JP2017038758A - ナースコールシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の患者の各々に関し、患者の識別情報と、当該患者が特定呼出ボタン5dを正常に操作できるか否を示す操作可否情報とを対応付けて記憶する操作可否情報記憶部12と、特定呼出ボタン5dを正常に操作できないことが操作可否情報に示されている患者による特定呼び出しを無効化する特定呼出無効化部22とを備えることにより、特定呼出ボタン5dを正常に操作できない患者が特定呼出ボタン5dの操作をしても、当該特定呼出ボタン5dの操作による呼び出しの報知が行われないようにする。
【選択図】図3
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムの例を説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、これに限定されない。例えば、本実施形態のナースコールシステムは、介護施設等に設置されるナースコールシステムであってもよい。
図2は、本発明の第1実施形態に係るハンド形子機5の構成例を示す外観図である。図2に示すように、ハンド形子機5は、スピーカ5a、マイク5b、一般呼出ボタン5c、特定呼出ボタン5dおよびコード5eを備える。
図3は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るナースコール親機1は、患者情報記憶部11および操作可否情報記憶部12を備えている。また、ナースコール親機1は、その機能構成として、呼出信号受信部21、特定呼出無効化部22および報知部23を備えている。
図4は、本発明の第1実施形態に係る操作可否情報記憶部12に記憶されている操作可否情報の一例を示す図である。図4に示すように、操作可否情報記憶部12では、複数の患者の各々に関し、患者ID(患者の識別情報)と、当該患者がハンド形子機5の特定呼出ボタン5dを正常に操作できるか否を示す操作可否情報とが対応付けられている。
図5は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムによる処理の手順を示すフローチャートである。図5に例示する処理は、例えば、ナースコール親機1が起動されている間、ナースコール親機1によって繰り返し実行される。
第1実施形態のナースコールシステムでは、特定呼出ボタン5dの操作を正常に行うことができないと判断されている患者が、特定呼び出しを行っても、当該特定呼び出しが無効化されて、呼び出しが行われないようになっている。第1実施形態の変形例として、患者からの特定呼び出しが無効化された場合、その代わりに、患者から一般呼び出しがなされたものとして、当該一般呼び出しが医療従事者に通知されるようにしてもよい。
以下、本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態では、ハンド形子機5から送信された特定呼出信号をナースコール親機1で無効化することによって、特定の患者(特定呼出ボタン5dを正常に操作できない患者)からの特定呼び出しを無効化する例を説明したが、この第2実施形態では、ハンド形子機5’の特定呼出ボタン5d’を無効化することによって、特定の患者からの特定呼び出しを無効化する例を説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るハンド形子機5’の構成例を示す外観図である。図6に示すハンド形子機5’は、ディスプレイ5fを備える点、および、一般呼出ボタン5c,特定呼出ボタン5dの代わりに一般呼出ボタン5c’,特定呼出ボタン5d’を備える点で、第1実施形態のハンド形子機5と異なる。一般呼出ボタン5c’および特定呼出ボタン5d’は、ディスプレイ5fに表示されたソフトウェアキーである。ディスプレイ5fの表面にはタッチパネルが設けられており、当該タッチパネルによって一般呼出ボタン5c’および特定呼出ボタン5d’を操作できるようになっている。
図7は、本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。図7に示すナースコール親機1’は、特定呼出無効化部22の代わりに特定呼出無効化部22’を備える点で、第1実施形態のナースコール親機1と異なる。なお、第2実施形態のハンド形子機5’は、呼出信号送信部51、制御信号受信部52、表示制御部53を備える。
1a ハンドセット
1b ディスプレイ
1c スピーカ
2 制御機
3 廊下灯
4 壁埋込形子機
5,5’ ハンド形子機
5a スピーカ
5b マイク
5c,5c’ 一般呼出ボタン
5d,5d’ 特定呼出ボタン
5e コード
11 患者情報記憶部
12 操作可否情報記憶部
21 呼出信号受信部
22,22’ 特定呼出無効化部
23 報知部
Claims (6)
- 一般呼出ボタンに加えて特定の理由によるナースコールの特定呼び出しを行うための特定呼出ボタンを備えたナースコール子機からナースコールの呼び出しができるようになされたナースコールシステムであって、
前記ナースコール子機から送信されたナースコールの呼出信号を受信する呼出信号受信部と、
前記呼出信号受信部が前記ナースコールの呼出信号を受信すると、当該ナースコールの呼び出しを報知する報知部と、
複数の患者の各々に関し、患者の識別情報と、当該患者が前記特定呼出ボタンを正常に操作できるか否を示す操作可否情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記特定呼出ボタンを正常に操作できないことが前記操作可否情報に示されている患者による前記特定呼び出しを無効化する特定呼出無効化部と
を備えることを特徴とするナースコールシステム。 - 前記特定呼出無効化部は、前記呼出信号受信部が受信した前記ナースコールの呼出信号が、前記特定呼出ボタンが操作されたことによる特定呼出信号であった場合において、当該特定呼出信号の発信元の患者の前記操作可否情報に前記特定呼出ボタンを正常に操作できないことが示されている場合、当該特定呼出信号の受信を無効化する
ことを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。 - 前記報知部は、前記特定呼出無効化部が前記特定呼出信号の受信を無効化した場合、前記一般呼出ボタンが操作されたことによる一般呼出信号を前記呼出信号受信部が受信したものとして、当該一般呼出ボタンの操作に応じた前記ナースコールの呼び出しを報知する
ことを特徴とする請求項2に記載のナースコールシステム。 - 前記特定呼出無効化部は、前記特定呼出ボタンを正常に操作できないことが前記操作可否情報に示されている患者の前記ナースコール子機において前記特定呼出ボタンが無効化されるように、当該ナースコール子機を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。 - 前記特定呼出無効化部は、前記特定呼出ボタンを正常に操作できないことが前記操作可否情報に示されている患者の前記ナースコール子機の前記特定呼出ボタンがソフトウェアキーである場合、当該特定呼出ボタンを非表示にすることによって当該特定呼出ボタンが無効化されるように、当該ナースコール子機を制御する
ことを特徴とする請求項4に記載のナースコールシステム。 - 前記特定呼出無効化部は、前記特定呼出ボタンを正常に操作できないことが前記操作可否情報に示されている患者の前記ナースコール子機において前記特定呼出ボタンが操作された場合、前記一般呼出ボタンが操作されたものとして一般呼出信号を送信するように、当該ナースコール子機を制御する
ことを特徴とする請求項4に記載のナースコールシステム。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015130622A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | アイホン株式会社 | ナースコールシステム |
JP2017006414A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 株式会社ナカヨ | ナースコールシステム |
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