JP2017043962A - 施工セル構造体及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】砕石、栗石等の充填材が飛び出したり、流れ出したりして移動することなく、現場で簡単施工が可能で、作業効率を低下させることのない施工セル構造体及びその施工方法を提供する。
【解決手段】複数の穿設孔が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シート2によりハニカム状の立体セル構造体10を構成し、各セル5内に充填された充填材30とを有するブロック、ブロックを覆うように配された網体40、及び、一対の略直線状の第1の金属線51a、51bと、らせん状の第2の金属線52とを有する連結金具50を備え、一方の第1の金属線51a、51bがセル構造体の穿設孔4に直接的または間接的に挿通され、他方の第1の金属線51a、51bが網体40の網目に挿通され、一対の第1の金属線51a、51bが、第2の金属線52のらせん内部に収容され、セル構造体と網体40とが一対の第1の金属線51a、51bとともに固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、法面の保護、擁壁、河川の護岸、路盤の支持力向上、植生擁壁、集排水流路、川床等に使用する施工セル構造体及びその施工方法に関する。
従来、土木建築等の分野では、道路の路盤材、歩道の基礎材、仮設道路、擁壁、堤防斜面又は法面等の土木用途の地盤補強材として、重荷重の支持、浸食防止等のために、ハニカム状3次元立体セル構造体が使用されている。
このようなハニカム状3次元立体セル構造体を使用した工法は、例えば特許文献1に記載されている。
即ち、特許文献1には、底面及び法面をもつ埋立構造の廃棄物最終処分場の工法であって、底面及び/または法面の略全面に敷設した遮水シートの略全面上に、複数の開口が設けられた合成樹脂製の複数の帯状の長片の面が、互いに隣接する該長片を該面に対し垂直方向に引き離したとき、交互に間隔を開けて平行になり複数のセルを形成するように、接合されているフレキシブルなセル構造体を敷設し、そして、前記セル内に砕石及び/または栗石を充填・締固めして、前記砕石及び/または栗石が密閉されたセル構造体層を形成し、前記セル構造体層に対して、降水により発生する最終廃棄物からの浸出水の集排水機能と、好気性微生物による最終廃棄物の分解に必要とされる空気の流路としての機能と、最終廃棄物から発生するガス抜き流路としての機能とを併有させた工法が記載されている。
このように、特許文献1に記載されているようなセル構造体及び工法の存在により、その設計に高度な専門性が要求される、集排水管、空気流路及びガス抜き流路を設ける必要がなくなった。特に、法面を含む遮水シートの略全面に、セル構造体層を形成することができるので、前述の諸機能は底面だけではなく、法面においても発揮される。即ち、底面だけに栗石層を設けた場合に比較して、より広い面で集排水流路、空気流路及びガス抜き流路を構成することができ、その結果、廃棄物による経時的な目詰まり等の可能性を劇的に低下させることができる。更に、セル構造体層の面積が広いことに呼応し、単位面積当りの埋立て可能な廃棄物量も増加させうることになる。また、セル構造体を用いることにより、砕石締固め時の間隙比管理が容易になり、さらに路盤補強効果に優れたものとなる。その結果、地震等による遮水シート下の地盤の変動に対する耐性の高い砕石または栗石層が提供される。
特開2011−200753号公報
しかしながら、重機による砕石や栗石の敷固めを実施しても、法面の施工、集排水流路等では、砕石や栗石が周囲の状況によって落下したり、流れたりして移動し、希望する状態の維持が困難である。特に、法面の施工において砕石や栗石の落下は非常に危険であり、また、集排水流路等で砕石や栗石が移動すると、当初の計画とは違った水流が生じることになる。
そこで、本発明はこのような従来の実情に鑑みて考案されたものであり、砕石、栗石等の充填材が飛び出したり、流れ出したりして移動することなく、現場で簡単施工が可能で、作業効率を低下させることのない施工セル構造体及びその施工方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意検討を進めた結果、セル構造体の開口面を網体で覆うとともに、セル構造体と網体とを金具で固定することにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明は以下のとおりである。
[1]
複数の穿設孔が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シートが幅方向に並設され互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されてなり、これが前記幅方向と直交する方向に展張されたハニカム状のセルを有するハニカム状3次元立体セル構造体と、該各セル内に充填された充填材とを有するブロック、
前記ブロックを覆うように配された網体、及び、
一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有する連結金具、を備え、
一方の前記第1の金属線が前記セル構造体の前記穿設孔に直接的または間接的に挿通され、他方の前記第1の金属線が前記網体の網目に挿通され、該一対の第1の金属線が、前記第2の金属線のらせん内部に収容されていることにより、前記セル構造体と前記網体とが該一対の第1の金属線とともに固定されていること、を特徴とする施工セル構造体。
[2]
前記セル構造体に挿通される前記第1の金属線は、前記穿設孔又は該穿設孔に取り付けられた閉じた形状の金具に挿通されている、請求項1に記載の施工セル構造体。
[3]
前記充填材が、砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上からなる、[1]又は[2]に記載の施工セル構造体。
[4]
前記網体は、ワイヤーコンベアベルト、メタルラス、ニットワイヤ金網、菱形金網、ジオグリッド、樹脂ネットの何れかである、[1]ないし[3]のいずれかに記載の施工セル構造体。
[5]
幅方向に並設された複数の長片状の樹脂又は繊維シートを互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状3次元立体セル構造体の1以上のブロックを、斜面又は平滑地面又は法面上に敷設する工法であって、以下のステップ:
(1)該斜面又は平滑地面又は法面上で、前記ブロックを展張し、そして
(2)該展張により形成された少なくとも1つのセルの内に、砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上からなる充填材を充填する;
(3)前記立体セル構造体の前記開口面を網体で覆う;
(4)一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有する連結金具を用意し、;
(5)一方の前記第1の金属線を前記セル構造体の前記穿設孔に直接的または間接的に挿通し、他方の前記第1の金属線を前記網体の網目に挿通し、そして、前記一対の第1の金属線を束ねた状態で、前記第2の金属線のらせん内部に収容することにより、前記セル構造体と前記網体とを一対の前記第1の金属線とともに固定する;
を具備することを特徴とする施工セル構造体の施工方法。
[6]
複数の穿設孔が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シートが幅方向に並設され互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されてなり、これが前記幅方向と直交する方向に展張されたハニカム状のセルを有するハニカム状3次元立体セル構造体と、前記ハニカム状3次元立体セル構造体を覆うように配された網体とを連結するための連結金具であって、
一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有すること、を特徴とする連結金具。
本発明では、複数の穿設孔が穿設された樹脂又は繊維シートを複数枚接合し、樹脂又は繊維シートによって周囲が囲まれる形状とした立体セル構造体に充填材を収容し、立体セル構造体の開口面を網体で覆うことにより、充填材が立体セル構造体から離脱したり、移動したりすることが抑制される。また、立体セル構造体に挿通された第1の金属線と、網体に挿通された第1の金属線とを、らせん状に形成した第2の金属線を用いて連結することで、前記立体セル構造体の開口面側に前記網体を固定するものであるから、簡単に施工操作でき、施工能率もよい。
したがって本発明では、充填材が飛び出したり、流れ出したりして移動することなく、現場で簡単施工が可能で、作業効率を低下させることのない施工セル構造体及びその施工方法を提供することができる。
本発明に係る施工セル構造体の一例を示す斜視図である。 本発明の施工セル構造体における立体セル構造体を示す斜視図である。 立体セル構造体に第1の金属線を取り付けた状態を示す斜視図である。 立体セル構造体を網体でカバーし、網体に第1の金属線を取り付けた状態を示す斜視図である。 立体セル構造体と網体とを第1の金属線とともに第2の金属線で固定した状態を示す斜視図である。 立体セル構造体に金具を用いて第1の金属線を取り付けた状態を示す斜視図である。 立体セル構造体と網体とを第1の金属線とともに第2の金属線で固定した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示の同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する場合がある。
図1は、本実施の形態に係る施工セル構造体の一構成例を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる施工セル構造体1は、複数の穿設孔(穿設孔4,長円アンカー孔6)が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シート2が幅方向に並設され互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されてなり、これを前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセル5を形成するハニカム状3次元立体セル構造体10と、該各セル内に充填された充填材30とを有するブロック、前記ブロックを覆うように配された網体40、及び、一対の略直線状の第1の金属線51a,51bと、らせん状の第2の金属線52とを有する連結金具50、を備え、一方の前記第1の金属線51aが前記セル構造体10の前記穿設孔に直接的または間接的に挿通され、他方の前記第1の金属線51bが前記網体40の網目に挿通され、前記一対の第1の金属線51a,51bが、前記第2の金属線52のらせん内部に収容されていることにより、前記セル構造体10と前記網体40とが該一対の第1の金属線51a,51bとともに固定されていること、を特徴とする。
本発明に係るハニカム状3次元立体セル構造体(立体セル構造体10)は、幅方向に並設された複数の長片状の樹脂又は繊維シート2が互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されており、これを前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセル5を形成する。本実施の形態に係るハニカム状3次元立体セル構造体10は、一般に、土木建築等の分野で、道路の路盤材、歩道の基礎材、仮設道路や擁壁等の土木用途の地盤補強材として、重荷重の支持や浸食防止等のために使用されている図2に示すような、ハニカム状3次元立体セル構造体10であることができるが、これに限定されるものではない。該セル構造体10は、例えば、「GEOWEB」(ジオウエッブ;登録商標)であることができる。
前記樹脂又は繊維シート2の材質は、紫外線及び環境温度変化に対応できれば特に限定されないが、例えば低密度ポリエチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等が使用できる。特に、紫外線に強く、温度変化にも強い材料として可塑剤、充填剤が必要量添加された高密度ポリエチレンが好ましい。
樹脂又は繊維シート2は、可塑剤等が自然界を汚染するものではなく、自然界の温度変化に対して変形せず、たとえ、変形が生じたとしても自然回復力によって、元に戻る等の特性があり、軽量で、可撓性があり、機械的強度が強靭であり、紫外線等に耐えるものであればよい。
樹脂又は繊維シート2は、繊維材料を混在させた材料で成形したものとすることもできる。この繊維材料は化学繊維、植物繊維、ガラス繊維、カーボン繊維等の何れでもよい。
本実施の形態の樹脂又は繊維シート2には、円形の穿設孔4が押出成形の後に機械的に穿設され、2〜5cm間隔(中心相互間の距離)程度に貫通孔が設けられている。
また、隣接する樹脂又は繊維シート2の面相互間は、隣接する樹脂又は繊維シート2の面相互間距離50〜120cm間隔で、対向する樹脂又は繊維シート2の面相互間が高周波誘電加熱によって一体に融着され、融着部3が形成されている。また、この融着部3は1列として形成しても、2列として形成してもよい。特定の機械的強度が得られれば、接着剤を使用してもよい。
樹脂又は繊維シート2の接合(融着)の間隔(ピッチ)は200〜800mmが好ましい。前記接合は、例えば、熱融着等の手段によって行われる。接合部(融着部3)の幅は通常10〜20mmであり、かかる接合部の一定幅の存在により、展張時に略菱形となるセル形状において、対抗する2つの角はセルの内側に向かって潰れたものとなる(図3参照)。前記ハニカム状3次元立体セル構造体10の各ブロックは、好ましくは縦3〜40個、横5〜10個のセルを有する。セル構造体10の展張後の大きさは、好ましくは縦700〜8000mm、横2000〜3500mm、長辺状の樹脂又は繊維シート2の高さ100〜400mmである。また、本発明に使用するハニカム状3次元立体セル構造体10のシート2の高さは15〜50cmであり、好ましくは、15〜35cmであり、より好ましくは、20〜30cmであり、セル5の一辺の長さ(内寸)Lは25〜60cm、好ましくは30〜50cmであることができる。
通常、この融着部3は機械的接合力を得るため、穿設孔4が穿設されている個所でない方が望ましく、融着個所は穿設孔4が少ない位置としている。しかし、全くないと形式的に作業性のやり難さを感じる可能性があるので、2ヵ所または3ヵ所のみ穿設するのが望ましい。また、この融着部3は、立体セル構造体10を構成したとき、専用アンカーまたは杭によって移動止めすることになるから、それ用に長円の穿設孔を長円アンカー孔6として打ち抜くのが望ましい。
かかるセル構造体10は、一般には、ブロック毎に、折り畳んで現場に搬入され、施工地表面上で展張され、ブロック同士を連結し、形成された各セルに、一般には、砂、砕石、コンクリート、現場発生土等の充填材30が、シート2の高さ(セル構造体10の天端)まで、充填され、場合により積層されて盛土壁面等が構築される。
図2に示す立体セル構造体10には、充填材30として砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上が充填される(図1参照)。
本発明において使用される自然石は、砕石、玉石等であることができ、特に制限されない。また、本発明において、自然石に代えて、人工物、例えばコンクリート塊を用いることもできる。セル構造体10との間に充分な摩擦力を生じさせるという観点、及び洪水時に流されないという観点、入手容易性、経済性、施工作業容易性、無害性等の観点から、一定の質量をもち、表面に摩擦抵抗があり、安価である、例えば、平均粒径2cm乃至4cm程度のコンクリート用砕石が好ましい。
立体セル構造体10の全面に収容される充填材30は、法面の保護、擁壁、河川の護岸、路盤の支持力向上、植生擁壁、集排水流路、川床等の使用する状態によって充填するものが特定される。当然、充填材30として砕石、栗石、砂利、砂、土の1つ以上が組み合わせて使用される場合もある。また、同時に植栽したり、種を蒔いたりすることもある。また、砕石、栗石等の最大径が250〜100mm程度のものは、それ単独で充填材30とすることもある。通常、大小の石により、充填密度を上げている。なお、ここで、砕石は最大長が400〜250mm、栗石は最大長が250〜100mm、砂利は最大長が100〜10mm、砂は最大長が10〜1mm、土は最大長が1mm以下として施工を前提として区別した。
網体40は、立体セル構造体10に充填した充填材30が移動及び流出しないように、立体セル構造体10の開口面15を覆うものであり、法面の保護、擁壁、河川の護岸、路盤の支持力向上、植生擁壁、集排水流路、川床等の使用する環境によって網目のサイズ、網の種類、網の強度が決定される。
網体40は、平織金網、綾織金網、平畳織金網、綾畳織金網、クリンプ金網、溶接金網、亀甲金網、菱形金網、ニットワイヤ金網、ワイヤーコンベアベルト金網、打抜金網、メタルラス、ジオグリッド、樹脂ネットの何れでもよいし、前述した経年変化により朽ちる網体40または合成樹脂等の網体40としてもよい。ワイヤーコンベアベルト、メタルラス、ニットワイヤ金網、菱形金網、ジオグリッド、樹脂ネットは、比較的充填材30のサイズが大きくても、全体を覆うことができる。また、機械的にも強度が自由に設定できる。
網体40は、立体セル構造体10に充填した充填材30の上に被せ、網体40の随所で立体セル構造体10に固定し、立体セル構造体10に充填した充填材30の離脱を防止している。
なお、本実施の形態において、立体セル構造体10に充填材30が収容された開口面15から充填材30が移動及び流出しないように、立体セル構造体10の開口面15を覆ったとは、一般に、充填材30は砕石、栗石、砂利、砂、土のうち、容積の大きいものの移動及び流出をしないようにするものであり、小さいものまでが移動及び流出しないように拘束するという意味ではない。また、容積の大きいものでもガタツキまでも防止するという意味ではない。
網体40の形状は、立体セル構造体10の上面に開口部を塞ぐように配され固定された状態で、充填材の移動および流出を防止することができる限り特に限定されない。例えば、網体40の網目又は格子様構造は、長方形を単位とする反復構造であることができ、該長方形は、ヨコ30mm〜70mm×タテ80mm〜400mmであることができる。また、網体40の網目又は格子様構造は、菱形を単位とする反復構造であることもでき、該菱形の短目方向中心間距離は30mm〜70mmであり、かつ、長目方向中心間距離が100mm〜200mmであることができる。当然であるが、網体40は、盛土工法に耐えうる十分な強度を持つものでなければならない。
立体セル構造体10の全体形状は、樹脂又は繊維シート2の相互間が千鳥足状に接合されるから、立体セル構造体10の端部では解放される立体セル構造体10が生じる。そこで、網体40は、その解放された立体セル構造体10を切欠き、網体40はその解放された立体セル構造体10の樹脂又は繊維シート2の穿設孔4または長円アンカー孔6に固定してもよい。また、別の杭またはアンカーを用いて立体セル構造体10を覆ってもよいし、或いは、網体40の4辺にワイヤーを入れて、それを図示しない杭またはアンカーによって固定してもよい。
立体セル構造体10と網体40とを一体に接続するために、本発明では、連結金具50を使用している。
なお、図3〜図7に示す例および以下の説明では、立体セル構造体10と網体40との外周部分を、連結金具50を用いて接続する場合を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
連結金具50は、一対の略直線状の第1の金属線51a,51bと、らせん状の第2の金属線52とからなる。
図3に示すように、立体セル構造体10の外縁部に沿うように一方の第1の金属線51aを挿通する。図3では、立体セル構造体10をなす樹脂又は繊維シート2のうち、シート短手側の端部を示している。ここでは、樹脂又は繊維シート2の融着部3が端部をなしており、該融着部3に形成された穿設孔(長円アンカー孔6)に、直接、第1の金属線51aを挿通している。また、図4に示すように、網体40の外縁部に沿って、該網体40の網目を縫うように他方の第1の金属線51bを挿通する。
そして図5に示すように、立体セル構造体10に挿通された第1の金属線51aと、網体40に挿通された第1の金属線51bとを、らせん状に形成した第2の金属線52を用いて連結することにより、上方の網体40と立体セル構造体10とを一体化することができる。
なお、図3〜5および後掲の図6,7は、この構成を見やすくするために、充填材30を入れない状態で立体セル構造体10の開口面15を網体40で覆い、立体セル構造体10と網体40を連結金具50で固定したものである。
具体的には、立体セル構造体10の外縁部に挿通された第1の金属線51aと、網体40の外縁部に挿通された第1の金属線51bとを束ねた状態で、その周囲に第2の金属線52を回転させることにより、立体セル構造体10の外縁部及び第1の金属線51aと、網体40の外縁部及び第1の金属線51bとを、一体的に該第2の金属線52のらせん内部に収容する。これにより網体40と立体セル構造体10とが第1の金属線51a,51bとともに一体的に連結される。このように、らせん状の連結金具50を用いることで、網体40と立体セル構造体10とを、現場において簡易かつ確実に連結、一体化することができる。
一方、立体セル構造体10をなす樹脂又は繊維シート2のうち、シート長手側の端部(前述した端部と略直交する側の端部)の場合、樹脂又は繊維シート2の穿設孔4に第1の金属線51aを挿通してもよいが、図6に示すように、樹脂又は繊維シート2に穿設された長円アンカー孔6に、閉じた形状の金具55を挿通しておき、この金具55に第1の金属線51aを挿通することが好ましい。すなわち、第1の金属線51aを間接的に挿通孔に挿通してもよい。また、網体40の外縁部に沿って他方の第1の金属線51bを挿通する。
そして図7に示すように、立体セル構造体10に挿通された第1の金属線51aと、網体40に挿通された第1の金属線51bとを、らせん状に形成した第2の金属線52を用いて連結することにより、上方の網体40と立体セル構造体10とを一体化することができる。
なお、これ以外の場合であっても、閉じた形状の金具を用いて、第1の金属線を間接的に挿通孔に挿通することもできる。
第1及び第2の金属線51,52の材質としては特に限定されるものではないが、例えば鉄、ステンレススチール、アルミニウム等が挙げられる。メッキなどの表面処理が施されていてもよい。ステンレススチール製とすることにより、金属線が錆びることがなく、耐久性を有する連結金具50とすることができる。
第1及び第2の金属線51,52の太さとしては特に限定されるものではないが、例えば4mm〜10mm程度とするのが好ましい。
第2の金属線52のらせん径としては特に限定されるものではないが、径が小さすぎると、連結作業が細かくなり作業性が低下してしまう。径が大きすぎると、連結がゆるくなり、立体セル構造体10と網体40との間に隙間ができてしまい本発明の目的を達成できないおそれがある。したがって、らせん径は例えば40mm〜100mm程度とするのが好ましい。
同様に、らせんピッチについても特に限定されるものではないが、ピッチが小さすぎると、連結作業が細かくなり作業性が低下してしまう。ピッチが大きすぎると、連結がゆるくなり本発明の目的を達成できないおそれがある。したがって、らせんピッチは例えば40mm〜100mm程度とするのが好ましい。
網体40及び立体セル構造体10を固定した連結金具50では、第1の金属線51a,51bと第2の金属線52とが係合することにより、第2の金属線52のらせん内部に網体40及び立体セル構造体10の一部が入り込んでいるが、網体40及び/または立体セル構造体10の許容する範囲で、かつ、第2の金属線52のらせん内での移動のみが許容されることになり、完全に網体40及び/または立体セル構造体10の移動を禁止するものではない。しかも、立体セル構造体10と網体40との位置が変化しても、第2の金属線52のらせんが大きめに形成されているから、たとえ、立体セル構造体10に充填材30を入れた後に、重機で転圧を行っても、連結金具50の余裕によって、破壊されることなく固体状態が維持できる。
よって、図1に示すように、複数の穿設孔4及び長円アンカー孔6が穿設された樹脂又は繊維シート2を複数枚接合し、樹脂又は繊維シート2によって周囲が囲まれる形状とした立体セル構造体10に収容される充填材30は、立体セル構造体10に充填材30が収容された開口面15から充填材30の砕石、栗石、砂利、砂、土の何れかが移動しないように、立体セル構造体10の開口面15を網体40で覆い、立体セル構造体10の開口面15側に網体40を被せ連結金具50で固定することができる。
このように、立体セル構造体10および網体40の外周を囲うように連結し固定することで、開口面15から充填材30の移動あるいは流出を確実に防止することができる。
上記実施の形態の本実施の形態の施工セル構造体1は、次の施工方法によって施工することができる。
本工法は、以下のステップを備える。すなわち、
(1)斜面又は平滑地面又は法面上で、複数の穿設孔4が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シート2を、幅方向に並設するとともに互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状3次元立体セル構造体10の1以上のブロックを展張する。
(2)該展張により形成された少なくとも1つのセルの内に、砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上からなる充填材30を充填する。
(3)立体セル構造体10の開口面15を網体40で覆う。
(4)一対の略直線状の第1の金属線51a,51bと、らせん状の第2の金属線52とを有する連結金具50を用意する。
(5)一方の第1の金属線51aを前記セル構造体10の穿設孔に直接的または間接的に挿通し、他方の第1の金属線51bを前記網体40の網目に挿通する。そして、一対の第1の金属線51a,51bを束ねた状態で、第2の金属線52のらせん内部に収容することにより、セル構造体10と網体40とを一対の第1の金属線51a,51bとともに固定する。
したがって、本工法は、樹脂又は繊維シート2によって周囲が囲まれる形状とした立体セル構造体10に充填材30を収容し、立体セル構造体10に充填した充填材30が収容された開口面15から充填材30が移動しないように、立体セル構造体10の開口面15を網体40で覆い、連結金具50によって網体40及び立体セル構造体10を挟み、立体セル構造体10の開口面15側に網体40を固定するものであるから、簡単な操作で施工できる。
特に、重機による砕石や栗石の敷固めを実施しても、法面の施工、集排水流路等では、砕石や栗石の周囲の状況によって落下したり、移動したりすることがない。また、集排水流路等で水量の増減があっても、砕石や栗石が移勤しないから、細かい土、砂の移動も生じ難くなり、予測しない水流が生じたりすることがない。
よって、本実施の形態の施工セル構造体1は、砕石、栗石等の充填材30が飛び出すことなく、現場で簡単施工でき、作業効率を低下させることがない。
この施工セル構造体1の連結金具50は、一対の略直線状の第1の金属線51a,51bと、らせん状の第2の金属線52とを有するものであるから、セル構造体10の外周に沿って前記穿設孔に挿通した第1の金属線51aと、網体40の外周に沿って挿通した第1の金属線51bとを束ねた状態で、セル構造体10と網体40とを一対の第1の金属線51a,51bとともに第2の金属線52のらせん内部に収容すれば、外力を加えても容易に解放されることがない。通常では、らせん状の連結金具50を開く外力は加わらないから、安定した取付け状態が確保できる。
上記施工セル構造体1の施工方法において、立体セル構造体10の穿設孔4が穿設された複数枚の樹脂又は繊維シート2は、何れも樹脂又は繊維シート2を平行させ対向する面を接合してなるから、現場に搬入の場合でも嵩張らずコンパクトな立体セル構造体10となり、持ち運び及び組み立て、施工等の取り扱いが容易になる。
また、上記施工セル構造体1の施工方法において、前記連結金具50は、立体セル構造体10に挿通された第1の金属線51aと、網体40に挿通された第1の金属線51bとを、らせん状に形成した第2の金属線52を用いて連結することで立体セル構造体10に、網体40を固着することができる。簡単操作であるから、作業性が良い。
そして、網体40は、ワイヤーコンベアベルト、メタルラス、ニットワイヤ金網、菱形金網、ジオグリッド、樹脂ネットの何れか1つとしたものであるから、機械的強度が任意のものが得られ、環境に適応した施工が廉価にできる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明による施工セル構造体を用いることで、充填材が飛び出したり、流れ出したりして移動することなく、現場で簡単施工が可能で、作業効率を低下させることのないものとなり、法面の保護、擁壁、河川の護岸、路盤の支持力向上、植生擁壁、集排水流路、川床等に使用する施工セル構造体として広く利用することができる。
1 :施工セル構造体
2 :樹脂又は繊維シート
3 :融着部
4 :穿設孔
5 :セル
6 :長円アンカー孔
10 :立体セル構造体
15 :開口面
30 :充填材
40 :網体
50 :連結金具
51a,51b :第1の金属線
52 :第2の金属線
55 :金具

Claims (6)

  1. 複数の穿設孔が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シートが幅方向に並設され互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されてなり、これが前記幅方向と直交する方向に展張されたハニカム状のセルを有するハニカム状3次元立体セル構造体と、該各セル内に充填された充填材とを有するブロック、
    前記ブロックを覆うように配された網体、及び、
    一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有する連結金具、を備え、
    一方の前記第1の金属線が前記セル構造体の前記穿設孔に直接的または間接的に挿通され、他方の前記第1の金属線が前記網体の網目に挿通され、該一対の第1の金属線が、前記第2の金属線のらせん内部に収容されていることにより、前記セル構造体と前記網体とが該一対の第1の金属線とともに固定されていること、を特徴とする施工セル構造体。
  2. 前記セル構造体に挿通される前記第1の金属線は、前記穿設孔又は該穿設孔に取り付けられた閉じた形状の金具に挿通されている、請求項1に記載の施工セル構造体。
  3. 前記充填材が、砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上からなる、請求項1又は2に記載の施工セル構造体。
  4. 前記網体は、ワイヤーコンベアベルト、メタルラス、ニットワイヤ金網、菱形金網、ジオグリッド、樹脂ネットの何れかである、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の施工セル構造体。
  5. 幅方向に並設された複数の長片状の樹脂又は繊維シートを互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、これを前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状3次元立体セル構造体の1以上のブロックを、斜面又は平滑地面又は法面上に敷設する工法であって、以下のステップ:
    (1)該斜面又は平滑地面又は法面上で、前記ブロックを展張し、そして
    (2)該展張により形成された少なくとも1つのセルの内に、砕石、栗石、砂利、砂、土の1以上からなる充填材を充填する;
    (3)前記立体セル構造体の前記開口面を網体で覆う;
    (4)一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有する連結金具を用意し、;
    (5)一方の前記第1の金属線を前記セル構造体の前記穿設孔に直接的または間接的に挿通し、他方の前記第1の金属線を前記網体の網目に挿通し、そして、前記一対の第1の金属線を束ねた状態で、前記第2の金属線のらせん内部に収容することにより、前記セル構造体と前記網体とを一対の前記第1の金属線とともに固定する;
    を具備することを特徴とする施工セル構造体の施工方法。
  6. 複数の穿設孔が穿設された、複数の長片状の樹脂又は繊維シートが幅方向に並設され互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合されてなり、これが前記幅方向と直交する方向に展張されたハニカム状のセルを有するハニカム状3次元立体セル構造体と、前記ハニカム状3次元立体セル構造体を覆うように配された網体とを連結するための連結金具であって、
    一対の略直線状の第1の金属線と、らせん状の第2の金属線とを有すること、を特徴とする連結金具。
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