JP2017022223A - 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法、貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置 - Google Patents

貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法、貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017022223A
JP2017022223A JP2015137520A JP2015137520A JP2017022223A JP 2017022223 A JP2017022223 A JP 2017022223A JP 2015137520 A JP2015137520 A JP 2015137520A JP 2015137520 A JP2015137520 A JP 2015137520A JP 2017022223 A JP2017022223 A JP 2017022223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
recess
electrode substrate
electrode
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015137520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6690142B2 (ja
Inventor
浅野 雅朗
Masaaki Asano
雅朗 浅野
宏 馬渡
Hiroshi Mawatari
宏 馬渡
崇史 岡村
Takashi Okamura
崇史 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2015137520A priority Critical patent/JP6690142B2/ja
Publication of JP2017022223A publication Critical patent/JP2017022223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6690142B2 publication Critical patent/JP6690142B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16135Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip
    • H01L2224/16145Disposition the bump connector connecting between different semiconductor or solid-state bodies, i.e. chip-to-chip the bodies being stacked
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73257Bump and wire connectors

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る貫通電極基板は、第1の面に設けられた第1の凹部と、前記第1の凹部の底部と前記第1の面と反対の面である第2の面とを貫通する貫通孔と、を有する基板と、前記第1の凹部側と前記第2の面側と前記貫通孔の少なくとも側壁とに配置された導電層と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、貫通電極基板並びに貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置に関する。本発明は、特に、凹部を有する基板の当該凹部に貫通電極を有する貫通電極基板並びに貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置に関する。
近年、集積回路の高性能化に伴い、集積回路はより微細化・複雑化している。このような集積回路には、回路動作のために必要な電源やロジック信号を外部装置(チップ)から入力するための接続端子が配置されている。しかしながら、集積回路の微細化・複雑化によって集積回路上の接続端子は非常に狭いピッチで配置されており、チップの接続端子のピッチと比較して数倍から数十倍程度小さい。
上記のように、各々の接続端子のピッチが異なる集積回路とチップとを接続する場合に、接続端子のピッチサイズを変換するための仲介基板となるインターポーザが用いられる。インターポーザでは、基板の一方の面に配置された配線には集積回路が実装され、他方の面に配置された配線にはチップが実装され、基板の両面にそれぞれ配置された配線同士は当該基板を貫通する貫通電極によって接続されている。インターポーザとしては、シリコン基板を使用した貫通電極基板であるTSV(Through−Silicon Via)やガラス基板を使用した貫通電極基板であるTGV(Through―Glass Via)が開発されている。
貫通電極を形成する方法としては、従来、基板の片側に物理蒸着法により銅などのシード層を形成し、この基板を、銅めっき液が供給された銅めっき槽に浸漬して銅めっき液に接触させ、シード層を陽極に接続して貫通孔内に銅をボトムアップ式に充填するというボトムアップ式充電方法がある(例えば、特許文献1、2、3)。しかしながら、ボトムアップ型充電方法では、孔全体を充電めっきしなければならないため、貫通電極を形成する時間が長くなってしまうとともに、銅などの金属の充電量が多いためコストが増加してしまうという問題がある。
そこで、孔全体を充電めっきするのではなく、孔の側壁のみをめっき形成する所謂コンフォーマルめっき形成が提案されている(例えば、特許文献4)。コンフォーマルにめっきを形成する方法として、斜め蒸着法がある。斜め蒸着法とは、蒸着源から飛来する蒸着材料が、成膜対象となる基板の表面の垂線に対して傾斜した方向から基板の表面に到達するように設定された蒸着方法である。しかしながら、斜め蒸着法では、蒸着材料の使用効率が悪いため、ボトムアップ式充電方法の問題であるコストが高いという問題を解決することはできない。また、斜め蒸着法では、シード層の形成時間が長いという、ボトムアップ式充電方法と同様の問題がある。
そこで、スパッタ法を用いることが考えられる。スパッタ法とは、例えば、アルゴンイオンをターゲットと呼ばれる銅などの金属のインゴットにぶつけて、その衝撃で銅などの金属原子をはじき出し、基板に蒸着させ薄膜を形成する方法である。しかしながら、スパッタ法では、蒸着させる金属原子の基板への進入角度がランダムであるため、貫通孔の入り口付近にシード層を形成することができても、貫通孔の側壁のうち、入り口から離れた部分には、シード層を形成することができない。
そこで、貫通孔の孔径を大きくして、貫通孔の側壁のうち、入り口から離れた部分にも、金属原子を蒸着させることが考えられる。しかしながら、前述のように、集積回路の微細化・複雑化が進むと、集積回路上の接続端子は非常に狭いピッチで配置される。貫通孔の孔径を大きくすると、隣り合うピッチ間の幅が狭くなってしまうことから、貫通孔の孔径を大きくするには限界がある。
特開2006−147971号公報 特開2007−005402号公報 特開2009−238957号公報 特開2007−067341号公報
そこで、貫通孔の孔径を大きくするのではなく、基板の厚さを薄くする方法が考えられる。この方法であれば、スパッタ法を用いても、貫通孔の側壁に金属原子を蒸着させて、シード層を形成することが可能となる。しかしながら、前述のとおり、基板には集積回路やチップが実装されるため、基板が反ることによって、平面性がなくなると、集積回路やチップを実装することができない。そのため、基板には、剛性が必要となる。したがって、基板の厚さを薄くすることにも限界がある。
本発明は、上記のような従来技術に伴う課題を解決しようとするものであって、その目的とするところは、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供するところにある。
本実施形態によれば、第1の面に設けられた第1の凹部と、前記第1の凹部の底部と前記第1の面と反対の面である第2の面とを貫通する貫通孔と、を有する基板と、前記第1の凹部側と前記第2の面側と前記貫通孔の少なくとも側壁とに配置された導電層と、を備える、貫通電極基板が提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記第2の面は、第2の凹部を有し、前記貫通孔は、前記第1の凹部の底部と前記第2の凹部の底部とを貫通することを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記第1の凹部の底部と前記第2の凹部の底部とは、平面視において一方向にずれていることを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、本実施形態によれば、より強い剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記第1の凹部の底部の外周と前記第2の凹部の底部の外周とが異なることを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、本実施形態によれば、凹部の底部の外周がより長い方の凹部に何らかの素子(フォトダイオード、加速度センサ、ジャイロセンサ、圧力センサ、イメージセンサ、その他センサ素子など)を搭載する場合、素子を搭載することがより容易になる。
別の好ましい態様において、前記基板は、前記第1の面に第3の凹部をさらに含み、前記貫通孔は、前記第3の凹部と前記第2の凹部とを貫通することを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記基板は、前記第1の凹部上に前記導電層とは独立した配線層をさらに含むことを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。
別の好ましい態様において、前記基板は、前記第2の凹部上に前記導電層とは独立した配線層をさらに含むことを特徴とする貫通電極基板であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。
別の好ましい態様において、前記貫通電極基板と、前記貫通電極基板の前記第1の凹部側に配置された前記導電層に接続された第1配線構造体と、前記貫通電極基板の前記第2の面側に配置された前記導電層に接続された第2配線構造体と、を有することを特徴とするインターポーザが提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含むインターポーザを提供することができる。
別の好ましい態様において、前記貫通電極基板と、前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有することを特徴とする半導体装置が提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記貫通電極基板と、前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有する半導体装置であって、前記他の基板またはチップの一部は、前記貫通電極基板の前記第1の凹部に配置されることを特徴とする半導体装置が提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。また、他の基板またはチップの一部が、貫通電極基板の凹部に配置されることにより、半導体装置全体を薄くすることができる。
別の好ましい態様において、前記貫通電極基板と、前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有する半導体装置であって、前記他の基板またはチップの一部は、前記貫通電極基板の前記第1の凹部及び前記第2の凹部の少なくとも1つに配置されることを特徴とする半導体装置が提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。また、他の基板またはチップの一部が、貫通電極基板の凹部に配置されることにより、半導体装置全体を薄くすることができる。
本実施形態によれば、第1の面及び第2の面を有する基板に前記第1の面から前記基板の内部に向かって、エッチングして第1の凹部を形成し、前記第1の凹部から第1の面側と第2の面側を貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔の側壁にシード層を形成し、前記シード層上にめっき層を形成することを特徴とする貫通電極基板の製造方法が提供される。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記貫通孔を形成する前に、前記第2の面から前記基板の内部に向かって、エッチングして第2の凹部を形成することをさらに含み、前記貫通孔は、前記1の凹部と前記第2の凹部とを貫通することを特徴とする貫通電極基板の製造方法であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。
別の好ましい態様において、前記シード層をスパッタ法によって形成することを特徴とする貫通電極基板の製造方法であってもよい。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を含む半導体装置を提供することができる。また、スパッタ法を用いることにより、シード層をより短い時間で形成することができる。
本発明によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成しつつ、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板のA−A’端面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のB−B’端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のC−C’端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のD−D’端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のE−E’端面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のF−F’端面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のG−G’端面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のH−H’端面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のI−I’端面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のJ−J’端面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。 本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のK−K’端面図である。 本発明の一実施形態に係るインターポーザの概要を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るインターポーザのL−L’断面図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置の貫通電極基板付近の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、Bなどを付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図1及び図2を用いて、貫通電極基板10の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板のA−A’断面図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る貫通電極基板10では、基板100に貫通孔110が設けられている。また、図2に示すように、貫通電極基板10は、基板100及び貫通電極115を有する。
基板100は、第1の面(上面)101及び第2の面(下面)102を有する。また、基板100には、第1の面101に第1の凹部103が設けられ、第2の面102に第2の凹部104が設けられている。そして、基板100には、第1の凹部103と第2の凹部104とを貫通する貫通孔110が設けられている。すなわち、貫通孔110内部に第1の凹部103の底部と第2の凹部104の底部とを接続する側壁を有する。なお、第1の凹部103と第2の凹部104とをまとめて「凹部」と呼ぶこともある。
第1の凹部103及び第2の凹部104は、その内壁が、それぞれ、第1の面101及び第2の面102に対して、傾き(テーパ形状)をもって形成される。本実施形態では、凹部内における傾きが一定なものとして、図示しているが、凹部内において傾きの程度が一定でなく、変化してもよい。
第1の凹部103の底部と第1の凹部103の内壁との交点を交点105、107と呼ぶ。同様に、第2の凹部104の底部と第2の凹部104の内壁との交点を交点106、108と呼ぶ。本実施形態では、第1の凹部103の外周と第2の凹部104の外周の長さは同じである。また、本実施形態では、交点105と交点106とを結ぶ線は、第1の凹部103の底部及び第2の凹部104の底部に対して垂直である。同様に、交点107と交点108とを結ぶ線は、第1の凹部103の底部及び第2の凹部104の底部に対して垂直である。すなわち、第1の凹部103と第2の凹部104とは、同じ大きさとなり、図1のように上面から見ると、第1の凹部103の底部の外周と第2の凹部104の底部の外周とは一致することになる。
基板100としては、ガラス基板を使用することができる。また、ガラス基板の他にも、石英基板、サファイア基板、樹脂基板などの絶縁基板、シリコン基板、炭化シリコン基板、化合物半導体基板などの半導体基板、ステンレス基板などの導電性基板を使用することができる。また、基板に使用する材料として、熱膨張係数が2×10−6[/K]以上17×10−6[/K]以下の範囲の材料を使用することができる。また、これらが積層されたものであってもよい。
基板100の厚さt1、すなわち、第1の面101と第2の面102との間の距離は、特に制限はないが、例えば、100μm以上800μm以下の厚さの基板を使用することができる。基板100の厚さt1は、より好ましくは、200μm以上400μm以下であるとよい。上記の基板の厚さt1の下限よりも基板が薄くなると、基板のたわみが大きくなる。その影響で、製造過程におけるハンドリングが困難になるとともに、基板上に形成する薄膜等の内部応力により基板が反ってしまう。
凹部における基板100の厚さt2、すなわち、第1の凹部103の底部と第2の凹部104の底部との距離は、基板100の厚さt1よりも薄い。t2の値が50μm以下となると、孔径が小さくなり、微細配線パターンを形成することができるものの、薄くなるため、破損のおそれがある。他方、t2の値が400μm以上となると、基板厚(t1)と変わらなくなる。そこで、t2の値は、好ましくは、50μm以上400μm以下である。凹部における基板100の厚さt2は、より好ましくは、100μm以上300μm以下であるとよい。
貫通孔110の孔径は、例えば、12μm以上100μm以下である。より好ましくは、25μm以上75μm以下であるとよい。上記の貫通孔の孔径の上限よりも孔径が大きくなると、狭ピッチ化に対応できない。また、上記の貫通孔の孔径の下限よりも孔径が小さくなると、シード層を形成できない。また、貫通孔110の形状については、本実施形態では、円形状であるが、この形状に限定されるものではなく、矩形状や多角形状、楕円形状などであってもよい。
貫通孔のアスペクト比とは、一般に、貫通孔の深さの値を貫通孔の開口の大きさで除した値で定義される。貫通孔110の深さの値は、凹部における基板100の厚さt2と同じ値である。そうすると、貫通孔110のアスペクト比は、t2/φとなる。貫通孔110のアスペクト比は、2以上5以下である。貫通孔110のアスペクト比は、より好ましくは、3以上4以下であるとよい。
貫通電極115は、第1の凹部103側、第2の凹部104側及び貫通孔110の側壁に配置される。貫通電極基板10において、貫通電極115は、シード層112及びめっき層114を有する。シード層112及びめっき層114は、ぞれぞれ、コンフォーマルに形成されている。ここで、コンフォーマルに形成するとは、覆われる層と同じ形状になるように層を形成することを意味する。すなわち、第1の凹部103、第2の凹部104及び貫通孔110の形状に沿って、シード層112を形成することである。もっとも、シード層及びめっき層は、コンフォーマルな形状に限定されず、凹凸があっても、貫通電極としての機能を有していればよい。
シード層112は、下地の基板100と密着性がよい導電材料を使用することができる。例えば、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)これらの化合物、あるいはこれらの合金などを使用することができる。特に、めっき層114が銅(Cu)を含む場合、シード層112は、Cuの拡散を抑制する材料を使用することができ、例えば窒化チタン(TiN)、窒化モリブデン(MoN)、窒化タンタル(TaN)等を使用してもよい。ここで、シード層112の厚さは、特に制限はないが、例えば、300nm以上1200nm以下の範囲で適宜選択することができる。
めっき層114は、シード層112との密着性が良く、電気伝導度が高い導電材料を使用することができる。例えば、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)等の金属またはこれらを用いた合金などから選択することができる。めっき層114は貫通孔110内部の側壁に沿って配置されている。つまり、貫通孔110の内部には空洞が設けられている。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板100のt1の厚さがある領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
[貫通電極基板の製造方法]
図3乃至6を用いて、本発明の第1実施形態に係る貫通電極基板10の製造方法を説明する。図3乃至6において、図2に示す要素と同じ要素には同一の符号を付した。
図3は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。図3(a)に示すように、まず、基板100を準備する。この例では、基板100は、ガラス基板である。
次に、フォトリソグラフィ技術を用いて、基板100の第1の凹部103に対応する領域をエッチングする。すなわち、フッ酸(HF)により、基板100をエッチングし、第1の凹部103を形成する。第1の凹部103の形成方法としては、ドライエッチング、ウェットエッチングであってもよい。第の凹部103の形成と同様の方法で、第2の凹部104も形成する(図3(b))。
続いて、フェムト秒レーザを基板100に照射することで、貫通孔を形成したい領域の基板の材料を変質させる(図3(c))。ここで、光源600から出射されたレーザ光601は基板100の第1の凹部103側から入射され、基板100の内部の貫通孔を形成したい領域で焦点を結ぶ。レーザ光601が焦点を結んだ位置では、高いエネルギーが基板100に供給され、基板の材料が変質する。
図4は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。図3(c)の工程に続いて、上記のレーザ照射によって基板100の基板内部に変質領域を形成する(図4(d))。ここで、変質領域109は、所望の貫通孔の形状に合わせて、適宜形状を変更することができる。ここで、変質領域109の領域が後の貫通孔110になるため、所望の貫通孔110の大きさに合わせて変質領域を調整すればよい。
次に、薬液611を使用して基板100の変質領域109をエッチングする(図4(e))。変質領域109は、変質していない領域と比べて薬液によるエッチングレートが早い。つまり、基板100全体を薬液611に浸漬させることで変質領域109が、選択的に又は変質していない領域に比べて早い速度でエッチングされる。図4(e)では、容器610に入れられた薬液611に基板100を浸漬することで第1の凹部103側及び第2の凹部104側の両面側からエッチングを行う方法を示す。ここで、エッチングに使用する薬液611として、基板100がガラス基板であれば、フッ酸(HF)、バッファードフッ酸(BHF)、界面活性剤添加バッファードフッ酸(LAL)などを使用することができる。エッチングに使用する薬液は基板の材質によって適宜選択することができる。また、エッチングの方法は浸漬させる方法以外にも、スピンコート式のエッチング方法でもよい。スピンコート式のエッチングを行う場合は、片面ずつ処理を行う。本実施形態では、変質する領域を109としたが、これに限定されず、第1の凹部103に対応する領域、第2の凹部104に対応する領域も変質領域として、第1の凹部103、第2の凹部104及び貫通孔110を同一工程で形成してもよい。
次に、上記の薬液611を使用したエッチングによって変質領域109を除去することで、貫通孔110を形成する(図4(f))。ここで、貫通孔110の平面視における形状には特に制限はなく、例えば円形でもよく、それ以外にも矩形や多角形であってもよい。もちろん、角に丸みを帯びた矩形や多角形であってもよい。
上記では、図3及び4を用いて、基板100において貫通孔を形成したい領域にレーザ光を照射して変質領域を形成し、薬液によってウェットエッチングすることで貫通孔を形成する方法を説明したが、この方法に限定されない。例えば、高出力のレーザを基板100に照射し、基板を融解することで貫通孔を形成してもよい。例えば、ガラス基板を加工するレーザとしてはCOレーザなどを使用することができる。
図5は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。図4(f)の工程に続いて、基板100の一方の面である第1の面101側から貫通孔110内部にシード層112を形成する(図5(g))。同様に、基板100の他方の面である第2の面102側から貫通孔110内部にシード層112を形成する(図5(h))。
シード層112は、例えば、Cu、Ti、Ta、W等の金属またはこれらを用いた合金の単層または積層を使用することができ、真空蒸着法又はスパッタ法等のPVD法により形成することができる。この例では、スパッタ法を用いている。シード層112に使用する材料は、後にシード層112上に形成するめっき層114と同じ材質を選択することができる。ここで、シード層112は、好ましくは、300nm以上1200nm以下の膜厚で形成するとよい。
次に、シード層112上にめっき層114を形成する工程を説明する。図5(i)に示すように、まず、シード層112上にフォトレジストを塗布した後に、露光及び現像を行うことによりレジストパターン630を形成する。レジストパターン630は、少なくとも貫通孔110を露出するように形成される。次に、シード層112に通電することで電解めっきを行い、レジストパターン630から露出しているシード層112上にめっき層114を形成する。
図6は、本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法の一部を示す端面図である。図5(i)の工程に続いて、レジストマスクを除去する(図6(j))。図6(j)に示すように、めっき層114を形成した後に、レジストパターン630を構成するフォトレジストを有機溶媒により除去する。なお、フォトレジストの除去には、有機溶媒を用いる代わりに、酸素プラズマによるアッシングを用いることもできる。
次に、めっき層から露出したシード層をエッチングする(図6(k))。図6(k)に示すように、レジストパターン630によって覆われ、めっき層114が形成されなかった領域のシード層112を除去する。この工程が完了することで、貫通電極基板10の製造が完了する。
<第1実施形態の変形例1>
図7Aは、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の端面図である。図7Aの変形例は、図2の第1実施形態と異なり、図7Aに示すように、第1の凹部103Aの底部と第2の凹部104Aの底部とが、平面視において一方向にずれている。以下では、図2の第1実施形態と異なる箇所のみを説明し、同じ箇所の説明は、必要な箇所を除いては省略する。
ここで、第1の凹部103Aの底部と第1の凹部103Aの内壁との交点を交点105A、107Aと呼ぶ。同様に、第2の凹部104Aの底部と第2の凹部104Aの内壁との交点を交点106A、108Aと呼ぶ。あるいは、断面でみたときに、それぞれの凹部の底部と凹部の内壁とが曲線でつながる場合には、曲率半径の値が最小になる点を交点と呼んでもよい。本変形例では、図2の第1実施形態と同様に、第1の凹部103Aの外周と第2の凹部104Aの外周の長さは、同じである。他方、本変形例では、図2の第1実施形態と異なり、交点105Aと交点106Aとを結ぶ線は、第1の凹部103Aの底部及び第2の凹部104Aの底部に対して垂直とならない。同様に、交点107Aと交点108Aとを結ぶ線は、第1の凹部103Aの底部及び第2の凹部104Aの底部に対して垂直とならない。すなわち、第1の凹部103Aと第2の凹部104Aとは、同じ大きさではあるものの、上面から見ると、第1の凹部103Aの底部の外周と第2の凹部104Aの底部の外周とは一致しないのである。凹部における基板100Aの厚さt2Aは、図2における厚さt2と同じ厚さである。図7Aで基板100Aの厚さがt2Aとなる領域は、図2で基板100の厚さがt2となる領域よりも小さい。
図7Bは、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の端面図である。図7Bの変形例は、図2の第1実施形態と異なり、図7Bに示すように、第1の凹部103Bの底部の外周と第2の凹部104Bの底部の外周は異なる。ここでは、第1の凹部103Bの外周の長さが第2の凹部104Bの外周の長さよりも長くなっている。ここで、第1の凹部103Bの底部と第1の凹部103Bの内壁との交点を交点105B、107Bと呼ぶ。同様に、第2の凹部104Bの底部と第2の凹部104Bの内壁との交点を交点106B、108Bと呼ぶ。本変形例では、図2の第1実施形態と異なり、交点105Bと交点106Bとを結ぶ線は、第1の凹部103Bの底部及び第2の凹部104Bの底部に対して垂直とならない。同様に、交点107Bと交点108Bとを結ぶ線は、第1の凹部103Bの底部及び第2の凹部104Bの底部に対して垂直とならない。凹部における基板100Bの厚さt2Bは、図2における厚さt2と同じ厚さである。図7Bで基板100Bの厚さがt2Bとなる領域は、図2で基板100の厚さがt2となる領域よりも小さい。
図7A及び図7Bの変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板100Aの凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、基板100A及び100Bの厚さt2A及びt2Bとなる領域が、図2で基板100の厚さがt2となる領域よりも小さいことから、基板の剛性がより強くなる。基板に対して曲げ外力が作用した場合、交点105A、107A、106A及び108Aに応力が集中する。もっとも、交点105Aと交点106Aとがずれている(交点105Aと交点106Aとを結ぶ線とが、凹部の底部に対して垂直とならない)ため、図2の実施形態よりも、応力集中が緩和される。さらに、第1の凹部103Bよりも第2の凹部104Bの方が大きく、かつ、凹部に何らかの素子(フォトダイオード、加速度センサ、ジャイロセンサ、圧力センサ、イメージセンサ、その他センサ素子など)を搭載する場合、素子は、第2の凹部104Bに搭載しやすい。
<第1実施形態の変形例2>
図8は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図9は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のB−B’端面図である。貫通電極基板12には、図1及び2の貫通電極基板10と異なり、貫通孔が複数ある。すなわち、貫通電極基板12には、第1の凹部123の底部と第2の凹部124の底部とを貫通する貫通孔が3つ、つまり、貫通孔130、貫通孔140及び貫通孔150がある。もっとも、貫通孔の数は、3つに限定されず、2つや4つ以上の複数あってもよい。
それぞれの貫通電極は、第1の凹部側、第2の凹部側及び貫通孔に配置される。すなわち、貫通電極135は、第1の凹部123側、第2の凹部124側、貫通孔130の側壁に配置され、貫通電極145は、第1の凹部123側、第2の凹部124側、貫通孔140の側壁に配置され、貫通電極155は、第1の凹部123側、第2の凹部124側、貫通孔150の側壁に配置される。貫通電極基板12において、貫通電極135は、シード層132及びめっき層134を有し、貫通電極145は、シード層142及びめっき層144を有し、貫通電極155は、シード層152及びめっき層154を有する。シード層132、142、及び152をまとめてシード層と呼び、めっき層134、144及び154をまとめてめっき層と呼ぶことがある。シード層及びめっき層は、ぞれぞれ、コンフォーマルに形成されている。もっとも、シード層及びめっき層は、コンフォーマルな形状に限定されず、凹凸があっても、貫通電極としての機能を有していればよい。
基板120の材料、貫通孔の形状、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板120の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
本変形例では、第1実施形態と同様に、第1の凹部123と第2の凹部124とは、同じ大きさとなり、図8のように上面から見ると、第1の凹部123の底部の外周と第2の凹部124の底部の外周とは一致する。もっとも、本変形例は、これに限定されず、第1の凹部123の底部の外周と第2の凹部124の外周とが同じ長さではあるものの、第1の凹部123の底部と第2の凹部124の底部とが、平面視において一方向にずれていてもよい。また、第1の凹部123の底部の外周の長さと第2の凹部124の外周の長さが異なっていてもよい。
<第1実施形態の変形例3>
図10は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。図11は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のC−C’端面図である。貫通電極基板16の第1の面161には、図1及び2の貫通電極基板10の第1の面101と異なり、複数の凹部がある。すなわち、第1の面161には、第1の凹部163と第3の凹部165とが設けられている。そして、平面視において、第1の凹部163と第3の凹部165とは、第2の凹部164の内側に設けられる。また、貫通電極基板16には、図1及び2の貫通電極基板10と異なり、貫通孔が複数ある。すなわち、貫通電極基板16には、第1の凹部163の底部と第2の凹部164の底部とを貫通する貫通孔170があり、第3の凹部165と第2の凹部164の底部とを貫通する貫通孔180がある。
それぞれの貫通電極は、第1の凹部側、第2の凹部側及び貫通孔に配置される。すなわち、貫通電極175は、第1の凹部163側、第2の凹部164側、貫通孔170の側壁に配置され、貫通電極185は、第3の凹部165側、第2の凹部164側、貫通孔180の側壁に配置される。貫通電極基板16において、貫通電極175は、シード層172及びめっき層174を有し、貫通電極185は、シード層182及びめっき層184を有する。シード層及びめっき層は、ぞれぞれ、コンフォーマルに形成されている。もっとも、シード層及びめっき層は、コンフォーマルな形状に限定されず、凹凸があっても、貫通電極としての機能を有していればよい。
基板160の材料、貫通孔の形状、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板160の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
<第1実施形態の変形例4>
図12は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。図13は、本発明の一実施形態の変形例に係る貫通電極基板のD−D’端面図である。貫通電極基板19には、第1実施形態の貫通電極基板10と同様に、貫通電極197が1つある。もっとも、貫通電極基板19の貫通電極197は、第1実施形態の貫通電極基板10の貫通電極115とは異なり、貫通孔がめっき層で充填されている。なお、ここで貫通孔がめっき層で充填されているという表現を用いたが、貫通孔のすべてがめっき層で充填されている場合もあれば、製造プロセスの関係上、めっき層に多少の気泡を含んだ場合も含んでいる。ただし、貫通電極の機能を果たさないような空隙(ボイド)があるようなものまでは含まない。
基板190の材料、貫通孔の形状、めっき層の材料については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板190の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。さらに、貫通電極は、導電層で充填されているため、より確実に導通を確保できる。また、貫通電極は、導電層で充填され空洞がないため、水分やガスがたまりにくい。
本変形例では、第1実施形態と同様に、第1の凹部193と第2の凹部194とは、同じ大きさとなり、図12のように上面から見ると、第1の凹部193の底部の外周と第2の凹部194の底部の外周とは一致する。もっとも、本変形例は、これに限定されず、第1の凹部193の底部の外周と第2の凹部194の外周とが同じ長さではあるものの、第1の凹部193の底部と第2の凹部194の底部とが、平面視において一方向にずれていてもよい。また、第1の凹部193の底部の外周の長さと第2の凹部194の外周の長さが異なっていてもよい。
図14乃至16を用いて、本発明の第1実施形態の変形例4に係る貫通電極基板19の製造方法を説明する。図14乃至16において、図13と同じ要素には同一の符号を付した。
図14(a)から(c)及び図15(d)から(f)までの工程は、図3(a)から(c)及び図4(d)から(f)までの工程と同じであるため、ここでは、説明を省略する。
貫通孔を形成する工程(図15(f))に続いて、基板190の一方の面である第2の面192側にシード層195を形成する。なお、貫通孔の第2の面192側を塞ぐように、スパッタ法によって、シード層195を形成する(図16(g))。
続いて、シード層195に給電する電界めっき法を用いて、貫通孔内に金属材料を充填する(図16(h))。
最後に、シード層195の不要部をエッチングする(図16(i))。この工程によって、貫通電極基板19が完成する。
<第2実施形態>
図17及び18を用いて、貫通電極基板20の構成について説明する。図17は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図18は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のE−E’断面図である。貫通電極基板20の構成は、第1実施形態の貫通電極基板10の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
基板200は、第1の面(上面)201及び第2の面(下面)202を有する。また、基板200には、第1の面201に第1の凹部203が設けられている。凹部が片面(第1の面)側にしかない点が、第1実施形態の貫通電極基板10との違いである。そして、基板200には、第1の面201に設けられた第1の凹部203と第2の面202とを貫通する貫通孔210が設けられており、貫通孔210内部に第1の凹部203の底部と第2の面202とを接続する側壁を有する。
第1の凹部203は、その内壁が、第1の面201に対して、傾き(テーパ形状)をもって形成される。本実施形態では、この傾きは、第1実施形態の第1の凹部103の内壁の傾きと同じである。もっとも、本実施形態では、凹部が片面にしかない。そのため、第1の凹部203の大きさは、第1実施形態の第1の凹部103の大きさよりも大きくなる。なお、本実施形態では、凹部内における傾きが一定なものとして、図示しているが、凹部内において傾きの程度が一定でなく、変化してもよい。
凹部における基板200の厚さt4、すなわち、第1の凹部203と第2の面202との距離は、基板200の厚さt3よりも薄い。t4の値が50μm以下となると、孔径が小さくなり、微細配線パターンを形成することができるものの、薄くなるため、破損のおそれがある。他方、t4の値が400μm以上となると、基板厚(t3)と変わらなくなる。そこで、t4の値は、好ましくは、50μm以上400μm以下である。凹部における基板100の厚さt4は、より好ましくは、100μm以上300μm以下であるとよい。
基板200の材料、貫通孔の形状、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板200の凹部がない領域は、すなわち、厚さがt3の領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
<第2実施形態の変形例1>
図19は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。図20は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のF−F’端面図である。貫通電極基板22の構成は、第1実施形態の変形例2の貫通電極基板12の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
基板220は、第1の面(上面)221及び第2の面(下面)222を有する。また、基板220には、第1の面221に第1の凹部223が設けられている。凹部が片面(第1の面)側にしかないのが、第1実施形態の変形例2の貫通電極基板12との違いである。そして、基板220には、第1の面221に設けられた第1の凹部223と第2の面222とを貫通する貫通孔230、240及び250が設けられている。
基板220の材料、貫通孔の形状、数、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状については、第1実施形態の変形例2と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板220の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
<第2実施形態の変形例2>
図21は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図22は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のF−F’端面図である。貫通電極基板26の構成は、第1実施形態の変形例4の貫通電極基板19の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
基板260は、第1の面(上面)261及び第2の面(下面)262を有する。また、基板260には、第1の面261に第1の凹部263が設けられている。凹部が片面(第1の面)側にしかないのが、第1実施形態の変形例4の貫通電極基板19との違いである。そして、基板260には、第1の面261に設けられた第1の凹部263と第2の面262とを貫通する貫通孔がめっき層で充填されている。なお、ここでも、貫通孔がめっき層で充填されているという表現についての説明は、第1実施形態の変形例4と同様である。
基板260の材料、貫通孔の形状、充填されるめっき層の材料、形状については、第1実施形態の変形例4と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板260の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。
<第3実施形態>
図23は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図24は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のH−H’端面図である。貫通電極基板30の構成は、第1実施形態の貫通電極基板10の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。図24に示すように、本発明の実施形態に係る貫通電極基板30では、基板300に貫通孔310が設けられている。また、図24に示すように、貫通電極基板30は、基板300、貫通電極315及び配線層316乃至319の一部を有する。配線層を設ける点が、第1実施形態との違いである。
基板300は、第1の面(上面)301及び第2の面(下面)302を有する。また、基板300には、第1の面301に第1の凹部303が設けられ、第2の面302に第2の凹部304が設けられている。そして、基板300には、第1の面301に設けられた第1の凹部303と第2の面302に設けられた第2の凹部304とを貫通する貫通孔310が設けられており、貫通孔310内部に第1の凹部303の底部と第2の凹部304の底部とを接続する側壁を有する。
また、基板300は、第1の凹部303上に、配線層316及び318を有し、第2の凹部304上に、配線層317及び319を有する。配線層316乃至319は、貫通電極315とは独立している。本実施形態では、それぞれの凹部に配線層を2つずつ設けたが、これに限定されず、1つずつでも、3つ以上の複数であってもよい。また、配線層を片方の凹部だけに設けてもよい。また、本実施形態では、図23に示すように、配線層は、直線状に形状されているが、この形状に限定されず、途中で折れ曲っていたりしてもよい。また、配線層は、凹部の側壁に設けられてもよい。
基板300の材料、形状、貫通孔の形状、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状、第1の凹部の底部の外周と第2の凹部の底部の外周との関係については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板300の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。また、凹部に何らかの素子(フォトダイオード、加速度センサ、ジャイロセンサ、圧力センサ、イメージセンサ、その他センサ素子など)を搭載する場合、素子の一部が凹部に入ることから、素子と貫通電極基板とを合わせた全体を薄くすることができる。
<第3実施形態の変形例1>
図25は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図26は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のI−I’端面図である。貫通電極基板32の構成は、第1実施形態の変形例4の貫通電極基板19の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
基板320は、第1の面(上面)321及び第2の面(下面)322を有する。また、基板320には、第1の面321に第1の凹部323が設けられている。そして、基板320には、第1の面321に設けられた第1の凹部323と第2の面324に設けられた第2の凹部324とを貫通する貫通孔がめっき層で充填されている。
また、基板320は、第1実施形態の変形例4と異なり、第1の凹部303上に、配線層326及び328を有し、第2の凹部304上に、配線層327及び329を有する。配線層326乃至329は、貫通電極325とは独立している。本実施形態では、それぞれの凹部に配線層を2つずつ設けたが、これに限定されず、1つずつでも、3つ以上の複数であってもよい。また、配線層を片方の凹部だけに設けてもよい。また、本実施形態では、図25に示すように、配線層は、直線状に形状されているが、この形状に限定されず、途中で折れ曲っていたりしてもよい。
基板320の材料、形状、貫通孔の形状、めっき層による充填、第1の凹部の底部の外周と第2の凹部の底部の外周との関係については、第1実施形態の変形例4と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本変形例によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板320の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。
<第4実施形態>
図27は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図28は、本発明の他の実施形態に係る貫通電極基板のJ−J’端面図である。貫通電極基板40の構成は、第2実施形態の貫通電極基板20の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。図28に示すように、本発明の実施形態に係る貫通電極基板40では、基板400に貫通孔410が設けられている。また、図28に示すように、貫通電極基板40は、基板400、貫通電極415及び配線層416及び418の一部を有する。配線層を設ける点が、第2実施形態との違いである。
基板400は、第1の面(上面)401及び第2の面(下面)402を有する。また、基板400には、第1の面401に第1の凹部403が設けられている。そして、基板400には、第1の面401に設けられた第1の凹部403と第2の面402とを貫通する貫通孔410が設けられており、貫通孔410内部に第1の凹部403の底部と第2の面402とを接続する側壁を有する。
また、基板400は、第1の凹部403上に、配線層416及び418を有する。配線層416及び418は、貫通電極415とは独立している。本実施形態では、第1の凹部に配線層を2つ設けたが、これに限定されず、1つでも、3つ以上の複数であってもよい。また、本実施形態では、図27に示すように、配線層は、直線状に形状されているが、この形状に限定されず、途中で折れ曲っていたりしてもよい。
基板400の材料、形状、貫通孔の形状、シード層の材料、形状、めっき層の材料、形状については、第2実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板400の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。
<第4実施形態の変形例1>
図29は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板の概要を示す平面図である。また、図30は、本発明の他の実施形態の変形例に係る貫通電極基板のK−K’端面図である。貫通電極基板42の構成は、第2実施形態の変形例1の貫通電極基板22、第4実施形態の貫通電極基板40の構成と共通する部分が多くある。そのため、ここでは、共通する部分についての詳細な説明は、省略し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
基板420は、第1の面(上面)421及び第2の面(下面)422を有する。また、基板420には、第1の面421に第1の凹部423が設けられている。凹部が片面(第1の面)側にしかないのが、第4実施形態の貫通電極基板40との違いである。そして、基板420には、第1の面421に設けられた第1の凹部423と第2の面422とを貫通する貫通孔にめっき層が充填されて、貫通電極424が形成されている。貫通孔がめっき層で充填されている点が、第4実施形態との違いである。
基板420の材料、形状、貫通孔の形状、めっき層の材料、配線層の位置、形状、数については、第4実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本実施形態によれば、貫通孔の側壁に導通が十分にとれる導電層を形成することができる。また、基板420の凹部がない領域は、十分な厚さがある。そのため、集積回路やチップを実装することができるのに十分な剛性を有する貫通電極基板を提供することができる。また、配線層を凹部に設けることにより、配線パターンを柔軟に形成できる。
<第5実施形態>
図31は、本発明の一実施形態に係るインターポーザの概要を示す平面図である。また、図32は、本発明の一実施形態に係るインターポーザのL−L’断面図である。図31及び図32に示すように、本発明の一実施形態に係るインターポーザ50は、第1の面(上面)501及び第2の面(下面)502を有し、第1の面501と第2の面502とを貫通する貫通孔520が設けられた基板500と、貫通孔520の内部に配置され、第1の面501と第2の面502とを接続する貫通電極510とを有する。
図32において、貫通電極510はシード層511及びめっき層512を含み、シード層511は貫通孔520の側壁上に配置され、めっき層512はシード層511上に配置される。めっき層512を電解めっき法で形成する場合、シード層511に通電することでめっき層512を形成する。また、シード層511はめっき層512が基板100中に拡散することを抑制する材料を用いる。貫通孔520の形状は図2に示す貫通孔110と同様である。
基板500の第1の面501側には、第1絶縁層540と第1配線550とが配置されている。第1絶縁層540には、基板500の第1の面501及び貫通電極510の一部の上に配置され、貫通電極510の一部を露出する開口部541が設けられている。つまり、第1絶縁層540は、少なくとも一部が貫通電極510に接し、他の一部が外部に露出されるように配置されている。第1配線550は、第1絶縁層540上及び開口部541内部に配置され、貫通電極510と電気的に接続される。また、第1配線550は、第1絶縁層540上及び貫通電極510上に配置されたシード層551と、シード層551上に配置されためっき層552とを含む。ここで、第1絶縁層540及び第1配線550を第1配線構造体ということもできる。
また、基板500の第2の面502側にも第1の面501側と同様に、第2絶縁層560と第2配線570とが配置されている。第2絶縁層560には、基板500の第2の面502及び貫通電極510の一部の上に配置され、貫通電極510の一部を露出する開口部561が設けられている。つまり、第2絶縁層560は、少なくとも一部が貫通電極510に接し、他の一部が外部に露出されるように配置されている。第2配線570は、第2絶縁層560上及び開口部561内部に配置され、貫通電極510と電気的に接続される。また、第2配線570は、第2絶縁層560上及び貫通電極510上に配置されたシード層571と、シード層571上に配置されためっき層572とを含む。ここで、第2絶縁層560及び第2配線570を第2配線構造体ということもできる。
基板500の材料、シード層の材料、めっき層の材料については、第1実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
第1絶縁層540及び第2絶縁層560は、ガスや水分を透過する性質を有する樹脂層を使用することができる。樹脂層としては、上記のポリイミドの他に、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂、ポリアミド、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマー、ポリアミドイミド、ポリベンゾオキサゾール、シアネート樹脂、アラミド、ポリオレフィン、ポリエステル、BTレジン、FR−4、FR−5、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、シンジオタクチック・ポリスチレン 、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルニトリル、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテルポリサルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリエーテルイミドなどを用いることができる。上記の樹脂は単体で用いられてもよく、2種類以上の樹脂を組み合わせて用いられてもよい。また、上記の樹脂に、ガラス、タルク、マイカ、シリカ、アルミナ等、無機フィラーを併用して用いてもよい。ここで、第1絶縁層540及び第2絶縁層560に使用する樹脂は、応力緩和を目的として、常温にて1×10[dyne/cm]以下のヤング率を有する樹脂を使用してもよい。
また、第1絶縁層540及び第2絶縁層560は樹脂層に限定されず、無機絶縁層を使用することもできる。無機絶縁層としては、酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、シリコンカーバイト(SiC)、窒化シリコンカーバイト(SiCN)、炭素添加シリコンオキサイド(SiOC)などを使用することができる。ここで、第1絶縁層540及び第2絶縁層560として、上記の無機絶縁層を単層で使用してもよく、積層で使用してもよい。また、第1絶縁層540及び第2絶縁層560として、樹脂層と無機絶縁層とを積層してもよい。
また、第1絶縁層540及び第2絶縁層560として、フィルム状樹脂を用いることができる。フィルム状樹脂とは、1μm以上100μm以下のフィルムであり、基板に形成する前からフィルム状となっている樹脂である。フィルム状樹脂は、シート状樹脂又はラミネート状樹脂ということもできる。
以上のように、本発明の一実施形態に係るインターポーザ50によると、上下配線の安定した電気的接続を実現する貫通電極510を得ることができるため、信頼性の高いインターポーザを提供することができる。また、第1絶縁層540及び第2絶縁層560がガスや水分を透過するため、貫通孔520内部の空洞に含まれるガスや水分を外部に放出しやすくなる。したがって、貫通電極510の酸化を抑制することができ、インターポーザ20を構成する材料から放出されるガスが充満し、貫通孔520内部の内圧が上昇することに起因する破裂などの問題を抑制することができる。
<第6実施形態>
本実施形態においては、第1実施形態乃至第4実施形態及びこれらの変形例における貫通電極基板を用いて製造される半導体装置について説明する。
図33は、本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。半導体装置1000は、3つの貫通電極基板1310、1320、1330が積層され、例えば、DRAM等の半導体素子が形成されたLSI基板1400に接続されている。貫通電極基板1310は、第一配線、第二配線等で形成された接続端子1511、1512を有している。これらの貫通電極基板1310、1320、1330はそれぞれが異なる材質の基板から形成された貫通電極基板であってもよい。接続端子1512は、LSI基板1400の接続端子1500とバンプ1610により接続されている。接続端子1511は、貫通電極基板1320の接続端子1522とバンプ1620により接続されている。貫通電極基板1320の接続端子1521と、貫通電極基板1330の接続端子1532と、についても、接続端子がバンプ1630により接続する。バンプ1610、1620、1630は、例えば、インジウム、銅、金等の金属を用いる。
なお、貫通電極基板を積層する場合には、3層に限らず、2層であってもよいし、さらに4層以上であってもよい。また、貫通電極基板と他の基板との接続においては、バンプによるものに限らず、共晶接合など、他の接合技術を用いてもよい。また、ポリイミド、エポキシ樹脂等を塗布、焼成して、貫通電極基板と他の基板とを接着してもよい。
図34は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。図34に示す半導体装置1000は、MEMSデバイス、CPU、メモリ等の半導体チップ(LSIチップ)1410、1420、および貫通電極基板1300が積層され、LSI基板1400に接続されている。
半導体チップ1410と半導体チップ1420との間に貫通電極基板1300が配置され、バンプ1640、1650により接続されている。LSI基板1400上に半導体チップ1410が載置され、LSI基板1400と半導体チップ1420とはワイヤ1700により接続されている。この例では、貫通電極基板1300は、複数の半導体チップを積層して3次元実装するためのインターポーザとして用いられ、それぞれ機能の異なる複数の半導体チップを積層することで、多機能の半導体装置を製造することができる。例えば、半導体チップ1410を3軸加速度センサとし、半導体チップ1420を2軸磁気センサとすることによって、5軸モーションセンサを1つのモジュールで実現した半導体装置を製造することができる。
半導体チップがMEMSデバイスにより形成されたセンサなどである場合には、センシング結果がアナログ信号により出力されるようなときがある。この場合には、ローパスフィルタ、アンプ等についても半導体チップまたは貫通電極基板1300に形成してもよい。
図35は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。上記2つの例(図33、図34)は、3次元実装であったが、この例では、2次元と3次元との併用実装に適用した例である(2.5次元という場合もある)。図35に示す例では、LSI基板1400には、6つの貫通電極基板1310、1320、1330、1340、1350、1360が積層されて接続されている。ただし、全ての貫通電極基板が積層して配置されているだけでなく、基板面内方向にも並んで配置されている。これらの貫通電極基板はそれぞれが異なる材質の基板から形成された貫通電極基板であってもよい。
図35の例では、LSI基板1400上に貫通電極基板1310、1350が接続され、貫通電極基板1310上に貫通電極基板1320、1340が接続され、貫通電極基板1320上に貫通電極基板1330が接続され、貫通電極基板1350上に貫通電極基板1360が接続されている。
上記のように製造された半導体装置1000は、例えば、携帯端末(携帯電話、スマートフォンおよびノート型パーソナルコンピュータ等)、情報処理装置(デスクトップ型パーソナルコンピュータ、サーバ、カーナビゲーション等)、家電等、様々な電気機器に搭載される。
図36は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の貫通電極基板付近の拡大図である。図36の半導体装置は、図33の半導体装置の変形例である。すなわち、図36の例では、貫通電極基板1310Aの第1の面と第2の面に凹部がある。そして、この凹部に他の貫通電極基板(図示せず)と接続するための接続端子とバンプが配置されている。他方、図33の半導体装置の貫通電極基板1310にも第1の面と第2の面にも凹部はあるが、この凹部に他の貫通電極基板と接続するための接続端子とバンプが配置されているわけではない。
本変形例によれば、貫通電極基板の凹部に他の貫通電極基板との接続端子とバンプが入ることから、半導体装置1000全体を薄くすることができる。
図36の例では、図33の半導体装置の変形例を説明したが、図34及び図35の半導体装置の貫通電極基板の凹部に他の貫通電極基板と接続するための接続端子とバンプが配置することができる。
また、図36の例では、貫通電極基板として、第1実施形態の貫通電極基板10を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、他の実施形態の貫通電極基板であっても、凹部に他の貫通電極基板との接続端子とバンプが入れば、半導体装置全体を薄くすることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、12、16、19、20、22、26、30、32、40、42:貫通電極基板 100、120、160、190、200、220、260、300、320、400、420:基板
101、121、161、191、201、221、261、301、321、401、421:第1の面 102、122、162、192、202、222、262、302、322、402、422:第2の面
103、123、163、193、203、223、263、303、323、403、423:第1の凹部 104、124、164、194、304、324:第2の凹部 165:第3の凹部
105、106、107、108:交点 109:変質領域
110、130、140、150、170、180、210、230、240、250、310、410、520:貫通孔
112、132、142、152、172、182、212、232、242、252、312、412:シード層
114、134、144、154、174、184、195、214、234、244、254、314、414:めっき層
115、135、145、155、175、185、197、215、235、245、255、274、315、325、415、424:貫通電極
316、317、318、319、326、327、328、329、416、418:配線層
540:第1絶縁層 541、561:開口部 550:第1配線 560:第2絶縁層 570:第2配線
600:光源 601:レーザ光 610:容器 611:薬液
630 レジストパターン
1000:半導体装置 1300:貫通電極基板
1310、1310A、1320、1330、1340、1350、1360:貫通電極基板 1400:LSI基板 1410、1420:半導体チップ
1500、1500A、1511、1511A、1512、1512A、1521、1522、1522A、1532:接続端子
1610、1610A、1620、1620A、1630、1640、1650:バンプ
1700:ワイヤ

Claims (14)

  1. 第1の面に設けられた第1の凹部と、前記第1の凹部の底部と前記第1の面と反対の面である第2の面とを貫通する貫通孔と、を有する基板と、
    前記第1の凹部側と前記第2の面側と前記貫通孔の少なくとも側壁とに配置された導電層と、
    を備える、貫通電極基板。
  2. 前記第2の面は、第2の凹部を有し、
    前記貫通孔は、前記第1の凹部の底部と前記第2の凹部の底部とを貫通することを特徴とする請求項1に記載の貫通電極基板。
  3. 前記第1の凹部の底部と前記第2の凹部の底部とは、平面視において一方向にずれていることを特徴とする請求項2に記載の貫通電極基板。
  4. 前記第1の凹部の底部の外周と前記第2の凹部の底部の外周とが異なることを特徴とする請求項2に記載の貫通電極基板。
  5. 前記基板は、前記第1の面に第3の凹部をさらに含み、
    前記貫通孔は、前記第3の凹部と前記第2の凹部とを貫通することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の貫通電極基板。
  6. 前記基板は、前記第1の凹部上に前記導電層とは独立した配線層をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の貫通電極基板。
  7. 前記基板は、前記第2の凹部上に前記導電層とは独立した配線層をさらに含むことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一に記載の貫通電極基板。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載の前記貫通電極基板と、
    前記貫通電極基板の前記第1の凹部側に配置された前記導電層に接続された第1配線構造体と、
    前記貫通電極基板の前記第2の面側に配置された前記導電層に接続された第2配線構造体と、
    を有することを特徴とするインターポーザ。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一に記載の前記貫通電極基板と、
    前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有することを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1に記載の前記貫通電極基板と、
    前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有する半導体装置であって、
    前記他の基板またはチップの一部は、前記貫通電極基板の前記第1の凹部に配置されることを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項2乃至5に記載の前記貫通電極基板と、
    前記貫通電極基板に並んで配置された他の基板またはチップを有する半導体装置であって、
    前記他の基板またはチップの一部は、前記貫通電極基板の前記第1の凹部及び前記第2の凹部の少なくとも1つに配置されることを特徴とする半導体装置。
  12. 第1の面及び第2の面を有する基板に前記第1の面から前記基板の内部に向かって、エッチングして第1の凹部を形成し、
    前記第1の凹部から第1の面側と第2の面側を貫通する貫通孔を形成し、
    前記貫通孔の側壁にシード層を形成し、
    前記シード層上にめっき層を形成することを特徴とする貫通電極基板の製造方法。
  13. 前記貫通孔を形成する前に、前記第2の面から前記基板の内部に向かって、エッチングして第2の凹部を形成することをさらに含み、
    前記貫通孔は、前記1の凹部と前記第2の凹部とを貫通することを特徴とする請求項12に記載の貫通電極基板の製造方法。
  14. 前記シード層をスパッタ法によって形成することを特徴とする請求項12又は13に記載の貫通電極基板の製造方法。


JP2015137520A 2015-07-09 2015-07-09 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いたインターポーザ Active JP6690142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137520A JP6690142B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いたインターポーザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137520A JP6690142B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いたインターポーザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017022223A true JP2017022223A (ja) 2017-01-26
JP6690142B2 JP6690142B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=57890173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015137520A Active JP6690142B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いたインターポーザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6690142B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111599749A (zh) * 2020-06-01 2020-08-28 联合微电子中心有限责任公司 一种高深宽比对通型tsv结构及其制备方法和硅转接板

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140850A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Hitachi Ltd 積層集積型半導体回路装置の製法
JP2002343925A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Dainippon Printing Co Ltd マルチチップモジュールの製造方法
JP2006024652A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Tokyo Electron Ltd インターポーザおよびインターポーザの製造方法
JP2007067215A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 回路基板、回路基板の製造方法および回路装置
JP2010225955A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fujitsu Ltd インターポーザ
US20120085655A1 (en) * 2004-07-06 2012-04-12 Tokyo Elecron Limited Interposer and manufacturing method for the same
JP2012515446A (ja) * 2009-01-14 2012-07-05 台湾積體電路製造股▲ふん▼有限公司 サブマウント及びサブマウントの形成方法
JP2014072805A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Citizen Finetech Miyota Co Ltd 電子部品実装用基板の製造方法
JP2014175791A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装用の水晶発振器
JP2015517745A (ja) * 2012-05-22 2015-06-22 インヴェンサス・コーポレイション ワイヤボンド相互接続を用いた基板レス積層可能パッケージ

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140850A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Hitachi Ltd 積層集積型半導体回路装置の製法
JP2002343925A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Dainippon Printing Co Ltd マルチチップモジュールの製造方法
JP2006024652A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Tokyo Electron Ltd インターポーザおよびインターポーザの製造方法
US20120085655A1 (en) * 2004-07-06 2012-04-12 Tokyo Elecron Limited Interposer and manufacturing method for the same
JP2007067215A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Sanyo Electric Co Ltd 回路基板、回路基板の製造方法および回路装置
JP2012515446A (ja) * 2009-01-14 2012-07-05 台湾積體電路製造股▲ふん▼有限公司 サブマウント及びサブマウントの形成方法
JP2010225955A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Fujitsu Ltd インターポーザ
JP2015517745A (ja) * 2012-05-22 2015-06-22 インヴェンサス・コーポレイション ワイヤボンド相互接続を用いた基板レス積層可能パッケージ
JP2014072805A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Citizen Finetech Miyota Co Ltd 電子部品実装用基板の製造方法
JP2014175791A (ja) * 2013-03-07 2014-09-22 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 表面実装用の水晶発振器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111599749A (zh) * 2020-06-01 2020-08-28 联合微电子中心有限责任公司 一种高深宽比对通型tsv结构及其制备方法和硅转接板
CN111599749B (zh) * 2020-06-01 2022-06-24 联合微电子中心有限责任公司 一种高深宽比对通型tsv结构及其制备方法和硅转接板

Also Published As

Publication number Publication date
JP6690142B2 (ja) 2020-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6596906B2 (ja) 貫通電極基板並びに貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置
JP6201663B2 (ja) 貫通電極基板の製造方法、貫通電極基板、および半導体装置
US8198726B2 (en) Through-hole electrode substrate and method of manufacturing the same
JP5644242B2 (ja) 貫通電極基板及びその製造方法
US6703310B2 (en) Semiconductor device and method of production of same
TWI761852B (zh) 貫通電極基板及其製造方法、以及安裝基板
TWI251314B (en) Manufacturing method of semiconductor device, semiconductor device, circuit substrate and electronic equipment
JP5568357B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2016063114A (ja) 貫通電極基板及びその製造方法
JP6369436B2 (ja) 貫通電極基板および貫通電極基板の製造方法
JP2018160697A (ja) 貫通電極基板
JP4900508B2 (ja) 貫通電極基板及びその製造方法
JP6690142B2 (ja) 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いたインターポーザ
JP2016072433A (ja) 貫通電極基板及びその製造方法
JP6561635B2 (ja) 貫通電極基板及びその製造方法
JP2004273525A (ja) 半導体装置の製造方法、半導体装置、及び電子機器
JP2019016733A (ja) 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いた半導体装置
JP2019114734A (ja) 貫通電極基板、貫通電極基板の製造方法及び貫通電極基板を用いた半導体装置
JP6369653B1 (ja) 貫通電極基板および半導体装置
TWI821972B (zh) 貫通電極基板的製造方法、貫通電極基板及半導體裝置
JP2017073413A (ja) インターポーザ、インターポーザの製造方法、インターポーザを用いた半導体装置
JP7435635B2 (ja) 貫通電極基板
JP6658846B2 (ja) 貫通電極基板
JP2016225360A (ja) 貫通電極基板並びに貫通電極基板を用いたインターポーザ及び半導体装置
JP6435893B2 (ja) 貫通電極基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150