JP7002049B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP7002049B2
JP7002049B2 JP2018072484A JP2018072484A JP7002049B2 JP 7002049 B2 JP7002049 B2 JP 7002049B2 JP 2018072484 A JP2018072484 A JP 2018072484A JP 2018072484 A JP2018072484 A JP 2018072484A JP 7002049 B2 JP7002049 B2 JP 7002049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame body
gas
separator
gas introduction
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018072484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019016586A (ja
Inventor
美由紀 吉本
良文 田口
勉 川島
博晶 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to CN201810649071.2A priority Critical patent/CN109216723A/zh
Priority to US16/016,623 priority patent/US20190006696A1/en
Publication of JP2019016586A publication Critical patent/JP2019016586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7002049B2 publication Critical patent/JP7002049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池用ガスケット、燃料電池、及び燃料電池の製造方法に関する。
燃料電池、例えば、固体高分子型燃料電池は、膜電極接合体(MEA(Membrane-Electrode Assembly))を一対のセパレータとで構成される単セルを複数個積層し、積層方向に締結荷重をかけた積層構造をもつ。
各単セルにおいて、セル面内中央部は、MEA、燃料ガス、空気ガスが供給され発電する発電領域であり、発電領域周りは、燃料ガス、空気ガス、冷却水をシールする非発電領域である。
各セルの非発電領域では、一対のセパレータは、例えば、絶縁性材料で形成された枠体で電解質膜の外縁部を支持し、そのフレームと2つのセパレータを弾性接着剤にて接着し該当単セルの内部抵抗が所定の値となるよう、一体化し、構成している。
弾性接着剤の塗布部分でかかる締結荷重を受け持ち、かつ、各積層方向の構成部材の寸法公差を吸収し、組み付け上の寸法ばらつきがあってもかかる発電領域及び非発電領域の面圧ばらつきを抑える効果をもつ(特許文献1)。
特開平7-249417号公報
しかし、単セル構成部材(枠体、シール、セパレータ、MEA、ガス拡散層)には製造上、それぞれの部材が寸法ばらつきをもつ。そのため、積層時に締結荷重をかけた場合、部材寸法の組み付けばらつきにより、面内荷重の分布が生じる。
接触抵抗を小さく抑え、燃料電池の性能を低下させないために、締結荷重が面内でばらついた場合でも、必要な接触面圧が発電領域全体にかかるように締結荷重を大きくとる必要があるが、締結荷重を大きくしたために、セパレータ及び枠体に変形が生じるおそれがある。
セパレータ及び枠体の変形によって、締結時に各セル内空間が変動することで各ガスの供給部及び発電領域流路の圧力損失が各セルごとに変動する。こうなると、スタック積層時に各セルへのガス供給量がばらつくため、各セルでの出力差が生じ、燃料電池としての性能が低下する。
また、単セル積層厚みの薄型化を検討する場合、セル積層厚みを成立させるためには、枠体厚みの薄肉化が求められ、求める荷重に耐えうる強度の枠体厚みが成り立たず、セル構造の信頼性を損なう場合もある。
本発明は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料電池のセパレータの変形を抑制し、単セル積層厚みの薄型化構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、高分子電解質膜の両面に、触媒層と、ガス拡散層と、セパレータと、が順に配置され、一対の上記セパレータの間に配置され、上記ガス拡散層と、上記触媒層の外周を囲む枠体と、を有し、上記枠体はヤング率1GPa以上の剛性を持つ、燃料電池を用いる。
本発明によれば、燃料電池の単セル、スタック構造にて枠体の変形を抑制することができる。
枠体厚みを薄肉化しても締結荷重に耐えうる構成をとれることで、単セル厚み、及びスタック積層厚みの薄型構造を容易にする。
燃料電池単セルを含む燃料電池スタック構図を模式的に示した分解斜視図 実施の形態1の燃料電池単セルの図1のD-D線に沿った積層方向の断面図 実施の形態3の燃料電池単セルの図1のD-D線に沿った積層方向の断面図 実施の形態1のセパレータ(空気極側)の平面図 実施の形態1のセパレータ(空気極側)の平面図 実施の形態1のセパレータ(燃料極側)の平面図 実施の形態1のセパレータ(燃料極側)の平面図 実施の形態1の枠体の平面図 実施の形態1の枠体の平面図 実施の形態2に係る、図3BのB-B線に沿った断面図 実施の形態2に係る、図3BのC-C線に沿った断面図 実施の形態2の枠体とアイランドとの斜視図 実施の形態2の枠体とアイランドとの斜視図 実施の形態4に係る、図2BのA-A線に沿った断面図 実施の形態4に係る、図2BのA-A線に沿った断面図 実施の形態5に係る、図2BのA-A線に沿った断面図 実施の形態6に係る、図3BのB-B線に沿った断面図 実施例に係る、セパレータ(空気極側)の導入部を示した平面図 K7161プラスチック引張特性試験で用いる、測定試験片の平面図 実施例に係る、枠体試験片の応力-ひずみ結果の図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(実施の形態1)
<燃料電池スタック100>
図1で示すように、燃料電池スタック100は、本実施の形態に係るセル1が複数個積層された構造を有する。隣り合うセル1の間にはガスケット(図示せず)が設けられる。セル1の積層方向の両側には、集電板110、絶縁板120、締結板130がこの順に配置される。
そして、積層方向の両側から、締結板130に所定の荷重がかけられることで、複数積層されたセル1が締結され、燃料電池スタック100が形成される。
それぞれの集電板110には電流取り出し用の端子110aが設けられる。セル1の発電時に、端子110aから電流を取り出す。
それぞれの絶縁板120は集電板110と締結板130との間を絶縁する。絶縁板120には、ガスや冷却水の導入口及び、排出口(図示せず)を設けられてもよい。
それぞれの締結板130には、外部から所定の荷重がかけられ、一対の締結板130は。複数個積層されたセル1と一対の集電板110と一対の絶縁板120とを締結する。
セル1は、積層体2が一対の第1セパレータ4、20で挟まれた構造を有する。
<セル1の構造>
以下、セル1の構造について説明する。
図2Aは、セル1の図1でのD-Dでの部分拡大断面図である。
図2Aで示すようにセル1は、積層体2と、一対の第1セパレータ4、20と、枠体6を備える。
積層体2は、膜電極接合体10、カソードガス拡散層8、アノードガス拡散層9で構成される。膜電極接合体10は、略平板状である。
カソードガス拡散層8とアノードガス拡散層9とは、膜電極接合体10を挟んで、互いの主表面が対向するように設けられる。
また、カソードガス拡散層8の膜電極接合体10と反対側の主表面に、第1セパレータ4が積層され、アノードガス拡散層9の膜電極接合体10と反対側の主表面に、第2セパレータ20が積層される。
膜電極接合体10は、電解質膜12、電解質膜12の一方の主表面側に配置されるカソード触媒層11、及び電解質膜12の他方の主表面側に配置されるアノード触媒層13で構成される。
電解質膜12は、湿潤状態において良好なイオン伝導性を示し、カソード触媒層11とアノード触媒層13との間でプロトンを移動させるイオン交換膜として機能する。例えば、フッ素系樹脂により形成される。
カソード触媒層11、アノード触媒層13は、それぞれイオン交換樹脂及び触媒粒子、場合によっては触媒粒子を担持する炭素粒子を有する。
このイオン交換樹脂は電解質膜12同等に高分子材料から形成することが出来る。触媒粒子としては、Ptまたは、Ptと他の合金等があげられる。炭素粒子としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等を用いることが出来る。
電解質膜12は、カソード触媒層11、アノード触媒層13と同一の表面積。またはこれらよりも大きい表面積に設定される。
カソードガス拡散層8は、カソード触媒層11側の主表面に積層され、アノードガス拡散層9は、アノード触媒層13の主表面に積層される。
カソードガス拡散層8、アノードガス拡散層9は、例えば、カーボンペーパー等から形成される。
膜電極接合体10の外周端縁部には、樹脂製の枠体6が形成される。枠体6は、ヤング率1GPa以上の剛性を持つ、樹脂材料で構成される。枠体6は、セル1の積層方向の、熱膨張を吸収することが可能である。セル1は、ガラス繊維混入のエポキシ材料を熱硬化し用いることが可能である。
結果、燃料電池の単セル、スタック構造にて枠体の変形を抑制することができる。単セル厚み、及びスタック積層厚みを薄くした構造をとることができる。
<第1セパレータ4,20>
第1セパレータ4、20は、例えば、カーボン板、チタン、ステンレス、アルミニウムなど金属板により構成される。第1セパレータ4、20は例えば、金型プレス加工やエッチング加工で断面凹凸形状を有する。第1セパレータ4にはカソードガスを供給するカソードガス流路5、第2セパレータ20にはアノードガス流路21が形成される。第1セパレータ4、20のカソードガス流路5、アノードガス流路21の各裏面に冷却媒体流路7が形成される。
<第1セパレータ4>
図3Aに、カソード側の第1第1セパレータ4の平面図を示す。第1セパレータ4には、冷却媒体マニホールド孔14、第1マニホールド孔15、第2マニホールド孔16が形成される。
冷却媒体マニホールド孔14は、冷却媒体流路7(図2A)と連通しており、供給配管から冷却媒体を供給し、排出する。
第1マニホールド孔15は、カソードガス流路5と連通しており、供給配管から空気を含む酸化剤ガスを供給し、排出する。
第2マニホールド孔16は、アノードガス流路21と連通しており、供給配管から水素を含む燃料ガスを供給し、排出する。
図3Aで示すように、カソード側の第1セパレータ4には、第1マニホールド孔15とカソードガス流路5に連通する第1ガス導入部17が設けられる。
図3Bで示すように、第1ガス導入部17には第1マニホールド孔15の一端に連通する複数本のライン状の凸部18と、柱状の凸部であるアイランド19を設ける。てもよい。ライン状の凸部18は、柱状の凸部であるアイランド19より、第1マニホールド孔15に近い。
<第2セパレータ20>
図4Aはセル1のアノード側の第2セパレータ20の平面図である。
図4Aで示すように、第2セパレータ20には、第2マニホールド孔16とアノードガス流路21に連通する第2ガス導入部22が設けられる。
図4Bで示すように、第2ガス導入部22には第2マニホールド孔16の一端に連通する複数本の凸部23と、アイランド19を設けてもよい。
第1セパレータ4、20のそれぞれ冷却媒体流路7の面側には、必要に応じてシール部材(図示せず)を設けることが出来る。
<枠体6>
図5Aは枠体6の平面図である。
図5Aで示すように、枠体6は、冷却媒体マニホールド孔14、第1マニホールド孔15、第2マニホールド孔16を有する。
枠体6は第1セパレータ4、第2セパレータ20、膜電極接合体10と当接し通電するため、中央部に膜電極接合体10の電極面積相当の貫通孔30を設ける。
枠体6に設けた冷却媒体マニホールド孔14、第1マニホールド孔15、第2マニホールド孔16は、締結時に近接するカソード側の第1セパレータ4とアノード側の第2セパレータ20にそれぞれ設けられているマニホールド孔と連通している。
図5Bで示すように、枠体6には、柱状のアイランド27(突起)を設けてもよい。
<その他>
図2Aを用いて、セル1の積層手順の一例を示す。
図2Aで示すように、第1セパレータ4と枠体6の向かいあう面に接着層3aを設ける。第2セパレータ20と枠体6の向かい合う面に接着層3bを設ける。接着層3a、3bは各ガスの混合や漏れを防ぐシール材として機能する。接着層3aの厚さはカソードガス拡散層8厚み以下とする。接着層3bの厚さはアノードガス拡散層9厚み以下とする。
また、図2Bで示すように、柱状のアイランド27aを設けた枠体24aを、第1セパレータ4と接触する面に設置してもよい。また、柱状のアイランド27bを設けた枠体24cを第2セパレータ20と接触する面に設置してもよい。枠体24aと枠体24bは接着層3cで一体化させ、セル1を積層してもよい。その場合、接着層3cの厚さは、膜電極接合体10同等となる。
接着層3a、3b、3cの樹脂材としては、例えば、熱可塑性材料(変性ポリプロピレンなど)や熱硬化性材料(エポキシ樹脂など)等が採用される。
<動作>
このように構成されるセル1の動作について、以下に説明する。図3Aに示されるように、第1マニホールド孔15に、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、第2マニホールド孔16に、水素含有等の燃料ガスが供給される。
さらに、冷却媒体マニホールド孔14に、純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガスは、図3Aに示すように、第1マニホールド孔15から第1ガス導入部17に導入され、カソードガス流路5に供給される。この酸化剤ガスは、カソードガス流路5に沿ってカソードガス拡散層8(図2A)方向へ移動する。
燃料ガスは、図4Aに示すように、第2マニホールド孔16から第2ガス導入部22に導入され、アノードガス流路21に供給される。この燃料ガスは、アノードガス流路21に沿ってアノードガス拡散層9(図2B)方向へ移動する。
設置方向に対して上下どちらのマニホールドが導入及び排出方向になってもよい。
上述した固体高分子形のセル1では、以下の反応が起こる。
アノードガス拡散層9を介してアノード触媒層13に燃料ガスとしての水素が供給されると、アノード触媒層13において下記式(1)で示す反応が起こり、水素がプロトンと電子に分解される。
プロトンは、電解質膜12中をカソード触媒層11側へ移動する。電子は、アノードガス拡散層9及び第2セパレータ20を経由して外部回路(図示せず)に移動し、外部回路から第1セパレータ4及びカソードガス拡散層8を経由してカソード触媒層11に流れ込む。
カソードガス拡散層8を介してカソード触媒層11に酸化剤ガスとしての空気が供給されると、カソード触媒層11において下記式(2)で示す反応が起こり、空気中の酸素がプロトン及び電子と反応して水になる。
この結果、外部回路においてアノードからカソードに向かって電子が流れることとなり、電力を取り出すことができる。
アノード触媒層13:H→2H+2e (1)
カソード触媒層11:2H+(1/2)O+2e→HO (2)
膜電極接合体10に供給され消費された酸化剤ガスは、第1ガス導入部17から第1マニホールド孔15に排出される(図3A)。
また、膜電極接合体10に供給され消費された燃料ガスは、第2ガス導入部22から第2マニホールド孔16に排出される(図4A)。
冷却媒体マニホールド孔14のどちらか1方である入口側に供給された冷却媒体は、冷却媒体流路7に供給され、冷却媒体は、膜電極接合体10を冷却した後、冷却媒体マニホールド孔14の他方の出口側から排出される。
(実施の形態2)
図6は、セル1の図3BのB-B断面図(部分拡大図)である。
第1マニホールド孔15に連結して設けられる凸部18は、枠体6と当接し、枠体6はアノード側の接着層3bにより、アノード側の第2セパレータ20と一体となりガスシール性を保持する。
図6で示すように、枠体6は、所定の荷重にて締結時、第1マニホールド孔15に連結して設けられる凸部18にて押圧されるため、所定の締結荷重においても変形に耐えうる厚みを確保する必要がある。
図7は、セル1の図3BのC-C断面図(部分拡大図)である。枠体6は、第1ガス導入部17、第2ガス導入部22のそれぞれのアイランド19から挟まれるため、所定の締結荷重においても変形に耐えうる厚みを確保する必要がある。
また、第1ガス導入部17と、第2ガス導入部22の、それぞれの圧力差が例えば、50KPa以上異なる場合、片方の、第2ガス導入部22からの圧力により他方、第1ガス導入部17へと枠体6が変形し、アイランド19間の隙間へ垂れ込み、酸化剤ガス、あるいは燃料ガスの流路への供給を阻害する恐れがある。
例えば、セル1の薄型化のため、第1ガス導入部17、第2ガス導入部22の高さを、1mm以下にする場合、枠体6の荷重に対する変形による許容歪み量は、枠体6と第1ガス導入部17あるいは第2ガス導入部22とが当接しないように、1mm以下に抑えなければならない。
たわみ量は、アイランド19の間隔(アイランド間距離)に比例し、ヤング率及び枠体6の厚みに反比例する。
図8Aは、セル1の図3BのC-C斜視図(部分拡大図)であり、特に枠体6と当接するアイランド19の部分を簡略化した図である。図8Bは、締結状態で、枠体6が荷重に耐えきれず変形した状態(断面図)を示している。
枠体6の変形を抑えるには、アイランド19間の距離Lを短くする対策案もあるが、アイランド19を多数配置してしまうと、本来の目的であるガス導入部としての機能(ガスを各流路へと均一に送り込む整流効果)に影響を及ぼす。
また、第1ガス導入部17及び第2ガス導入部22に変形防止にアイランド19を多数配置すると、導入部の空間容積に対しアイランド19の部分の容積が占めてしまうため導入部の圧力損失が増大してしまい、燃料電池システム自体の効率にも影響を与える。
一方で、アイランド19間の距離を短くし第1ガス導入部17内に多数配置するのではなく枠体6の厚みを増やしてしまうと、枠体6厚みと膜電極接合体10の厚みはほぼ同一高さである必要があるため、膜電極接合体10厚みの増加をもたらし、セル1自体の性能を低下させる。
そのため、枠体6をヤング率の大きい材料を用いて剛性を高めることにより、締結荷重に対する変形を抑え、セル薄型化の機能を両立することが可能である。
枠体6のヤング率の大きさを考えると、第1ガス導入部17及び第2ガス導入部22のガス進行方向に対して垂直方向幅W2(図12)を、例えば、212mmとする。この時、アイランド19の間隔の距離L(図8A)の合計が、第1ガス導入部17としての整流性機能を担保するために、垂直方向幅W2の2/3以上と規定する。
アイランド19の間の距離Lを8.5mm以下となるよう、アイランド19を配置し、検討をおこなった。
その際、枠体6の厚みh(図8A)を0.2mmとした場合での、必要な枠体6のヤング率を算出した結果が表1である。
表1の枠体6のたわみδ量(図8B)は、両端固定端での単純はりの公式から算出した。
Figure 0007002049000001
第1ガス導入部17高さを、1mmとおくと、枠体6の、膜電極接合体10を介してかかる第2ガス導入部22空間内圧力によるたわみδ量は1mm以下が許容値となる。
そうでないと、変形した枠体6がカソード導入部の底部と接触し、ガス流れを阻害してしまう。
表1の結果から、枠体6のヤング率が1GPa以上の場合、枠体6のたわみδはカソード導入部高さ1mm以下となり、基準値を満たす。少なくとも1GPa以上必要である。
さらに、ヤング率が1GPa相当としても、例えば、汎用プラスチック材である、ポリプロピレン(PP)を用いて枠体6を射出成形等で膜電極接合体10外縁に成形した場合、膜電極接合体10厚み相当の成形は流動性の観点から困難である。
それに対し、繊維状補強材に、エポキシなどの熱硬化性樹脂を均等に含浸させ、半硬化状態にした強化プラスチック成形材料を用いた場合、ガラス繊維厚みで枠体厚みを規定できるうえ、膜電極接合体10厚み相当で置いた場合でも、許容応力に耐えうることができ好ましい。
よって、枠体6は、繊維状補強材を含浸させた樹脂形状であれば、想定される締結荷重による変形を抑制しかつセルの薄型化を両立することができる。
なお、実施形態1に係るセル1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。
(実施の形態3)
次に実施形態3について示す。
なお、実施形態1,2に係るセル1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。記載しない事項は実施の形態1,2と同様である。
図2Bで示すように、枠体24aと枠体24bに凸部のアイランド27a、27bを設けると、第1セパレータ4内の第1ガス導入部17と第2ガス導入部22は精密な加工が不要になる。セル1を対向流にて電池評価する場合、ガス供給圧により、例えば、第1ガス供給マニホールド側の場合、第1ガス導入部17のほうが第2ガス導入部22よりも圧力が高くなる。逆に、第1ガス排出マニホールド側の場合では、第2ガス導入部22が第1ガス導入部17よりも圧力が高くなる。金属及びカーボンセパレータと比較し、加工の自由度の高い枠体側に凸部アイランドを設けることにより、締結圧の制御もより容易となる。
枠体6にまた、第1セパレータ4及び第2セパレータ20の構成がシンプルとなりセパレータ加工工程の削減となる。
また、両面のアイランド27a、27bのピッチを一致させることで更に荷重変形の抑止効果を得られる。両面のアイランド27a、27bの位置は、上下方向、つまり、枠体24aと枠体24bとの積層方向で一致するのが好ましい。
(実施の形態4)
次に、実施形態4について示す。
なお、実施形態1から3に係るセル1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。記載しない事項は実施の形態1~3と同様である。
図9Aは、実施形態4に係る、セル1の断面図であり、図2BのA-A線断面に相当する場所の断面図(部分拡大図)である。
図9Aで示すように、第1ガス導入部17の空間内で、枠体24cに設けたアイランド28aと、第1セパレータ4が当接する。第2ガス導入部22の空間内で、枠体24dに設けられたアイランド28bは、第2セパレータ20と当接する。
枠体24cと枠体24dは、接着層3dで一体化する。
枠体24cと枠体24dの接着層3dとの接触面は湾曲形状にすることで、セル1締結積層時に局所荷重を分散することができる。
また、アイランド28a間の枠体24c、アイランド28b間の枠体24dを湾曲形状にすることで、セル1積層時の局所荷重を分散し、かつ、第1ガス導入部17及び第2ガス導入部22の空間体積を広く確保することができる。
これにより、第1ガス導入部17及び第2ガス導入部22に流入するガスを偏りなく流し、圧力損失を低減できる。そのため、高圧化による変形とセルの薄型化が両立できる。
また、図9Bで示すように、特にガス流量の大きく、粘性の高い空気を供給する、第1セパレータ4側に当接する枠体24cのみ、接着層3cと接触する面と、アイランド28a間の枠体24cとのみを湾曲形状としてもよい。その場合、第2セパレータ20と、第2ガス導入部22の空間内で当接する、枠体24eに設けられた、アイランド28b間の枠体24eは矩形形状であってもよい。
(実施の形態5)
次に実施形態5について示す。
なお、実施形態1~4に係るセル1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。記載しない事項は実施の形態1、2と同様である。
図10は、実施形態5に係る、セル1の断面図であり、図2BのA-A線断面に相当する場所の断面図(部分拡大図)である。
図10で示すように、第1ガス導入部17の空間内で、枠体26aに設けた柱状の凸部であるアイランド28dと、第1セパレータ4が当接する。
第2ガス導入部22の空間内で、枠体26bに設けられた柱状の凸部であるアイランド28eと、第2セパレータ20が当接する。
枠体26aと枠体16cは、接着層3eで一体化する。
アイランド28dとアイランド28eは、凸部高さ及び凸幅寸法が異なる、
特にガス流量の大きく、粘性の高い空気を供給する、第1セパレータ4に当接するアイランド28dは、第1ガス導入部17の圧損低減のため、アイランド28eより高さが必要である、一方で、第2セパレータ20に当接するアイランド28eは、第1ガス導入部17から受ける圧力による変形に耐えうる必要がある。そのため、アイランド28eは凸部高さを低くし、かつ荷重による変形・座屈に耐えやすい台形形状にすると、加圧時による変形に耐えうる薄型セル構成を可能とする。ただし、ガス供給側と排出側で圧力損失の大小が変わるため、第1ガス供給側マニホールドに近い、第1ガス導入部17ではアイランド28d形状はカソード側、アイランド28eの形状は、アノード側、アイランド28e第1ガス排出側マニホールドに近い。アイランド28dの形状は、アイランド28eの形状はカソード側に配置することで更に枠体の変形抑止に繋がる。
(実施の形態6)
次に、実施形態6について示す。図11は実施形態6に係るセル1の断面図であり、図3BのC-C断面に相当する場所の断面図である。
なお、実施形態1に係るセル1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。記載しない事項は実施の形態1~5と同様である。
図11に示すように、枠体25は、一方のアイランド19と一体加工された構造である。別途、枠体25とアイランド19とを作製し、接続したものでなく、1つのものとして、アイランド19を有する枠体25を作製した。
枠体25にアイランド19を設けることにより、カソード側の第1セパレータ4内の第1ガス導入部17は精密な加工が不要になる。このため、構成がシンプルとなり第1セパレータ4の加工工程を削減できる。
実施の形態6の構造は、枠体25の形状が枠体6とアイランド19を兼ねる一体構造であるので、実施の形態2と同様に締結荷重においても変形を抑制し、セル1の薄型化ができる。
同様に、第1マニホールド孔15に連結して設けられる凸部18あるいは、第2マニホールド孔16に連結して設けられる凸部23も枠体25に一体に形成してもよい。枠体25は別構造として成形し、組立時に積層し、接着層3aで硬化して設けてもよい。
(実施例)
次に、実施例を示す。図12はカソード側の第1セパレータ4内に設けている第1ガス導入部17のみを表示した平面図である。第1マニホールド孔から流入するガス進行方向と直交する導入部幅である垂直方向幅W2を212mm、進行方向幅W1を11mmとして第1ガス導入部17の平面方向の形状を決定し、第1セパレータ4を作成した。
枠体6と、凸部18とアイランド19は、セル1締結時に当接しており、その空間(第1ガス導入部17)をカソードガス(空気)が流れる。
枠体6と凸部18とアイランド19が当接し、設けられた第1ガス導入部17を通過する、粘性空気の圧力損失については、汎用解析ソフト(FLUENT)にて3次元計算を行い、算出をした。
図8Bが示すように、枠体6が変形し、第1ガス導入部17を閉塞させた場合の圧力損失の変化を表2に示す。
空気流量は13.9L/min、空気粘性及び空気密度の物性値は伝熱工学便覧(丸善)より、セル運転領域80℃の値を用いて試算した。
表2において、枠体6にかかる荷重による変形が全くない状態を「変形なし」とした。
枠体6が荷重によって変形し、枠体6とカソード側の第1セパレータ4で構成される第1ガス導入部17の空間を断面厚み方向に0.05mm閉塞した場合、0.1mm閉塞した場合、の3条件について、計算をした。
表2は、枠体の変形によると導入部閉塞と圧力損失の結果を示す。
Figure 0007002049000002
表2の結果より、第1ガス導入部17内の圧力損失の変化量を1.0KPa以内(この場合、5.0KPaまで)とすると、枠体6の変形による第1ガス導入部17の空間部の閉塞量は0.05mm以内にする必要がある。
第1ガス導入部17内での、圧力損失変化量を1KPa以内としたのは、電池評価試験より、電圧ばらつき幅を考慮して規定した。
表2の計算結果をもとに、枠体6の変形による閉塞が0.05mm以下で、枠体6に当接し支持するアイランド19間の距離が第1ガス導入部17としてガスの流れを遮断せず成立する間隔で成立するかどうかの強度計算を行った。
強度計算は、枠体6のたわみδ量は、両端固定の単純はりの式で模擬できると考え、計算を行った。
枠体6の荷重によるたわみδ量を断面方向の一定の閉塞量として試算するために、たわみδ量をアイランド間の距離Lの半円面積で割り換算をし直した。
枠体6のヤング率の算出にあたっては、JISK7161のプラスチックの引張特性試験を行い、枠体6のヤング率を1.7GPaとした。
図13は、JISのK7161のプラスチック引張特性用の測定試験片の形状図である。
図14は、図13に示した形状試験片形状での、枠体6の引張試験結果(応力-ひずみ曲線)である。図14は、図13のダンベル形状を、引張試験機(測定機器:EZGraph、島津製作所製)にて試験荷重-ストローク長を応力とひずみ曲線にしたものである。測定はN=5で行い、ヤング率の算出には平均値を用いた。
表3は、図8A、図8Bにて示した、アイランド19で支持している枠体6の枠体幅b、及び、厚みhを現実的な数値で設定し、アイランド19間距離Lと第1ガス導入部17の閉塞量の試算結果である。
Figure 0007002049000003
表3で示すように、アイランド19間距離Kを4.5mm以下にすると、枠体6とアノード側の第2セパレータ20で仕切られた第2ガス導入部22に高圧空気が流れても枠体6の変形を抑止することができる。
また、枠体6の変形を抑止することで、ガス通過時の流れ込みばらつきを減らすことができ、第1ガス導入部17の等配機能を果たすことができる。
表2と表3の結果から、枠体6のヤング率を1GPa以上であれば、枠体6の変形を一定値以下に変形を抑え、第1ガス導入部17の空間に影響を与えることなくセル形状が成立することができる。
(全体として)
第1ガス導入部17で説明した事項は、第2ガス導入部22にも適用できる。逆も同様である。なお、第1ガス導入部17と第2ガス導入部22との少なくとも1方に、用いればよい。
本願発明の燃料電池は、家庭用、自動車用など色々な用途の燃料電池として利用できる。
1 セル
2 積層体
3a 接着層
3b 接着層
3c 接着層
3d 接着層
3e 接着層
4 第1セパレータ
5 カソードガス流路
6 枠体
7 冷却媒体流路
8 カソードガス拡散層
9 アノードガス拡散層
K 距離
L 距離
b 枠体幅
10 膜電極接合体
11 カソード触媒層
12 電解質膜
13 アノード触媒層
14 冷却媒体マニホールド孔
15 第1マニホールド孔
16 第2マニホールド孔
16c 枠体
17 第1ガス導入部
18 凸部
19 アイランド
20 第2セパレータ
21 アノードガス流路
22 第2ガス導入部
23 凸部
24a 枠体
24b 枠体
24c 枠体
24d 枠体
24e 枠体
25 枠体
26a 枠体
26b 枠体
27a アイランド
27b アイランド
28a アイランド
28b アイランド
28d アイランド
28e アイランド
30 貫通孔
W1 進行方向幅
W2 垂直方向幅
100 燃料電池スタック
110 集電板
110a 端子
120 絶縁板
130 締結板

Claims (7)

  1. 高分子電解質膜の両面に、触媒層と、ガス拡散層と、第1セパレータと第2セパレータとを含む一対のセパレータと、が順に配置され、
    一対の前記セパレータの間に配置され、前記ガス拡散層と、前記触媒層の外周を囲む枠体と、
    前記第1セパレータに形成されたガスを供給するカソードガス流路と、
    前記第2セパレータに形成されたガスを供給するアノードガス流路と、
    前記第1セパレータに位置するガス供給および排出を行う第1マニホールド孔と、
    前記第2セパレータに位置するガス供給および排出を行う第2マニホールド孔と、
    前記カソードガス流路と前記第1マニホールド孔とを繋ぐ第1ガス導入部と、
    前記アノードガス流路と前記第2マニホールド孔とを繋ぐ第2ガス導入部と、
    前記第1ガス導入部および前記第2ガス導入部の両方において、前記枠体に設けられた、複数のライン状の凸部と、複数の柱状のアイランドと、を有し、
    前記枠体はヤング率1GPa以上の剛性を持
    前記第1ガス導入部に設けた前記アイランドと、前記第2ガス導入部に設けた前記アイランドと、は形状が異なる、
    燃料電池。
  2. 前記枠体は、繊維状補強材を含浸させた熱硬化性樹脂で形成される、
    請求項1に記載の燃料電池。
  3. 複数のアイランド間の前記枠体は、湾曲形状である
    請求項1または2に記載の燃料電池。
  4. 前記第1ガス導入部および前記第2ガス導入部の両方に設けられた前記アイランドの位置は、前記第1ガス導入部と前記第2ガス導入部との積層方向で重なる
    請求項のいずれか1項に記載の燃料電池。
  5. 前記枠体と前記アイランドとが別途接続されたものでなく、一体物成形品である
    請求項1~のいずれか1項に記載の燃料電池。
  6. 前記枠体は、第1枠体と第2枠体あり、
    前記第1ガス導入部、前記第1枠体に位置し、
    前記第2ガス導入部、前記第2枠体に位置し、
    前記第1枠体と前記第2枠体とは、接着材で保持されている
    請求項1~のいずれか1項に記載の燃料電池。
  7. 前記ライン状の凸部は、前記アイランドより、前記第1マニホールド孔に近く位置する
    請求項1~のいずれか1項に記載の燃料電池。
JP2018072484A 2017-07-03 2018-04-04 燃料電池 Active JP7002049B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201810649071.2A CN109216723A (zh) 2017-07-03 2018-06-22 燃料电池
US16/016,623 US20190006696A1 (en) 2017-07-03 2018-06-24 Fuel cell

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017130045 2017-07-03
JP2017130045 2017-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019016586A JP2019016586A (ja) 2019-01-31
JP7002049B2 true JP7002049B2 (ja) 2022-01-20

Family

ID=65358088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018072484A Active JP7002049B2 (ja) 2017-07-03 2018-04-04 燃料電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7002049B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7310786B2 (ja) * 2020-11-20 2023-07-19 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP2023177941A (ja) 2022-06-03 2023-12-14 トヨタ自動車株式会社 燃料電池

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014078378A (ja) 2012-10-10 2014-05-01 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造方法
WO2014171055A1 (ja) 2013-04-18 2014-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体高分子電解質型燃料電池
JP2016134289A (ja) 2015-01-20 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池および燃料電池の製造方法
JP2016149197A (ja) 2015-02-10 2016-08-18 本田技研工業株式会社 燃料電池及びその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014078378A (ja) 2012-10-10 2014-05-01 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータ及びその製造方法
WO2014171055A1 (ja) 2013-04-18 2014-10-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体高分子電解質型燃料電池
JP2016134289A (ja) 2015-01-20 2016-07-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 燃料電池および燃料電池の製造方法
JP2016149197A (ja) 2015-02-10 2016-08-18 本田技研工業株式会社 燃料電池及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019016586A (ja) 2019-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5366469B2 (ja) 電解質膜・電極構造体
US8551671B2 (en) Fuel cell fluid sealing structure
US9225032B2 (en) Fuel cell
US9034536B2 (en) Fuel cell having voltage monitor terminal with exposed portion
JP5564623B1 (ja) 固体高分子電解質型燃料電池、および電解質膜−電極−枠接合体
US9673458B2 (en) Fuel cell
US8846264B2 (en) Fuel cell comprising offset connection channels
US20160211533A1 (en) Fuel cell stack
US20120258377A1 (en) Fuel cell
JP5587347B2 (ja) 燃料電池
CN110197913B (zh) 发电单电池
Lim et al. Innovative gasketless carbon composite bipolar plates for PEM fuel cells
US20120258378A1 (en) Fuel cell
JP7002049B2 (ja) 燃料電池
US20160149232A1 (en) Resin-framed membrane-electrode assembly for fuel cell
US20150104729A1 (en) Fuel cell
JP6280531B2 (ja) 燃料電池
US9831516B2 (en) Fuel cell
US9373852B2 (en) Fuel cell stack
US20190006696A1 (en) Fuel cell
US10700366B2 (en) Fuel cell having a metal separator with a flat portion
JP2006190626A (ja) セパレータ
JP5443254B2 (ja) 燃料電池
JP2013125614A (ja) 燃料電池
JP2013157095A (ja) 燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190123

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211019

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20211025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7002049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151