JP2017020489A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】閉弁状態における燃料漏れを抑制する燃料噴射弁の提供。【解決手段】燃料噴射弁は、内燃機関へ燃料を噴射する噴孔17、並びに噴孔17よりも上流側において下流側へ向かって縮径した弁座面16を、有する弁ハウジング10と、弁ハウジング10内に収容されており、弁座面16に対して同軸上に離着座することにより、開閉弁して噴孔17からの燃料噴射を断続させる弁部材40と、弁部材40を弁座面16へ向かって付勢している弾性部材とを、備える。弁部材40は、所定の曲率半径Riをもって部分球面状に湾曲した内周側凸曲面440と、内周側凸曲面440の外周側に連なって設けられており、内周側凸曲面440よりも小さな曲率半径Roをもって部分球面状に湾曲した外周側凸曲面441とを、有する。内周側凸曲面440と外周側凸曲面441との境界部443は、弁座面16へ向かって離着座可能に突出している。【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関へ燃料を噴射する燃料噴射弁に関する。
従来、燃料を噴射する噴孔よりも上流側において、弁座面が下流側へ向かって縮径した弁ハウジング内に弁部材が収容されている燃料噴射弁は、広く利用されている。こうした燃料噴射弁では、弾性部材により付勢された弁部材が弁座面に対して離着座することで、開閉弁して噴孔からの燃料噴射が断続されることになる。
例えば、特許文献1に開示される燃料噴射弁の弁部材では、大テーパ角度の内周側テーパ面と、その外周側に連なった小テーパ角度の外周側テーパ面とが設けられており、それらテーパ面の境界部がテーパ状の弁座面に対して離着座する。また、特許文献2に開示される燃料噴射弁の弁部材では、所定の曲率半径をもって部分球面状に湾曲した凸曲面が設けられており、当該凸曲面の径方向中間部がテーパ状の弁座面に対して離着座する。
特開2009−150358号公報 特開2003−3934号公報
しかし、特許文献1に開示される燃料噴射弁によると、内周側テーパ面と外周側テーパ面との境界部は、弁座面へ向かって尖鋭状に突出している。そのため、弾性部材により弁座面へと向かって付勢される弁部材では、閉弁作動時に尖鋭状の境界部が弁座面と衝突することで、それら境界部及び弁座面間に生じる動的面圧が過度に増大する。こうした動的面圧の増大は、境界部や弁座面を摩耗させることから、閉弁作動後の閉弁状態において境界部及び弁座面間からの燃料漏れを招くおそれがあった。
一方、特許文献2に開示される燃料噴射弁によると、滑らかな部分球面状の凸曲面が弁座面に着座することで、閉弁状態が構築される。そのため、弾性部材により弁座面へと向かって付勢される弁部材の閉弁状態にあっても、凸曲面及び弁座面間に生じる静的面圧が低下してしまう。こうした静的面圧の低下は、閉弁状態において境界部及び弁座面間からの燃料漏れを招来し易くなるため、望ましくない。
ここで、内燃機関の吸気ポートへ噴射する燃料の燃圧が比較的低圧となることで、当該燃圧により弁座へと向かって弁部材を押圧する力が低下するような場合には特に、燃料漏れの問題は顕著に現出することとなる。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、閉弁状態における燃料漏れを抑制する燃料噴射弁を、提供することにある。
以下、課題を達成するための発明の技術的手段について、説明する。尚、発明の技術的手段を開示する特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上述の課題を解決するために開示された第一発明は、
内燃機関(2)へ燃料を噴射する噴孔(17)、並びに噴孔よりも上流側において下流側へ向かって縮径した弁座面(16)を、有する弁ハウジング(10)と、
弁ハウジング内に収容されており、弁座面に対して同軸上に離着座することにより、開閉弁して噴孔からの燃料噴射を断続させる弁部材(40)と、
弁部材を弁座面へ向かって付勢している弾性部材(50)とを、備えた燃料噴射弁(1)であって、
弁部材は、
所定の曲率半径(Ri)をもって部分球面状に湾曲した内周側凸曲面(440)と、
内周側凸曲面の外周側に連なって設けられており、内周側凸曲面よりも小さな曲率半径(Ro)をもって部分球面状に湾曲した外周側凸曲面(441)とを、有し、
内周側凸曲面と外周側凸曲面との境界部(443)は、弁座面へ向かって離着座可能に突出していることを特徴とする。
このように第一発明の弁部材では、所定の曲率半径をもって部分球面状に湾曲した内周側凸曲面の外周側には、当該内周側凸曲面よりも小さな曲率半径をもって部分球面状に湾曲した外周側凸曲面が、連なって設けられている。これにより、内周側凸曲面と外周側凸曲面との境界部は、弁座面へと向かって突出はしているが、尖鋭度の軽減された形状となる。故に、境界部と弁座面との間では、境界部が弁座面と衝突する閉弁作動時に動的面圧の過度な増大に起因した摩耗を抑止し得る範囲内で、境界部が弁座面に着座する閉弁状態での静的面圧を増大させ得る。したがって、閉弁状態において境界部及び弁座面間からの燃料漏れを抑制可能である。
また、開示された第二発明によると、第一発明における噴孔は、内燃機関の吸気ポート(2b)へ燃料を噴射することを特徴とする。
このような第二発明では、吸気ポートへの噴射燃料の比較的低い燃圧により閉弁状態の弁部材を弁座面へ向かって押圧する押圧力が低下したとしても、第一発明により、境界部と弁座面との間において動的面圧及び静的面圧に関する機能が発揮され得る。したがって、噴射燃料の燃圧が比較的低圧な構成下でも、閉弁状態での燃料漏れを抑制可能となる。
一実施形態による燃料噴射弁が搭載される内燃機関を示す構成図である。 一実施形態による燃料噴射弁を示す縦断面図である。 図2を部分的に拡大して示す縦断面図である。 図2,3の当接部を拡大して示す縦断面図である。 図2,3の当接部について構成を説明するための模式図である。 図2,3の当接部について構成を説明するためのグラフである。 図4の外周側凸曲面へのデポジットの付着原理について説明するための模式図である。 図4の外周側凸曲面に付着するデポジットの体積成長について説明するための模式図である。 図4の外周側凸曲面に付着するデポジットの付着幅について説明するためのグラフである。 図2,3の当接部について構成を説明するためのグラフである。 図2,3の当接部について構成を説明するためのグラフである。 動的面圧と摩耗量との相関について説明するためのグラフである。 図4の変形例を示す縦断面図である。 図4の変形例を示す縦断面図である。 図4の変形例を示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態として燃料噴射弁1は、気筒2a内においてガソリンを燃焼させる内燃機関2に、搭載される。燃料噴射弁1は、吸入空気と共に気筒2a内へと吸入される燃料を、当該吸入空気の流通する吸気ポート2bへと噴射する。
(基本構成)
まず、燃料噴射弁1の基本構成を説明する。図2に示すように燃料噴射弁1は、弁ハウジング10、固定コア20、可動コア30、弁部材40、弾性部材50及び駆動部60を備えている。
弁ハウジング10は、パイプ部材11、弁座部材12及び噴孔部材13等から構成されている。円筒状のパイプ部材11は、第一磁性部110、非磁性部111及び第二磁性部112を、軸方向の開弁側から閉弁側へ向かってこの順に有している。金属磁性体からなる各磁性部110,112と、金属非磁性体からなる非磁性部111とは、例えばレーザ溶接等により同軸上に結合されている。この結合構造により非磁性部111は、第一磁性部110と第二磁性部112との間における磁束の短絡を、遮断している。
第一磁性部110は、燃料ポンプ3(図1参照)から燃料の供給を受ける供給入口14を、形成している。第二磁性部112には、円筒状の金属からなる弁座部材12が同軸上に嵌入固定されている。弁座部材12は、上流側から導かれる燃料を下流側へと流通させるように、燃料通路15をパイプ部材11と共同して形成している。それと共に弁座部材12は、図2〜4に示すように燃料通路15に露出する弁座面16を、有している。弁座面16は、燃料通路15の下流側へ向かって縮径する縮径形状として、本実施形態では縮径率が一定のテーパ面状(円錐面状)に形成されている。
有底円筒状の金属からなる噴孔部材13は、第二磁性部112とは反対側において、弁座部材12に同軸上に外嵌固定されている。噴孔部材13は、複数の噴孔17を底部に有している。各噴孔17は、弁座面16よりも下流側において燃料通路15と連通していると共に、吸気ポート2b(図1参照)へ向かって放射状に開口している。
図2に示すように、円筒状の金属磁性体からなる固定コア20は、第一磁性部110及び非磁性部111に同軸上に内嵌固定されている。固定コア20には、円筒状の金属からなるアジャスティングパイプ22が同軸上に圧入固定されている。固定コア20は、上流側の供給入口14から流入した燃料を下流側へ流出させるように、固定通路24をアジャスティングパイプ22と共同して形成している。
円筒状の金属磁性体からなる可動コア30は、非磁性部111及び第二磁性部112内に同軸上に収容されている。可動コア30は、固定コア20よりも閉弁側において、軸方向の両側へと往復移動可能となっている。有底円筒状の金属非磁性体からなる弁部材40は、第二磁性部112内及び弁座部材12内に跨って同軸上に収容されている。図2,3に示すように弁部材40は、可動コア30に閉弁側から嵌入固定されている。これにより弁部材40は、自身の弁中心線Lvに沿う軸方向の両側へ、可動コア30と一体に往復移動可能となっている。弁部材40は、上流側の固定通路24から流出する燃料を下流側の燃料通路15へと導くように、可動通路42を可動コア30と共同して形成している。
弁部材40は、弁座面16よりも上流側において往復移動する当接部44を、閉弁側の底部に有している。図2〜4に示すように弁部材40は、全噴孔17よりも上流側において上記縮径形状を呈する弁座面16に対して、当接部44を同軸上に離着座させる。具体的に弁部材40は、開弁側へ移動することで、当接部44を弁座面16から全周に亘って離座させる。その結果、弁部材40が開弁して各噴孔17が燃料通路15と連通するので、それら各噴孔17からは燃料が吸気ポート2b(図1参照)へ噴射される。また一方で弁部材40は、閉弁側へ移動することで、当接部44を弁座面16に全周に亘って着座させる。その結果、弁部材40が閉弁して各噴孔17が燃料通路15との連通を遮断されるので、それら各噴孔17からの燃料噴射が停止する。このように弁部材40は、弁座面16に対する離着座により開閉弁することで、各噴孔17からの燃料噴射を断続可能となっている。
図2に示すように弾性部材50は、金属からなる圧縮コイルスプリングであり、固定コア20及び可動コア30内の各通路24,42に同軸上に収容されている。弾性部材50は、固定コア20内のアジャスティングパイプ22と、可動コア30との間に挟持されている。この挟持構造により弾性部材50は、要素22,30間での圧縮に応じて弾性復原力を発生することで、可動コア30及び弁部材40を閉弁側の弁座面16へと向かって付勢する。即ち、弾性部材50の発生する弾性復原力が、可動コア30及び弁部材40を付勢する付勢力となる。
駆動部60は、ソレノイドコイル61、スプール62、ターミナル63及びコネクタ64等から構成されている。ソレノイドコイル61は、円筒状の樹脂からなるスプール62に金属線材を巻回すことで、形成されている。ソレノイドコイル61は、スプール62を介して磁性部110,112及び非磁性部111に同軸上に外嵌固定されている。金属からなるターミナル63は、樹脂からなるコネクタ64に埋設され、外部の制御回路4(図1参照)と内部のソレノイドコイル61との間を電気接続する。この電気接続によりソレノイドコイル61への通電は、制御回路4により制御可能となっている。
以上の如く構成される燃料噴射弁1の開弁作動では、制御回路4により通電されるソレノイドコイル61が励磁することで、第一磁性部110、固定コア20、可動コア30、及び第二磁性部112に磁束が案内される。その結果、互いに対向するコア20,30間には、可動コア30を開弁側の固定コア20へと向かって吸引するように、磁気吸引力が発生する。すると、可動コア30は、弾性部材50の付勢力に抗した開弁側へ弁部材40と共に駆動されるため、固定コア20に当接して係止される。このとき弁部材40は、当接部44を弁座面16から離座させるので、各噴孔17から燃料が噴射される。
一方、こうした開弁作動後の閉弁作動では、制御回路4により通電を停止されるソレノイドコイル61が消磁するので、コア20,30間の磁気吸引力が消失する。すると、可動コア30は、弾性部材50の付勢力により閉弁側へ弁部材40と共に駆動されるため、当該弁部材40が弁座部材12に当接して係止される。その結果として弁部材40は、当接部44を弁座面16に着座させるので、各噴孔17からの燃料噴射が停止する。また、こうして閉弁した弁部材40は、弾性部材50の付勢力に加えて、可動通路42の燃料から当接部44に作用する燃圧により、弁座面16へと向かって付勢された状態となる。
(弁部材の詳細構成)
次に、弁部材40の詳細構成を図4〜6に基づき説明する。尚、図4は、弁部材40の径方向中心に延伸想定される弁中心線Lvを含んで切られる縦断面の一つを、図示している。そこで以下では、弁部材40に関して図4の縦断面を含む任意の縦断面を、単に縦断面というものとする。
図4に示すように弁部材40は、弁中心線Lvを中心とした円筒面状にストレートに延伸する弁外周面46を、当接部44の外周側且つ開弁側に有している。それと共に弁部材40は、当接部44の内周側且つ閉弁側に、凸曲面状又は平面状の先端面47を有している。さらに弁部材40は、部分球面状に湾曲した二種類の凸曲面440,441を、それぞれ当接部44の全周に亘って同軸上に有している。
内周側凸曲面440は、先端面47から外周側且つ開弁側へ連なっている。これにより、内周側凸曲面440よりも下流側に位置する先端面47は、燃料通路15の一部として開弁時に燃料を各噴孔17へと案内する偏平状のサック室150を、弁ハウジング10のうち噴孔部材13との間に形成している。内周側凸曲面440は、所定の曲率半径Riを有し且つ縦断面上では曲率中心位置Piの規定される断面円弧形を、呈している。内周側凸曲面440の曲率中心位置Piは、弁部材40の弁中心線Lv上に規定されている。即ち、内周側凸曲面440は、弁中心線Lvに心合わせされて弁外周面46と同軸上に位置している。
外周側凸曲面441は、弁外周面46から内周側且つ閉弁側へ連なっている。これにより外周側凸曲面441は、弁外周面46から尖鋭状に屈曲する屈曲部442を、全周に亘って形成している。また、外周側凸曲面441は、内周側凸曲面440から内周側且つ開弁側へ連なっている。これにより外周側凸曲面441は、内周側凸曲面440との境界部443を、全周に亘って形成している。ここで境界部443は、弁ハウジング10のうち弁座部材12の弁座面16へと向かって突出する形状を、全周に亘って有している。
外周側凸曲面441は、内周側凸曲面440の曲率半径Riよりも小さな曲率半径Roを有し且つ縦断面上では曲率中心位置Poの規定される断面円弧形を、呈している。外周側凸曲面441の曲率中心位置Poは、弁中心線Lv上のうち内周側凸曲面440の曲率中心位置Piよりも閉弁側に、規定されている。即ち、外周側凸曲面441は、弁中心線Lvに心合わせされて弁外周面46と同軸上に位置している。それ故に、外周側凸曲面441と内周側凸曲面440とがなす突出形状の境界部443も、弁中心線Lvに心合わせされて弁外周面46と同軸上に位置している。したがって、図4にθsを付して示す角度の2倍となるテーパ角度が本実施形態では120度程度のテーパ状弁座面16に対して、境界部443が全周に亘って離着座可能となっている。これにより、テーパ状弁座面16に対して着座した境界部443の調心性及び安定性が高められているのである。
本実施形態の縦断面上では、図5に示すように、外周側凸曲面441に対して境界部443を通って想定される接線を、外周側接線Loと定義する。また図5に示すように、縦断面上において外周側接線Loと弁外周面46とがなす角度を、外周側角度θoと定義する。これら外周側凸曲面441に関する定義下、図6に示すように外周側角度θoは、125度以上且つ130度以下の範囲内、好ましくは125度以上且つ128度以下の範囲内、特に好ましくは125.5度程度に設定される。ここで125度未満の外周側角度θoでは、外周側凸曲面441が弁座面16に近づいて当接し易くなるので、当該当接により閉弁状態の静的面圧が低下するのを抑止するために、125度以上の外周側角度θoが採用される。一方で130度超過の外周側角度θoでは、尖鋭度の増した境界部443が弁座面16と衝突して、図6に示す如く摩耗し易くなるので、当該摩耗を招く動的面圧の過度な増大を抑止するために、130度以下の外周側角度θoが採用される。尚、図6の縦軸に示す摩耗量は、一定燃圧下での所定回数の閉弁作動により弁座面16が摩耗して生じる凹みの軸方向における最大深さにより、表される。
ここで、脂肪酸アミド等のデポジットが外周側凸曲面441に付着する現象と、外周側角度θoとの関係性について、説明する。開弁作動時において外周側凸曲面441と弁座面16との間を流れる燃料流れは、外周側角度θoが小さくなるほど、図7にて矢印で示す如き外周側凸曲面441からの剥離により逆流し易くなる。かかる逆流は、屈曲部442付近での流体力を低下させるため、燃料流れの滞留が生じることで、図8(a)に示す如きデポジットDが外周側凸曲面441に残留付着すると推定される。こうして残留付着することとなるデポジットDは、開弁作動の繰り返しに従って、図8(b)に示す如く堆積成長する。尚、図8においてデポジットDは、クロスハッチングを付した部分により示されている。
但し、デポジットDの付着する外周側凸曲面441において、図8に示す屈曲部442からの付着幅Wdは、開弁作動の繰り返し数がある程度増えると、飽和する傾向を示す。これは、デポジットDの堆積成長により屈曲部442付近での外周側角度θoが見かけ上、大きくなることで、燃料流れの滞留が生じ難くなるためと推定される。尚、上述したデポジットDの付着幅Wdは、図8に示す縦断面上でのデポジットDにおいて屈曲部442から最も離間した部分Pdと、屈曲部442との間の距離により、本実施形態では表される。
このようなことから本実施形態では、図8に示す縦断面上での外周側凸曲面441の幅Woとして、屈曲部442と境界部443との間の距離を、デポジットDの付着幅Wdよりも大きく設定する必要がある。これは、仮に外周側凸曲面441の幅WoがデポジットDの付着幅Wdよりも小さいと、境界部443と弁座面16との間では、境界部443が弁座面16と衝突する閉弁作動時にデポジットDが噛み込まれることで、燃料漏れを招いてしまうからである。そこで、屈曲部442及び境界部443の各々について弁中心線Lvからの径方向距離を固定して考えてみると、外周側凸曲面441の幅WoとデポジットDの付着幅Wdとは、それぞれ外周側角度θoとの間に、図10に示す如き相関を現出させる。故に、かかる相関に基づくことで125度以上の外周側角度θoの設定は、上述の如き静的面圧の観点からだけでなく、デポジットDの観点からも、燃料漏れを抑制する上での必要構成であることが分かる。尚、図10の相関は、屈曲部442及び境界部443の各々についての弁中心線Lvからの径方向距離の差を、0.09mm以上確保した場合に、現出するものである。
さらに本実施形態の縦断面上では、図5に示すように、内周側凸曲面440に対して境界部443を通って想定される接線を、内周側接線Liと定義する。また図5に示すように、縦断面上において内周側接線Liと弁外周面46とがなす角度を、内周側角度θiと定義する。これら内周側凸曲面440に関する定義及び先述の外周側凸曲面441に関する定義の下、図7に示すように内周側角度θiと外周側角度θoとの角度差Δθは、4度以上且つ10度以下の範囲内に設定される。ここで4度未満の角度差Δθでは、形状が滑らかになる境界部443と弁座面16との間から、図11に示す如く燃料漏れが生じ易くなるので、当該燃料漏れを招く静的面圧の低下を抑止するために、4度以上の角度差Δθが採用される。一方で10度超過の角度差Δθでは、尖鋭度の増した境界部443が弁座面16と衝突して摩耗し易くなるので、当該摩耗を招く動的面圧の過度な増大を確実に抑止するために、130度以下の外周側角度θoと併せて10度以下の角度差Δθが採用される。尚、図11の縦軸に示す燃料漏れ量は、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間から所定時間内に漏れる燃料の体積、即ち体積流量により表される。
ここで、以上の構成により本実施形態が実現する動的面圧につき、説明する。一般に弁部材が公差の範囲で最も傾いて軸ずれした状態下、動的面圧の最大値は、図12に示す如き相関を摩耗量との間に現出させる。そこで本実施形態は、境界部443が弁座面16と衝突する閉弁作動時において境界部443と弁座面16との間に生じる動的面圧を、制限する。即ち本実施形態では、摩耗量が顕著となる1000MPa超えの動的面圧を避けて、1000MPa以下に抑えた動的面圧を実現するように、外周側角度θoが130度以下且つ角度差Δθが10度以下にそれぞれ設定されているのである。尚、図12は、弁部材の傾きが0.1度の場合における動的面圧の最大値と、図6の場合と同様に表される摩耗量との相関を、示している。
(作用効果)
以上説明した燃料噴射弁1の作用効果を、以下に説明する。
燃料噴射弁1の弁部材40では、所定の曲率半径Riをもって部分球面状に湾曲した内周側凸曲面440の外周側には、当該内周側凸曲面440よりも小さな曲率半径Roをもって部分球面状に湾曲した外周側凸曲面441が、連なって設けられている。これにより、内周側凸曲面440と外周側凸曲面441との境界部443は、弁座面16へと向かって突出はしているが、尖鋭度の軽減された形状となる。故に、境界部443と弁座面16との間では、境界部443が弁座面16と衝突する閉弁作動時に動的面圧の過度な増大に起因した摩耗を抑止し得る範囲内で、境界部443が弁座面16に着座する閉弁状態での静的面圧を増大させ得る。したがって、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間からの燃料漏れを抑制可能である。
また、燃料噴射弁1による弁部材40の縦断面上では、境界部443を通る外周側凸曲面441の外周側接線Loと弁外周面46とがなす外周側角度θoは、125度以上に設定されている。これにより外周側凸曲面441は、下流側へ向かって縮径する弁座面16との間において、境界部443から外周側に向かうほど大きな隙間151(図4参照)を確保し得る。故に、弾性部材50による付勢力の偏り等に起因して弁部材40が弁座面16に対して傾いたとしても、境界部443よりも外周側の外周側凸曲面441が弁座面16と当接して静的面圧が低下するのを、抑止することができる。さらに、125度以上の外周側角度θoによれば、外周側凸曲面441に堆積成長するデポジットDが閉弁作動時に境界部443と弁座面16との間にて噛み込まれるのを、抑止することもできる。しかも燃料噴射弁1によると、弁部材40の縦断面上において外周側角度θoは、130度以下に設定されている。これによれば、外周側凸曲面441と内周側凸曲面440との境界部443に、尖鋭度の軽減された形状を確保し得る。故に、境界部443と弁座面16との間では、動的面圧の過度な増大に起因した摩耗を抑止する機能の確実性を高めることができる。こうしたことから、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間からの燃料漏れを抑制することに、貢献可能となる。
さらにまた、燃料噴射弁1による弁部材40の縦断面上では、境界部443を通る内周側凸曲面440の内周側接線Liと弁外周面46とがなす内周側角度θiは、外周側角度θoとの差を4度以上に設定されている。これにより、内周側凸曲面440と外周側凸曲面441との境界部443は、弁座面16へと向かって突出した形状を確実に確保し得る。故に、そうした突出形状の境界部443と弁座面16との間では、静的面圧を増大させる機能の信頼度を向上させることができる。さらに燃料噴射弁1によると、弁部材40の縦断面上において内周側角度θiは、外周側角度θoとの差を10度以下に設定されている。これにより、内周側凸曲面440と外周側凸曲面441との境界部443は、尖鋭度の確実に軽減された形状となる。故に、境界部443と弁座面16との間では、動的面圧の過度な増大に起因した摩耗を抑止する機能の信頼度も、向上させることができる。こうしたことから、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間からの燃料漏れを抑制することに、大きく貢献可能となる。
加えて燃料噴射弁1によると、境界部443が弁座面16と衝突する閉弁作動時には、境界部443と弁座面16との間に生じる動的面圧が1000Mpa以下に抑えられることとなる。これによれば、摩耗を抑止する機能を確実に発揮し得るので、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間からの燃料漏れを抑制することに、大きく貢献可能となる。
また加えて、燃料噴射弁1による弁部材40の縦断面上において小曲率半径Roの外周側凸曲面441は、弁外周面46から屈曲して連なっているので、下流側へと向かって縮径した弁座面16との間には、外周側に向かうほど大きな隙間151(図4参照)を確保し得る。故に、弾性部材50による付勢力の偏り等に起因して弁部材40が弁座面16に対して傾いたとしても、外周側凸曲面441と弁外周面46とのなす屈曲部442が弁座面16に当接することで閉弁状態の静的面圧が低下するのを、抑止することができる。これによれば、閉弁状態において境界部443と弁座面16との間からの燃料漏れを抑制することに、貢献可能となる。
さらに加えて燃料噴射弁1では、吸気ポート2bへの噴射燃料の比較的低い燃圧により閉弁状態の弁部材40を弁座面16へ向かって押圧する押圧力が低下したとしても、境界部443と弁座面16との間にて動的面圧及び静的面圧に関する機能が発揮され得る。したがって、噴射燃料の燃圧が比較的低圧な構成下でも、閉弁状態での燃料漏れを抑制可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、当該実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
具体的に変形例1では、本発明の作用効果が得られる限りにおいて外周側角度θoを、125度以上且つ130度以下の範囲外に設定してもよい。また、変形例2では、本発明の作用効果が得られる限りにおいて角度差Δθを、4度以上且つ10度以下の範囲外に設定してもよい。さらにまた、変形例3では、本発明の作用効果が得られる限りにおいて、境界部443が弁座面16と衝突する閉弁作動時に境界部443と弁座面16との間にて生じる動的面圧を、1000Mpa超えの面圧に設定してもよい。
図13に示すように変形例4では、当接部44のうち外周側凸曲面441の外周側且つ弁外周面46の内周側において、それら面441,46の間を接続する追加面444を形成してもよい。かかる追加面444については、図13に示すように、縦断面上において外周側凸曲面441よりもさらに小さな曲率半径の断面円弧形を呈した部分球面状等の凸曲面状に、形成してもよい。あるいは、追加面444について図示はしないが、例えばテーパ面状等に形成してもよい。尚、図13において外周側凸曲面441と追加面444との境界部は、符号445を付して示されている。
変形例5では、テーパ角度θsが120度以外のテーパ面状に、弁座面16を形成してもよい。また、図14に示すように変形例6では、燃料通路15の下流側へ向かって縮径する縮径率が下流側ほど小さくなる湾曲面状に、弁座面16を形成してもよい。さらにまた、図15に示すように変形例7では、燃料通路15の下流側へ向かって縮径する縮径率が下流側ほど大きくなる湾曲面状に、弁座面16を形成してもよい。
変形例8では、ガソリン式内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁に、本発明を適用してもよい。また、変形例9では、ディーゼル式内燃機関の気筒内へ燃料を噴射する燃料噴射弁に、本発明を適用してもよい。
1 燃料噴射弁、2 内燃機関、2b 吸気ポート、10 弁ハウジング、16 弁座面、17 噴孔、20 固定コア、40 弁部材、44 当接部、46 弁外周面、50 弾性部材、151 隙間、440 内周側凸曲面、441 外周側凸曲面、442 屈曲部、443 境界部、Li 内周側接線、Lo 外周側接線、Lv 弁中心線、Ri,Ro 曲率半径、Δθ 角度差、θi 内周側角度、θo 外周側角度

Claims (6)

  1. 内燃機関(2)へ燃料を噴射する噴孔(17)、並びに前記噴孔よりも上流側において下流側へ向かって縮径した弁座面(16)を、有する弁ハウジング(10)と、
    前記弁ハウジング内に収容されており、前記弁座面に対して同軸上に離着座することにより、開閉弁して前記噴孔からの燃料噴射を断続させる弁部材(40)と、
    前記弁部材を前記弁座面へ向かって付勢している弾性部材(50)とを、備えた燃料噴射弁(1)であって、
    前記弁部材は、
    所定の曲率半径(Ri)をもって部分球面状に湾曲した内周側凸曲面(440)と、
    前記内周側凸曲面の外周側に連なって設けられており、前記内周側凸曲面よりも小さな曲率半径(Ro)をもって部分球面状に湾曲した外周側凸曲面(441)とを、有し、
    前記内周側凸曲面と前記外周側凸曲面との境界部(443)は、前記弁座面へ向かって離着座可能に突出していることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記弁部材の縦断面上において、前記外周側凸曲面に対して前記境界部を通って想定される外周側接線(Lo)と、
    前記弁部材の縦断面上において、前記弁部材の弁外周面(46)と前記外周側接線とがなす外周側角度(θo)とを、定義すると、
    前記外周側角度は、125度以上且つ130度以下の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記弁部材の縦断面上において、前記内周側凸曲面に対して前記境界部を通って想定される内周側接線(Li)と、
    前記弁部材の縦断面上において、前記弁部材の弁外周面(46)と前記内周側接線とがなす内周側角度(θi)とを、定義すると、
    前記内周側角度と前記外周側角度との角度差(Δθ)は、4度以上且つ10度以下の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記境界部が弁座面と衝突する閉弁作動時において前記境界部と前記弁座面との間に生じる動的面圧は、1000Mpa以下に抑えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  5. 前記外周側凸曲面は、前記弁部材の弁外周面(46)から屈曲して連なっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
  6. 前記噴孔は、前記内燃機関の吸気ポート(2b)へ燃料を噴射することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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