JP5867287B2 - 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5867287B2
JP5867287B2 JP2012116406A JP2012116406A JP5867287B2 JP 5867287 B2 JP5867287 B2 JP 5867287B2 JP 2012116406 A JP2012116406 A JP 2012116406A JP 2012116406 A JP2012116406 A JP 2012116406A JP 5867287 B2 JP5867287 B2 JP 5867287B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering angle
value
absolute
angle
relative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012116406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013241131A (ja
Inventor
勇 韋
勇 韋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2012116406A priority Critical patent/JP5867287B2/ja
Priority to EP13794317.1A priority patent/EP2853471B1/en
Priority to US14/386,586 priority patent/US9193386B2/en
Priority to CN201380017975.9A priority patent/CN104203720B/zh
Priority to PCT/JP2013/003052 priority patent/WO2013175729A1/ja
Publication of JP2013241131A publication Critical patent/JP2013241131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5867287B2 publication Critical patent/JP5867287B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

本発明は、ステアリング機構の絶対舵角を検出する車両用舵角検出装置、及びそれを備えた電動パワーステアリング装置に関する。
従来、乗用車、トラック等の車両では、ステアリング装置として運転者がステアリングホイールを操舵する操舵トルクに応じて電動モータを駆動することによりステアリング機構に操舵補助力を与えて運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング装置が普及している。
この種の電動パワーステアリング装置では、車両の操縦安定性と快適性を確保するため、ステアリングホイールの操舵角度を用いた制御機能が多く開発されている。そして、車両が始動してから素早く操舵角度に基づく制御機能を発揮するために、操舵角度をなるべく早く検出することが要求されている。
そこで、複数のセンサを設け、操舵角度の検出を早めようとする電気式動力舵取装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術は、ステアリングホイールの絶対回転位置を正確に検出するために、ステアリングホイールに連結されたステアリング軸の回転角である第1操舵角を検出する第1レゾルバと、この第1レゾルバとは異なる対極数を有し前記ステアリング軸の回転角である第2操舵角を検出する第2レゾルバと、操舵をアシストするモータの回転角(モータ電気角)を検出する第3レゾルバとを備え、前記第1操舵角、前記第2操舵角および前記モータ電気角からステアリングホイールの絶対回転角位置を求めるようにしたものである。
また、自身のニュートラル位置に基づいてステアリングホイールの絶対操舵角を検出し、イグニッションスイッチがOFFされるとその瞬間における絶対操舵角をメモリに記憶し、次にイグニッションスイッチがONされたときに記憶された値に基づいて絶対舵角を検出するようにした操舵角検出装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3875202号公報(第1頁、図2) 特許第2946964号公報(第1頁、図2)
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、少なくとも3つのレゾルバを必要とするので、構成が複雑となり、コストアップとなる。
また、上記特許文献2に記載された従来例にあっては、イグニッションスイッチがOFFにされる瞬間の絶対舵角をメモリに記憶し、次にイグニッションスイッチがONとなったときに、記憶された値を絶対舵角として電動パワーステアリング装置の制御に使用するようにしている。そのため、例えばイグニッションスイッチがOFFとなっている間にステアリングホイールが転舵された場合には、誤った絶対舵角に基づいて制御が開始されてしまうことになり、正確な制御を行うことができない。
そこで、本発明は、ステアリング機構の絶対舵角をより正確に検出することができる車両用舵角検出装置及びそれを備えた電動パワーステアリング装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用舵角検出装置は、車両の転舵輪を転舵するステアリング機構の絶対舵角を検出し、絶対舵角検出値として出力する車両用舵角検出装置であって、イグニッションスイッチがオン状態であるシステム起動中及びイグニッションスイッチがオフ状態であるシステム停止中に、前記ステアリング機構の相対舵角を継続的に検出する相対舵角検出手段と、システム停止直前の前記絶対舵角検出値を、絶対舵角記憶値として揮発性メモリに記憶する絶対舵角記憶手段と、システム起動時に、前記不揮発性メモリに記憶されている前記絶対舵角記憶値を、前記相対舵角検出手段で検出した前回のシステム停止時から今回のシステム起動時迄の間における前記ステアリング機構の相対舵角の変化分で補正した値を、前記ステアリング機構の絶対舵角の初期値として設定し、システム起動中、当該絶対舵角の初期値を基準として、前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角に基づいて絶対舵角暫定値を演算する絶対舵角暫定値演算手段と、を備えることを特徴としている。
このように、システムOFF時に絶対舵角検出値を記憶しておき、次回システムON時には、記憶した絶対舵角検出値をシステムOFF間の操舵角度分で補正して、今回のシステム起動中の絶対舵角の初期値とする。そのため、従来装置のように複数のセンサを必要とすることなく舵角検出が可能となり、コストを削減することができる。また、システムOFFしている間にステアリングホイールが操舵された場合であっても、正確な舵角検出が可能となる。
また、上記において、システム停止直前に、前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角を、相対舵角記憶値として不揮発性メモリに記憶する相対舵角記憶手段を備え、前記絶対舵角暫定値演算手段は、システム起動した直後、前記不揮発性メモリに記憶された前記絶対舵角記憶値に、前記不揮発性メモリに記憶された前記相対舵角記憶値と前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角との差分を加算することで、前記絶対舵角暫定値を演算することを特徴としている。
このように、システムOFFしても相対舵角を継続的に検出可能な手段を備え、システムOFF時に検出した相対舵角を記憶しておくことで、システムOFF時に検出した相対舵角とシステムON時に検出した相対舵角との差分を演算することができ、システムOFFしている間に操舵された角度を、演算により正確に求めることができる。
さらに、上記において、中立点での操舵角である中立点舵角値を検出する中立点検出手段と、システム起動後に前記中立点検出手段で中立点舵角値を検出したとき、検出した中立点舵角値と前記ステアリング機構の相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算する絶対舵角演算手段と、システム起動後、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値が演算されるまでは、前記絶対舵角暫定値演算手段で演算した絶対舵角暫定値を前記絶対舵角検出値として選択し、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値を演算した後は、前記絶対舵角暫定値に代えて前記絶対舵角演算手段で演算した絶対舵角演算値を前記絶対舵角検出値として選択する舵角選択手段と、を備えることを特徴としている。
このように、中立点舵角値とステアリング機構の相対舵角とに基づいて、精度の良い絶対舵角を演算することができる。また、この信頼性の高い絶対舵角演算値が演算されるまでは、暫定的に演算した絶対舵角暫定値を絶対舵角検出値として採用し、信頼性の高い絶対舵角演算値が演算された後は、当該絶対舵角演算値を絶対舵角検出値として採用するので、より適切な舵角検出が可能となる。
また、上記において、前記舵角選択手段は、前記絶対舵角暫定値に代えて、前記絶対舵角演算値を前記絶対舵角検出値として選択する場合に、当該絶対舵角暫定値から前記絶対舵角演算値への変更を徐々に行う徐変手段を有することを特徴としている。
このように、絶対舵角検出値を絶対舵角暫定値から絶対舵角演算値へ切り替える際、絶対舵角暫定値から絶対舵角演算値へ徐々に変化させるので、絶対舵角検出値が急変することに起因する不具合を防止することができる。
さらにまた、上記において、前記絶対舵角記憶手段は、システム起動時からシステム停止時迄の間に、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値を演算できていないとき、当該システム停止直前に前記絶対舵角暫定値演算手段で演算した前記絶対舵角暫定値を前記絶対舵角記憶値として前記不揮発性メモリに記憶するように構成されていることを特徴としている。
これにより、次回のシステムON時には、不揮発性メモリに記憶された絶対舵角暫定値を用いて絶対舵角の初期値を設定することができる。したがって、絶対舵角検出の信頼性を維持することができる。
また、上記において、前記絶対舵角演算手段は、システム起動後に前記中立点検出手段で中立点舵角値を検出したとき、検出した中立点舵角値と前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算することを特徴としている。
このように、絶対舵角暫定値の演算と絶対舵角演算値の演算とで、共通の相対舵角検出手段で検出した相対舵角を用いる。そのため、上記2つの演算で用いる相対舵角の検出タイミングのずれ(非同期)等に起因する誤差発生を防止することができる。
さらに、上記において、前記ステアリング機構にアシストトルクを付与するモータの角度に基づいて、当該ステアリング機構の相対舵角を演算する相対舵角演算手段をさらに備え、前記絶対舵角演算手段は、システム起動後に前記中立点検出手段で中立点舵角値を検出したとき、検出した中立点舵角値と前記相対舵角演算手段で演算した相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算することを特徴としている。
このように、絶対舵角演算値の演算に際し、EPSのモータ角度信号に基づいて演算した相対舵角を用いる。そのため、ステアリングホイールの真下(トーションバーよりもステアリングホイール側)に設置された舵角センサ等の信号に基づいて演算した相対舵角を用いた場合と比較して、トーションバーの捻り分の誤差が発生するのを抑制することができる。したがって、精度の良い絶対舵角演算値を得ることができる。
また、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、上記の何れかの車両用舵角検出装置を備え、当該車両用舵角検出装置で検出した絶対舵角に基づいて操舵補助制御を行うことを特徴としている。
これにより、誤った絶対舵角に基づいて操舵補助制御が開始されてしまうのを防止することができ、操縦安定性をより確保することができる。
本発明の車両用舵角検出装置では、複数のセンサを使用することなく、システム起動時により正確な絶対舵角を検出することができる。したがって、当該車両用舵角検出装置を備えた電動パワーステアリング装置では、操舵補助制御の安定性及び信頼性を向上させることができる。
本発明に係る電動パワーステアリング装置を示す全体構成図である。 車両用舵角検出装置の具体的構成を示すブロック図である。 操舵角補正部の構成を示すブロック図である。 車両用舵角検出装置の別の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置を示す全体構成図である。
図中、符号1は操舵装置である。この操舵装置1はステアリングホイール2が装着されたステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3のステアリングホイール2とは反対側に連結されたラックピニオン機構4と、このラックピニオン機構4にタイロッド等の連結機構5を介して連結された左右の転舵輪6とを備えている。
そして、ステアリングシャフト3には、例えばウォームギヤで構成される減速機構7を介して電動モータ8が連結されている。
電動モータ8は、電動パワーステアリング装置の操舵補助力を発生する操舵補助力発生用モータとして動作する。この電動モータ8は、制御装置14によって駆動制御される。
制御装置14には、車両に搭載されたバッテリ11から出力されるバッテリ電圧Vbがイグニッションスイッチ12を介して供給されると共に、内蔵するモータ駆動回路に直接供給される。
また、制御装置14には、操舵トルクセンサ16で検出した操舵トルクT、車速センサ17で検出した車速Vs、モータ回転角センサ18で検出した電動モータ8の回転角(モータ回転角)θmが入力される。
さらに、制御装置14には、例えばEEPROM(登録商標)で構成される不揮発性メモリ19が接続されており、不揮発性メモリ19に記憶されているデータが読込可能となっている。この不揮発性メモリ19には、後述する手順で演算したステアリングホイール2の絶対舵角φa及び相対舵角φrcを、システムの停止時即ちイグニッションスイッチ12がオフ状態となった時点で絶対舵角記憶値φam及び相対舵角記憶値φrmとして記憶される。
ここで、操舵トルクセンサ16は、ステアリングホイール2に付与されてステアリングシャフト3に伝達された操舵トルクを検出するものである。この操舵トルクセンサ16は、例えば、操舵トルクを図示しない入力軸及び出力軸間に介挿したトーションバーの捩れ角変位に変換し、この捩れ角変位を磁気信号で検出し、それを電気信号に変換するように構成されている。
制御装置14は、入力される各種信号に基づいてステアリングホイール2の絶対舵角φaを演算する車両用舵角検出装置を備え、例えば、車両用舵角検出装置で演算した絶対舵角φa及び車速Vsに基づいて、転舵状態でステアリングホイール2への操舵力を緩めたときにステアリングホイール2を中立点位置に戻す所謂ステアリング戻し制御を行う。そして、制御装置14は、これらの各種信号に基づいて、操舵補助力を操舵系に付与する操舵補助制御を行う。具体的には、上記操舵補助力を電動モータ8で発生するための操舵補助指令値を公知の手順で算出し、算出した操舵補助指令値とモータ電流検出値とにより、電動モータ8に供給する駆動電流をフィードバック制御する。
図2は、車両用舵角検出装置の具体的構成を示すブロック図である。
図中、符号20は車両用舵角検出装置である。この車両用舵角検出装置20は、ステアリングホイール2の相対舵角φrを演算する相対舵角演算部31と、ステアリングホイール2の絶対舵角演算値φaoを演算する絶対舵角演算部32とを備える。また、車両用舵角検出装置20は、さらにEEPROM記憶部33、操舵角補正部34及び舵角切替部35を備える。
相対舵角演算部31は、モータ回転角センサ18で検出したモータ回転角θmが入力され、イグニションスイッチ12がオン状態となりモータ回転角センサ18からモータ回転角θmの出力が開始されてから、モータ回転角θmを積算してギア比を考慮し相対舵角φrを演算する。この相対舵角φrは、イグニッションスイッチ12がオフ状態となったときにリセットされる。
また、絶対舵角演算部32は、舵角速度演算部32aと、中立点推定部32bと、減算器32cとを備える。舵角速度演算部32aは、モータ回転角θmを微分し、ギア比を考慮して舵角速度ωrを演算する。その舵角速度ωrは中立点推定部32bに入力される。
中立点推定部32bには、舵角速度ωrの他に、操舵トルクT、車速Vs及び相対舵角φrが入力される。そして、中立点推定部32bでは、操舵トルクT、車速Vs及び舵角速度ωrに基づいて車両が直進走行状態であるか否かを判定し、直進走行状態であると判定した場合には、相対舵角φr及び車速Vsに基づいて中立点舵角値φnを演算する。
ここでは、操舵トルクTが予め設定された直進走行の可能性が高い閾値Tth以下であり、且つ舵角速度ωrが予め設定された直進走行の可能性が高い閾値ωth以下であり、且つ車速Vsが直進走行の可能性が高い車速閾値Vsth以上である状態を所定時間継続したとき、車両が直進走行状態であると判断する。
また、中立点舵角値φnは、例えば次式をもとに演算する。
φn(k)={φr−φn(k−1)}・D+φn(k−1) ………(1)
ここで、φrは相対舵角、φn(k−1)は前回の中立点舵角、Dは車速Vsによって決定される信頼度係数である。この信頼度係数Dは、車速Vsが速いほど大きい値に設定される。
また、中立点推定部32bは、システム起動時即ちイグニッションスイッチ12を介して制御装置14に電源が投入された後、最初に直進走行状態となるまでの間は、後述する舵角切替部35に対して中立点確定フラグFlg_N=0を出力し、直進走行状態となってからは、舵角切替部35に対して中立点確定フラグFlg_N=1を出力する。
中立点推定部32bから出力された中立点舵角値φnは減算器32cに入力される。減算器32cは、相対舵角演算部31で演算した相対舵角φrから中立点舵角値φnを減じることで絶対舵角演算値φaoを演算する。この絶対舵角演算値φaoは、後述する舵角切替部35に入力される。
このように、モータ回転角θmから相対舵角φrや舵角速度ωrを算出することにより、新たに外部からの信号を必要とすることなく中立点(中立位置)を高精度に推定することができ、同時に絶対角の算出が可能となる。
EEPROM記憶部33は、システム停止直前の絶対舵角φa及び相対舵角φrcを、絶対舵角記憶値φam及び相対舵角記憶値φrmとして不揮発性メモリ19に記憶する。すなわち、EEPROM記憶部33には、イグニッションスイッチ12(システムスイッチ)の信号が入力され、イグニッションスイッチ12がオン状態からオフ状態となったことを検出したとき、その直前に舵角切替部35から出力された絶対舵角φaを絶対舵角記憶値φamとして記憶する。
また、相対舵角φrcは、例えば横滑り防止装置等に用いられる舵角センサ(相対舵角検出手段)で検出した舵角信号であり、CAN経由で取得する(以下、φrcをCAN相対舵角ともいう。)。この相対舵角φrcは、イグニッションスイッチ12がオフ状態となってもリセットされない値である。
操舵角補正部34は、システム起動時、即ちイグニッションスイッチ12がオン状態となって制御装置14に電源が投入されたときに、不揮発性メモリ19から読出した絶対舵角記憶値φam及び相対舵角記憶値φrmと、CAN相対舵角φrcとに基づいて、暫定絶対舵角演算値(絶対舵角暫定値)φapを演算する。
具体的には、イグニッションスイッチ12がオフ状態となった時点での絶対舵角φaである絶対舵角記憶値φamを、イグニッションスイッチ12がオフ状態である間(イグニッションスイッチ12がオフ状態となってから現時点までの間)に操舵された角度Δφrで補正することで、暫定絶対舵角演算値φapを演算する。ここで、角度Δφrは、現時点でのCAN相対舵角φrcと、イグニッションスイッチ12がオフ状態となった時点でのCAN相対舵角φrcである相対舵角記憶値φrmとの差分として求められる(Δφr=φrc−φrm)。
すなわち、操舵角補正部34の構成を図3に示すように、暫定絶対舵角演算値φapは、次式で表される。
φap=φam+(φrc−φrm) ………(2)
舵角切替部35は、前述した中立点推定部32bで設定される中立点確定フラグFlg_Nに応じて、絶対舵角演算値φao及び暫定絶対舵角演算値φapの一方を選択し、それを絶対舵角検出値φaとして出力する。
舵角切替部35は、中立点確定フラグFlg_Nが“0”であるとき、即ちイグニッションスイッチ12がオン状態となってから車両が直進走行状態となったことを検出しておらず、絶対舵角演算値φaoが演算できていない場合には、暫定絶対舵角演算値φapを絶対舵角検出値φaとして出力する。一方、中立点確定フラグFlg_Nが“1”であるとき、即ち絶対舵角演算値φaoが演算できている場合には、絶対舵角演算値φaoを絶対舵角検出値φaとして出力する。
また、中立点確定フラグFlg_Nが“0”から“1”に反転したときには、絶対舵角検出値φaを、暫定絶対舵角演算値φapから絶対舵角演算値φaoに直ちに切り替えるのではなく、暫定絶対舵角演算値φapから絶対舵角演算値φaoに向けて徐々に変化させる徐変処理を行う(徐変手段)。徐変処理としては、例えば、絶対舵角検出値φaが絶対舵角演算値φaoに到達するまで、暫定絶対舵角演算値φapを予め設定した所定値Δφaずつ変化させる処理を行う。
なお、図2において、相対舵角演算部31が相対舵角演算手段に対応し、中立点推定部32bが中立点検出手段に対応し、減算器32cが絶対舵角演算手段に対応している。また、EEPROM記憶部33が絶対舵角記憶手段及び相対舵角記憶手段に対応し、操舵角補正部34が絶対舵角暫定値演算手段に対応し、舵角切替部35が舵角選択手段に対応している。
次に、本実施形態の動作について説明する。
車両が停止している状態からイグニッションスイッチ12をオン状態とすると、制御装置14のマイクロコンピュータにバッテリ電圧Vbが供給されることにより、当該マイクロコンピュータが作動状態となる。
すると、車両用舵角検出装置20では、イグニッションスイッチ12がオン状態となることにより、中立点推定部32bで車両が直進走行状態であるか否かの判定を行う。このとき、車両は停止状態(Vs<Vsth)であるため、中立点推定部32bは、中立点確定フラグFlg_N=0を出力し、中立点舵角値φnを算出しない。すなわち、絶対舵角演算部32からは、絶対舵角演算値φaoが算出されない。
一方、操舵角補正部34は、イグニッションスイッチ12がオン状態となったことで、前回のシステム停止直前の絶対舵角記憶値φamと相対舵角記憶値φrmとを不揮発性メモリ19から読込み、上記(2)式に表されるように、絶対舵角記憶値φamに、CAN相対舵角φrcと相対舵角記憶値φrmとの差分を加算して暫定絶対舵角演算値φapを算出する。
上述したように、この時点では中立点確定フラグFlg_N=0であるため、舵角切替部35は暫定絶対舵角演算値φapを絶対舵角検出値φaとして選択し、出力する。そのため、制御装置14は、車両用舵角検出装置20から出力された絶対舵角検出値φa(=φap)を用いて、ステアリング戻し制御等を行う。このとき、ステアリングホイール2が操舵されていない場合には、電動モータ8は停止状態を継続する。
その後、車両が走行を開始し、ステアリングホイール2を操舵して旋回走行を行うと、操舵トルクTが閾値Tthより大きな値となることより、中立点推定部32bでは直進走行状態とは判定されず、中立点確定フラグFlg_N=0を維持する。そのため、舵角切替部35は、引き続き操舵角補正部34で算出された暫定絶対舵角演算値φapを絶対舵角検出値φaとして選択し、これを出力する。
これにより、絶対舵角検出値φa(=φap)及び車速Vsに応じて、ステアリングホイール2が中立点に戻る際の操舵補助トルク不足を補うようなステアリング戻し制御が行われる。
その後、ステアリングホイール2を中立点近傍に戻して、車両を直進走行状態とすると、中立点推定部32bは中立点確定フラグFlg_N=1を出力する。また同時に、車速Vs及び相対舵角φrに基づいて中立点舵角値φnが算出され、この中立点舵角値φnが相対舵角φrから減算されて、絶対舵角演算値φaoが算出される。
この時点では中立点確定フラグFlg_N=1であるため、舵角切替部35は、暫定絶対舵角演算値φapに代えて絶対舵角演算部32から出力される絶対舵角演算値φaoを絶対舵角検出値φaとして選択する。その際、暫定絶対舵角演算値φapに所定値Δφaを加算または減算させながら徐々に絶対舵角演算値φaoまで変化させ、絶対舵角演算値φaoに到達したときに、暫定絶対舵角演算値φapから絶対舵角演算値φaoに切り替える。
このように、絶対舵角検出値φaを暫定絶対舵角演算値φapから絶対舵角演算値φaoへ切り替える場合には、暫定絶対舵角演算値φapを絶対舵角演算値φaoに一致するまで徐々に変化させるので、絶対舵角検出値φaが急変することによりステアリング戻し制御に影響を与えて、運転者に違和感を与えることを確実に防止することができる。
その後、イグニッションスイッチ12をオフ状態とすると、直前に舵角切換部35から出力された絶対舵角検出値φaを不揮発性メモリ19の所定記憶領域に絶対舵角記憶値φamとして記憶すると共に、直前に検出したCAN相対舵角φrcを舵角切換部35から出力される絶対舵角φaを不揮発性メモリ19の所定記憶領域に相対舵角記憶値φrmとして記憶する。
つまり、今回のシステムONからシステムOFFまでの間に、絶対舵角演算値φaoが算出できている場合には、システムOFF直前の絶対舵角演算値φaoを絶対舵角記憶値φamとして不揮発性メモリ19に記憶する。一方、今回のシステムONからシステムOFFまでの間に、絶対舵角演算値φaoが算出できていない場合には、システムOFF直前の暫定絶対舵角演算値φapを絶対舵角記憶値φamとして不揮発性メモリ19に記憶する。
そして、次回のシステムON直後には、不揮発性メモリ19に記憶した絶対舵角記憶値φamを、システムOFF中に変化した舵角分Δφrで補正した値を絶対舵角初期値として設定し、その後は設定した絶対舵角初期値とCAN相対舵角φrcとにより暫定絶対舵角演算値φapを演算する。
このように、上記実施形態では、システム起動時に、前回のシステム停止時の絶対舵角をそのまま絶対舵角初期値として用いるのではなく、システム停止中に操舵した角度分で補正して絶対舵角を検出する。したがって、複数のセンサを使用することなく、システム起動時に、より正確な絶対舵角を演算することができる。
また、システム停止中に変化した舵角分は、前回のシステム停止時の相対舵角φrcと今回のシステム起動時の相対舵角φrcとの差分を演算することで求める。すなわち、システムの停止時の相対舵角φrcを相対舵角記憶値φrmとして不揮発性メモリ19に記憶すると共に、システム停止中も継続的に相対舵角φrcを検出する。このように、システム停止中もリセットされることなく相対舵角φrcを検出する機能を備えることで、システム停止中に変化した舵角を適切に検出することができる。
さらに、中立点舵角値φnとモータ回転角θmから求めた相対舵角φrとに基づいて絶対舵角演算値φaoが演算できた場合には、絶対舵角検出値φaを暫定絶対舵角演算値φapから絶対舵角演算値φaoへ切り替えるので、より高精度な絶対舵角を絶対舵角検出値φaとして採用することができる。
このとき、操舵トルクTと車速Vsと舵角速度ωrとに基づいて車両が直進走行状態であることを検出し、直進時の相対舵角を中立点舵角値φnとする。このように、一般的な操舵補助制御に必要な信号を用いるので、新たに外部からの信号を必要とすることなく中立点(中立位置)を高精度に推定することができる。
また、絶対舵角演算値φaoの演算に際し、EPSのモータ回転角θmに基づいて演算した相対舵角φrを用いる。そのため、ステアリングホイール2の真下(トーションバーよりもステアリングホイール2側)に設置された舵角センサ等の信号に基づいて演算した相対舵角を用いた場合と比較して、トーションバーの捻り分の誤差が発生するのを抑制することができる。したがって、精度の良い絶対舵角演算値φaoを得ることができる。
以上のように、絶対舵角検出値の誤り率を低下させて、良好な操舵補助制御機能を発揮することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態においては、絶対舵角演算部32にて、モータ回転角センサ18で検出したモータ回転角θmを用いて絶対舵角演算値φaoを演算する場合について説明したが、図4に示すように、CANからの相対舵角φrcを用いて絶対舵角演算値φaoを演算することもできる。このように、EPSのモータ角度センサがないシステムにも適用可能である。
この場合、絶対舵角演算値φaoの演算と暫定絶対舵角演算値φapの演算とで、同じ系統の舵角信号(CAN相対舵角φrc)を用いることになるため、上記2つの演算で用いる相対舵角φrcの検出タイミングのずれ(非同期)等に起因する誤差発生を防止することができる。
(応用例)
なお、図2に示す上記実施形態においては、異なる系統の舵角信号(EPSのモータ角度信号とCAN舵角信号(EPSやVSCの舵角センサ信号等))が用いられているために信号が同期できないという問題に対して、以下の対策を講じるようにしてもよい。
例えば、検出タイミングのずれ(非同期)による誤差の発生を回避するために、角度が変化しないことをEEPROM記憶部33と操舵角補正部34の2つのブロックの実施条件とする。すなわち、舵角の変化量が閾値以下、または舵角速度が閾値以下である場合に、角度が変化していないと判断して上記2つのブロックを実施する。これにより、処理時に非同期による舵角誤差が生じるのを防止し、正確な角度検出が可能な車両用舵角検出装置とすることができる。
また、上記実施形態においては、ステアリングホイール2の真下に設置されているCAN舵角の信号源の舵角センサと、EPSのモータ角度センサとの間にトーションバーが介在しているために発生する、EPSのモータ角度信号とCAN舵角信号との誤差に対して、以下の対策を講じるようにしてもよい。
例えば、トーションバーが捻っていないことをEEPROM記憶部33と操舵角補正部34の2つのブロックの実施条件とする。すなわち、トルクセンサの検出トルクが閾値以下である場合に、トーションバーが捻っていないと判断して上記2つのブロックを実施する。これにより、処理時にトーションバーの捻り分の誤差が生じるのを防止し、正確な角度検出が可能な車両用舵角検出装置とすることができる。
1…操舵装置、2…ステアリングホイール、3…ステアリングシャフト、7…減速機構、8…電動モータ、14…制御装置、16…操舵トルクセンサ、17…車速センサ、18…モータ回転角センサ、19…不揮発性メモリ、20…車両用舵角検出装置、31…相対舵角演算部、32…絶対舵角演算部、32a…舵角速度演算部、32b…中立点推定部、32c…減算器、33…EEPROM記憶部、34…操舵角補正部、35…舵角切替部

Claims (7)

  1. 車両の転舵輪を転舵するステアリング機構の絶対舵角を検出し、絶対舵角検出値として出力する車両用舵角検出装置であって、
    イグニッションスイッチがオン状態であるシステム起動中及びイグニッションスイッチがオフ状態であるシステム停止中に、前記ステアリング機構の相対舵角を継続的に検出する相対舵角検出手段と、
    システム停止直前の前記絶対舵角検出値を、絶対舵角記憶値として不揮発性メモリに記憶する絶対舵角記憶手段と、
    システム起動時に、前記不揮発性メモリに記憶されている前記絶対舵角記憶値を、前記相対舵角検出手段で検出した前回のシステム停止時から今回のシステム起動時迄の間における前記ステアリング機構の相対舵角の変化分で補正した値を、前記ステアリング機構の絶対舵角の初期値として設定し、システム起動中、当該絶対舵角の初期値を基準として、前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角に基づいて絶対舵角暫定値を演算する絶対舵角暫定値演算手段と、
    システム停止直前に、前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角を、相対舵角記憶値として不揮発性メモリに記憶する相対舵角記憶手段とを備え、
    前記絶対舵角暫定値演算手段は、システム起動した直後、前記不揮発性メモリに記憶された前記絶対舵角記憶値に、前記不揮発性メモリに記憶された前記相対舵角記憶値と前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角との差分を加算することで、前記絶対舵角暫定値を演算することを特徴とする車両用舵角検出装置。
  2. 中立点での操舵角である中立点舵角値を検出する中立点検出手段と、
    システム起動後に前記中立点検出手段で中立点舵角値を検出したとき、検出した中立点舵角値と前記ステアリング機構の相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算する絶対舵角演算手段と、
    システム起動後、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値が演算されるまでは、前記絶対舵角暫定値演算手段で演算した絶対舵角暫定値を前記絶対舵角検出値として選択し、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値を演算した後は、前記絶対舵角暫定値に代えて前記絶対舵角演算手段で演算した絶対舵角演算値を前記絶対舵角検出値として選択する舵角選択手段と、を備えることを特徴とする請求項に記載の車両用舵角検出装置。
  3. 前記舵角選択手段は、前記絶対舵角暫定値に代えて、前記絶対舵角演算値を前記絶対舵角検出値として選択する場合に、当該絶対舵角暫定値から前記絶対舵角演算値への変更を徐々に行う徐変手段を有することを特徴とする請求項に記載の車両用舵角検出装置。
  4. 前記絶対舵角記憶手段は、システム起動時からシステム停止時迄の間に、前記絶対舵角演算手段で前記絶対舵角演算値を演算できていないとき、当該システム停止直前に前記絶対舵角暫定値演算手段で演算した前記絶対舵角暫定値を、前記絶対舵角記憶値として前記不揮発性メモリに記憶するように構成されていることを特徴とする請求項又はに記載の車両用舵角検出装置。
  5. 前記絶対舵角演算手段は、システム起動後に前記中立点検出手段で中立点舵角値を検出したとき、検出した中立点舵角値と前記相対舵角検出手段で検出した相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の車両用舵角検出装置。
  6. 前記ステアリング機構にアシストトルクを付与するモータの角度に基づいて、当該ステアリング機構の相対舵角を演算する相対舵角演算手段をさらに備え、
    前記絶対舵角演算手段は、システム起動後に前記中立点検出手段で操舵角中立点を検出したとき、検出した舵角中立点と前記相対舵角演算手段で演算した相対舵角とに基づいて絶対舵角演算値を演算することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の車両用舵角検出装置。
  7. 請求項1〜の何れか1項に記載の車両用舵角検出装置を備え、当該車両用舵角検出装置で検出した絶対舵角に基づいて操舵補助制御を行うことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP2012116406A 2012-05-22 2012-05-22 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5867287B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116406A JP5867287B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置
EP13794317.1A EP2853471B1 (en) 2012-05-22 2013-05-13 Vehicle steering angle detection device and electric power steering device
US14/386,586 US9193386B2 (en) 2012-05-22 2013-05-13 Steering angle detecting apparatus for vehicle and electric power steering apparatus
CN201380017975.9A CN104203720B (zh) 2012-05-22 2013-05-13 车辆用转向角检测装置及电动动力转向装置
PCT/JP2013/003052 WO2013175729A1 (ja) 2012-05-22 2013-05-13 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012116406A JP5867287B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013241131A JP2013241131A (ja) 2013-12-05
JP5867287B2 true JP5867287B2 (ja) 2016-02-24

Family

ID=49842484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012116406A Expired - Fee Related JP5867287B2 (ja) 2012-05-22 2012-05-22 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5867287B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6536241B2 (ja) * 2015-07-15 2019-07-03 日本精工株式会社 電動パワーステアリング装置
FR3077263B1 (fr) * 2018-01-31 2021-01-08 Jtekt Europe Sas Amelioration de l’evaluation de la position angulaire absolue d’un volant de conduite par prise en consideration de la situation lors de la coupure de contact du vehicule
CN114044052B (zh) * 2021-11-25 2022-08-12 东风悦享科技有限公司 一种基于车辆直行判断的虚拟方向盘转角传感器系统及方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02240507A (ja) * 1989-03-14 1990-09-25 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用舵角センサの消費電力低減方法
JP3910100B2 (ja) * 2002-04-15 2007-04-25 株式会社ジェイテクト 舵角検出装置
JP5181817B2 (ja) * 2008-05-12 2013-04-10 日本精工株式会社 車両用舵角検出装置及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JP4875724B2 (ja) * 2009-05-08 2012-02-15 本田技研工業株式会社 車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013241131A (ja) 2013-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013175729A1 (ja) 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置
US9365238B2 (en) Electric power steering apparatus
WO2017068895A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
US9174668B2 (en) Electric power steering system
JP4449790B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5708572B2 (ja) 車両の電動パワーステアリング装置
JP5206845B2 (ja) 車両用操舵制御装置
JP2017196991A (ja) 操舵制御装置
WO2018194029A1 (ja) 舵角検出装置
JP6672652B2 (ja) 操舵制御装置
JP5867287B2 (ja) 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置
JP5401875B2 (ja) 車両用舵角検出装置及びこれを使用した電動パワーステアリング装置
JP2014015153A (ja) 車両用舵角検出装置及び電動パワーステアリング装置
KR102452643B1 (ko) 전류센서 옵셋 보상 방법
JP5817936B2 (ja) 車両用操舵制御装置
CN114194283A (zh) 转向操作控制装置
JP6536241B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2014208503A (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2017068896A1 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2014189115A (ja) 舵角検出装置
JP4411999B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2019127233A (ja) 操舵制御装置
JP2017088103A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2014054989A (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5867287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees