JP2017047746A - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバーの操作性をより向上させることのできる車両制御装置を提供すること。【解決手段】車両に取り付けられる第1ペダルおよび第2ペダルと、車体速度検出手段と、車両における駆動力を基準点からの第1ペダルを踏込むストローク量に基づく第1駆動力に制御し、車両における制動力を基準点からの前記第1ペダルの踏み戻すストローク量に基づく第1制動力に制御するワンペダル制御を実行する制御部と、車両に第2ペダルの踏込みに基づく第2制動力を付与する制動力付与部とを備え、制御部は、車体速度検出手段により車体速度が所定車体速度より小さいことが検出されるとともに第2制動力が第1制動力以上である場合、車両のクリープトルク走行または制御部にゼロより大きい所定の第2駆動力として走行する駆動力制御走行の少なくともどちらか一方を許可することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の車両制御装置に関する。
従来から、単一のペダルにアクセルペダルとブレーキペダルの双方の機能を持たせ、ドライバーが当該単一のペダルをそのストロークの所定位置から踏み込んだ場合に車両を加速し、所定位置から踏み戻した場合に車両を減速するワンペダル制御を行う技術が知られている。
特表2001−525285
また、この従来技術においては、車両の操作状態が単一のペダル操作を介して制御され、単一のペダルが所定位置から踏み戻されることにより車両に制動力が付与され、これにより車体速度がゼロに等しくなったことを検出すると、いかなる場合でも駐車ブレーキが作動させられる。
しかしながら、このような従来技術においては、車両の車体速度がゼロとなった場合には駐車ブレーキが作動するため、例えば、渋滞時などにおいて停車と低速走行を交互に繰り返す場合、車両が停車する度に駐車ブレーキを解除するために単一のペダルを加速側まで操作する必要がある。これにより、ドライバーの操作性を煩雑にさせてしまう場合がある。
そこで、本発明の課題の一つは、ドライバーの操作性をより向上させることのできる車両制御装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に取り付けられる第1ペダルおよび第2ペダルと、車両の車体速度を検出する車体速度検出手段と、車両の駆動力を制御する駆動力制御手段と、車両における駆動力を第1ペダルのストロークにおける所定の基準点からの第1ペダルの踏込みに基づく第1駆動力に制御し、車両における制動力を基準点からの第1ペダルの踏み戻しに基づく第1制動力に制御するワンペダル制御を実行する制御部と、車両に第2ペダルの踏込みに基づく第2制動力を付与する制動力付与部と、を備える車両制御装置において、制御部は、車体速度検出手段により車体速度が所定車体速度より小さいことが検出されるとともに第2制動力が第1制動力以上である場合、車両における駆動力を駆動源のアイドル運転時に該駆動源のクリープトルクを車両の駆動輪側に伝達して走行するクリープトルク走行、または制御部により車両における駆動力をゼロより大きい所定の第2駆動力として走行する駆動力制御走行の少なくともどちらか一方を許可することを特徴とする車両制御装置。
請求項1の発明によれば、車体速度が所定車体速度より小さいことが検出されるとともに第2制動力が第1制動力以上である場合、クリープトルク走行または駆動力制御走行の少なくとも一方を許可する。これにより、例えば、ワンペダル制御により車両が停車し、車両の発進時にアクセルペダルの操作が必要な場合に比べて、車両を発進させる度にブレーキを解除させるために第1ペダルを踏む必要がなくなる。したがって、車両の発進と停車とを繰り返す場合、車体速度をクリープトルク走行または駆動力制御走行に基づいてブレーキペダルにより操作できるため、ドライバーの操作性を向上できる。また、例えば、車両が停車と低速走行とを繰り返す場合、車両が停車したときにブレーキペダルが踏まれるということは、ドライバーがクリープトルク走行または駆動力制御走行をしたい意思を有し、さらに、第2制動力が第1制動力より小さい場合にブレーキペダルを解除するということはドライバーがクリープトルク走行または駆動力制御走行させる意思を有していると判断するため、車両がドライバーの意図に反して発進することを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、クリープトルク走行または駆動力制御の少なくとも一方の許可がされるとともに第1ペダルのストロークが基準点から踏み込まれた場合、クリープトルク走行および駆動力制御走行を禁止することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、第1ペダルのストロークが基準点から踏み込まれた場合、すなわち、ドライバーが車両を加速させる意思を有していると判断された場合には、クリープトルク走行および駆動力制御走行が禁止される。これにより、ドライバーが車両を発進させたい意思を有しているか否かを判断できる。これにより、例えば、車両が低速走行状態と停車とを繰り返す場合、ドライバーの発進意思に基づいてワンペダル制御を実施できる。
請求項3に記載の発明は、クリープトルク走行または駆動力制御走行の少なくとも一方の許可中において、第1制動力はゼロに制御されることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、例えば、クリープトルク走行または駆動力制御走行の少なくとも一方の許可中において、ワンペダル制御による制動力がゼロでない態様に比べて、車両の駆動力をワンペダル制御による制動力に基づいて制御する必要がないため、車両の制御性を向上できる。
請求項4に記載の発明は、車両の車体速度が所定車体速度より大きいとともに、車両に第1制動力と第2制動力とが同時に付与される場合、車両における制動力は
前記第1制動力と前記第2制動力とを加算した制動力以下かつ指数関数的に増加するように補正された第3制動力であることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、アクセルペダルのストローク量に基づく第1制動力とブレーキペダルのストローク量に基づく第2制動力とが加算される場合、車両に付与される第3制動力が急速に増加することを避けることができる。これにより、ブレーキペダルのストロークに応じた制動力をドライバーに対して違和感を感じさせることなく車両に付与することができる。
実施形態にかかる車両の概略構成の一例を示す模式図である。 本実施形態のブレーキECUの機能的構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態のワンペダル制御を説明するための図である。 本実施形態の制御処理の一例を示すフローチャートである。 本実施形態の制御処理の他の一例を示すフローチャートである。 本実施形態のワンペダル制御の他の一例を説明するための図である。 本実施形態のワンペダル制御の制動力付与の一例を説明するための図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
図1は、実施形態にかかる車両の概略構成の一例を示す模式図である。本実施形態では、車両100は、例えば、内燃機関(エンジン20)を駆動源とする自動車(内燃機関自動車)であってもよいし、電動機(モータ、図示されず)を駆動源とする自動車(電気自動車、燃料電池自動車等)であってもよいし、それらの双方を駆動源とする自動車(ハイブリッド自動車)であってもよい。また、車両100は、種々の変速装置を搭載することができるし、内燃機関や電動機を駆動するのに必要な種々の装置(システム、部品等)を搭載することができる。また、車両における車輪の駆動に関わる装置の方式や、数、レイアウト等は、種々に設定することができる。また、本実施形態では、一例として、車両100は、四輪車(四輪自動車)であり、左右二つの前輪FL,FRと、左右二つの後輪RL,RRとを有する。なお、図1では、車両前後方向(矢印FB)の前方は、左側である。
本実施形態の車両100は、図1に示すように、エンジン20と、制動力付与部30と、撮像装置51と、レーダー装置52と、ブレーキスイッチ42と、アクセルペダルストロークセンサ47と、スロットル開度センサ48と、前後方向加速度センサ43と、制御部40と、スピーカ95と、ハザードランプ96とを主に備えている。
また、車両100は、二つの前輪FR,FLのそれぞれに対応して、ホイールシリンダWfr,Wflと車輪速度センサ41fr,41flを備える。また、二つの後輪RR,RLのそれぞれに対応して、ホイールシリンダWrr,Wrlと車輪速度センサ41rr,41rlを備える。
なお、車両100は、図1の他にも車両100としての基本的な構成要素を備えているが、ここでは、車両100に関わる構成ならびに当該構成に関わる制御についてのみ、説明される。
なお、これ以降、車輪速度センサ41fr,41fl,41rr,41rlを総称する場合には、「車輪速度センサ41(車輪速度検出手段)」と呼ぶ。また、ホイールシリンダWfr,Wfl,Wrr,Wrlを総称する場合には、「ホイールシリンダW」と呼ぶ。
撮像装置51は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCIS(CMOS Image SenSor)等の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。撮像装置51は、所定のフレームレートで画像データ(動画データ、フレームデータ)を出力することができる。本実施形態では、撮像装置51は、例えば、車体(不図示)の前側(車両前後方向の前方側)の端部(平面視での端部)に位置され、フロントバンパー等に設けられうる。そして、撮像装置51は、車両100の前方の先行車両501等の回避対象物を含む画像データを出力する。
レーダー装置52は、例えば、ミリ波レーダー装置である。レーダー装置52は、先行車両501等の回避対象物までの距離(離間距離、検出距離)を示す距離データや、回避対象物との相対速度(速度)を示す速度データ等を出力することができる。なお、制御部40は、レーダー装置52による車両100と先行車両501等の回避対象物との間の距離の測定結果を随時(例えば、一定の時間間隔等で)更新して記憶部に記憶し、演算には更新された距離の測定結果を利用することができる。また、車両100は、回避対象物を検出するためにソナー装置を備えることができる。
車輪速度センサ41は、各車輪速度センサ41に対応する車輪が所定角度回転する毎にパルスを有する信号を出力する。
本実施形態では、ブレーキペダルBP(第2ペダル)は、ドライバーによるストロークにより車両100に制動力(第2制動力)を付与するためのペダルであるが、アクセルペダルAPも、車両100に制動力(第1制動力)を付与するために用いられる。すなわち、ドライバーがアクセルペダルAPを、そのストロークの所定の基準点から踏み込んだ場合には車両100は加速され、当該基準点から踏み戻すことにより、車両100における制動力(第1制動力)が制御され、車両100は減速される。すなわち、アクセルペダルAPは車両100における駆動力(第駆動力)と制動力(第1制動力)の制御の双方に使用される。
アクセルペダルストロークセンサ47は、アクセルペダルAP(第1ペダル)に設けられ、ドライバーによるアクセルペダルAPのストローク量を検知する。スロットル開度センサ48は、ドライバーによりアクセルペダルAPのストローク量に伴うスロットル開度を検知する。
ブレーキスイッチ42は、ブレーキペダルBPに設けられ、ドライバーによるブレーキペダルBPの操作の有無を示すブレーキ操作信号を出力する。具体的には、ブレーキスイッチ42は、ブレーキペダルBPが操作されている場合にはオン(High)のブレーキ操作信号を出力し、ブレーキペダルBPが操作されていない場合にはオフ(Low)のブレーキ操作信号を出力する。
前後方向加速度センサ43は、車体前後方向の加速度(前後加速度)を検出し、前後加速度を表す信号を出力する。
エンジン20は、ドライバーによるアクセルペダルAPの操作に応じた動力を出力する。制動力付与部30は、ブレーキECU12からの指令により、各車輪FR,FL,RR,RLにブレーキ液圧によるブレーキ力を発生させる。制動力付与部30は、ブレーキペダルBPの操作力に応じたブレーキ液圧を発生し、車輪FR,FL,RR,RLにそれぞれ配置されたホイールシリンダWfr,Wfl,Wrr,Wrlに供給するブレーキ液圧をそれぞれ調整可能となっている。
すなわち、制動力付与部30は、ドライバーによるブレーキペダルBPの操作に応じたマスタシリンダ液圧を発生するマスタシリンダ、マスタシリンダ液圧より高い液圧を発生させるための加圧用液圧を発生可能な加圧ポンプと、加圧ポンプにより発生する加圧用液体を利用してマスタシリンダ液圧に対する加圧量(差圧)を調整可能なリニア電磁弁とを備えている(いずれも不図示)。制動力付与部30は、ブレーキECU12からの指令により自動制動を行う場合には、加圧ポンプおよびリニア電磁弁を制御して、加圧量を調整する。そして、制動力付与部30は、これにより発生するマスタシリンダ液圧に加圧量を加えた液圧を、ブレーキ液圧として、ホイールシリンダWfr,Wfl,Wrr,Wrlに供給することで、液圧制動力が制御されて、ブレーキペダルBPの操作による制動とは独立して車両100に制動力が付与される。
なお、後述するクリープトルク走行および駆動力制御走行が許可されていない場合、第1制動力と第2制動力とが同時に生じる場合、図7に示すように該第1制動力と第2制動力とを加算した制動力(第3制動力)を車両100に付与してもよい。図7において、縦軸のマイナス(−)側は車両100における制動力、横軸は時間、点線は第1制動力、一点鎖線は第2制動力、実線は第3制動力を示す。本実施形態においては、時間t1でアクセルペダルAPによる第1制動力が車両100に付与され始める。次に、時間t2でアクセルペダルAPが非操作状態になることによって第1制動力が最大制動力となる。次に、時間t3でブレーキペダルBPが操作されることにより車両100に制動力が付与される。その後、時間t3と時間t4の間では、第1制動力と第2制動力とが加算された制動力以下かつ指数関数的に増加するように補正された第3制動力が付与される。これにより、アクセルペダルAPのストローク量に基づく第1制動力とブレーキペダルBPのストローク量に基づく第2制動力とが加算される場合、車両100に付与される第3制動力が急速に増加することを避けることができる。これにより、ドライバーの意思に基づいた制動力を車両100に付与することができる。なお、本実施例では、図3または図7に示すように、マイナスの値が大きいほど車両に付与される制動力が大きいものとする。
制御部40は、車両100の各部から信号やデータ等を受け取るとともに、車両100の各部の制御を実行する。制御部40は、図1に示すように、ブレーキECU(Electronic Control Unit)12と、エンジンECU13と、出力制御部15と、点灯制御部16と、を主に備えている。本実施形態では、制御部40は、車両制御装置の一例である。
エンジンECU13は、燃料の噴射制御及び吸気量の調整制御などのエンジン20の各種制御を司る。また、このエンジンECU13は、車両100における駆動力を調整して走行する駆動力制御走行を制御する。
ブレーキECU12は、自車両に対する制動トルクの調整制御、及び車輪FR,FL,RR,RL毎の制動トルクの調整制御などを司る。ブレーキECU12は、車輪FR,FL,RR,RL毎に設けられた各車輪速度センサ41のうち少なくとも一つの車輪速度センサ41からの検出信号に基づき自車両の車体速度Vと、前後方向加速度センサ43からの検出信号に基づき自車両の減速度等を算出し、他のECUへ送出する。
本実施形態では、エンジンECU13とブレーキECU12とにより、アクセルペダルAPのストロークにおけるドライバーの所定の基準点からのアクセルペダルAPのストローク量に基づく駆動力(第1駆動力)の制御により車両100が加速され、ドライバーによる基準点からのアクセルペダルAPの踏み戻しに基づく制動力(第1制動力)の制御により車両100が減速される制御が行われる。このような制御をワンペダル制御という。ワンペダル制御の詳細については後述する。なお、本実施形態では、アクセルペダルAPのストローク量に基づく駆動力(第1駆動力)およびアクセルペダルAPの踏み戻しに基づく制動力(第1制動力)を制御力Fとする。
出力制御部15は、車両100の内部に設けられたスピーカ95に各種の音声出力の制御を行う。本実施形態では、出力制御部15は、ワンペダル制御が開始されるときに、注意を喚起するためにその旨のアナウンスをスピーカ95に出力する。
点灯制御部16は、車体の後部に設けられたハザードランプ96の点灯を制御する。本実施形態では、点灯制御部16は、ワンペダル制御によってアクセルペダルAPのストローク量に基づいて車両100の制動が開始されるときに、後続車両に注意を喚起するために、ハザードランプ96を点灯させる。
各ECU、出力制御部15および点灯制御部16は、コンピュータとして構成されており、CPU(Central ProceSSing Unit)等の演算処理部(不図示)と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random AcceSS Memory)、フラッシュメモリ等の記憶部(ブレーキECU12では記憶部65)を備えている。
演算処理部は、不揮発性の記憶部(例えばROMや、フラッシュメモリ等)に記憶された(インストールされた)プログラムを読み出し、当該プログラムにしたがって演算処理を実行し、各ECUとして機能する。特に、ブレーキECU12は、後述する図2に示された各部として機能(動作)する。また、記憶部には、制御に関わる各種演算で用いられるデータ(テーブル(データ群)や、関数等)や、演算結果(演算途中の値も含む)等が記憶されうる。
なお、上述した車両100の構成はあくまで一例であって、種々に変更して実施することができる。車両100を構成する個々の装置としては、公知の装置を用いることができる。また、車両100の各構成は、他の構成と共用することができる。
次に、ブレーキECU12の詳細について説明する。図2は、本実施形態のブレーキECU12の機能的構成の一例を示すブロック図である。ブレーキECU12は、ハードウエアとソフトウエア(プログラム)との協働により、図2に示されるように、判断部122と、制御部123と、記憶部125として機能(動作)することができる。すなわち、プログラムには、一例としては、図2に示される判断部122、制御部123の各ブロックに対応したモジュールが含まれうる。記憶部125には、後述する各種の閾値や各種フラグが保存される。
制御部123は、ドライバーの指示等により、例えば、ドライバーが選択スイッチ等(図示せず)を操作してワンペダル制御を選択した場合や、撮像装置51やレーダー装置52で検出した車間距離と走行速度から渋滞中であると判断した場合などに、ワンペダル制御の実行を行う。図3は、本実施形態のワンペダル制御を説明するための図である。図3において、横軸がアクセルペダルAP(第1ペダル)のストローク量であり、縦軸のプラス(+)側は車両100における駆動力を制御する領域であるとともに、マイナス(−)側は車両100における制動力を制御する領域である。
図3に示すように、ドライバーによりアクセルペダルAPが基準点を超えて踏み込まれたストロークの範囲(基準点以上の範囲)では、正の値となり、車両100における駆動力(第1駆動力)の制御を示す。エンジンECU13は車両100をストロークに応じた駆動力で制御する。
一方、ドライバーによりアクセルペダルAPが基準点から踏み戻されたストロークの範囲(0から基準点までの範囲)では、負の値となり、車両100における制動力(第2制動力)の制御を示す。なお、図3に示すように、アクセルペダルAPが非操作状態であるときに最大の第1制動力(停車制動力S)となる。該第1制動力(停車制動力)、車両100を停車させるために必要な制動力として任意に設定される。また、この停車制動力は、車両100の停車状態、例えば、停車している路面の勾配、路面μや車両重量に基づいて補正されてもよい。
このように本実施形態では、アクセルペダルAPだけで、車両100の駆動力と制動力とを制御可能となっている。ここで、基準点は任意に定めることができ、基準点の位置も記憶部125に予め記憶されている。
次に、以上のように構成された本実施形態の車両制御部40による制御処理について一連の流れの中で説明する。図4は、本実施形態の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
図4の制御処理は、車両制御部40において所定の演算周期で繰り返し実施される。また、ドライバーが選択スイッチ(図示せず)を操作してワンペダル制御を選択した場合、または撮像装置51やレーダー装置で検出した車間距離と車体速度から渋滞中であると判断した場合などにワンペダル制御中におけるフローチャートを示している。
車両制御部40は、まず、アクセルストロークセンサ47により、ドライバーによりアクセルペダルAPのストロークを取得する(S10)。なお、判断部122は、一定時間ごとに、アクセルペダルAPのストロークを、アクセルペダルストロークセンサ47から逐次取得する。ここで、アクセルペダルAPのストロークは、ペダルの操作量の一例である。
次に、車両制御部40は、制動力付与部30により、ドライバーによるブレーキペダルBPの操作に応じたブレーキ液圧(マスタシリンダ液圧)に基づき検出される制動力(第2制動力)を取得する(S11)。
次に、車両制御部40は、エンジンECU13により、後述する駆動力制御走行時に設定される第2駆動力を取得する(S12)
次に、車両制御部40は、車輪速度センサ41により、各車輪速センサ41に対応する車輪が所定角度回転する毎にパルス有する信号に基づき検出される少なくとも一つの車輪速度に応じて車体速度Vをする(S13)。
次に、車両制御部40は、今回のアクセルペダルAPのストロークに基づく制御力Fが正の値(図3において、駆動力を制御する領域)であるか否かを判断する(S14)。さらに、制御力Fが正の値である場合(S20:No)、第1駆動力を制御力Fとする(S21)。次に、S20で設定された制御力F(第1駆動力)が後述する第2駆動力より小さいか否か判断される(S21)。ここで、制御力F(第1駆動力)が第2駆動力より大きい場合、S16に進む。また、本ステップ(S21)において、制御力F(第1駆動力)が第2駆動力より小さい場合、低速走行状態フラグをONにし、S16に進む。
また、今回のアクセルペダルAPのストロークに基づく制御力Fがゼロまたは負の値(図3において、制動力を制御する領域)である場合、(S15:Yes)、車両100における制動力は制御部によりアクセルペダルAPに基づく制動力(第1制動力)に制御され、S16に進む。
次に、記憶部125に基づき低速走行状態フラグがONであるか否か判断される(S16)。さらに、低速走行状態フラグがONでない場合(S30:No)、ブレーキペダルBPのストロークに基づく制動力(第2制動力)がアクセルペダルAPのストロークに基づく制動力(第1制動力)以上か否か、および車体速度Vが所定速度Vrefより小さいか否かが判断される。なお、この所定速度Vrefを車体速度Vがゼロまたは時速3kmとして実施することができる。そして、ブレーキペダルBPのストロークに基づく制動力(第2制動力)がアクセルペダルAPのストロークに基づく制動力(第1制動力)より大きく、かつ車体速度Vが所定速度Vrefより大きい場合は、処理を終了する。
また、ブレーキペダルBPのストロークに基づく制動力(第2制動力)がアクセルペダルAPのストロークに基づく制動力(第1制動力)以下であるとともに、車体速度Vが所定速度Vrefより小さい場合(S32:Yes)、記憶部125において、低速走行状態フラグをONとし処理を終了する。
S16に戻り、記憶部125に基づき低速走行状態フラグがONである場合(S17:Yes)、アクセルペダルAPのストロークに基づく制動力(第1制動力)をゼロとする(S17)。
次に、車両100の車体速度Vが所定車体速度である時速3km以下であるか否か判断される(S18)。車両100の車体速度Vが時速3kmより大きい場合(S40:Yes)、駆動力制御走行が許可される。そして、エンジンECU13により車両における駆動力はゼロより大きい所定の第2駆動力に設定し(S41)、処理を終了する。また、S18に戻り、両100の車体速度Vが時速3km以下でる場合(S19:No)、クリープトルク走行を許可し、処理終了する。なお、所定車体速度は任意に設定することができる。
このように、本実施形態では、ブレーキペダルBPのストロークに基づく制動力(第2制動力)がアクセルペダルAPのストロークに基づく制動力(第1制動力)以上であるとともに、車体速度Vが所定速度Vrefより小さい場合にクリープトルク走行または駆動力制御走行の少なくとも一方を許可する。このため、本実施形態では、例えば、ワンペダル制御により車両が停車し、車両の発進時にアクセルペダル(第1ペダル)の操作が必要な場合に比べて、車両100を発進させる度にブレーキを解除させるために第1ペダルを踏む必要がなくなる。したがって、車両100の発進と停車とを繰り返す場合、車体速度Vをクリープトルク走行または駆動力制御走行に基づいてブレーキペダルにより操作できるため、ドライバーの操作性を向上できる。また、例えば、車両が停車と低速走行とを繰り返す場合、車両が停車したときにブレーキペダルが踏まれるということは、ドライバーがクリープトルク走行または駆動力制御走行をしたい意思を有し、さらに、第2制動力が第1制動力より大きい場合にブレーキペダルを解除するということはドライバーがクリープトルク走行または駆動力制御走行させる意思を有していると判断されるため、車両がドライバーの意図に反して発進することを防ぐことができる。
次に、図5に基づき本実施形態のその他の一例のフローチャートについて説明する。なお、図4と同じ制御処理である場合は同様の符号を用いる。また、図5と図4とのフローチャートにおける相違点について以下に詳述する。
制御部40が、車輪速センサ41により、各車輪速センサ41に対応する車輪が所定角度回転する毎にパルス有する信号に基づき検出される車体速度Vを取得した(S13)後、アクセルペダルストロークセンサ47により、ドライバーによるアクセルペダルAPの踏込みに基づき、車両に対する制御力Fの基準値として制御力Fbase(第1駆動力または第1制動力)を算出する(S50)。なお、スロットル開度センサ48に基づいて車両に対する制御量Fの基準値として制御力Fbaseを算出してもよい。
次に、S13で取得した車体速度Vに基づきS41で取得した制御量Fbaseを補正することにより、車両に対する補正力Fadjを算出する(S51)。本実施形態では、車体速度Vが小さいほど、図6に示す基準点が、アクセルペダルAPが非操作(ストローク量=0)側にシフトするように設定されている。図6において、車体速度V1は車体速度V2より大きいものとし、車体速度V1における制御力を実線で示し、車体速度V2は点線で示している。
次に、S41で算出した制御力FbaseにS42で算出した補正力Fadjを加算し、車両に対する制御力を制御力Fとする(S52)。そして、補正された制御力Fに基づいて前述したS14以降の処理を行う。
本実施形態では、車体速度Vに基づいて車両に対する制御力を補正することにより、車体速度Vが高速状態である場合に比べて、低速状態における車体を加速させるために必要なアクセルペダルAPのストローク(アクセルペダルAPの非操作位置から図5駆動力側の領域に達するまでのストローク)を少なくすることができる。これにより、車両の制御性をさらに向上できる。
12…ブレーキECU、13…エンジンECU、20…エンジン(駆動源)、30…制動力付与部、40…制御部、車両制御装置、41(41fr、41fl、41rr、rl)…車輪速度センサ(車輪速度検出手段)、47…アクセルペダルストロークセンサ、100…車両、122…判断部、123…制御部、125…記憶部














Claims (4)

  1. 車両に取り付けられる第1ペダルおよび第2ペダルと、
    前記車両の車体速度を検出する車体速度検出手段と、
    前記車両における駆動力を前記第1ペダルのストロークにおける所定の基準点からの前記第1ペダルを踏込みに基づく第1駆動力に制御し、前記車両における制動力を前記基準点からの前記第1ペダルの踏み戻しに基づく第1制動力に制御するワンペダル制御を実行する制御部と、
    前記車両に前記第2ペダルの踏込みに基づく第2制動力を付与する制動力付与部と、を備える車両制御装置において、
    前記制御部は、前記車体速度検出手段により前記車体速度が所定車体速度より小さいことが検出されるとともに前記第2制動力が前記第1制動力以上である場合、前記車両における駆動源のアイドル運転時に生じるクリープトルクを当該車両の駆動輪側に伝達して走行するクリープトルク走行、または前記制御部により前記車両における駆動力をゼロより大きい所定の第2駆動力として走行する駆動力制御走行の少なくともどちらか一方を許可することを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記クリープトルク走行または前記駆動力制御走行中において、前記第1ペダルのストロークが前記基準点から踏込まれた場合、前記クリープトルク走行および前記駆動力制御走行を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記クリープトルク走行および前記駆動力制御走行中における前記第1制動力はゼロに制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記車両の前記車体速度が前記所定車体速度より大きいとともに、前記車両に前記第1制動力と前記第2制動力とが同時に付与される場合、前記車両における制動力は前記第1制動力と前記第2制動力とを加算した制動力以下かつ指数関数的に増加するように補正された第3制動力であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の車両制御装置。


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