JP2017019201A - 画像形成装置及び画像形成制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取る出力物読取部と、前記画像形成部による画像形成,前記出力物読取部による読み取り,前記出力物読取部による読み取り結果に基づく前記画像形成部における複数種類の調整,及び前記出力物読取部における校正を制御する制御部と、を有する画像形成装置の制御方法において、前記制御部は、ジョブ実行中の紙間で実施する前記出力物読取部における前記校正について、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて前記校正の要否を判定し、前記判定の結果に応じて当該校正を実行するか否かを制御する。
【選択図】図1
Description
なお、出力物読取部で使用されるインラインセンサでは、CCDやCISを撮像素子としている。これら撮像素子では、画像を読み取る前に、白色基準面により素子の感度調整をするゲイン補正や、ランプの光量ムラ補正をするシェーディング補正といった、校正を必要とする。また、ランプの発熱による温度上昇により、ランプ光量が低下して色味が変化することがあるため、用紙の連続読み取り中にも白色基準面による定期的な校正が必要となる。
ところで、シェーディング補正を実施するためには、退避させておいた白色基準面を読み取り位置に移動させる必要がある。
近年の高生産性の画像形成装置では、印刷ジョブ実行中の紙間期間に、以上の白色基準面をセットしてシェーディング補正やゲイン補正といった出力物読取部の校正を実行することは困難である。
本発明は、適切なタイミングで出力物読取部の校正を実行することで、生産性低下を抑えることが可能な画像形成装置及び画像形成制御方法を実現することを目的とする。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成装置又は画像形成制御方法は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取る出力物読取部と、前記画像形成部による画像形成,前記出力物読取部による読み取り,前記出力物読取部による読み取り結果に基づく前記画像形成部における複数種類の調整,及び前記出力物読取部における校正を制御する制御部と、を有する画像形成装置の制御方法において、前記制御部は、ジョブ実行中の紙間で実施する前記出力物読取部における前記校正について、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて前記校正の要否を判定し、前記判定の結果に応じて当該校正を実行するか否かを制御する、ことを特徴とする。
(3)上記(1)〜(2)において、前記制御部は、複数種類の前記調整のそれぞれにおいて、前記校正を実行してから次に実行が必要になるまでの調整間隔を予め定めておき、複数種類の前記調整のそれぞれにおいて、前記校正を前回実行したときからの経過時間を算出し、前記経過時間が前記調整間隔を超えている場合に、当該校正を実行するよう制御する、ことを特徴とする。
(5)上記(3)〜(4)において、前記出力物読取部は、前記用紙の読み取り位置を照明する光源と、前記光源により照明された読み取り位置の画像を読み取るインラインセンサとを備えて構成され、前記制御部は、前記光源の点灯開始から所定時間が経過するまでは、前記調整間隔を変更する、ことを特徴とする。
(8)上記(1)〜(7)において、前記制御部は、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて、前記校正の実行開始から実行終了までの読み取りライン数を決定する、ことを特徴とする。
(1)本発明の一側面が反映された画像形成装置又は画像形成制御方法では、ジョブ実行中の紙間で実施する出力物読取部におけるシェーディング補正等の校正について、画像形成部で実施する調整の種類に応じて校正の要否を判定し、判定の結果に応じて当該校正を実行するか否かを制御するため、適切なタイミングで出力物読取部の校正を実行することができ、生産性低下を抑えることが可能になる。
(5)上記(3)〜(4)において、出力物読取部の光源の点灯開始から所定時間が経過するまでは、調整間隔を変更するため、調整間隔に基づいて適切なタイミングで確実に出力物読取部の校正を実行することができ、かつ、光源の点灯状態に従って適切なタイミングで確実に出力物読取部の校正を実行することができ、生産性低下を抑えることが可能になる。
(9)上記(1)〜(8)において、片面校正を実行するタイミングにおいて、次に両面校正を実行するタイミングが所定範囲以内であれば、片面校正の代わりに両面校正を実行するように制御するため、片面校正と両面校正とを1回の両面校正で済ませることができるため、出力物読取部の校正を少ない回数に抑えることができ、生産性低下を抑えることが可能になる。
〔画像形成装置の構成〕
ここで、画像形成装置の第一構成例として、図1と図2に基づいて詳細に説明する。この図1と図2では、画像形成された用紙(出力物)を読み取ることが可能な画像形成装置100について説明する。
そして、このような画像形成装置100では、画像形成後の読み取り結果を参照し、画像形成位置や画質(色、濃度、線幅など)を調整する機能を有しており、出力物読取部190の読み取り結果は、制御部101に供給される。
図3は校正時以外、すなわち、通常画像形成時、待機時、停止時などの状態における出力物読取部190aを示している。用紙を搬送する搬送経路1930を挟んで、用紙を読み取る面にラインセンサ1910が配置され、用紙の背面側に対向板1920が配置されている。
ラインセンサ1910は、用紙の読み取り面近傍を照明するランプ1911、撮像素子に紙粉が付着することを防止する防塵ガラス1912、読み取り光を撮像素子に導くミラー1913、導かれた読み取り光を光電変換する撮像素子1914、を備えて構成されている。
また、対向板1920は、用紙搬送時に用紙を背面から支える通紙面1922、出力物読取部190aの校正を実行する際に白色基準として読み取られる白色基準面19210、を備えて構成されている。なお、図3は校正時以外、すなわち、通常画像形成時、待機時、停止時などの状態を示しているため、対向板1920は通紙面1922を搬送経路1930側に向けている。
以下、本実施形態における画像形成装置100の動作(1)について説明する。ここで、本実施形態において「調整」とは、出力物読取部190の読み取り結果を用いた画像形成位置調整や画質調整を意味する。また、調整は、複数種類存在しているものとする。
なお、制御部101は、図6以降に示す各種のテーブル(動作状態管理テーブル(図6)、調整管理テーブル(図7)、校正設定テーブル(図8)、校正間隔設定テーブル(図13)、校正ライン数設定テーブル(図14))を用いて、動作状態における各種のモードや状態を管理している。なお、これらの各種テーブルは、記憶部104内に記憶されている。
まず、調整モードではなく通常モードである場合の画像形成装置100の動作を先に説明する。
この画像形成装置100において、制御部101は、ジョブ処理の開始処理として、ページカウンタの値Nとして初期値N=1、動作モード=通常印刷モードと設定し、画像形成部150にジョブ開始を指示して画像形成の準備をさせる(図5中のステップS101)。
そして、制御部101は、ジョブ処理の開始処理の一環として、動作状態管理テーブル(図6参照)の前回校正時刻に現在時刻を設定する。また、次に実施する調整で必ず校正を実施させるため、動作状態管理テーブルの初回校正=YESに設定する。
図7の具体例では、表裏位置補正とカラーレジスト補正で調整必要=YESと設定されているため、制御部101は調整必要と判断する(図5中のステップS103でYES)。この調整管理テーブルにおいて全ての調整について調整必要=NOであれば、制御部101は調整不要と判断する(図5中のステップS103でNO)。
調整管理テーブルにおいて全ての調整について調整必要=NOであって、制御部101が調整不要と判断した場合(図5中のステップS103でNO)、制御部101は、Nページ目の画像を画像形成するよう給紙部105と画像形成部150を制御する(図5中のステップS109)。そして、制御部101は、次ページの準備として、動作状態管理テーブルにおけるページカウンタNを1ページ分進める(図5中のステップS110)。
動作モード判断により調整モードでなく、通常モードであると判断された場合は(図5中のステップS111でNO)、画像形成部150が通常モードの画像形成を実行しているため、制御部101は、調整管理テーブル(図7)の各調整の前回調整後の経過枚数=前回調整後の経過枚数+1、と更新する(図5中のステップS114)。
以下、調整モードである場合の画像形成装置100の動作を説明する。すなわち、制御部101が調整管理テーブル(図7)を参照し、調整必要と判断した場合図5中のステップS103でYES)について、以下に説明する。
制御部101は、選択された調整モードが、専用チャート調整か兼用チャート調整であるかを、校正設定テーブル(図8)を参照して判断する(図5中のステップS106)。この校正設定テーブルにおいて、専用チャート調整=YESであれば専用チャート調整であり、専用チャート調整=NOであれば兼用チャート調整である。
この場合、制御部101は、選択された調整モードに応じた兼用チャートのプリントを、通常モードの画像のプリント時(図5中のステップS109)に同時に実行できるよう、兼用チャートの画像データを準備する(図5中のステップS108)。そして、制御部101は、Nページ目の画像を、周囲の兼用チャートと共に画像形成するよう、給紙部105と画像形成部150を制御する(図5中のステップS109)。
以下、基本フローチャートの調整条件確認(図5中のステップS102)の詳細な処理について、図11のフローチャートを参照して詳しく説明する。
制御部101は、複数の調整それぞれについて、調整が必要な状態であるか否かを確認する(図5中のステップS102)。
そして、制御部101は、前回調整後の経過枚数が調整間隔以上であるかを判断する(図11中のステップS1026)。ここで、前回実施後経過枚数≧調整間隔であれば(図11中のステップS1026でYES)、制御部101は、画像形成部150の調整が必要と判断し、調整管理テーブルの調整必要フラグ=YES(調整必要)に設定する(図11中のステップS1027)。一方、前回実施後経過枚数<調整間隔であれば(図11中のステップS1026でNO)、制御部101は、画像形成部150の調整が不要と判断し、調整管理テーブルの調整必要フラグ=NO(調整不要)に設定する(図11中のステップS1028)。
〔動作(1−2−2)〕
以下、基本フローチャートの校正実行(図5中のステップS105)の詳細な処理について、図12のフローチャートを参照して詳しく説明する。
ここで、制御部101は、初回校正=YESの場合は、校正必要と判断し(図12中のステップS1050でYES)、以下の処理に進む。
また、制御部101は、ステップS1050で初回校正=NOの場合は、ジョブ開始後少なくとも1回は校正を実施したと判断することにより校正不要と判断し(図12中のステップS1050でNO)、以下の処理に進む。
ここで、ジョブ中校正必要と判断された場合は(図12中のステップS1051でYES)、以下の処理に進む。一方、ジョブ中校正必要ではない判断された場合は(図12中のステップS1051でNO)、校正を行わないため、処理を終了する(図12中のエンド)。
また、制御部101は、校正設定テーブル(図8)を参照し、現在調整モードに校正間隔係数を適用するか否かを判断する(図12中のステップS1053)。なお、校正間隔係数については後述するが、点灯直後のランプなどで安定状態にない場合であって、その非安定状態の影響を受けやすい場合に、校正間隔を一時的に変更するための係数である。
なお、以上の校正実施(図12中のステップS1057)において、校正面の読み取りライン数を一定にするのではなく、調整の種類に応じて校正面の読み取りライン数を変更することが望ましい。
以上の本実施例の説明では、複数の調整が同時に必要となった場合、調整モード選択(図5中のステップS104)にて優先度に基づいて調整項目を1つを選択するようにした。これに対し、複数の調整が同時に必要となった場合の調整モード選択(図5中のステップS104)において、複数の調整をまとめて(複数の調整のチャートをまとめた専用チャートを印刷)、あるいは、順に(連続するページに順にチャートを印刷)実施するように、選択を行ってもよい。
〔画像形成装置の動作(2)〕
以下、本実施形態における画像形成装置100の動作(2)について説明する。ここで、既に説明した動作(1)と重複する部分についての説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
以下、基本フローチャートの調整条件確認(図15中のステップS102)の詳細な処理について、図16のフローチャートを参照して詳しく説明する。
なお、ここでも、既に説明した動作(1)と重複する部分についての説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
調整管理テーブル(図17)において前倒し予約=YESであれば、制御部101は前倒し予約があると判断し(図16中のステップS1024でYES)、調整管理テーブル(図17)から現在の調整項目の前倒し枚数を読み出す(図16中のステップS1025)。一方、調整管理テーブル(図17)において前倒し予約=NOであれば、制御部101は前倒し予約がないと判断し(図16中のステップS1024でNO)、初期設定された前倒し枚数=0とする。
〔動作(2−2)〕
以下、基本フローチャートの校正実行(図15中のステップS105)の詳細な処理について、図18のフローチャートを参照して詳しく説明する。
制御部101は、各調整の校正間隔を参照して、前倒し可能な調整があるか判断し、前倒し可能な場合は、調整前倒し予約設定を行う(図18中のステップS1059)。
以下、調整前倒し予約設定(図18中のステップS1059)の詳細な処理について、図19のフローチャートを参照して詳しく説明する。
制御部101は、調整管理テーブル(図17)と校正設定テーブル(図8)とを参照し、調整間隔枚数と前回調整からの経過枚数から、次調整までの枚数を算出し、この次調整までの枚数から次調整予定時刻を算出する(図18中のステップS10591)。
すなわち、制御部101は、次調整予定までの時間>校正間隔であれば、次調整までに校正が必要になると判断して(図19中のステップS10592でYES)、以下の処理に進む。
次調整までに校正が必要になると判断された場合(図19中のステップS10592でYES)、制御部101は、調整前倒しが可能であるか否かを判断する(図19中のステップS10593)。
一方、制御部101は、(校正間隔+前倒し可能時間)≦次実施予定までの時間、である場合は、調整の前倒し不可能と判断し(図19中のステップS10593でNO)、次の調整について同様な判断を行う(図19中のステップS10595)。
なお、以上のようにして、前倒し予約の登録と前倒し枚数の記録とがなされたものが(図19中のステップS10594)、図16のフローチャートにおいて、制御部101により参照される(図16中のステップS1024、S1025)。
なお、以上の説明において、調整の前倒しを枚数として管理していたが、これに限定されるものではない。例えば、調整の前倒しを時間で管理することも可能である。
以下、本実施形態における画像形成装置100の動作(3)について説明する。ここで、既に説明した動作(1)や動作(2)と重複する部分についての説明は省略し、異なる部分を中心に説明する。
以下、基本フローチャートの校正実行(図5中のステップS105、図15中のステップS105)の動作(3)としての詳細な処理について、図12や図18と対応させた図20のフローチャートを参照して詳しく説明する。なお、ここで、既に説明した動作(1)や動作(2)と重複する部分についての説明は省略あるいは簡略化し、異なる部分を中心に説明する。
ここで、ジョブ中校正必要と判断された場合は(図20中のステップS1051でYES)、制御部101は、出力物読取部190に含まれる出力物読取部190aと出力物読取部190bとのそれぞれについて、動作状態管理テーブル(図22)の前回校正時刻と現在時刻の差分から、前回校正からの経過時間(校正経過時間)を算出する(図20中のステップS1052a)。
両面読み取りの調整であれば(図20中のステップS1052bでYES)、制御部101は、校正設定テーブル(図21)を参照し、出力物読取部190aと出力物読取部190bのいずれか一方でも「前回校正からの経過時間≧現在調整モードの校正間隔」に該当するか否かを判断する(図20中のステップS1056a)。この場合、出力物読取部190aと出力物読取部190bのいずれか一方でも条件に該当すれば校正間隔以上であると判断する(図20中のステップS1056aでYES)。
両面読み取りの調整でなければ(図20中のステップS1052bでNO)、制御部101は、校正設定テーブル(図21)を参照し、用紙第1面を読み取る出力物読取部190(例えば、出力物読取部190a)が「前回校正からの経過時間≧現在調整モードの校正間隔」に該当するか否かを判断する(図20中のステップS1056b)。
すなわち、制御部101は、調整管理テーブル(図17)と校正設定テーブル(図21)を参照し、現在調整モード以外の両面読取=YESである調整を、次両面調整として抽出する。そして、制御部101は、抽出された次両面調整のそれぞれの面について、調整間隔枚数と前回調整からの経過枚数から次調整までの枚数を算出し、次調整予定時刻を両面読み取り調整予定時刻として算出する。
なお、以上の実施形態において、制御部101が制御している部分を、機能別に複数の制御部に分けて分担するようにしても良い。
また、同様に、各種の処理、各種の管理、各種の調整、各種の判断などを行う部位を分けて構成し、それぞれで分担して処理するようにしても良い。
以上の実施形態において、ランプの点灯初期期間に校正間隔係数を小さくする場合を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、長時間連続駆動時に動作が安定しなくなるデバイスが存在する場合には、長時間駆動時に係数を小さくするような設定も可能である。
102 通信部
103 操作表示部
104 記憶部
105 給紙部
107 搬送部
110 原稿読取部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
160 定着部
190 出力物読取部
Claims (10)
- 用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取る出力物読取部と、
前記画像形成部による画像形成,前記出力物読取部による読み取り,前記出力物読取部による読み取り結果に基づく前記画像形成部における複数種類の調整,及び前記出力物読取部における校正を制御する制御部と、を有する画像形成装置であって、
前記制御部は、ジョブ実行中の紙間で実施する前記出力物読取部における前記校正について、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて前記校正の要否を判定し、前記判定の結果に応じて当該校正を実行するか否かを制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、
複数種類の前記調整のそれぞれにおいて、前記校正の要否をテーブルに設定しておき、
前記テーブルの設定を参照して前記校正の要否を判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
複数種類の前記調整のそれぞれにおいて、前記校正を実行してから次に実行が必要になるまでの調整間隔を予め定めておき、
複数種類の前記調整のそれぞれにおいて、前記校正を前回実行したときからの経過時間を算出し、前記経過時間が前記調整間隔を超えている場合に、当該校正を実行するよう制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記調整を開始する際に前記校正の要否を判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記出力物読取部は、前記用紙の読み取り位置を照明する光源と、前記光源により照明された読み取り位置の画像を読み取るインラインセンサとを備えて構成され、
前記制御部は、前記光源の点灯開始から所定時間が経過するまでは、前記調整間隔を変更する、
ことを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、校正実行時において、次に前記校正を実行する時までの間に実行する予定のいずれかの前記調整が存在するか否かを調べ、次に前記校正を実行する時までの間に実行する予定のいずれかの前記調整が存在する場合には、実行する予定の前記調整の実行タイミングを早めるように制御する、
ことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、
次に前記校正を実行するタイミングと前記調整を次に実行するタイミングとの差が一定範囲内である場合に、実行する予定の前記調整の実行タイミングを早めるように制御する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて、前記校正の実行開始から実行終了までの読み取りライン数を決定する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記出力物読取部は、前記用紙の両面に形成された前記画像を読み取ることが可能に構成されており、
前記制御部は、
前記用紙の片面の読み取りについて前記出力物読取部を校正を実行する片面校正の制御と、前記用紙の両面の読み取りについて前記出力物読取部を校正を実行する両面校正の制御とが可能であり、
片面校正を実行するタイミングにおいて、次に両面校正を実行するタイミングが所定範囲以内であれば、片面校正の代わりに両面校正を実行するように制御する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により前記用紙に形成された前記画像を読み取る出力物読取部と、前記画像形成部による画像形成,前記出力物読取部による読み取り,前記出力物読取部による読み取り結果に基づく前記画像形成部における複数種類の調整,及び前記出力物読取部における校正を制御する制御部と、を有する画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
前記制御部は、ジョブ実行中の紙間で実施する前記出力物読取部における前記校正について、前記画像形成部で実施する前記調整の種類に応じて前記校正の要否を判定し、前記判定の結果に応じて当該校正を実行するか否かを制御する、
ことを特徴とする画像形成制御方法。
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