JP2017024438A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時に電動機の制御に用いられるステアリング推定角と実際のステアリング推定角との間の乖離を抑制できる電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトと、キーロックカラーと、補助操舵トルクを発生させる電動機と、電動機の位置センサと、キーロックカラーに嵌まるロックピンを備えるロック装置と、車輪速に基づいてステアリング推定角を得るコントロールユニットと、を備える。コントロールユニットは、イグニッションスイッチのオフ後にロックピンをキーロックカラーに向けて移動させ、ロックピンがキーロックカラーに嵌合するまで電動機を駆動させ、あるステアリング推定角に対応する電動機回転角とロックピンがキーロックカラーに嵌合した後の電動機回転角とを記憶する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
電動機によって補助操舵トルクを発生させることで操舵力を軽減させる電動パワーステアリング装置が知られている。電動パワーステアリング装置の制御においては、中立位置(車両が直進するステアリングホイールの位置)に対するステアリングホイールの回転角度(以下、ステアリング推定角という)の情報が必要となる。従来から、車輪の回転速度に基づいてステアリング推定角を演算する技術が知られている。車輪の回転速度に基づいてステアリング推定角を得る技術としては、例えば特許文献1が挙げられる。また、定常状態でない場合にもステアリング推定角を得る技術として、特許文献2が挙げられる。
車輪の回転速度に基づいてステアリング推定角を得る場合、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった直後においては、中立位置が不明であるので、ステアリング推定角が得られない。このため、イグニッションスイッチがオフ状態となった時点のステアリング推定角を記憶する記憶装置を備え、イグニッションスイッチがオン状態となった時に記憶装置に記憶されたステアリング推定角に基づいて制御される電動パワーステアリング装置が知られている。
特開2003−14450号公報 特開2005−98827号公報
しかしながら、イグニッションスイッチがオフ状態になった後でもステアリングホイールが操作される可能性がある。このような場合、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時、記憶装置から読み出されるステアリング推定角と、実際のステアリング推定角との間に乖離が生じる。このため、電動機が正確に制御されなくなる可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時に電動機の制御に用いられるステアリング推定角と実際のステアリング推定角との間の乖離を抑制できる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、ステアリングホイールに連結されたステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトに取り付けられたキーロックカラーと、前記ステアリングシャフトに与える補助操舵トルクを発生させる電動機と、前記電動機の回転角度を検出する位置センサと、前記キーロックカラーの凹部に嵌合できるロックピンを備えるロック装置と、少なくとも2つの車輪の回転速度に基づいてステアリング推定角を得ることができるコントロールユニットと、を備え、前記コントロールユニットは、イグニッションスイッチがオフ状態になった後に、前記ロックピンを前記キーロックカラーに向けて移動させるロック装置駆動回路と、前記ロックピンが移動した後、前記電動機を駆動させ、前記ロックピンが前記凹部に嵌合する位置まで前記ステアリングシャフトを回転させる電動機駆動回路と、ある前記ステアリング推定角に対応する前記電動機の回転角度を少なくとも1つ記憶し、且つ前記ロックピンが前記凹部に嵌合した後における前記電動機の回転角度を記憶する電動機回転角記憶部と、を備えることを特徴とする。
これにより、コントロールユニットは、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時に、電動機回転角記憶部からあるステアリング推定角に対応する電動機の回転角度と、ロックピンが凹部に嵌合した後の電動機の回転角度と、を取得できる。これにより、コントロールユニットは、車両の走行前であっても、ステアリング推定角を演算することができる。また、イグニッションスイッチがオフ状態になってからオン状態になるまでの間、ロック装置によってステアリングシャフトの回転が規制される。このため、イグニッションスイッチがオフ状態になった時に記憶される電動機の回転角度と、イグニッションスイッチがオン状態になった時の実際の電動機の回転角度との間の乖離が生じにくくなっている。よって、電動パワーステアリング装置は、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時に電動機の制御に用いられるステアリング推定角と実際のステアリング推定角との間の乖離を抑制できる。
本発明の望ましい態様として、前記電動機回転角記憶部は、前記ステアリングホイールが中立位置にあるときの前記電動機の回転角度を記憶することが好ましい。これにより、イグニッションスイッチがオン状態になったときの、ステアリング推定角の演算が容易になる。
本発明の望ましい態様として、前記キーロックカラーは、複数の前記凹部を備えることが好ましい。これにより、ロックピンが凹部に嵌合するまでに要する時間が短縮される。
本発明によれば、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になった時に電動機の制御に用いられるステアリング推定角と実際のステアリング推定角との間の乖離を抑制できる電動パワーステアリング装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置を示す模式図である。 図2は、本実施形態に係るコントロールユニットを示すブロック図である。 図3は、本実施形態に係るコントロールユニットの構成を示す模式図である。 図4は、本実施形態に係るステアリングコラムを回転中心軸を含む平面で切った断面図である。 図5は、図4におけるA−A断面図である。 図6は、ロックピンがキーロックカラーの凸部に接した状態を示す断面図である。 図7は、ロックピンがキーロックカラーの凹部に嵌まった状態を示す断面図である。 図8は、走行中に推定角演算部が行う処理を示すフローチャートである。 図9は、イグニッションスイッチがオフ状態になった時にコントロールユニットが行う処理を示すフローチャートである。 図10は、イグニッションスイッチがオフ状態になった時におけるステアリング推定角と電動機回転角との関係を示す模式図である。 図11は、ロック装置が駆動した後のステアリング推定角と電動機回転角との関係を示す模式図である。 図12は、イグニッションスイッチがオン状態になった時にコントロールユニットが行う処理を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る電動パワーステアリング装置の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係るコントロールユニットを示すブロック図である。図3は、本実施形態に係るコントロールユニットの構成を示す模式図である。図4は、本実施形態に係るステアリングコラムを回転中心軸を含む平面で切った断面図である。図5は、図4におけるA−A断面図である。
電動パワーステアリング装置100は、車両に搭載されて、前記車両の操舵者(運転者)によるステアリングホイール1の操作を補助する装置である。電動パワーステアリング装置100は、操舵者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール1と、ステアリングシャフト2と、ユニバーサルジョイント4a、ユニバーサルジョイント4bと、を備え、ラックアンドピニオン機構5を介してタイロッド6に連結されている。タイロッド6は、右前輪71および左前輪72の向きを変化させる。車両には、車両の走行速度を検出する車速センサ12と、右前輪71の回転速度を検出する右車輪速センサ73と、左前輪72の回転速度を検出する左車輪速センサ74と、が設けられている。以下の説明において、車輪の回転速度は、単に車輪速と記載される。
ステアリングシャフト2の一端は、ステアリングホイール1に連結され、ステアリングシャフト2の他端はユニバーサルジョイント4aに連結されている。本実施形態では、ステアリングシャフト2は、機械構造用炭素鋼(SC材(Carbon Steel for Machine Structural Use))等の一般的な鋼材等から形成される。
図4に示すように、電動パワーステアリング装置100は、ステアリングコラム21と、キーロックカラー9と、ロック装置8と、を備える。ステアリングコラム21は、筒状部材であって、ステアリングシャフト2を回転中心軸Zrを中心に回転可能に支持する。例えば、ステアリングシャフト2は、軸受22を介してステアリングコラム21に支持されている。例えば、ステアリングコラム21は、機械構造用炭素鋼鋼管(STKM材(Carbon Steel Tubes for Machine Structural Purposes))等の一般的な鋼材等から形成される。
キーロックカラー9およびロック装置8は、ステアリングホイール1の回転を規制することで、車両の盗難を防止するための装置である。キーロックカラー9は、ステアリングシャフト2の外周面に取り付けられており、且つステアリングコラム21の内部に位置している。図5に示すように、キーロックカラー9は、外周面に凸部91および凹部92を備える。凸部91および凹部92は、交互に配置されている。本実施形態においては、凸部91および凹部92は、それぞれ12個ずつ設けられている。このため、キーロックカラー9の周方向において、隣接する2つの凹部92は30°ずれた位置にある。
ロック装置8は、ステアリングコラム21の外周面に取り付けられる。ロック装置8は、筐体80と、アクチュエータ81と、ロックユニット82と、挟持部材89と、を備える。筐体80は、アクチュエータ81およびロックユニット82を内蔵している。筐体80および挟持部材89がステアリングコラム21を挟んだ(クランプした)状態で締結部材88で締結されることにより、ロック装置8がステアリングコラム21に固定されている。アクチュエータ81は、後述するコントロールユニット30からの指令に応じて駆動し、ロックユニット82を、キーロックカラー9に近付く方向およびキーロックカラー9から遠ざかる方向に移動させることができる。ロックユニット82は、ロックピン85と、コイルバネ等である弾性部材83と、を備える。ロックピン85は、弾性部材83を介してアクチュエータ81に連結されている。ロックピン85は、筐体80およびステアリングコラム21に設けられた貫通孔を貫通しており、キーロックカラー9に接触することができる。ロックピン85の先端は、凹部92に嵌まることができる。
図6は、ロックピンがキーロックカラーの凸部に接した状態を示す断面図である。図7は、ロックピンがキーロックカラーの凹部に嵌まった状態を示す断面図である。図6に示すように、ロックピン85の先端がキーロックカラー9の凸部91に対向した状態でロックピン85がキーロックカラー9に向かって移動すると、ロックピン85の先端がキーロックカラー9の凸部91に突き当たる。このとき、弾性部材83が縮むので弾性部材83には弾性力が生じる。これにより、ロックピン85には、キーロックカラー9の中心に向かう力が作用する。このような状態で、ステアリングシャフト2と共にキーロックカラー9が回転すると、図7に示すようにロックピン85が凹部92に嵌まる。本実施形態においては凹部92が12個設けられているので、キーロックカラー9が30°回転するまでにロックピン85が凹部92に嵌まる。これにより、ステアリングシャフト2の回転が規制されるので、ステアリングホイール1の操作ができなくなる。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置100は、コントロールユニット(ECU(Electronic Control Unit))30と、トルクセンサ10と、電動機(モータ)20と、減速ギヤ3と、を備える。コントロールユニット30は、車速センサ12、右車輪速センサ73、左車輪速センサ74、電動機20およびトルクセンサ10と電気的に接続される。また、コントロールユニット30は、CAN(Controller Area Network)通信により、車速センサ12から車速信号Vを受信し、右車輪速センサ73から右車輪速信号Vf1を受信し、左車輪速センサ74から左車輪速信号Vf2を受信し、トルクセンサ10からステアリングホイール1に加えられた操舵トルクTを受信することができる。
電動機20は、いわゆる、ブラシレスモータを例示して説明するが、ブラシ(摺動子)およびコンミテータ(整流子)を備えるブラシモータであってもよい。減速ギヤ3は、ステアリングシャフト2に連結される。電動機20は、減速ギヤ3に連結され、且つ補助操舵トルクを発生させる電動機である。電動機20は、減速ギヤ3を介してステアリングシャフト2に補助操舵トルクを与える。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置100は、コラムアシスト方式である。
電動機20で生じたトルクは、減速ギヤ3の内部のウォームを介してウォームホイールに伝達され、ウォームホイールを回転させる。減速ギヤ3は、ウォームおよびウォームホイールによって、電動機20で生じたトルクを増加させる。そして、減速ギヤ3は、ステアリングシャフト2に補助操舵トルクを与える。このような構造によって、電動機20が発生するトルクにより、ステアリングホイール1の操舵力が補助される。
コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11の操作に応じて、バッテリ14から電力を受け取る。コントロールユニット30は、車速信号V、操舵トルクTおよび後述するステアリング推定角に基づいてアシスト指令の補助操舵指令値を算出する。そして、コントロールユニット30は、算出された補助操舵指令値に基づいて電動機20へ供給する電流値を調節する。コントロールユニット30は、電動機20から誘起電圧の情報または電動機20に設けられたレゾルバ等の位置センサ25から出力される情報を動作情報として取得する。コントロールユニット30は、電動機20に流れる電流の値(電流検出値Im)と電流指令値Idとに基づいて、電動機20の電流検出値Imが電流指令値Idに追従するように電動機20を駆動制御する。
図2に示すように、コントロールユニット30は、電動機駆動回路15と、電流検出回路16と、位置検出回路17と、ロック装置駆動回路18と、制御用コンピュータ110と、を備えている。
電動機駆動回路15は、インバータ回路等により構成され、制御用コンピュータ110から出力された信号に基づいて電動機20を駆動する。電流検出回路16は、電動機20に流れる電流の値(電流検出値Im)を検出して制御用コンピュータ110に出力する。位置検出回路17は、位置センサ25の出力信号を、電動機20の回転子の回転角(以下、電動機回転角値)の値(電動機回転角値β)として制御用コンピュータ110に出力する。ロック装置駆動回路18は、ロック装置8のアクチュエータ81を駆動する。ロック装置駆動回路18は、イグニッションスイッチ11と電気的に接続されており、イグニッションスイッチ11から信号を受信することができる。また、ロック装置駆動回路18は、ロック装置8の駆動状態を信号として制御用コンピュータ110に出力できる。なお、ロック装置駆動回路18の位置は、コントロールユニット30の内部であってもよいし、コントロールユニット30の外部であってもよい。
図3に示すように、制御用コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)104、インターフェース(I/F)105、A/D(Analog/Digital)変換器106、PWM(Pulse Width Modulation)コントローラ107等を備える。CPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、インターフェース105、A/D変換器106およびPWMコントローラ107は、バスで接続されている。
ROM102は、電動パワーステアリング装置100の制御に用いられる制御プログラムおよびデータを格納する。また、RAM103は、制御プログラムを動作させるためのワークメモリとして使用される。EEPROM104には、制御プログラムが入出力する制御データ等が格納されている。制御データは、コントロールユニット30に電源が投入された後にRAM103に展開された制御用コンピュータプログラム上で使用され、所定のタイミングでEEPROM104に上書きされる。ROM102、RAM103、及びEEPROM104等は情報を格納する記憶装置であって、CPU101が直接アクセスできる記憶装置(一次記憶装置)である。A/D変換器106は、受信した信号をデジタル信号に変換する。インターフェース105は、CAN通信により信号を受け付ける装置である。PWMコントローラ107は、電動機20に対する電流指令値に基づいてUVW各相のPWM制御信号を出力する。
図2に示すように、制御用コンピュータ110は、トルク制御部110aと、推定角制御部110bと、電流制御部118と、を備える。制御用コンピュータ110の各機能は、図3に示すCPU101、ROM102、RAM103、EEPROM104、インターフェース105、A/D変換器106、PWMコントローラ107を組み合わせて実現される。
トルク制御部110aは、アシスト量演算部111、トルク微分器112及び位相補償部113を備える。アシスト量演算部111は、アシストマップを参照することで、現在の操舵トルクT及び車速Vに対応したアシストトルクTmを算出する。なお、アシスト量演算部111は、車速Vが低速の場合はステアリングホイール1の操作が軽くなり、車速Vが高速の場合はステアリングホイール1の操作が重くなるようにアシストトルクTmを算出することができる。トルク微分器112は、操舵トルクTの微分値を算出する。トルク微分器112は、ステアリングホイール1の中立位置付近における制御の応答性を高めるために設けられる。位相補償部113は、操舵トルクTの急激な変動を補償し、制御の安定性を維持するための位相補償を実行する。トルク制御部110aは、トルク微分器112が算出した操舵トルクTの微分値と、位相補償部113が位相補償したアシストトルクTmとを加算し、トルク指令値Tdとして電流制御部118に出力する。
推定角制御部110bは、推定角演算部115と、電動機回転角記憶部117と、を備える。推定角演算部115は、車両の走行時に右車輪速信号Vf1および左車輪速信号Vf2に基づいてステアリング推定角を演算し、ステアリング推定角指令値αを電流制御部118に出力する。ステアリング推定角は、中立位置(車両が直進するステアリングホイール1の位置)に対するステアリングホイール1の回転角度である。電動機回転角記憶部117は、位置検出回路17から出力される電動機回転角値βを記憶する。位置センサ25は、例えば電動機20の回転子の基準位置(電動機20の起動時の位置)からの回転角度を検出する第1センサと、電動機20の回転子の回転数を検出する第2センサと、を含む。位置検出回路17は、第1センサおよび第2センサからの信号に基づいて、電動機回転角値βを電動機回転角記憶部117に出力する。このため、電動機回転角値βは2π以上の値となり得る。また、電動機回転角記憶部117は、ステアリング推定角がある値のときの相対的な電動機回転角(相対電動機回転角)を記憶する。すなわち、電動機回転角記憶部117は、ステアリング推定角と電動機回転角との対応関係を少なくとも1つ記憶する。電動機回転角記憶部117は、例えば、不揮発性メモリであるROM102である。
電流制御部118は、トルク指令値Tdおよびステアリング推定角指令値αに基づいて電流指令値Idを算出する。また、電流制御部118は、電流検出回路16から電流検出値Imを得る。電流制御部118は、電流指令値Idと電流検出値Imとの差が0に近づくように電流指令値Idを調節する。
図8は、走行中に推定角演算部が行う処理を示すフローチャートである。図8に示すように、推定角演算部115は、車両の走行時に右車輪速信号Vf1および左車輪速信号Vf2に基づいて回転速度比を算出する(ステップS11)。回転速度比は、例えば、右車輪速信号Vf1を左車輪速信号Vf2で除した値である。
次に、推定角演算部115は、回転速度比に基づいてステアリング推定角を演算する(ステップS12)。例えば、推定角演算部115は、シミュレーションまたは実験等により予め設定された関数式等に基づいて、回転速度比からステアリング推定角を得る。回転速度比が1になるとき、ステアリングホイール1は中立位置にある。すなわち、回転速度比が1になるとき、ステアリング推定角が0°となる。
次に、推定角演算部115は、算出したステアリング推定角を電流制御部118に出力する(ステップS13)。推定角演算部115は、ステップS11からステップS13までの処理を繰り返し行うことで、電流制御部118に出力するステアリング推定角指令値αを随時変化させる。
図9は、イグニッションスイッチがオフ状態になった時にコントロールユニットが行う処理を示すフローチャートである。図10は、イグニッションスイッチがオフ状態になった時におけるステアリング推定角と電動機回転角との関係を示す模式図である。図11は、ロック装置が駆動した後のステアリング推定角と電動機回転角との関係を示す模式図である。図9に示すように、車両の停止後に操舵者がイグニッションスイッチ11をオフ状態にしたとき、コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11からオフ信号を得る(ステップS21)。
コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11からオフ信号を得た後、バッテリ14からの電力供給を維持する(ステップS22)。これにより、コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11がオフ状態になった後でも、電動機駆動回路15を介して電動機20を駆動させ、ロック装置駆動回路18を介してロック装置8を駆動することができる。
次に、コントロールユニット30の電動機回転角記憶部117が、相対電動機回転角を1つ記憶する(ステップS23)。本実施形態において、電動機回転角記憶部117は、ステアリング推定角が0°であるときの電動機回転角を記憶する。すなわち、ステアリングホイール1が中立位置にあるときの電動機回転角(以下、中立時電動機回転角という)を記憶する。図10に示すように、例えばイグニッションスイッチ11がオフ状態になったときのステアリング推定角がα1であって、電動機回転角(基準位置Q0からの回転角度)がβ1であるとする。また、ステアリングホイール1が中立位置PNにあるときの電動機20の回転子の位置を中立時位置QNとする。イグニッションスイッチ11がオフ状態になった時にステアリングホイール1が位置P1にあり、この時の電動機20の回転子の位置を位置Q1とする。ステアリングホイール1の回転角度の変化分に対する電動機回転角の変化分(以下、ギア比という)は一定である。ステアリングホイール1の回転角度の変化分をΔα、電動機回転角の変化分をΔβとすると、ギア比(GR)は以下の数式(1)で表される。中立時電動機回転角(βN)は、以下の数式(2)で求められる。
GR=Δβ/Δα ・・・・・(1)
βN=β1−GR×α1 ・・・・・(2)
次に、ロック装置駆動回路18が、アクチュエータ81(図5参照)を駆動させることにより、ロックピン85をキーロックカラー9に向かって移動させる(ステップS24)。ロック装置駆動回路18は、イグニッションスイッチ11からのオフ信号に応じて、アクチュエータ81を駆動させる。
次に、電動機駆動回路15が、電動機20を駆動し、ステアリングシャフト2を回転させる(ステップS25)。これにより、ロックピン85がキーロックカラー9の凹部92に嵌合する。より具体的には、アクチュエータ81が駆動した後にロック装置駆動回路18が電流制御部118に信号を出力する。その後、電流制御部118が電流指令値Idを電動機駆動回路15に出力することにより、電動機20が駆動する。ロックピン85が凹部92に嵌合すると、電動機20に流れる電流が過大になる。電流制御部118は、電流検出回路16から過大な電流検出値Imを受信したときに、電流指令値Idの生成を停止し、電動機20を停止させる。
次に、電動機回転角記憶部117が、ロックピン85が凹部92に嵌合した後の電動機回転角を記憶する(ステップS26)。図11において、ロックピン85が凹部92に嵌合したときの電動機20の回転子の位置は位置Qxである。位置Qxでの電動機回転角はβxである。電動機回転角記憶部117は、βxを記憶する。また、ステアリングホイール1は、イグニッションスイッチ11がオフ状態になった時の位置P1から位置Pxに移動する。位置Pxでのステアリング推定角はαxである。
次に、コントロールユニット30は、バッテリ14からの電力供給を遮断する(ステップS27)。電動機回転角記憶部117は不揮発性メモリであるROM102であるため、コントロールユニット30への電力供給が遮断された後においても、中立時電動機回転角(βN)およびロックピン85が凹部92に嵌合した後の電動機回転角(βx)は保存される。
図12は、イグニッションスイッチがオン状態になった時にコントロールユニットが行う処理を示すフローチャートである。図12に示すように、操舵者がイグニッションスイッチ11をオン状態にしたとき、コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11からオン信号を受信する(ステップS31)。
次に、推定角演算部115が、電動機回転角記憶部117に記憶された中立時電動機回転角(βN)と、ロックピン85が凹部92に嵌合した後の電動機回転角(βx)と、を読み込む(ステップS32)。
次に、ロック装置駆動回路18が、アクチュエータ81(図5参照)を駆動させることにより、ロックピン85をキーロックカラー9から離脱させる(ステップS33)。ロック装置駆動回路18は、イグニッションスイッチ11からのオン信号に応じて、アクチュエータ81を駆動させる。これにより、ステアリングシャフト2が回転できるようになるので、操舵者によるステアリングホイール1の操作が可能となる。
次に、推定角演算部115が、中立時電動機回転角(βN)と、ロックピン85が凹部92に嵌合した後の電動機回転角(βx)と、に基づいてステアリング推定角を演算する(ステップS34)。例えば、図11に示したステアリング推定角(αx)は、下記の数式(3)により求められる。また、操舵者によってステアリングホイール1が操作された後のステアリング推定角をαy、操作による電動機回転角の変化分をΔβyとすると、下記の数式(4)により操作後のステアリング推定角が求められる。このため、車両の走行前であっても、推定角演算部115は、ステアリング推定角を演算することができる。
αx=(βx−βN)/GR ・・・・・(3)
αy=αx+Δβy/GR ・・・・・(4)
次に、コントロールユニット30は、ステップS34で推定角演算部115が算出したステアリング推定角に基づいて電動機20を制御する(ステップS35)。より具体的には、電流制御部118が、推定角演算部115が算出したステアリング推定角指令値αと、トルク制御部110aから出力されるトルク指令値Tdと、に基づいて電流指令値Idを調節する。
次に、車両が走行状態に移った後、推定角演算部115が、車輪速に基づいてステアリング推定角を演算する(ステップS36)。より具体的には、推定角演算部115が、右車輪速信号Vf1および左車輪速信号Vf2から回転速度比を算出し、回転速度比に基づいてステアリング推定角を算出する。
次に、コントロールユニット30は、車輪速から推定角演算部115が算出したステアリング推定角に基づいて電動機20を制御する(ステップS37)。より具体的には、電流制御部118が、推定角演算部115が算出したステアリング推定角指令値αと、トルク制御部110aから出力されるトルク指令値Tdと、に基づいて電流指令値Idを調節する。
なお、ステップS34で算出したステアリング推定角と、ステップS36で算出したステアリング推定角との間に許容範囲の誤差が生じた場合、推定角演算部115は、次回のイグニッションスイッチ11のオン時におけるステップS34で当該誤差に基づく補正を行ってもよい。また、推定角演算部115は、当該誤差が所定の閾値を超えるか否かによって補正量を調節してもよい。許容範囲の誤差は、例えばロックピン85と凹部92との間のクリアランスに起因する誤差、または電動機20から減速ギヤ3へのトルク伝達等におけるねじれ角誤差に起因する誤差である。また、キーロックカラー9の破損等によって、ステップS34で算出したステアリング推定角と、ステップS36で算出したステアリング推定角との間に許容範囲を超える誤差が生じた場合、コントロールユニット30は、エラーが生じたことを知らせる警告等を発してもよい。
なお、推定角演算部115は、必ずしも右前輪71および左前輪72の車輪速度から回転速度比を求めなくてもよい。例えば、推定角演算部115は、右後輪および左後輪の車輪速度から回転速度比を求めてもよい。また、推定角演算部115は、右前輪71、左前輪72、右後輪および左後輪の車輪速に基づいて、定常状態であるか否かを判定してもよい。
なお、電動機回転角記憶部117が中立時電動機回転角を記憶するタイミングは、必ずしも図9に示したようにイグニッションスイッチ11がオフ状態になった後でなくてもよい。例えば、電動機回転角記憶部117は、車両の走行中に中立時電動機回転角を記憶しておいてもよい。すなわち、電動機回転角記憶部117が、図8に示したステップS12の後等のタイミングで中立時電動機回転角を記憶してもよい。
なお、電動機回転角記憶部117が記憶する対象は、必ずしも中立時電動機回転角ではなくてもよい。例えば、電動機回転角記憶部117は、ステアリング推定角が0ではないαaであるときの電動機回転角(βa)を記憶してもよい。このような場合、イグニッションスイッチ11がオフ状態からオン状態になった時に、図11に示したステアリング推定角(αx)は下記の数式(5)により求められる。
αx=αa+(βx−βa)/GR ・・・・・(5)
なお、キーロックカラー9が備える凸部91および凹部92のそれぞれの数は、必ずしも12個でなくてもよい。例えば凸部91および凹部92のそれぞれの数は、11個以下であってもよいし、13個以上であってもよい。また、キーロックカラー9が、1つの凹部92を備えていてもよい。このような場合でも、キーロックカラー9が360°回転するまでにはロックピン85が凹部92に嵌合する。ただし、凹部92が複数設けられている方が、ステップS25(図9参照)でロックピン85が凹部92に嵌合するまでに要する時間が短縮できる点で好ましい。
なお、電動パワーステアリング装置100は、必ずしもコラムアシスト型でなくてもよい。例えば、電動パワーステアリング装置100は、ピニオンアシスト型やラックアシスト型等であってもよい。
以上説明したように、電動パワーステアリング装置100は、ステアリングホイール1に連結されたステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2に取り付けられたキーロックカラー9と、ステアリングシャフト2に与える補助操舵トルクを発生させる電動機20と、電動機20の回転角度を検出する位置センサ25と、キーロックカラー9の凹部92に嵌合できるロックピン85を備えるロック装置8と、少なくとも2つの車輪(右前輪71および左前輪72)の回転速度に基づいてステアリング推定角を得ることができるコントロールユニット30と、を備える。コントロールユニット30は、ロック装置駆動回路18と、電動機駆動回路15と、電動機回転角記憶部117と、を備える。ロック装置駆動回路18は、イグニッションスイッチ11がオフ状態になった後に、ロックピン85をキーロックカラー9に向けて移動させる。電動機駆動回路15は、ロックピン85が移動した後、電動機20を駆動させ、ロックピン85が凹部92に嵌合するまでステアリングシャフト2を回転させる。電動機回転角記憶部117は、あるステアリング推定角に対応する電動機20の回転角度を少なくとも1つ記憶し、且つロックピン85が凹部92に嵌合した後における電動機20の回転角度を記憶する。
これにより、コントロールユニット30は、イグニッションスイッチ11がオフ状態からオン状態になった時に、電動機回転角記憶部117からあるステアリング推定角に対応する電動機20の回転角度と、ロックピン85が凹部92に嵌合した後の電動機20の回転角度と、を取得できる。これにより、コントロールユニット30は、車両の走行前であっても、ステアリング推定角を演算することができる。また、イグニッションスイッチ11がオフ状態になってからオン状態になるまでの間、ロック装置8によってステアリングシャフト2の回転が規制される。このため、イグニッションスイッチ11がオフ状態になった時に記憶される電動機20の回転角度と、イグニッションスイッチ11がオン状態になった時の実際の電動機20の回転角度との間の乖離が生じにくくなっている。よって、電動パワーステアリング装置100は、イグニッションスイッチ11がオフ状態からオン状態になった時に電動機20の制御に用いられるステアリング推定角と実際のステアリング推定角との間の乖離を抑制できる。
また、電動機回転角記憶部117は、ステアリングホイール1が中立位置にあるときの電動機回転角を記憶することが好ましい。これにより、イグニッションスイッチ11がオン状態になったときの、ステアリング推定角の演算が容易になる。
また、キーロックカラー9は、複数の凹部92を備える。これにより、ロックピン85が凹部92に嵌合するまでに要する時間が短縮される。
10 トルクセンサ
100 電動パワーステアリング装置
11 イグニッションスイッチ
110 制御用コンピュータ
110a トルク制御部
110b 推定角制御部
111 アシスト量演算部
112 トルク微分器
113 位相補償部
115 推定角演算部
117 電動機回転角記憶部
118 電流制御部
12 車速センサ
14 バッテリ
15 電動機駆動回路
16 電流検出回路
17 位置検出回路
18 ロック装置駆動回路
2 ステアリングシャフト
3 減速ギヤ
20 電動機
21 ステアリングコラム
22 軸受
25 位置センサ
30 コントロールユニット
71 右前輪
72 左前輪
73 右車輪速センサ
74 左車輪速センサ
8 ロック装置
81 アクチュエータ
82 ロックユニット
83 弾性部材
85 ロックピン
9 キーロックカラー
91 凸部
92 凹部

Claims (3)

  1. ステアリングホイールに連結されたステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトに取り付けられたキーロックカラーと、
    前記ステアリングシャフトに与える補助操舵トルクを発生させる電動機と、
    前記電動機の回転角度を検出する位置センサと、
    前記キーロックカラーの凹部に嵌合できるロックピンを備えるロック装置と、
    少なくとも2つの車輪の回転速度に基づいてステアリング推定角を得ることができるコントロールユニットと、
    を備え、
    前記コントロールユニットは、
    イグニッションスイッチがオフ状態になった後に、前記ロックピンを前記キーロックカラーに向けて移動させるロック装置駆動回路と、
    前記ロックピンが移動した後、前記電動機を駆動させ、前記ロックピンが前記凹部に嵌合する位置まで前記ステアリングシャフトを回転させる電動機駆動回路と、
    ある前記ステアリング推定角に対応する前記電動機の回転角度を少なくとも1つ記憶し、且つ前記ロックピンが前記凹部に嵌合した後における前記電動機の回転角度を記憶する電動機回転角記憶部と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記電動機回転角記憶部は、前記ステアリングホイールが中立位置にあるときの前記電動機の回転角度を記憶することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記キーロックカラーは、複数の前記凹部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。
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