JP5005433B2 - 車両用荷役装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両において荷物を積み降ろしする際に荷物を載せて昇降する荷積みプラットホームが不使用時に床面下方に格納される荷役装置の改良に関し、詳しくは、走行時における荷積みプラットホームのガタ付き防止対策を施した荷役装置に関するものである。
一般に、上述の如き荷役装置は、荷積みプラットホームを2組の平行リンクアーム先端で支持するとともに、これら2組の平行リンクアーム基端をスライドレールに移動可能に保持させ、荷積みプラットホームを地面に接地させた状態から床面下方に格納する際、上記2組の平行リンクアームを上方に回動させて荷積みプラットホームを一旦、床面下方の引込みレベルまで上昇させ、その後、2組の平行リンクアームをスライドレールに沿って車体前方に移動させて荷積みプラットホームを床面下方に引き入れるようになっている。
このような荷役装置として、車両走行時に荷積みプラットホームがガタ付かないようにするために、床面下方にフレームに取り付けられた略L字形の板材からなる被乗上げ部材に、平行リンクアーム側に取り付けられた乗上げローラを荷積みプラットホームの引込み動作によって乗り上がらせることにより、荷積みプラットホームをスライドレール下面に押し付けるようにした荷役装置(例えば、特許文献1参照)が知られている。
別の荷積みプラットホームガタ付き防止対策として、荷積みプラットホームに取り付けられたパッドをスライドレールに取り付けられた固定部材に圧接させるようにした荷役装置(例えば、特許文献2参照)や、スライドレールに板バネを取り付けて該板バネで荷積みプラットホームを押圧するようにした荷役装置(例えば、特許文献3参照)が知られている。さらには、荷積みプラットホームを格納に際して立て掛けるガイドローラの支持部材に規制アームの下端を上下方向に回動可能に取り付け、該規制アーム上端に取り付けられたローラを荷積みプラットホームの引込み動作によってスライドレール下面に押し付けることにより、上記規制アームを下方に回動させて上記両ローラで荷積みプラットホーム先端を挟み込むようにした荷役装置(例えば、特許文献4参照)も知られている。
特開2005−22593号公報(段落0021欄、図4、図5) 特開2005−238982号公報(段落0027欄、図2) 特開2003−25901号公報(段落0023欄、段落0024欄、図3、図4) 特開2006−123697号公報(第6頁、図11)
しかし、上記の各特許文献のいずれも、荷積みプラットホームのガタ付き防止用の専用の部材をスライドレールや荷積みプラットホームにそれぞれ取り付けているため、コストアップを招来する。また、荷積みプラットホームの格納状態で、スライドレール下面と荷積みプラットホームとの間に上記専用の部材が介在されているため、その分だけディパーチャアングル(後輪の接地箇所と車体後部下端とを結ぶ線が地面となす角度:図3に符号θで示す)が小さくなり、坂道を上り下りする際に荷役装置後端が地面に接触するおそれがある。
ところで、上記平行リンクアームを油圧式シリンダによって駆動することが知られている。そこで、荷積みプラットホームを床面下方に格納した状態で、上記平行リンクアームをさらに油圧駆動して、上記荷積みプラットホームを上方の車体固定側に押し付けて固定することが考えられる。そのことにより、ガタ付き防止用の部材を低減することが可能になる。
しかしながら、上記荷積みプラットホームに用いられる油圧式シリンダは、荷積み(例えば1t程度)のために比較的大きな圧力で駆動されるため、荷積みプラットホームを車体固定側に押し付けて固定する際に過大な力が車体固定側に加わる結果、車体固定側の変形等による寿命の低下を招くという問題がある。一方、そのような過大に加わる力に対応するために、荷積みプラットホームや車体固定側に過度な補強を設けると、装置の重量増を招くことになってしまう。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷積みプラットホームを廉価な構成でガタ付かずに安定して格納すると共に、車体固定側に過大な力が加わらないようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、荷積みプラットホームを上昇させて車体固定側に押し付けている油圧式リフトシリンダの油圧値が、荷積みプラットホームの昇降時における油圧値よりも小さい所定値であるときに、油圧式リフトシリンダへの油圧の供給を停止するようにした。
具体的には、この発明は、折畳み・展開可能な荷積みプラットホームと、上記荷積みプラットホームを車両の荷台下方に対して車両前後方向に出入れする油圧式スライドシリンダと、車両後方側において上記荷積みプラットホームを昇降させる油圧式リフトシリンダを備えた車両用荷役装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1に係る発明は、上記荷積みプラットホーム折り畳み状態であることを検知する折畳状態検知手段と、上記荷積みプラットホームが上記油圧式スライドシリンダにより上記荷台下方の格納準備位置に移動したことを検知する格納準備状態検知手段と、上記折畳状態検知手段及び上記格納準備状態検知手段の検知信号がそれぞれ入力されていることを条件に上記油圧式リフトシリンダに伸張指令を出力して、上記格納準備位置の上記荷積みプラットホームを上昇させて車体固定側に押し付ける制御手段と、上記荷積みプラットホームを上昇させて上記車体固定側に押し付けている上記油圧式リフトシリンダの油圧値が、車両後方側で上記荷積みプラットホームを上昇させている上記油圧式リフトシリンダの油圧値よりも小さい所定値になったことを検知する油圧検知手段とを備え、上記制御手段は、上記油圧検知手段の検知信号が入力されたことを条件に上記油圧式リフトシリンダに停止指令を出力して、上記油圧式リフトシリンダへの油圧の供給を停止するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、荷積みプラットホームは、基端側プラットホームと先端側プラットホームとをヒンジで連結して構成され、折畳状態検知手段は上記ヒンジ、先端側プラットホーム及び基端側プラットホームのいずれか1つに固定される一方、検知ドックは上記ヒンジ、先端側プラットホーム及び基端側プラットホームのうち上記折畳状態検知手段が固定されていない他の何れか1つに固定されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の発明において、荷積みプラットホームは、可動フレームに平行リンク機構を介して支持され、上記可動フレームは、車体固定側であるスライドレールにスライド部材を介して移動可能に支持され、上記油圧式スライドシリンダは、一端が上記スライドレールの引込み方向端部側の車体固定側である固定フレームに連結されているとともに、他端が上記可動フレームに連結フレームを介して連結され、格納準備状態検知手段は上記可動フレーム及び車体固定側のいずれか一方に、検知ドックは上記可動フレーム及び車体固定側のいずれか他方にそれぞれ固定されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の発明において、上記車体固定側には、荷積みプラットホームが押し付けられる緩衝材からなるパッドが取り付けられていることを特徴とする。
請求項1〜4に係る発明によれば、折畳状態検知手段及び格納準備状態検知手段の各検知信号を受けた制御手段により油圧式リフトシリンダ伸張させて、格納準備位置における折り畳み状態の荷積みプラットホームを上昇させて車体固定側に押し付けることができる。しかも、油圧検知手段の検知信号を受けた制御手段により、油圧式リフトシリンダの油圧値を車両後方側で荷積みプラットホームを上昇させる際の油圧値よりも小さい所定値に維持するようにしたので、荷積みプラットホームを廉価な構成でガタ付かずに安定して床下格納できると共に、車体固定側に過大な力が加わらないようにすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1乃至図3は車両としてのバン車Aを示す。同図において、1は車体前後方向に延びる車体枠であり、該車体枠1には、後面に観音開きの2枚の扉b1が設けられた箱形の荷台Bが搭載され、この荷台Bの床面b2下方には、この発明の実施形態に係る荷役装置Cが装備されている。
上記荷役装置Cは、先端側プラットホーム3aと基端側プラットホーム3bとをヒンジ4で折畳み・展開自在に連結した2枚折れタイプの車体前後方向に出入れ可能な荷積みプラットホーム3と、この荷積みプラットホーム3基端を両側でそれぞれ片持ち支持する2組の平行リンク機構5とを備え、これら2組の平行リンク機構5の同期作動により、上記荷積みプラットホーム3を使用状態と折畳み状態とに姿勢変更するようになっている。
図1一点鎖線及び図2実線は、折畳み状態の荷積みプラットホーム3を床面b2下方から引き出して展開し荷積みプラットホーム3基端を地面Gに接地させた使用状態、図2一点鎖線は、荷積みプラットホーム3先端を前下がりに傾動させて荷積みプラットホーム3全体を地面Gに接地させた状態、図2二点鎖線は、荷積みプラットホーム3を図2実線の状態から荷台Bの床面b2高さに上昇させた使用状態、図1二点鎖線及び図3は、荷積みプラットホーム3を折り畳んで床面b2下方に引き込んだ床下押し付け状態、図1実線は、荷積みプラットホーム3を図2二点鎖線の状態から荷台B後面(扉b1)に垂直に立て掛けた立掛け格納状態をそれぞれ示す。つまり、このバン車Aは床下格納機能と立掛け格納機能との両機能を兼ね備えたタイプで、走行中の格納姿勢を適宜選択できるようになっている。
上記車体枠1両サイドの後端側には、車体固定側である2本のスライドレール7が車体前後方向に延びるようにそれぞれ水平に配設され、該スライドレール7には、車幅方向に延びる閉断面形状のメカニズムフレーム(可動フレーム)9がスライド部材11を介して車体前後方向に移動可能に支持されている。上記メカニズムフレーム9の両端には、大小2個の第1及び第2支持ブラケット13,15が固定されている。
上記平行リンク機構5は、上端が上記第1及び第2支持ブラケット13,15のうち形状の大きい第1支持ブラケット13に連結軸17で上下方向に回動自在に枢着されたチルトアーム19を備えている。このチルトアーム19上端寄りにはリフトアーム21基端が連結軸23で上下方向に回動自在に枢着され、このリフトアーム21先端は上記基端側プラットホーム3bに連結軸25で上下方向に回動自在に枢着されている。上記リフトアーム21下方には、油圧式リフトシリンダ27が配置され、このリフトシリンダ27のシリンダチューブ27a基端は上記チルトアーム19下端に連結軸29で上下方向に回動自在に枢着されているとともに、ピストンロッド27b先端は上記リフトアーム21先端寄りに連結軸31で上下方向に回動自在に枢着されている。上記第2支持ブラケット15には、油圧式チルトシリンダ33のシリンダチューブ33a基端が連結軸35で上下方向に回動自在に枢着され、このピストンロッド33b先端は上記基端側プラットホーム3bの基端に連結軸37で上下方向に回動自在に枢着されている。
上記メカニズムフレーム9には、複数本の連結フレーム39が車体後方に向かって延設され、これら連結フレーム39には、中央バンパ41aと、該中央バンパ41aの左右両側に間隔をあけて位置する側方バンパ41bとがそれぞれ連結されている。このようにバンパが中央バンパ41aと側方バンパ41bとに分割されているのは、荷積みプラットホーム3昇降時に平行リンク機構5との干渉を回避するためである。上記中央バンパ41aの車幅方向中央には、荷積みプラットホーム3を床面b2下方に格納する際に凭れ掛けさせるガイドローラ43が取り付けられている。
上記2本のスライドレール7の引込み方向端部側(車体前側)には、車体固定側である固定フレーム45がブラケット47を介して橋絡されている。上記両スライドレール7間には、2基の車体前後方向に延びる油圧式スライドシリンダ49が各々のシリンダチューブ49aを車体側方から見て前後に重なるように互いに一体的に固定して配置され、一方のスライドシリンダ49は、ピストンロッド49b先端を車体前方に向けて該ピストンロッド49b先端が上記固定フレーム45に連結され、他方のスライドシリンダ49は、ピストンロッド49b先端を車体後方に向けて該ピストンロッド49bが車幅方向中央の連結フレーム39を介してメカニズムフレーム(可動フレーム)9に連結されている。つまり、上記2基のスライドシリンダ49は、各々のピストンロッド49bが互いに逆向きに延びるいわゆる対向シリンダを構成している。このスライドシリンダ49の伸縮作動により、折畳み状態の荷積みプラットホーム3をバン車Aの床面b2下方に対して出入れするようになっている。
そして、上記2組の平行リンク機構5を同期作動させることにより、使用時には、折畳み状態の荷積みプラットホーム3をスライドシリンダ49の伸長作動により荷台Bの床面b2下方から引き出して展開し、荷物を載置した状態でリフトシリンダ27の伸縮作動により地面Gと荷台Bの床面b2高さ位置との間で水平姿勢で昇降させてバン車Aに対して荷物を積み降ろしするようになっている(図2参照)。なお、上記第1支持ブラケット13の上端には、荷物を積み降ろすために荷積みプラットホーム3が荷台Bの床面b2レベルに上昇した際、それ以上上昇しないようにリフトアーム21が当接する上昇ストッパ51が取り付けられている。
一方、格納時には、折畳み状態の荷積みプラットホーム3を床面b2下方のスライドレール7に干渉する直前の引込みレベルからスライドシリンダ49の収縮作動により荷台Bの床下に引き込むか(図1二点鎖線及び図3参照)、あるいは展開状態の荷積みプラットホーム3を床面b2レベルからチルトシリンダ33の伸長作動により垂直姿勢で荷台Bの扉b1に立て掛けるようになっている(図1実線参照)。
前者の床下格納時には、荷積みプラットホーム3を床面b2下方に引き込んだ後に、リフトシリンダ27の伸長作動によりスライドレール7に押し付けて走行中にガタ付かないようにしている。上記スライドレール7下面の車体後端寄りには、荷積みプラットホーム3が押し付けられるゴム等の緩衝材からなるパッド53が取り付けられている(図3参照)。この床下格納時には、折り畳まれて上下に重なった先端側プラットホーム3a及び基端側プラットホーム3bの後端が走行中においてバンパ機能を発揮するようになっている。一方、後者の立掛け格納時には、上記中央バンパ41a及び側方バンパ41bが車体後方に荷積みプラットホーム3よりも車体後方に突出して走行中においてバンパ機能を発揮するようになっている。
また、上記2組の平行リンク機構5の両チルトアーム19は、荷積みプラットホーム3が水平姿勢で接地した際、リフトシリンダ27の収縮作動によりメカニズムフレーム9から離間する方向に連結軸17回りに回動し、荷積みプラットホーム3先端を前下がりに傾動させて荷積みプラットホーム3全体を地面Gに接地させるようになっている(図2一点鎖線参照)。つまり、両チルトアーム19がメカニズムフレーム9から離間する方向に回動すると、この回動により両リフトアーム21が荷積みプラットホーム3先端側に押し出されるように移動し、その結果、荷積みプラットホーム3が連結軸37回りに回動して前傾姿勢で接地するのである。なお、荷積みプラットホーム3を自重により又はこれに荷物の荷重が加算されたトータル荷重によって共にメカニズムフレーム9から離間する方向に回動させ、荷積みプラットホーム3先端を前下がりに傾動させて荷積みプラットホーム3全体を地面Gに接地させるようにしてもよい。
上記リフトシリンダ27のシリンダチューブ27a、スライドシリンダ49のシリンダチューブ49a、及びチルトシリンダ33のシリンダチューブ33aの反ロッド側作動室は、油圧回路75(図7参照)に接続され、リフトシリンダ27、スライドシリンダ49及びチルトシリンダ33の伸縮作動は、各々の反ロッド側作動室に対し油圧を給排することで行われる。
上記荷積みプラットホーム3の基端側プラットホーム3bのヒンジ4近傍には、図4に拡大詳示するように、折畳状態検知手段としての近接センサからなる折畳状態検知センサ76が固定されている一方、上記ヒンジ4の基端側プラットホーム3b側のヒンジ軸77には検知ドック78が固定されている。そして、荷積みプラットホーム3が展開状態から180°折り畳まれて先端側プラットホーム3aが基端側プラットホーム3b上面に裏返しになって重なる直前に、上記検知ドック78が折畳状態検知センサ76に接近して該折畳状態検知センサ76がON作動し、荷積みプラットホーム3の折畳状態を検知するようになっている。なお、折畳状態検知センサ76をヒンジ4、先端側プラットホーム3a及び基端側プラットホーム3bのいずれか1つに固定する一方、検知ドック78を上記ヒンジ、先端側プラットホーム3a及び基端側プラットホーム3bのうち上記折畳状態検知センサ76が固定されていない他の何れか1つに固定するようにすればよい。さらに、近接センサの代わりにリミットスイッチを採用してもよい。
上記スライド部材11の上端には、図5に拡大詳示するように、引出状態検知手段としての近接センサからなる引出状態検知センサ79が固定されている一方、上記スライドレール7の引出し方向端部(車体後端)には検知ドック80がブラケット81を介して固定されている。また、上記引出状態検知センサ79下方のスライド部材11には当て板82が固定されている一方、上記検知ドック80下方のブラケット81にはストッパ83が固定されている。そして、上記スライド部材11がスライドシリンダ49の伸長作動により車体後端に移動して上記当て板82がストッパ83に当接すると、上記引出状態検知センサ79が検知ドック80に接近して該引出状態検知センサ79がON作動し、荷積みプラットホーム3の床面b2下方からの引出し状態を検知するようになっている。なお、上記とは逆に、引出状態検知センサ79をスライドレール7のブラケット81に固定する一方、検知ドック80をスライド部材11に固定するようにしてもよい。さらに、近接センサの代わりにリミットスイッチを採用してもよい。
上記メカニズムフレーム9には、図6に拡大詳示するように、格納準備状態検知手段としての近接センサからなる格納準備状態検知センサ84が固定されている一方、車体固定側である上記固定フレーム45には検知ドック85が固定されている。そして、上記メカニズムフレーム9がスライドシリンダ49の収縮作動により車体前方に移動して固定フレーム45に接近すると、上記格納準備状態検知センサ84が検知ドック85に接近して該格納準備状態検知センサ84がON作動し、荷積みプラットホーム3の床面b2下方における格納準備状態を検知するようになっている。なお、上記とは逆に、格納準備状態検知センサ84を車体固定側(例えば固定フレーム45又はスライドレール7等)に固定する一方、検知ドック85をメカニズムフレーム9に固定するようにしてもよい。さらに、近接センサの代わりにリミットスイッチを採用してもよい。
また、リフトシリンダ27には、その油圧値を検知する油圧検知手段としての油圧検知センサ70が設けられている。油圧検知センサ70は、リフトシリンダ27の油圧値が、荷積みプラットホーム3の昇降時(使用時)における油圧値よりも小さい所定値であることを検知するように構成されている。例えば、リフトシリンダ27内の油圧値は、荷積みプラットホーム3の昇降時(使用時)には、175kgf/cm(17150000Pa)程度である一方、上記所定値としては、例えば100kgf/cm(9800000Pa)程度に設定することが好ましい。
上記折畳状態検知センサ76、引出状態検知センサ79、格納準備状態検知センサ84及び油圧検知センサ70は共に、図7に示すように、制御手段としてのコントローラ90に接続され、該コントローラ90は、これらの検知信号(ON信号)に基づきリフトシリンダ27、スライドシリンダ49及びチルトシリンダ33を伸縮作動させるようになっている。
上記コントローラ90には、図7に示すように、切換スイッチ86、上・閉スイッチ87、及び下・開スイッチ89が接続されている。上・閉スイッチ87は、荷積みプラットホーム3を略水平姿勢で上昇させ、又は上方向に回動させて閉状態にするためのスイッチである。下・開スイッチ89は、荷積みプラットホーム3を略水平姿勢で下降させ、又は下方向に回動させて開状態にするためのスイッチである。切換スイッチ86は、上・閉スイッチ87及び下・開スイッチ89の上記各機能を切り換えるためのスイッチである。
これら切換スイッチ86、上・閉スイッチ87及び下・開スイッチ89は、例えば車体後部に取り付けられているスイッチケース(図示せず)内に設けられている。さらに、上記コントローラ90には、油圧回路75に介設された上げソレノイド91、下げソレノイド93、引出しソレノイド95、引込みソレノイド97、閉じソレノイド98及び開けソレノイド99が接続されている。上記上げソレノイド91及び下げソレノイド93は、リフトシリンダ27を伸縮作動させて荷積みプラットホーム3を昇降させるためのものであり、引出しソレノイド95及び引込みソレノイド97は、スライドシリンダ49を伸縮作動させて荷積みプラットホーム3を床面b2下方から引き出したり、床面b2下方に引き込んだりするためのものである。また、閉じソレノイド98及び開けソレノイド99は、チルトシリンダ33を伸縮作動させて荷積みプラットホーム3を荷台B後面(扉b1)に垂直に立て掛けて閉じたり、略水平姿勢に開けたりするためのものである。
そして、上記コントローラ90は、荷積みプラットホーム3の床下格納に際しては、上記引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されていることを条件に上記上げソレノイド91を励磁して上記リフトシリンダ27に上昇指令を出力し、荷積みプラットホーム3が床面b2下方の引込みレベルまで上昇して上記折畳状態検知センサ76の検知信号(ON信号)が入力されたことを条件に上記上げソレノイド91を消磁して上記リフトシリンダ27への上昇指令を停止するとともに、上記引込みソレノイド97を励磁して上記スライドシリンダ49に引込み指令を出力し、そのことによって、折り畳まれた状態の荷積みプラットホーム3を床面b2下方の格納準備位置に引き込むように構成されている。さらに、コントローラ90は、折り畳まれた状態の荷積みプラットホーム3が格納準備位置に引き込まれて格納準備状態検知センサ84の検知信号(ON信号)が入力されたことを条件に、上記上げソレノイド91を励磁して上記リフトシリンダ27に伸張指令(言い換えれば再度の上昇指令)を出力して、荷積みプラットホーム3を車体固定側のスライドレール7下面におけるパッド53に押し付けるようになっている。さらに、コントローラ90は、荷積みプラットホーム3をパッド53に押し付けている際に油圧検知センサ70の検知信号(ON信号)が入力されたことを条件にリフトシリンダ27に停止指令を出力して、リフトシリンダ27への油圧の供給を停止するように構成されている。
一方、コントローラ90は、荷積みプラットホーム3の引出しに際しては、折畳状態検知センサ76及び格納準備状態検知センサ84の両検知信号(ON信号)が入力されていることを条件に荷積みプラットホーム3が床面b2下方の引込みレベルまで下降するように上記下げソレノイド93を励磁して上記リフトシリンダ27に下降指令を出力するとともに、上記引出しソレノイド95を励磁して上記スライドシリンダ49に引出し指令を出力し、さらに上記引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されたことを条件に上記引出しソレノイド95を消磁して上記スライドシリンダ49への引出し指令を停止するとともに、上記リフトシリンダ27に下降指令を再度出力して荷積みプラットホーム3を接地させるように構成されている。
また、コントローラ90は、荷積みプラットホーム3の立掛け格納に際しては、上記引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されていることを条件に、上記閉じソレノイド98を励磁して上記チルトシリンダ33に閉じ指令を出力し、荷積みプラットホーム3を荷台B後面(扉b1)に垂直に立て掛けるように構成されている。一方、荷積みプラットホーム3を開けて水平姿勢にする際には、上記引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されていることを条件に、開けソレノイド99を励磁して上記チルトシリンダ33に開け指令を出力し、荷積みプラットホーム3を荷台B床面b2と同じレベルで水平姿勢となるように構成されている。
次に、上述の如く構成された荷役装置Cの作動を説明する。以下に括弧書で付した番号は操作工程の手順を示す。まずは床下格納について説明し、続いて立掛け格納について説明する。
<床下押し付け状態からの引出し操作>
(1) 図8は荷積みプラットホーム3の床下押し付け状態を示す。この床下押し付け状態では、リフトシリンダ27が伸長状態と、スライドシリンダ49が収縮状態と、チルトシリンダ33が収縮状態となっていると共に、折り畳まれた荷積みプラットホーム3の先端側プラットホーム3a裏面がスライドレール7下面のパッド53に押し付けられている。この状態で、切換スイッチ86、上・閉スイッチ87及び下・開スイッチ89は全てOFF、折畳状態検知センサ76及び格納準備状態検知センサ84は共にON、引出状態検知センサ79はOFFになっている。
(2) この床下押し付け状態から荷積みプラットホーム3を引き出すには、下・開スイッチ89を手で押して(ON操作して)下げソレノイド93を励磁する。これにより、リフトシリンダ27が僅かに収縮作動した後に停止し、荷積みプラットホーム3が、図9に示すように、スライドレール7のパッド53に干渉しない高さ(引込みレベル)まで若干下降して停止してスライドレール7(パッド53)への押圧が解除される。これに引き続いて引出しソレノイド95が励磁されてスライドシリンダ49が伸長作動し、荷積みプラットホーム3の引出しが開始される。これにより、格納準備状態検知センサ84が検知ドック85から離れてその検知信号がOFFになる。このような動作は、下・開スイッチ89のON状態で、折畳状態検知センサ76及び格納準備状態検知センサ84の両検知信号(ON信号)がコントローラ90に入力されていることを条件に行われるものであり、コントローラ90に予め設定されているプログラム情報に基づく。以下に述べる動作も同様である。
(3) 下・開スイッチ89を手で押し続けたままにしていると、図10に示すように、荷積みプラットホーム3が引き出されて、当て板82がストッパ83に当接し、引出状態検知センサ79が検知ドック80に接近して(図5参照)、その両検知信号(ON信号)がコントローラ90に入力され、このことを条件に引出しソレノイド95が消磁してスライドシリンダ49の伸長作動が停止して荷積みプラットホーム3の引出しが停止するとともに、下げソレノイド93が再度励磁されてリフトシリンダ27が収縮作動を開始し、荷積みプラットホーム3が折り畳まれた状態で下降し始める。
(4) 荷積みプラットホーム3が下降し始めると、基端側プラットホーム3bは下降し続けるが、先端側プラットホーム3aはガイドローラ43に支持されているので、図11に示すように、車体後方に向かって前下がりに傾斜し、折畳状態検知センサ76が検知ドック78から離れてその両検知信号がOFFになる。
(5) 荷積みプラットホーム3の基端側プラットホーム3bが水平姿勢で接地すると、下・開スイッチ89から手を離す(OFF操作する)。これにより、下げソレノイド93が消磁されてリフトシリンダ27の収縮作動が停止する。その後は、図12に示すように、先端側プラットホーム3aを手で持って展開する。
(6) 下・開スイッチ89を手で押し(ON操作し)、下げソレノイド93を励磁してリフトシリンダ27を再度収縮作動させ、図13に示すように、荷積みプラットホーム3を傾動接地(チルト)させて荷物を積み込む。
<床下押し付け状態への移行操作>
(1) まず、上記<床下押し付け状態からの引出し操作>の(5)の水平接地状態(図12)から先端側プラットホーム3aを手で持ち上げて折り畳んでガイドローラ43に立て掛ける(図14参照)。
(2) 上・閉スイッチ87を手で押す(ON操作する)。この段階では、引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されており、このことを条件に上げソレノイド91が励磁されてリフトシリンダ27が伸長作動し始め、荷積みプラットホーム3が上昇を開始し、図15に示すように、荷積みプラットホーム3が床面b2下方の引込みレベルまで上昇する。折畳状態検知センサ76は、荷積みプラットホーム3が上記引込みレベル直前まで上昇すると、検知ドック78に接近してON作動し、この検知信号(ON信号)が入力されたことを条件に上記上げソレノイド91が消磁してリフトシリンダ27の伸長作動が停止するとともに、引込みソレノイド97が励磁されてスライドシリンダ49が収縮作動し始める。
(3) 上・閉スイッチ87を手で押し続けたままにしていると、図16に示すように、荷積みプラットホーム3が床面b2下方に引き込まれ始め、引出状態検知センサ79が検知ドック80から離れてOFF状態となる。
(4) 上・閉スイッチ87の押し操作を継続すると、荷積みプラットホーム3がさらに引き込まれて格納準備状態検知センサ84が検知ドック85に接近してその検知信号(ON信号)がコントローラ90に入力される。すると、コントローラ90は、格納準備状態検知センサ84からの検知信号が入力されたときに、引込みソレノイド97を消磁してスライドシリンダ49の収縮作動を停止させて、図16に示すように、荷積みプラットホーム3の引込み動作を停止させると共に、上記上げソレノイド91を励磁して、リフトシリンダ27を再度伸長作動させて、図17に示すように、荷積みプラットホーム3を上昇させてスライドレール7下面のパッド53に押し付ける。このとき、コントローラ90は、油圧検知センサ70の検知信号(ON信号)が入力されたことを条件にリフトシリンダ27に停止指令を出力して、リフトシリンダ27への油圧の供給を停止する。そのことにより、荷積みプラットホーム3のパッド53に対する押し付け力は、比較的小さい適度な大きさで維持される。
続いて、立掛け格納について説明する。
<立掛け格納状態からの開操作>
(1) 図18は荷積みプラットホーム3の立掛け格納状態を示す。この立掛け格納状態は、リフトシリンダ27、チルトシリンダ33及びスライドシリンダ49が伸長状態となっている。また、切換スイッチ86、上・閉スイッチ87及び下・開スイッチ89は共にOFFに、折畳状態検知センサ76及び格納準備状態検知センサ84は共にOFFに、引出状態検知センサ79はONになっている。
(2) この立掛け格納状態から荷積みプラットホーム3を展開するには、切換スイッチ86と共に下・開スイッチ89を手で押す(ON操作する)。すると、各センサ76,79,84が上述のON/OFF状態になっていることを条件に開けソレノイド99が励磁されてチルトシリンダ33が収縮作動し始め、荷積みプラットホーム3が立掛け格納状態から開く方向に回動していく。
(3) 荷積みプラットホーム3が図19に示すように、荷台Bの床面b2レベルまで開くと、切換スイッチ86及び下・開スイッチ89から手を離す(OFF操作する)。そして、下・開スイッチ89のみを手で押す(ON操作する)。すると、下げソレノイド93が励磁されてリフトシリンダ27が収縮作動を開始し、荷積みプラットホーム3が下降し始める。
(4) この後は、<床下押し付け状態からの引出し操作>と同様に、下・開スイッチ89を押し続け、荷積みプラットホーム3を接地させ、さらに下・開スイッチ89を押し続けることで、荷積みプラットホーム3を傾動接地(チルト)させる(図12,13参照)。尚、立掛け格納状態からの開操作においては、荷積みプラットホーム3は折り畳まれていないため、先端側プラットホーム3aを手動で展開する必要はない。
<立掛け格納状態への閉操作>
(1)荷積みプラットホーム3の水平接地状態(図12参照)又は傾動接地状態(図13参照)から、上・閉スイッチ87のみを手で押す(ON操作する)。この段階では、引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が入力されており、このことを条件に上げソレノイド91が励磁されてリフトシリンダ27が伸長作動し始め、荷積みプラットホーム3が上昇を開始する。荷積みプラットホーム3は、図20に示すように、荷台Bの床面b2レベルまで上昇すると、リフトアーム21が上昇ストッパ51に当接して、それ以上上昇することが防止される。このとき、油圧回路75内に設けられた安全弁が作動する。ここで、上・閉スイッチ87から一旦、手を離す(OFF操作する)。
尚、上・閉スイッチ87を押すという操作自体は床下押し付け状態への格納操作と同じであるが(<床下押し付け状態への移行操作>の(2)を参照)、荷積みプラットホーム3が上昇しても折畳状態検知センサ76の検知信号(ON信号)が入力されないため、荷積みプラットホーム3は、上記引き込みレベルにおいて上昇が停止して床面b2下に引き込まれることなく、床面b2レベルまで上昇を続ける。
(2) 次に、切換スイッチ86と共に上・閉スイッチ87を手で押す(ON操作する)。この段階では、引出状態検知センサ79の検知信号(ON信号)が引き続き入力されており、このことを条件に閉じソレノイド98が励磁されてチルトシリンダ33が伸長作動し始め、荷積みプラットホーム3が荷台Bの扉b1に立て掛かるように回動し始める。
(3)やがて、荷積みプラットホーム3が、図21に示すように、略垂直となって荷台Bの扉b1に対向する立掛け格納状態まで回動すると、切換スイッチ86及び上・閉スイッチ87から手を離す(OFF操作する)。
このように、この実施形態では、コントローラ90が折畳状態検知センサ76、引出状態検知センサ79及び格納準備状態検知センサ84の各々の検知信号に基づき、リフトシリンダ27に上昇指令を出力するとともに、スライドシリンダ49に引込み指令を出力することにより、荷積みプラットホーム3を床下押し付け状態でスライドレール7下面のパッド53に押し付けるようにしている。したがって、特許文献1〜4の如きガタ付き防止用の専用の部材が不要で、その分だけ廉価でかつガタ付かずに安定して格納できる荷積みプラットホーム3を提供することができる。また、荷積みプラットホーム3の床下押し付け状態で、スライドレール7と荷積みプラットホーム3との間に上記専用の部材がないので、その分だけ荷積みプラットホーム3が上方に位置してディパーチャアングルθ(図3参照)を大きく取ることができ、坂道を上り下りする際に荷役装置後端の地面への接触を回避することができる。
そのことに加え、リフトシリンダ27の油圧値が、通常使用時の荷積みプラットホーム3の昇降時における油圧値よりも小さい所定値になったときに、リフトシリンダ27への油圧の供給を停止するようにしたので、荷積みプラットホーム3のスライドレール7下面におけるパッド53に対する押し付け力を、比較的小さい適度な大きさで維持することができる。その結果、荷積みプラットホーム3を固定する際に、車体固定側に過大な力が加わらないようにすることができるため、荷積みプラットホーム3やスライドレール7等の車体固定側に過度な補強を設ける必要がなくなり、装置の軽量化及び寿命の向上を図ることができる。
以上説明したように、本発明は、荷積みプラットホームを床面下方に格納する車両用荷役装置について有用であり、特に、荷積みプラットホームを廉価な構成でガタ付かずに安定して格納すると共に、車体固定側に過大な力が加わらないようにする場合に適している。
図1は、実施形態の荷役装置を備えたバン車の後方斜視図であり、荷積みプラットホームを荷台の扉に立て掛けて垂直姿勢で格納した状態を実線で、床面下方に格納した状態を二点鎖線で、接地させた使用状態を一点鎖線でそれぞれ示している。 図2は、実施形態において荷積みプラットホームが略水平姿勢で接地した状態を実線で、傾斜姿勢で全体が接地した状態を一点鎖線で、荷台の床面高さに上昇した状態を二点鎖線でそれぞれ示す側面図である。 図3は、実施形態において荷積みプラットホームの床下押し付け状態を示す側面図である。 図4は、折畳状態検知センサと検知ドックとの位置関係を示す要部拡大側面図である。 図5は、引出状態検知センサと検知ドックとの位置関係を示す要部拡大側面図である。 図6は、格納準備状態検知センサと検知ドックとの位置関係を示す要部拡大平面図である。 図7は、荷役装置の制御ブロック図である。 荷積みプラットホームの床下押し付け状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームを床下押し付け状態から床面下方の引き込みレベルまで下降させた状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームを格納準備位置から引き出した状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームの接地直前の状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームの水平接地状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームの傾動接地状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームを水平接地状態でガイドローラに立て掛けた状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームが床面下方の引込みレベルまで上昇した状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームが引き込み位置(格納準備位置)まで引き込まれた状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームをスライドレールのパッドに押し付けてロック機構を係合させた状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームの立掛け格納状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームを立掛け格納状態から開いた水平状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームが床面レベルまで上昇した状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。 荷積みプラットホームを水平状態から閉じた立掛け格納状態と、このときの切換スイッチ、上・閉スイッチ、下・開スイッチ、折畳状態検知センサ、引出状態検知センサ及び格納準備状態検知センサのON・OFF状態とをそれぞれ示す操作工程図である。
A バン車(車両)
B 荷台
C 荷役装置
G 地面
b2 床面
3 荷積みプラットホーム
3b 基端側プラットホーム
3a 先端側プラットホーム
4 ヒンジ
5 平行リンク機構
7 スライドレール(固定側)
9 メカニズムフレーム(可動フレーム)
11 スライド部材
27 リフトシリンダ
39 連結フレーム
45 固定フレーム
49 スライドシリンダ
53 パッド
70 油圧検知センサ
76 折畳状態検知センサ(折畳状態検知手段)
78 検知ドック
79 引出状態検知センサ(引出状態検知手段)
80 検知ドック
84 格納準備状態検知センサ(格納準備状態検知手段)
85 検知ドック
90 コントローラ(制御手段)

Claims (4)

  1. 折畳み・展開可能な荷積みプラットホームと、
    上記荷積みプラットホームを車両の荷台下方に対して車両前後方向に出入れする油圧式スライドシリンダと、
    車両後方側において上記荷積みプラットホームを昇降させる油圧式リフトシリンダを備えた車両用荷役装置であって、
    上記荷積みプラットホーム折り畳み状態であることを検知する折畳状態検知手段と、
    上記荷積みプラットホームが上記油圧式スライドシリンダにより上記荷台下方の格納準備位置に移動したことを検知する格納準備状態検知手段と、
    上記折畳状態検知手段及び上記格納準備状態検知手段の検知信号がそれぞれ入力されていることを条件に上記油圧式リフトシリンダに伸張指令を出力して、上記格納準備位置の上記荷積みプラットホームを上昇させて車体固定側に押し付ける制御手段と、
    上記荷積みプラットホームを上昇させて上記車体固定側に押し付けている上記油圧式リフトシリンダの油圧値が、車両後方側で上記荷積みプラットホームを上昇させている上記油圧式リフトシリンダの油圧値よりも小さい所定値になったことを検知する油圧検知手段とを備え、
    上記制御手段は、上記油圧検知手段の検知信号が入力されたことを条件に上記油圧式リフトシリンダに停止指令を出力して、上記油圧式リフトシリンダへの油圧の供給を停止するように構成されていることを特徴とする車両用荷役装置。
  2. 請求項1に記載の車両用荷役装置において、
    荷積みプラットホームは、基端側プラットホームと先端側プラットホームとをヒンジで連結して構成され、
    折畳状態検知手段は上記ヒンジ、先端側プラットホーム及び基端側プラットホームのいずれか1つに固定される一方、検知ドックは上記ヒンジ、先端側プラットホーム及び基端側プラットホームのうち上記折畳状態検知手段が固定されていない他の何れか1つに固定されていることを特徴とする車両用荷役装置。
  3. 請求項1に記載の車両用荷役装置において、
    荷積みプラットホームは、可動フレームに平行リンク機構を介して支持され、
    上記可動フレームは、車体固定側であるスライドレールにスライド部材を介して移動可能に支持され、
    上記油圧式スライドシリンダは、一端が上記スライドレールの引込み方向端部側の車体固定側である固定フレームに連結されているとともに、他端が上記可動フレームに連結フレームを介して連結され、
    格納準備状態検知手段は上記可動フレーム及び車体固定側のいずれか一方に、検知ドックは上記可動フレーム及び車体固定側のいずれか他方にそれぞれ固定されていることを特徴とする車両用荷役装置。
  4. 請求項1に記載の車両用荷役装置において、
    上記車体固定側には、荷積みプラットホームが押し付けられる緩衝材からなるパッドが取り付けられていることを特徴とする車両用荷役装置。
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