JP4037398B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貨物車両の後方下部に格納可能に設けた荷受台昇降装置に係わり、更に詳しくは貨物車両の後方下部に格納可能に設けた荷受台とその昇降駆動部を貨物車両の前後方向に移動させる荷受台スライド部を備えた荷受台昇降装置に関するものである。
貨物車両においては、その車両に設置した荷台上に荷物を積載し、また荷台上の荷物を地上、プラットフォ−ム等に荷降ろしする作業を支援するために、その車両の例えば後方下部には、折畳み状態から展開された状態となる荷受台と、この荷受台を例えば地上と貨物車両の荷台床面高さとの間を昇降移動させる昇降機構と、折畳まれた荷受台を車両側またはその後方に移動させる移動機構とからなる荷受台昇降装置が装備されている。
前述した移動機構は、車両の後部下部に設けたガイドレールと、このガイドレールに沿って移動するローラを有する移動体とで構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−25900号公報
上述した荷受台を車両の前後方向に移動させる移動機構は、ガイドレールに対するローラの組み付け調整を正確に行わないと、荷受台を車両の前後方向に移動させた場合、荷受台がその幅方向に偏寄した状態となり、荷受台を円滑に移動することができないという支障が生じ、荷物の積み込み、降ろし作業の安定性を損なうこともある。
また、経年使用により、ローラ及びその支持軸受等が磨耗した場合、ローラ等の部品を交換しなければならず、そのための交換作業により、当該貨物車両の運行を中止せざるを得ない。その結果、貨物車両の代替手配作業等が必要になり、荷物移送効率を低下させるという問題も生じる可能性がある。
本発明は、上述の事柄に基づいてなされてもので、荷受台とその昇降駆動部を貨物車両の前後方向に円滑に移動させることができ、その移動調整も容易な荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、折畳まれた荷受台(7)及びその昇降駆動部(8)を貨物車両の後方下部でその前後方向に移動可能にした荷受台昇降装置において、前記車両の後方下部に並設され、上ガイド部(49)と下ガイド部(50)とこの間に設けた側ガイド部(51)とからなるガイドレール(14)と、前記各ガイドレール(14)の側部に対向する外側枠体(52)と、内側枠体(53)と、外側枠体(52)と内側枠体(53)との車両の後方側上部に設けられ、前記上ガイド部(49)の上面に対向する上側枠体(54)と、外側枠体(52)と内側枠体(53)との車両の前方側下部に設けられ、前記下ガイド部(49)の下面に対向する下側枠体(55)とを備え、前記荷受台(7)及びその昇降駆動部(8)を支持するスライダ(15)と、前記スライダ(15)の上側枠体(54)の内側に設けた上スライド体(56)と、前記スライダ(15)の下側枠体(55)の内側に設けた下スライド体(57)と、前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側上面及び上ガイド部(49)下面に摺接する第1のスライド体(58)と、前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側下面及び下ガイド部(50)上面に摺接する第2のスライド体(59)と、前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側上側面に対向するように、前記スライダ(15)の外側枠体(52)における車両の後方側上部の内面に設けられ、第1のスライド体(58)の下面を案内する第1の案内体(61)と第1のスライド体(58)の側面を案内する第2の案内体(62)とからなる車両の後方側の案内手段(63)と、前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側下側面に対向するように、前記スライダ(15)の外側枠体(52)における車両の前方側下部の内面に設けられ、第2のスライド体(59)の上面を案内する第1の案内体(61)と第2のスライド体(59)の側面を案内する第2の案内体(62)とからなる車両の前方側の案内手段(63)と、前記第1と第2のスライド体(58,59)との押込み手段(65,66)とを備えたことを特徴とする。
本発明の荷受台昇降装置によれば、荷受台とその昇降駆動部を貨物車両の前後方向に円滑に移動させることができ、その移動調整も容易であるので、そのメンテナンス性を向上することができる。また、例えば、経年使用により生じるがた付き調整作業は、当該車両を修理工場に移送して修理する必要がなく、その現場において調整することができるので、貨物車両に対する修理のための復旧時間が短縮され、その稼動効率を高めることができる。
以下、本発明の荷受台昇降装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の荷受台昇降装置の一実施の形態を備えた貨物車両の一例の全体構成を示す斜視図である。この図において、1は貨物車両で、この貨物車両1はそのシャシ2を構成する運転室3後方の車枠4上に、この例では内部に荷物を収納する空間を有し、後方に開閉扉5を有する荷台6を設置している。
前述した貨物車両1の後方下部には、荷受台昇降装置100が設置されている。この荷受台昇降装置100は、走行時等には荷受台7を折り畳んで車枠4の下部に格納(収容)し、荷台6への荷物の積み降ろし作業時には、車枠4の後方側にスライドさせ突出させた荷受台7を荷台6の床面と地上との間で昇降させて、作業に応じて荷物や作業者の荷台6への積み降ろしを支援するものである。
この荷受台昇降装置100は、大略的に荷受台7と、この荷受台7を車枠4に対して昇降させる荷受台昇降駆動部8と、荷受台7及び荷受台昇降駆動部8を貨物車両1の後部でその前後に移動させる荷受台スライド部9と、その動力源、操作部等とで構成されている。
前述した荷受台7、荷受台昇降駆動部8及び荷受台スライド部9を備えた荷受台昇降装置100の詳細な構成を図2及び図3を用いて説明する。図2は前述した荷受台7、荷受台昇降駆動部8及び荷受台スライド部9を備えた荷受台昇降装置100の一実施の形態の詳細な構成を示す斜視図、図3はその側面図である。これらの図において、図1と同符号のものは同一部分である。
これらの図において、まず、荷受台スライド部9の構成を説明すると、10,10は車枠4の後方側下部における車両1の前側幅方向の2箇所にボルト等によって固定した前側のブラケット、11,11は車枠4の後方側下部における車両1の後側幅方向の2箇所にボルト等によって固定した後側のブラケット、12は前側のブラケット10,10間に設けた補強用のビームである。13は前側のブラケット10、10の下部にそれぞれ固定した支持板である。
14,14は前側のブラケット10と後側のブラケット11との間にそれぞれ設けたガイドレールで、このガイドレール14、14は車両1の幅方向(左右)2箇所に車両1の前後方向に沿うようにほぼ水平に配設されている。また、ガイドレール14は、例えばH型鋼等で構成されている。
15は各ガイドレール14に沿って移動可能に設けたスライダで、このスライダ15はH型断面(又はコの字型断面)のガイドレール14を挟みこむようにしてガイドレール14の面に摺接するスライドパットとこのスライドパットを支持する枠体とで構成されている。
16は各スライダ15間に設けたビーム、17は先端が車両後方に突出するように車両1の幅方向に間隔をもって設けた支持ローラ取付用の支持部材、18は支持部材17の先端に回転可能に設けた支持ローラで、この支持ローラ18は格納時に荷受台7を支持しかつ荷受台7を格納又は展開する際に荷受台7の動作をガイドする。19はスライダ15の操作用のシリンダで、そのシリンダ本体は支持部材17内に収容されて固定され、そのピストンロッドの先端部はピン20によって支持板13に連結されている。
次に、荷受台昇降駆動部8の構成を図2及び図3を用いて説明すると、21は内側基端フレームで、この内側基端フレーム21は各スライダ15の外側に位置するようにビーム16にそれぞれ固定されている。22は外側基端フレームで、この外側基端フレーム22は各内側基端フレーム21の外側に位置するようにビーム16にそれぞれ固定されている。23は第1アームで、この第1アーム23の一端は内側基端フレーム21にピン24によって回動可能に連結されている。25は第2アーム(リフトアーム)で、この第2アーム25の一端はピン26によって第1アーム23に連結され、その他端はピン27によって荷受台7の基部側に連結されている。28は第3アーム(コンプレッションアーム)で、この第3アーム28の一端はピン29によって外側基端フレーム22に、その他端はピン30によって荷受台7の基部側に連結されている。31は第2アーム25の操作用のシリンダで、このシリンダ31のシリンダ本体の基端はピン32によって第2アーム25に、そのピストンロッドはピン33によって第1アーム23の他端に連結されている。
34は第2アーム25の回動範囲の下限角を規定するストッパボルトで、このストッパボルト34は内側基端フレーム21の下端部に設けたストッパ部35に当接するように第1アーム23の下端部に設けられている。
このとき、図3では荷受台7の基部が接地して更にシリンダ31が縮退しているため、シリンダ31によって荷受台7の基部側に第1アーム23が引っ張られ、第1アーム23が第2アーム25に対してなす角度が小さくなっており、荷受台7の基部が後方に向かって下り方向に傾斜している。しかし、図3の状態からシリンダ31が伸長し、第1アーム23のストッパボルト34が内側基端フレーム21のストッパ部35に当接した状態では、上述した第2及び第3アーム25,28のピン26,27,29,30の配置は平行四辺形の頂点の位置関係を構成するので、シリンダ31による第2アーム25の回動により、荷受台7の上面がほぼ水平を保って上下動するようになっている。
36は第2アーム25の回動範囲の上限角を規定するストッパボルトで、このストッパボルト36は第2アーム25の基端部近傍に設けたストッパ部37が当接するように内側基端フレーム21の上端部に設けられている。
38は動力装置で、この動力装置38は図2に示すように貨物車両1における車枠4の後端下部の側方に位置するようにビーム16の一方の端部に取り付けられている。この動力装置38は、油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油をスライダ15の操作用のシリンダ19及び第2アーム25の操作用のシリンダ31にそれぞれ切り換え供給する複数のコントロールバルブとを少なくとも内蔵している。油圧ポンプは、例えば貨物車両1の発電機又はバッテリからの供給電力によって駆動される。
39は操作部で、この操作部39は、図2に示すように貨物車両1における車枠4の後端下部の側方に位置するようにビーム16の他方の端部に取り付けられている。この操作部39内の操作ボタンの操作によって、動力装置38にスライダ15の操作用のシリンダ19及び第2アーム25の操作用のシリンダ31への伸縮操作信号を出力する。
なお、図2に示したように、支持ローラ18の支持部材17には、折り畳まれた荷受台7の先端部側が支持ローラ18に当接しているかどうかを検出する格納位置センサ40が設けられている。この格納位置センサ40は、荷受台7が支持ローラ18に当接していることが検出された場合、この検出信号を図示しない制御装置に出力する。これにより、制御装置は、動力装置38を制御し、折り畳まれた荷受台7がほぼ水平の状態となったら、それ以上第2アーム25の操作用のシリンダ31を伸長させることなくスライダ15の操作用のシリンダ19を縮退させ、車枠4の下部に荷受台7を引き込んで格納するようにスライダ15の操作用のシリンダ19及び第2アーム25の操作用のシリンダ31を連動制御する。
次に、荷受台7の構成を説明すると、荷受台7は、車両側の第1の荷受台部材41と、この第1の荷受台部材41にヒンジ42により連結された第2の荷受台部材43と、この第2の荷受台部材43にヒンジ44により連結された第3の荷受台部材45とで構成され、貨物車両1の走行時には貨物車両1の後部下側に格納するために、荷受台7の荷受面側に折り畳まれ、また荷物の積み降ろし時には荷物又は例えばキャスタ付の台車を搭載することができるように、図2および図3に示すようにストッパ部46,47の当接により荷受面側が平面になるように展開される。
48は荷受台7の先端側に位置する第3の荷受台部材45に起伏可能に設けたストッパ装置で、このストッパ装置48は台車に設けたキャスタ、車輪等の走行輪の貨物車両後方への移動を阻止し、台車の荷受台7からの滑落を防止するものである。
前述した荷受台スライド部9の詳細な構成を図4乃至図7を用いて説明する。図4は荷受台スライド部9の平面図、図5は図4のV−V矢視からみた荷受台スライド部9の側面図、図6は図5のVI−VI矢視から荷受台スライド部9を見た縦断面図、図7は図6のVII−VII矢視から荷受台スライド部9を見た横断面図で、これらの図において、図2及び図3に示す符号と同符号のものは同一部分である。
図4に示すように並設されているガイドレール14,14は、図6に示すようにそれぞれ上ガイド部49と、下ガイド部50と、これらのガイド部49,50との間に設けた側ガイド部51とで構成されている。
前述したスライダ15は、図6に示すように各ガイドレール14の外側に位置する外側枠体52と、各ガイドレール14の内側に位置する内側枠体53と、外側枠体52と内側枠体53との上部に設けた上側枠体54と、外側枠体52と内側枠体53との下部に設けた下側枠体55とからなる枠体を備えている。上側枠体54は図5に示すように貨物車両1の後方側(図5の右側)に、下側枠体55は貨物車両1の前側(図5の左側)に配置されている。
また、スライダ15は、図6に示すようにガイドレール14の上ガイド部49の上面に摺接するように上側枠体54に設けた上スライド体56と、ガイドレール14の下ガイド部50の下面に摺接するように下側枠体55に設けた下スライド体57と、ガイドレール14の側ガイド部51の外側上側面と上ガイド部49の下面に摺接する第1のスライド体である上側の横スライド体58と、ガイドレール14の側ガイド部51の外側下側面と下ガイド部50の上面に摺接する第2のスライド体である下側の横スライド体59とを備えている。上側の横スライド体58は、図5に示すように貨物車両1の後方側(図5の右側)に、下側の横スライド体59は貨物車両1の前側(図5の左側)に配置されている。
横スライド体58,59は、図6及び図7に示すようにそれぞれ外側枠体52の内側にボルト60で固定され、横スライド体58の下面または横スライド体59の上面をそれぞれ案内する第1の案内体61と、この第1の案内体61に設けられ、横スライド体58,59の側面をそれぞれ案内する第2の案内体62とで構成される案内手段63によって、それぞれガイドレール14の側ガイド部51の方向に移動可能に保持されている。
また、横スライド体58,59の各背部には、図6及び図7に示すように外側枠体52にねじ込まれ、横スライド体58,59の背面の押圧板64にそれぞれ当接する調整用のボルト65,66が設けられている。この調整用のボルト65,66のねじ込みにより、横スライド体58,59はそれぞれ第1の案内体61及び第2の案内体62により貨物車両の上下及び前後方向への移動が規制されて、ガイドレール14の側ガイド部51に向かって移動することができる。
なお、調整用のボルト65は、その作業上から、その頭部に六角穴を有するものを用いている。
次に、上述した本発明の荷受台昇降装置の一実施の形態による荷物の積込み、降ろし動作を図面を用いて説明する。
図1に示すように、荷受台7が貨物車両1の後部下側に折畳まれて格納されている状態から作業状態に移行させるには、まず、操作部39により所定の操作を行って、荷受台スライド部9におけるシリンダ19のピストンロッドを伸長させて、スライダ15をガイドレール14に沿って貨物車両の後方に向かって移動させ、荷受台7及び荷受台昇降駆動部8を貨物車両1の後方に突出させる。この際、スライダ15は図5乃至図7に示すガイドレール14に摺接する上スライド体56、下スライド体57及び横スライド体58,59によって、貨物車両1の上下及び幅方向の移動が規制され、貨物車両1の後方に円滑に移動する。
次に、荷受台昇降駆動部8におけるシリンダ31のピストンロッドを縮めて、第2アーム(リフトアーム)25を図3において時計回りに回動し荷受台7の第1の荷受台部材41を接地させる。この移行動作中に、支持ローラ18に支持されていた荷受台7は、折り畳まれたままの状態で支持ローラ18に転動しつつ、支持ローラ18に倣ってほぼ水平な状態から徐々に貨物車両の後方に向かって立ち上がり、人手でも容易に展開可能な状態まで立ち上がる。
この状態となったら、荷受台7を展開するが、まず、荷受台7の第2の荷受台部材43の裏面に設けた図示しないグリップを引き、第2の荷受台部材43をほぼ水平の状態に展開する。次に、第3の荷受台部材45の裏面に設けた図示しないグリップを引き、第2の荷受台部材43に折畳まれている第3の荷受台部材45をほぼ水平の状態に展開する。
次に、シリンダ31のピストンロッドを縮めて、荷受台7全体を貨物車両1の後方に向かって下り傾斜となるように傾斜させ、荷受台7の第3の荷受台部材45の先端部を地面に近接させる。これにより、図2及び図3に示すように、荷受台7は、その荷受面上に例えば台車等により荷物を積載可能な状態に維持される。この状態において、荷受台7上に台車を積載した後、ストッパ装置48の固定手段を解除して、ストッパ装置48を荷受台7の荷受面から上方に起立・突出させる。この起立したストッパ装置48に台車の走行輪を当接させることにより、台車を荷受台7から滑落しないように荷受台7上に載置することができる。
荷受台7上に荷物を積載したら、操作部39によって荷受台昇降駆動部8を駆動することにより、荷受台7は予め設定された貨物車両1の荷台6の床面まで上昇し停止する。これにより、荷受台7上の台車を荷台6内に搬入することができる。
荷搬入後、更に荷積みを行う場合には、荷受台7を下降させた後、ストッパ装置48を荷受台7に収納固定して、上述した動作を繰り返すことにより、荷積み又は荷降ろし及び荷受台7の格納を行うことができる。
上述した荷物の積み込み、荷降ろし作業の長期使用、または荷受台7及びその昇降駆動部8の組み付け時に、荷受台7が貨物車両1の幅方向に傾きを生じた場合には、図6及び図7に示す調整用のボルト65,66をねじ込むことにより、横スライド体58,59をガイドレール14の側ガイド部51に対して移動調整することができるので、この調整作業により、荷受台7及びその昇降駆動部8の貨物車両1の幅方向における傾きを抑え、荷受台7及びその昇降駆動部8における貨物車両1の前後方向の移動を円滑にすることができる。
上述した本発明の実施の形態においては、上側の横スライド体58は、ガイドレール14の側ガイド部51の外側上側面と上ガイド部49の下面に摺接し、下側の横スライド体59は、ガイドレール14の側ガイド部51の外側下側面と下ガイド部50の上面に摺接するように構成したが、スライダ15は上スライド体56と下スライド体57によってガイドレール14に案内されるので、横スライド体58は、ガイドレール14の上ガイド部49の下面に摺接する部分を、また、下側の横スライド体59は、ガイドレール14の下ガイド部50の上面に摺接する部分を省略することも可能である。
上述した本発明の荷受台昇降装置の実施の形態によれば、荷受台とその昇降駆動部を貨物車両の前後方向に円滑に移動させることができ、その移動調整も容易であるので、そのメンテナンス性を向上することができる。また、例えば、経年使用により生じるがた付き調整作業は、当該車両を修理工場に移送して修理する必要がなく、その現場において調整することができるので、貨物車両に対する修理のための復旧時間が短縮され、その稼動効率を高めることができる。
本発明の荷受台昇降装置の一実施の形態を備えた貨物車両の全体構成を表す斜視図である。 本発明の荷受台昇降装置の一実施の形態を示す斜視図である。 本発明の荷受台昇降装置の一実施の形態を示す側面図である。 本発明の荷受台昇降装置を構成する荷受台スライド部の一実施の形態を示す平面図である。 図4に示すV−V矢視から本発明の荷受台昇降装置を構成する荷受台スライド部の一実施の形態を見た側面図である。 図5に示すVI−VI矢視から本発明の荷受台昇降装置を構成する荷受台スライド部の一実施の形態を見た拡大縦断面図である。 図6に示すVII−VII矢視から本発明の荷受台昇降装置を構成する荷受台スライド部の一実施の形態を見た拡大横断面図である。
符号の説明
1 貨物車両
3 運転室
4 車枠
6 荷台
7 荷受台
8 荷受台昇降駆動部
9 荷受台スライド部
14 ガイドレール
15 スライダ
56 上スライド体
57 下スライド体
58 横スライド体(第1のスライド体)
59 横スライド体(第2のスライド体)
61 第1の案内体
62 第2の案内体
63 案内手段
65 調整用のボルト(押込み手段)
66 調整用のボルト(押込み手段)
100 荷受台昇降装置

Claims (1)

  1. 折畳まれた荷受台(7)及びその昇降駆動部(8)を貨物車両の後方下部でその前後方向に移動可能にした荷受台昇降装置において、
    前記車両の後方下部に並設され、上ガイド部(49)と下ガイド部(50)とこの間に設けた側ガイド部(51)とからなるガイドレール(14)と、
    前記各ガイドレール(14)の側部に対向する外側枠体(52)と、内側枠体(53)と、外側枠体(52)と内側枠体(53)との車両の後方側上部に設けられ、前記上ガイド部(49)の上面に対向する上側枠体(54)と、外側枠体(52)と内側枠体(53)との車両の前方側下部に設けられ、前記下ガイド部(49)の下面に対向する下側枠体(55)とを備え、前記荷受台(7)及びその昇降駆動部(8)を支持するスライダ(15)と、
    前記スライダ(15)の上側枠体(54)の内側に設けた上スライド体(56)と、
    前記スライダ(15)の下側枠体(55)の内側に設けた下スライド体(57)と、
    前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側上面及び上ガイド部(49)下面に摺接する第1のスライド体(58)と、
    前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側下面及び下ガイド部(50)上面に摺接する第2のスライド体(59)と、
    前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側上側面に対向するように、前記スライダ(15)の外側枠体(52)における車両の後方側上部の内面に設けられ、第1のスライド体(58)の下面を案内する第1の案内体(61)と第1のスライド体(58)の側面を案内する第2の案内体(62)とからなる車両の後方側の案内手段(63)と、
    前記ガイドレール(14)の側ガイド部(51)の外側下側面に対向するように、前記スライダ(15)の外側枠体(52)における車両の前方側下部の内面に設けられ、第2のスライド体(59)の上面を案内する第1の案内体(61)と第2のスライド体(59)の側面を案内する第2の案内体(62)とからなる車両の前方側の案内手段(63)と、
    前記第1と第2のスライド体(58,59)との押込み手段(65,66)と
    を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。
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