JP2017067641A - インピーダンス測定回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減できるインピーダンス測定回路を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、インピーダンス測定回路は、増幅回路と、ピークホールド回路と、インピーダンス算出回路と、を備える。前記増幅回路は、測定対象に接続され、当該測定対象のインピーダンスに応じた利得で予め定められた入力信号を増幅して出力信号を出力する。前記ピークホールド回路は、前記出力信号のピーク値を保持して保持値を出力する。前記インピーダンス算出回路は、前記保持値に基づいて前記測定対象の前記インピーダンスを算出する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、インピーダンス測定回路に関する。
近年、交流信号等の入力信号を生体等の測定対象に入力し、測定対象を通って減衰した入力信号の大きさに基づいて測定対象のインピーダンスを測定するインピーダンス測定回路が知られている。また、測定対象を通った入力信号の大きさの変化を検出することにより、測定対象のインピーダンスの変化を測定することもできる。生体を測定対象とする場合、例えば1Ω以下のインピーダンス変化を測定する必要があり、入力信号の振幅も比較的小さく制限されている。従って、非常に小さな振幅の変化を測定する必要がある。
このようなインピーダンス測定回路において、消費電力を低減することが望まれている。
特開2000−65878号公報
本発明が解決しようとする課題は、消費電力を低減できるインピーダンス測定回路を提供することである。
実施形態によれば、インピーダンス測定回路は、増幅回路と、ピークホールド回路と、インピーダンス算出回路と、を備える。前記増幅回路は、測定対象に接続され、当該測定対象のインピーダンスに応じた利得で予め定められた入力信号を増幅して出力信号を出力する。前記ピークホールド回路は、前記出力信号のピーク値を保持して保持値を出力する。前記インピーダンス算出回路は、前記保持値に基づいて前記測定対象の前記インピーダンスを算出する。
第1の実施形態に係るインピーダンス測定回路のブロック図である。 図1のピークホールド回路の第1の例を示す回路図である。 図1のピークホールド回路の第2の例を示す回路図である。 図1のインピーダンス測定回路の出力信号Voutと保持値Vadc_inの第1の例を示す波形図である。 図1のインピーダンス測定回路の出力信号Voutと保持値Vadc_inの第2の例を示す波形図である。 図1のインピーダンス測定回路の間欠動作を説明する図である。 比較例のインピーダンス測定回路の構成を示すブロック図である。 比較例のインピーダンス測定回路の消費電流を説明する図である。 第2の実施形態に係るインピーダンス測定回路のブロック図である。 図7のインピーダンス測定回路の出力信号Voutと、保持された最大値Vpと、保持値Vadc_inの一例を示す波形図である。 図1のインピーダンス測定回路における低周波ノイズが加わった場合の出力信号Voutの波形図である。 図9Aに対応する保持値Vadc_inの波形図である。 第3の実施形態に係るインピーダンス測定回路のブロック図である。 図10のインピーダンス測定回路における低周波ノイズが加わった出力信号Voutと、最大保持値VoutMaxと、最小保持値VoutMinの波形図である。 第4の実施形態に係るピークホールド回路の構成を示す回路図である。 図12の第2容量セットの構成を示す回路図である。 図12のピークホールド回路の各信号を示すタイミング図である。 ピークホールド状態の第1容量ユニットのスイッチの状態を説明する図である。 サンプルホールド時の第2容量ユニットのスイッチの状態を説明する図である。 図12の電流源回路の一部のより詳しい回路図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。これらの実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るインピーダンス測定回路100のブロック図である。インピーダンス測定回路100は、測定対象1のインピーダンスZを測定する。測定対象1は、導電性を有すれば特に限定されないが、以下では人体などの生体である一例について説明する。
インピーダンス測定回路100は、DA変換器10と、増幅回路20と、ピークホールド回路30と、インピーダンス算出回路40と、制御部50と、を備える。インピーダンス測定回路100の少なくとも一部は、半導体集積回路として構成することができる。
DA変換器10は、デジタル信号をDA変換して、予め定められた入力信号Vinを生成する。入力信号Vinは、例えば、予め定められた振幅を有する交流信号である。交流信号の周波数は特に限定されないが、例えば、5kHz〜200kHzであってもよい。入力信号Vinを生成できる回路であれば、DA変換器10以外の信号生成回路を用いてもよい。
増幅回路20は、測定対象1に接続され、当該測定対象1のインピーダンスZに応じた利得で入力信号Vinを増幅して出力信号Voutを出力する。増幅回路20は、抵抗21と、差動増幅器22と、を有する。
抵抗21は、抵抗値がRであり、入力信号Vinが供給される一端を有する。
差動増幅器22は、抵抗21の他端が接続された反転入力端子(第1入力ノード)と、所定の基準電圧Vxが供給される非反転入力端子(第2入力ノード)と、反転入力端子の電圧と基準電圧Vxとの差を増幅して出力信号Voutを出力する出力端子(出力ノード)と、を有する。
測定対象1は、差動増幅器22の反転入力端子と出力端子との間に接続される。従って、測定対象1には、入力信号Vinに応じた電流Iが流れる。
測定対象1のインピーダンスZは、|Z|=|Vout|/|I|と表すことができる。|I|=|Vin|/Rであり、|Vin|は予め分かっているため、|I|も予め分かっている。従って、出力信号Voutの振幅を測定することにより、インピーダンスZを算出できる。出力信号Voutの振幅は、以下の構成によって測定する。なお、例えば、電流Iが100μA未満となるように、入力信号Vinの振幅と抵抗値Rが設定されてもよい。
ピークホールド回路30は、出力信号Voutのピーク値を保持して保持値Vadc_inを出力する。ピーク値は、出力信号Voutの最大値又は最小値である。以下では最大値が保持される一例について説明するが、最小値が保持される場合も同様に構成できる。
インピーダンス算出回路40は、ピークホールド回路30に保持された保持値Vadc_inと、入力信号Vinの振幅と、抵抗値Rとに基づいて、測定対象1のインピーダンスZを算出する。
インピーダンス算出回路40は、AD変換器41と、信号処理部42と、を有する。
AD変換器41は、制御部50からAD変換信号CONVERSIONが与えられた時、ピークホールド回路30の保持値Vadc_inをデジタル信号ADoutに変換する。AD変換器41は、例えば、ΔΣAD変換器であり、分解能が比較的高く、AD変換の速度が比較的遅い。AD変換器41は、例えば、100μV未満の非常に小さな振幅の変化を測定できる。これにより、入力信号Vin及び電流Iの振幅が比較的小さくても、例えば、インピーダンスZの1Ω以下の変化を測定することができる。
交流信号である入力信号Vinの周波数は、AD変換器41がAD変換を行うことができる周波数より高い。そのため、AD変換器41は、出力信号Voutを直接AD変換することはできない。そこで、本実施形態では、保持値Vadc_inをデジタル信号ADoutに変換している。
信号処理部42は、デジタル信号処理を行うことにより、予め値が分かっている電流Iとデジタル信号ADoutとに基づいてインピーダンスZを算出する。
ピークホールド回路30の具体的な回路構成は特に限定されないが、以下に一例を説明する。
図2Aは、図1のピークホールド回路30の第1の例を示す回路図である。ピークホールド回路30は、ポジティブピークホールド回路として構成され、第1電流源31と、第1スイッチ32と、第1容量素子33と、リセットスイッチ34と、増幅器35と、第1比較器36と、を有する。
第1電流源31は、一端に電源電圧VDDが供給され、他端から一定の第1電流を出力する。第1スイッチ32は、第1電流が一端に供給される。
第1容量素子33は、第1スイッチ32の他端に接続され、出力信号Voutの最大値を保持する一端と、第1電圧Vyが供給される他端と、を有する。第1電圧Vyは、所定の一定電圧である。
リセットスイッチ34は、第1容量素子33の一端に接続された一端と、電圧Vzが供給される他端と、を有する。電圧Vzは、出力信号Voutの最大値の想定される最小の値より低い。これにより、リセットスイッチ34がオンし、第1容量素子33の一端の電圧が電圧Vzに初期化された後、第1容量素子33は、出力信号Voutの最大値が想定される最小の値であっても、これを保持することができる。
増幅器35は、第1容量素子33の一端に接続された非反転入力端子と、反転入力端子と、この反転入力端子に接続された出力端子と、を有する。増幅器35は、バッファとして機能し、第1容量素子33の一端に保持された最大値と等しい保持値Vadc_inを出力端子から出力する。増幅器35を設けず、第1容量素子33の一端に保持された最大値が保持値Vadc_inとして出力されてもよい。
第1比較器36は、出力信号Voutが供給される非反転入力端子と、保持値Vadc_inが供給される反転入力端子と、第1スイッチ32を制御する出力端子と、を有する。第1比較器36は、出力信号Voutが保持値Vadc_in以上である時、第1スイッチ32をオンさせる。これにより、第1電流によって第1容量素子33が充電される。第1比較器36は、出力信号Voutが保持値Vadc_in未満である時、第1スイッチ32をオフさせる。これにより、第1容量素子33の充電は停止される。従って、出力信号Voutの最大値が増加すると、保持値Vadc_inが増加して更新される。
図2Bは、図1のピークホールド回路30の第2の例を示す回路図である。ピークホールド回路30は、第1電流源31及び第1スイッチ32に代えて、ダイオード37を有する点において、図2Aと異なる。ダイオード37は、第1比較器36の出力端子に接続されたアノードと、第1容量素子33の一端に接続されたカソードと、を有する。
第1比較器36は、出力信号Voutが保持値Vadc_in以上である時、出力端子の電圧を上昇させ、ダイオード37を介して第1容量素子33を充電する。第1比較器36は、出力信号Voutが保持値Vadc_in未満である時、出力端子の電圧を低下させ、第1容量素子33の充電を停止する。
このような構成によっても、図2Aと同様の機能を得ることができる。
図3Aは、図1のインピーダンス測定回路100の出力信号Voutと保持値Vadc_inの第1の例を示す波形図である。インピーダンスZに基づいて生体の呼吸の速さを測定する場合などには、インピーダンスZの変化を算出する。インピーダンスZの変化により出力信号Voutの最大値が低下した場合に保持値Vadc_inを低下させるために、制御部50は、予め定められたリセットタイミング(時刻t1,t3,t5,t7,t9,t11)毎に、リセットスイッチ34をオンさせ、ピークホールド回路30の保持値Vadc_inをリセット(初期化)する。各リセットタイミングの後、所定期間をおいて、チャージタイミング(時刻t2,t4,t6,t8,t10,t12)にリセットスイッチ34をオフさせ、ピークホールドを開始する。リセットタイミング及びチャージタイミングは、入力信号Vin(即ち出力信号Vout)に同期している。図示する例では、リセットタイミング及びチャージタイミングは、出力信号Voutの1周期毎に設定されている。
各チャージタイミングの後、次のリセットタイミングまでの間に、AD変換を行うことができる。リセットタイミングと次のチャージタイミングとの間にAD変換しないよう、AD変換のタイミングは入力信号Vinに同期している。
図3Bは、図1のインピーダンス測定回路100の出力信号Voutと保持値Vadc_inの第2の例を示す波形図である。インピーダンスZに基づき生体の体脂肪を測定する場合など、一定期間インピーダンスZが殆ど変化しない場合には、出力信号Voutの最大値も殆ど変化しない。そのため、図3Bに示すように、入力信号Vinの複数の周期に相当する時刻t0からt1aまでの一定期間、ピークホールドし続け、その間にAD変換することができる。AD変換のタイミングは、入力信号Vinに同期していなくてもよい。時刻t1aでのリセット後、チャージタイミング(時刻t2a)において、ピークホールドを開始し、以降は同様に動作する。
図4は、図1のインピーダンス測定回路100の間欠動作を説明する図である。制御部50は、DA変換器10、増幅回路20、ピークホールド回路30、及び、インピーダンス算出回路40を間欠動作させる。これにより、図4に示すように、第1測定期間の最初に、インピーダンス測定回路100に動作電流が流れ、図3A又は3Bに示すようにAD変換が行われ、インピーダンスZの測定が行われる。その後、スタンバイになり、DA変換器10、増幅回路20、ピークホールド回路30、及び、インピーダンス算出回路40は動作を停止し、インピーダンス測定回路100に動作電流より小さいスタンバイ電流が流れている。続く第2測定期間においても同様に動作する。スタンバイの期間を設けることにより、消費電流を削減することができる。
ここで、本発明者等が知得する比較例のインピーダンス測定回路100Xについて説明する。
図5は、比較例のインピーダンス測定回路100Xの構成を示すブロック図である。図5では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
比較例のインピーダンス測定回路100Xは、ピークホールド回路30に代えて、整流回路60Xと容量素子61Xとを備える。整流回路60Xは、出力信号Voutを全波整流する。容量素子61Xは、全波整流された信号を平滑化して、得られた直流電圧をAD変換器41に供給する。十分に平滑化するために、容量素子61Xの容量値は、比較的大きい。AD変換器41は、前述のようにAD変換速度が低速であるが、直流電圧であれば正確にAD変換できる。
図6は、比較例のインピーダンス測定回路100Xの消費電流を説明する図である。図6に示すように、第1測定期間の全体にわたって、インピーダンス測定回路100に動作電流が流れ、インピーダンスZの測定が行われる。続く第2測定期間においても同様に動作する。
比較例のインピーダンス測定回路100Xは、大容量の容量素子61Xを有するため、一旦動作を停止してしまうと、動作を再開した後、AD変換器41に供給される直流電圧が安定するまでに比較的長い時間を必要とすることを、本発明者等は独自に知得した。そのため、消費電流を減らそうとしても、間欠動作させることはできない。間欠動作させてしまうと、インピーダンスZの測定に長時間を要してしまうからである。
これに対して、本実施形態によれば、出力信号Voutの最大値を保持し、保持値Vadc_inに基づいて測定対象1のインピーダンスZを算出するようにしている。保持値Vadc_inは安定しているため、AD変換速度が低速な高分解能のAD変換器41を有するインピーダンス算出回路40を用いてインピーダンスZを算出できる。従って、インピーダンスZの小さな変化を高精度に算出できる。
また、比較例のように出力信号Voutを平滑化する必要が無く、ピークホールド回路30は出力信号Voutの最大値を保持できればよいため、比較例のように大容量の容量素子61Xを設ける必要がない。即ち、第1容量素子33の容量値を、比較例の容量素子61Xの容量値よりも大幅に小さくできる。従って、間欠動作させた時、AD変換器41に供給される保持値Vadc_inが比較例よりも高速に安定する。従って、処理速度を低下させることなく消費電力を低減できる。
なお、入力信号Vinは、直流信号であってもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、ピークホールドされた値をサンプルホールドする点において、第1の実施形態と異なる。
図7は、第2の実施形態に係るインピーダンス測定回路100Aのブロック図である。図7では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。インピーダンス測定回路100Aにおいて、ピークホールド回路30Aの機能が第1の実施形態と異なる。ピークホールド回路30Aは、出力信号Voutのピーク値(最大値又は最小値)を保持して、保持されたピーク値をサンプルホールドして、得られた値を保持値Vadc_inとして出力する。
図8は、図7のインピーダンス測定回路100Aの出力信号Voutと、保持された最大値Vpと、保持値Vadc_inの一例を示す波形図である。図8では、出力信号Voutは図3Aのものと等しく、ピークホールド回路30Aの内部信号である保持された最大値Vpは、図3Aの保持値Vadc_inと等しい一例を示している。つまり、この場合にも、インピーダンスZの変化を算出する。
ピークホールド回路30Aは、時刻t0a,t4a,t8aのそれぞれにおいて、保持された最大値Vpをサンプルホールドして保持値Vadc_inとして出力する。これにより、入力信号Vinの2周期に相当する時刻t0a〜t4aの間では、保持された最大値Vpがリセットされても保持値Vadc_inは一定である。同様に、時刻t4a〜t8aの間、及び、時刻t8a〜t12の間のそれぞれでも、保持された最大値Vpの変化によらず保持値Vadc_inは一定である。
このように、本実施形態によれば、サンプルホールドされた保持値Vadc_inは、入力信号Vinの所定数の周期において一定であるため、AD変換のタイミングが入力信号Vinに同期していなくても、正確にAD変換できる。また、リセットされた値をAD変換しないようにできる。
(第1及び第2の実施形態における低周波ノイズの影響)
ここで、第3の実施形態の説明に先立ち、第1及び第2の実施形態における低周波ノイズの影響について説明する。
図9Aは、図1のインピーダンス測定回路100における低周波ノイズが加わった場合の出力信号Voutの波形図である。低周波ノイズとは、出力信号Voutの周波数より低い周波数のノイズである。図9Aでは、出力信号Voutの振幅は一定であるが、低周波ノイズの影響により、出力信号Voutの最大値は時間経過に応じて増加している。図示は省略するが、低周波ノイズの影響により、この後、出力信号Voutの最大値は時間経過に応じて減少する。この低周波ノイズは、ピークホールド回路30のフリッカノイズや、生体である測定対象1から発せられるノイズに起因する。
図9Bは、図9Aに対応する保持値Vadc_inの波形図である。保持値Vadc_inは、時間経過に応じて増加している。低周波ノイズが存在しないと仮定した場合、出力信号Voutの振幅は一定であるため、保持値Vadc_inは時間経過によらず一定値になることが期待される(期待値)。従って、低周波ノイズにより、算出されたインピーダンスZに誤差が生じる。
以下に説明する第3の実施形態では、このような低周波ノイズの影響を抑制する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、ピーク値として最大値と最小値をピークホールドする点において、第1の実施形態と異なる。
図10は、第3の実施形態に係るインピーダンス測定回路100Bのブロック図である。図10では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。インピーダンス測定回路100Bにおいて、ピークホールド回路30Bとインピーダンス算出回路40Bが、第1の実施形態と異なる。
ピークホールド回路30Bは、出力信号Voutの最大値を保持して最大保持値VoutMaxを出力し、出力信号Voutの最小値を保持して最小保持値VoutMinを出力する。
ピークホールド回路30Bは、図2Aの構成に加え、第2電流源31Bと、第2スイッチ32Bと、第2容量素子33Bと、リセットスイッチ34Bと、第2比較器36Bと、を有する。これら第2電流源31B等は、ネガティブピークホールド回路を構成している。即ち、ピークホールド回路30Bは、ポシティブピークホールド回路とネガティブピークホールド回路とを有している。また、増幅器35は設けられておらず、第1容量素子33の一端の電圧が最大保持値VoutMaxとして出力される点において、図2Aと異なる。
第2容量素子33Bは、第1電圧Vyが供給される一端と、出力信号Voutの最小値を保持する他端と、を有する。第2容量素子33Bの他端に保持された最小値が最小保持値VoutMinとして出力される。
第2スイッチ32Bは、第2容量素子33Bの他端に接続された一端を有する。
第2電流源31Bは、第2スイッチ32Bの他端から接地に一定の第2電流を引き込む。
リセットスイッチ34Bは、電圧Vz2が供給される一端と、第2容量素子33Bの他端に接続された他端と、を有する。
電圧Vz2は、出力信号Voutの最小値の想定される最大の値より高い。これにより、リセットスイッチ34Bがオンし、第2容量素子33Bの他端の電圧が電圧Vz2に初期化された後、第2容量素子33Bは、出力信号Voutの最小値が想定される最大の値であってもこれを保持することができる。
第2比較器36Bは、出力信号Voutが最小保持値VoutMin以下である時、第2スイッチ32Bをオンさせる。これにより、第2電流によって第2容量素子33Bが放電される。第2比較器36Bは、出力信号Voutが最小保持値VoutMinより大きい時、第2スイッチ32Bをオフさせる。これにより、第2容量素子33Bの放電は停止される。従って、出力信号Voutの最小値が低下すると、最小保持値VoutMinが低下して更新される。
インピーダンス算出回路40Bは、ピークホールド回路30Bに保持された最大保持値VoutMaxと最小保持値VoutMinとの差をAD変換するAD変換器41Bを有する。これにより、インピーダンス算出回路40Bは、最大保持値VoutMaxと最小保持値VoutMinとの差に基づいて、インピーダンスZを算出する。
図11は、図10のインピーダンス測定回路100Bにおける低周波ノイズが加わった出力信号Voutと、最大保持値VoutMaxと、最小保持値VoutMinの波形図である。
時刻t31において、出力信号Voutの最大値は、最大保持値VoutMaxとして保持される。時刻t32において、出力信号Voutの最小値は、最小保持値VoutMinとして保持される。時刻t32以降、最大保持値VoutMaxと最小保持値VoutMinとの差は、低周波ノイズを含まず、出力信号Voutの振幅に対応した値になる。従って、正確にインピーダンスZを算出できる。時刻t33において、最大保持値VoutMax及び最小保持値VoutMinはリセットされる。この例では、電圧Vz2は電源電圧VDDであり、電圧Vz1は接地電圧である。
このように、本実施形態によれば、最大保持値VoutMaxと最小保持値VoutMinとの差に基づいてインピーダンスZを算出しているので、出力信号Voutに含まれる低周波ノイズの影響を抑制してインピーダンスZを算出できる。
なお、第2の実施形態と同様に、保持された最大値をサンプルホールドして最大保持値VoutMaxとして出力し、保持された最小値をサンプルホールドして最小保持値VoutMinとして出力してもよい。
また、ピークホールド回路30Bの回路構成は一例であり、図2Bに基づく構成など、他の回路構成を用いてもよい。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、第3の実施形態のピークホールド回路の他の構成に関する。
図12は、第4の実施形態に係るピークホールド回路30Cの構成を示す回路図である。ピークホールド回路30Cは、保持された最大値をサンプルホールドして最大保持値VoutMaxとして出力し、保持された最小値をサンプルホールドして最小保持値VoutMinとして出力する。
ピークホールド回路30Cは、ヒステリシスバッファ61と、分周器62と、タイミング信号生成回路63と、電流源回路64と、第1容量セットCS_ABと、第2容量セットCS_CDと、差動増幅器65と、を有する。
第1容量セットCS_ABは、第1容量ユニットCU_Aと、第2容量ユニットCU_Bと、を有する。
図13は、図12の第2容量セットCS_CDの構成を示す回路図である。第2容量セットCS_CDは、第3容量ユニットCU_Cと、第4容量ユニットCU_Dと、を有する。
第1容量セットCS_ABと第2容量セットCS_CDは、相補的に動作する。
ヒステリシスバッファ61は、入力信号Vinが入力され、入力信号Vinと同じ周波数の矩形波の信号Vinx1を出力する。ヒステリシスバッファ61には、入力信号Vinに代えて出力信号Voutが入力されてもよい。但し、測定対象1が生体である場合には、出力信号Voutは入力信号Vinより減衰していることが多いため、入力信号Vinが入力されることが好ましい。
分周器62は、信号Vinx1を例えば2分周し、信号Vinx2を出力する。分周数は、後述するピークホールド周期Tに応じて決められる。
タイミング信号生成回路63は、信号Vinx2に基づいて、入力信号Vinに同期したタイミング信号φRS,φS_A,φS_Ad,φH_A,φS_B,φS_Bd,φH_B,φS_C,φS_Cd,φH_C,φS_C,φS_Cd,φH_Cを生成する。
電流源回路64は、図10のサンプルホールド回路30Bから、第1及び第2容量素子33,33Bを除いた構成を有している。
第1容量ユニットCU_Aは、第1容量素子CapA1と、第2容量素子CapA2と、スイッチSWA1〜SWA8と、を有し、タイミング信号φS_A,φS_Ad,φH_Aに基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられる。第1容量ユニットCU_Aは、ピークホールド状態において出力信号Voutの最大値を第1容量素子CapA1に保持し、最小値を第2容量素子CapA2に保持し、フローティング状態において第1及び第2容量素子CapA1,CapA2をフローティングにする。
スイッチSWA1は、電流源回路64の第1スイッチ32の他端に接続された一端と、第1容量素子CapA1の一端に接続された他端と、を有し、タイミング信号φS_Aによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA2は、第1容量素子CapA1の一端に接続された一端と、差動増幅器65の反転出力端子に接続された他端と、を有し、タイミング信号φH_Aによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA3は、第1電圧Vyが供給される一端と、第1容量素子CapA1の他端に接続された他端と、を有し、タイミング信号φS_Adによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA4は、第1容量素子CapA1の他端に接続された一端と、差動増幅器65の非反転入力端子に接続された他端と、を有し、タイミング信号φH_Aによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA5は、電流源回路64の第2スイッチ32Bの一端に接続された一端と、第2容量素子CapA2の一端に接続された他端と、を有し、タイミング信号φS_Aによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA6は、第2容量素子CapA2の一端に接続された一端と、差動増幅器65の非反転出力端子に接続された他端と、を有し、タイミング信号φH_Aによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA7は、第1電圧Vyが供給される一端と、第2容量素子CapA2の他端に接続された他端と、を有し、タイミング信号φS_Adによりオン又はオフに制御される。
スイッチSWA8は、第2容量素子CapA2の他端に接続された一端と、差動増幅器65の反転入力端子に接続された他端と、を有し、タイミング信号φH_Aによりオン又はオフに制御される。
第2容量ユニットCU_Bは、第3容量素子CapB1と、第4容量素子CapB2と、スイッチSWB1〜SWB8と、を有し、タイミング信号φS_B,φS_Bd,φH_Bに基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられる。第2容量ユニットCU_Bは、ピークホールド状態において最大値を第3容量素子CapB1に保持し、最小値を第4容量素子CapB2に保持し、フローティング状態において第3及び第4容量素子CapB1,CapB2をフローティングにする。
第3容量ユニットCU_Cは、第5容量素子CapC1と、第6容量素子CapC2と、スイッチSWC1〜SWC8と、を有し、タイミング信号φS_C,φS_Cd,φH_Cに基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられる。第3容量ユニットCU_Cは、ピークホールド状態において最大値を第5容量素子CapC1に保持し、最小値を第6容量素子CapC2に保持し、フローティング状態において第5及び第6容量素子CapC1,CapC2をフローティングにする。
第4容量ユニットCU_Dは、第7容量素子CapD1と、第8容量素子CapD2と、スイッチSWD1〜SWD8と、を有し、タイミング信号φS_D,φS_Dd,φH_Dに基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられる。第4容量ユニットCU_Dは、ピークホールド状態において最大値を第7容量素子CapD1に保持し、最小値を第8容量素子CapD2に保持し、フローティング状態において第7及び第8容量素子CapD1,CapD2をフローティングにする。
第2から第4容量ユニットCU_B,CU_C,CU_Dにおける各素子の接続は、第1容量ユニットCU_Aにおける各素子の接続と共通するため、説明は省略する。
図14は、図12のピークホールド回路30Cの各信号を示すタイミング図である。
まず、時刻t41において、リセット信号RESETが一定期間ハイレベルになり、タイミング信号生成回路63は一定期間リセットされる。
次に、時刻t42において、ピークホールドスタート信号STARTがローレベルからハイレベルに変化する。これにより、タイミング信号生成回路63は、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bを、所定のピークホールド周期T毎に、互い違いにピークホールド状態(P/D)又はフローティング状態(Float)に切り替える。また、タイミング信号生成回路63は、第1から第4容量ユニットCU_A〜CU_Dのうちピークホールド状態に切り替えるものをリセット(初期化)する。
図14の例では、タイミング信号生成回路63は、時刻t42において、第1容量ユニットCU_Aをピークホールド状態に切り替えると共に一定期間リセットし、第2容量ユニットCU_Bをフローティング状態に切り替える。
図15Aは、ピークホールド状態の第1容量ユニットCU_AのスイッチSWA1〜SWA8の状態を説明する図である。時刻t42にタイミング信号φS_A,φS_Adがハイレベルになることにより、スイッチSWA1,SWA3,SWA5,SWA7がオンする。タイミング信号φH_Aはローレベルを維持するので、スイッチSWA2,SWA4,SWA6,SWA8はオフを維持する。これにより、第1及び第2容量素子CapA1,CapA2の一端は電流源回路64に接続され、それらの他端には第1電圧Vyが供給される。即ち、図10のピークホールド回路30Bと同様の回路が構成される。
ここで、時刻t42において、タイミング信号φRSが一定期間ハイレベルになることにより、電流源回路64のスイッチ34,34Bが一定期間オンする。これにより、第1及び第2容量素子CapA1,CapA2がリセットされる。
電流源回路64は、出力信号Voutが最大値以上である時、第1電流を供給し、出力信号Voutが最小値以下である時、第2電流を引き込む。この例では、最大値は、第1容量素子CapA1に保持されており、最小値は、第2容量素子CapA2に保持されている。
タイミング信号生成回路63は、電流源回路64に、第1から第4容量ユニットCU_A〜CU_Dのうちピークホールド状態にあるものの第1、第3、第5又は第7容量素子CapA1,CapB1,CapC1,CapD1に第1電流を供給させる。従って、この例では、電流源回路64は、第1容量ユニットCU_Aの第1容量素子CapA1に第1電流を供給する。
タイミング信号生成回路63は、電流源回路64に、第1から第4容量ユニットCU_A〜CU_Dのうちピークホールド状態にあるものの第2、第4、第6又は第8容量素子CapA2,CapB2,CapC2,CapD2から第2電流を引き込ませる。従って、この例では、電流源回路64は、第1容量ユニットCU_Aの第2容量素子CapA2から第2電流を引き込ませる。
これにより、図10のピークホールド回路30Bと同様に、出力信号Voutの最大値と最小値が第1容量ユニットCU_Aに保持される。
一方、タイミング信号φS_B,φS_Bd,φH_Bはローレベルを維持するので、スイッチSWB1〜SWB8はオフを維持する。従って、第2容量ユニットCU_Bの第3及び第4容量素子CapB1,CapB2はフローティングになっている。
時刻t42からピークホールド周期Tが経過した時刻t43において、タイミング信号生成回路63は、第1容量ユニットCU_Aをフローティング状態に切り替え、第2容量ユニットCU_Bをピークホールド状態に切り替えると共に一定期間リセットする。ここで、タイミング信号生成回路63は、時刻t43より前に、タイミング信号φS_Adをローレベルに変化させ、時刻t43にタイミング信号φS_Aをローレベルに変化させる。これにより、チャージインジェクションを抑制できる。また、タイミング信号生成回路63は、時刻t43において、タイミング信号φS_B,φS_Bdをハイレベルに変化させる。
ピークホールド周期Tは、入力信号Vinの周期の2倍以上であることが好ましく、入力信号Vinの周期の2倍であることがより好ましい。これにより、リセット中に出力信号Voutが最大値又は最小値に達し、この最大値又は最小値をピークホールドできなくても、次の1周期の最大値又は最小値をピークホールドできる。
同様に、時刻t43からピークホールド周期Tが経過した時刻t44において、タイミング信号生成回路63は、第1容量ユニットCU_Aをピークホールド状態に切り替えると共に一定期間リセットし、第2容量ユニットCU_Bをフローティング状態に切り替える。
次に、時刻t44からピークホールド周期Tが経過する前の時刻t45において、AD変換信号CONVERSIONがローレベルからハイレベルに変化する(AD変換指示が与えられる)。AD変換信号CONVERSIONは、入力信号Vinと非同期である。
タイミング信号生成回路63は、AD変換指示が与えられた時、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bのうちフローティング状態にあるものの第1及び第2容量素子CapA1,CapA2又は第3及び第4容量素子CapB1,CapB2を差動増幅器65に接続し、保持された最大値及び最小値を差動増幅器65にサンプルホールドさせる(サンプルホールド状態(Hold))。
また、タイミング信号生成回路63は、AD変換指示が与えられた時、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bのうちピークホールド状態にあるものをフローティング状態に切り替える。
さらに、タイミング信号生成回路63は、AD変換指示が与えられた時、第3及び第4容量ユニットCU_C,CU_Dを、ピークホールド周期T毎に、互い違いにピークホールド状態又はフローティング状態に切り替える。
図示する例では、時刻t45において、第2容量ユニットCU_Bがフローティング状態にある。そのため、第2容量ユニットCU_Bの第3及び第4容量素子CapB1,CapB2が差動増幅器65に接続され、第1容量ユニットCU_Aがフローティング状態に切り替えられる。
図15Bは、サンプルホールド時の第2容量ユニットCU_BのスイッチSWB1〜SWB8の状態を説明する図である。時刻t45にタイミング信号φS_A,φS_Adがローレベルになり、タイミング信号φH_Bがハイレベルになる。タイミング信号φS_B,φS_Bd,φH_Aはローレベルを維持する。よって、スイッチSWA1〜SWA8はオフである。また、スイッチSWB2,SWB4,SWB6,SWB8はオンし、スイッチSWB1,SWB3,SWB5,SWB7はオフを維持する。これにより、第3容量素子CapB1の一端は差動増幅器65の非反転入力端子に接続され、その他端は差動増幅器65の反転出力端子に接続される。第4容量素子CapB2の一端は差動増幅器65の反転入力端子に接続され、その他端は差動増幅器65の非反転出力端子に接続される。これにより、第3及び第4容量素子CapB1,CapB2に保持された最大値及び最小値は、差動増幅器65にサンプルホールドされる。
AD変換指示が与えられたAD変換器41Bは、AD変換器41Bに供給されるクロック信号CLKに同期して、サンプルホールドされた値をAD変換する。図示する例では、時刻t45以降、クロック信号CLKがNクロックに達するタイミング(時刻t46)で、AD変換信号CONVERSIONがローレベルに変化し、AD変換器41Bは、デジタル値ADout=AIN0P(N)を出力する。
次に、時刻t47において、再びAD変換信号CONVERSIONがローレベルからハイレベルに変化し、次のAD変換指示が与えられる。タイミング信号生成回路63は、次にAD変換指示が与えられた時、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bを、ピークホールド周期T毎に、互い違いにピークホールド状態又はフローティング状態に切り替え、第3及び第4容量ユニットCU_C,CU_Dのうちフローティング状態にあるものの第5及び第6容量素子CapC1,CapC2又は第7及び第8容量素子CapD1,CapD2を差動増幅器65に接続し、保持された最大値及び最小値を差動増幅器65にサンプルホールドさせる。
以上の動作を繰り返し、AD変換が連続的に行われる。
このように、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bは、AD変換指示がある毎に、互い違いにピークホールド状態とフローティング状態とを繰り返す第1状態と、一方がサンプルホールド状態になり他方がフローティング状態になる第2状態と、に交互に切り替えられる。
第3及び第4容量ユニットCU_C,CU_Dは、AD変換指示がある毎に、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bが第2状態の時に互い違いにピークホールド状態とフローティング状態とを繰り返す第3状態と、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bが第1状態の時に一方がサンプルホールド状態になり他方がフローティング状態になる第4状態と、に交互に切り替えられる。
なお、電流源回路64の具体的な構成は特に限定されないが、好ましい構成の一例について説明する。
図16は、図12の電流源回路64の一部のより詳しい回路図である。図16では、図12と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
電流源回路64は、第1電流源31としてPMOSトランジスタM1を備え、第1スイッチ32としてPMOSトランジスタM2を備えている。また、電流源回路64は、PMOSトランジスタM3と、インバータINV1と、を更に備える点において、図12と異なる。
PMOSトランジスタM1は、電源電圧VDDが供給されるソースと、所定のバイアス電圧Vbcsが供給されるゲートと、を有する。
PMOSトランジスタM2は、PMOSトランジスタM1のドレインに接続されたソースと、第1比較器36の出力端子に接続されたゲートと、第1比較器36の非反転入力端子に接続されたドレインと、を有する。
PMOSトランジスタM3は、PMOSトランジスタM1のドレインに接続されたソースと、接地されたドレインと、を有する。
インバータINV1は、第1比較器36の出力信号を反転して、PMOSトランジスタM3のゲートに供給する。そのため、PMOSトランジスタM2,M3は、相補的にオン又はオフに切り替えられる。即ち、第1比較器36の出力信号がハイレベルの時、PMOSトランジスタM2はオフであり、PMOSトランジスタM3はオンである。第1比較器36の出力信号がローレベルの時、PMOSトランジスタM2はオンであり、PMOSトランジスタM3はオフである。
従って、第1比較器36の出力信号によらず、PMOSトランジスタM1は第1電流を流し続ける。そのため、PMOSトランジスタM3を設けない場合と比較して、電流源回路64が第1電流を供給するか否か、高速に切り替えることができる。よって、第1比較器36の出力信号が高速に切り替わる場合にも好ましい。
図示は省略するが、第2電流源31B及び第2スイッチ32B等の第2電流を引き込む側の構成についても、NMOSトランジスタを用いて同様に構成できる。
このように、本実施形態によれば、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bは、互い違いにピークホールド状態とフローティング状態とを繰り返す。これにより、入力信号VinとAD変換信号CONVERSIONとが非同期であっても、AD変換指示があった時、ピークホールド中の不正確な可能性のある電圧値をAD変換することなく、正確な最大値及び最小値を反映したフローティング状態の電圧値をAD変換することができる。フローティング状態の電圧値は、直前に少なくとも1周期の出力信号Voutをピークホールドして得られているため、出力信号Voutの最大値及び最小値を正確に反映している。従って、正確なインピーダンスZを算出できる。
また、第3及び第4容量ユニットCU_C,CU_Dを更に設け、第1及び第2容量ユニットCU_A,CU_Bを用いてAD変換中には、第3及び第4容量ユニットCU_C,CU_Dを用いて互い違いにピークホールド状態とフローティング状態とを繰り返すようにしている。これにより、AD変換中にも出力信号Voutをピークホールドし続けることができるので、AD変換後、すぐに次のAD変換を行うことができる。そのため、出力信号Voutの振幅の変化を連続的に測定できる。従って、より正確なインピーダンスZの変化を測定できる。
なお、第1から第4の実施形態では、入力信号Vin及び出力信号Voutは単相の信号である一例について説明したが、差動の信号であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 測定対象
10 DA変換器
20 増幅回路
30,30A〜30C ピークホールド回路
31 第1電流源
32 第1スイッチ
33 第1容量素子
34 リセットスイッチ
35 増幅器
36 第1比較器
31B 第2電流源
32B 第2スイッチ
33B 第2容量素子
34B リセットスイッチ
36B 第2比較器
40 インピーダンス算出回路
41 AD変換器
42 信号処理部
50 制御部
63 タイミング信号生成回路
64 電流源回路
65 差動増幅器
CS_AB 第1容量セット
CS_CD 第2容量セット
CU_A 第1容量ユニット
CU_B 第2容量ユニット
CU_C 第3容量ユニット
CU_D 第4容量ユニット
100,100A,100B インピーダンス測定回路

Claims (11)

  1. 測定対象に接続され、当該測定対象のインピーダンスに応じた利得で予め定められた入力信号を増幅して出力信号を出力する増幅回路と、
    前記出力信号のピーク値を保持して保持値を出力するピークホールド回路と、
    前記保持値に基づいて前記測定対象の前記インピーダンスを算出するインピーダンス算出回路と、
    を備えるインピーダンス測定回路。
  2. 前記増幅回路は、
    前記入力信号が供給される一端を有する抵抗と、
    前記抵抗の他端が接続された第1入力ノードと、基準電圧が供給される第2入力ノードと、前記第1入力ノードの電圧と前記基準電圧との差を増幅して前記出力信号を出力する出力ノードと、を有する差動増幅器と、を有し、
    前記測定対象は、前記差動増幅器の前記第1入力ノードと前記出力ノードとの間に接続される、請求項1に記載のインピーダンス測定回路。
  3. 前記入力信号は交流信号であり、
    前記インピーダンス算出回路は、
    前記保持値をデジタル信号に変換するAD変換器と、
    前記デジタル信号に基づいて前記インピーダンスを算出する信号処理部と、を有し、
    前記交流信号の周波数は、前記AD変換器がAD変換を行うことができる周波数より高い、請求項1又は請求項2に記載のインピーダンス測定回路。
  4. 前記ピーク値は、前記出力信号の最大値及び最小値を含み、
    前記保持値は、最大保持値及び最小保持値を含み、
    前記インピーダンス算出回路は、前記最大保持値と前記最小保持値との差に基づいて前記インピーダンスを算出する、請求項1から請求項3の何れかに記載のインピーダンス測定回路。
  5. 前記ピークホールド回路は、保持された前記ピーク値をサンプルホールドして、得られた値を前記保持値として出力する、請求項1から請求項4の何れかに記載のインピーダンス測定回路。
  6. 前記ピーク値は、前記出力信号の最大値を含み、
    前記保持値は、最大保持値を含み、
    前記ピークホールド回路は、
    第1電流を出力する第1電流源と、
    前記第1電流が一端に供給される第1スイッチと、
    前記第1スイッチの他端に接続され、前記最大保持値を出力する一端と、第1電圧が供給される他端と、を有する第1容量素子と、
    前記出力信号が前記最大保持値以上である時、前記第1スイッチをオンさせ、前記出力信号が前記最大保持値未満である時、前記第1スイッチをオフさせる、第1比較器と、
    を有する、請求項1から請求項3の何れかに記載のインピーダンス測定回路。
  7. 前記ピーク値は、前記出力信号の最小値を含み、
    前記保持値は、最小保持値を含み、
    前記ピークホールド回路は、
    前記第1電圧が供給される一端と、前記最小保持値を出力する他端と、を有する第2容量素子と、
    前記第2容量素子の他端に接続された一端を有する第2スイッチと、
    前記第2スイッチの他端から第2電流を引き込む第2電流源と、
    前記出力信号が前記最小保持値以下である時、前記第2スイッチをオンさせ、前記出力信号が前記最小保持値より大きい時、前記第2スイッチをオフさせる、第2比較器と、
    を有する、請求項6に記載のインピーダンス測定回路。
  8. 前記ピークホールド回路は、
    前記入力信号に同期したタイミング信号を生成するタイミング信号生成回路と、
    第1及び第2容量素子を有し、前記タイミング信号に基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられ、前記ピークホールド状態において前記最大値及び前記最小値を前記第1及び第2容量素子に保持し、前記フローティング状態において前記第1及び第2容量素子をフローティングにする、第1容量ユニットと、
    第3及び第4容量素子を有し、前記タイミング信号に基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられ、前記ピークホールド状態において前記最大値及び前記最小値を前記第3及び第4容量素子に保持し、前記フローティング状態において前記第3及び第4容量素子をフローティングにする、第2容量ユニットと、
    差動増幅器と、を有し、
    前記タイミング信号生成回路は、
    前記第1及び第2容量ユニットを、所定のピークホールド周期毎に、互い違いに前記ピークホールド状態又は前記フローティング状態に切り替え、
    AD変換指示が与えられた時、前記第1及び第2容量ユニットのうち前記フローティング状態にあるものの前記第1及び第2容量素子又は前記第3及び第4容量素子を前記差動増幅器に接続し、保持された前記最大値及び前記最小値を前記最大保持値及び前記最小保持値として前記差動増幅器にサンプルホールドさせる、請求項4に記載のインピーダンス測定回路。
  9. 前記ピークホールド回路は、
    第5及び第6容量素子を有し、前記タイミング信号に基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられ、前記ピークホールド状態において前記最大値及び前記最小値を前記第5及び第6容量素子に保持し、前記フローティング状態において前記第5及び第6容量素子をフローティングにする、第3容量ユニットと、
    第7及び第8容量素子を有し、前記タイミング信号に基づいてピークホールド状態又はフローティング状態に切り替えられ、前記ピークホールド状態において前記最大値及び前記最小値を前記第7及び第8容量素子に保持し、前記フローティング状態において前記第7及び第8容量素子をフローティングにする、第4容量ユニットと、を有し、
    前記タイミング信号生成回路は、
    前記AD変換指示が与えられた時、前記第3及び第4容量ユニットを、前記ピークホールド周期毎に、互い違いに前記ピークホールド状態又は前記フローティング状態に切り替え、
    次に前記AD変換指示が与えられた時、前記第1及び第2容量ユニットを、前記ピークホールド周期毎に、互い違いに前記ピークホールド状態又は前記フローティング状態に切り替え、前記第3及び第4容量ユニットのうち前記フローティング状態にあるものの前記第5及び第6容量素子又は前記第7及び第8容量素子を前記差動増幅器に接続し、保持された前記最大値及び前記最小値を前記最大保持値及び前記最小保持値として前記差動増幅器にサンプルホールドさせる、請求項8に記載のインピーダンス測定回路。
  10. 前記ピークホールド回路は、前記出力信号が前記最大値以上である時、第1電流を供給し、前記出力信号が前記最小値以下である時、第2電流を引き込む、電流源回路を有し、
    前記タイミング信号生成回路は、前記電流源回路に、
    前記第1から第4容量ユニットのうち前記ピークホールド状態にあるものの前記第1、第3、第5又は第7容量素子に前記第1電流を供給させ、
    前記第1から第4容量ユニットのうち前記ピークホールド状態にあるものの前記第2、第4、第6又は第8容量素子から前記第2電流を引き込ませる、請求項9に記載のインピーダンス測定回路。
  11. 前記入力信号は差動信号である、請求項1から請求項10の何れかに記載のインピーダンス測定回路。
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