JP2017072415A - インピーダンス測定回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定対象のインピーダンスに直列にキャパシタを接続した場合でも、測定対象のインピーダンスを精度よく測定できる。【解決手段】インピーダンス測定回路は、測定対象に接続され、測定対象のインピーダンスに応じた利得で入力交流電圧を増幅して出力する増幅器と、測定対象の一端と、増幅器の出力ノードと、の間に第1キャパシタを接続し、かつ測定対象の他端と、入力交流電圧に相関する電圧のノードと、の間に第2キャパシタを接続した状態で、増幅器の出力ノードの直流電圧レベルを設定する電圧レベル設定回路と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、インピーダンス測定回路に関する。
交流信号等の入力信号を生体等の測定対象に入力し、測定対象で反射または測定対象を透過した入力信号の大きさに基づいて測定対象のインピーダンスを測定するインピーダンス測定回路が知られている。
測定対象が人体の場合、薬事法の規定により、人体に流し込める電流が制限されている。このため、従来のインピーダンス測定回路は、保護抵抗を設けて、制限値以上の電流が人体に流れ込まないようにしていた。
しかしながら、保護抵抗を設けると、測定対象で反射または測定対象を透過した入力信号の電圧振幅が小さくなり、入力信号を増幅する増幅器のゲインを高くしなければならない。入力信号には、ノイズ成分も含まれているため、増幅器のゲインを高くすると、本来の測定対象の信号成分がノイズ成分に埋もれてしまい、測定対象のインピーダンスを精度よく測定するのが困難になる。
そこで、保護抵抗の代わりに、測定対象のインピーダンスに直列にキャパシタを接続して、ノイズ成分を含む直流電圧成分を除去して、交流信号成分のみを検出することも考えられる。ところが、測定対象のインピーダンスに直列にキャパシタを接続すると、上述した増幅器のDC点が決まらなくなり、測定対象のインピーダンスを正しく測定できないおそれがある。
特開2000−65878号公報
本発明の実施形態は、測定対象のインピーダンスに直列にキャパシタを接続した場合でも、測定対象のインピーダンスを精度よく測定可能なインピーダンス測定回路を提供するものである。
本実施形態によれば、測定対象に接続され、前記測定対象のインピーダンスに応じた利得で入力交流電圧を増幅して出力する増幅器と、
前記測定対象の一端と、前記増幅器の出力ノードと、の間に第1キャパシタを接続し、かつ前記測定対象の他端と、前記入力交流電圧に相関する電圧のノードと、の間に第2キャパシタを接続した状態で、前記増幅器の出力ノードの直流電圧レベルを設定する電圧レベル設定回路と、を備えるインピーダンス測定回路が提供される。
第1の実施形態によるインピーダンス測定回路の概略構成を示すブロック図。 第2の実施形態によるインピーダンス測定回路の概略構成を示すブロック図。 DDAの内部構成を示すブロック図。 第3の実施形態によるインピーダンス測定回路の概略構成を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態によるインピーダンス測定回路1の概略構成を示すブロック図である。図1のインピーダンス測定回路1は、生体等の測定対象2のインピーダンスZを測定するものである。測定対象2は、人体や動物などの生体でもよいし、それ以外の任意の物でもよい。以下では、人体を測定対象2とする例を主に説明する。
図1のインピーダンス測定回路1は、DA変換器(DAC)3と、増幅回路4と、ピークホールド回路5と、インピーダンス算出回路6と、制御部7と、を備える。インピーダンス測定回路1の少なくとも一部は、1つまたは複数の半導体集積回路に内蔵可能である。
DA変換器3は、デジタル信号をDA変換して、予め定められた入力電圧Vinを生成する。入力電圧Vinは、例えば、予め定められた振幅を有する交流信号(入力交流電圧)である。交流信号の周波数は特に限定されないが、例えば、5kHz〜200kHzであってもよい。入力電圧Vinを生成できる回路であれば、DA変換器3以外の信号生成回路を用いてもよい。
DA変換器3を設ける理由は、測定対象2によって、インピーダンスZを測定するための入力電圧Vinの最適な周波数が異なるためである。また、生体の体脂肪を計測するには、入力電圧Vinの周波数を途中で複数通りに切り替えて、各周波数ごとにインピーダンスZを測定する必要がある。入力電圧Vinの周波数を変更することは、DA変換器3に与えるデジタルコード情報を変えることで容易に行える。このように、DA変換器3を設けることで、必要に応じて、入力電圧Vinの周波数を簡易かつ迅速に可変調整することができる。
測定対象2が人体の場合には、薬事法の適用を受けて、測定対象2に流せる電流が制限される。薬事法の規定によれば、正常状態では、直流電流は10μA未満、交流電流は100μA未満の電流しか流せない。また、故障状態では、直流電流は50μA未満、交流電流は500μA未満の電流しか流せない。
本実施形態では、薬事法の規定を遵守するために、測定対象2の両端にキャパシタを直列接続している。より具体的には、増幅回路4の出力ノードと測定対象2の一端との間に第1キャパシタC1を接続し、入力電圧Vinに相関する電圧のノードと測定対象2の他端との間に第2キャパシタC2を接続している。第1キャパシタC1と第2キャパシタC2を測定対象2に直列接続することで、測定対象2に保護抵抗を直列接続する場合と比べて、増幅回路4の出力振幅をより大きくすることができ、測定対象2のインピーダンスZをより精度よく測定できる。第1キャパシタC1と第2キャパシタC2は、主に故障時の直流電流を制限する機能を有する。
また、測定対象2のインピーダンスZの一端とピークホールド回路5との間には第3キャパシタC3が接続され、測定対象2のインピーダンスZの他端とピークホールド回路5との間には第4キャパシタC4が接続されている。第3キャパシタC3と第4キャパシタC4は、ピークホールド回路5からの直流電流が測定対象2のインピーダンスZに流れ込むことを防止する機能を果たす。
増幅回路4は、当該測定対象2のインピーダンスZに応じた利得で入力電圧Vinを増幅して出力電圧Voutを出力する。増幅回路4は、第1抵抗素子11と、増幅器12と、電圧レベル設定回路13とを有する。増幅回路4の出力ノードは、第1キャパシタC1の一端に接続されている。
増幅器12は、測定対象2のインピーダンスZに応じた利得で入力電圧Vinを増幅して出力する。増幅器12の内部構成は特に問わないが、増幅器12には、電圧レベル設定回路13の出力電圧が入力されている。
第1抵抗素子11の一端には、DA変換器3からの入力電圧Vinが供給され、第1抵抗素子11の他端は増幅器12の入力端子に接続されている。
電圧レベル設定回路13は、増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルを設定する。より具体的には、電圧レベル設定回路13は、増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルが不定状態にならないように、増幅器12の出力電圧を増幅回路4の入力側に帰還させて、増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルを設定する。
入力電圧Vinは、第1抵抗素子11を介して増幅器12に入力されて利得が調整され、増幅器12の出力電圧Voutは測定対象2のインピーダンスZの他端側に供給されている。このため、測定対象2のインピーダンスZには、出力電圧Voutに応じた電流Iが流れる。
測定対象2のインピーダンスZは、|Z|=|Vout|/|I|と表すことができる。第1抵抗素子11の抵抗値をRinとすると、|I|=|Vin|/Rinであり、|Vin|は予め既知であるため、|I|も既知である。従って、出力電圧Voutの振幅を測定することにより、インピーダンスZを算出できる。出力電圧Voutの振幅は、以下の構成によって測定する。なお、例えば、電流Iが100μA未満となるように、入力電圧Vinの振幅と抵抗値Rが設定されてもよい。
ピークホールド回路5は、出力電圧Voutのピーク値を保持して保持値Vadc_inを出力する。ピーク値は、出力電圧Voutの最大値又は最小値である。以下では最大値が保持される一例について説明するが、最小値が保持される場合も同様に構成できる。
インピーダンス算出回路6は、ピークホールド回路5に保持された保持値Vadc_inと、入力電圧Vinの振幅と、抵抗値Rとに基づいて、測定対象2のインピーダンスZを算出する。インピーダンス算出回路6は、AD変換器(ADC)16と信号処理部17とを有する。
AD変換器16は、制御部7からAD変換信号が与えられた時、ピークホールド回路5の保持値Vadc_inをデジタル信号ADoutに変換する。AD変換器16は、例えば、ΔΣAD変換器であり、分解能が比較的高く、AD変換の速度が比較的遅い。AD変換器16は、例えば、100μV未満の非常に小さな振幅の変化を測定できる。これにより、入力電圧Vin及び電流Iの振幅が比較的小さくても、例えば、インピーダンスZの1Ω以下の変化を測定することができる。
交流信号である入力電圧Vinの周波数は、AD変換器16がAD変換を行うことができる周波数より高い。そのため、AD変換器16は、出力電圧Voutを直接AD変換することはできない。そこで、本実施形態では、保持値Vadc_inをデジタル信号ADoutに変換している。
信号処理部17は、デジタル信号処理を行うことにより、予め値が分かっている電流Iとデジタル信号ADoutとに基づいてインピーダンスZを算出する。
このように、第1の実施形態では、測定対象2のインピーダンスZを精度よく測定するために、インピーダンスZの両端に第1キャパシタC1と第2キャパシタC2を直列接続している。この状態で、インピーダンスZの一端側に印加する電圧VoutをインピーダンスZに応じて可変させるとともに、インピーダンスZに流れる電流を一定にして、インピーダンスZの測定を行う。その際、電圧Voutを出力する増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルが不定状態にならないように、電圧レベル設定回路13を設けている。電圧レベル設定回路13は、増幅器12の出力電圧を増幅器12の入力側に帰還させることにより、増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルを設定している。
これにより、測定対象2のインピーダンスZの両端に第1キャパシタC1と第2キャパシタC2を直列接続して直流信号成分をカットしても、インピーダンスZの一端側の電圧Voutを生成する増幅器12の出力ノードの直流電圧レベルが不定にならなくなり、測定対象2のインピーダンスZが小さくても、精度よく測定することができる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、第1の実施形態の増幅回路4を具体化したものである。
図2は第2の実施形態によるインピーダンス測定回路1の概略構成を示すブロック図である。図2のインピーダンス測定回路1は、増幅回路4内の構成が図1とは異なる他は、共通する。以下では、図1との相違点を中心に説明する。
図2の増幅回路4は、図1の増幅器12の具体例として、差動差分増幅器(DDA:Differential Difference Amplifier)21を有し、また、図1の電圧レベル設定回路13の具体例として、ローパスフィルタ(LPF:LowPass Filter)22を有する。
DDA21は、図3に詳細を示すように4つの入力端子IN1〜IN4を有する。入力端子IN1には、第1抵抗素子11を介して入力電圧Vinが印加される。入力端子IN2とIN3には、入力電圧Vinの直流電圧レベルである基準電圧VCMが印加される。入力端子IN4には、ローパスフィルタ22の出力電圧が印加される。
ローパスフィルタ22は、DDA21の出力端子と入力端子IN4との間に接続されている。ローパスフィルタ22は、DDA21の出力電圧Voutに含まれる所定周波数以上の周波数成分を除去する。所定周波数とは、入力電圧Vinの周波数以下の周波数である。
DDA21は、等価的には、図3に示すように、第1差動増幅回路23、第2差動増幅回路24および第3差動増幅回路25を有する。第1差動増幅回路23は、基準電圧VCMと入力電圧Vinとの差分電圧に応じた電圧を出力する。第2差動増幅回路24は、ローパスフィルタ22の出力電圧と、入力電圧Vinの直流電圧レベルである基準電圧VCMとの差分電圧に応じた電圧を出力する。第3差動増幅回路25は、第1差動増幅回路23の出力電圧と、第2差動増幅回路24の出力電圧との差分電圧に応じた電圧を出力する。第3差動増幅回路25の出力電圧Voutが増幅回路4の出力ノードから出力される。
これにより、DDA21の出力電圧Voutにおける直流電圧レベル(コモン電圧)は、基準電圧VCMに一致するように制御される。仮にローパスフィルタ22がないとすると、DDA21の出力電圧Voutに含まれる交流電圧成分がDDA21の入力側に帰還されることになり、基準電圧VCMの電圧レベルが変動してしまう。DDA21の出力電圧Voutに含まれる交流電圧成分の周波数は、入力電圧Vinの周波数成分にほぼ等しい。そこで、ローパスフィルタ22の遮断周波数を入力電圧Vinの周波数以下の周波数とすることで、ローパスフィルタ22の出力電圧はほとんど変動しなくなり、基準電圧VCMの変動も抑制できる。これにより、DDA21の出力電圧Voutにおける直流電圧レベル(コモン電圧)を基準電圧VCMに合わせ込むことができる。よって、DDA21の出力電圧Voutにおける直流電圧レベルが不定になるという不具合を防止でき、測定対象2のインピーダンスZを精度よく測定できる。
なお、図2では、第1差動増幅回路23、第2差動増幅回路24および第3差動増幅回路25を内蔵したDDA21を増幅回路4内に設けた例を示しているが、図3のように、第1差動増幅回路23、第2差動増幅回路24および第3差動増幅回路25を個別部品として増幅回路4内に設けてもよい。
このように、第2の実施形態では、増幅回路4の出力電圧Voutに含まれる交流電圧成分をローパスフィルタ22で除去した後に、増幅回路4の入力側に帰還させるため、増幅回路4の出力電圧Voutにおける直流電圧レベル(コモン電圧)を、入力電圧Vinの直流電圧レベルである基準電圧VCMに合わせ込むことができる。これにより、増幅回路4の出力電圧Voutにおける直流電圧レベルが不定になるおそれがなくなり、測定対象2のインピーダンスZを精度よく測定できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第2の実施形態よりも、増幅回路4の構成を簡略化したものである。
図4は第3の実施形態によるインピーダンス測定回路1の概略構成を示すブロック図である。図4のインピーダンス測定回路1内の増幅回路4は、増幅器21と、第2抵抗素子26とを備えている。第2抵抗素子26の一端は、増幅器21の出力ノードに接続され、第2抵抗素子26の他端は、第1抵抗素子11と第2キャパシタC2との接続ノードに接続されている。図4では、第2抵抗素子26の抵抗値をRfbとしている。
第2抵抗素子26を設けることで、増幅器21の出力電圧における直流電圧レベルを、第1抵抗素子11と第2キャパシタC2との接続ノードの電圧に応じた電圧に設定できる。よって、増幅回路4の出力電圧Voutが不定になるという不具合が生じなくなる。
なお、図4では、測定対象2と第1キャパシタC1との間に第3抵抗素子27を接続し、測定対象2と第2キャパシタC2との間に第4抵抗素子28を接続している。第3抵抗素子27と第4抵抗素子28は、故障時の交流電流を制限するために主に設けられている。第3抵抗素子27と第4抵抗素子28の抵抗値Rlimitは、4.7kΩ程度である。これに対して、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2の容量は、470nF程度である。
以下では、直列接続された第1キャパシタC1、第3抵抗素子27、測定対象2、第4抵抗素子28および第4キャパシタC4を合わせたインピーダンスZを、測定対象2の全体インピーダンスZtotalと呼ぶ。
第2抵抗素子26の抵抗値は、以下の1)または2)のように、測定対象2の全体インピーダンスZtotalの大きさによって、場合分けされる。
1)Ztotal≦10kΩ(≒4.7kΩ×2)ならば、第2抵抗素子26は300kΩ程度であり、第3抵抗素子27と第4抵抗素子28に依存する。
2)Ztotal>10kΩならば、第2抵抗素子26はZ×30Ω以上であり、Zに依存する。
上述した2)に示すように、測定対象2の全体インピーダンスZが10kΩより大きければ、第2抵抗素子26の抵抗値Rfbは、Ztotalよりも30倍以上に設定するのが望ましい。また、第2抵抗素子26の抵抗値Rfbは、測定対象2のインピーダンスZに応じて値が変化する。
なお、第1キャパシタC1と第2キャパシタC2のインピーダンスZは、1kHz以上の周波数では、測定対象2のインピーダンスZや、第3および第4抵抗素子28の抵抗値よりもはるかに小さいため、無視することができる。
このように、第3の実施形態では、第2抵抗素子26の一端に増幅器21の出力ノードと、第1抵抗素子11、増幅器21の入力ノードおよび第2キャパシタC2の接続ノードと、の間に第2抵抗素子26を接続するため、第1の実施形態よりも簡易な回路でありながら、増幅回路4の出力ノードにおける直流電圧レベルを設定できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 インピーダンス測定回路、2 測定対象、3 DA変換器、4 増幅回路、5 ピークホールド回路、6 インピーダンス算出回路、7 制御部、11 第1抵抗素子、12 増幅器、13 電圧レベル設定回路、21 差動差分増幅器(DDA)、22 ローパスフィルタ(LPF)、23 第1差動増幅回路、24 第2差動増幅回路、25 第3差動増幅回路、26 第2抵抗素子、27 第3抵抗素子、28 第4抵抗素子、C1 第1キャパシタ、C2 第2キャパシタ、C3 第3キャパシタ、C4 第4キャパシタ

Claims (9)

  1. 測定対象に接続され、前記測定対象のインピーダンスに応じた利得で入力交流電圧を増幅して出力する増幅器と、
    前記測定対象の一端と、前記増幅器の出力ノードと、の間に第1キャパシタを接続し、かつ前記測定対象の他端と、前記入力交流電圧に相関する電圧のノードと、の間に第2キャパシタを接続した状態で、前記増幅器の出力ノードの直流電圧レベルを設定する電圧レベル設定回路と、を備えるインピーダンス測定回路。
  2. 一端に前記入力交流電圧が印加され、他端が前記増幅器の入力ノードに接続される第1抵抗素子を備え、
    前記第1抵抗素子の他端から前記入力交流電圧に相関する電圧が出力される請求項1に記載のインピーダンス測定回路。
  3. 前記電圧レベル設定回路は、前記増幅器の出力電圧に含まれる所定周波数以上の周波数成分を除去するフィルタを有し、
    前記増幅器は、前記フィルタの出力電圧に基づいて、前記入力交流電圧の利得を調整する請求項1または2に記載のインピーダンス測定回路。
  4. 前記所定周波数は、前記入力交流電圧の周波数以下の周波数である請求項3に記載のインピーダンス測定回路。
  5. 前記増幅器は、
    前記フィルタの出力電圧と、前記入力交流電圧の直流電圧レベルである基準電圧と、の差分電圧に応じた電圧を出力する第1差動増幅回路と、
    前記入力交流電圧に相関する電圧と前記基準電圧との差分電圧に応じた電圧を出力する第2差動増幅回路と、
    前記第1差動増幅回路の出力電圧と、前記第2差動増幅回路の出力電圧と、の差分電圧に応じた電圧を前記増幅器の出力ノードから出力する第3差動増幅回路と、を有する請求項4に記載のインピーダンス測定回路。
  6. 前記増幅器は、前記第1差動増幅回路、前記第2差動増幅回路および前記第3差動増幅回路を内蔵する差動差分増幅器である請求項5に記載のインピーダンス測定回路。
  7. 前記電圧レベル設定回路は、前記第1抵抗素子、前記増幅器の入力ノードおよび前記第2キャパシタの接続ノードと、前記増幅器の出力ノードと、の間に接続される第2抵抗素子を有する請求項2に記載のインピーダンス測定回路。
  8. 前記第2抵抗素子の抵抗値は、前記測定対象に直列接続された抵抗素子を含めた前記測定対象の全体インピーダンス値が所定値より大きい場合には、前記測定対象のインピーダンス値に応じて設定され、前記全体インピーダンス値が前記所定値以下の場合には、固定値に設定される請求項7に記載のインピーダンス測定回路。
  9. 前記第2抵抗素子の抵抗値は、前記全体インピーダンス値が前記所定値より大きい場合には、前記測定対象のインピーダンス値の30倍以上大きい請求項8に記載のインピーダンス測定回路。
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