JP6561635B2 - 貫通電極基板及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は貫通電極基板及びその製造方法に関する。
近年、LSIシステムの更なる高集積化、高機能化のために半導体チップを垂直に積層した三次元実装技術が必須となってきている。この技術においては、上下の半導体チップ同士を効率よく接続する必要がある。そこで、半導体チップに貫通孔を設けて貫通孔の内部に導電材を充填し、半導体チップの両面を電気的に接続する貫通電極技術が注目されている。
特に、めっき処理により貫通電極を形成する技術として、貫通孔の一方の開口縁近傍に蓋めっきを形成し、基板の厚さ方向に導電材を成長させる所謂ボトムアップ方式によって導電材を充填する技術が知られている(特許文献1、2)。
また、めっき処理により貫通電極を形成するもう一つの技術として、貫通孔の側壁にシード層を形成し、当該シード層上に導電材を成長させる所謂コンフォーマル方式によって貫通孔の側壁に亘って導電材を形成する技術が知られている(特許文献3)。
特開2013−106015号公報 特開2014−187297号公報 特開2007−067341号公報
しかしながら、上記ボトムアップ方式によって貫通孔に導電材を充填する方法は、導電体の充填に長時間を要するため、製造コストが上昇してしまうといった問題を有する。
一方、上記コンフォーマル方式の場合には、貫通孔の側壁に亘ってシード層を形成する必要がある。シード層の形成は、ドライ処理とウェット処理を用いることができるが、これらは以下に述べる問題を有する。
ドライ処理の一つとして、例えば蒸着法がある。蒸着法は、基板(貫通孔)と蒸着源との角度設定のために特殊な装置を必要とすることや、処理時間が長期化すること等から、製造コストが上昇してしまう。
他のドライ処理の一つとして、スパッタリング法がある。スパッタリング法は短時間での処理が可能であるものの、特に貫通孔の孔径が小さく、かつ貫通孔が深い場合、貫通孔の側壁に、深さ方向全体に亘ってシード層を付着させることには限界がある。つまり、このような場合、基板の両面を導通させる貫通電極を形成することが困難となる。
ウェット処理の一つとしては、無電解めっき法がある。無電解めっき法においては、基板を処理溶液に浸漬して、貫通孔の側壁にシード層を形成する。しかしながら、この場合には特殊な処理液が必要であることや、処理液の安定性に欠けるといったことから材料費が高価になる傾向がある。また、均一に形成することが困難である。
本発明は、上記実情に鑑み、信頼性の高い貫通電極基板を低コストで提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係る貫通電極基板は、貫通孔を有する基板と、貫通孔内の、所定の深さから基板の第1面側を占める第1領域に充填された第1導電層と、貫通孔内の第1領域以外の第2領域の側壁に亘って配置され、第1導層と導通する第2導電層とを含む。
このような構成を有することによって、貫通孔内の全域に第1導電層が充填される必要が無い。つまり、製造工程において、従来のボトムアップ方式に比べて充填に要する時間が短縮され、材料費が削減されるため、低コストで貫通電極基板を提供することができる。
第2導電層は、貫通孔の側壁に配置される第2シード層と、第2シード層を覆う第2めっき層とを含んでもよい。
コンフォーマル方式によるめっき処理を用いて第2導電層を形成することによって、従来のボトムアップ方式によるめっき処理に比べて処理時間を短縮することができる。
貫通孔は、アスペクト比が4以上であってもよい。
貫通孔のアスペクト比が4以上であっても、従来のボトムアップ方式及びコンフォーマル方式によるによるめっき処理に比べて、信頼性の高い貫通電極を低コストで提供することができる。
貫通孔内の第2領域は、アスペクト比が2以下であってもよい。
第2シード層は貫通孔の深さ全体に亘って形成される必要が無いため、スパッタリング法等を用いて容易に第2シード層を形成することができる。
貫通孔は、貫通孔の側壁を周回する凸部を有してもよい。
第2シード層を基板の第2面から深くまで形成することができる。つまり、貫通孔の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層が充填される第1領域の深さを浅くしても、第1めっき層と第2シード層との導通を確保することができる。よって、第1めっき層を充填するための処理時間が短縮され、低コストで貫通電極基板を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法は、貫通孔を有する基板の第1面側に、第1シード層を形成し、第1面とは反対の基板の第2面側及び貫通孔の側壁に、第2シード層を形成し、第1シード層を介して電流が供給される電解めっき処理によって、第2シード層と導通するまで第1めっきを成長させ、第2シード層を介して電流が供給される電解めっき処理によって、第2シード層上に第2めっきを形成することを含む。
このような構成を有することによって、第1めっき層は、基板の第1面から第2面にかけて成長させる必要が無い。換言すると、貫通孔の内部の全域に充填させる必要が無い。そのため、従来のボトムアップ方式によるめっき処理に比べて処理時間を短縮することができる。更に、第1めっき層は、第2シード層と導通する深さまで充填されるため、従来のコンフォーマル方式によるめっき処理に比べて、シード層の形成が容易になる。つまり、従来のコンフォーマル方式によるめっき処理は、貫通孔の側壁全体に亘って形成する必要があり、貫通孔のアスペクト比が高いほど困難になる。上記の構成によれば、貫通孔の側壁全体に亘ってシード層を形成する必要は無い。これによって、特にアスペクト比の高い貫通孔において、従来の方式に比べて貫通電極基板を形成するための処理時間が短縮され、製造工程が容易になる。
第1シード層を形成することは、スパッタリング法を用いて形成することであってもよい。
短時間の処理で第1シード層を形成することができる。
第1シード層を形成することは、導電性を有し、刺激の印加により粘着力が低下する粘着層を形成することであってもよい。
シード層を別途形成して、電解めっき処理後に除去するという工程を行わなくてもよく、製造工程を簡略化することができる。
貫通孔は、アスペクト比が4以上であってもよい。
貫通孔のアスペクト比が4以上であっても、従来のボトムアップ方式及びコンフォーマル方式によるによるめっき処理に比べて、信頼性の高い貫通電極を低コストで提供することができる。
貫通孔内の第2領域は、アスペクト比が2以下であってもよい。
第2シード層は貫通孔の深さ全体に亘って形成される必要が無いため、スパッタリング法等を用いて容易に第2シード層を形成することができる。
貫通孔は、貫通孔の側壁を周回する凸部を有してもよい。
第2シード層を基板の第2面から深くまで形成することができる。つまり、貫通孔の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層が充填される第1領域の深さを浅くしても、第1めっき層と第2シード層との導通を確保することができる。よって、第1めっき層を充填するための処理時間が短縮され、低コストで貫通電極基板を提供することができる。
本発明によると、信頼性の高い貫通電極基板を低コストで提供することができる。
本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の上面を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の断面を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。 本発明に係る貫通電極基板に適用可能な貫通電極の平面視における形状の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。 本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の貫通電極基板及びその製造方法について詳細に説明する。なお、本発明の貫通電極基板及びその製造方法は以下の実施形態に限定されることはなく、種々の変形を行ない実施することが可能である。全ての実施形態においては、同じ構成要素には同一符号を付して説明する。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図1及び図2を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板100の構成について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る貫通電極基板100の概要を示す平面図である。また、図2は、本実施形態に係る貫通電極基板100のA−A´断面図である。
本実施形態では、貫通電極基板100の表裏面にそれぞれ1層の配線層130が配置され、それらの配線層130が貫通電極110によって接続された構造について説明するが、この構造に限定するものではなく、例えば、表裏面に多層配線が配置されていてもよく、また、トランジスタ等の素子が配置されていてもよい。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る貫通電極基板100は、第1面104から、第1面104とは反対側の第2面106を貫通する貫通孔108を有する基板102と、貫通孔108の内部に配置され、第1面104と第2面106とを接続する貫通電極110とを有する。
尚、本実施形態に係る貫通電極基板100の貫通孔108は円柱をくり抜いた形状を有するが、後述するように、このような形状に限られない。つまり、貫通孔108の開口縁の形状は円形に限られない。また、柱状に限られず、深さ方向によって、基板面方向に切った断面形状が異なっても構わない。
貫通電極110は、貫通孔108内の、所定の深さから基板102の第1面104側を占める第1領域116に充填された第1導電層112と、貫通孔108内の第1領域116以外の第2領域118の側壁に亘って配置され、第1導層と導通する第2導電層114とを含む。
このような構成を有することによって、貫通孔108内の全体に第1導電層112が充填される必要が無い。つまり、後述する製造工程において、従来のボトムアップ方式によるめっき処理に比べて第1導電層112の充填に要する時間が短縮され、材料費が削減されるため、低コストで貫通電極基板を提供することができる。
また、再配線層を要求する面に充填めっきをしておけば、その面に絶縁層等を形成することができる。孔が開いていると、うまくその上に膜形成ができない、又は、無理に形成すると気泡が残ってしまい、経時安定性の問題がある。後の加熱等で、該気泡が膨れると、上層の膜が破壊される。また片側には孔が形成されているので、効率的にめっき層と孔側壁の微空間や充填めっき層の微空間のガス抜きができる。そのため、安定性の優れた貫通電極を提供することができる。
更に、このような構成を有することによって、貫通孔108の側壁に亘って配置される第2導電層114は、少なくとも第1導電層112と導通すればよいため、貫通孔108の深さ方向全体に亘って形成される必要が無い。つまり、後述する製造工程において、従来のコンフォーマル方式に比べて貫通孔108の深くまでシード層を形成する必要が無いため、シード層の形成が容易になる。これによって、例えば、シード層形成のための処理時間が比較的短いスパッタリング法等を用いることができる。
基板102の一面方向から、スパッタリング法を用いて貫通孔108の側壁にシード層を形成する場合、貫通孔108のアスペクト比が2以上である場合は、貫通孔108の深さ全体に亘って形成することは困難である。尚、貫通孔108のアスペクト比とは、貫通孔108の平面形状が円形の場合、基板102の厚さtを貫通孔108の直径φで除した値と定義する。
つまり、基板102の両面方向から、スパッタリング法を用いて貫通孔108の側壁にシード層を形成する場合であっても、貫通孔108のアスペクト比が4以上では貫通孔108の深さ全体に亘って形成することが困難である。
本実施形態に係る貫通電極基板100の構成は、貫通孔108のアスペクト比が4以上である場合にも適用することができる。第2シード層114aがスパッタリング法で形成される場合には、貫通孔108内の第2領域118は、アスペクト比が2以下であることを要する。つまり、第1導電層112を充填する際には、少なくとも第2領域118のアスペクト比が2以下となる深さまで充填すればよい。ここで、第2領域118のアスペクト比とは、貫通孔108内において第2領域118が占める深さt2を貫通孔の口径φで除した値と定義する。
図3を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について、更に詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。
第1導電層112は、貫通孔108の第1面104側の開口縁近傍の第1シード層112aと、第1領域116を充填する第1めっき層112bとを含んでもよい。製造方法の説明にて詳述するが、第1シード層112aは、基板102の第1面104側に蓋めっきを形成するためのシード層である。蓋めっきを形成するための第1シード層112aは少なくとも基板102の第1面104側の表面に形成されればよく、貫通孔108内の開口縁近傍に形成することは必須ではない。そのため、貫通孔108の第1面104側近傍に第1シード層112aが配置されない場合も有り得る。
第1シード層112aの材料としては、下地の基板102と密着性がよい導電材料を使用することができる。例えば、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、タンタル(Ta)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、アルミニウム(Al)これらの化合物、あるいはこれらの合金などを使用することができる。特に、第1シード層112a上に堆積される第1めっき層112bが銅(Cu)を含む場合、第1シード層112aは、Cuの拡散を抑制する材料を使用することができ、例えば窒化チタン(TiN)、窒化モリブデン(MoN)、窒化タンタル(TaN)等を使用してもよい。更に、これらを積層してもよい。ここで、第1シード層112aの厚さは、特に制限はないが、例えば、50nm以上400nm以下の範囲でが望ましい。
第1めっき層112bとしては、第1シード層112aとの密着性が良く、電気伝導度が高い導電材料を使用することができる。例えば、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)等の金属またはこれらを用いた合金などから選択することができる。更に、これらを積層してもよい。
第2導電層114は、貫通孔108の側壁に配置される第2シード層114aと、第2シード層114aを覆う第2めっき層114bとを含む。製造方法の説明にて詳述するが、第2シード層114aは、コンフォーマル方式によって第2めっき層114bを形成するためのシード層である。第2シード層114aは、第1めっき層112bと導通している。よって、第2シード層114aに電流を供給すると第1めっき層112bにも電流が供給されるため、第2めっき層114bは第1めっき層112b上にも形成され得る。
第2シード層114a及び第2めっき層114bの材料としては、それぞれ前述した第1シード層112a及び第1めっき層112bと同様の材料を用いることができる。
基板102の厚さは特に制限はないが、例えば、100μm以上800μm以下の厚さの基板を使用することが好ましい。より好ましくは、200μm以上500μm以下の厚さであるとよい。基板102の厚さが薄くなると、基板102のたわみが大きくなる。その影響で、製造過程におけるハンドリングが困難になるとともに、基板102上に形成する薄膜等の内部応力により基板102が反ってしまう。また、基板102の厚さが厚くなると貫通孔108の形成時間が長くなる。その影響で製造工程が長期化し、製造コストが上昇してしまう。
基板102としては、絶縁性基板、半導体基板又は導電性基板を用いることができる。絶縁性基板としては、例えばガラス基板、石英基板、サファイア基板、樹脂基板等を用いることができる。半導体基板としては、例えばシリコン基板、炭化シリコン基板、化合物半導体基板等を用いることができる。導電性基板としては、例えばアルミニウム基板、ステンレス基板等を使用することができる。また、これらが積層されたものであってもよい。
[貫通電極基板の製造方法]
図4乃至図6を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について詳細に説明する。図4乃至図6は、本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。
先ず、貫通孔108を有する基板102を用意する(図4(a))。図では貫通孔108を形成する工程を省略したが、基板102の第1面104又は第2面106にマスクを形成し、RIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)、DRIE(Deep RIE:深掘り反応性イオンエッチング)等のドライエッチング加工、サンドブラスト加工、レーザー加工等を用いて形成することができる。
次いで、基板102の第1面104側に、第1シード層112aを形成する(図4(b))。第1シード層112aは、例えばスパッタリング法を用いて形成される。第1シード層112aは、貫通孔108の第1面104側の開口縁付近に蓋めっきを形成するために設けられるため、基板102の第1面104に堆積され、貫通孔108の側壁には可能な限り付着しないことが好ましい。そのため、指向性の高いロングスロースパッタリング法を用いることが好ましい。本実施形態において、第1シード層112aの形成方法についてはスパッタ法を想定するが、これに限定されず、例えば蒸着法や無電解めっき法を用いてもよい。
次いで、基板102の第1面104とは反対の第2面106側及び貫通孔108の側壁に、第2シード層114aを形成する(図5(a))。第2シード層114aは、例えばスパッタリング法を用いて形成される。第2シード層114aは、貫通孔108の側壁に、第2面106側の開口縁から可能な限り深く形成されることが好ましい。本実施形態において、第2シード層114aの形成方法については、第1シード層112aの形成方法と同様にスパッタ法を想定するが、これに限定されず、例えば蒸着法や無電解めっき法を用いてもよい。
尚、上述の第1シード層112aを形成する工程及び第2シード層114aを形成する工程は逆であってもよい。
次いで、第1シード層112aを介して電流が供給される電解めっき処理によって、第1めっきを成長させる(図5(b))。ここでの第1めっきを成長させることは、所謂ボトムアップ方式によるめっき処理である。本実施形態においては、第2シード層114aと導通するまで第1めっき層112bを成長させる(図6(a))。これによって、貫通孔108を介して第1面104側と第2面106側との導通が確保される。
次いで、第2シード層114aを介して電流が供給される電解めっき処理によって、第2シード層114a上に第2めっき層114bを形成する(図6(b))。ここでの第2めっきを形成することは、所謂コンフォーマル方式によるめっき処理である。
以上の工程の後、基板102の第1面104及び第2面106に付着した第1シード層112a、第1めっき層112b、第2シード層114a及び第2めっき層114bをCMP(化学的機械的研磨)処理等によって除去してもよい。または、フォトリソグラフィー工程によって配線を形成してもよい。
以上、本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明した。本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法は、ボトムアップ方式によるめっき処理とコンフォーマル方式によるめっき処理を組み合わせ、両者の欠点を補っためっき処理と言える。本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法は、以上のような構成を有することによって、以下のような有利な作用及び効果を有する。
第1めっき層112bは、基板102の第1面104から第2面106にかけて成長させる必要が無い。換言すると、貫通孔108の内部の全域に充填させる必要が無い。そのため、従来のボトムアップ方式によるめっき処理に比べて処理時間を短縮することができる。
更に、第1めっき層112bは、第2シード層114aと導通する深さまで充填されるため、従来のコンフォーマル方式によるめっき処理に比べて、シード層の形成が容易になる。つまり、従来のコンフォーマル方式によるめっき処理は、貫通孔108の側壁全体に亘って形成する必要があり、貫通孔108のアスペクト比が高いほど困難になる。本実施形態によれば、貫通孔108の側壁全体に亘ってシード層を形成する必要は無い。これによって、特にアスペクト比の高い貫通孔108において、従来の方式に比べて貫通電極基板を形成するための処理時間が短縮され、製造工程が容易になる。
<第2実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図7を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について、更に詳細に説明する。図7は、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板200は、第1実施形態に係る貫通電極基板100に比べると、基板102の第1面104側の開口縁近傍に第1シード層112aを含まない点と、基板102の第1面104側の表面に第1めっき層112bが配置されない点で相違している。これらの相違点を有する理由について、以下の貫通電極基板の製造方法の説明において詳述する。
[貫通電極基板の製造方法]
図8乃至図10を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について詳細に説明する。図8乃至図10は、本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板の製造方法は、第1実施形態に係る貫通電極基板の製造方法と比較すると、第1シード層112aを形成する工程が相違している。貫通孔108を有する基板102を用意した後(図8(a))、図8(b)に示すように、本実施形態においては、第1シード層112aとして、導電性を有し、刺激の印加により粘着力が低下する粘着層を形成する。
この例では、基板102の第1面104側に、粘着シート120を貼り付ける。粘着シート120は、部材を挟んで少なくとも片面に粘着層が配置された積層体として形成されている。粘着シート120の粘着層のうち基板102側の粘着層は、導電性を有し、刺激(この例では所定温度以上の熱)の印加によって粘着力が低下する。なお、刺激は所定温度以上の熱に限らず、光であってもよい。以下の説明において、導電性を有するこの粘着層を導電性粘着層112cという場合がある。
次いで、第1実施形態と同様に、基板102の第1面104とは反対の第2面106側及び貫通孔108の側壁に、第2シード層114aを形成する(図9(a))。尚、本実施形態においても、上述の導電性粘着層112cを形成する工程及び第2シード層114aを形成する工程は逆であってもよい。
次いで、第1シード層としての粘着層を介して電流が供給される電解めっき処理によって、第1めっき層112bを成長させる(図9(b))。ここでの第1めっきを成長させることは、所謂ボトムアップ方式によるめっき処理である。本実施形態においては、第2シード層114aと導通するまで第1めっき層112bを成長させる(図10(a))。これによって、貫通孔108を介して第1面104側と第2面106側との導通が確保される。
次いで、第2シード層114aを介して電流が供給される電解めっき処理によって、第2シード層114a上に第2めっき層114bを形成する。(図10(b))
次いで、所定温度以上の熱処理を粘着シート120に施して、導電性粘着層112cの粘着力を低下させる。そして、基板102から粘着シート120を剥がす(図示せず)。上述したとおり、粘着シート120の導電性粘着層112cを電解めっき処理の電極として用いることができ、粘着シート120を剥がせばその電極も除去されることになる。そのため、スパッタリング法等によってシード層を別途形成して、電解めっき処理後に除去するという工程を行わなくてもよく、製造工程を簡略化することができる。
<第3実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図11を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板300の構成について説明する。図11は、本実施形態に係る貫通電極基板300の構成について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板300は、第1実施形態に係る貫通電極基板100に比べると、貫通孔108の形状が相違している。つまり、本実施形態に係る貫通電極基板300の貫通孔108の側壁は、貫通孔108の開口縁から基板102の表面に平行な方向(基板の平面方向)に突出し、頭頂部122を備える凸部を有している。つまり、貫通孔108の孔径は基板102の第1面104又は第2面106から頭頂部に向かって徐々に小さくなる直線形状を有している。換言すると、貫通孔108の側壁を周回する凸部を有する。本実施形態においては、頭頂部は基板102の深さ方向に対して、基板102の略中央に位置する。しかし、後述するように、頭頂部の位置は略中央部に限られない。
このような構成を有することによって、製造工程において第2シード層114aを基板102の第2面106からより深くまで形成することができる。つまり、貫通孔108の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層112bが充填される第1領域116の深さを浅くしても、第1めっき層112bと第2シード層114aとの導通を確保することができる。よって、第1めっき層112bを充填するための処理時間が短縮され、低コストで貫通電極基板300を提供することができる。
また、再配線層を要求する面に充填めっきをしておけば、その面に絶縁層等を形成することができる。孔が開いていると、うまくその上に膜形成ができない、又は、無理に形成すると気泡が残ってしまい、経時安定性の問題がある。後の加熱等で、該気泡が膨れると、上層の膜が破壊される。また片側には孔が形成されているので、効率的にめっき層と孔側壁の微空間や充填めっき層の微空間のガス抜きができる。そのため、安定性の優れた貫通電極を提供することができる。
<第4実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図12を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板400の構成について説明する。図12は、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板300は、第1実施形態に係る貫通電極基板100に比べると、貫通孔108の形状が相違している。特に、貫通孔108の側壁の頭頂部の位置が相違している。
本実施形態に係る貫通電極基板300の頭頂部は、基板102の深さ方向に対して中央よりも第1面104側に位置している。
このような構成を有することによって、製造工程において第2シード層114aを基板102の第2面106からより深くまで形成することができる。つまり、貫通孔108の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層112bが充填される第1領域116の深さを更に浅くしても、第1めっき層112bと第2シード層114aとの導通を確保することができる。よって、第1めっき層112bを充填するための処理時間が更に短縮され、製造コストの削減に繋がる。
また、再配線層を要求する面に充填めっきをしておけば、その面に絶縁層等を形成することができる。孔が開いていると、うまくその上に膜形成ができない、又は、無理に形成すると気泡が残ってしまい、経時安定性の問題がある。後の加熱等で、該気泡が膨れると、上層の膜が破壊される。また片側には孔が形成されているので、効率的にめっき層と孔側壁の微空間や充填めっき層の微空間のガス抜きができる。そのため、安定性の優れた貫通電極を提供することができる。
<第5実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図13を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板500の構成について説明する。図13は、本実施形態に係る貫通電極基板の構成について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板500は、第3実施形態に係る貫通電極基板300に比べると、貫通孔108の形状が相違している。特に、貫通孔108の側壁の頭頂部の位置が相違している。
本実施形態に係る貫通電極基板500の頭頂部は、基板102の深さ方向に対して中央よりも第2面106側に位置している。
このような構成を有することによって、製造工程において第2シード層114aを形成できる深さが浅くなる。つまり、貫通孔108の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層112bが充填される第1領域116の深さを更に深くする必要がある。これによって、コンフォーマル方式によって第2シード層114aが形成される第2領域118の深さが浅くなる。
これによって、コンフォーマル方式において懸念されるボイドの発生を抑制することができる。つまり、第2シード層114aの成長に伴い、貫通孔108内に空洞を残したまま、貫通孔108の第2面106側の開口縁近傍を塞いでしまうことを抑制することができる。
<第6実施形態>
[貫通電極基板の構成]
図14を用いて、本実施形態に係る貫通電極基板600の構成について説明する。図14は、本実施形態に係る貫通電極基板600の構成について説明するための断面図である。
本実施形態に係る貫通電極基板600は、第1実施形態に係る貫通電極基板100に比べると、貫通孔108の形状が相違している。貫通孔108の第1面104側の開口縁の口径は、第2面106側の開口縁の口径よりも小さい。この例では、貫通孔108の孔径は、基板102の第2面106から深さ方向に向かって徐々に小さくなり、所定の深さからは基板102の第1面104に向かって一定となる形状を有している。
このような構成を有することによって、製造工程において第1シード層112aが貫通孔108内部に付着することを抑制することができる。更に、第2シード層114aを形成することができる深さが深くなる。つまり、貫通孔108の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層112bが充填される第1領域116の深さを浅くすることができる。これによって、コンフォーマル方式によって第2シード層114aが形成される第2領域118の深さが深くなる。
つまり、製造工程において第2シード層114aを基板102の第2面106からより深くまで形成することができる。つまり、貫通孔108の内部において、ボトムアップ方式によって第1めっき層112bが充填される第1領域116の深さを浅くしても、第1めっき層112bと第2シード層114aとの導通を確保することができる。よって、第1めっき層112bを充填するための処理時間が短縮され、低コストで貫通電極基板600を提供することができる。
また、再配線層を要求する面に充填めっきをしておけば、その面に絶縁層等を形成することができる。孔が開いていると、うまくその上に膜形成ができない、又は、無理に形成すると気泡が残ってしまい、経時安定性の問題がある。後の加熱等で、該気泡が膨れると、上層の膜が破壊される。また片側には孔が形成されているので、効率的にめっき層と孔側壁の微空間や充填めっき層の微空間のガス抜きができる。そのため、安定性の優れた貫通電極を提供することができる。
<第7実施形態>
以上の実施形態においては、平面視における貫通孔108の形状として、円形を例示して説明した。貫通電極基板において貫通孔108の形状は典型的には円形であるが、本発明による貫通電極基板及びその製造方法に適用可能な貫通孔108の形状はこれに限られない。貫通孔108の形状は任意であり、例えば、多角形、直線又は曲線であってもよく、線分と曲線との組み合わせであってもよい。適用可能な形状の一例を図15に示しておく。
<第8実施形態>
本実施形態においては、第1乃至第7実施形態における貫通電極基板を用いて製造される半導体装置について説明する。
図16は、本発明の実施形態1に係る半導体装置を示す図である。半導体装置1000は、3つの貫通電極基板1310、1320、1330が積層され、例えば、DRAM等の半導体素子が形成されたLSI基板1400に接続されている。貫通電極基板1310は、第一配線、第二配線等で形成された接続端子1511、1512を有している。これらの貫通電極基板1310、1320、1330はそれぞれが異なる材質の基板から形成された貫通電極基板であってもよい。接続端子1512は、LSI基板1400の接続端子1500とバンプ1610により接続されている。接続端子1511は、貫通電極基板1320の接続端子1522とバンプ1620により接続されている。貫通電極基板1320の接続端子1521と、貫通電極基板1330の接続端子1532と、についても、接続端子がバンプ1630により接続する。バンプ1610、1620、1630は、例えば、インジウム、銅、金等の金属を用いる。
なお、貫通電極基板を積層する場合には、3層に限らず、2層であってもよいし、さらに4層以上であってもよい。また、貫通電極基板と他の基板との接続においては、バンプによるものに限らず、共晶接合など、他の接合技術を用いてもよい。また、ポリイミド、エポキシ樹脂等を塗布、焼成して、貫通電極基板と他の基板とを接着してもよい。
図17は、本発明の第11実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。図18に示す半導体装置1000は、MEMSデバイス、CPU、メモリ等の半導体チップ(LSIチップ)1410、1420、および貫通電極基板1300が積層され、LSI基板1400に接続されている。
半導体チップ1410と半導体チップ1420との間に貫通電極基板1300が配置され、バンプ1640、1650により接続されている。LSI基板1400上に半導体チップ1410が載置され、LSI基板1400と半導体チップ1420とはワイヤ1700により接続されている。この例では、貫通電極基板1300は、複数の半導体チップを積層して3次元実装するためのインターポーザとして用いられ、それぞれ機能の異なる複数の半導体チップを積層することで、多機能の半導体装置を製造することができる。例えば、半導体チップ1410を3軸加速度センサとし、半導体チップ1420を2軸磁気センサとすることによって、5軸モーションセンサを1つのモジュールで実現した半導体装置を製造することができる。
半導体チップがMEMSデバイスにより形成されたセンサなどである場合には、センシング結果がアナログ信号により出力されるようなときがある。この場合には、ローパスフィルタ、アンプ等についても半導体チップまたは貫通電極基板1300に形成してもよい。
図18は、本発明の第11実施形態に係る半導体装置の別の例を示す図である。上記2つの例(図16、図17)は、3次元実装であったが、この例では、2次元と3次元との併用実装に適用した例である(2.5次元という場合もある)。図18に示す例では、LSI基板1400には、6つの貫通電極基板1310、1320、1330、1340、1350、1360が積層されて接続されている。ただし、全ての貫通電極基板が積層して配置されているだけでなく、基板面内方向にも並んで配置されている。これらの貫通電極基板はそれぞれが異なる材質の基板から形成された貫通電極基板であってもよい。
図18の例では、LSI基板1400上に貫通電極基板1310、1350が接続され、貫通電極基板1310上に貫通電極基板1320、1340が接続され、貫通電極基板1320上に貫通電極基板1330が接続され、貫通電極基板1350上に貫通電極基板1360が接続されている。
上記のように製造された半導体装置1000は、例えば、携帯端末(携帯電話、スマートフォンおよびノート型パーソナルコンピュータ等)、情報処理装置(デスクトップ型パーソナルコンピュータ、サーバ、カーナビゲーション等)、家電等、様々な電気機器に搭載される。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100、200、300、400、500、600:貫通電極基板、102:基板
104:第1面、106:第2面、108:貫通孔、110:貫通電極、112:第1導電層、112a:第1シード層、112b:第1めっき層、112c:導電性粘着層、114:第2導電層、114a:第2シード層、114b:第2めっき層、116:第1領域、118:第2領域、120:粘着シート、122:頭頂部、130:配線層、1300、1310、1320、1330、1340、1350、1360:貫通電極基板、1400:LSI基板、1410、1420:半導体チップ、1500、1511、1512、1521、1522、1532:接続端子、1610、1620、1630、1640、1650:バンプ、1700:ワイヤ

Claims (10)

  1. 第1面及び第2面を有し、当該第1面と当該第2面とを貫通する貫通孔を有する基板と、
    前記貫通孔内の側壁と接し、前記第1面から第1距離まで設けられる第1導電部と、
    前記貫通孔内の側壁と接し、前記第2面から第2距離まで設けられる第2導電部と、
    前記第1導電部及び前記第2導電部と接し、前記貫通孔内の前記第1面側を塞ぐとともに、前記貫通孔の前記第2面側の一部を開口するように設けられる第3導電部と、を含み、
    前記第2導電部の前記第1面側の一部は、前記貫通孔内の側壁と前記第3導電部とに挟まれ、
    前記第2距離は前記第1距離よりも長い、貫通電極基板。
  2. さらに、第4導電部を含み、
    前記第4導電部は、前記第2導電部及び前記第3導電部と接する、請求項1に記載の貫通電極基板。
  3. 前記貫通孔内のアスペクト比が4以上であることを特徴とする請求項1に記載の貫通電極基板。
  4. 前記貫通孔内の前記第2面から前記第2距離までのアスペクト比が2以下であることを特徴とする請求項1に記載の貫通電極基板。
  5. 前記貫通孔は、前記貫通孔の側壁を周回する凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の貫通電極基板。
  6. 第1面及び第2面を有し、当該第1面と当該第2面とを貫通する貫通孔を有する基板の当該第1面から第1距離までの当該貫通孔の側壁に第1シード層を形成し、
    前記第2面から第2距離までの前記貫通孔の側壁に第2シード層を形成し、
    前記第2シード層と導通するまで、前記第1シード層から成長させる第1めっき層を形成し、
    前記貫通孔の前記第2面側の一部が開口されるように、前記第2シード層から成長させる第2めっき層を形成することを含む貫通電極基板の製造方法であって、
    前記第2距離は前記第1距離よりも長い、貫通電極基板の製造方法。
  7. 前記第1シード層は、スパッタリング法を用いて形成される請求項6に記載の貫通電極基板の製造方法。
  8. 前記貫通孔内のアスペクト比が4以上であることを特徴とする請求項6に記載の貫通電極基板の製造方法
  9. 前記貫通孔内の前記第2面から前記第2距離までのアスペクト比が2以下であることを特徴とする請求項6に記載の貫通電極基板の製造方法
  10. 前記貫通孔は、前記貫通孔の側壁を周回する凸部を有することを特徴とする請求項6に記載の貫通電極基板の製造方法
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