JP2018177005A - 車両制御装置 - Google Patents

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【課題】より適切に絶対操舵角の変化を監視できる車両制御装置を提供すること。【解決手段】IGオフ時、回転角センサ52は、通電制御部70を介して間欠的に給電されることにより間欠駆動する。通電制御部70は、モータが120°回転する周期でバッテリ80から回転角センサ52に対して間欠的に給電する。象限検出部は、Sin信号SおよびCos信号Cの直交座標系における座標の象限の切り替わりを監視することで、モータの回転角度の位相を検出する。象限検出部において、座標の象限は3つに区分されている。3つの象限は、120°毎に均等に区分されている。象限検出部は、コンパレータにより生成される高レベルの信号と低レベルの信号との組み合わせから、モータの回転角度の位相が3つの象限のうちのどの象限に該当するかを判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両制御装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されるように、イグニッションオン(以後、「IGオン」と呼称)時に各種センサの検出結果に基づいてモータを制御するECUと、イグニッションオフ(以後、「IGオフ」と呼称)時にステアリングホイールの絶対操舵角に関連する情報を監視する補助回路とが搭載されたステアリング装置が知られている。
バッテリの消費電力の低減のため、IGオフ時に、ECUへの給電は停止される。すなわち、IGオフ中に、ECUではステアリングホイールの絶対操舵角の変化を検出できない。そのため、上記の補助回路には、IGオフ中であれ、バッテリから給電される。補助回路は、IGオフ中に給電されることで、ステアリングホイールの絶対操舵角に関連する情報の1つとしての回転角センサにより検出されるモータの回転角度に応じたSin信号およびCos信号を監視することにより絶対操舵角の変化を監視している。尚、回転角センサにバッテリから間欠的に給電(間欠駆動)されることで、より消費電力が削減される。
補助回路は、コンパレータと、象限検出部と、カウント方向判断部と、カウンタとを有している。コンパレータは、モータの回転角度に応じたSin信号およびCos信号のレベルが、設定された閾値より高い値であれば、第1信号としてのHiレベルの信号を、低い値であれば第2信号としてのLoレベルの信号を生成する。象限検出部は、モータの回転角度の位相が、コンパレータにより生成される高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loの組み合わせに基づき均等に4つに区分される直交座標系の象限のうちのどの象限に該当するかを判定している。カウント方向判断部は、象限検出部により判定されたモータの回転角度の位相を示す象限に応じてモータの回転方向を検知する。カウント方向判断部は、モータの回転方向に応じて左回転検出フラグおよび右回転検出フラグを出力する。カウンタは、回転方向判定部から出力されるフラグに基づき絶対操舵角に関連する情報であるカウント値を増減させている。カウンタは、IGオフ時には、カウント値を記録している。IGオン時、補助回路は、IGオフ中にカウンタに記録していたカウント値と、回転角センサにより生成されるSin信号およびCos信号をECUに出力する。ECUは、IGオン時に補助回路から出力された絶対操舵角に関連する情報に基づきステアリングホイールの絶対操舵角を演算し、当該演算された絶対操舵角に基づきステイリング装置を制御する。
特開2016−5918号公報
しかし、特許文献1に記載されている車両制御装置では、間欠駆動する駆動周期については言及されていない。仮に、車両制御装置における間欠駆動の駆動周期が、モータが90°回転する周期よりも大きい周期に設定された場合、モータの回転方向が認識できなくなり、絶対操舵角の変化を正確に監視できなくなる懸念がある。例えば、象限検出部において、モータの回転角度が1象限から3象限に移動したと判定してしまい、モータの回転角度が1象限から2象限を経由して3象限に遷移したのか、モータの回転角度が1象限から4象限を経由して3象限に遷移したのか、を判断できなくなる懸念がある。ひいては、カウント方向判断部が左回転検出フラグ(または右回転検出フラグ)を出力するところを、右回転検出フラグ(または左回転検出フラグ)を出力してしまい、車両制御装置のおける絶対操舵角の変化を監視できなくなってしまう懸念がある。
本発明の目的は、より適切に絶対操舵角の変化を監視できる車両制御装置を提供することである。
上記目的を達成し得る車両制御装置は、イグニッションオフ時に外部に設けられた電源から間欠的に給電されることにより間欠駆動されることでステアリングホイールの絶対操舵角に関連する情報を監視し、イグニッションオン時に前記情報に基づいて演算される絶対操舵角を使用して制御対象を制御する車両制御装置を前提としている。上記の車両制御装置は、モータの回転角度に応じた前記情報の1つとしての正弦信号および余弦信号を出力する位置検出器と、前記正弦信号および前記余弦信号に対する閾値を有し、前記正弦信号および前記余弦信号が前記閾値以上となる場合に第1信号を、前記閾値より低くなる場合に第2信号を生成するコンパレータと、前記第1信号および前記第2信号の組み合わせに基づき前記正弦信号および前記余弦信号の直交座標系における座標の象限を監視することで、前記モータの回転角度の位相を検出する象限検出部と、前記象限検出部により検出された前記回転角度の位相に基づき前記モータの回転方向を判断する回転方向判断部と、前記回転方向判断部により判断された前記モータの回転方向に応じて前記情報の1つとしてのカウント値を増減するカウンタとを有している。前記車両制御装置における前記間欠駆動の駆動周期は、前記モータが360°を前記象限の数で割った値に対応する前記回転角度の分だけ回転する周期に設定されていることを要旨とする。
上記構成によれば、間欠駆動の駆動周期を、モータが360°を象限の数で割った値に対応する回転角度分だけ回転する周期に設定されている。そのため、間欠駆動により象限検出部によりモータの回転角度の位相が直交座標系におけるどの象限に位置しているかを適切に判断することができる。すなわち、絶対操舵角の変化をより適切に監視することができる。
前記象限の数は、3つであることが好ましい。
従来技術において、コンパレータの閾値は、正弦信号および余弦信号に対して1つだけ設定されている。当該閾値は、モータの回転角度が180°変化する毎に第1信号および第2信号を生成する観点で設定されている。正弦信号および余弦信号の正負の組み合わせ、すなわち第1信号および第2信号の組み合わせによって座標の象限が均等に4つに区分されている。すなわち、モータの回転角度が90°変化する毎に、モータの回転角度の位相が第1〜第4象限のいずれかに遷移したことを検知している。
その点、上記の車両制御装置によれば、象限検出部では、コンパレータにより生成される正弦信号および余弦信号の第1信号および第2信号の組み合わせによって、座標の象限が3つに区分されている。そのため、従来技術と比較すると、1つの象限に対応するモータの回転角度分をモータが回転する周期が長くなっている。すなわち、間欠駆動の駆動周期を長くすることができる。また、従来技術と比較すると、象限検出部においてモータの回転角度の位相の変位を検出する頻度が少なくなる。ひいては回転方向判断部およびカウンタによる演算頻度も少なくなる。したがって、間欠駆動の駆動周期を長くできることに加え、車両制御装置による演算頻度が少なくなる分だけ、より消費電力を低減できる。
前記閾値は、前記正弦信号に対する第1閾値と、前記余弦信号に対する第2閾値とが設定され、前記第1信号および前記第2信号の組み合わせに基づき、3つの前記象限のそれぞれが120°に設定されていることが好ましい。
本発明の車両制御装置によれば、より適切に絶対操舵角の変化を監視できる。
一実施の形態における車両制御装置を搭載した電動パワーステアリング装置の構成を示す概略図。 一実施の形態における車両制御装置の補助回路の構成を示すブロック図。 一実施の形態における車両制御装置の回転方向判定部の概略図。 一実施の形態における車両制御装置のコンパレータの閾値と、回転角センサにより生成されるSin信号およびCos信号との関係を示すグラフ。 一実施の形態における車両制御装置の象限検出部による象限判定の様子を示した図。 (a)(b)(c)は、一実施の形態における車両制御装置の象限検出部における象限区分の具体例を示した図。 従来技術におけるコンパレータの閾値と、回転角センサにより生成されるSin信号およびCos信号との関係を示すグラフ。 従来技術における象限検出部における象限区分の具体例を示した図。 変形例におけるコンパレータの閾値と、回転角センサにより生成されるSin信号およびCos信号との関係を示すグラフ。
以下、車両制御装置をコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置(以下、「EPS」とする。)の制御装置に具体化した一実施形態を説明する。
図1に示すように、制御対象としてのEPS10は、操舵機構20、アシストトルク付与機構30、制御装置40、およびバッテリ80を備えている。
操舵機構20は、運転者のステアリングホイール21の操作に基づいて転舵輪26,26を転舵させる。操舵機構20は、ステアリングホイール21と一体回転するステアリングシャフト22と、ラックシャフト23とを有している。ステアリングシャフト22は、ステアリングホイール21と連結されるコラムシャフト22aと、コラムシャフト22aの下端部に連結されたインターミディエイトシャフト22bと、インターミディエイトシャフト22bの下端部に連結されたピニオンシャフト22cとを有している。ピニオンシャフト22cの下端部は、ラックアンドピニオン機構24を介してラックシャフト23に連結されている。ラックアンドピニオン機構24は、ピニオンシャフト22cの下端部に設けられているピニオン歯と、ラックシャフト23におけるラック歯とが互いに噛み合うことで形成されている。したがって、ステアリングシャフト22の回転運動は、ラックアンドピニオン機構24を介してラックシャフト23の軸方向(図1の左右方向)の往復直線運動に変換される。当該往復直線運動が、ラックシャフト23の両端にそれぞれ連結されたタイロッド25,25を介して、左右の転舵輪26,26にそれぞれ伝達されることにより、転舵輪26,26の転舵角が変化する。
アシストトルク付与機構30は、コラムシャフト22aに接続された減速機構32と、回転軸31aを有するモータ31と、を有している。モータ31の回転軸31aの回転力は減速機構32を介してコラムシャフト22aに伝達される。モータ31は、ステアリングホイール21の操作をアシストするアシスト力の発生源として使用される。モータ31としては、例えば3相ブラシレスモータが採用される。
制御装置40は、各種センサからの出力を取り込み、その出力に基づいてモータ31の駆動を制御する。各種センサは、ステアリングホイール21の操作量や車両の状態量を検出する目的で設けられている。例えば、各種センサとしては、トルクセンサ51および位置検出器としての回転角センサ52がある。トルクセンサ51は、コラムシャフト22aにおけるステアリングホイール21とアシストトルク付与機構30との間に設けられている。トルクセンサ51は、運転者のステアリングホイール21の操作によりステアリングシャフト22に生じる状態量(ステアリングホイール21の操作状態を示す状態量)としての操舵トルクτを周期的に検出している。回転角センサ52は、モータ31に設けられている。回転角センサ52は、モータ31の回転軸31aの回転角度θに応じた正弦信号としてのSin信号Sおよび余弦信号としてのCos信号Cを生成する。尚、回転角度θに応じたSin信号SおよびCos信号Cは、ステアリングホイール21の回転角度である絶対操舵角θsに関連する情報の一部であり、当該絶対操舵角θsを演算するために使用される。モータ31の回転軸31aとステアリングシャフト22とは減速機構32を介して連動する。このため、回転軸31aの回転角度θとステアリングシャフト22の回転角度、ひいてはステアリングホイール21の回転角度である絶対操舵角θsとの間には相関がある。したがって、モータ31の回転角度θに応じたSin信号SおよびCos信号Cに基づき絶対操舵角θsを求めることができる。
制御装置40は、回転角センサ52を含め、ECU41、補助回路53、および通電制御部70を有している。回転角センサ52、ECU41、および補助回路53には、通電制御部70を介してバッテリ80から給電されている。通電制御部70は、図示しないイグニッションスイッチがオン状態(以後、「IGオン」と呼称)のとき、イグニッションスイッチから発生したイグニッションオン信号IGONが入力されることで、回転角センサ52、ECU41、および補助回路53に常時給電する。通電制御部70は、イグニッションスイッチがオフ状態(以後、「IGオフ」と呼称)のとき、イグニッションスイッチから発生したイグニッションオフ信号IGOFFが入力されることで、バッテリ80の消費電力を低減するためにECU41への給電を停止する。また、このとき、通電制御部70は、補助回路53への給電は継続し、回転角センサ52へは間欠的に給電する。
モータ31には、回転角センサ52とともに補助回路53が設けられている。補助回路53は、IGオフ中に、絶対操舵角θsの変化を監視する。このため、回転角センサ52および補助回路53は、IGオン時およびIGオフ時のいずれであってもバッテリから給電される。補助回路53は、回転角センサ52で生成されるSin信号SおよびCos信号Cを取り込み、絶対操舵角θsに関連する情報を生成する。補助回路53は、IGオフ中に生成された絶対操舵角θsに関連する情報を記録する。また、補助回路53は、IGオン時に、回転角センサ52により生成されるSin信号SおよびCos信号Cと、当該生成された絶対操舵角θsに関連する情報とをECU41に出力することにより、ECU41による絶対操舵角θsの演算を補助する。
ECU41は、IGオン時に、回転角センサ52により生成されるSin信号SおよびCos信号Cと、補助回路53により生成された絶対操舵角θsに関連する情報とに基づきステアリングホイール21の絶対操舵角θsを演算する。ECU41は、当該演算した絶対操舵角θsと、トルクセンサ51により検出された操舵トルクτとに基づいてモータ31の駆動を制御する。ECU41は、IGオフする直前の絶対操舵角θsを記録する。
ここで、補助回路53が、IGオフ時においても絶対操舵角θsの変化を監視する理由について説明する。
ECU41は、IGオフ時には、バッテリの消費電力の低減のために給電が停止される。そのため、ECU41は、IGオフ中において、ステアリングホイール21の絶対操舵角θsの変化を検出できない。すなわち、IGオフ中にステアリングホイール21の絶対操舵角θsに変化が生じている状態でIGオンとなった場合、ECU41は、本来、変化後の最新の絶対操舵角θsに基づきモータ31を制御しなければならないところ、IGオフとなる直前に記録した絶対操舵角θsに基づきモータ31を制御してしまうおそれがある。このため、IGオフ時においても回転角センサ52および補助回路53に給電し、絶対操舵角θsに関連する情報を補助回路53により検出することで、ステアリングホイール21の絶対操舵角θsの変化を監視する必要がある。
尚、IGオフ時、回転角センサ52は、通電制御部70を介して間欠的に給電されることにより間欠駆動する。バッテリから常時給電されていなくとも、IGオフ中にステアリングホイール21に回転があったか分かる程度の絶対操舵角θsに関連する情報を得ることができればよく、回転角センサ52が間欠駆動することによってバッテリの消費電力をより低減できることが期待できる。また、回転角センサ52に間欠駆動の駆動周期は、通電制御部70が決定している。通電制御部70は、イグニッションオフ信号IGOFFが入力されたとき、モータ31が120°回転する周期でバッテリ80から回転角センサ52に対して間欠的に給電する。
次に、補助回路53の構成を説明する。
図2に示すように、補助回路53は、増幅器61と、カウンタユニット54と、通信インターフェース67とを有している。尚、IGオフ時に通信インターフェース67にはバッテリから給電されない。そのため、IGオフ時には、補助回路53からECU41には、絶対操舵角θsに関連する情報は送信されない。
増幅器61は、回転角センサ52により生成されるSin信号SおよびCos信号Cを増幅する。尚、補助回路53として増幅器61を設けない構成を採用してもよい。
カウンタユニット54は、回転角センサ52により生成される電気信号(Sin信号SおよびCos信号C)に基づきカウントを行う部分であり、大きく2つの機能部分を有している。第1機能部分は、回転角センサ52により生成される電気信号に基づきモータ31の回転方向を検出し、当該回転方向に応じてカウント値を更新する。第2の機能部分は、第1の機能部分における回転方向の異常およびカウント値の異常を検出する。
カウンタユニット54の第1の機能部分は、第1回転方向判定部62と、第2回転方向判定部63と、カウンタ64とを有している。尚、第2回転方向判定部63は、第1回転方向判定部62と同様の構成を有しているため、詳細な説明を割愛する。
第1回転方向判定部62は、増幅器61により増幅されたSin信号SおよびCos信号Cに基づきモータ31の回転方向(右回転もしくは左回転)を判断する。第1回転方向判定部62は、モータ31の回転方向が左方向であると判断するとき、その旨を示す左回転検出フラグをオンにする。また、第1回転方向判定部62は、モータ31の回転方向が右方向であると判定するとき、その旨を示す右回転検出フラグをオンにする。
図3に示すように、第1回転方向判定部62は、コンパレータ71と、象限検出部72と、回転方向判断部としてのカウント方向判断部73とを有している。
コンパレータ71は、回転角センサ52により生成されるSin信号SおよびCos信号Cの信号レベルが、設定された閾値以上となる場合は高レベルの信号Hiを、低くなる場合は低レベルの信号Loを生成する。
ここで、コンパレータ71の閾値について説明をする。尚、説明の都合上、Sin信号SおよびCos信号Cの1周期分について説明する。
図4に示すように、コンパレータ71は、Sin信号Sに対して第1閾値としての閾値L1が、Cos信号Cに対して第2閾値としての閾値L2が設定されている。閾値L1は、閾値L2よりも大きく設定されている。コンパレータ71は、Sin信号Sが閾値L1以上の値となる場合、高レベルの信号Hiを、Sin信号Sが閾値L1より低くなる場合、低レベルの信号Loを生成する。コンパレータ71は、Cos信号Cが閾値L2以上の値となる場合、高レベルの信号Hiを、Cos信号Cが閾値L2よりも低くなる場合、低レベルの信号Loを生成する。尚、本実施の形態においては、閾値L1は、モータ31が180度回転する毎にSin信号Sに基づく高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loが生成されるように設定されている。閾値L2は、モータ31が120度回転する毎にCos信号Cに基づく高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loが生成されるように設定されている。
図5に示すように、象限検出部72は、Sin信号SおよびCos信号Cの直交座標系における座標の象限の切り替わりを監視することで、モータ31の回転角度θの位相を検出する。象限検出部72において、座標の象限は3つに区分されている。尚、3つの象限は、120°毎に均等に区分されている。象限検出部72は、コンパレータ71により生成される高レベルの信号Hiと低レベルの信号Loとの組み合わせから、モータ31の回転角度θの位相が3つの象限のうちのどの象限に該当するかを判定する。具体的には、つぎの通りである。
(A1)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第1象限に該当すると判定される。
(A2)Sin信号Sが高レベルの信号Hi且つCos信号Cが低レベルの信号Loであるとき、またはSin信号Sが低レベルの信号Lo且つCos信号Cが低レベルの信号Loであるとき。すなわち、Cos信号Cが低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第2象限に該当すると判定される。
(A3)Sin信号Sが低レベルの信号Lo且つCos信号Cが高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第3象限に該当すると判定される。
ここで、象限検出部72における象限の区分について説明する。
象限検出部72において、座標の象限を3つに区分するためのSin信号SおよびCos信号Cに基づく高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loの組み合わせは全4通り考えられる。上記した組み合わせ以外に以下のような組み合わせが考えられる。
図6(a)に1つ目の組み合わせを示す。
(a1)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が高レベルの信号Hiであるとき、またはSin信号Sが低レベルの信号Lo且つCos信号Cが高レベルの信号Hiであるとき。すなわち、Cos信号Cが高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第1象限に該当すると判定される。
(a2)Sin信号Sが高レベルの信号Hi且つCos信号Cが低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第2象限に該当すると判定される。
(a3)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第3象限に該当すると判定される。
図6(b)に2つ目の組み合わせを示す。
(b1)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第1象限に該当すると判定される。
(b2)Sin信号Sが高レベルの信号Hi且つCos信号Cが低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第2象限に該当すると判定される。
(b3)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が低レベルの信号Loであるとき、またはSin信号Sが低レベルの信号Lo且つCos信号Cが高レベルの信号Hiであるとき。すなわち、Sin信号Sが低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第3象限に該当すると判定される。
図6(c)に3つ目の組み合わせを示す。
(c1)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が高レベルの信号Hiであるとき、またはSin信号Sが高レベルの信号Hi且つCos信号Cが低レベルの信号Loであるとき。すなわち、Sin信号Sが高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第1象限に該当すると判定される。
(c2)Sin信号SおよびCos信号Cの双方が低レベルの信号Loであるとき、モータ31の回転角度θは、第2象限に該当すると判定される。
(c3)Sin信号Sが低レベルの信号Lo且つCos信号Cが高レベルの信号Hiであるとき、モータ31の回転角度θは、第3象限に該当すると判定される。
上記した4つの組み合わせを考慮すると、Sin信号SおよびCos信号Cのいずれか一方における高レベルの信号Hiまたは低レベルの信号Loを、モータ31の回転角度θの位相が第1〜3象限のうちいずれか1つに位置していることを示すものとすることで、象限検出部72における座標の象限を3つに区分している。ただし、本実施の形態においては、3つの象限のそれぞれが120°に設定される観点で、コンパレータ71の閾値L1,L2および高レベルの信号Hiと低レベルの信号Loの組み合わせを考慮すると、図5に示すような3つの象限が120°毎に均等に区分される組み合わせが採用される。
図3に示すように、カウント方向判断部73は、象限検出部72により判定された今回の象限と前回の象限とを比較する。カウント方向判断部73は、今回の象限が前回の象限に対して変化していれば、左回転検出フラグまたは右回転検出フラグをオンにする。例えば、第1象限から第2象限への変化など、象限が反時計方向へ変化している場合、左回転検出フラグはオン、右回転検出フラグはオフされる。また、第1象限から第3象限への変化など、象限が時計方向へ変化している場合、左回転検出フラグをオフ、右回転検出フラグをオンにする。象限が変化していない場合、左回転検出フラグおよび右回転検出フラグはともにオフされる。尚、カウント方向判断部73が正常である場合、左回転検出フラグおよび右回転検出フラグの双方がオンされることはない。
図2に示すように、カウンタ64は、第1回転方向判定部62により生成される左回転検出フラグおよび右回転検出フラグに基づきカウント値を更新する。すなわち、カウンタ64は、左回転検出フラグがオンされているときにはインクリメント(カウント値を1だけ増加)、右回転検出フラグがオンされているときにはデクリメント(カウント値を1だけ減算)させる。尚、左回転検出フラグまたは右回転検出フラグは、モータ31の回転角度θの位相が各象限間を遷移したときにオンされるため、カウント値は回転角度θが120°変化する毎に更新される。
カウンタユニット54の第2機能部分は、比較部65と、異常検出部66とを有している。比較部65は、第1回転方向判定部62および第2回転方向判定部63から生成される左回転検出フラグおよび右回転検出フラグをそれぞれ比較し、これらのフラグが互いに一致しているか否かを判定する。比較部65は、第1回転方向判定部62および第2回転方向判定部63により生成される左回転検出フラグおよび右回転検出フラグが一致しないとき、異常を示す状態フラグをオンにする。比較部65は、第1回転方向判定部62および第2回転方向判定部63により生成される左回転検出フラグおよび右回転検出フラグが一致するとき、正常を示す状態フラグをオンにする。
異常検出部66は、カウンタ64のカウント値(今回値および前回値)と、第1回転方向判定部62の左回転検出フラグおよび右回転検出フラグに基づきカウント値を監視している。異常検出部66は、カウント値に異常がなければ、正常を示す状態フラグをオンにする。異常検出部66は、カウント値に異常が検出されるとき、異常を示す状態フラグをオンにする。具体的には、異常検出部66は、次の4つの場合に異常を検出する。
(B1)左回転検出フラグがオン、右回転検出フラグがオフの場合にカウント値の今回値と前回値との間に所定の数値差があるとき、且つ今回値が前回値より大きいとき。
(B2)左回転検出フラグがオフ、右回転検出フラグがオンの場合にカウント値の今回値と前回値との間に所定の数値差があるとき、且つ今回値が前回値よりも小さいとき。
(B3)左回転検出フラグがオフ、右回転検出フラグがオフの場合にカウント値の今回値と前回値が一致しないとき。
(B4)左回転検出フラグおよび右回転検出フラグの双方がオンのとき。
通信インターフェース67は、IGオン時にカウント値、状態フラグ、および回転角センサ52により生成されるモータ31の回転角度θに応じたSin信号SおよびCos信号CをECU41に出力する。
ECU41は、IGオン時に通信インターフェース67を介して、回転角センサ52により生成されるSin信号SおよびCos信号Cと、絶対操舵角θsに関連する情報、すなわちカウント値および状態フラグとを取り込む。ECU41は、Sin信号SおよびCos信号Cに基づきモータ31の回転角度θを演算する。ECU41は、IGオフする直前に記録された絶対操舵角θsと、IGオン後に検出される回転角度θと、カウント値から得られる絶対操舵角θsの変化量を考慮して、IGオン後の最初の絶対操舵角θsを演算する。
尚、比較部65および異常検出部66により異常を示す状態フラグが検出された場合、正常を示す状態フラグが検出されるまでステアリングホイール21の絶対操舵角θsの正しい値が検出できない。そのため、絶対操舵角θsを利用するEPS10の使用を停止させる。正しい絶対操舵角θsが分かっていない状態、たとえば0度なのか360度なのかわからない状態でEPS10が使用されれば誤作動が起こりうるためである。IGオン時に正常な状態フラグが検出された場合、IGオフ直前に得られた絶対操舵角θsと、ECU41で演算される回転角度θと、カウンタ値とを用いて、ECU41は絶対操舵角θsの正しい値を演算する。そして、ECU41は絶対操舵角θsを利用してEPS10を制御する。
以上詳述したように、本実施の形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)通電制御部70により回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期を、モータが120°回転する周期に設定されている。そのため、回転角センサ52が間欠駆動することにより象限検出部72によりモータ31の回転角度θの位相が直交座標系におけるどの象限に位置しているかを適切に判断することができる。例えば、モータ31が左回転したとすると、各象限(第1〜第3象限)がそれぞれ120°となるように設定しているため、回転角センサ52が間欠駆動しても、象限検出部72では、モータ31の回転角度θの位相が変化しても各象限を1つずつ経由していることを検出することができる。すなわち、モータ31の回転方向を示す左回転検出フラグおよび右回転検出フラグも正しく生成され、ひいてはカウンタ64における演算も適切に実施される。したがって、より適切に絶対操舵角の変化を監視することができる。
(2)図7に示すように、従来技術において、コンパレータの閾値L1は、Sin信号およびCos信号に対して1つだけ設定されている。閾値L1は、モータの回転角度が180°変化するごとに高レベルの信号および低レベルの信号を生成する観点で設定されている。
図8に示すように、従来技術において、Hiレベル信号およびLoレベル信号の組み合わせによって座標の象限が均等に4つに区分されることにより、モータの回転角度が90°変化する毎に、モータの回転角度の位相が第1〜第4象限のいずれかに遷移したことを検知している。
その点、上記の制御装置40によれば、補助回路53の第1回転方向判定部62および第2回転方向判定部63における象限検出部72では、コンパレータ71により生成されるSin信号SおよびCos信号Cの高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loの組み合わせによって、モータ31の回転角度θが120°変化する毎に、モータ31の回転角度θの位相が第1〜3象限のいずれかに遷移したことを検知している。すなわち、回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期を長くすることができる。また、従来技術と比較すると、象限検出部72によりモータ31の回転角度θの位相が遷移したことを検知する頻度が少なくなり、ひいてはカウント方向判断部73およびカウンタ64による演算頻度も少なくなる。したがって、回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期を長くすることに加え、補助回路53の演算頻度が少なくなる分だけ、より消費電力を低減できる。
尚、本実施の形態は、技術的に矛盾が生じない範囲で以下のように変更してもよい。
・本実施の形態において、象限検出部72では、高レベルの信号Hiと低レベルの信号Loとの組み合わせによって、座標の象限が120°毎に均等に区分されていたが、これに限らない。例えば、全ての象限が90°より大きくなるように高レベルの信号Hiと低レベルの信号Loの組み合わせとしていれば、本実施形態の効果(2)と同様の効果が得られる。これは、全ての象限が90°よりも大きくすることにより、従来技術と比較して、回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期を長く設定することができることに加え、象限検出部72によりモータ31の回転角度θの位相が遷移したことを検知する頻度が少なくなり、ひいてはカウント方向判断部73およびカウンタ64による演算頻度も少なくなるためである。ただし、本実施の形態におけるコンパレータ71の閾値L1,L2の設定では、図6(a)〜(c)に示すように、全ての象限が90°より大きくならない。そのため、コンパレータ71の閾値L1,L2を、モータ31の回転角度θが90°変化する期間よりも長い期間で高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loが生成される範囲内でずらす。その理由を説明する。
図9に示すように、Sin信号Sにおいて、高レベルの信号Hiがモータ31の回転角度θが90°変化する期間中(図9中の区間A)に生成され続けるように閾値L1を設定し、Cos信号Cにおいて、低レベルの信号Loがモータ31の回転角度θが90°変化する期間中(図9中の区間B)に生成され続けるように閾値L2を設定する場合を考える。本実施の形態中で説明したが、Sin信号SおよびCos信号Cのいずれか一方における高レベルの信号Hiまたは低レベルの信号Loを、モータ31の回転角度θの位相が第1〜3象限のうちいずれか1つに位置していることを示すものとする観点で高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loの組み合わせを考慮すると、どのように組み合わせても1つの象限が90°より大きくなる組み合わせがない状態となる。そのため、閾値L1,L2は、モータ31の回転角度θが90°変化する期間よりも長い期間で高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loが生成される範囲でずらす必要がある。
コンパレータ71において、当該ずらした閾値L1,L2に基づき、Sin信号SおよびCos信号Cの高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loを生成する。高レベルの信号Hiおよび低レベルの信号Loの組み合わせを再度検証し、全ての象限が90°より大きくなる組み合わせを採用することに留意する。尚、本実施の形態においては、閾値L1は、閾値L2よりも大きく設定されていたが、閾値L2が閾値L1よりも大きく設定してもよい。
・本実施の形態において、象限検出部72において、象限は3つに均等に区分されていたが、これに限らない。例えば、象限を2つに均等に区分してもよい。このようにしても、回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期をより長く設定できることに加え、象限検出部72によりモータ31の回転角度θの位相が遷移したことを検知する頻度が少なくなり、ひいてはカウント方向判断部73およびカウンタ64による演算頻度も少なくなるため、より消費電力を低減することができる。このとき、通電制御部70において、回転角センサ52の間欠駆動の駆動周期をモータ31が120°回転する周期に設定する。ただし、象限を2つに設定した場合、象限検出部72では、回転角度θの第1象限から第2象限への移動、もしくは第2象限から第1象限への移動を検出するだけとなり、モータ31が回転したことを検知することが可能であるが、モータ31の回転方向については検知が難しくなる。そのため、モータ31の回転方向を検知することができる構成を追加することに留意する。
・本実施の形態は、制御対象としてEPS10に具体化して説明していたが、例えば、ステアバイワイヤ式のステアリング装置を制御対象としてもよい。尚、ステアリングホイール21の絶対操舵角θsを用いて制御するものであればどのような制御対象であってもよい。
21…ステアリングホイール、31…モータ、40…制御装置、52…回転角センサ、64…カウンタ、71…コンパレータ、72…象限検出部、73…カウント方向判断部、θ…回転角度、θs…絶対操舵角、S…Sin信号、C…Cos信号、Hi…高レベルの信号、Lo…低レベルの信号、L1,L2…閾値。

Claims (3)

  1. イグニッションオフ時に間欠駆動することでステアリングホイールの絶対操舵角に関連する情報を監視し、イグニッションオン時に前記情報に基づいて演算される絶対操舵角を使用して制御対象を制御する車両制御装置において、
    モータの回転角度に応じた前記情報の1つとしての正弦信号および余弦信号を出力する位置検出器と、前記正弦信号および前記余弦信号に対する閾値を有し、前記正弦信号および前記余弦信号が前記閾値以上となる場合に第1信号を、前記閾値より低くなる場合に第2信号を生成するコンパレータと、前記第1信号および前記第2信号の組み合わせに基づき前記正弦信号および前記余弦信号の直交座標系における座標の象限を監視することで、前記モータの回転角度の位相を検出する象限検出部と、前記象限検出部により検出された前記回転角度の位相に基づき前記モータの回転方向を判断する回転方向判断部と、前記回転方向判断部により判断された前記モータの回転方向に応じて前記情報の1つとしてのカウント値を増減するカウンタとを有し、
    前記車両制御装置における前記間欠駆動の駆動周期は、前記モータが360°を前記象限の数で割った値に対応する前記回転角度の分だけ回転する周期に設定されている車両制御装置。
  2. 前記象限の数は、3つである請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記閾値は、前記正弦信号に対する第1閾値と、前記余弦信号に対する第2閾値とが設定され、
    前記第1信号および前記第2信号の組み合わせに基づき、3つの前記象限のそれぞれが120°に設定されている請求項2に記載の車両制御装置。
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