JP2017030632A - 荷受台昇降装置 - Google Patents

荷受台昇降装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017030632A
JP2017030632A JP2015154331A JP2015154331A JP2017030632A JP 2017030632 A JP2017030632 A JP 2017030632A JP 2015154331 A JP2015154331 A JP 2015154331A JP 2015154331 A JP2015154331 A JP 2015154331A JP 2017030632 A JP2017030632 A JP 2017030632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load receiving
load
receiving table
control
lowering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015154331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6525799B2 (ja
Inventor
義博 田代
Yoshihiro Tashiro
義博 田代
優二 秋山
Yuji Akiyama
優二 秋山
英樹 清藤
Hideki Kiyofuji
英樹 清藤
拓弥 更家
Takuya Saraie
拓弥 更家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2015154331A priority Critical patent/JP6525799B2/ja
Publication of JP2017030632A publication Critical patent/JP2017030632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525799B2 publication Critical patent/JP6525799B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】荷箱の下方に配置されている荷受台を、容易に、地面と荷箱の床面との間で昇り降りするステップとして使用する状態とすることができる荷受台昇降装置を提供することを目的とする。【解決手段】荷受台昇降装置1は、後方位置よりも前方に位置する荷受台19を接地位置まで移動させる操作指令を出力する第1操作手段45と、この第1操作手段45とは別に荷受台19をステップとして使用するための操作指令を出力する第2操作手段46とを備える。制御装置41は、第2操作手段46から操作指令を受けると、荷受台19を後方移動させるように前後駆動装置22の駆動を制御する後方移動制御を行い、その後方移動制御によって荷受台19が後方位置まで後方移動したことを後方移動位置検知手段51が検知しても、荷受台19を下降させる下降制御を行わない。【選択図】図6

Description

本発明は、貨物自動車等に装着される荷受台昇降装置に関する。
例えば貨物自動車に装着され、荷物の積み降ろしに利用される荷受台昇降装置として、貨物自動車の荷箱の後部下方に格納される、いわゆる床下格納式の荷受台昇降装置が知られている。
床下格納式の荷受台昇降装置は、荷受台を折り畳んだ状態で前方移動させることで、荷箱の後部下方に格納される。この格納状態から荷受台昇降装置を使用する際には、操作ボタンを操作することで、折り畳まれた荷受台を格納状態から荷箱の後方へ張り出す張出位置へ後方移動させた後、自動的に下降させて荷受台の基部を接地させる。この状態から荷受台を展開することで、地面と荷箱の床面との間で荷受台を昇降させることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−123621号公報
上記荷受台昇降装置が装着された貨物自動車において、例えば軽量の荷物を積み降ろし際には、作業者は、荷受台昇降装置を使用することなく、荷箱の後方から地面と荷箱の床面との間を昇り降りすることで、人力で荷物の積み降ろし作業を行う場合がある。この場合、荷箱の後部下方に格納されている荷受台は、地面と荷箱の床面との間で作業者が昇り降りするためのステップとして利用される。
しかし、上記荷受台昇降装置は、荷箱の後部下方において当該荷箱の後方へ突出しないように格納されているため、作業者は、つま先を荷箱と荷受台との間の隙間に差し込んだ状態で昇り降りしなければならず、荷箱に対して昇り降りがしにくいという問題があった。
そこで、作業者の昇り降りを容易にするために、上記操作ボタンを操作し、荷受台を格納状態から後方移動させて荷箱の後方へ突出させることが考えられる。しかし、この場合には、荷受台を張出位置まで後方移動させると、荷受台が自動的に下降してしまい、ステップとして使用することができなくなるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、荷箱の下方に配置されている荷受台を、容易に、地面と荷箱の床面との間で昇り降りするステップとして使用する状態とすることができる荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明の荷受台昇降装置は、車体に搭載された荷箱に対して荷物を積み降ろすために当該荷物を載せる荷受台と、前記荷受台を、前記荷箱の床面に対応させる上昇位置と地面に接地させる接地位置との間で昇降させる昇降駆動装置と、前記荷受台を、荷物の積み降ろし作業をするために前記荷箱の後方に配置される後方位置と、前記荷箱の下方に配置される前方位置との間で前後移動させる前後駆動装置と、前記後方位置よりも前方に位置する前記荷受台を前記接地位置まで移動させる操作指令を出力する第1操作手段と、前記荷受台が前記後方位置にあることを検知する後方移動位置検知手段と、前記第1操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台を後方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御する後方移動制御を行い、これにより前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知すると、前記荷受台を下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する下降制御を行う制御装置と、を備えた荷受台昇降装置であって、前記第1操作手段とは別に、前記荷受台をステップとして使用するための操作指令を出力する第2操作手段を備え、前記制御装置は、前記第2操作手段から操作指令を受けると、前記後方移動制御を行い、当該後方移動制御によって前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知しても前記下降制御を行わない、ことを特徴とすることを特徴とする。
この構成によれば、第2操作手段を操作することで、荷箱の下方に配置されている荷受台を荷箱の後方に突出させた状態とすることができるので、作業者はこの状態の荷受台をステップとして使用することで、地面と荷箱の床面との間をスムーズに昇り降りすることができる。また、第2操作手段を操作したときに、荷受台が後方位置まで後方移動しても荷受台が自動的に下降することがないので、荷受台を容易にステップとして使用する状態とすることができる。
荷受台をステップとして使用すると、作業者が荷受台に昇り降りすることで、荷受台の高さ位置が前後移動するときの高さ位置よりも高く(又は低く)なり過ぎる場合がある。この場合には、ステップとして使用した荷受台を前方移動させるときに、荷受台が荷箱や車体側の部材と干渉して前方位置へ戻すことができない場合がある。
このため、前記荷受台昇降装置は、前記荷受台をステップとして使用している状態から前方移動させるための操作指令を出力する第3操作手段をさらに備え、前記制御装置は、前記第3操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台の下降および上昇のうち少なくとも一方を所定量だけ行うように前記昇降駆動装置の駆動を制御する高さ位置調整制御を行ってから、前記荷受台を前方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御するのが好ましい。
この場合、ステップとして使用した荷受台を前方移動させるための第3操作手段が操作されると、荷受台を所定量だけ下降(又は上昇)させてから前方移動させる制御を行うので、荷受台が荷箱や車体側の部材と干渉するのを抑制することができる。
前記荷受台昇降装置において、前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を所定量だけ下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御するのが好ましい。
この場合、荷受台をステップとして使用することで、荷受台の高さ位置が高くなり過ぎても、制御装置は、荷受台を所定量だけ下降させてから前方移動させるので、荷受台が荷箱や車体側の部材と干渉するのを抑制することができる。
荷受台をステップとして使用することで、荷受台の高さ位置が低くなり過ぎると、第3操作手段の操作により荷受台を所定量だけ下降させたときに荷受台が接地した状態となる場合があり、この状態で荷受台を前方移動させると荷受台が損傷するおそれがある。
このため、前記荷受台昇降装置において、前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を第1所定量だけ下降させた後、前記荷受台を前記第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御するのが好ましい。
この場合、制御装置は、荷受台を第1所定量だけ下降させた後に、第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させてから荷受台を前方移動させるので、荷受台が地面と干渉して損傷するのを抑制することができる。
本発明の荷受台昇降装置によれば、荷箱の下方に配置されている荷受台を、容易に、地面と荷箱の床面との間で昇り降りするステップとして使用する状態とすることができる。
本発明の第1実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。 図1のスライド前端位置(前方位置)から荷受台を後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(後方位置)に到達させた後に荷受台を展開および昇降させる使用状態を示す側面図である。 スライドシリンダが最収縮した状態を示す平面図である。 図3の側面図であり、(a)はスライドシリンダが最収縮した状態を示す概略側面図、b)はスライドシリンダが最伸長した状態を示す概略側面図である。 荷受台昇降装置のブロック図である。 制御装置がステップスイッチの操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。 荷受台を任意のスライド位置で停止させてステップとして使用する状態を示す側面図である。 制御装置が格納スイッチの操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。 荷受台をステップとして使用している状態から第1所定量だけ下降させた状態を示す側面図である。 図9の状態から荷受台を第2所定量だけ上昇させた状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る荷受台昇降装置のブロック図である。 第2実施形態の荷受台の展開および昇降させる使用状態を示す側面図である。 第2実施形態の荷受台の途中位置を示す側面図である。 図13の状態から荷受台を前方位置までスライドさせた状態を示す側面図である。 第2実施形態の荷受台の格納位置を示す側面図である。 第2実施形態の荷受台を格納位置から後方位置までスライドさせた状態を示す側面図である。 第2実施形態の制御装置が格納スイッチの操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
[全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。この状態は、車両Vにおける荷箱Bの後部下方に荷受台昇降装置1が格納された状態、すなわち車両Vが走行可能な状態を表している。一方、図2は、荷受台昇降装置1全体を、図1のスライド前端位置(前方位置)から荷箱Bの後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(後方位置)に到達させた後、荷受台19を展開および昇降させて荷物の積み降ろし作業をする使用状態を示す側面図である。
車両Vの車体2上には荷箱Bが搭載されている。本実施形態の車体2は、シャシフレーム2aと、このシャシフレーム2a上に重なるようにして配設されたサブフレーム2bとを有している。サブフレーム2bは、荷箱Bの下面に配置されており、荷箱Bを補強する機能を有している。シャシフレーム2aの後端下方には、いわゆる床下格納式の荷受台昇降装置1が格納されている。
図2において、荷受台昇降装置1の車幅方向に左右一対設けられている固定側支持部材3は、各々、車両前後方向に水平に延びるスライドレール4と、これを車体2に架装するための複数(本例では3個)の取付ブラケット5と、左右一対のスライドレール4の前端部を連結する角パイプからなる連結部材6とによって構成されている。
スライドレール4と各取付ブラケット5とは、2本のボルト7とナット(図示せず)により締結されている(図1参照)。スライドレール4には支持板8が車両前後方向に摺動可能に装着されている。
左右一対の支持板8は、車幅方向に水平に延びる角パイプからなるクロスメンバ9を貫通させ(なお、両側端部は補強用に角パイプを3段重ねしているが、車幅方向に架設しているのは1本のみである。)、これらは互いに一体に溶接されている。支持板8より車幅方向の外側には、支持ブラケット10,11が、クロスメンバ9と一体に溶接されている。これらの支持ブラケット10,11も、左右一対設けられている。
左右一対の支持板8の下部は、チャンネル材からなる連結部材12により連結されている(図3参照)。上記の支持板8、クロスメンバ9および支持ブラケット10,11および連結部材12は、上記固定側支持部材3に対して車両前後方向にスライド可能な可動側支持部材13を構成している。
上記支持ブラケット10には補助リンク14が一定範囲で回動可能に取り付けられており、この補助リンク14に、上アーム15およびリフトシリンダ(昇降駆動装置)16が回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ16の先端は上アーム15の所定位置に接続されており、伸縮作動により上アーム15にトルクを付与する。また、支持ブラケット11には下アーム17が回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ16は、例えば単動式の油圧シリンダからなる。
上アーム15および下アーム17は、それらの支点および作用点を結ぶ四角形が平行四辺形となる平行リンクを構成し、リフトシリンダ16の伸縮作動により、その先端側を昇降作動させる。上記の補助リンク14、上アーム15、リフトシリンダ16および下アーム17は、左右一対設けられ、荷受台19を昇降させるアーム式の昇降装置18を構成している。
荷受台19は、上アーム15および下アーム17の先端に水平に取り付けられたメインプレート(基部荷受台)191と、これに対して折り畳み・展開可能に接続されたサブプレート(先部荷受台)192と、メインプレート191とサブプレート192とを連結する連結部193とを備えている。
連結部193は、一端部がメインプレート191の先端部に回動可能に連結されるとともに、他端部がサブプレート192の基端部に回動可能に連結されたヒンジ193a(図1も参照)を有する。
以上の構成により、格納時にはメインプレート191上にサブプレート192が折り畳まれる。また、使用時にはサブプレート192が展開されることで、荷受台19には、メインプレート191の上面からサブプレート192の上面へ連続した荷受面19aが構成される。この荷受面19aには荷箱Bに対して積み降ろしされる荷物が載置される。
このように荷受面19aが構成された状態でリフトシリンダ16を伸縮駆動させると、荷受台19を、荷箱Bの床面b1と荷受面19aとが略同一の高さ位置となる上昇位置(図2の上側の位置)と、地面に接地した接地位置(図2の下側の位置)との間で昇降させることができる。これにより、荷箱Bの後方(図2の右側)において荷受台19を昇降させることで、車両Vの荷箱Bに対して荷物を積み降ろすことができる。
前述の左右一対の支持板8の各々には、後方へ突出するようにローラ取付板20が取り付けられ、その後端にガイドローラ21が回転自在に取り付けられている。このガイドローラ21に、サブプレート192の先端を乗せることができる。
次に、荷受台昇降装置1を前方位置と後方位置との間でスライド(前後移動)させるスライドシリンダ(前後駆動装置)22について説明する。図3は、スライドシリンダ22が最収縮した状態を示す平面図である。図4(a)は、スライドシリンダ22が最収縮した状態を示す概略側面図であり、図4(b)は、スライドシリンダ22が最伸長した状態を示す概略側面図である。
図3において、上記スライドシリンダ22は、車幅方向において左右のスライドレール4の間に配置された左右一対のシリンダ23にて構成されている。シリンダ23は、例えば複動式の油圧シリンダからなる。左右のシリンダ23のシリンダ本体24は、その前後両端部が互いに前後逆向きに配置された状態で重ね合わされ、前後一対の継手部25にて一体的に連結されている。
図3および図4において、右側(図3の上側)のシリンダ23は、ピストンロッド26の先端部に一体形成されたボス部26aが、取付板27にピン28により取り付けられている。上記取付板27は、上記連結部材6の車幅方向の略中間部に固定されている。また、左側(図3の下側)のシリンダ23は、そのピストンロッド26のボス部26aが、車両前後方向に延びる取付台29に固定された取付板30にピン31により取り付けられている。
上記取付台29は、上面に上記取付板30が固定されている上部取付台29aと、この上部取付台29aより車両前後方向に短く形成されているとともに、上部取付台29aの下部にボルト32とナット(図示せず)より固定された下部取付台29bとから構成されている。下部取付台29bは、その後端部が上記連結部材12の車幅方向の略中間部に固定されている。また、下部取付台29bの前端部は、上記クロスメンバ9の車幅方向の略中間部に固定されている。
上記の構成により、図1に示す状態で格納されている荷受台19を使用する場合には、上記スライドシリンダ22を伸長作動により後方へスライドさせ、後方位置まで後退させる。次いで、リフトシリンダ16を収縮作動させると、上アーム15および下アーム17が図2の実線に示すように下方回動し、メインプレート191が着地する。このときメインプレート191は水平であり、他方、サブプレート192はその先端がガイドローラ21に乗っているため、サブプレート192は連結部193を中心に、図2の時計回り方向に回動する。
次に、サブプレート192を手で起こしてメインプレート191の後方に水平に倒伏させる。このようして荷受台19が水平に展開される。この状態で、リフトシリンダ16を伸長作動させると、荷受台19を水平に維持したまま、図2の上昇位置まで荷受台19を上昇させることができる。また、上昇位置からリフトシリンダ16を収縮作動させれば、荷受台19を元の位置まで下降させることができる。
なお、下アーム17が着地してからさらにリフトシリンダ16を収縮作動させると、補助リンク14の作用により荷受台19はその先端(後端)を下げるようにチルト作動して地面に沿う。これにより、例えば、図示しないキャスタ付きのカート(荷物)を荷受台19の後方から前方へ移動させることでカートを荷受面19a上に容易に積み降ろしすることができる。
荷受台19を格納するには、下アーム17が着地して荷受台19が水平である状態からサブプレート192を起立させ、さらに、ガイドローラ21に立てかける。次に、上アーム15および下アーム17を上昇させ、サブプレート192を自重によりメインプレート191上に畳み込む。そして、スライドシリンダ22を収縮作動させ、前方位置まで可動側支持部材13、昇降装置18および荷受台19を引き込み、図1の格納状態とする。
図3において、クロスメンバ9の長手方向の一端部(図3の上側)には、リフトシリンダ16及びスライドシリンダ22の駆動を制御する制御装置41(図5参照)を備えたパワーユニット40が取り付けられている。また、クロスメンバ9の長手方向の他端部(図3の下側)には、荷受台19を昇降またはスライドさせるための操作指令を制御装置41に出力するための操作スイッチ43が収容されたスイッチボックス42が取り付けられている。
図1において、車体2のサブフレーム2bの後端部には、後述するステップスイッチ46及び格納スイッチ47が取り付けられている。なお、これらのスイッチ46,47は、スイッチボックス42等の他の箇所に取り付けられていてもよい。
[制御装置]
図5は、荷受台昇降装置1のブロック図である。図5において、荷受台昇降装置1の制御装置41には上記の操作スイッチ43が接続されている。操作スイッチ43は、上昇スイッチ44と下降スイッチ45とによって構成されている。各スイッチ44,45は、操作している間だけその操作指令が出力され、手を離すと操作指令が出力されなくなるタイプの非保持型スイッチである。制御装置41には、タイマ41aが内蔵されている。
制御装置41には、第1〜第4センサ51〜54が接続されている。これらのセンサ51〜54は、例えば近接センサからなり、その検知信号は制御装置41に出力されるようになっている。第1センサ51(後方移動位置検知手段)は、荷受台19がスライド後端位置である後方位置にあることを検知するものである。第2センサ52は、サブプレート192がメインプレート191の上に折り畳まれた状態であることを検知するものである。
第3センサ53は、メインプレート191がスライド可能な高さ位置にあることを検知するものである。本実施形態では、前記スライド可能な高さ位置は、サブプレート192が折り畳まれた状態を第2センサ52が検知したときのメインプレート191の高さ位置と一致する。第4センサ54は、荷受台19がスライド前端位置である前方位置にあることを検知するものである。
制御装置41は、荷受台19が前方位置にある状態(図1参照)で、下降スイッチ45の操作指令を受けると、スライドシリンダ22を伸長駆動させ、荷受台19を後方へスライドさせる後方移動制御を行う。そして、荷受台が後方位置までスライドしたことを第1センサ51が検知すると、制御装置41は、スライドシリンダ22の伸長駆動を停止させるとともに、リフトシリンダ16を収縮駆動させ、上アーム15および下アーム17の下方回動により荷受台19のメインプレート191を接地位置(図1参照)まで下降させる下降制御を行う。したがって、下降スイッチ45は、後方位置よりも前方に位置する荷受台19を接地位置まで移動させる操作指令を出力する第1操作手段として機能する。
制御装置41は、荷受台19が展開された状態(図1参照)で、上昇スイッチ44の操作指令を受けると、リフトシリンダ16を伸長駆動させ、上アーム15および下アーム17の上方回動により荷受台19を上昇位置まで上昇させる。
また、制御装置41は、荷受台19が上昇位置(図1参照)にある状態で、下降スイッチ45の操作指令を受けると、リフトシリンダ16を収縮作動させ、上アーム15および下アーム17の下方回動により荷受台19を接地位置まで下降させる。
制御装置41は、接地位置にある荷受台19のサブプレート192が起立してガイドローラ21に立てかけられた状態(図1参照)で、上昇スイッチ44の操作指令を受けると、まず、リフトシリンダ16を伸長駆動させ、上アーム15および下アーム17の上方回動により荷受台19を上昇させる。そして、サブプレート192が自重によりメインプレート191上に畳み込まれた状態になったことを第2センサ52が検知すると、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させるとともに、スライドシリンダ22を収縮駆動させ、折り畳まれた荷受台19を前方へスライドさせる。
図5において、制御装置41には、さらにステップスイッチ46および格納スイッチ47が接続されている。各スイッチ46,47は、上昇スイッチ44等と同様に、操作している間だけその操作指令が出力され、手を離すと操作指令が出力されなくなるタイプの非保持型スイッチである。
ステップスイッチ46は、折り畳まれている状態の荷受台19をステップとして使用するための操作指令を出力する第2操作手段として機能する。また、格納スイッチ47は、荷受台19をステップとして使用している状態から前方移動させるための操作指令を出力する第3操作手段として機能する。
制御装置41は、荷受台19が前方位置にある状態(図1参照)で、ステップスイッチ46の操作指令を受けると、上記のように荷受台19を後方へスライドさせる後方移動制御を行う。但し、この後方移動制御によって荷受台19が後方位置まで後方移動したことを第1センサ51が検知しても、制御装置41は、メインプレート191を下降させる下降制御を行わない。
制御装置41は、荷受台19がステップとして使用されている状態(図1参照)で、格納スイッチ47の操作指令を受けると、まず、荷受台19の下降および上昇のうち少なくとも一方を所定量だけ行うようにリフトシリンダ16の駆動を制御する高さ位置調整制御を行う。その後、制御装置41は、スライドシリンダ22を収縮駆動させ、荷受台19を前方へスライドさせる前方移動制御を行う。
本実施形態の制御装置41は、上記高さ位置調整制御として、荷受台19を第1所定量だけ下降させた後、当該第1所定量よりも少ない第2所定量だけ荷受台19を上昇させるようにリフトシリンダ16の駆動を制御する。なお、高さ位置調整制御は、荷受台19を所定量だけ下降させる制御のみであってもよいし、荷受台19を所定量だけ上昇させる制御のみであってもよい。また、高さ位置調整制御は、例えば荷受台19がスライド可能な高さ位置よりも下方に位置している状態から、荷受台19を第2所定量だけ上昇させる場合には、その第2所定量よりも少ない第1所定量だけ下降させ、荷受台19を第3センサ53から下方に遠ざけた後に、前記第2所定量だけ荷受台19を上昇させるようにしてもよい。
[荷受台をステップとして使用する場合の制御]
図6は、制御装置41がステップスイッチ46の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、ステップスイッチ46がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST1で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST2)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST3)。
その後、タイマ41aが所定時間ta(例えば10分の数秒)経過すると(ステップST4で「Yes」の場合)、制御装置41は、タイマ41aのカウントを停止するとともに、リフトシリンダ16の収縮駆動を停止させる(ステップST5)。
上記のステップST2〜ステップST5の制御によりリフトシリンダ16の圧抜きが行われ、荷受台19は、図1に示す格納された状態から若干下降する。これにより、荷受台19は、スライドレール4に対する上方への押付力が解除され、スライド可能な状態となる。
次に、制御装置41は、スライドシリンダ22を伸長駆動させ(ステップST6)、荷受台19を前方位置から後方へスライドさせる。そして、ステップスイッチ46がOFF操作されると(ステップST7で「Yes」の場合)、制御装置41は、スライドシリンダ22の伸長駆動を停止し(ステップST8)、ステップST1に戻る。これにより、図7に示すように、荷受台19を任意のスライド位置で停止させることができるので、荷受台19をステップとして使用する際に、荷受台19の荷箱B後方への突出量を調整することができる。
一方、ステップST6により、荷受台19が後方へスライドしているときに、ステップスイッチ46がOFF操作されない場合(ステップST7で「No」の場合)は、荷受台19が後方位置までスライドしたことを第1センサ51が検知したか否かを監視する(ステップST9)。
そして、第1センサ51が検知しない場合(ステップST9で「No」の場合)、制御装置41は、ステップST6に戻り、スライドシリンダ22の伸長駆動を継続する。
これに対して、ステップST9において第1センサ51が検知した場合(ステップST9で「Yes」の場合)、制御装置41は、スライドシリンダ22の伸長駆動を停止させて処理を終了する(ステップST10)。したがって、ステップスイッチ46のON操作が継続されることによって、荷受台19が後方位置までスライドしても、荷受台19を下降させる下降制御が行われることはない。
[荷受台をステップとして使用している状態から前方移動させる場合の制御]
図8は、制御装置41が格納スイッチ47の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、格納スイッチ47がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST11で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST12)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST13)。これにより、荷受台19は、図7のステップとして使用されている状態から下降する。
その後、タイマ41aが所定時間t0(例えば数秒)経過すると(ステップST14で「Yes」の場合)、制御装置41は、タイマ41aのカウントを停止するとともに、リフトシリンダ16の収縮駆動を停止させる(ステップST15)。前記所定時間t0は、荷受台19が、ステップとして使用されている状態から、第1所定量だけ下降することによりスライド可能な高さ位置よりも下方の位置となるまでに必要な時間に設定されている。
これにより、荷受台19は、図9に示すように、ステップとして使用されている状態から第1所定量だけ下降した状態で停止する。なお、本実施形態では、タイマ41aにより荷受台19の下降位置を制御しているが、荷受台が上記第1所定量だけ下降したことをセンサ等で検知するようにしてもよい。
次に、制御装置41は、リフトシリンダ16を伸長駆動させ(ステップST16)、荷受台19を上記下降した状態から上昇させる。そして、荷受台19のメインプレート191がスライド可能な高さ位置まで上昇したことを第3センサ53が検知すると(ステップST17で「Yes」の場合)、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させる(ステップST18)。
以上のステップST12〜ステップST18による高さ位置調整制御が実行されることで、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から、図10に示すようにスライド可能な高さ位置となる。
次に、制御装置41は、スライドシリンダ22を収縮駆動させ(ステップST19)、荷受台19を前方へスライドさせる。そして、荷受台19がスライド前端位置である前方位置までスライドしたことを第4センサ54が検知すると(ステップST20で「Yes」の場合)、制御装置41は、スライドシリンダ22の収縮駆動を停止し(ステップST21)、処理を終了する。
[作用効果]
上記のように構成された本実施形態の荷受台昇降装置1によれば、ステップスイッチ46を操作することで、荷箱Bの下方に配置されている荷受台19を荷箱Bの後方に突出させた状態とすることができるので、作業者はこの状態の荷受台19をステップとして使用することで、地面と荷箱Bの床面b1との間をスムーズに昇り降りすることができる。また、ステップスイッチ46を操作したときに、荷受台19が後方位置まで後方移動しても荷受台19が自動的に下降することがないので、荷受台19を容易にステップとして使用する状態とすることができる。
また、荷受台19をステップとして使用しているときに作業者が荷受台19に昇り降りすると、その反動で荷受台19が上下に振動することによりリフトシリンダ16内が負圧になり、図示しないタンク内の作動油がリフトシリンダ16内に吸い込まれることによってリフトシリンダ16が伸長する場合がある。この場合には、荷受台19の高さ位置が前後移動するときの高さ位置よりも高くなり過ぎることによって、ステップとして使用した荷受台19を前方移動させるときに、荷受台19が荷箱Bや車体2側の部材と干渉して前方位置へ戻すことができなくなる。
しかし、本実施形態では、上記のように荷受台19の高さ位置が高くなり過ぎた場合であっても、制御装置41は、荷受台19をステップとして使用している状態から、前後移動するときの高さ位置以下まで下降させてから前方へスライドさせているので、荷受台19が荷箱Bや車体2側側の部材と干渉するのを抑制することができる。
また、荷受台19をステップとして使用することで、荷受台19の高さ位置が低くなり過ぎると、格納スイッチ47の操作により荷受台19を所定量だけ下降させたときに荷受台19が接地した状態となり、この状態で荷受台19を前方移動させると荷受台19が損傷するおそれがある。しかし、本実施形態の制御装置41は、荷受台19を第1所定量だけ下降させた後に、第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させてから荷受台19を前方移動させるので、荷受台19が地面と干渉して損傷するのを抑制することができる。
[第2実施形態]
図11は、本発明の第2実施形態に係る荷受台昇降装置のブロック図である。また、図12〜図16は、その荷受台昇降装置の各作動状態を示す側面図である。
本実施形態の荷受台昇降装置1は、荷受台19を荷箱Bの下方に格納するときの動作が異なる点で第1実施形態と相違する。
図11において、本実施形態の制御装置41には、第2及び第3センサ52,53(図5参照)の替わりに、第5及び第6センサ55,56が接続されている。第5及び第6センサ55,56は、例えば近接センサからなり、その検知信号は制御装置41に出力されるようになっている。第5センサ55は、図13に示すように、荷受台19のメインプレート191が上昇位置と接地位置との間の高さ位置である途中位置にあることを検知するものである。第6センサ56は、荷受台19が格納される高さ位置となる格納位置にあることを検知するものである。
制御装置41は、接地位置にある荷受台19のサブプレート192が起立してガイドローラ21に立てかけられた状態(図12参照)で、上昇スイッチ44の操作指令を受けると、まず、リフトシリンダ16を伸長駆動させ、上アーム15および下アーム17の上方回動によりメインプレート191を上昇させる。そして、メインプレート191が途中位置(図13参照)まで上昇したことを第5センサ55が検知すると、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させるとともに、スライドシリンダ22を収縮駆動させ、荷受台19を途中位置から前方へスライドさせる。
そして、図14に示すように、荷受台19が前方位置までスライドしたことを第1センサ51が検知すると、制御装置41は、スライドシリンダ22の収縮駆動を停止させるとともに、再びリフトシリンダ16を伸長駆動させて荷受台19を上昇させる。
そして、図15に示すように、荷受台19が折り畳まれた状態である格納位置まで上昇したことを第6センサ56が検知すると、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させる。
制御装置41は、荷受台19が格納位置にある状態(図15参照)で、ステップスイッチ46の操作指令を受けると、スライドシリンダ22を伸長駆動させ、荷受台19を後方へスライドさせる後方移動制御を行う。但し、この後方移動制御によって荷受台19が図16に示す後方位置まで後方移動したことを第1センサ51が検知しても、制御装置41は、メインプレート191を下降させる下降制御を行わない。
制御装置41は、荷受台19がステップとして使用されている状態で、格納スイッチ47の操作指令を受けると、まず、荷受台19の下降および上昇のうち少なくとも一方を所定量だけ行うようにリフトシリンダ16の駆動を制御する高さ位置調整制御を行う。その後、制御装置41は、スライドシリンダ22を収縮駆動させ、荷受台19を前方位置(図14参照)までスライドさせてから格納位置(図15参照)まで上昇させる前方移動制御を行う。
[荷受台をステップとして使用している状態から前方移動させる場合の制御]
図17は、制御装置41が格納スイッチ47の操作指令を受けたときに実行する処理を示すフローチャートである。まず、制御装置41は、格納スイッチ47がON操作されてその操作指令を受けると(ステップST31で「Yes」の場合)、タイマ41aのカウントを開始する(ステップST32)。そして、制御装置41は、タイマ41aのカウント開始と同時に、リフトシリンダ16を収縮駆動させる(ステップST33)。これにより、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から下降する。
その後、タイマ41aが所定時間t0(例えば数秒)経過すると(ステップST34で「Yes」の場合)、制御装置41は、タイマ41aのカウントを停止するとともに、リフトシリンダ16の収縮駆動を停止させる(ステップST35)。前記所定時間t0は、荷受台19が、ステップとして使用されている状態から、第1所定量だけ下降することにより途中位置よりも下方の位置となるまでに必要な時間に設定されている。
これにより、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から第1所定量だけ下降した状態で停止する。なお、本実施形態では、タイマ41aにより荷受台19の下降位置を制御しているが、荷受台が上記第1所定量だけ下降したことをセンサ等で検知するようにしてもよい。
次に、制御装置41は、リフトシリンダ16を伸長駆動させ(ステップST36)、荷受台19を上記下降した状態から上昇させる。そして、荷受台19のメインプレート191が途中位置まで上昇したことを第5センサ55が検知すると(ステップST37で「Yes」の場合)、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止させる(ステップST38)。
以上のステップST32〜ステップST38による高さ位置調整制御が実行されることで、荷受台19は、ステップとして使用されている状態から途中位置の高さ位置となる。
次に、制御装置41は、スライドシリンダ22を収縮駆動させ(ステップST39)、荷受台19を前方へスライドさせる。そして、荷受台19がスライド前端位置である前方位置までスライドしたことを第4センサ54が検知すると(ステップST40で「Yes」の場合)、制御装置41は、スライドシリンダ22の収縮駆動を停止する(ステップST41)。これにより、荷受台19は、途中位置の高さ位置を保持したまま、スライド前端位置である前方位置でスライド停止する。
次に、制御装置41は、リフトシリンダ16を伸長駆動させ(ステップST42)、荷受台19を前方位置から上昇させる。そして、荷受台19が格納位置まで上昇したことを第6センサ56が検知すると(ステップST43で「Yes」の場合)、制御装置41は、リフトシリンダ16の伸長駆動を停止し(ステップST44)、処理を終了する。
なお、第2実施形態において説明を省略した点は、第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 荷受台昇降装置
16 リフトシリンダ(昇降駆動装置)
19 荷受台
22 スライドシリンダ(前後駆動装置)
41 制御装置
45 下降スイッチ(第1操作手段)
46 ステップスイッチ(第2操作手段)
47 格納スイッチ(第3操作手段)
51 第1センサ(後方移動位置検知手段)
B 荷箱
b1 床面
V 車体

Claims (4)

  1. 車体に搭載された荷箱に対して荷物を積み降ろすために当該荷物を載せる荷受台と、
    前記荷受台を、前記荷箱の床面に対応させる上昇位置と地面に接地させる接地位置との間で昇降させる昇降駆動装置と、
    前記荷受台を、荷物の積み降ろし作業をするために前記荷箱の後方に配置される後方位置と、前記荷箱の下方に配置される前方位置との間で前後移動させる前後駆動装置と、
    前記後方位置よりも前方に位置する前記荷受台を前記接地位置まで移動させる操作指令を出力する第1操作手段と、
    前記荷受台が前記後方位置にあることを検知する後方移動位置検知手段と、
    前記第1操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台を後方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御する後方移動制御を行い、これにより前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知すると、前記荷受台を下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する下降制御を行う制御装置と、を備えた荷受台昇降装置であって、
    前記第1操作手段とは別に、前記荷受台をステップとして使用するための操作指令を出力する第2操作手段を備え、
    前記制御装置は、前記第2操作手段から操作指令を受けると、前記後方移動制御を行い、当該後方移動制御によって前記荷受台が前記後方位置まで後方移動したことを前記後方移動位置検知手段が検知しても前記下降制御を行わない、ことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記荷受台をステップとして使用している状態から前方移動させるための操作指令を出力する第3操作手段をさらに備え、
    前記制御装置は、前記第3操作手段から操作指令を受けると、前記荷受台の下降および上昇のうち少なくとも一方を所定量だけ行うように前記昇降駆動装置の駆動を制御する高さ位置調整制御を行ってから、前記荷受台を前方移動させるように前記前後駆動装置の駆動を制御する、請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を所定量だけ下降させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する、請求項2に記載の荷受台昇降装置。
  4. 前記制御装置は、前記高さ位置調整制御として、前記荷受台を第1所定量だけ下降させた後、前記荷受台を前記第1所定量よりも少ない第2所定量だけ上昇させるように前記昇降駆動装置の駆動を制御する、請求項3に記載の荷受台昇降装置。
JP2015154331A 2015-08-04 2015-08-04 荷受台昇降装置 Active JP6525799B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015154331A JP6525799B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 荷受台昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015154331A JP6525799B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 荷受台昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017030632A true JP2017030632A (ja) 2017-02-09
JP6525799B2 JP6525799B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=57987153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015154331A Active JP6525799B2 (ja) 2015-08-04 2015-08-04 荷受台昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6525799B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123621A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd 格納式荷受台昇降装置
JP2017030423A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123621A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Shin Meiwa Ind Co Ltd 格納式荷受台昇降装置
JP2017030423A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 新明和工業株式会社 荷受台昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6525799B2 (ja) 2019-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5963183B1 (ja) ベルトコンベヤー装置
JP4815290B2 (ja) 車両用床下格納式荷役装置
JP5016991B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP5774837B2 (ja) 分割式フロアプレートを備えた貨物積載用昇降装置
JP2017030632A (ja) 荷受台昇降装置
JP2010083179A (ja) 車両用床下格納式荷役装置
JP3913753B2 (ja) 格納式荷受台昇降装置
JP5002342B2 (ja) 車両用荷役装置
US10005381B2 (en) Side-loading liftgate having integrated stabilizer leg
JP5005433B2 (ja) 車両用荷役装置
JP3965405B2 (ja) ストッパ装置、これを用いた荷受台及び荷受台昇降装置
JP3131617B2 (ja) 昇降装置
JP5642478B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3110508U (ja) 格納式荷受台昇降装置及びそれを車体枠に取り付ける方法
JP5485762B2 (ja) 折り畳み式フロアプレートを備えた貨物積載用昇降装置
JP4167949B2 (ja) 車両用床下格納式荷役装置
JP4301839B2 (ja) 車両用床下格納式荷役装置
JP4037398B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP2010030512A (ja) 荷受台昇降装置
JP4451272B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP5642479B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP4310259B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP6777578B2 (ja) 格納式荷受台昇降装置
JP3110457U (ja) 格納式荷受台昇降装置における荷受台格納装置
JP3965406B2 (ja) 荷受台及びこれを用いた荷受台昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180618

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190328

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525799

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350