JP2017038619A - 皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法 - Google Patents

皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】皮膚老化で特徴的な変化を示す遺伝子をスクリーニングする方法、及びこれらの遺伝子の発現を調節して老化を防止する物質をスクリーニングする方法の提供。
【解決手段】1)採取した試験皮膚細胞に細胞内遺伝子の発現を調節する候補物質を処理する段階と、2)前記試験皮膚細胞を皮膚老化原因環境に置かれるようにして、細胞内遺伝子の発現を誘導する段階と、3)前記2)段階において皮膚老化原因環境に置かれた試験皮膚細胞の細胞内遺伝子の発現程度を測定する段階とを含み、前記皮膚老化原因環境は、ホルモンによる閉経期老化であって、前記3)段階における試験皮膚細胞の細胞内遺伝子は、OGNである皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法。前記候補物質はOGNの発現を調節するものであるスクリーニング方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚老化で特徴的な変化を示す遺伝子の発現を調節して老化を防止する物質をスクリーニングする方法に関する。
現在までの皮膚老化に対する研究は、主に皮膚真皮層の変化に対して行われ、コラーゲンとコラーゲンの分解酵素であるMMP(matrix metalloproteinase)の生合成を調節するのに焦点を合わせて進行して来た。また、コラーゲンの生合成を増加させるのに効果的であると知られている抗老化化粧品の有効成分は、現在レチノールが唯一である。
しかし、皮膚老化防止は、単純にコラーゲンの合成を増加させることだけでは足りなく、様々な老化の原因による皮膚老化の症状及び関連された因子も異なる。したがって、次世代機能性化粧品を開発するためには、総体的な新しい接近方式が必要であり、皮膚老化と関連した特徴的な遺伝子の変化を総体的に確認することによって、皮膚老化の原因を究明し、発生機作を理解し、これら遺伝子の発現を調節することによって、これを標的とする皮膚老化防止及び治療技術を開発する必要がある。
これより、本発明者は、遺伝子チップを利用して皮膚老化で特徴的な変化を示す遺伝子の変化を総体的に確認し、老化防止と関連した新しいターゲット遺伝子を見つけるために研究を重ねた。
したがって、本発明の目的は、老化調節と関連した新しいターゲット遺伝子を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記遺伝子の発現を調節することによって、皮膚老化抑制及び皮膚疾患治療に効果がある新しい物質をスクリーニングする方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、1)皮膚組織で全体RNAを抽出した後、マイクロアレイを実行する段階;2)バイオインフォマティクス(bioinformatics)技法を利用して老化によって変化する遺伝子を分析する段階;3)皮膚老化と関連した候補遺伝子を選別する段階;及び4)逆転写重合酵素連鎖反応(RT−PCR)により真偽有無を確認する段階を経て候補遺伝子を確定する段階;を含む、皮膚老化と関連した遺伝子をスクリーニングする方法を提供する。
また、本発明は、1)試験皮膚細胞に細胞内遺伝子の発現を調節する候補物質を処理する段階;2)試験皮膚細胞を皮膚老化原因環境に置かれるようにして、細胞内遺伝子の発現を誘導する段階;及び3)上記2)段階の細胞で皮膚老化原因による細胞内遺伝子の発現程度を測定する段階;を含む、皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法を提供する。
本発明によるスクリーニング方法によって様々な皮膚老化の原因による関連遺伝子を確保することができ、既に知られた紫外線による光老化だけでなく、閉経と関連した内因性老化原因遺伝子をも究明することができ、対象とする遺伝子別に差別化された概念の製品開発が可能なので、より根本的に皮膚老化を防止することができる。
図1は、若者と老人の皮膚でガラニンプレプロペプチドに対してマイクロアレイ及び定量的RT−PCRを実施した結果を示す図である。 図2は、ガラニンの機能分析のためにsiRNA方法を通じてガラニンプレプロペプチドの発現を抑制させた後、紫外線による抗老化マーカー(MMP)、炎症性サイトカインの遺伝子発現の変化を示す図である。 図3は、ガラニンの機能分析のためにsiRNA方法を通じてガラニンプレプロペプチドの発現を抑制させた後、紫外線による抗老化マーカー(MMP)、炎症性サイトカインの遺伝子発現の変化を示す図である。 図4は、図2及び図3と同様に、ガラニン発現の抑制を通じてガラニンプレプロペプチドとコラーゲン発現との関係を示す図である。 図5は、若者と老人の皮膚でオステオグリシンに対してマイクロアレイと定量的RT−PCRを実施した結果を示す図である。 図6は、オステオグリシン発現の抑制を通じたオステオグリシンとコラーゲン発現間の関係を示す図である。 図7は、しみで発現が増加した16個の遺伝子を示す図である。
皮膚老化の原因は、様々なものがあるが、本発明は、特に次のものに焦点を合わせて記述する。
1.時間の経過による内因性老化
2.ホルモンによる閉経期老化
3.しみ
本発明の方法は、様々な原因による老化と関連した遺伝子をスクリーニングする方法を提供し、これは、マイクロアレイ(microarray)を施行することによって行われる。
本発明は、1)皮膚組織で全体RNAを抽出した後、マイクロアレイを実行する段階;2)バイオインフォマティクス(bioinformatics)技法を利用して老化によって変化する遺伝子を分析する段階;3)皮膚老化と関連した候補遺伝子を選別する段階;及び4)逆転写重合酵素連鎖反応(RT−PCR)により真偽有無を確認する段階を経て候補遺伝子を確定する段階;を含む、皮膚老化と関連した遺伝子をスクリーニングする方法を提供する。
対象とする皮膚老化原因によって老化が進行した遺伝子とそうでない遺伝子、または男性と女性において発現が増加または減少する遺伝子が異なって現われ、このように発現に変化がある遺伝子は、皮膚老化と関連した遺伝子として判断することができるので、このような遺伝子を皮膚老化と関連した候補遺伝子として選別することができる。
本発明では、上記スクリーニング方法によりガラニンプレプロペプチド、Wnt3、TNS4、オステオグリシンなどを皮膚老化と関連した新しいターゲット遺伝子になることができることを確認したが、これにのみ限定されるものではない。
また、本発明は、上記ターゲット遺伝子の発現を調節することによって、皮膚老化を防止することができる物質をスクリーニングする方法を提供する。
皮膚老化を防止することができる候補物質の選別は、1次的に細胞を利用した検索システムを利用し、2次的に志願者の皮膚を利用して実質的に人体に作用する効能を評価することによって、皮膚老化防止に効果がある物質を選別することができる。
本発明は、1)試験皮膚細胞に細胞内遺伝子の発現を調節する候補物質を処理する段階;2)試験皮膚細胞を皮膚老化原因環境に置かれるようにして、細胞内遺伝子の発現を誘導する段階;及び3)上記2)段階の細胞で皮膚老化原因による細胞内遺伝子の発現程度を測定する段階;を含む、皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法を提供する。
上記1)段階で、試験細胞は、皮膚老化原因環境に置かれることによって、皮膚老化と関連した細胞内遺伝子の発現を誘導することができる細胞ならいずれも使用が可能である。また、上記皮膚老化原因環境としては、特に制限されないが、紫外線、熱、ホルモンなど皮膚老化と関連した様々な原因のうち1つに該当することができる。
また、上記3)段階で、環境有害因子による細胞内因子の発現程度は、逆転写重合酵素連鎖反応(RT−PCR)を通じて測定して確認することができる。
上記のような方法により皮膚老化と関連した新しいターゲット遺伝子を見つけ、様々な皮膚老化の原因による関連遺伝子に対して作用する新しくて且つ差別化された製品の開発が可能である。
以下、下記実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。しかし、下記実施例は、本発明を例示するためのものに過ぎず、本発明の思想と範囲内で様々な変形または修正を行うことができる。
[試験例1]内因性老化モデルでのマイクロアレイ施行
時間による皮膚老化である内因性老化と関連した遺伝子をスクリーニングするために、本発明ではヒト皮膚で実験を進行した。
18歳〜25歳の男性若者と女性若者それぞれ4名、78〜82歳の男性老人と女性老人それぞれ4名を選定し、これらの非露出部位の皮膚である尻皮膚を4〜8mmパンチ生検(punch biopsy)でそれぞれ4〜6個採取した。
採取した皮膚から全体RNAを抽出した後、マイクロアレイ(Affymetrix GeneChipHuman HG−U133Plus2.0)を実行し、バイオインフォマティクス(DAVID Bioinformatics Resources/Gene spring)技法を利用して老化によって変化する遺伝子を分析した。
分析結果から皮膚老化と関連した候補遺伝子を選別し、定量的RT−PCRを通じて候補遺伝子の真偽有無を確認した後、候補遺伝子として確定した。
男性及び女性で増加または減少する遺伝子の個数を下記表1に示した。
Figure 2017038619
男性では増加したが、女性では減少したプローブはなかったので、共通遺伝子で男性と女性の差異が反対であるプローブはなかった。
男性老人と女性老人の皮膚において共通に増加した遺伝子は、下記表2に示した。
Figure 2017038619
男性老人と女性老人の皮膚において共通に減少した遺伝子は、下記表3に示した。
Figure 2017038619
男性老人の皮膚において増加した遺伝子は、下記表4に示した。
Figure 2017038619
男性老人の皮膚において減少した遺伝子は、下記表5に示した。
Figure 2017038619
女性老人の皮膚において増加した遺伝子は、下記表6に示した。
Figure 2017038619
女性老人の皮膚において減少した遺伝子は、下記表7に示した。
Figure 2017038619
本発明者は、男性老人と女性老人の皮膚細胞において共通に減少した遺伝子であるガラニンプレプロペプチド(galanin prepropeptide、GAL)を皮膚老化と関連した候補遺伝子として選別した。上記遺伝子は、神経系発達と関連して皮膚の神経細胞だけでなく、非神経細胞でも生成され、GAL受容体(GALR1、GALR2及びGALR3)は、免疫及び細胞増殖、炎症反応、薬物及びストレスに対する反応、インスリン分泌、成長ホルモンの分泌などと関連して生物学的機能に必須な要素である。
本発明者は、若者と老人の皮膚で採取したガラニンプレプロペプチドに対してマイクロアレイと定量的RT−PCRを実施し、その結果は、図1に示した。
図1を見れば、マイクロアレイから出た結果と定量的RT−PCRの結果が同一の形態を示すことを確認することができるので、ガラニンプレプロペプチドを候補遺伝子として確定した。
siRNA方法を通じてガラニンの機能を分析しようとし、具体的な実験方法は、次の通りである。
HaCaT細胞を10%血清が入っているDMEM培地を使用して60mm細胞培養ディッシュに1.25×10細胞/ディッシュの密度で分株した後、37℃、5%CO培養器で約80%密集度(confluency)まで培養した。siRNAを処理して培養後、培地を除去し、Trizol(Invitrogen)1mLを添加し、invitrogen社のRNA分離法によってRNAを分離した。紫外線検出器(HEWLETT PACKARD)を利用して260nmでRNAを定量した後、RT−PCR(Reverse transcription−polymerase chain reaction)を実施した。各サンプルに対する遺伝子分析のために相補的な遺伝子である36B4を基準として補正した。また、MMP−1、9のELISA分析は、製造社(Amersharm)の実験方法によって行った。
測定結果は図2及び図3に示した。
図2で確認することができるように、紫外線によって皮膚細胞に損傷を与えれば、ガラニンプレプロペプチドの発現が増加し、また、MMP−1及びMMP−9の発現も増加することが分かる。
また、図3を参照すれば、紫外線がガラニンプレプロペプチドの発現を増加させ、これと共にCOX−1、IL−6及びIL−1bの発現を増加させることが分かる。
また、上記方法と類似の方法でガラニンプレプロペプチドとコラーゲン発現間の関係を調べた。具体的な実験方法は次の通りである。
HaCaT細胞を10%血清が入っているDMEM培地を使用して60mm細胞培養ディッシュに1.25×10細胞/ディッシュの密度で分株した後、37℃、5%CO培養器で約80%密集度(confluency)まで培養した。siRNAを処理して培養後、培地を除去し、Trizol(Invitrogen)1mLを添加し、invitrogen社のRNA分離法によってRNAを分離した。紫外線検出器(HEWLETT PACKARD)を利用して260nmでRNAを定量した後、RT−PCR(Reverse transcription−polymerase chain reaction)を実施した。各サンプルに対する遺伝子分析のために相補的な遺伝子である36B4を基準として補正した。また、プロコラーゲンのELISA分析は、製造社(takara)の実験方法によって行った。
測定結果は、図4に示した。
図4を参照すれば、ガラニンプレプロペプチドの発現量が不足すれば、コラーゲンの発現も減少することを確認することができる。
[試験例2]閉経期老化モデルでのマイクロアレイ施行
本試験例では、上記試験例1の結果を利用した。本発明者は、女性老人の皮膚細胞だけで減少した遺伝子であるオステオグリシン(osteoglycin)を候補遺伝子として選別した。上記遺伝子は、コラーゲン合成と関連した遺伝子であって、オステオグリシンの発現が減少すれば、コラーゲンの合成も減少する。また、オステオグリシンは、角膜再生、退行性関節炎で主に研究されたものであって、正常なコラーゲン線維形成(collagen fibrillogenesis)、細胞成長、分化及び損傷された組織の回復に関与する。
本発明者は、女性若者と女性老人の皮膚で採取したオステオグリシンに対してマイクロアレイと定量的RT−PCRを実施し、その結果は図5に示した。
図5を参照すれば、マイクロアレイで出た結果と定量的RT−PCRの結果が同一の形態を示すことを確認することができるので、オステオグリシンを候補遺伝子として確定した。
siRNA方法を通じてオステオグリシンの機能を分析しようとし、具体的な実験方法は次の通りである。
HaCaT細胞を10%血清が入っているDMEM培地を使用して60mm細胞培養ディッシュに1.25×10細胞/ディッシュの密度で分株した後、37℃、5%CO培養器で約80%密集度(confluency)まで培養した。siRNAを処理して培養後、培地を除去し、Trizol(Invitrogen)1mLを添加し、invitrogen社のRNA分離法によってRNAを分離した。紫外線検出器(HEWLETT PACKARD)を利用して260nmでRNAを定量した後、RT−PCR(Reverse transcription−polymerase chain reaction)を実施した。各サンプルに対する遺伝子分析のために相補的な遺伝子である36B4を基準として補正した。また、オステオグリシンのELISA分析は、製造社(Amersharm)の実験方法によって行った。
測定結果は、図6に示した。
図6を見れば、オステオグリシンがなければ、コラーゲンの形成が抑制されることを確認することができる。
[試験例3]脂漏角化症(しみ)モデルでのマイクロアレイ施行
老人の脂漏角化症と正常皮膚でマイクロアレイを施行し、遺伝子発現を比較した。
老人の脂漏角化症を持っている78〜82歳の男性老人及び女性老人それぞれ4名を選定し、これらの脂漏角化症を持っている部位と脂漏角化症がない部位を4〜8mmポンチ生検(punch biopsy)でそれぞれ4〜6個採取した。
採取した皮膚から全体RNAを抽出した後、マイクロアレイ(Affymetrix GeneChipHuman HG−U133Plus2.0)を実行し、バイオインフォマティクス(DAVID Bioinformatics Resources/Genespring)技法を利用して老化によって変化する遺伝子を分析した。
遺伝子分析を通じてしみで発現が増加した16個の遺伝子を確認し、これは図7に示した。
上記のように、様々な皮膚老化の原因によってそれぞれ異なる遺伝子が作用することを確認することができる。したがって、これら遺伝子の発現を調節することができる物質をスクリーニングすることによって、皮膚老化防止に効果的な差別化された製品を開発することができる。

Claims (3)

  1. 皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法であって、
    1)採取した試験皮膚細胞に細胞内遺伝子の発現を調節する候補物質を処理する段階と、
    2)前記試験皮膚細胞を皮膚老化原因環境に置かれるようにして、細胞内遺伝子の発現を誘導する段階と、
    3)前記2)段階において皮膚老化原因環境に置かれた試験皮膚細胞の細胞内遺伝子の発現程度を測定する段階と
    を含み、
    前記皮膚老化原因環境は、ホルモンによる閉経期老化であって、
    前記3)段階における試験皮膚細胞の細胞内遺伝子は、OGNであることを特徴とする皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法。
  2. 前記OGNの発現は、女性若者の皮膚と比べ、女性老人の皮膚において減少するものであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法。
  3. 前記候補物質は、前記OGNの発現を調節するものであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚老化を防止する物質をスクリーニングする方法。
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