JP2017036049A - スパウトおよびスパウトの製造方法 - Google Patents

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戸 卓 加
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原 留 依 三
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Abstract

【課題】内容物を注出する際の流速を調整することができ、かつ簡易な構成を有するスパウトを提供する。
【解決手段】スパウトは、スパウトを容器に取り付けるための取付部と、取付部に連設された結合部と、結合部に連設された弁部と、を備えている。弁部は、スリットが形成されたフィルムを含み、結合部は、弁部のフィルムの法線方向に沿って見た場合に少なくとも部分的にフィルムと重なるよう、構成されている。取付部および結合部は、弁部とは別個の部材によって構成されている。弁部のフィルムの厚みは、0.05mm以上かつ0.3mm以下になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、流動性を有する内容物を収容する容器に取り付けられるスパウトに関する。また本発明は、スパウトの製造方法に関する。
近年、調味料などの流動性を有する内容物が収容された容器において、内容物を注出するための部材(以下、スパウトとも称する)として、容器内の圧力が増加すると弁部が開き、容器内の圧力が減少すると弁部が閉じるよう構成されたものが用いられている。スパウトは、プラスチックを射出成形することなどによって形成される、いわゆるボトルと称される容器や、プラスチック製の軟包装材から構成される、いわゆるパウチと称される容器などに取り付けられて利用される。
上述のタイプのスパウトは一般に、スパウトを容器に取り付けるための取付部と、容器の内部と外部とを連通させるよう構成された連通孔が形成された弁部と、を備えている。弁部は、容器の圧力に応じて容易に変形し得るよう、薄く構成されている。このため、使用者が容器を押し潰して容器の内部の圧力を増加させることにより、弁部を変形させて連通孔を拡大させ、内容物が連通孔を通過可能にすることができる。また、容器を押し潰す程度を調整することにより、弁部の連通孔の拡大の程度を調整することができ、これによって、容器からスパウトを介して注出される内容物の流速を調整することができる。
特許文献1乃至3には、上述のタイプのスパウトを、ボトルの口部に取り付ける例が開示されている。なお先行技術文献においては、ボトルに取り付けられるタイプのスパウトが、キャップとも称されている。
特開2012−192975号公報 特開2004−83035号公報 特開2004−83036号公報
従来のスパウトは一般に、内容物が通る中空部をその内側に画成する筒部を備えている。この場合、上述の弁部は、雄型および雌型を用いた射出成形法によって筒部と一体的に作製される。このため、筒部の厚みとは独立に弁部の厚みを調整して、弁部を薄くかつ正確に形成することは容易ではない。従って、容器の内部の圧力が増加する際の弁部の変形の程度を正確に設定することが困難である。
本発明は、このような課題を効果的に解決し得るスパウトおよびスパウトの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、流動性を有する内容物を収容する容器に取り付けられるスパウトであって、前記スパウトを前記容器に取り付けるための取付部と、前記取付部に連設された結合部と、前記結合部に連設された弁部と、を備え、前記弁部は、スリットが形成されたフィルムを含み、前記結合部は、前記弁部の前記フィルムの法線方向に沿って見た場合に前記フィルムと重なっており、前記取付部および前記結合部は、前記弁部とは別個の部材によって構成されており、前記弁部の前記フィルムの厚みは、0.05mm以上かつ0.3mm以下になっている、スパウトである。
本発明によるスパウトにおいて、前記弁部の前記フィルムは、熱可塑性樹脂を含んでいてもよい。
本発明によるスパウトは、内容物が通る中空部をその内側に画成する筒部をさらに備え、前記フィルムは、前記筒部の前記中空部を塞ぐように配置されていてもよい。
本発明によるスパウトは、前記弁部の前記フィルムの前記スリットを覆う覆設部をさらに備えていてもよい。前記覆設部は、前記弁部の前記フィルムの法線方向に沿って見た場合に前記フィルムの前記スリットと重なる閉鎖部と、前記閉鎖部と前記結合部とを連結する薄肉部と、前記閉鎖部に連設された引張部と、を有していてもよい。前記覆設部の前記薄肉部の厚みは、前記結合部のうち前記弁部の前記フィルムと重なっている部分の厚み、および前記覆設部の前記閉鎖部の厚みよりも小さくなっていてもよい。
本発明によるスパウトにおいて、前記取付部および前記結合部は、ポリプロピレンまたはポリエチレンによって構成されていてもよい。
本発明は、流動性を有する内容物を収容する容器に取り付けられるスパウトの製造方法であって、前記スパウトは、前記スパウトを前記容器に取り付けるための取付部と、前記取付部に連設された結合部と、前記結合部に連設された弁部と、を備え、前記弁部は、スリットが形成されたフィルムを含み、前記製造方法は、第1型と、第2型と、第1型および第2型の間の成形空間に配置され、前記スリットが形成された前記フィルムと、を準備する工程と、溶融した熱可塑性樹脂を前記成形空間に射出する工程と、を備える、スパウトの製造方法である。
本発明において、スパウトは、スパウトを容器に取り付けるための取付部と、取付部に連設された結合部と、結合部に連設された弁部と、を備えている。弁部のフィルムは、取付部および結合部とは別個の部材によって構成されている。このため、取付部や結合部の厚みとは独立に、弁部のフィルムの厚みを設定することができる。従って、容器の内部の圧力が増加する際の弁部の変形の程度を調整し易くすることができ、スパウトから注出させる内容物の流量や流速を調整し易くすることができる。
図1は、本発明の実施の形態によるスパウトを示す断面図。 図2(a)は、スパウトの結合部および弁部を示す平面図、図2(b)は、弁部のスリットを拡大して示す平面図。 図3は、弁部のスリットが拡大した状態を示す断面図。 図4A(a)(b)は、スリットが形成されたフィルムを含む弁部を作製する工程の一例を示す図。 図4B(a)(b)は、スリットが形成されたフィルムを含む弁部を作製する工程のその他の例を示す図。 図5Aは、第1型およびフィルムを準備する工程を示す図。 図5Bは、第1型と第2型との間に画成される成形空間にフィルムが位置するよう第1型と第2型とを組み合わせる工程を示す図。 図5Cは、成形空間に熱可塑性樹脂を射出する工程を示す図。 図5Dは、製造されたスパウトを示す図。 図6Aは、スパウトの弁部のスリットの一変形例を示す平面図。 図6Bは、スパウトの弁部のスリットの一変形例を示す平面図。 図6Cは、スパウトの弁部のスリットの一変形例を示す平面図。 図7は、筒部をさらに備えるスパウトを示す断面図。 図8は、覆設部をさらに備えるスパウトを示す断面図。 図9は、図8に示すスパウトの結合部および覆設部を示す平面図。 図10は、図8に示すスパウトから覆設部が取り外された状態を示す断面図。 図11は、パウチタイプの容器に取り付けられるスパウトの一例を示す断面図。
以下、図1乃至図5Dを参照して、本発明の実施の形態について説明する。まず図1を参照して、流動性を有する内容物を収容する容器50に取り付けられたスパウト10の概略について説明する。図1に示す例において、スパウト10は、プラスチックを射出成形やブロー成形することなどによって形成された容器50、いわゆるボトルに取り付けられている。
スパウト
図1に示すように、スパウト10は、スパウト10を容器50に取り付けるための取付部20と、取付部20に連設された結合部30と、結合部30に連設されたフィルム42を含む弁部40と、を備えている。フィルム42は、熱可塑性樹脂を含んでいる。以下、スパウト10の各部材について説明する。
(取付部)
図1に示す例において、容器50は、筒状の口部52を備えたボトルタイプのものであり、口部52の外面にはねじ山53が設けられている。またスパウト10の取付部20は、スパウト10が容器50に取り付けられた状態のときに容器50の口部52よりも外側に位置する第1側壁部22を有しており、第1側壁部22の内面にはねじ山23が設けられている。この場合、口部52のねじ山53と取付部20のねじ山23とを螺合させることにより、スパウト10を容器50に取り付けることができる。なお、スパウト10を容器50に対して固定するための方法が、上述の螺合に限られることはない。図示はしないが、嵌合や圧接などによってスパウト10が容器50に対して固定されてもよい。第1側壁部22の厚みは、例えば、1.0mm以上かつ2.0mm以下となっている。
なお本明細書において、「外側」や後述する「外端」、「外面」などの用語は、スパウト10の中心や容器50の中心から相対的に遠い側、端部、面などを意味している。また後述する「内側」、「内端」、「内面」などの用語は、スパウト10の中心や容器50の中心から相対的に近い側、端部、面などを意味している。また、後述する「上部」、「鉛直方向」、「水平方向」などの用語は、容器50に取り付けられたスパウト10が上方に位置するように容器50が立設されている状態を基準とする表現であるが、容器50は、自立可能に構成されたものでなくてもよい。
図1に示すように、スパウト10の取付部20は、第1側壁部22よりも内側に位置する第2側壁部24をさらに有していてもよい。第2側壁部24は、容器50の口部52の内面に接するよう構成されていてもよい。第2側壁部24の厚みは、例えば、0.5mm以上かつ1.0mm以下となっている。
後述するように、スパウト10は、第1型62と第2型64との間に画成される成形空間70に弁部40を構成するフィルム42を配置した状態で、溶融した熱可塑性樹脂を成形空間70に射出する、いわゆるインサート成形法によって作製される。上述の取付部20および結合部30は、樹脂からなる成形物によって構成されている。すなわち取付部20および結合部30は、同一の材料によって一体的に構成されている。取付部20および結合部30を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレンやポリエチレンなどを用いることができる。なお「一体的」とは、取付部20と結合部30との間に、嵌合や圧接などによる連結や、熱溶着などに起因する継ぎ目が存在しないことを意味している。
(結合部)
結合部30は、インサート成形法によって得られる成形物のうち、弁部40のフィルム42に結合される部分である。図1に示すように、結合部30は、弁部40のフィルム42の法線方向に沿って見た場合に少なくとも部分的にフィルム42と重なっている。結合部30とフィルム42との間の結合は、フィルム42に接している溶融状態の樹脂が固化して結合部30となる際に実現される。
(弁部)
次に、図1乃至図3を参照して、弁部40について説明する。図2は、スパウト10の結合部30および弁部40を示す平面図である。また図3は、弁部40の後述するスリット43の幅が拡大した状態を示す断面図である。
図1に示すように、弁部40は、スリット43が形成されたフィルム42を含んでいる。そして、弁部40は、取付部20および結合部30とは別個の部材である。ここで、「別個の部材」であるとは、弁部40が取付部20および結合部30と一体的に成形されていないこと、つまり、取付部20と結合部30と弁部40とが射出成形法を用いて成形されていないことを意味している。なお、「別個の部材」とは、別材料であることを必ずしも意味するものではなく、弁部40の少なくとも一部の材料が、取付部20や結合部30の材料と同一材料で構成されているものも含む概念である。また、フィルム42の厚みT2(図3参照)は、容器50の内部の圧力の変化に応じてフィルム42が変形し得るように設定されている。この場合、使用者が容器50を押し潰すことによって容器50の内部の圧力が増加すると、図3に示すように、スリット43によって区画されたフィルム42の複数の部分がそれぞれ変形する。この変形は、フィルム42の各部分のうち結合部30から離れている領域ほど大きく生じる。この結果、図3に示すように、スリット43の幅が拡大する。すなわち弁部40が開く。これによって、容器50に収容されている内容物を、スパウト10を介して外部に注出することが可能になる。また、容器50を押し潰す程度を調整することにより、弁部40のスリット43の幅の拡大の程度を調整することができ、これによって、容器50からスパウト10を介して注出される内容物の流速や流量を調整することができる。
使用者が容器50から手を離すと、容器50の弾性的な復元力に基づいて容器50が元の形状に戻り、これによって容器50の内部の圧力が減少する(元に戻る)。これによって、弁部40のフィルム42も図1に示す元の状態に戻り、この結果、スリット43の幅が元に戻る。すなわち弁部40が閉じる。従って、内容物の注出を停止させることができる。
図3において、結合部30のうちフィルム42と重なっている部分の厚みが符号T1で表されている。弁部40のフィルム42の厚みT2は、結合部30の厚みT1よりも小さく設定されている。例えば厚みT1は、1.0mm以上かつ2.0mm以下になっている。また厚みT2は、例えば0.05mm以上かつ0.3mm以下、好ましくは0.15mm以上かつ0.25mm以下になっている。また、弁部40のフィルム42の厚みT2が、結合部30の厚みT1の5%以上かつ30%以下になっていてもよい。
上述のように、結合部30は、弁部40のフィルム42の法線方向に沿って見た場合に少なくとも部分的にフィルム42と重なっている。具体的には、フィルム42の外面42aの一部が結合部30に結合されている。図3に示すように、フィルム42の内面42bのうち結合部30と重なっている部分が、取付部20の第2側壁部24の内端24bと同一平面上に位置していてもよい。このような位置関係は、インサート成形法によってスパウト10を作製する際、第1型62の平坦面62a上にフィルム42を載置することによって、実現される。フィルム42の内面42bが第2側壁部24の内端24bと同一平面上に位置する場合、フィルム42の外面42aと結合部30との間の結合に加えて、フィルム42の側面42cと第2側壁部24との間の結合も生じる。なお「同一平面上」とは、フィルム42のうち結合部30と重なっている部分の内面42bと第2側壁部24の内端24bとの間の段差が0.1μm以下であることを意味している。
次にフィルム42の層構成について説明する。フィルム42は、フィルム42の外面42aを構成するシーラント層を少なくとも含んでいる。好ましくは、フィルム42は、シーラント層に積層された基材層をさらに含んでいる。シーラント層や基材層は、例えば、溶融製膜法を用いて成形することができる。溶融製膜法としては、例えば、Tダイ法や、インフレーション法などのリングダイ法などが挙げられる。また、基材層は、長尺状のシーラント層に溶融押出法を用いて積層するようにしてもよい。射出成形法に比べて、溶融製膜法のほうが、300μm以下の厚みを有する薄膜を形成しやすい。
シーラント層は、上述の結合部30に結合される層である。シーラント層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンとポリプロピレンをブレンドした樹脂やポリプロピレンなど熱可塑性樹脂を用いることができる。シーラント層の厚みは、例えば30μm以上かつ300μm以下になっている。基材層は、フィルム42の強度を向上させるための層である。基材層を構成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンや、ナイロンなどのポリアミドなどを用いることができる。基材層の厚みは、例えば10μm以上かつ50μm以下になっている。
フィルム42は、基材層とシーラント層との間に配置される中間層をさらに含んでいてもよい。中間層は、ドライラミネート法や溶融押出法を用いて積層することができる。中間層としては、水蒸気その他のガスバリア性、遮光性、各種の機械的強度など、必要とされる性能に応じて、適切なものが選択され得る。例えば、中間層として、アルミニウム箔などの金属層や、アルミニウムなどの金属または酸化アルミニウムなどの金属酸化物または酸化珪素などの無機酸化物の蒸着層などが設けられ得る。その他にも、中間層として、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6などの脂肪族ポリアミドなどの、高いガスバリア性を有する樹脂層を設けてもよい。このような中間層を設けることにより、酸素や水蒸気がフィルム42を透過することを抑制することができる。また中間層として、延伸ナイロンフィルムを設けてもよい。この場合、フィルム42の耐突き刺し性を高めることができる。弁部40が、取付部20や結合部30とは別個の部材として構成されたフィルム42からなる場合、射出成形法を用いて弁部を成形する場合に比べて、中間層として採用することができる材料の制約が少なくなる。このため、弁部40にガスバリア性、遮光性、各種の機械的強度などの性能を付与しやすくすることができる。また、射出成形法を用いて弁部を成形する場合、弁部と一体成形される部分全てに中間層が積層されるのに対して、弁部40が取付部20や結合部30とは別個のフィルム42である場合は、弁部40のみに中間層を積層することができるため、コストの面でも優れる。
図2(b)に示すように、本実施の形態において、スリット43は、直線的に延びる第1スリット43aと、第1スリット43aとは異なる方向に直線的に延びる第2スリット43bと、を含んでいる。また、第1スリット43aおよび第2スリット43bは、互いに交差するよう配置されている。例えば図2(b)に示す例において、第1スリット43aおよび第2スリット43bは互いに直交している。このため、容器50が押圧されていない状態において、スリット43は平面視で十字状の形状を有している。しかしながら、容器50の内部の圧力の増加に応じてスリット43の幅が拡大することができる限りにおいて、平面視におけるスリット43の形状が特に限られることはない。
図2(a)に示すように、結合部30は、平面視において円形状の輪郭を有していてもよい。図2(a)において、結合部30の内径が符号D1で表されている。また、平面視における弁部40のスリット43の延在範囲の寸法が符号D2で表されている。スリット43の延在範囲の寸法D2は、内容物を注出する際に求められる流量や流速に応じて設定され、例えば4.0mm以上かつ9.0mm以下になっている。結合部30の内径D1は、例えば5mm以上かつ20mm以下、好ましくは5mm以上かつ10mm以下になっている。また、スリット43の延在範囲の寸法D2が、結合部30の内径D1の10%以上かつ80%以下になっていてもよい。
図2(b)において、弁部40のスリット43の幅が符号Wで表されている。スリット43の幅Wは、容器50が押し潰されていないときに内容物が弁部40のスリット43を通らないように設定されており、例えば0.0mm以上かつ0.3mm以下になっている。
(蓋)
図1に示すように、スパウト10には、結合部30および弁部40を少なくとも覆う蓋15が取り付けられていてもよい。これによって、仮に容器50が倒れて内容物が弁部40から意図せず排出されたとしても、内容物が外部に漏れ出てしまうことを抑制することができる。また、外部の塵などが結合部30や弁部40に付着してしまうことを抑制することができる。図1に示す例において、蓋15は、一周にわたって広がるとともに鉛直方向に延びる側壁部16と、側壁部16の上部に連設され、水平方向に延びる天壁部17と、を有している。側壁部16および天壁部17の厚みはいずれも、例えば、1.0mm以上かつ2.0mm以下となっている。
図1に示すように、蓋15は、ヒンジ19を介してスパウト10に連設されていてもよい。この場合、好ましくは、スパウト10の取付部20および結合部30、蓋15並びにヒンジ19は、同一の材料によって構成されている。また好ましくは、スパウト10取付部20および結合部30、蓋15並びにヒンジ19は、一体的に構成されている。
容器
次に容器50について説明する。図1に示すようなボトルタイプの容器50は、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を射出成形やブロー成形することによって作製され得る。容器50の胴部54の厚みT3は、使用者が胴部54を押圧することによって押し潰され得るよう、設定されている。例えば厚みT3は、0.3mm以上かつ1.0mm以下になっている。
容器50に収容され、スパウト10を介して外部に注出される内容物の例としては、醤油などの液体や、マヨネーズなどの粘稠体などが挙げられる。
スパウトの製造方法
次に、図4A乃至図5Dを参照して、スパウト10の製造方法について説明する。はじめに、スリット43が形成されたフィルム42を作製する方法について、図4A(a)(b)を参照して説明する。
はじめに図4A(a)に示すように、フィルム42を準備する。次に図4A(b)に示すように、フィルム42の内面または外面の一方を支持した状態で、フィルム42の内面または外面の他方から、カッターやレーザーなどを用いてフィルム42にスリット43を形成する。この際、図4A(b)に示すように、円形などの所定の輪郭に沿ってフィルム42を打ち抜いてもよい。このようにして、容器50に適合した輪郭を有し、かつスリット43が形成されたフィルム42からなる弁部40を得ることができる。なお所定の輪郭にフィルム42を打ち抜く工程は、スリット43を形成する工程と同時に実施されてもよく、若しくは、スリット43を形成する工程の前または後に実施されてもよい。
なお図4A(a)(b)においては1枚のフィルム42に1つのスリット43を形成する例を示したが、これに限られることはなく、1枚のフィルム42に複数のスリット43を形成してもよい。例えば図4B(a)に示すように、はじめに1枚のフィルム42を準備し、次に図4B(b)に示すように、このフィルム42に複数のスリット43を形成してもよい。このとき、1枚の長尺状のフィルム42を準備し、1枚の長尺状のフィルム42を連続的または間欠的に搬送させながら、複数のスリット43を形成するようにしてもよい。例えば図4B(b)に示すように、1枚の長尺状のフィルム42を間欠的に搬送させながら、トムソン型などを用いてスリット43ごとに複数の箇所でスリット43を所定の輪郭で打ち抜いてもよい。あるいは、1枚の長尺状のフィルム42を連続的に搬送させながら、ロータリーダイカッターなどを用いて複数のスリット43を形成してもよい。この際、図4B(b)に示すように、円形などの所定の輪郭に沿ってフィルム42を打ち抜いてもよい。このようにして、1枚のフィルム42から複数の弁部40を効率良く作製することができる。
次に図5A乃至図5Dを参照して、上述のようにして得られた弁部40を利用して、インサート成形法によってスパウト10を製造する方法を説明する。
はじめに、平坦面62aを有する第1型62を準備する。次に図5Aに示すように、第1型62から真空吸引して、第1型62の平坦面62a上に、スリット43が形成されたフィルム42からなる弁部40を吸着させる。第1型62は、スパウト10の内面側の形状を画定するものである。一方、後述する第2型64は、スパウト10の外面側の形状を画定するものである。なお、第2型64から真空吸引して、スリット43が形成されたフィルム42からなる弁部40を第2型64に吸着させるようにしてもよい。
その後、図5Bに示すように、第1型62と第2型64とを組み合わせる。これによって、第1型62および第2型64の間に、第1型62および第2型64によって囲まれた成形空間70が画成される。この際、図5Bに示すように、成形空間70にフィルム42が配置されるようにする。なお「成形空間にフィルムが配置される」とは、成形空間70に射出される樹脂がフィルム42の外面42aに接するようにフィルム42が配置されていることを意味している。
次に、図5Cに示すように、第1型62および第2型64の間に画成された成形空間70に、第2型64に設けられた注入口63を介して、溶融した熱可塑性樹脂72を射出する。これによって、成形空間70に、射出された熱可塑性樹脂72からなる成形体74を形成することができる。また、溶融した熱可塑性樹脂72が固化する際に、熱可塑性樹脂72のうちフィルム42に接している部分が、フィルム42に結合する。
成形空間70に射出される熱可塑性樹脂72の例としては、ポリプロピレンやポリエチレンなどを挙げることができる。
次に、第1型62と第2型64とを離反させて成形体74を取り出す。このようにして、図5Dに示すように、一体的に構成された取付部20および結合部30と、結合部30に結合されたフィルム42からなる弁部40と、を備えるスパウト10を得ることができる。
本実施の形態によれば、弁部40のフィルム42は、取付部20および結合部30とは別個の部材によって構成されている。このため、取付部20および結合部30の厚みとは独立に、弁部40のフィルム42の厚みT2を設定することができる。従って、容器50の内部の圧力の上昇に応じて生じるフィルム42の変形の程度を調整し易くすることができる。このため、スパウト10から注出させる内容物の流量や流速を調整し易くすることができる。また、1枚の長尺状のフィルム42を連続的または間欠的に搬送させながら、複数のスリット43を形成することができるため、弁部40を効率良く作製することができる。
なお上述の図5A乃至図5Dは、スパウト10が蓋15とは別個のものである場合に、インサート成形法によってスパウト10を製造する方法の一例を示すものである。上述の図1に示すようにスパウト10の取付部20および結合部30と蓋15とが一体的に構成される場合、図示はしないが、スパウト10の取付部20および結合部30と蓋15とがインサート成形法によって同時に一体的に製造される。
変形例
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述した実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
(弁部のスリットの変形例)
上述の本実施の形態においては、スリット43が平面視において十字状の形状を有する例を示したが、これに限られることはない。例えば図6A乃至図6Cに示すように、スリット43は、平面視において所定の円周角を有する円弧の形状を有していてもよい。図6A、図6Bおよび図6Cにはそれぞれ、円周角が180°、120°および240°である円弧の形状をスリット43が有する例が示されている。
図6A乃至図6Cに示す例において、符号dは、円弧の形状のスリットの半径を表している。半径dは、例えば2.0mm以上かつ5.0mm以下になっている。
(スパウトがさらに筒部を備える例)
図7に示すように、スパウト10は、容器50に収容された内容物が通る中空部33をその内側に画成する筒部32をさらに備えていてもよい。この場合、弁部40のフィルム42は、筒部32の中空部33を塞ぐように、かつスリット43が筒部32の中空部33に連通するように、配置される。図7において、筒部32の端部のうち容器50側の端部(以下、内端とも称する)が符号32bで表され、内端32bの反対側に位置する端部(以下、外端とも称する)が符号32aで表されている。
スパウト10が筒部32を備える場合、スパウト10は、図7に示すように、取付部20の例えば第2側壁部24の下部に連設された外端34aと、筒部32の内端32bに連設された内端34bと、を含む天壁部34をさらに備えていてもよい。天壁部34は、容器50の口部52を覆うように構成されている。例えば天壁部34は、水平方向に広がっている。この場合、筒部32は、天壁部34の一部に形成された貫通孔を囲うように構成されたものとして定義され得る。天壁部34の厚みT4は、フィルム42の上述の厚みT2が天壁部34の厚みT4よりも小さくなるよう設定されている。例えば天壁部34の厚みT4は、1.0mm以上かつ2.0mm以下になっている。また、フィルム42の厚みT2が、天壁部34の厚みT4の5%以上かつ30%以下になっていてもよい。
図7に示すように、筒部32および天壁部34の一部は、弁部40のフィルム42の法線方向に沿って見た場合にフィルム42と重なっている。筒部32および天壁部34は、インサート成形法によって取付部20と一体的に製造されるものである。この場合、溶融状態の熱可塑性樹脂が固化して筒部32および天壁部34となる際に、筒部32および天壁部34の一部がフィルム42に結合される。従って、筒部32および天壁部34は、フィルム42に結合される結合部30を構成するものであると言える。
弁部40のフィルム42の外面42aは、筒部32の内端32bに結合されている。この場合、弁部40のフィルム42のスリット43を通った後の内容物は、容器50の角度や容器50を押し潰す程度を適切に調節することにより、スパウト10の外部に排出される前に、筒部32の内面32dに沿って流動することができる。このため、弁部40のスリット43を通った後の内容物がそのままスパウト10の外部に排出される場合に比べて、内容物の到達位置や流量を容易に調整できるようになる。筒部32の長さは、例えば3.0mm以上かつ10.0mm以下になっている。
(スパウトがさらに覆設部を備える例)
図8に示すように、スパウト10は、弁部40のフィルム42のスリット43を覆う覆設部45をさらに備えていてもよい。使用者は、容器50に収容されている内容物をはじめて外部に注出する際、結合部30から覆設部45を分離させる。これによって弁部40のフィルム42のスリット43が外部に露出し、内容物を注出することができるようになる。図10は、図8に示すスパウト10から覆設部45が取り外された状態を示す断面図である。本変形例によれば、覆設部45を設けておくことにより、搬送時などに弁部40のスリット43から内容物が漏れ出てしまうことを抑制することができる。
図9は、図8に示すスパウト10の結合部30および弁部40を示す平面図である。なお図9においては、覆設部45によって覆われている弁部40のフィルム42のスリット43が点線で表されている。図9に示すように、覆設部45は、弁部40のフィルム42の法線方向に沿って見た場合にフィルム42のスリット43と重なる閉鎖部46と、閉鎖部46と結合部30とを連結する薄肉部47と、閉鎖部46に連設された引張部48と、を有している。
覆設部45は、射出成形法によって取付部20および結合部30と一体的に製造されるものである。また覆設部45の閉鎖部46は、図8および図9に示すように、弁部40のフィルム42の法線方向に沿って見た場合にフィルム42と重なっている。このため、溶融状態の樹脂が固化して覆設部45の閉鎖部46となる際に、閉鎖部46がフィルム42に結合される。
薄肉部47は、覆設部45を結合部30から分離するために覆設部45を引っ張ることによって容易に破断するよう、構成された部分である。図8において、覆設部45の閉鎖部46の厚みが符号T5で表され、薄肉部47の厚みが符号T6で表されている。薄肉部47の厚みT6は、閉鎖部46の厚みT5や結合部30の上述の厚みT1よりも十分に小さく設定されている。例えば、閉鎖部46の厚みT5は0.8mm以上かつ1.5mm以下になっており、薄肉部47の厚みT6は0.1mm以上かつ0.3mm以下になっている。
引張部48は、覆設部45を結合部30から分離するために覆設部45を引っ張る際に、使用者が指を引っ掛けたり指で把持したりするための部分である。図8および図9においては、引張部48が、使用者が指を引っ掛けるためのリング状の部分を含む例が示されている。すなわち本変形例において、覆設部45は、いわゆるプルリングとして構成されている。
(容器の変形例)
上述の本実施の形態においては、スパウト10がボトルタイプの容器50に取り付けられるものである例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図11に示すように、スパウト10は、プラスチック製の軟包装材から構成されたパウチタイプの容器50に取り付けられるものであってもよい。なお図11においては、容器50が一点鎖線で表されている。
図11に示す例においても、スパウト10は、スパウト10をパウチタイプの容器50に取り付けるための取付部20と、取付部20に連設された結合部30と、結合部30に連設された弁部40と、を備えている。結合部30は筒部32を有し、筒部32は内端32bから外端32aに亘って延びている。
図11に示す例において、取付部20は、熱溶着などによってパウチタイプの容器50の上部55に溶着される溶着部26を含んでいる。この溶着部26の内側に筒部32が連設されており、この筒部32の内端32bに弁部40のフィルム42が結合されている。筒部32の外面32cに、図示しない蓋のねじ山と螺合するねじ山35や、水平方向に延びるフランジ部36が設けられていてもよい。また、弁部40は、溶着部26に掛かるように設けられていてもよい。
なお図11においては、スパウト10がパウチタイプの容器50の上部55の中央部に取り付けられる例を示したが、これに限られることはない。図示はしないが、スパウト10は、パウチタイプの容器50の上部55と側部56との間の角部や、側部56において、容器50に取り付けられていてもよい。
なお、上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 スパウト
15 蓋
19 ヒンジ
20 取付部
22 第1側壁部
24 第2側壁部
26 溶着部
30 結合部
32 筒部
33 中空部
34 天壁部
40 弁部
42 フィルム
42a 外面
42b 内面
42c 側面
43 スリット
45 覆設部
46 閉鎖部
47 薄肉部
48 引張部
50 容器
52 口部
62 第1型
64 第2型
66 圧縮部材
70 成形空間
72 熱可塑性樹脂

Claims (6)

  1. 流動性を有する内容物を収容する容器に取り付けられるスパウトであって、
    前記スパウトを前記容器に取り付けるための取付部と、
    前記取付部に連設された結合部と、
    前記結合部に連設された弁部と、を備え、
    前記弁部は、スリットが形成されたフィルムを含み、
    前記結合部は、前記弁部の前記フィルムの法線方向に沿って見た場合に部分的に前記フィルムと重なっており、
    前記取付部および前記結合部は、前記弁部とは別個の部材によって構成されており、
    前記弁部の前記フィルムの厚みは、0.05mm以上かつ0.3mm以下になっている、スパウト。
  2. 前記弁部の前記フィルムは、熱可塑性樹脂を含む、請求項1に記載のスパウト。
  3. 内容物が通る中空部をその内側に画成する筒部をさらに備え、
    前記フィルムは、前記筒部の前記中空部を塞ぐように配置されている、請求項1または2に記載のスパウト。
  4. 前記弁部の前記フィルムの前記スリットを覆う覆設部をさらに備え、
    前記覆設部は、前記弁部の前記フィルムの法線方向に沿って見た場合に前記フィルムの前記スリットと重なる閉鎖部と、前記閉鎖部と前記結合部とを連結する薄肉部と、前記閉鎖部に連設された引張部と、を有し、
    前記覆設部の前記薄肉部の厚みは、前記結合部のうち前記弁部の前記フィルムと重なっている部分の厚み、および前記覆設部の前記閉鎖部の厚みよりも小さくなっている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスパウト。
  5. 前記取付部および前記結合部は、ポリプロピレンまたはポリエチレンによって構成されている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のスパウト。
  6. 流動性を有する内容物を収容する容器に取り付けられるスパウトの製造方法であって、
    前記スパウトは、
    前記スパウトを前記容器に取り付けるための取付部と、
    前記取付部に連設された結合部と、
    前記結合部に連設された弁部と、を備え、
    前記弁部は、スリットが形成されたフィルムを含み、
    前記製造方法は、
    第1型と、第2型と、第1型および第2型の間の成形空間に配置され、前記スリットが形成された前記フィルムと、を準備する工程と、
    溶融した熱可塑性樹脂を前記成形空間に射出する工程と、を備える、スパウトの製造方法。
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