  1. 燃料電池用のセパレータを一対接合してなるセパレータ接合体における漏れを検査する検査部を備えた検査装置であって、
    前記セパレータ接合体において一の前記セパレータ側の第1外部または前記セパレータ接合体において他の前記セパレータ側の第2外部にヘリウムを供給し前記セパレータ接合体を通過して漏れる通過漏れを検知する第1検知部と、
    前記セパレータ接合体の内部に形成される内部空間に水素または水素と空気の組み合わせを供給して前記内部空間から前記第1外部または前記第2外部へ漏れる内部漏れを検知する第2検知部と、を有し、
    前記第1検知部は、前記第2検知部と検知の時間が重複する検査装置。
  2. 前記セパレータ接合体は、閉じた閉空間に格納されて前記セパレータ接合体によって前記閉空間に前記第1外部と前記第2外部とが形成され、
    前記閉空間における前記第1外部の空間に前記ヘリウムを供給し、前記内部空間に前記水素又は前記水素と空気の組み合わせを供給し、
    前記第1検知部は、前記閉空間における前記第2外部の空間に接続され前記ヘリウムを検知する第1検知器を有し、
    前記第2検知部は、前記閉空間における前記第1外部の空間及び前記第2外部の空間に接続され前記水素又は水素と空気の組み合わせを検知する第2検知器を有する請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記水素又は前記水素と空気の組み合わせは、前記ヘリウムと異なる圧力で供給される請求項1または2に記載の検査装置。
  4. 燃料電池用のセパレータを一対接合してなるセパレータ接合体における漏れを検査する検査方法であって、
    前記セパレータ接合体を閉じた閉空間に収容して前記閉空間に前記セパレータ接合体を隔てて前記セパレータ接合体を構成する一の前記セパレータ側の第1外部と前記セパレータ接合体を構成する他の前記セパレータ側の第2外部とを形成し、
    前記第1外部または前記第2外部にヘリウムを供給して前記セパレータ接合体を通過して漏れる通過漏れを検知し、
    前記セパレータ接合体の内部に形成される内部空間に水素又は水素と空気の組み合わせを供給して前記内部空間から前記第1外部または前記第2外部へ漏れる内部漏れを検知し、
    前記通過漏れの検知は、前記内部漏れを検知する時間と重複して実施される検査方法。
  5. 前記ヘリウムは、前記水素又は前記水素と空気の組み合わせと異なる圧力で供給される請求項4に記載の検査方法。
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