JP2017014387A - ポリアミド樹脂組成物および成形品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)ポリアミド樹脂と(B)ガラス繊維とを含むポリアミド樹脂組成物であって、(A)ポリアミド樹脂が、少なくとも(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂と(a2)JIS K7121を元に測定した補外結晶化開始温度(Tic)が(a1)の補外結晶化開始温度より高い脂肪族ポリアミド樹脂とを含む混合物であり、(B)ガラス繊維の含有量が、ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して50質量%を超え70質量%以下とする。
【選択図】なし
Description
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、優れた機械的物性と高い生産加工性を有しながら外観に優れる成形品が得られるポリアミド樹脂組成物およびその成形品を提供することを目的とするものである。
(A)ポリアミド樹脂と(B)ガラス繊維とを含むポリアミド樹脂組成物であって、(A)ポリアミド樹脂が、少なくとも(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂と(a2)JIS K7121を元に測定した補外結晶化開始温度(Tic)が(a1)の補外結晶化開始温度より高い脂肪族ポリアミド樹脂とを含む混合物であり、(B)ガラス繊維の含有量が、ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して50質量%を超え70質量%以下であることを特徴とする。
この場合芳香族ジカルボン酸の少なくとも一部はイソフタル酸であることが好ましい。
(a2)脂肪族ポリアミド樹脂は、ポリアミド46、ポリアミド56およびポリアミド66の中から選ばれる1種以上であることが好ましい。
(A)ポリアミド樹脂を構成する全単量体100質量%に対する芳香族構造を構成単位として有する単量体の割合は、5質量%以上〜21質量%以下であることが好ましい。
ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して、(A)ポリアミド樹脂と(B)ガラス繊維の合計は90質量%以上であることが好ましい。
なお、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、(A)ポリアミド樹脂と(B)ガラス繊維とを含むポリアミド樹脂組成物であって、
(A)ポリアミド樹脂が、少なくとも
(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂と
(a2)JIS K7121を元に測定した補外結晶化開始温度(Tic)が(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂の補外結晶化開始温度より高い脂肪族ポリアミド樹脂とを含む混合物であり、
(B)ガラス繊維の含有量が、ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して50質量%を超え70質量%以下であることを特徴とする。以下、本発明のポリアミド樹脂組成物の構成要素について説明する。
(A)ポリアミド樹脂(以下、単にポリアミド樹脂あるいは(A)成分と記載する場合もある)とは、主鎖に−CO−NH−(アミド)結合を有する高分子化合物を意味する。
本発明において(A)ポリアミド樹脂は、結晶性を向上させた樹脂組成物とするため、少なくとも(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂(以下、単に(a1)結晶性芳香族ポリアミドあるいは(a1)成分と記載する場合もある)と(a2)JIS K7121を元に測定した補外結晶化開始温度(Tic)が(a1)の補外結晶化開始温度より高い脂肪族ポリアミド樹脂(以下、単に(a2)脂肪族ポリアミドあるいは(a2)成分と記載する場合もある)とを含有する。
本発明における(a1)成分は、結晶性を有し、かつ分子中に芳香環を含むポリアミドのことを意味する。
「結晶性」を有するポリアミドは、示差走査熱量計(DSC)を用いてJIS K7121に準拠して、昇温速度を10℃/minとして測定した時の結晶融解熱(ΔH)が1J/g以上であるポリアミドを意味する。
また、分子中に芳香環を含むポリアミド樹脂とは、ジアミン及びジカルボン酸を縮合することで得られるポリアミド樹脂、ならびにジアミン及びジカルボン酸の他にラクタムあるいはω−アミノカルボン酸との共重合物であって、ジアミン及びジカルボン酸の少なくともいずれか一方が芳香族を有するものを意味する。
上述した(a1)成分は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(a2)脂肪族ポリアミドは補外結晶化開始温度(Tic)が(a1)成分よりも高い脂肪族ポリアミドである。
ここで、補外結晶化開始温度(Tic)とは、JIS K7121に元に、DSC(示差走査熱量測定:DSCには入力補償DSCと熱流速DSCの2つの測定方法があるが、本発明においてDSCは入力補償DSCである)を用いて、融点+20℃の温度で5分保持した後、ポリアミド樹脂を冷却速度100℃/minで降温させたときに観測される結晶化ピークの補外結晶化開始温度のことを指す。補外結晶化開始温度は、高温側のベースラインを低温側に延長した直線と、結晶化ピークの高温側の曲線にこう配が最大になる点で引いた接線の交点の温度である。
ラクタムとしては、芳香族環を持たないものであればよく、以下に限定されるものではないが、例えば、ピロリドン、カプロラクタム、ウンデカラクタム、及びドデカラクタムが挙げられる。これらは、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
単量体であるジアミンとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、直鎖状のジアミンや分岐型のジアミン、脂環型のジアミンが挙げられ、例としては、以下に限定されるものではないが、ヘキサメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、2−メチルペンタジアミン、2−エチルヘキサジアミン、シクロヘキサンジアミン、シクロペンタジアミン、シクロオクタジアミン等が挙げられる。
上述した(a2)成分は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(A)ポリアミド樹脂中の芳香族含有単量体比率の算出方法は、特に制限されないが、核磁気共鳴法(NMR)などにより求めることができる。
本発明に用いる(B)ガラス繊維は、通常、熱可塑性樹脂に使用されているものを使うことができ、繊維径や長さに特に制限はなく、例えば、直径が5〜25μmのチョップドストランド、ロービング、ミルドファイバーのいずれを使用してもよい。強度剛性の発現および組成物中での分散性の観点から、好ましくはチョップドストランドである。チョップドストランドを用いる場合には、その長さが0.1から6mmの範囲で適宜選択して用いることができる。
具体的には、ローラー型アプリケーターなどの公知の方法を用いて、集束剤をガラス繊維に付与して製造した繊維ストランドを乾燥することによりガラス繊維が得られる。
繊維ストランドはロービングとしてそのまま使用してもよく、さらに切断工程を行いチョップドガラスストランドとして使用してもよい。ストランドの乾燥は切断工程後に行ってもよく、又はストランドの乾燥後に切断工程を行ってもよい。
本発明のポリアミド樹脂組成物には、(C)核剤を添加してもよい。(C)核剤としては、特に限定されるものではないが、カーボンブラックやタルクなどが挙げられる。なかでもカーボンブラックの使用が好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、成形品外観および機械的強度をより一層向上させる観点から、(D)結晶化遅延剤を添加してもよい。結晶化遅延剤とは、ポリアミド樹脂に配合することにより、ポリアミド樹脂の結晶化開始点を降下させる作用効果を有する物質である。(D)結晶化遅延剤としては、特に限定されるものではないが、アジン系染料、フタロシアニン系染料や塩化リチウムなどが挙げられる。中でもアジン系染料あるいはフタロシアニン系染料が好ましい。アジン系染料としては、ニグロシンが好ましく、フタロシアニン系染料としては、銅フタロシアニン系染料が好ましい。
本発明のポリアミド樹脂組成物には、成形品外観をより一層向上させる観点から(E)滑剤を添加してもよい。滑剤としては、以下に限定されるものではないが、例えば、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、及び脂肪酸金属塩の中から選ばれる1種以上の脂肪酸化合物が挙げられる。
滑剤は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
脂肪酸としては、以下に限定されるものではないが、例えば、飽和又は不飽和の、直鎖状又は分岐状の、脂肪族モノカルボン酸が挙げられる。より具体的には、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ベヘン酸、エルカ酸、オレイン酸、ラウリン酸、モンタン酸等が挙げられる。
アルコールとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、1,3−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリルアルコール等が挙げられる。
脂肪酸アミドとしては、以下に限定されるものではないが、例えば、ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスステアリルアミド、エチレンビスオレイルアミド、N−ステアリルステアリルアミド、N−ステアリルエルカアミド等が挙げられる。特に、ステアリン酸アミド、エルカ酸アミド、エチレンビスステアリルアミド、及びN−ステアリルエルカアミドが好ましく、エチレンビスステアリルアミド及びN−ステアリルエルカアミドがより好ましい。
脂肪酸と塩を形成する金属元素としては、元素周期律表の第1族元素(アルカリ金属)、第2族元素(アルカリ土類金属)、第3族元素、亜鉛、アルミニウム等が挙げられる。
金属元素としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属、アルミニウムが好ましい。
これら脂肪酸金属塩は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(E)滑剤の含有量をこの範囲内とすることにより、外観、離型性、機械的強度及び可塑化性に一層優れるポリアミド樹脂組成物が得られる。
本発明のポリアミド樹脂組成物の製造方法としては、以下に制限されないが、例えば単軸または多軸の押出機によって、(A)ポリアミド樹脂を溶融させた状態で、(B)ガラス繊維、(C)核剤、(D)結晶化遅延剤、及び(E)滑剤を混練する方法を用いることができる。(B)ガラス繊維は、上流側供給口と下流側供給口を備えた二軸押出機を使用し、上流側供給口から(A)ポリアミド樹脂、(C)核剤、(D)結晶化遅延剤、及び(E)滑剤を供給して溶融させた後、下流側供給口から(B)ガラス繊維を供給して溶融混練する方法を用いることが好ましい。
本発明の成形品は、上述した本発明のポリアミド樹脂組成物を成形することにより得られる。
本発明のポリアミド樹脂組成物は、例えば、アウタードアハンドル、ホイールキャップ、ルーフレール、ドアミラーベース、ルームミラーアーム、サンルーフデフレクター、ラジエターファン、ベアリングリテーナー等の自動車部品、及び机及び椅子の脚、座受け、肘掛け等の各種オフィス部品、さらには、車椅子部品、ドアハンドル、手摺り、浴室等の握り棒、窓用ノブ、グレーティング材等、工業用途及び雑貨用途に利用できる。
(1)評価方法は下記の通りである。
JIS K7121を元に、パーキンエルマー社製DSC7を用いて、融点+20℃の温度で5分保持した後、ポリアミド樹脂を冷却速度100℃/minで降温させたときに観測される結晶化ピークに対し、JIS K7121に記載の方法で補外結晶化開始温度を測定した。なお、補外結晶化開始温度は、高温側のベースラインを低温側に延長した直線と、結晶化ピークの高温側の曲線にこう配が最大になる点で引いた接線の交点の温度である。
JIS−K6920−2の付属書JAに準じて測定した。90%蟻酸を用いて、ポリマー溶解液((ポリアミド5.5g)/(90%蟻酸50mL)の割合)を作製し、25℃の温度条件下で測定した。
東芝機械(株)製;IS−50EP射出成形機を用いて、樹脂温度290℃、金型温度:80℃に設定し、射出+保圧時間:25秒、冷却時間:15秒の成形条件で、ISOタイプAの多目的試験片を成形した。得られた多目的試験片を用いて、ISO527に従って、引張速度5mm/minの条件で、引張破断強さを測定した。得られた破断強さを引張強度とした。
東芝機械(株)製;IS150E射出成形機を用いて、シリンダー温度290℃、金型温度80℃で、充填時間が約1.0秒になるように射出圧力、及び速度を適宜調整し、100×90×3mmの射出成形板を得た。この平板を用い、光沢計(HORIBA製;IG320)を用いてJIS−K7150に準じて60度グロスを測定した。
東芝機械(株)製;TEM35 2軸押出機(設定温度:290℃、スクリュー回転数300rpm)を用いて、トップフィードホッパーよりポリアミド樹脂と核剤、結晶化遅延剤および滑剤を供給し、さらに、サイドフィード口よりガラス繊維を供給し、紡口より押し出された溶融混練物のストランドを水浴で冷却後、ペレタイズしてポリアミド樹脂組成物を得る際、ストランドが切れる頻度によって以下のように判定した。
A:60minに1回以下
B:60minに2〜5回
C:60minに6回以上
(A)ポリアミド樹脂
a1−1)ポリアミド66/6I共重合体:製造例1に従って作製した。
ポリアミド樹脂中の芳香族含有単量体成分比率:17.7質量%
結晶化補外開始温度(Tic):186℃
25℃の蟻酸溶液粘度 :22
ポリアミド樹脂中の芳香族含有単量体成分比率:11.8質量%
結晶化補外開始温度(Tic):193℃
25℃の蟻酸溶液粘度 :27
ポリアミド樹脂中の芳香族含有単量体成分比率:8.8質量%
結晶化補外開始温度(Tic):200℃
25℃の蟻酸溶液粘度 :25
ポリアミド樹脂中の芳香族含有単量体成分比率:0質量%
結晶化補外開始温度(Tic):224℃
b1)ガラス繊維(日本電気硝子(株)製;ECS 03T−275H)
平均繊維径 10μm
カット長 3mm
c1)一次粒子径が18nmのカーボンブラック
d1)ニグロシン ヌビアンブラックTN−870(オリヱント化学工業社製)
e1)Licowax−E(クラリアントジャパン(株)製モンタン酸エステルワックス)
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1050gと、イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩450g、及びアジピン酸4.1g、ヨウ化銅17g、ヨウ化カリウム288g及び純水1500gを5Lのオートクレーブの中に仕込み、充分N2置換した後、攪拌しながら加温を開始した。缶内圧力は最大20kg/cm2(G)に調整しながら最終到達温度は270℃とし、水浴中に吐出したポリマーをストランドカッターでペレタイズした。JIS K7121を元に冷却速度100℃/minで測定した結晶化補外開始温度は186℃であった。
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1200gと、イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩300g、及びアジピン酸4.2g、ヨウ化銅17g、ヨウ化カリウム288g及び純水1500gを5Lのオートクレーブの中に仕込み充分N2置換した後、攪拌しながら加温を開始した。缶内圧力は最大20kg/cm2(G)に調整しながら最終到達温度は270℃とし、水浴中に吐出したポリマーをストランドカッターでペレタイズした。JIS K7121を元に冷却速度100℃/minで測定した結晶化補外開始温度は193℃であった。
アジピン酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩1200gと、イソフタル酸とヘキサメチレンジアミンの等モル塩225gと、ε−カプロラクタム75g及びアジピン酸4.2g、ヨウ化銅17g、ヨウ化カリウム288gおよび純水1500gを5Lのオートクレーブの中に仕込み充分N2置換した後、撹拌しながら加温を開始した。缶内圧力は20kg/cm2(G)に調整しながら最終到達温度は270℃とし、水浴中に吐出したポリマーをストランドカッターでペレタイズした。JIS K7121を元に冷却速度100℃/minで測定した結晶化補外開始温度は200℃であった。
ポリアミド樹脂、格剤、結晶化遅延剤および滑剤を表1記載の割合になるように、東芝機械(株)製;TEM35 2軸押出機(設定温度:290℃、スクリュー回転数300rpm)を用いて、トップフィードホッパーより供給し、さらに、サイドフィード口よりガラス繊維を供給し、紡口より押し出された溶融混練物をストランド状で冷却し、ペレタイズしてポリアミド樹脂組成物を得た。その組成および評価結果を表1に示す。
Claims (11)
- (A)ポリアミド樹脂と(B)ガラス繊維とを含むポリアミド樹脂組成物であって、
前記(A)ポリアミド樹脂が、少なくとも
(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂と
(a2)JIS K7121を元に測定した補外結晶化開始温度(Tic)が前記(a1)の補外結晶化開始温度より高い脂肪族ポリアミド樹脂とを含む混合物であり、
前記(B)ガラス繊維の含有量が、ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して50質量%を超え70質量%以下であるポリアミド樹脂組成物。 - 前記(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂が、芳香族ジカルボン酸を構成単位の一部として含有する請求項1に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記芳香族ジカルボン酸の少なくとも一部がイソフタル酸である請求項2に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂が、ポリアミド66/6I、ポリアミド66/6I/6、ポリアミド66/6I/6Tおよびポリアミド66/6I/6T/6の中から選ばれる1種以上である請求項1、2または3に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(a2)脂肪族ポリアミド樹脂が、ポリアミド46、ポリアミド56およびポリアミド66の中から選ばれる1種以上である請求項1〜4いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(A)ポリアミド樹脂100質量%における、前記(a1)結晶性芳香族ポリアミド樹脂の割合が30質量%以上95質量%以下であり、前記(a2)脂肪族ポリアミド樹脂の割合が5質量%以上70質量%以下である請求項1〜5いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 前記(A)ポリアミド樹脂を構成する全単量体100質量%に対する芳香族構造を構成単位として有する単量体の割合が、5質量%以上〜21質量%以下である請求項1〜6いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- さらに、(C)結晶核剤および/または(D)結晶化遅延剤を含む請求項1〜7いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- さらに、(E)滑剤を含む請求項1〜8いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- ポリアミド樹脂組成物100質量%に対して、前記(A)ポリアミド樹脂と前記(B)ガラス繊維の合計が90質量%以上である請求項1〜7いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物。
- 請求項1〜10いずれか1項に記載のポリアミド樹脂組成物を成形してなる成形品。
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