JP2017032112A - 転がり軸受の異常検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転がり軸受から発生する摩耗粉(鉄粉等)等の異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入することを、より確実に防止する。【解決手段】内輪2及び外輪1との間の軸受空間内から前記軸受空間外への潤滑油の通過を許容し金属片の通過を阻止するフィルタFと、フィルタFに設けられ互いに間隔を置いて配置される対の永久磁石51a,51bと、対の永久磁石51a,51bをそれぞれ電極として両電極からそれぞれ配線が伸びて電源に至る電気回路60と、対の永久磁石51a,51b間への金属片の付着に伴う電気回路60の電気的出力の変化を検出することによって潤滑油に含まれる金属片の状態を検知する出力検出装置71とを備える転がり軸受の異常検知装置とした。【選択図】図1

Description

この発明は、オイル潤滑される転がり軸受の異常検知装置に関するものである。
輸送機器や産業機械、その他各種機器の可動部には、転がり軸受が組み込まれている。このような機器の中には、油潤滑される転がり軸受以外に潤滑が必要な作動機構部を有し、その作動機構部と転がり軸受とが、共通のオイルで潤滑される構造となっているものがある。作動機構部としては、例えば、ギヤ同士の噛み合い部分や部材同士の摺接部分等が挙げられる。
例えば、オイルポンプ等は、機器の内部に転がり軸受と作動機構部とを有している。また、特に、オイルポンプは、その転がり軸受と作動機構部とを備えた機器の外部にある他の作動機構部に向かって、内部の潤滑油を送り出す機能を備えている。
ところで、転がり軸受の軸受空間からは、摩耗粉(鉄粉等)等の異物が発生することがある。この異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入すると、異物の噛み込みによって、機器の耐久性を低下させる場合がある。また、場合によっては、機器の動作不良・故障・破損に繋がることもある。
そこで、例えば、特許文献1には、鉄粉等からなる異物が循環経路内に流通する潤滑油に混入した場合に、その異物をセンサが備える磁石に吸着させ、吸着した異物が堆積していくことにより金属製のケーシングと磁石とが電気的に導通した場合に、警報を発信する潤滑油の鉄粉汚濁検知方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−280180号公報
上記のように、転がり軸受から発生する摩耗粉(鉄粉等)等の異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入することは好ましくない。特に、オイルポンプ用の転がり軸受において、軸受から発生する大きな剥離片は、そのオイルポンプ自身の作動機構部や、そのオイルポンプによって送り出される潤滑油の循環経路内にある他の作動機構部の部品に対して、動作不良・故障・破損の原因となる。このため、転がり軸受内からの異物の流出防止や、その異物が発生した際の異物の検出が必要となる。
上記特許文献1に記載の技術では、センサが備える磁石は、潤滑油の循環経路内に臨んでいる。しかし、この技術では、循環経路内の潤滑油に含まれる異物の多くは、センサの磁石に吸着することなく、その傍らを通過してしまう可能性がある。また、特許文献1に記載の技術では、異物の捕捉は、潤滑油内の異物の混入度合いを検知するのに必要な最小限度の量にとどまり、その結果、残りの異物の作動機構部への侵入を阻止できないという問題もある。
そこで、この発明の課題は、転がり軸受から発生する摩耗粉(鉄粉等)等の異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入することを、より確実に防止することである。
上記の課題を解決するために、この発明は、内輪及び外輪と、前記内輪と前記外輪との間の軸受空間に配置される転動体と、前記軸受空間内からの潤滑油の通過を許容し金属片の通過を阻止するフィルタと、前記フィルタに設けられ互いに間隔を置いて配置される対の永久磁石と、前記対の永久磁石をそれぞれ電極として両電極からそれぞれ配線が伸びて電源に至る電気回路と、前記対の永久磁石間への金属片の付着に伴う前記電気回路の電気的出力の変化を検出することによって潤滑油に含まれる金属片の状態を検知する出力検出装置と、を備える転がり軸受の異常検知装置を採用した。
このとき、前記対の永久磁石の間に隙間を介して磁性材料が配置される構成を採用することができる。
また、前記フィルタは潤滑油流通用の貫通穴を備え、前記対の永久磁石は、前記貫通穴を挟んで両側に配置される構成を採用することができる。
これらの各構成において、前記出力検出装置が検知する電気的出力は、前記電気回路における電圧の分圧出力である構成を採用することができる。
また、これらの各構成において、前記対の永久磁石からなる電極を複数組配置し、その複数組の電極は、互いに電極間の隙間を異ならせている構成を採用することができる。
さらに、これらの各構成において、前記対の永久磁石は、その表面に電気導電性の被覆層を備え、前記被覆層と前記電気回路の一部を構成する回路基板の端子とが電気的に接続されている構成を採用することができる。
前記出力検出装置は、電気的出力と所定の閾値に基づいて異常状態を判定する構成を採用することができる。
前記出力検出装置が異常状態と判定した情報を記憶するデータ蓄積手段(データ蓄積用サーバ)と、前記データ蓄積手段が記憶する過去の判定の情報によって、異常状態の経時変化を確認する経時変化確認手段とを備える構成を採用することができる。
この発明は、転がり軸受の軸受空間内から軸受空間外への潤滑油の通過を許容し金属片の通過を阻止するフィルタに、互いに間隔を置いて配置される対の永久磁石を設けて、その対の永久磁石をそれぞれ電極として両電極からそれぞれ配線が伸びて電源に至る電気回路と、前記対の永久磁石間への金属片の付着に伴う前記電気回路の電気的出力の変化を検出することによって潤滑油に含まれる金属片の状態を検知する出力検出装置とを備えたので、転がり軸受から発生する鉄粉や剥離片等の異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入することをより確実に防止できるとともに、電気的な変化により転がり軸受の異常検知ができるので、各部品の故障を未然に防止することができる。
この発明の一実施形態を示し、(a)は転がり軸受を複数備えた軸受ユニットにフィルタを取り付けた側面図、(b)は縦断面図 フィルタの要部を示し、(a)はセンサ出力が1系統である場合、(b)はセンサ出力が3系統である場合の側面図 センサ出力が3系統の場合を示し、永久磁石からなる電極間に磁性材料を配置した例を示す要部拡大図 鉄粉の吸着状態のモデルを示す基板及び電極の概略断面図 センサ出力が1系統の場合の電気出力を示すグラフ図 センサ出力が3系統の場合の電気出力を示すグラフ図 (a)はセンサ出力が1系統の場合の電気回路図、(b)はセンサ出力が3系統の場合の電気回路図
この発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態は、転がり軸受の異常検知装置を備えたオイルポンプ装置10である。
オイルポンプ装置10は、機器の内部に転がり軸受を複数備えた軸受ユニット20と、オイルポンプの作動機構部30とを有している。
軸受ユニット20は、ハウジング11の内部に、油潤滑される3つの転がり軸受21,22,23を並列して備えている。これらの転がり軸受21,22,23によって、オイルポンプの作動機構部30に通じる軸部材32を、固定のハウジング11に対して軸周り回転自在に支持されている。
各転がり軸受21,22,23は、外側軌道輪1と内側軌道輪2の各軌道面1a,2aの間に、転動体3が組み込まれている。転動体3は、保持器4によって周方向に保持されている。以下、外側軌道輪1を外輪1と、内側軌道輪2を内輪2と称する。
外輪1はハウジング11の内径面に圧入されて、そのハウジング11に対して相対回転不能に固定されている。内輪2は、軸部材32の外周に圧入されて、その軸部材32に対して相対回転不能に固定されている。
この実施形態では、転がり軸受21,22,23として、転動体3として円すいころを用いた円すいころ軸受を採用しているが、円すいころ軸受以外の転がり軸受を採用してもよく、また、その転がり軸受21,22,23の並列数は、装置の仕様に応じて自由に設定できる。
オイルポンプの作動機構部30は、ポンプケーシング内に互いに相対回転することにより潤滑油を循環経路へ送り出すポンプ用ロータ(図示せず)を備える。ポンプ用ロータは、軸部材32の端部に設けた接続部材31に接続され、これにより、軸部材32の軸周りに回転可能な状態である。ロータへの駆動力は、図示しない駆動源から別途のルートで入力される。
図1に示すように、並列する転がり軸受21,22,23のうち軸方向一方側、すなわち、作動機構部30寄りの2つの転がり軸受21,22は、円すいころの小径側端面同士が軸方向に沿って同じ側、すなわち、作動機構部30の反対側になるように配置されている。
また、並列する転がり軸受21,22,23のうち軸方向他方側、すなわち、作動機構部30から最も遠い転がり軸受23は、円すいころの小径側端面が作動機構部30側になるように配置されている。すなわち、転がり軸受21,22と転がり軸受23とは、円すいころの小径側端面同士が背面合わせになるように配置されている。このため、内輪2の軌道面2aと外輪1の軌道面1aとは、3列の転がり軸受21,22,23のうち一方側の二つは、軸方向一方側から他方側へ向かって互いの距離が狭まるように設けられ、他方側の一つは、軸方向一方側から他方側へ向かって互いの距離が拡がるように設けられている。
図1に示すように、軸方向に隣り合う転がり軸受21,22,23同士の間には、間座5,6,7が配置されている。
並列する転がり軸受21,22,23のうち軸方向一方側の2つの転がり軸受21,22の間には、内径側に、両側の内輪2,2の端面に当接する間座5が、外径側に、両側の外輪1,1の端面に当接する間座6が配置されている。
また、並列する転がり軸受21,22,23のうち軸方向他方側の2つの転がり軸受22,23の間には、内径側に、両側の内輪2,2の端面に当接する間座が、外径側に、両側の外輪1,1の端面に当接する間座7が配置されている。図1では、転がり軸受22,23の間における内径側の間座は図示していないが、転がり軸受22,23の周方向に沿って、潤滑油の循環経路13bの外径側の開口部以外の部分に、間座が配置されている。
並列する転がり軸受21,22,23の両端は、軸方向一方側では、軸部材32の端部に設けたフランジ状の接続部材31の端面によって、また、軸方向他方側では、押え部材8の端面によって、軸部材32に対して軸方向へ動かないように固定されている。これらの接続部材31と押え部材8との固定によって、各円すいころ軸受には予圧が付与されている。
転がり軸受21,22,23によってハウジング11に支持された軸部材32は、オイルポンプの作動機構部30に接続されている。また、オイルポンプは、外部にある他の作動機構部に向かって、内部の潤滑油を送り出す機能を備えている。送り出した潤滑油は、潤滑油の通路に沿って流れて各部の作動機構部を潤滑した後、やがてオイルポンプに戻ってくる。
また、このオイルポンプにおいては、ポンプ内の作動機構部30と軸受ユニット20とが、共通の潤滑用のオイルで潤滑されるようになっている。オイルポンプ側の作動機構部30と軸受ユニット20側の軸受空間とは、潤滑油の循環経路12,13で連通している。また、その潤滑油は、外部の作動機構部にも送り出される。
この実施形態において、循環経路13は、オイルポンプ側から軸部材32の軸心と同心となるように軸心方向に沿って設けられた軸方向潤滑経路13aと、その潤滑経路13aの端部から半径方向外側へ伸びて、軸部材32の外周面に開口する径方向潤滑経路13bを備える。径方向潤滑経路13bは、転がり軸受22,23の間に挟まれた環状空間Cに開口しているので、この環状空間Cを介して、循環経路13は、軸方向一方側(図中左側)へは転がり軸受21,22の各軸受空間に連通し、軸方向他方側(図中右側)へは転がり軸受23の軸受空間に連通している。
環状空間Cを経て、転がり軸受23の軸受空間を通過した潤滑油は、転がり軸受23の軸方向他端側の軸受空間の開口を通じて、転がり軸受23の軸方向他端側に設けられたハウジング端部空間Bに入り込む。その後、ハウジング11に形成された潤滑油の循環通路12によって、オイルポンプの作動機構部30側へと戻っていく。
循環通路12は、ハウジング端部空間Bから半径方向外側へ伸びる径方向潤滑経路12bと、その径方向潤滑経路12bから軸部材32の軸心方向に沿って設けられた軸方向潤滑経路12aとを備える。
また、環状空間Cを経て、転がり軸受22,21の軸受空間を通過した潤滑油は、転がり軸受21の軸方向一端側の軸受空間の開口を通じて、オイルポンプの作動機構部30側へと戻っていく。
これにより、オイルポンプの作動機構部30と、軸受ユニット20の転がり軸受21,22,23が、共通の潤滑油によって潤滑される。
ところで、転がり軸受21,22,23の軸受空間からは、摩耗粉(鉄粉等)等の異物が発生することがある。この異物が、オイルポンプの作動機構部30や、循環経路途中の他の作動機構部に侵入することは好ましくない。そこで、転がり軸受21の軸方向一端側の軸受空間の開口、及び、転がり軸受23の軸方向他端側の軸受空間の開口には、それぞれフィルタF付きのシールリング40が取付られている。どちらのシールリング40も、以下に示すように、共通の構造となっている。
シールリング40は、転がり軸受21,23の軸受空間の各対応する側の開口を覆うように取付けられる。その開口は、外輪1と内輪2の軌道面1a,2aに沿って環状に形成されているので、それを覆うシールリング40も環状を成すものとなっている。
また、この実施形態では、シールリング40は合成樹脂の成形品からなる。その樹脂製のシールリング40が、内輪2の大つばと外輪1の内径面の大径側端部との間に取付けられている。
なお、外輪1は静止側、内輪2は回転側であり、シールリング40は固定側である外輪1に嵌合等により固定されるが、このシールリング40を、回転側である内輪2に嵌合等により固定することも可能である。
シールリング40は、図1に示すように、外輪1に係止される係止部42と、その係止部42から内径側に向かって立ち上がる壁部41と、その壁部41から伸びて内輪2の外径面に対向する内側円筒部43とを備える。係止部42は円筒状であり、その円筒状の係止部42が、外輪1の内径面に圧入される。係止部42の外径面に設けた突起等が、外輪1の内径面の大径側端部に設けたシール溝等に嵌合して、互いに固定されるようにしてもよい。内径寄りの内側円筒部43は、内輪2の大つば外径面に摺接するか、または、わずかな隙間を介して対向する。
シールリング40の壁部41には、多数の貫通穴44が設けられている。これらの多数の貫通穴44によって、転がり軸受21,22,23の軸受空間からの異物の通過を阻止し、潤滑油の通過は許容される。貫通穴44の内径の最大値は、作動機構部30側へ侵入しても影響がない程度の異物の通過は許容されるよう、適宜の寸法に設定される。
シールリング40のフィルタFの内側には、互いに間隔を置いて配置される対の永久磁石Ma,Mb(51a,51b;52a,52b;53a,53b)が設けられている。また、その対の永久磁石Ma,Mbをそれぞれ電極として、両電極からそれぞれ配線が伸びて電源に至る電気回路60、及び、その電気回路60を制御する制御手段70が設けられている。
永久磁石Ma,Mbや、それに接続される通電用の配線は、基板50に設置されている。また、電気回路60の配線の一部は、その基板から転がり軸受21,23の外部に引き出され、その引き出された一部の電気回路60と制御手段70は、ハウジング11やその周辺のフレーム等の不動の部材に取付られている。
永久磁石Ma,Mbは、鉄粉や鉄片等の異物の吸着と、それを検知する電気回路60の電極の機能を兼ねる。すなわち、永久磁石Ma,Mbは、金属を吸着する磁力を備えるとともに、少なくともその表面は電気が導通する素材で構成された被覆層(導通層)を備えている。この被覆層と電気回路60の配線や端子とが電気的に接続されている。
永久磁石Ma,Mbの素材としては、例えば、Nd系にニッケルメッキ(表面処理)を施したものを使用することができる。このような永久磁石Ma,Mbによれば、基板50に設けられたパターンに配線を半田付けすることが可能である。また、ニッケルメッキであれば電気導電性に優れるので、異物の吸着を検知する性能が高まる。永久磁石Ma,Mbの表面に設けられる被覆層の素材として、さらにふさわしくは、金,銀,銅などのメッキ(表面処理)でもよい。また、永久磁石Ma,Mbの素材全体が電気導電性を備えるものを採用してもよい。
図2(a)の配線例、図2(b)の配線例に示すように、永久磁石Ma,Mbは、基板50に設けられた孔54を挟んで両側において、その基板50に固定される。孔54は、フィルタF側の貫通穴44の位置に合致する位置となっているので、永久磁石Ma,Mbは、フィルタFの潤滑油流通用の貫通穴44を挟んで両側に配置されることになる。ここでは、永久磁石Ma,Mbは転がり軸受の周方向に沿って孔54を挟んで両側に配置されているが、場合によっては、永久磁石Ma,Mbを転がり軸受の半径方向に沿って、孔54を挟んで両側に配置する構成としてもよい。
また、基板50は、異物をより効率よく吸着させる観点から、シールリング40の壁部41の表裏面のうち、軸受空間側に固定されることが望ましい。
なお、図3に示すように、永久磁石Ma,Mbの間に、金属や磁石等の磁性材料51c,52c,53cを設けてもよい。磁性材料51c,52c,53cは、対の永久磁石Ma,Mbの間に、それぞれに対して隙間を介して配置される。永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cの間には、一定の隙間が設けられる。この磁性材料51c,52c,53cを設けることにより、図4に示すように、異物の吸着性能を高めることができる。
電気回路60の配線は、図2(a)の配線例では、基板50の電気回路60上に、固定抵抗器59を配置している。固定抵抗器59の一端は、基板50上のパターンで形成された配線56を介して入力端子(電源)62に接続され、他端は、基板50上のパターンで形成された配線57に接続されている。また、その配線57の反対側の端部は、一方の永久磁石Mbに接続されている。一方の永久磁石Mbは3つ配置されているので、配線57は途中で1本から3本に分岐して、その分岐したそれぞれが各永久磁石Mbに接続されている。
他方の永久磁石Maには、基板50上のパターンで形成された配線58に接続されている。他方の永久磁石Maは3つ配置されているので、配線58は途中で1本から3本に分岐して、その分岐したそれぞれが他方の永久磁石Maに接続されている。配線58の反対側の端部は、アースとしてGND端子64に接続されている。
また、配線57は、一方の永久磁石Mbへの3本の配線の分岐部と固定抵抗器59の間で分岐し、その分岐した配線が出力端子61に接続されている。この出力端子61は、分圧回路の一部を構成している。これにより、図2(a)の配線例では、1系統のセンサ出力を得ることができる。
図2(b)の配線例では、基板50の電気回路60上に、3つの固定抵抗器59a,59b,59cを配置している。各固定抵抗器59a,59b,59cの一端は、それぞれ基板50上のパターンで形成された配線56を介して入力端子(電源)62に接続され、他端は、それぞれ基板50上のパターンで形成された配線57に接続されている。並列する3本の配線57の反対側の端部は、それぞれ各永久磁石Mbに接続されている。
他方の永久磁石Maには、基板50上のパターンで形成された配線58に接続されている。他方の永久磁石Maは3つ配置されているので、配線58は途中で1本から3本に分岐して、その分岐したそれぞれが他方の永久磁石Maに接続されている。配線58の反対側の端部は、アースとしてGND端子64に接続されている。
また、並列する3本の配線57は、それぞれ一方の永久磁石Mbと固定抵抗器59a,59b,59cの間で分岐し、その分岐した配線が出力端子61a,61b,61cに接続されている。この出力端子61a,61b,61cは、それぞれ独立した分圧回路の一部を構成している。これにより、図2(b)の配線例では、3系統のセンサ出力を得ることができる。
図7(a)に、センサ出力が1系統の場合の電気回路図を、図7(b)にセンサ出力が3系統の場合の電気回路図を示す。図7(a)において、固定抵抗器59の電気抵抗がR1、対の永久磁石51a,51b;52a,52b;53a,53b間の電気抵抗が、それぞれR2〜R4に相当する。図7(b)において、固定抵抗器59a〜59cの電気抵抗がR1〜R3、対の永久磁石51a,51b;52a,52b;53a,53b間の電気抵抗が、それぞれR4〜R6に相当する。
また、制御手段70は、入力端子(電源)62、GND端子64、出力端子61;61a,61b,61cから引き出されたケーブル63を通じて、この電気回路60を制御する。
また、制御手段70は、電気回路60の分圧回路を通じた出力を検出する出力検出装置71を備える。すなわち、対の永久磁石Ma,Mb間に、金属片等の異物が付着することに伴って、電気回路60の電気的出力の変化を検出するので、出力検出装置71は、その電気的出力の変化を取得することによって、潤滑油に含まれる金属片の状態を検知する。
前記出力検出装置が検知する電気的出力は、前記電気回路における電圧の分圧出力である。分圧出力は、例えば、入力端子(電源)62の電位をE(V)、GND端子64の電位を0(V)とした場合における、その間に位置する出力端子61;61a,61b,61cの電位で示される。
潤滑油が、転がり軸受の軸受空間内部を流れて、シールリング40のフィルタFの貫通穴44を通過する。潤滑油内に鉄粉や剥離片(鉄片)等の磁石に吸着する素材からなる異物が含まれた場合、その鉄粉や剥離片(鉄片)等が、永久磁石Ma,Mbに吸着して対向する対の電極間が電気的に短絡することによって、その電極間の抵抗値が小さくなる。
なお、鉄粉や剥離片(鉄片)等の付着状態によって、永久磁石Ma,Mb間の電気抵抗値は変化する。一般的な傾向としては、付着量が少ないと電流が通過し得る部分の断面積が小さいので抵抗値が大きく、付着量が多いと電流が通過し得る部分の断面積が大きいので抵抗値が小さくなる。
例えば、図4(a)から図4(b)に示すように、異物の吸着量が増えるにつれて、永久磁石Ma,Mb間の電気抵抗値は小さくなる。すなわち、出力端子61;61a,61b,61cの電位は徐々に小さくなり、これにより出力検出装置71が取得する出力電圧は小さくなる。このため、入力端子(電源)62の電位と、GND端子64の電位に対して、出力端子61;61a,61b,61cの電位(分圧出力)を比較することによって、異物の吸着量を推定できる。ある異物の吸着量に対して、どの程度の出力電圧(出力端子61;61a,61b,61cの電位=分圧出力)になるかは、予め実験等で算出しておくことができる。これらの情報は、後述のデータ蓄積手段72が記憶することができる。
このため、出力電圧に予め閾値を設けておき、出力端子61;61a,61b,61cからの電気的出力が閾値以下になった場合に、出力検出装置71は、転がり軸受を異常状態と判断するように設定しておけばよい。
また、制御手段70は、出力検出装置71が異常状態と判定した情報を記憶するデータ蓄積手段72と、データ蓄積手段72が記憶する過去の判定の情報によって、異常状態の経時変化を確認する経時変化確認手段73とを備えている。このため、どの程度の異物の吸着量に対して、どの程度の出力電圧(出力端子61;61a,61b,61cの電位=分圧出力)になるかを、また、異常状態に移行するまでの残りの稼働可能時間等を、軸受ユニット20毎に把握しやすい。
なお、図2(a)(b)に示す配線例のように、永久磁石Ma,Mb間に磁性材料51c,52c,53cを配置しない場合、実験の結果、異物は永久磁石Ma,Mbの表面に集中して付着する傾向がある。これに対し、図3に示す配線例のように、磁性材料51c,52c,53cを配置した場合、異物は永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cの両方に跨った状態に付着しやすい、という傾向があることがわかった。
この結果より、永久磁石Ma,Mb間の磁界の中に磁性材料51c,52c,53cがある方が、磁気的及び電気的な短絡を発生しやすいと判断できる。実際には、永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cの間には、異物の付着以外の要因によって電気的短絡を防止するのに必要充分な僅かな隙間を設定している。
また、この実施形態では、特に、対の永久磁石Ma,Mbからなる電極を複数組配置し、その複数組の電極は、互いに電極間の隙間を異ならせて配置している。具体的には、図2(a)(b)のそれぞれの配線例において、内径寄りの対の永久磁石Ma,Mb間の隙間よりも、外径寄りの対の永久磁石Ma,Mb間の隙間を大きく設定している。また、図3の配線例において、内径寄りの対の永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cとの間の隙間よりも、外径寄りの対の永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cとの間の隙間を大きく設定している。このため、様々な大きさの異物に対応して、対の永久磁石Ma,Mbに電気的短絡を適切に発生させることができる。
図5は、センサ出力が1系統の場合の出力電圧の変化を示すグラフ図、図6は、センサ出力が3系統の場合の出力電圧の変化を示すグラフ図である。
図5のように、センサ出力が1系統の場合、時間の経過とともに異物の付着量が増加し、その増加に応じて、出力電圧は減少していく。出力電圧が閾値以下となった場合、転がり軸受を異常状態と判定し、制御手段70は警報を発信する。
ここで、分圧回路の出力で電圧Voutは、入力電圧をVDDとした場合に、
Vout=[(R2〜R4)/{R1+(R2〜R4)}]×VDD
ただし、入力電圧VDDは、入力端子(電源)62の電位と、GND端子64の電位との差である。
図6のように、センサ出力が3系統の場合、時間の経過とともに異物の付着量が増加し、その増加に応じて、各分圧回路において出力電圧は減少していく。いずれかの分圧回路の出力電圧が閾値以下となった場合、又は、複数の分圧回路の出力電圧が閾値以下となった場合に、若しくは、全部の分圧回路の出力電圧が閾値以下となった場合に、転がり軸受を異常状態と判定し、制御手段70は警報を発信する。
ここで、分圧回路の出力で電圧Voutは、入力電圧をVDDとした場合に、
Vout1={(R4)/(R1+R4)}×VDD
Vout2={(R5)/(R2+R5)}×VDD
Vout3={(R6)/(R3+R6)}×VDD
ただし、入力電圧VDDは、入力端子(電源)62の電位と、GND端子64の電位との差である。
ここで、内径寄りの対の永久磁石Ma,Mb間の隙間よりも、外径寄りの対の永久磁石Ma,Mb間の隙間を大きく設定しているので、あるいは、磁性材料51c,52c,53cを配置する場合には、内径寄りの対の永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cとの間の隙間よりも、外径寄りの対の永久磁石Ma,Mbと磁性材料51c,52c,53cとの間の隙間を大きく設定しているので、
1.隙間の大きさ:(内径側)隙間1<(中間)隙間2<(外径側)隙間3
2.抵抗の大きさ:(内径側)R4<(中間)R5<(外径側)R6
3.短絡のはやさ:(内径側)出力1>(中間)出力2>(外径側)出力3
となって、その出力1〜3の変化の時期に差異が生じる。
この時期の差異により、潤滑油に含まれる異物の最大径がどの程度であるか、異物の混入度合いがどの程度進んでいるかを、制御手段70は推定することができる。例えば、出力1が閾値以下となった場合には、混入している異物の径はランク1、出力2が閾値以下となった場合には、混入している異物の径はランク1よりも大きいランク2、さらに、出力3が閾値以下となった場合には、混入している異物の径はランク2よりも大きいランク3である等の判定が可能である。
データ蓄積手段72や経時変化確認手段73は、これらの判定データの情報を記憶することにより、それらの情報を、次なる判定、警報発信の制御に活用することができる。
上記の実施形態では、フィルタFを、転がり軸受21,23の軸受空間の開口を覆うシールリング40に設けたが、フィルタFを設ける場所は、シールリング40以外でもよい。例えば、循環経路12,13の途中に異物を捕捉可能なフィルタFを設けて、そのフィルタFに、上記の各構成からなる異常検知装置を取り付けてもよい。
また、この発明の転がり軸受の異常検知装置は、オイルポンプ以外の装置にも適用できる。特に、この発明の転がり軸受の異常検知装置は、転がり軸受から発生する摩耗粉(鉄粉等)等の異物が、潤滑油の循環経路の途中にある作動機構部に侵入することを防ぐ必要がある種々の装置に適用できる。
1 外輪(外側軌道輪)
2 内輪(内側軌道輪)
3 転動体
4 保持器
5,6,7 間座
8 押え部材
10 オイルポンプ装置
11 ハウジング
12,13 循環経路
20 軸受ユニット
21,22,23 転がり軸受
30 作動機構部
31 接続部材
32 軸部材
50 基板
51a,51b 永久磁石
60 電気回路
70 制御手段
71 出力検出装置
72 データ蓄積手段
73 経時変化確認手段

Claims (8)

  1. 内輪及び外輪と、
    前記内輪と前記外輪との間の軸受空間に配置される転動体と、
    前記軸受空間内からの潤滑油の通過を許容し金属片の通過を阻止するフィルタと、
    前記フィルタに設けられ互いに間隔を置いて配置される対の永久磁石と、
    前記対の永久磁石をそれぞれ電極として両電極からそれぞれ配線が伸びて電源に至る電気回路と、
    前記対の永久磁石間への金属片の付着に伴う前記電気回路の電気的出力の変化を検出することによって潤滑油に含まれる金属片の状態を検知する出力検出装置と、
    を備える転がり軸受の異常検知装置。
  2. 前記対の永久磁石の間に隙間を介して磁性材料が配置される請求項1に記載の転がり軸受の異常検知装置。
  3. 前記フィルタは潤滑油流通用の貫通穴を備え、前記対の永久磁石は、前記貫通穴を挟んで両側に配置される請求項1又は2に記載の転がり軸受の異常検知装置。
  4. 前記出力検出装置が検知する電気的出力は、前記電気回路における電圧の分圧出力である請求項1から3のいずれか一つに記載の転がり軸受の異常検知装置。
  5. 前記対の永久磁石からなる電極を複数組配置し、その複数組の電極は、互いに電極間の隙間を異ならせている請求項1から4のいずれか一つに記載の転がり軸受の異常検知装置。
  6. 前記対の永久磁石は、その表面に電気導電性の被覆層を備え、前記被覆層と前記電気回路の一部を構成する回路基板の端子とが電気的に接続されている請求項1から5のいずれか一つに記載の転がり軸受の異常検知装置。
  7. 前記出力検出装置は、電気的出力と所定の閾値に基づいて異常状態を判定する請求項1から6のいずれか一つに記載の転がり軸受の異常検知装置。
  8. 前記出力検出装置が異常状態と判定した情報を記憶するデータ蓄積手段と、前記データ蓄積手段が記憶する過去の判定の情報によって、異常状態の経時変化を確認する経時変化確認手段とを備える請求項1から7のいずれか一つに記載の転がり軸受の異常検知装置。
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