JP2015130622A - ナースコールシステム - Google Patents

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【課題】 携帯端末の電源を切らなくても、通話を不可とするエリアでは呼び出しを行わず、通話可能エリアに戻ったら復帰して呼び出しが可能となるナースコールシステムを提供する。【解決手段】 制御機5が個々のアクセスポイント9に対して携帯端末4毎の呼出実施の可否を記憶する呼出可否テーブル記憶部と、携帯端末が現在所属しているアクセスポイント9を記憶する端末所属記憶部53とを備え、ナースコール子機1、ナースコール親機3、携帯端末4の何れかから携帯端末4に対して呼び出しが成されたら、端末所属記憶部53及び呼出可否テーブル記憶部52の情報を基に、携帯端末4に対する呼出制御を実施する。【選択図】 図1

Description

本発明はナースコールシステムに関し、特に看護師が携行する携帯端末を備えたナースコールシステムに関する。
個々の看護師が携帯端末を携行して、患者からナースコール呼出が発生したら携帯端末に呼び出しが通知され、携帯端末を使用して応答することができるナースコールシステムが普及している。このように看護師が携帯端末を携行することで、患者を待たせること無く応答できるし看護師がその場で応答できるため、患者と看護師の双方にとって都合の良いシステムとなっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−79857号公報
しかしながら、病院内であっても会議をしている状況の看護師に対して呼び出しをするのは好ましくないし、手術室での携帯端末の使用は通常禁止されている。そのため、携帯端末の使用が好ましくないエリアでは電源オフ操作が不可欠となっている。
ところが、電源オフしたのは良いが、その後通話可能エリアに戻ってもオン操作し忘れてしまうと、長時間に亘り呼び出すことができず、携帯端末を携行する意味が無くなってしまう問題があった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、携帯端末の電源を切らなくても通話を不可とするエリアでは呼び出しが行われず、通話可能エリアに戻ったら復帰して呼び出しが可能となるナースコールシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼出発生を報知する廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機及び携帯端末と、それらの機器間の通信を制御する制御機とを有し、廊下灯、ナースコール親機、制御機の間が通信ネットワークを介して接続されて成るナースコールシステムにおいて、携帯端末は、アクセスポイント及びIP交換機を介して制御機と通信を実施し、制御機或いはIP交換機が、アクセスポイント毎に携帯端末の呼出実施の可否を記憶する呼出可否テーブル記憶部と、携帯端末が現在所属しているアクセスポイントを記憶する端末所属記憶部とを備え、制御機は、ナースコール子機、ナースコール親機、携帯端末の何れかから任意の携帯端末に対して呼び出しが成されたら、端末所属記憶部の情報及び呼出可否テーブル記憶部の情報を基に、携帯端末に対する呼出制御を実施する携帯呼出制御部とを有することを特徴とする。
この構成によれば、呼び出しが禁止された例えば手術室に設置されたアクセスポイントに呼出先の携帯端末が所属している場合は、呼び出しを行わない。よって、携帯端末の電源をオフしなければならないエリアに電源をオンしたまま入っても不都合な事態が発生しない。更に、従来発生した電源オンし忘れにより、通話可能なエリアにおいて呼び出しできない事態が発生することも防止でき、看護業務をスムーズに遂行できる。
請求項2の発明は、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼出発生を報知する廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機及び携帯端末と、それらの機器間の通信を制御する制御機とを有し、廊下灯、ナースコール親機、制御機の間が通信ネットワークを介して接続されて成るナースコールシステムにおいて、携帯端末は、アクセスポイント及びIP交換機を介して制御機と通信を実施し、制御機或いはIP交換機が、携帯端末が現在所属しているアクセスポイントを記憶する端末所属記憶部を備え、制御機は、アクセスポイント毎に個々の看護師の呼出実施の可否を記憶する呼出可否テーブル記憶部と、携帯端末と看護師との関連付けを記憶する看護師端末記憶部と、ナースコール子機、ナースコール親機、携帯端末の何れかから任意の携帯端末に対して呼び出しが成されたら、端末所属記憶部の情報、看護師端末記憶部の情報及び呼出可否テーブル記憶部の情報を基に、携帯端末に対する呼出制御を実施する携帯呼出制御部とを有することを特徴とする。
この構成によれば、呼び出しが禁止された例えば手術室に設置されたアクセスポイントに呼出先の携帯端末が所属している場合は、呼び出しを行わない。よって、携帯端末の電源をオフしなければならないエリアに電源をオンしたまま入っても不都合な事態が発生しない。そして、従来発生した電源オンし忘れにより、通話可能なエリアにおいて呼び出しできない事態が発生することも防止でき、看護業務をスムーズに遂行できる。
更に、携帯端末を携行する看護師に応じて呼び出すエリアの広さを設定するため、携行する携帯端末が変更されてもスムーズな呼出を実施できるし、例えば看護師長は他の看護師に比べて呼び出し可能エリアを広くでき、利便性が良い。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、呼出可否テーブル記憶部には、アクセスポイント毎に呼出種別に応じた呼出実施の可否が登録されていることを特徴とする。
この構成によれば、患者からの呼び出しを禁止するアクセスポイントであっても、例えば緊急度の高い看護師が応援を呼ぶスタッフコール呼出は呼び出し可にできるため、緊急度の高い呼び出しにあってはエリアを広く設定でき利便性が向上する。
尚、呼出種別とは通常呼出や緊急呼出等の種別をいい、例えば患者によるナースコール子機押下操作による呼び出しは通常呼出、看護師が応援を呼ぶためにナースコール子機に設けられているスタッフコールボタンを操作した場合の呼び出しは緊急呼出に対応する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、制御機は、アクセスポイントから、アクセスポイントに所属している携帯端末の情報を定期的に又は変更される毎にIP交換機を介して入手し、端末所属記憶部を書き換える書換制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、制御機には常に携帯端末の現在位置が登録されるため、呼出禁止エリアで呼び出しが行われてしまうような事態が発生することがない。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、携帯呼出制御部は、呼び出しが禁止されているアクセスポイントに所属している携帯端末であっても、当該携帯端末からナースコール子機、ナースコール親機、更には他の携帯端末に対して呼び出しが行われたら、呼出制御を実施することを特徴とする。
この構成によれば、呼出禁止に設定されているアクセスポイントに所属している携帯端末であっても、他の機器を呼び出すことができる。よって、呼出操作したい場合にわざわざ移動して所属するアクセスポイントを変更する必要が無く、スムーズな看護業務の遂行に役立つ。
本発明によれば、例えば呼び出しが禁止された会議室等に設置されたアクセスポイントに呼出先の携帯端末が所属している場合は、呼び出しを行わない。よって、携帯端末の電源をオフしなければならないエリアに電源をオンしたまま入っても不都合な事態が発生しない。更に、従来発生した電源オンし忘れにより、通話可能なエリアにおいて呼び出しできない事態が発生することも防止できる。
本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図である。 制御機の要部回路ブロック図である。 呼出先記憶部が記憶する看護師と携帯端末との関連付けの一例を示すテーブル図である。 端末所属記憶部の記憶情報の一例を示すテーブル図である。 呼出可否テーブル記憶部が記憶する可否情報の一例を示すテーブル図である。 本発明のナースコールシステムの他の例を示す制御機の要部回路ブロック図である。 呼出可否テーブル記憶部が記憶する可否情報の他の例を示すテーブル図である。 看護師優先度記憶部が記憶する優先度情報の一例を示すテーブル図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るナースコールシステムの一例を示す構成図であり、1は患者が看護師を呼び出すためにベッド毎に設置されたナースコール子機(以下、単に「子機」と称する。)、2は病室の入口に設置されて呼び出しの発生を報知する廊下灯、3はナースステーションに設置されて患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機(以下、単に「親機」と称する。)、4は看護師が携行する携帯端末、5は機器間の通信を制御する制御機、6は患者情報を蓄積するナースコールサーバ、8は携帯端末4の通話接続を行うためのIP交換機、9は携帯端末4と制御機5との通信を中継するアクセスポイントである。
廊下灯2、親機3、制御機5、ナースコールサーバ6、IP交換機8、及びアクセスポイント9はLAN13を介して接続され、これらの機器はインターネットプロトコルにより通信が行われる。また、子機1は伝送線L1を介して廊下灯2に接続され、14はルーターである。
子機1は、患者が看護師を呼び出すナースコール呼出を実施する呼出握りボタン1aと、呼出握りボタン1aが接続されると共に、看護師が応援を呼ぶためのスタッフコールボタン11、看護師と通話するためのマイク及びスピーカを備えたプレート子機1bとで構成され、病室毎に廊下灯2に接続されている。
廊下灯2は、呼び出しが発生したら点滅或いは点灯して呼出発生を報知する通知灯2a、設置した病室の患者情報を表示する患者情報表示部2bを有し、子機1がナースコール呼出操作されたら呼出信号をLAN13を介して制御機5に送信する。
親機3は、呼び出しに応答するためのハンドセット31、患者情報や各種情報を表示する表示部32を備えた卓上親機3aと、パーソナルコンピュータから成り患者情報の入力や表示を行うPC親機3bとで構成されている。
携帯端末4は、アクセスポイント9を介してインターネットプロトコルにより制御機5と通信を実施するIP通信端末であり、各種情報を表示するディスプレイ4aを備えたスマートフォンと称される端末が使用される。
図2は制御機5の要部を回路ブロックで示している。制御機5は、図2に示すように子機1毎の呼出先を記憶した呼出先記憶部51、アクセスポイント9毎の携帯端末4の呼出可/不可を記憶する呼出可否テーブル記憶部52、携帯端末4とアクセスポイント9の関連付けを記憶する端末所属記憶部53、機器間の通信を制御すると共に制御機5の各回路を制御する制御機CPU54、LAN13を介して他の機器と通信するための制御機IF55等を有している。尚、呼出先記憶部51には子機1と看護師の関連付け即ち担当看護師情報や、看護師と携帯端末4の関連付け等が記憶されている。
このように構成されたナースコールシステムは動作は以下のようである。まず制御機5は、アクセスポイント9から所属している携帯端末4の端末ID情報を定期的に或いは変更があったときにIP交換機8を介して通知を受け、制御機CPU54が受信した情報により呼出可否テーブル記憶部52の書き換えを行う。こうして、現在の携帯端末4の位置、即ち所属しているアクセスポイント9を把握している。
患者が子機1を操作して呼び出し(ナースコール呼出)が行われると、呼出信号が廊下灯2を介して制御機5で受信される。この呼出信号を受信した制御機5は、親機3及び後述する特定の携帯端末4に対して呼出信号を送信し、呼出先の機器では呼出音が鳴動する。
ここで、携帯端末4の呼び出しについて、図3〜図5を参照して具体的に説明する。図3は呼出先記憶部51が記憶する看護師と携帯端末4の関係(看護師IDと携帯端末IDの関係)を示し、図4は端末所属記憶部53が記憶する携帯端末4が所属するアクセスポイント9(携帯端末IDとアクセスポイントIDの関係)のテーブルを示し、図5は呼出可否テーブル記憶部52が記憶するテーブルの一例を示している。
尚、図3に示す看護師と携帯端末4の関係はこの実施形態では固定されている。また、図5に示すように、通常呼出、緊急呼出等の呼出種別により呼出エリアが異なるよう設定されている。ナースコール呼出や他の携帯端末4からの呼び出しは通常呼出であり、スタッフコールボタン11の操作や緊急呼出ボタン(図示せず)を操作した場合が緊急呼出となる。
呼出信号を受信した制御機5は、制御機CPU54の制御により呼出元の子機1に対応する携帯端末4を呼出先記憶部51から特定する。制御機5は別途患者と看護師を関連付けたテーブルを記憶し、呼出元の患者(子機1)を担当している看護師(が携行する携帯端末4)を読み取る。ここでは、看護師B,C,Gの3人が担当看護師であり、呼出元の子機1に関連付けられているとして説明する。
呼出先の携帯端末4を患者と看護師を関連付けたテーブルから読み取ったら、端末所属記憶部53から携帯端末4が所属しているアクセスポイント9を読み取る。図4から看護師Bが携行している携帯端末4(ID「002」)はID「111」のアクセスポイント9に所属し、看護師Cが携行している携帯端末4(ID「003」)はID「116」のアクセスポイント9に所属し、看護師Gが携行している携帯端末4(ID「007」)はID「114」のアクセスポイント9に所属していることを把握する。
次に、図5に示す呼出可否テーブル記憶部52の情報から、携帯端末4が所属するアクセスポイント9の呼出可否状態を読み取る。図5から、看護師Bはナースステーション、看護師Cは会議室、看護師Gは手術室にいることがわかる。更に、図5からナースステーションは呼出可、会議室は通常呼出であれば呼出不可、緊急呼出であれば呼出可、手術室であれば呼出不可であることを把握する。
今回の呼出種別がナースコール呼出であり通常呼出であるため、制御機5は看護師Bが携行する携帯端末4のID「002」に対しては呼出可であることを把握して呼び出しを実施する。一方、看護師C,Gが携行する携帯端末4のID「003」,「007」に対しては呼出不可であることを認識して呼び出しを行わない。
尚、緊急呼出であれば、図5から看護師Bに加えて看護師Cの携帯端末4も呼出可となるため、呼び出しを実施する。一方、呼出音が鳴動する親機3で応答した場合は、ナースステーションに居る看護師が応対することになる。
また、呼出可否テーブル記憶部52、端末所属記憶部53はIP交換機8に設けても良く、呼び出しが発生する度に制御機5がIP交換機8から読み取れば良い。
このように、携帯端末4が所属するアクセスポイント9の位置や呼出種別によって、呼び出しの可否を判断することができるので、呼び出しが禁止された例えば手術室に設置されたアクセスポイント9に呼出先の携帯端末4が所属している場合は、呼び出しを行わないよう制御できる。よって、携帯端末4の電源をオフしなければならないエリアに電源をオンしたまま入っても不都合な事態が発生しないし、従来発生した電源オンし忘れにより、通話可能なエリアにおいて呼び出しできない事態が発生することも防止でき、看護業務をスムーズに遂行できる。
また、患者からの呼び出しを携帯端末4が受信できるエリアより、看護師が応援を呼ぶ緊急呼出を携帯端末4が受信できるエリアを広く設定でき利便性が向上する。
更に、制御機5には常に携帯端末4の現在位置が登録されるため、呼出禁止エリアで呼び出しが行われてしまうような事態が発生することがない。
次に本発明のナースコールシステムの他の形態を説明する。上記実施形態は、携帯端末4に応じて呼出制御を実施しているが、携帯端末4を携行する看護師に応じて呼出制御を実施する形態を説明する。この制御は、携帯端末4の携行者が固定されない場合に適用される。尚、システム全体の構成は上記図1と同様であるため説明を省略する。また、同一の構成要素には同一の符号を付与して説明する。
図6は制御機5の要部を回路ブロック図で示している。図6に示すように、子機1毎の呼出先を記憶した呼出先記憶部51、携帯端末4とアクセスポイント9の関連付けを記憶する端末所属記憶部53、制御機CPU54、制御機IF55に加えて、アクセスポイント9毎の携帯端末4の呼出可/不可を記憶する呼出可否テーブル記憶部52a、個々の看護師の優先度を記憶する看護師優先度記憶部57を備えている。
但し、看護師と携帯端末4の関連付けは、例えば親機3或いはナースコールサーバ6から設定及び更新が行われる。設定及び更新された情報は呼出先記憶部51に記憶され、上記図3に示すテーブルが記憶される。尚、端末所属記憶部53には上記図4に示すテーブルが記憶される。
図7は呼出可否テーブル記憶部52aが記憶する呼出可否テーブルの一例を示し、図8は看護師優先度記憶部57が記憶する優先度情報の一例を示している。図8に示すように、ここでは看護師ID「1259」の看護師Aのみ優先設定され、他の看護師は通常設定となっている。ID「1259」の看護師Aは、例えば看護師長が対応する。
そして、図7に示すように、優先設定された看護師に対する呼び出しは、通常呼出が禁止されている会議室においても呼出可と設定されている。
このように構成されたナースコールシステムの動作は以下のようである。上記形態と同様に、端末所属記憶部53はアクセスポイント9から所属する携帯端末4の端末ID情報を制御機5が入手し、最新のデータとしている。そして、患者が子機1を操作してナースコール呼出が行われた場合は以下のように動作する。
ナースコール呼出による呼出信号が廊下灯2を介して制御機5に送信され、制御機5が親機3及び後述する特定の携帯端末4で呼出音を鳴動させる。
このときの携帯端末4の呼び出しついて、図7,図8を参照して具体的に説明する。呼出信号を受信した制御機5は、制御機CPU54の制御により呼出元の子機1に対応する携帯端末4を呼出先記憶部51から特定する。制御機5は別途患者と看護師を関連付けた担当看護師テーブルを記憶し、呼出元の患者(子機1)を担当している看護師(が携行する携帯端末4)を読み取る。ここでは、看護師A,C,Gの3人が担当看護師であるとし、呼出元の子機1に関連付けられているとして説明する。
制御機CPU54は、呼出先の携帯端末4がID「001」、「003」、「007」の携帯端末4であることを呼出先記憶部51の情報(図3)から読み取り、それぞれが所属しているアクセスポイント9を端末所属記憶部53から読み取る。ここでは図4から、看護師A及び看護師CがID「116」のアクセスポイント9に所属し、看護師GがID「114」のアクセスポイント9に所属していることを把握する。
次に呼出可否テーブル記憶部52aの情報(図7)から、携帯端末4が所属するアクセスポイント9の呼出可否状態を読みとる。今回の呼出種別がナースコール呼出であるため通常呼出であることより、図7からID「114」のアクセスポイント9は呼出不可、ID「116」のアクセスポイント9は優先設定された看護師のみ可、であることを読み取る。こうして、制御機CPU54は優先設定された看護師Aに対してのみ呼出可であることを把握して呼び出しを実施する。一方、看護師C,Gが携行するID「003」「007」の携帯端末4に対しては呼出不可であることを認識して呼び出しを行わない。
尚、端末所属記憶部53はIP交換機8に設けても良く、呼び出しが発生する度に制御機5がIP交換機8から読み取れば良い。
このように、看護師を選択して呼び出しを実施し、通常呼出が禁止され優先呼出のみ可とされた会議室等に設置されたアクセスポイント9に呼出先の看護師が所属している場合は、その看護師が優先設定されている場合のみ呼び出しを実施する。よって、携帯端末4を携行する看護師に応じて呼び出すエリアの広さを設定できるため、携行する携帯端末4が変更されてもスムーズな呼出を実施できるし、例えば看護師長に対しては他の看護師に比べて呼び出し可能エリアを広くでき、利便性が良い。
また、呼出先の携帯端末4が所属しているアクセスポイント9が呼び出し禁止エリアにある場合は、呼び出しを行わないため、携帯端末4の電源をオフしなければならないエリアに電源をオンしたまま入っても不都合な事態が発生しない。更に、従来発生した電源オンし忘れにより、通話可能なエリアにおいて呼び出しできない事態が発生することも防止でき、看護業務をスムーズに遂行できる。
尚、上記実施形態では、呼び出される携帯端末4の所属するアクセスポイント9に応じて、呼び出しの可否が判断される構成を説明したが、呼出禁止に設定されたアクセスポイント9に所属している状態であっても、その場から他の機器(子機1,親機3、他の携帯端末4)を呼び出すことは可能であり、呼出信号を受信した制御機CPU54は通常通り呼出制御を実施する。そのため、呼出操作したい場合にわざわざ移動して所属するアクセスポイント9を変更する必要が無く、スムーズな看護業務の遂行に役立つ。
また、子機1を使用したナースコール呼出を中心に説明したが、親機3から携帯端末4を呼び出す場合、更には携帯端末4から他の携帯端末4を呼び出す場合も同様の呼出制御が実施される。
更に、呼出種別を通常呼出と緊急呼出の2種類としたが、更に種別を増やしても良いし、看護師の優先設定も2種類に限定するものではない。
1・・ナースコール子機、2・・廊下灯、3・・ナースコール親機、4・・携帯端末、5・・制御機、9・・アクセスポイント、51・・呼出先記憶部(看護師端末記憶部)、52,52a・・呼出可否テーブル記憶部、53・・端末所属記憶部、54・・制御機CPU(携帯呼出制御部)、57・・看護師優先度記憶部。

Claims (5)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼出発生を報知する廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機及び携帯端末と、それらの機器間の通信を制御する制御機とを有し、前記廊下灯、前記ナースコール親機、前記制御機の間が通信ネットワークを介して接続されて成るナースコールシステムにおいて、
    前記携帯端末は、アクセスポイント及びIP交換機を介して前記制御機と通信を実施し、
    前記制御機或いは前記IP交換機が、前記アクセスポイント毎に前記携帯端末の呼出実施の可否を記憶する呼出可否テーブル記憶部と、前記携帯端末が現在所属しているアクセスポイントを記憶する端末所属記憶部とを備え、
    前記制御機は、前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、前記携帯端末の何れかから任意の前記携帯端末に対して呼び出しが成されたら、前記端末所属記憶部の情報及び前記呼出可否テーブル記憶部の情報を基に、前記携帯端末に対する呼出制御を実施する携帯呼出制御部とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、呼出発生を報知する廊下灯と、患者からの呼び出しに応答するためのナースコール親機及び携帯端末と、それらの機器間の通信を制御する制御機とを有し、前記廊下灯、前記ナースコール親機、前記制御機の間が通信ネットワークを介して接続されて成るナースコールシステムにおいて、
    前記携帯端末は、アクセスポイント及びIP交換機を介して前記制御機と通信を実施し、
    前記制御機或いは前記IP交換機が、前記携帯端末が現在所属しているアクセスポイントを記憶する端末所属記憶部を備え、
    前記制御機は、前記アクセスポイント毎に個々の看護師の呼出実施の可否を記憶する呼出可否テーブル記憶部と、
    前記携帯端末と看護師との関連付けを記憶する看護師端末記憶部と、
    前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、前記携帯端末の何れかから任意の前記携帯端末に対して呼び出しが成されたら、前記端末所属記憶部の情報、前記看護師端末記憶部の情報及び前記呼出可否テーブル記憶部の情報を基に、前記携帯端末に対する呼出制御を実施する携帯呼出制御部とを有することを特徴とするナースコールシステム。
  3. 前記呼出可否テーブル記憶部には、前記アクセスポイント毎に呼出種別に応じた呼出実施の可否が登録されていることを特徴とする請求項1又は2記載のナースコールシステム。
  4. 前記制御機は、前記アクセスポイントから、前記アクセスポイントに所属している前記携帯端末の情報を定期的に又は変更される毎に前記IP交換機を介して入手し、前記端末所属記憶部を書き換える書換制御部を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のナースコールシステム。
  5. 前記携帯呼出制御部は、呼び出しが禁止されている前記アクセスポイントに所属している前記携帯端末であっても、当該携帯端末から前記ナースコール子機、前記ナースコール親機、更には他の前記携帯端末に対して呼び出しが行われたら、呼出制御を実施することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナースコールシステム。
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