JP2017034314A - カメラの冷却システム - Google Patents

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Takashi Arai
崇 荒井
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Abstract

【課題】バッテリー室と本体の間に仕切壁があるため、本体内部の発熱素子(CMOS等)を効率的に冷却できなかった。また、ヒートパイプ等をバッテリー室から撮像素子へ通して冷却する方法もあるが、冷却アダプターを使わずバッテリーを使用する際、バッテリーの熱が本体内部に侵入してしまい、撮像素子等の温度を上げてしまうという課題があった。
【解決手段】開閉可能なバッテリー室仕切板を採用することにより、バッテリー室に冷却アダプターを挿入した場合はバッテリー室側から冷却、バッテリーを装着した場合はバッテリー室側からの熱を断熱し、効率的に撮像素子等を低温に保つ。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラにおける冷却構造に関する。
従来より電子カメラにおいては、電子部品の温度上昇がカメラの性能を低下させる原因となっている。とりわけ撮像素子の温度上昇は、暗電流ノイズ等が発生する。特に天体等暗い被写体を撮影する際は、暗電流ノイズ等を抑えるための冷却手段が必要となっている。
そこで、特許文献1においては、カメラのグリップバッテリー収納部に冷却ユニットを装着して撮像素子を冷却するシステムが考案されている。
特許第4499316号公報
しかしながら、特許文献1では、以下のような問題が発生していた。昨今4K,8Kフォーマットなど超高画質動画撮影カメラが盛んに開発されているが、このようなカメラにおいては多大な消費電力が必要となり、駆動バッテリー自身の温度上昇が無視できないレベルとなる。よって、上記背景技術において通常バッテリーを装着してカメラを駆動した場合、ヒートパイプを介して、撮像素子へ熱エネルギーが伝達されてしまうという課題があった。
1.バッテリー収納部へバッテリーを装着する場合は断熱用仕切板を閉状態、冷却アダプターを装着する場合は仕切板を開状態にすることにより、バッテリーを装着した場合は、バッテリー収納部から発熱素子収納部への熱の流入を防ぎ、冷却アダプターを装着した場合は、冷却アダプターの冷却部から熱接続手段を介して発熱素子放熱板を冷却するシステムを構成した(請求項1)。
2.1.において、バッテリー収納部に、バッテリー及び冷却ユニットどちらが装着されたかを検出する装着検出手段を設置した(請求項2)。
3.1.において、仕切板開閉検出手段を設置した(請求項3)。
4.1.2.3において、装着検出手段により、バッテリー装着が検出され、かつ仕切板開閉検出手段により仕切板が閉状態であることが検出された場合は、自然放熱モードに設定。装着検出手段により、冷却ユニット装着が検出され、かつ仕切板開閉検出手段により仕切板が開状態であることが検出された場合は、強制冷却モードに設定されるシステムとした。
5.4.において、強制冷却モード時は、自然放熱モード時よりISO感度上限設定値を上げるシステムとした(請求項5)。
6.4.において、強制冷却モード時は、自然放熱モード時より連続動画録画可能時間を延長するシステムとした(請求項6)。
7.4.において、強制冷却モード時は、前記自然放熱モード時よりゲイン上限設定値を上げることを特徴とした冷却システム(請求項7)。
8.4.において、強制冷却モード時は、強制冷却機能を駆動するシステムとした(請求項8)。
9.8.において、強制冷却機能は、ペルチェ素子駆動機能で構成した(請求項9)。
10.4.において、強制冷却モード時は、冷却ユニット内の電源から本体へ電源供給するシステムとした(請求項10)。
11.1.2.3.において、装着検出手段により、バッテリー装着が検出され、かつ仕切板開閉検出手段により仕切板が開状態であることが検出された場合。又は装着検出手段により、冷却ユニット装着が検出され、かつ仕切板開閉検知手段により仕切板が閉状態であることが検出された場合は、エラー警告表示を行うシステムとした(請求項11)。
12.1.において、仕切板は、冷却ユニットの挿入に連動して開閉するシステムとした(請求項12)。
13.12.において、冷却ユニットの挿入に連動して開閉する機構は、仕切板が冷却ユニットの側面凸部上面に当接してスライドすることにより仕切板が開くシステムとした(請求項13)。
14.13.において、仕切板は、バネにより閉方向に付勢されている構成とした(請求項14)。
15.1.において、仕切板は、バッテリー装着方向の回転軸を中心に回動することにより開閉動作を行うシステムとした(請求項15)。
16.15.において、前記仕切板の回動開閉は、反転バネで負勢させる構成とした(請求項16)。
17.15において、仕切板を開状態にした際は、バッテリーが装着不可、且つ冷却ユニットが装着可能。仕切板を閉状態にした際は、バッテリーが装着可能、且つ冷却ユニットが装着不可となる構成とした(請求項17)。
本発明に係るカメラの冷却システムによれば、バッテリー装着部へ冷却ユニットを装着した際は、撮像素子を強制冷却し、バッテリーを装着した際は、バッテリー自身の熱エネルギーを撮像素子から遮断することにより、撮像素子の温度上昇を効果的に抑えることが可能となった。
第1の実施例によるカメラの構成図(バッテリー装着時) 第1の実施例によるカメラの構成図 第1の実施例による冷却ユニット構成図 第1の実施例によるカメラのバッテリー収納部分解図 第1の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図 第1の実施例によるカメラ冷却システムのブロック図 第1の実施例によるカメラ冷却システムのフローチャート 第2の実施例によるカメラの構成図 第2の実施例によるカメラの底面図 第2の実施例によるカメラの構成図 第2の実施例による冷却ユニット構成図 第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部分解図 第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図 第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図 第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部形状詳細図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基いて詳細に説明する。
第1の実施例について説明する。
図1は第1の実施例によるカメラの構成図(バッテリー装着時)、図2は第1の実施例によるカメラの構成図(冷却ユニット装着時)、図3は第1の実施例による冷却ユニット構成図である。
ここで、1001は撮像素子、1002は前記撮像素子(1001)の熱を放出するための放熱板、1003はカメラ外カバー、1015はバッテリーである。1004は前記バッテリー(1015)の熱を遮蔽するための仕切板(固定側)、1005は同様に前記バッテリー(1015)の熱を遮蔽するための仕切板(可動側)であり、仕切板(1005)は上下にスライド開閉する構成になっている。ここで、上記2つの仕切板は、断熱材等で構成されており、仕切板を通して熱を伝えにくい材質である。
また、1006は、前記仕切板(1005)の開閉を検出する開閉検出手段1(光検出ユニット)であり、ここでは、光の投受光により検出可能な光検出ユニットで構成されており、1007は、前記開閉検出手段1(光検出ユニット)(1006)の発した光を反射するための開閉検出手段2(光検出用反射板)である。
更に、1008はバッテリーフタ、1009はバッテリーフタヒンジ軸であり、後述する構造により、前記バッテリーフタ(1008)は、バッテリーフタヒンジ軸(1009)を中心に回動開閉可能であると同時に、取り外し可能な構成となっている。
1010はバッテリー/冷却ユニット判別用端子(カメラ側)、1011は電源+端子、1012は電源−端子、1013はバッテリー+端子、1014はバッテリー−端子であり、バッテリー1015からの電源をカメラ本体に供給する。と同時に、バッテリー/冷却ユニット判別用端子(1010)は、バッテリー/冷却ユニットのどちらが装着されたかを判別用するための信号を伝達する端子であるが、バッテリー1015には判別端子が無いため、信号が無い場合はバッテリー1015が装着されたと判断する。
また、1016は冷却ユニットであり、前記バッテリーフタ(1008)をはずした状態で、図のようにバッテリー装着部へ挿入することが可能である。ここで、1017はバッテリー/冷却ユニット判別用端子(冷却ユニット側)、1018はバッテリー+端子(冷却ユニット内蔵バッテリー用)、1019はバッテリー−端子(冷却ユニット内蔵バッテリー用)1021は、冷却ユニット内蔵バッテリー、1022は冷却ユニット制御・電源回路である。これにより、冷却ユニット内蔵バッテリー1021からカメラへ電源を供給すると同時に、バッテリー/冷却ユニット判別用端子(冷却ユニット側)(1017)からバッテリー/冷却ユニット判別用端子(1010)へ信号を伝達することにより、カメラ本体に冷却ユニット(1016)が装着されたことを検出する。更に1020は冷却接点、1023はペルチェ素子である。ここで、冷却接点(1020)は、前記ペルチェ素子で冷やされた面と前記放熱板(1020)に接しており、撮像素子1001から放出される熱を強制冷却することが可能となる。
なお、冷却ユニット(1016)は、図2のように、挿入時に仕切板(可動側)(1005)を押し上げることのできる段差が形成されており、冷却ユニット(1016)挿入によって、仕切板(可動側)(1005)が開く構成になっている。更に冷却ユニット(1016)を引き抜いた際は、後述するバネ機構により、閉状態に戻る構造である。
上記構成により、バッテリー(1015)を挿入した際は、仕切板(可動側)(1005)が閉状態となり、バッテリー(1015)の熱を撮像素子から遮断する。また、冷却ユニット(1016)を挿入した際は、仕切板(可動側)(1005)が開状態となってペルチェ素子(1023)により冷却接点(1020)を介して撮像素子(1001)を強制冷却することができる。
次に、上記仕切板(可動側)(1005)の開閉機構について詳細を説明する。
図4は第1の実施例によるカメラのバッテリー収納部分解図、図5は第1の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図(A視図)であり、いずれもカメラ底面が上方向となるよう書かれた図である。
ここで、1031はバッテリーホルダーで、バッテリー収納部である内部部品、1028はヒンジ板金、1026は、前記ヒンジ板金(1028)に一体となって配置され、前記バッテリーフタヒンジ軸(1009)が固定されるヒンジ穴である。また、前記ヒンジ板金(1028)は、止めネジ(1024)によってヒンジ板金(1028)に設けられた2つのネジ貫通穴(1027)を通して前記バッテリーホルダー(1031)の2つのネジ穴(1032)に固定されている。
また、1029は引っ張りバネ、1025は前記ヒンジ板金(1028)に一体となって配置されているフック1。1030は、前記仕切板(1005)に一体となって配置されるフック2、1034は前記バッテリーホルダー(1031)に一体となって配置されている仕切板ガイドレールである。
なお、1033はフタヒンジ軸収納レバーである。このレバーを矢印方向へスライドさせることにより、バッテリーフタヒンジ軸(1009)を矢印方向へ収納することができる。これにより、フタヒンジ軸収納レバー(1033)をスライドさせることによりバッテリーフタ(1008)が着脱可能となる。なお、この部分の詳細機構については、一般的なカメラの機構なので省略する。
以上の構成により、仕切板(可動側)(1005)は、図5における仕切板開閉方向矢印(1037)へスライド可能であり、外力が無ければ引っ張りバネ(1029)付勢方向(閉方向)に固定されている。
次に、本システムの回路構成を説明する。図6は第1の実施例によるカメラ冷却システムのブロック図である。
ここで、1101はカメラ本体、1102はレンズユニット、1103は撮像素子、1104は画像処理回路、1105はカメラ電源回路、1106は画像記録回路、1107はカメラ制御回路、1108は仕切板開閉検知手段、1109はバッテリー、1110は冷却ユニット、1111は冷却ユニット制御回路、1112は冷却ユニット電源回路、1113は冷却ユニット内蔵バッテリー、1114はペルチェ素子である。
ここで、レンズユニット(1102)を介して結像した像は、撮像素子(1103)で光電変換されて画像処理回路(1104)にて画像処理され、画像記録回路(1106)にてメモリーカード等に記録される。また、カメラ電源回路(1105)は、各回路に電源を供給する回路であり、図6の+端子、−端子を通してバッテリー等からの電源を入力し、それぞれのユニットに必要な電圧に変換して供給している。一方、カメラ制御回路(1107)は、各回路を統合的に制御するものである。なお、仕切板開閉検出手段(1108)の信号は、このカメラ制御回路(1107)に入力される。
一方、冷却ユニット(1110)においては、冷却ユニット制御回路(1111)によってペルチェ素子を駆動すると同時に、バッテリー/冷却ユニット判別端子を介して、冷却ユニット装着検出信号をカメラ本体へ送信する。また、冷却ユニット内蔵バッテリー(1103)は、冷却ユニット電源回路(1112)を介してペルチェ素子に電力を供給すると同時に、+/−端子を介してカメラ本体へも電力を供給する。
図7はカメラ制御回路(1107)における第1の実施例によるカメラ冷却システムのフローチャートである。以降、このフローを説明する。
まず、カメラのメインSWがONであるかどうかを判別し(S102)、ONの場合はS103に進み、OFFの場合はSTART(S101)に戻る。S103においては、バッテリーが装着されたかどうかを判断し、装着された場合はS107に進み、装着されてない場合は仕切板が開いているかどうかを判断し(S104)、開いている場合はエラー表示を行い(S106)、START(S101)に戻る。仕切板が閉じている場合は、通常モードに設定し(S105)、START(S101)に戻る。S107においては、冷却ユニットが挿入されたかどうかを判断し(107)、挿入された場合はS108へ進み、挿入されてない場合はSTART(S101)に戻る。S108においては、仕切板は開いているかどうかを判断し、開いている場合は、冷却モードに設定し(S109)、開いてない場合はエラー表示を行い(S106)、START(S101)に戻る。
ここで、冷却モードについて説明する。
まずペルチェ素子を駆動し、冷却ユニットからカメラ本体へ電源供給を行う。更に、連続動画撮影時間を延長する。これは、撮像素子を冷却しているため連続撮影時間が長くなっても撮像素子の温度上昇を抑えることができるからである。また、ISO感度とゲインの上限値を上げる。これは、冷却効果で撮像素子のノイズが少ないため、ISO感度とゲインの上限値を上げてもノイズが目立たないからである。
以上のフローにより、バッテリーが装着され、仕切板が閉状態の場合は通常モード。冷却ユニットが装着され、仕切板が開状態の場合は冷却モード。仕切板が上記条件以外の場合は、仕切板動作不良とみなしてエラー表示。これらの動作が実行される。
第2の実施例について説明する。
図8は第2の実施例によるカメラの構成図(バッテリー装着時)、図9は第2の実施例によるカメラの底面図(仕切板動作図)(バッテリーフタをはずした状態)、図10は第2の実施例によるカメラの構成図(冷却ユニット装着時)、図11は第2の実施例による冷却ユニット構成図である。
ここで、1050はカメラ外カバー、1051は放熱板、1052は仕切板(閉状態)、1052_opは仕切板(開状態)、1053はバッテリーフタ、1054はバッテリーフタヒンジ軸、1055はバッテリーフタヒンジ板金、1056はバッテリーフタヒンジ板金を止める、止めネジ、1057は仕切板を手動で動かすための仕切板取手、1058は開閉検出手段2(光検出用反射板)、1059は開閉検出手段1(光検出ユニット)、1060は仕切板ヒンジ軸、1061は冷却ユニット、1062はペルチェ素子、1063は冷却接点である。
次に、上記構成における動作を説明する。なお、実施例1と同一構造に関しては説明を省略する。
図9において、仕切板(1052)は、第1の実施例同様、バッテリー収納部の熱を遮蔽するためのものであり、本実施例においては、仕切板ヒンジ軸(1060)を中心に手動で回動することにより開閉する構成になっている。なお、開閉動作については、後述する反転バネ構造により開閉状態に付勢される。
また、図10において、冷却ユニット(1061)が挿入された状態では、ペルチェ素子(1062)から冷却接点(1063)を介して放熱板(1051)を冷却する。
次に、上記仕切板(1052)の開閉機構について詳細を説明する。
図12は第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部分解図、図13は第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図(断面図)、図14は第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部動作図(斜視図)。図15は第2の実施例によるカメラのバッテリー収納部形状詳細図である。
ここで、1064はフタヒンジ軸収納レバー、1065はバッテリーフタヒンジ板金、1066はネジ貫通穴、1067は仕切板ヒンジ穴、1068は仕切板ヒンジ軸、1069は反転ブロック、1070はネジ穴、1071は反転板バネ固定穴、1072は仕切板ヒンジ穴、1073は反転板バネ、1074はバッテリーホルダーである。
次に、上記構成の詳細を説明する。なお、実施例1と同一構造に関しては説明を省略する。
図12において、仕切板(1052)に設置された仕切板ヒンジ軸(1068)は、バッテリーフタヒンジ板金(1055)に設置された仕切板ヒンジ穴(1067)に勘合。一方対向側の仕切板ヒンジ軸(1060)は、仕切板ヒンジ穴(1072)に勘合している。ここで、仕切板ヒンジ軸(1060)には、反転ブロック(1069)が固定されている。また、反転板バネ(1073)は、バッテリーホルダー(1074)に設置された反転板バネ固定穴(1071)に固定されている。
ここで、図13、図14を用いて上記構成における仕切板(1052)の動作を説明する。反転ブロック(1069)は、プラスチック又は金属の部品であり、2つの平面を有しており、通常はどちらかの平面に、反転板バネ(1073)が常に当接している状態である。図13、図14において、仕切板(開状態)(1052)の位置では、前記反転ブロック(1069)の1平面が、反転板バネ(1073)に当接して押し当てられているため、仕切板は閉状態に保持される。一方手動で仕切板(開状態)(1052_op)に回動させると、反転ブロック(1069)の角を乗り越え、もう一方の平面が反転板バネ(1073)に当接して押し当てられ、仕切板は開状態に保持される。
更に、図15はバッテリー挿入部を底面から見たバッテリー収納部形状詳細図である。4つの図のうち上の2つはそれぞれバッテリー(1015)単体の形状と、冷却ユニット(1061)単体の形状である。また下の2つは、左が仕切板(1052)を閉じた状態、右が仕切板(1052_op)を開いた状態である。
ここで、バッテリー(1015)は、右側に切り欠きがある形状となっている。一方冷却ユニット(1061)は、図において縦方向長さがバッテリー(1005)より短い寸法となっており、更に右側面には冷却接点(1063)が設置されている。これにより、仕切板閉状態(1052)では、バッテリー(1015)は挿入可能であるが、冷却ユニット(1061)は、仕切板(1052)に右側面が当接してしまい挿入できない。また、仕切板開状態(1052_op)では、冷却ユニット(1061)は挿入可能であるが、バッテリー(1015)は仕切板(1052_op)に下側面が当接してしまい挿入できない。
上記構成により、仕切板開閉状態によるバッテリー(1015)及び冷却ユニット(1061)の挿入可否が正しい関係で、それぞれを装着できる。
なお、回路系、フローチャートに関しては、第1の実施例と同一のため説明は省略する。
1001 撮像素子、1002 放熱板、1003 カメラ外カバー、
1004 仕切板(固定側)、1005 仕切板(可動側)、
1006 開閉検出手段1(光検出ユニット)、
1007 開閉検出手段2(光検出用反射板)、1008 バッテリーフタ、
1009 バッテリーフタヒンジ軸、
1010 バッテリー/冷却ユニット判別用端子(カメラ側)、1011 電源+端子、
1012 電源−端子、1013 バッテリー+端子、1014 バッテリー−端子、
1015 バッテリー、1016 冷却ユニット、
1017 バッテリー/冷却ユニット判別用端子(冷却ユニット側)、
1018 バッテリー+端子(冷却ユニット内蔵バッテリー用)、
1019 バッテリー−端子(冷却ユニット内蔵バッテリー用)、1020 冷却接点、
1021 冷却ユニット内蔵バッテリー、1022 冷却ユニット制御・電源回路、
1023 ペルチェ素子、1024 止めネジ、1025 フック1、
1026 ヒンジ穴、1027 ネジ貫通穴、1028 バッテリーフタヒンジ板金、
1029 引っ張りバネ、1030 フック2、1031 バッテリーホルダー、
1032 ネジ穴、1033 フタヒンジ軸収納レバー、
1034 仕切板ガイドレール、1035 フタヒンジ軸収納レバー操作方向矢印、
1036 バッテリーフタヒンジ軸収納方向矢印、1037 仕切板開閉方向矢印、
1101 カメラ本体、1102 レンズユニット、1103 撮像素子、
1104 画像処理部、1105 カメラ電源回路、1106 画像記録回路、
1107 カメラ制御回路、1108 仕切板開閉検知手段、1109 バッテリー、
1110 冷却ユニット、1111 冷却ユニット制御回路、
1112 冷却ユニット電源回路、1113 冷却ユニット内蔵バッテリー、
1114 ペルチェ素子、1050 カメラ外カバー、1051 放熱板、
1052 仕切板(閉状態)、1052_op 仕切板(開状態)、
1053 バッテリーフタ、1054 バッテリーフタヒンジ軸、
1055 バッテリーフタヒンジ板金、1056 止めネジ、1057 仕切板取手、
1058 開閉検出手段2(光検出用反射板)、
1059 開閉検出手段1(光検出ユニット)、1060 仕切板ヒンジ軸、
1061 冷却ユニット、1062 ペルチェ素子、1063 冷却接点、
1064 フタヒンジ軸収納レバー、1065 バッテリーフタヒンジ板金、
1066 ネジ貫通穴、1067 仕切板ヒンジ穴、1068 仕切板ヒンジ軸、
1069 反転ブロック、1070 ネジ穴、1071 反転板バネ固定穴、
1072 仕切板ヒンジ穴、1073 反転板バネ、1074 バッテリーホルダー

Claims (17)

  1. 発熱素子に装着された発熱素子放熱板と、バッテリー又は冷却アダプターを装着可能なバッテリー収納部と、前記バッテリー収納部へ装着可能な冷却アダプターと、バッテリー収納部と発熱素子放熱板を熱的に遮断する開閉可能な仕切板と、冷却アダプターの冷却部と発熱素子放熱板を熱的に接続する熱接続手段を有するカメラにおいて、
    バッテリー収納部へバッテリーを装着する場合は、仕切板を閉状態、冷却アダプターを装着する場合は仕切板を開状態にすることにより、バッテリーを装着した場合は、バッテリー収納部から発熱素子収納部への熱の流入を防ぎ、冷却アダプターを装着した場合は、冷却アダプターの冷却部から上記熱接続手段を介して発熱素子放熱板を冷却することを特徴とする冷却システム。
  2. バッテリー収納部に、バッテリー及び冷却ユニットどちらが装着されたかを検出する装着検出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記仕切板開閉検出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  4. 前記装着検出手段により、バッテリー装着が検出され、かつ前記仕切板開閉検知手段により仕切板が閉状態であることが検出された場合は、自然放熱モードに設定。前記装着検出手段により、冷却ユニット装着が検出され、かつ前記仕切板開閉検出手段により仕切板が開状態であることが検出された場合は、強制冷却モードに設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の冷却システム。
  5. 前記強制冷却モード時は、前記自然放熱モード時よりISO感度上限設定値を上げることを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  6. 前記強制冷却モード時は、前記自然放熱モード時より連続動画録画時間を延長することを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  7. 前記強制冷却モード時は、前記自然放熱モード時よりゲイン上限設定値を上げることを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  8. 前記強制冷却モード時は、強制冷却機能を駆動することを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  9. 強制冷却機能は、ペルチェ素子駆動機能又は空冷機能であることを特徴とする請求項8に記載の冷却システム。
  10. 前記強制冷却モード時は、前記冷却ユニット内の電源から本体へ電源供給することを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  11. 前記装着検出手段により、バッテリー装着が検出され、かつ前記仕切板開閉検出手段により仕切板が開状態であることが検出された場合。又は前記装着検出手段により、冷却ユニット装着が検出され、かつ前記仕切板開閉検知手段により仕切板が閉状態であることが検出された場合は、エラー警告表示を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の冷却システム。
  12. 前記仕切板は、冷却ユニットの挿入に連動して開閉することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  13. 冷却ユニットの挿入に連動して開閉する機構は、仕切板が冷却ユニットの一部に当接してスライドすることにより仕切板が開くことを特徴とする請求項12に記載の冷却システム。
  14. 前記仕切板は、バネにより閉方向に付勢されていることを特徴とする請求項13に記載の冷却システム。
  15. 前記仕切板は、バッテリー装着方向の回転軸を中心に回動することにより開閉動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  16. 前記仕切板の回動開閉は、反転バネで負勢させることを特徴とする請求項15に記載の冷却システム。
  17. 前記仕切板を開状態にした際は、バッテリーが装着不可、且つ冷却ユニットが装着可能。前記仕切板を閉状態にした際は、バッテリーが装着可能、且つ冷却ユニットが装着不可であることを特徴とする請求項15に記載の冷却システム。
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