JP2014172513A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動パワーステアリング装置において、イグニッションオフ時において、絶対舵角の演算を可能としつつ消費電力をより低減することにある。
【解決手段】マイクロコンピュータ30はイグニッションがオフ状態になるとスリープモードにある。このため、マイクロコンピュータ30の消費電力を低減することができる。また、マイクロコンピュータ30は、イグニッションがオフ状態にあるときにステアリング10が回動操作されたことを、トルクセンサ5の検出結果を通じて判断すると、スリープモードを解除して絶対舵角θaを演算可能な絶対舵角監視モードとなる。よって、イグニッションがオフ状態において、演算される絶対舵角θaが実際の絶対舵角に対してずれることが抑制される。
【選択図】図2

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来から、電動モータのトルクをステアリング機構に与えて操舵力を補助する電動パワーステアリング装置が知られている。
電動パワーステアリング装置において、モータの回転角度及びSAT(セルフアライニングトルク)値に基づきステアリングの絶対舵角が推定可能に構成されている(例えば、特許文献1参照)。この構成においては、イグニッションのオフ時には、ステアリングの絶対舵角の推定が行われない。このため、イグニッションオフ時に、ステアリングが操作された場合には、推定された絶対舵角が実際の絶対舵角に対してずれることになる。その問題を解決するべく、イグニッションオフ時にも常にステアリングの絶対舵角を監視する構成とした場合には、その処理に要する消費電力が問題となる。
そこで、電動パワーステアリング装置において、イグニッションのオフ時において、ステアリングの絶対舵角を推定するマイクロコンピュータを間欠動作させる構成がある(例えば、特許文献2参照)。
また、電動パワーステアリング装置において、イグニッションのオフ時においてステアリングが操作される可能性のある場合にのみ、ステアリングの絶対舵角を推定するマイクロコンピュータをオン状態とする構成がある(例えば、特許文献3参照)。このステアリングが操作される可能性のある場合とは、例えばイグニッションがオフ状態であるがキーが抜かれていない等である。
特開2008−194771号公報 特開2002−213944号公報 特開平6−234366号公報
上記特許文献2に記載の電動パワーステアリング装置においては、イグニッションオフ時であってもマイクロコンピュータを間欠動作させる必要がある。
また、上記特許文献3に記載の電動パワーステアリング装置においては、イグニッションオフ時においてステアリングが操作される可能性のある場合には、実際にステアリングが操作されなくてもマイクロコンピュータがオン状態とされる。
このように、依然として、イグニッションオフ時におけるマイクロコンピュータの消費電力が問題となっていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、イグニッションオフ時において、絶対舵角の演算を可能としつつ消費電力をより低減した電動パワーステアリング装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
上記課題を解決するために、ステアリングの絶対舵角を演算する絶対舵角演算手段を備えた電動パワーステアリング装置において、ステアリングシャフトに生じるトルクに応じた検出信号を出力するトルクセンサと、前記絶対舵角演算手段をスリープモードへ切り替え、及び前記スリープモードを解除可能であるモード切替手段と、を備え、モード切替手段は、車両のイグニッションがオフ状態になったとき前記絶対舵角演算手段をスリープモードに切り替え、前記絶対舵角演算手段が前記スリープモードにある期間において、前記トルクセンサの検出信号を受けると前記スリープモードを解除する。
この構成によれば、絶対舵角演算手段はイグニッションがオフ状態にあるときスリープモードにある。このため、絶対舵角演算手段の消費電力を低減することができる。
また、イグニッションがオフ状態にあるときにステアリングが回動操作されると、トルクセンサからの検出信号を通じてスリープモードを解除して絶対舵角演算手段を通じて絶対舵角を演算可能な状態となる。よって、演算された絶対舵角が実際の絶対舵角に対してずれることが抑制される。
以上のように、イグニッションオフ時において、絶対舵角の演算を可能としつつ消費電力をより低減することができる。
上記電動パワーステアリング装置について、前記絶対舵角演算手段を構成する絶対舵角演算部を有するマイクロコンピュータを備え、前記モード切替手段は、前記スリープモードを解除したとき前記マイクロコンピュータにおける前記絶対舵角演算部を動作させることが好ましい。
この構成によれば、スリープモードが解除されたとき、マイクロコンピュータにおける絶対舵角演算部が動作されることで、イグニッションオフ時におけるステアリングの回動操作に伴う絶対舵角のずれが抑制される。
このようにマイクロコンピュータにおいて必要最低限の構成を動作させることで、マイクロコンピュータの消費電力を低減することができる。
本発明によれば、電動パワーステアリング装置において、イグニッションオフ時において、絶対舵角の演算を可能としつつ消費電力をより低減することができる。
本発明の一実施形態における電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態におけるマイクロコンピュータ等の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態におけるマイクロコンピュータのモード切り替え態様を示すタイミングチャート。
以下、電動パワーステアリング装置の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置は、運転者のステアリング10の操作に基づき転舵輪3を転舵させる操舵機構1と、運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構2とを備えている。
操舵機構1は、ステアリング10の回転軸となるステアリングシャフト11を備えている。ステアリングシャフト11の下端部にはラックシャフト13が連結されている。運転者のステアリング10の操作に伴いステアリングシャフト11が回転すると、その回転運動がラックシャフト13の軸方向の往復直線運動に変換される。このラックシャフト13の往復直線運動がその両端に連結されたタイロッド14を介して転舵輪3に伝達される。これにより、転舵輪3の転舵角が変化し、車両の進行方向が変更される。
アシスト機構2は、ステアリングシャフト11にアシストトルクを付与するモータ20を備えている。モータ20は、三相交流モータからなるとともに、モータ制御装置4によって駆動制御される。モータ20におけるモータシャフト20aの回転がギア機構19を介してステアリングシャフト11に伝達される。これにより、ステアリングシャフト11にモータトルクが付与され、ステアリング10の操作が補助される。
また、ステアリングシャフト11には、運転者のステアリング操作に際してステアリングシャフト11に付与されるトルクに応じたトルク電圧Vthを検出するトルクセンサ5が設けられている。このトルクセンサ5には常に電力が供給されている。また、モータ20には、モータ回転角θmを検出する回転角センサ6が設けられている。
さらに、車両には、その車速Vを検出する車速センサ、車両の横加速度を検出する横Gセンサ等に相当する各種センサ7が設けられている。各種センサ7は車速V又は横Gに応じた電圧Vaを検出する。トルクセンサ5、回転角センサ6及び各種センサ7は、自身の検出結果をモータ制御装置4に出力する。
図2に示すように、モータ制御装置4は、マイクロコンピュータ30と、絶対舵角推定システム9と、モータ駆動システム8とを備える。
絶対舵角推定システム9は、ステアリング10の中立舵角を推定する中立舵角推定部9aを備える。この中立舵角とは、車両が直進するときのステアリング10の舵角をいう。中立舵角推定部9aは、例えば、SAT(セルフアライニングトルク)又は操舵トルクThに基づき中立舵角を推定する。
絶対舵角推定システム9は、推定された中立舵角と、回転角センサ6からのモータ回転角θmとに基づき絶対舵角に応じた電圧Vθaを検出し、その電圧Vθaをマイクロコンピュータ30に出力する。
マイクロコンピュータ30は、車載バッテリ50から電力が供給されるとともに、モータ20に供給すべき電流値に応じた電流指令値Iを演算し、その演算した電流指令値Iをモータ駆動システム8に出力する。モータ駆動システム8は電流指令値Iに応じたモータ駆動信号を生成し、その生成したモータ駆動信号Scをモータ20に出力する。モータ20はモータ駆動信号Scに基づき駆動する。
具体的には、マイクロコンピュータ30は、絶対舵角演算部31と、操舵トルク演算部32と、各種センサ信号演算部33と、モード切替部34と、制御演算部35とを備える。
絶対舵角演算部31は、絶対舵角推定システム9を通じて検出された絶対舵角に応じた電圧Vθaを、制御演算部35において演算可能とするべく絶対舵角θaに変換するとともに、その絶対舵角θaを周期的に自身のメモリに記憶する。
操舵トルク演算部32は、トルクセンサ5を通じて検出されたトルク電圧Vthを、制御演算部35において演算可能とするべく操舵トルクThに変換する。
各種センサ信号演算部33は、各種センサ7を通じて検出された電圧Vaを、制御演算部35において演算可能とするべく数値A(車速、横G等)に変換する。
制御演算部35は、上記3つの演算部31〜33を通じて認識した絶対舵角θa、操舵トルクTh及び数値Aに基づき電流指令値Iを演算する。例えば、電流指令値Iは操舵トルクThが大きいほど大きな値に演算され、車速が小さいほど大きな値に演算される。
モード切替部34は、車両のイグニッション状態を示すIG信号を受けて車両のイグニッション状態を認識する。例えば、モード切替部34は、イグニッションがオンのときマイクロコンピュータ30を通常動作モードとする。この通常動作モードにおいては、マイクロコンピュータ30の全ての構成がオン状態とされる。
また、モード切替部34はイグニッションがオフのときマイクロコンピュータ30をスリープモードとする。このスリープモードにおいては、マイクロコンピュータ30における絶対舵角演算部31、各種センサ信号演算部33及び制御演算部35がオフ状態とされて、モード切替部34及び操舵トルク演算部32のみオン状態とされる。
モード切替部34は、スリープモードにおいて、操舵トルク演算部32を通じて操舵トルクThを監視する。そして、モード切替部34は、スリープモードにおいて、ステアリング10の操作に伴う操舵トルクThが発生した旨判断すると、絶対舵角演算部31をオン状態とすることでマイクロコンピュータ30を絶対舵角監視モードに切り替える。このときスリープモードが解除される。
絶対舵角監視モードにおいて、絶対舵角演算部31はステアリング10の回動操作に基づく絶対舵角θaの変化を監視するとともに現在の絶対舵角θaを自身のメモリに記憶する。この絶対舵角監視モードにおいては、マイクロコンピュータ30のうち絶対舵角演算部31、操舵トルク演算部32及びモード切替部34のみオン状態とされる。モード切替部34は、絶対舵角監視モードにおいて、操舵トルク演算部32を通じてステアリング10の操作に伴う操舵トルクThがなくなった旨判断すると、マイクロコンピュータ30をスリープモードに切り替える。
モード切替部34は、スリープモードが一定時間T1以上に亘って継続するとマイクロコンピュータ30を電源オフモードとする。この電源オフモードにおいては、モード切替部34を除くマイクロコンピュータ30の全ての構成(絶対舵角演算部31、操舵トルク演算部32、各種センサ信号演算部33及び制御演算部35)がオフ状態とされる。一定時間T1は、イグニッションのオフ時からユーザが降車したと予想される時刻までの長さに基づき設定されている。
ここで、マイクロコンピュータ30の消費電力は、「通常動作モード>スリープモード>電源オフモード」の関係となる。上記のように状況に応じて、マイクロコンピュータ30を各モード間で切り替えることで、絶対舵角θaのずれを防止しつつ、消費電力を低減することができる。
つぎに、図3のタイムチャートに沿って、イグニッション状態及びステアリング操作状態の変化に伴う、マイクロコンピュータ30のモード切り替わりに係る制御について説明する。
マイクロコンピュータ30はイグニッションがオン状態のときには通常動作モードである(時刻t1〜t2)。そして、マイクロコンピュータ30はイグニッションがオフ状態に切り替わったとき、通常動作モードからスリープモードに移行する(時刻t2)。
マイクロコンピュータ30はスリープモードにおいてトルクセンサ5の検出結果に基づきステアリング10の回動操作がされる旨判断したとき、スリープモードから絶対舵角監視モードに切り替わる(時刻t3)。そして、マイクロコンピュータ30は、絶対舵角監視モードにおいて、トルクセンサ5の検出結果に基づきステアリング10の回動操作がなくなった旨判断したとき、絶対舵角監視モードからスリープモードに切り替わる(時刻t4)。
マイクロコンピュータ30はスリープモードが一定時間T1以上に亘って継続すると電源オフモードに切り替わる(時刻t5)。マイクロコンピュータ30は電源オフモードにおいてイグニッションがオン状態に切り替わったとき、電源オフモードから通常動作モードに切り替わる(時刻t6)。
また、マイクロコンピュータ30はスリープモード又は絶対角監視モードにおいてイグニッションがオン状態に切り替わったときも通常動作モードに切り替わる。
なお、絶対舵角演算部31及び絶対舵角推定システム9は絶対舵角演算手段の一例である。また、モード切替部34及び操舵トルク演算部32はモード切替手段の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)マイクロコンピュータ30はイグニッションがオフ状態になるとスリープモードとなる。このため、マイクロコンピュータ30の消費電力を低減することができる。
また、マイクロコンピュータ30は、イグニッションがオフ状態にあるときにステアリング10が回動操作されたことを、トルクセンサ5の検出結果を通じて判断すると、スリープモードを解除して、絶対舵角θaを演算可能な絶対舵角監視モードとなる。よって、イグニッションがオフ状態において、演算される絶対舵角θaが実際の絶対舵角に対してずれることが抑制される。
以上のように、イグニッションオフ時において、絶対舵角θaの演算を可能としつつ、マイクロコンピュータ30の消費電力をより低減することができる。
(2)スリープモードにおいては操舵トルク演算部32が動作されることで、イグニッションオフ時におけるステアリング10の回動操作の有無を判断することができる。スリープモードが解除されて絶対舵角監視モードとなったとき、絶対舵角演算部31が動作されることで、イグニッションオフ時におけるステアリング10の回動操作に伴う絶対舵角のずれが抑制される。
上記スリープモード及び絶対舵角監視モードにあっては、少なくとも制御演算部35及び各種センサ信号演算部33はオフ状態とされている。このようにマイクロコンピュータ30において必要最低限の構成を動作させることで、マイクロコンピュータ30の消費電力を低減することができる。
(3)マイクロコンピュータ30は、トルクセンサ5の検出結果を通じてステアリング10の回動操作を判断する。この場合、モータの回転角センサ6の検出結果を通じてステアリング10の回動操作を判断する構成に比べて、早期にステアリング10の回動操作を判断可能となる。従って、マイクロコンピュータ30は、より迅速にスリープモードから絶対舵角監視モードに切り替わることができる。よって、ステアリング10の回動開始に対して絶対舵角監視モードへの切り替わりが遅延することが抑制される。これにより、絶対舵角θaの演算精度を向上させることができる。
(4)モード切替部34は、スリープモードが一定時間T1以上に亘って継続するとマイクロコンピュータ30を電源オフモードとする。よって、イグニッションのオフ時におけるマイクロコンピュータ30の消費電力を低減することができる。
(5)上記(1)〜(4)の効果を、現状の電動パワーステアリング装置に新たな構成を追加することなく、マイクロコンピュータ30の処理内容を変更するのみで実現することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、モード切替部34は、スリープモードが一定時間T1以上に亘って継続するとマイクロコンピュータ30を電源オフモードとしていたがスリープモードを維持してもよい。
また、モード切替部34は、電源オフモードにおいて、車両ドアが解錠された、車両ドアが開いた等を通じてユーザが車両に戻ってきたと判断すると、電源オフモードからスリープモードに移行してもよい。これにより、絶対舵角のずれがいっそう抑制される。
・上記実施形態においては、スリープモードにおいて、操舵トルク演算部32は、通常動作モードと同様に動作していた。しかし、スリープモードにおける操舵トルク演算部32の動作を、消費電力の低減の観点から省エネ動作モードとしてもよい。例えば、省エネ動作モードにおいては、操舵トルク演算部32は、トルクセンサ5の検出結果のサンプリング周期を長くしたり、操舵トルクThの演算の精度を低下させたりする。これにより、スリープモードにおけるマイクロコンピュータ30の消費電力をより低減させることができる。
・上記実施形態においては、絶対舵角監視モードにおいて、マイクロコンピュータ30のうち絶対舵角演算部31及び操舵トルク演算部32がオン状態とされていたが、絶対舵角演算部31のみオン状態とされてもよい。この場合、モード切替部34は、絶対舵角演算部31を通じて操舵角の変化がなくなった旨判断すると、マイクロコンピュータ30をスリープモードに切り替える。本構成では、絶対舵角監視モードにおける消費電力をより低減することができる。
・上記実施形態においては、マイクロコンピュータ30とは別に切替部を設けてもよい。この場合、切替部は、操舵トルク演算部32及びモード切替部34と同様に機能する。すなわち、切替部は、トルクセンサ5の検出結果に基づき、マイクロコンピュータ30をスリープモードから絶対舵角監視モードに切り替える。
・上記実施形態においては、マイクロコンピュータ30はスリープモードにおいてステアリング10の回動操作がされたとき絶対舵角監視モードに切り替わる。しかし、マイクロコンピュータ30はスリープモードにおいてステアリング10の回動操作がされたとき通常動作モードに切り替わってもよい。
・上記実施形態においては、トルクセンサ5には常に電力が供給されていた。しかし、電源オフモードにおいては電力供給が遮断されてもよい。これにより、マイクロコンピュータ30の消費電力をより低減することができる。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
前記マイクロコンピュータは前記トルクセンサの検出結果に基づき操舵トルクを演算する操舵トルク演算部を有し、前記モード切替手段は、前記スリープモードにおいては前記マイクロコンピュータにおける前記操舵トルク演算部を動作させることを特徴とする。
この構成によれば、スリープモードにおいては、マイクロコンピュータにおける操舵トルク演算部が動作されることで、イグニッションオフ時におけるステアリングの回動操作の有無を判断することができる。このようにマイクロコンピュータにおいて必要最低限の構成を動作させることで、マイクロコンピュータの消費電力を低減することができる。
1…操舵機構、2…アシスト機構、3…転舵輪、4…モータ制御装置、5…トルクセンサ、6…回転角センサ、7…各種センサ、8…モータ駆動システム、9…絶対舵角推定システム、10…ステアリング、11…ステアリングシャフト、20…モータ、20a…モータシャフト、30…マイクロコンピュータ、31…絶対舵角演算部、32…操舵トルク演算部、33…センサ信号演算部、34…モード切替部、35…制御演算部、50…車載バッテリ。

Claims (2)

  1. ステアリングの絶対舵角を演算する絶対舵角演算手段を備えた電動パワーステアリング装置において、
    ステアリングシャフトに生じるトルクに応じた検出信号を出力するトルクセンサと、
    前記絶対舵角演算手段をスリープモードへ切り替え、及び前記スリープモードを解除可能であるモード切替手段と、を備え、
    モード切替手段は、車両のイグニッションがオフ状態になったとき前記絶対舵角演算手段をスリープモードに切り替え、前記絶対舵角演算手段が前記スリープモードにある期間において、前記トルクセンサの検出信号を受けると前記スリープモードを解除する
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記絶対舵角演算手段を構成する絶対舵角演算部を有するマイクロコンピュータを備え、
    前記モード切替手段は、前記スリープモードを解除したとき前記マイクロコンピュータにおける前記絶対舵角演算部を動作させる
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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