JP2008073078A - 呼出表示制御装置および呼出表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】患者毎の呼出状況を視覚的に把握できるようにする。
【解決手段】ディスプレイ29に患者名を表示して患者からの呼出を視認できるようにしたナースコールシステムのナースコール親機1において、呼出を行った患者の識別情報と呼出が行われ呼出時刻情報とを対応付けたナースコール情報を記憶部25に記憶しておき、頻度検出部27はナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出し、表示制御部28は検出された呼出操作の頻度に応じて、ディスプレイ29における患者に関する情報の点滅速度を変化させて表示するようにして、看護師が患者の呼出操作の頻度を視覚的に把握しやすいようにする。
【選択図】 図2
【解決手段】ディスプレイ29に患者名を表示して患者からの呼出を視認できるようにしたナースコールシステムのナースコール親機1において、呼出を行った患者の識別情報と呼出が行われ呼出時刻情報とを対応付けたナースコール情報を記憶部25に記憶しておき、頻度検出部27はナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出し、表示制御部28は検出された呼出操作の頻度に応じて、ディスプレイ29における患者に関する情報の点滅速度を変化させて表示するようにして、看護師が患者の呼出操作の頻度を視覚的に把握しやすいようにする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、呼出表示制御装置および呼出表示方法に関し、特に、患者により呼出操作がされたことを看護師が視認することができるようになされたナースコールシステムに用いて好適なものである。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に「患者」と言う)が呼出ボタン等を押下することによって看護師や介護師(以下、単に「看護師」と言う)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置するナースコール子機と、ナースセンタに設置するナースコール親機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。最近では、看護師が携帯するPHS(Personal Handyphone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを組み合わせたナースコールシステムも提供されている。
ナースコール親機には、LED(light-emitting diode)等のランプと患者名とを対応付けて表示パネルで表示するボード型のものがある。このボード型のナースコール親機では、患者からの呼出が発生すると、その患者に対応するランプを点灯させて呼出を行った患者を視認できるようにしている。また、ナースコール親機には、パソコン型のものもある。このパソコン型のナースコール親機では、ディスプレイ上で患者名を実際のベッドの配置と同じようにレイアウトして表示し、患者からの呼出が行われたときに、その患者に対応する患者名を強調して表示(例えば、ポップアップ表示)することにより、どの部屋のどの患者が呼出操作を行ったのかを視認できるようにしている。
なお、患者からの呼出時刻や呼出に応答するまでの呼出時間、通話時間等の情報を集計するナースコールシステムが知られている。これらの情報をナースコール親機の表示パネルに表示することで、看護師の繁忙度を視覚的に把握させることができるようになされた技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−115838号公報
しかしながら、上記従来のナースコール親機では、看護師の繁忙度をグラフで表示し視覚的に把握させることができるものの、所定時間内にどの患者がどのくらい呼出を行っているかという過去の患者の呼出状況を把握することができない。したがって、例えば、看護師は、患者の呼出状況に応じて、呼出回数の多い患者を定期的に見回りしたり、逆に呼出回数が少ない患者の様子を確認したりすることが困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、患者毎の呼出状況を把握できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、呼出を行った患者の識別情報と呼出が行われた時刻情報とを対応付けたナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を頻度検出部にて患者毎に検出し、検出された呼出操作の頻度に応じて、表示部における患者に関する情報の表示形式を表示制御部が異ならせて表示するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、所定の時間内における患者の呼出操作の頻度を視覚的に把握することができるようになるため、看護師は患者毎の呼出頻度に応じて効率的に見回りを行うことができるようになる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1において、1はナースコール親機(本発明の呼出表示制御装置に相当)であり、例えばナースセンタに設置される。このナースコール親機1は、ハンドセット1aを備えている。ハンドセット1aは、患者(ナースコール子機)からの呼出に対する応答の操作または患者(ナースコール子機)の呼出の操作を行うためのものである。
2は制御機であり、通話やデータの送受信に関する制御を行う。3は病室毎に設置される廊下灯であり、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼出を行うと、呼出が行われたことが表示されるようになっている。この廊下灯3は、病室内の患者が看護師を呼び出したときに、廊下を歩いている看護師が応答するための復旧ボタン3aを備えている。
4は壁埋込形子機であり、病室の各患者のベッドサイドの壁に埋め込み設置される。この壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。壁埋込形子機4は、看護師が緊急時に他の看護師などを呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師を呼び出したときに看護師が操作して呼び出し前の元の状態に戻すための復旧ボタン、後述するハンド形子機を接続するためのコンセントを備えている。また、壁埋込形子機4は、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを必要に応じて備えている。5はハンド形子機であり、壁埋込形子機4のコンセントに接続される。ハンド形子機5は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。
次に、ナースコール親機1の構成について説明する。図2は、ナースコール親機1の概略機能構成例を示す図である。図2に示すように、ナースコール親機1は、インタフェース部21、操作検出部22、情報記録部23、子機情報取得部24、記憶部25(本発明のナースコール情報記憶部に相当)、患者情報記憶部26、頻度検出部27、表示制御部28およびディスプレイ29(本発明の表示部に相当)を備えて構成されている。
インタフェース部21は、制御機2との間で通話やデータの送受信を行う。例えば、インタフェース部21は、廊下灯3から制御機2を介して送られてくる子機情報(本発明の「呼出を行った患者の識別情報」に相当する)を入力する。すなわち、患者がハンド形子機5の呼出ボタンを押下して看護師の呼出を行うと、当該呼出を行った子機をユニークに識別するための子機情報(例えば、子機のID)が、廊下灯3から制御機2を介してナースコール親機1に送られてくる。インタフェース部21は、この送られてきた子機情報を入力する。そして、子機情報取得部24は、インタフェース部21に入力された子機情報を取得する。
操作検出部22は、患者からの呼出の有無を検出する。すなわち、患者がハンド形子機5の呼出ボタンを押下して看護師の呼出を行うと、呼出を行ったことを示す信号がインタフェース部21を介して操作検出部22に入力されるので、この信号の有無で呼出の有無を検出する。また、操作検出部22は、患者によって呼出が行われた時刻を呼出時刻情報として取得する。具体的には、操作検出部22は時計機能を備えており、患者がハンド形子機5の呼出ボタンを押下して看護師の呼出を行ったことを示す信号がインタフェース部21を介して操作検出部22に入力されたときの時刻を時計機能より取得する。
また、操作検出部22は、ディスプレイ29に表示される操作画面にて看護師から各種操作の指示を受け付ける。例えば、後述する図4で頻度ボタン102の押下を検出すると、頻度検出部27へ呼出操作の頻度を検出するよう指示する。
情報記録部23は、操作検出部22にて患者からの呼出を検出したときに子機情報取得部24により取得された子機情報と、操作検出部22により取得された呼出時刻情報とを互いに関連付けてナースコール情報として記憶部25に記録する。
患者情報記憶部26は、患者情報を子機情報と関連付けて記憶している。患者情報には、例えば、個々の患者に付与された患者IDや、患者の氏名、性別、生年月日、患者番号、診察番号、病室、ベッド番号、症状などの情報が含まれている。
なお、情報記録部23は、子機情報に代えて患者の識別情報を呼出時刻情報と関連付けて記憶部25に記録するようにしてもよい。この場合、情報記録部23は、ハンド形子機5に対してユニークに割り当てられた子機情報と、そのハンド形子機5を使用する患者の識別情報とを関連付けたテーブル情報を記憶している。ここで、患者の識別情報は、例えば、個々の患者に付与された患者IDであってもよいし、患者の氏名であってもよい。情報記録部23は、この患者の識別情報と操作検出部22により取得された呼出時刻情報とを互いに関連付けてナースコール情報として記憶部25に記録する。このような場合において、患者情報記憶部26は、記憶している患者情報に患者識別情報を含むので、患者情報を子機情報と関連付けて記憶しないようにしてもよい。
頻度検出部27は、操作検出部22により頻度ボタン102の押下が検出されたときに、記憶部25に記録されているナースコール情報を基に、所定の時間内(例えば、21時から6時までなどの特定の時間帯や、4時間前から現在までなどの最近の時間帯、看護師によって指定された任意の時間帯などの間)における呼出操作の頻度を患者毎に検出する。
表示制御部28は、患者情報記憶部26に記憶されている患者情報を参照し、同じ部屋の患者をひとまとまりとして実際の部屋の配置と同じように各部屋をレイアウトしたり、実際のベッドの配置と同じように患者名をレイアウトしたりしてディスプレイ29上で表示する。操作検出部22により患者からの呼出があったことが検出された場合には、表示制御部28は、子機情報取得部24により呼出が検出された患者に関する情報を強調表示する。これにより、呼出があったことを看護師に報知する。図3は、患者が呼出操作を行った際に表示する画面の一例を示す図である。図3に示すように、通常、ディスプレイ29には、患者に関する情報(例えば、患者の氏名を矩形枠で囲ったもの)が実際の病室のレイアウトと同じように配置して表示されている。また、患者からの呼出操作があると、表示制御部28は、呼出を行った患者の表示枠101を大きくポップアップ表示して患者の呼出を知らせるようにしている。
また、表示制御部28は、患者情報記憶部26に記憶されている患者情報を参照し、頻度検出部27により検出された呼出操作の頻度に応じて、ディスプレイ29に表示される患者に関する情報の表示形式を異ならせる。図4は、患者の呼出頻度に応じた患者表示形式の一例を示す図である。図4において、看護師が頻度ボタン102を押下すると、操作検出部22は操作指示を検出する。そして、操作検出部22は頻度検出部27へ呼出操作の頻度を検出するよう指示する。
頻度検出部27により所定の時間内における呼出操作の頻度が検出されると、表示制御部28は、図4の103に示すように、所定の時間内に呼出操作があった患者に関する情報を点滅して表示させる。このとき、図3に示した患者に関する情報を実際の病室のレイアウトと同じように配置して表示した画面をそのまま利用し、該当する患者に関する情報を図4に示すように点滅させて表示する。
また、表示制御部28は、頻度検出部27により患者毎に検出された所定の時間内における呼出操作の頻度に応じて、呼出操作を行った患者表示の点滅の速度を変化させる。例えば、表示制御部28は、呼出頻度が所定の基準値以上であるか否か判断する。そして、呼出頻度が所定の基準値以上ではないと判断した場合には、表示制御部28はディスプレイ29における患者表示の点滅の速度を第1の速度とする。また、例えば、呼出頻度が所定の基準値以上であると判断した場合には、表示制御部28はディスプレイ29における患者表示の点滅の速度を第1の速度よりも速い第2の速度とする。
なお、表示制御部28は所定の基準値を2つ以上もつようにしてもよい。この場合には、それぞれの基準値と算出した操作頻度とを大小比較し、その結果に応じて表示制御部28が点滅速度を多段階で変化させるようにする。また、所定の基準値は既存の値には限られない。例えば、頻度検出部27は所定の時間内での呼出操作の頻度の平均値を算出し、この平均値を所定の基準値として用いるようにしてもよい。
次に、本実施形態のナースコール親機1の動作について説明する。図5は、ナースコール親機1の動作例を示すフローチャートである。図5において、操作検出部22は、インタフェース部21を通じて入力される操作信号あるいはナースコール親機1の内部で発生する操作信号の有無により、壁埋込型子機4やハンド型子機5、または、ナースコール親機1にて何らかの操作が行われたか否かを判定する(ステップS1)。ここで、操作検出部22は何も操作が行われていないと判断した場合には(ステップS1でNO)、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、ステップS1で操作検出部22が何らかの操作を検出したと判断した場合には(ステップS1でYES)、操作検出部22は、その操作が患者からの呼出操作(壁埋込型子機4、ハンド型子機5における呼出ボタンの操作)であったか否かを判定する(ステップS2)。ここで、呼出操作であることを検出した場合には(ステップS2でYES)、表示制御部28は図3で示すように、呼出を行った患者の表示枠101を大きくポップアップ表示して患者の呼出を知らせる(ステップS3)。また、患者からの呼出操作でなかった場合には(ステップS2でNO)、操作検出部22は、図4に示す頻度ボタン102が押下されることで、呼出操作の頻度を検出するよう指示を受けたか否か判断する(ステップS4)。
ここで、頻度ボタン102が押下されたと操作検出部22にて判断した場合には(ステップS4でYES)、操作検出部22は頻度検出部27へ呼出操作の頻度を検出するよう指示する。これにより、頻度検出部27は記憶部25に記録されているナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出する(ステップS5)。そして、表示制御部28は、頻度検出部27により検出された所定の時間内における呼出操作の頻度に応じて、呼出操作を行った患者に関する情報をディスプレイ29上に点滅表示させ、その点滅の速度を操作頻度に応じて変化させる(ステップS6)。一方、頻度ボタン102が押下されていないと操作検出部22にて判断した場合には(ステップS4でNO)、ナースコール親機1は、その操作内容に応じてその他の処理を行う(ステップS7)。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、子機情報(患者の識別情報)と呼出が行われた時刻情報とを対応付けたナースコール情報を用いて頻度検出部27が呼出操作の頻度を患者毎に検出し、その結果に応じてディスプレイ29に表示する患者に関する情報の表示を点滅させるようにしている。また、本実施形態では、頻度検出部27により検出された所定の時間内における呼出操作の頻度に応じて、呼出操作を行った患者表示の点滅の速度を変化させるようにしている。これにより、これを見た看護師は所定の時間内における患者の呼出操作の頻度を視覚的に把握することができるようになる。
よって、看護師は患者毎の呼出頻度に応じて呼出回数が多い患者の見回りを増やすなど、効率的に見回りを行うことができるようになる。また、呼出操作の頻度に応じ、例えば、呼出回数が多い患者をナースセンタの近くに配置するなど患者のベッド位置のレイアウトを適切に変更することができるようになる。これにより、看護師は患者の見回りをさらに効率的に行うことができるようになる。
さらに、図3のように表示されている通常の画面から他の画面に移るのではなく、通常の画面にて所定の時間内の患者の呼出頻度を表示しているため、複数の患者のベッドの位置と呼出頻度との関係を視覚的に捕らえやすくなる。
なお、本実施形態で記録する子機情報は、壁埋込形子機4やハンド形子機5を識別するための情報であるが、図示しないトイレ子機の情報も記録するようにしてもよい。ただし、トイレ子機は不特定多数の患者が使用する可能性がある。そのため、トイレ子機の子機情報を記録しても、呼出を行った患者を一意に特定することができない。そこで、トイレ子機からの呼出に関しては、トイレ子機を識別するための子機情報と呼出時刻情報とをナースコール情報として記憶部25に記憶しておき、頻度検出部27により検出される呼出操作の頻度に応じて、表示制御部28はトイレの表示を点滅させてディスプレイ29に表示するようにしてもよい。これにより、看護師は患者の見回りの際に、トイレの見回りも重点的にすることができ、見回りの際の情報として有効である。
また、本実施形態では所定の時間内に呼出操作が行われていた患者に関する情報を点滅させるようにしたが、これとは逆に所定の時間内に呼出操作が全く行われていない患者に関する情報を点滅させるようにしてもよい。この場合における所定の時間は、上記実施形態で説明した時間よりも長く設定するとよい。このようにすれば、看護師は、長い時間に渡って全く呼出操作がない患者の容態を見回りして確認することができる。
また、本実施形態では頻度検出部27が検出した呼出頻度に応じて表示制御部28が点滅の速度を変える例について説明したが、必ずしも点滅速度を変化させることはない。例えば、頻度検出部27での検出結果により所定の時間内に1回でも呼出があった患者に関しては、表示制御部28はその患者に関する情報を固定の速度で点滅させるようにすればよい。
また、上記実施形態において、表示制御部28は患者に関する情報の表示を点滅させるとして説明したが、これに限られない。例えば、表示制御部28は、頻度検出部27により検出された呼出操作の頻度に応じて、ディスプレイ29における患者に関する情報の表示色を変化させて表示するようにしてもよい。通常、患者に関する情報は、性別に応じて女性はピンク色、男性は青色にて表示されているが、これ以外のオレンジ色や黄色等を用い、例えば、所定の基準値以上である場合には、表示制御部28は患者に関する情報の表示色をオレンジ色とし、基準値未満である場合には、患者に関する情報の表示色を黄色として表示するようにしてもよい。
また、表示制御部28は、頻度検出部27により検出された呼出操作の頻度に応じて、ディスプレイ29における患者に関する情報の表示枠の大きさを変化させて表示するようにしてもよい。具体的には、呼出操作の頻度が所定の基準値以下である場合には患者に関する情報の表示枠を通常よりも大きくした第1の大きさとし、基準値以上である場合には、第1の大きさよりも大きい第2の大きさとして表示枠を表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、操作検出部22にて患者の呼出を検出したときの時刻を時刻情報として記憶部25に記録したが、看護師の応答時刻を記録するようにしてもよい。この場合には、操作検出部22は、ナースコール親機1のハンドセット1aがオフフックされたか否か、および廊下灯3の復旧ボタン3aが押下されたか否かを検出する。そして、ハンドセット1aがオフフックされたことを示す信号が操作検出部22に入力されたときの時刻、または、復旧ボタン3aが押下されたことを示す信号がインタフェース部21を介して操作検出部22に入力されたときの時刻を時計機能より取得する。
また、上記実施形態において、パソコン型のナースコール親機1について説明したが、これに限られない。例えば、患者名の近傍にLED等の発光部を設けたボード型のナースコール親機を用いるようにしてもよい。図5は、ボード型のナースコール親機の概観例を示す図である。図5において、104は部屋番号、105は患者の氏名が表示される。106は発光部であり、患者からの呼出が検出されると点灯する。107は患者からの呼出に看護師が応答するためのハンドセットである。
このようなボード型のナースコール親機を用いた場合、その機能構成は、図2において表示制御部28の代わりに発光体制御部を用い、ディスプレイ29の代わりにLEDを用いたものとなる。この場合、発光部106を制御する発光体制御部が、頻度検出部27により検出された呼出操作の頻度に応じて、発光部106における点灯状態を変化させるようにする。これによっても、看護師は患者の呼出操作の頻度を視覚的に把握することができる。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ナースコール親機
2 制御機
4 壁埋込形子機
5 ハンド形子機
21 インタフェース部
22 操作検出部
23 情報記録部
24 子機情報取得部
25 記憶部
26 患者情報記憶部
27 頻度検出部
28 表示制御部
29 ディスプレイ
2 制御機
4 壁埋込形子機
5 ハンド形子機
21 インタフェース部
22 操作検出部
23 情報記録部
24 子機情報取得部
25 記憶部
26 患者情報記憶部
27 頻度検出部
28 表示制御部
29 ディスプレイ
Claims (7)
- 表示部に複数の患者名を表示するとともに患者からの呼出を視認できるように表示するナースコールシステムの呼出表示制御装置において、
上記呼出を行った患者の識別情報と上記呼出が行われた時刻情報とを対応付けてナースコール情報として記憶するナースコール情報記憶部と、
上記ナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出する頻度検出部と、
上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度に応じて、上記表示部における患者に関する情報の表示形式を異ならせる表示制御部とを備えたことを特徴とする呼出表示制御装置。 - 上記表示制御部は、上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度の結果が、所定の時間内に呼出操作があったという結果であった場合に、上記表示部における患者に関する情報の表示を点滅させることを特徴とする請求項1に記載の呼出表示制御装置。
- 上記表示制御部は、上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度の結果が、所定の時間内に呼出操作がないという結果であった場合に、上記表示部における患者に関する情報の表示を点滅させることを特徴とする請求項1に記載の呼出表示制御装置。
- 上記表示制御部は、上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度に応じて、上記点滅の速度を変化させることを特徴とする請求項2に記載の呼出表示制御装置。
- 上記表示制御部は、上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度に応じて、上記表示部における患者に関する情報の表示色を変化させることを特徴とする請求項1に記載の記載の呼出表示制御装置。
- 複数の患者に各々対応する複数の発光部と、
上記複数の発光部のうち呼出を行った患者に対応する発光部を点灯させて上記呼出を視認できるようにしたナースコールシステムの呼出表示制御装置において、
上記呼出を行った患者の識別情報と上記呼出が行われた時刻情報とを対応付けてナースコール情報として記憶するナースコール情報記憶部と、
上記ナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出する頻度検出部と、
上記頻度検出部により検出された呼出操作の頻度に応じて、上記発光部における点灯状態を変化させる発光体制御部とを備えたことを特徴とする呼出表示制御装置。 - 表示部に複数の患者名を表示するとともに患者からの呼出を視認できるように表示するナースコールシステムの呼出表示制御装置における呼出表示方法であって、
上記呼出を行った患者の識別情報と上記呼出が行われ時刻情報とを対応付けたナースコール情報を基に、所定の時間内における呼出操作の頻度を患者毎に検出する第1のステップと、
上記第1のステップで検出された呼出操作の頻度に応じて、上記表示部における患者に関する情報の表示形式を異ならせる第2のステップとを備えたことを特徴とする呼出表示方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006252383A JP2008073078A (ja) | 2006-09-19 | 2006-09-19 | 呼出表示制御装置および呼出表示方法 |
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Publications (1)
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JP (1) | JP2008073078A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011147636A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Carecom Co Ltd | ナースコールシステム |
JP2014079335A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Carecom Co Ltd | 看護業務管理システム |
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2006
- 2006-09-19 JP JP2006252383A patent/JP2008073078A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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