JP2017013748A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】サンバイザ本体の剛性を上げることなくミラー部品の飛散を抑制できる車両用サンバイザを提供する。
【解決手段】本車両用サンバイザは、車両天井部2に対して支持アーム3を介して支持されるサンバイザ本体5と、サンバイザ本体の表面側に取り付けられるミラー部品6と、を備える。そして、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状又は紐状の連結部材7を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用サンバイザに関し、さらに詳しくは、サンバイザ本体の表面側にミラー部品を取り付けてなる車両用サンバイザに関する。
従来の車両用サンバイザとして、車両天井部に対して支持アームを介して支持されるサンバイザ本体と、サンバイザ本体の表面側に取り付けられるミラー部品と、を備えるものが一般に知られている(例えば、特許文献1等参照)。この車両用サンバイザでは、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体に不測に衝突した場合に、乗員頭部保護の観点から、頭部への衝撃力が小さく、なおかつ破損によるエッジや有害な飛散物が発生しないことが求められる。そのため、ミラーの割れ、外れによるミラーの飛散や支持アームの折れによるエッジの発生に対して対策が施される。
特開2004−82802号公報
ここで、上記ミラー飛散の対策としては、サンバイザ本体の剛性を上げてミラーを守ることが挙げられる。一方、アーム折損の対策としては、サンバイザ本体の剛性を下げて支持アームを守ることが挙げられる。しかし、これらミラー飛散の対策とアーム折損の対策とは、二律背反の関係にあり、両対策を両立させることが困難な構造であった。これは、例えば、図17(a)(b)に示すように、サンバイザ本体105と支持アーム103とを直列ばねとして扱っており、サンバイザ本体105の剛性と支持アーム103の剛性とのバランスによってしか、ミラー飛散とアーム折損を回避する構造をとることができないためである。
具体的に、サンバイザ本体105の剛性が低い場合には、例えば、図18(a)に示すように、乗員頭部がサンバイザ本体105に衝突した際に、ミラー106がサンバイザ本体105から外れて乗員に向かって飛散し、乗員が飛散ミラー106により傷害を負うリスクがある。一方、サンバイザ本体105の剛性が高い場合には、例えば、図18(b)に示すように、乗員頭部がサンバイザ本体105に衝突した際に、支持アーム103が衝撃力によって折損してエッジEが発生し、乗員が飛散エッジEにより傷害を負うリスクがある。
なお、上記特許文献1には、乗員頭部がミラー部品の鏡面側に不測に衝突した場合(即ち、サンバイザ本体の平面に略直交する方向に衝撃力がかかる場合)に、ミラー部品がサンバイザ本体に形成された凹部に落ち込むことで、ミラー部品の飛散を防止する技術が開示されている。しかし、上記特許文献1の技術では、サンバイザ本体の平面方向に衝撃力がかかる場合には、ミラー部品が飛散してしまう恐れがある。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、サンバイザ本体の剛性を上げることなくミラー部品の飛散を抑制できる車両用サンバイザを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両天井部に対して支持アームを介して支持されるサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体の表面側に取り付けられるミラー部品と、を備える車両用サンバイザであって、前記ミラー部品が前記サンバイザ本体から外れた際に、所定の離間状態を保つように前記サンバイザ本体と前記ミラー部品とを繋ぐ帯状又は紐状の連結部材を備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ミラー部品は、ミラーと、前記ミラーを保持するミラーホルダーと、を備え、前記連結部材は、前記ミラーホルダーに一体的に形成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記連結部材は、前記サンバイザ本体に形成された挿通穴に挿通され、前記連結部材の先端側には、前記サンバイザ本体の前記挿通穴の周囲側に係止されて前記挿通穴からの前記連結部材の抜け出しを規制する抜止め用係止部が設けられていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記連結部材は、前記サンバイザ本体の表面を被覆する表皮材に一体的に形成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記表皮材には、前記ミラー部品が取り付けられる部分に開口が形成され、前記連結部材は、前記表皮材の前記開口の周縁側からそれぞれ延びて先端側が互いに接合された一対の接合部を備えるとともに、前記ミラー部品に形成された挿通穴に挿通されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記ミラー部品は、ミラーと、前記ミラーを保持するミラーホルダーと、前記ミラーを被覆及び露出させ得るように前記ミラーホルダーにスライド可能又は回動可能に支持されるミラーカバーと、を備え、前記連結部材は、前記サンバイザ本体と前記ミラーホルダーとを繋ぐための第1連結部材と、前記サンバイザ本体と前記ミラーカバーとを繋ぐための第2連結部材と、を備えることを要旨とする。
本発明の車両用サンバイザによると、ミラー部品がサンバイザ本体から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体とミラー部品とを繋ぐ帯状又は紐状の連結部材を備える。これにより、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体に不測に衝突した場合には、ミラー部品がサンバイザ本体から外れた際に、連結部材によりサンバイザ本体とミラー部品とが所定の離間状態を保つように繋がれる。その結果、サンバイザ本体の剛性を上げることなくミラー部品の飛散を抑制できる。また、サンバイザ本体の剛性を比較的低くできるので、サンバイザ本体に対する乗員頭部の衝撃力を小さくできるとともに、支持アームの折損を抑制できる。また、サンバイザ本体の補強構造を不要又は必要最小限にでき、コスト及び質量を低減できる。さらに、サンバイザ本体の材質の選択自由度が向上される。
また、前記ミラー部品が、ミラーと、ミラーホルダーと、を備え、前記連結部材が、前記ミラーホルダーに一体的に形成されている場合は、ミラー部品として、連結部材がミラーホルダーに一体形成されたものを取り扱うことができる。
また、前記連結部材が、前記サンバイザ本体に形成された挿通穴に挿通され、前記連結部材の先端側に抜止め用係止部が設けられている場合は、ミラー部品がサンバイザ本体から外れた際に、連結部材が挿通穴内を移動して抜止め用係止部がサンバイザ本体の挿通穴の周囲側に係止することで、サンバイザ本体とミラー部品とが繋がれる。よって、ミラーホルダーに一体形成された比較的硬い連結部材により、サンバイザ本体とミラー部品とを確実に繋ぐことができる。
また、前記連結部材が、前記サンバイザ本体の表面を被覆する表皮材に一体的に形成されている場合は、サンバイザ本体として、連結部材が表皮材に一体形成されたものを取り扱うことができる。
さらに、前記表皮材に開口が形成され、前記連結部材が、前記表皮材の前記開口の周縁側からそれぞれ延びて先端側が互いに接合された一対の接合部を備えるとともに、前記ミラー部品に形成された挿通穴に挿通されている場合は、ミラー部品がサンバイザ本体から外れた際に、連結部材が張り渡されて挿通穴に係止することで、サンバイザ本体とミラー部品とが繋がれる。よって、ミラーホルダーに一体形成された比較的軟らかい連結部材により、サンバイザ本体とミラー部品とを確実に繋ぐことができる。
さらに、前記ミラー部品が、ミラーと、ミラーホルダーと、ミラーカバーと、を備え、前記連結部材が、第1連結部材と、第2連結部材と、を備える場合は、ミラー部品がサンバイザ本体から外れた際に、第1連結部材によりサンバイザ本体とミラーホルダーとが繋がれるとともに、第2連結部材によりサンバイザ本体とミラーカバーとが繋がれる。よって、ミラーカバーを含むミラー部品の飛散をさらに確実に抑制できる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例1に係る車両用サンバイザを備える車両天井部を車室内から見上げた状態を示す斜視図である。 上記車両用サンバイザ(ミラーの露出状態)の斜視図である。 上記車両用サンバイザの分解斜視図である。 図2のIV−IV線断面図である。 実施例1に係るミラーホルダーの底面図である。 実施例1に係る連結部材を説明するための説明図であり、(a)は挿通穴への挿通前の状態を示し、(b)は挿通穴への挿通後の状態を示し、(c)は抜止め用係止部がサンバイザ本体に係止した状態を示す。 上記車両用サンバイザの作用説明図であり、(a)はサンバイザ本体に乗員頭部が衝突した状態を示し、(b)はサンバイザ本体からミラー部品が外れた状態を示す。 実施例2に係る車両用サンバイザの斜視図であり、(a)はミラーの被覆状態を示し、(b)はミラーの露出状態を示す。 図8のIX−IX線断面図である。 実施例2に係るミラーカバーの平面図である。 実施例3に係る車両用サンバイザ(ミラーの露出状態)の斜視図である。 上記車両用サンバイザの分解斜視図である。 図11のXIII−XIII線断面図である。 実施例3に係る表皮材の平面図である。 実施例3に係るミラーホルダーの底面図である。 図15のXVI矢視の要部拡大図である。 従来の車両用サンバイザを説明するための説明図であり、(a)はサンバイザ本体に乗員頭部が衝突した状態を示し、(b)はサンバイザ本体と支持アームとを直列ばねとして扱う模式図を示す。 従来の車両用サンバイザを説明するための説明図であり、(a)はミラー部品が飛散した状態を示し、(b)は支持アームが折損した状態を示す。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
<車両用サンバイザ>
本実施形態に係る車両用サンバイザは、車両天井部(2)に対して支持アーム(3)を介して支持されるサンバイザ本体(5)と、サンバイザ本体の表面側に取り付けられるミラー部品(6)と、を備える車両用サンバイザ(1、31、41)である(例えば、図3、図8及び図12等参照)。そして、上記ミラー部品(6)がサンバイザ本体(5)から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体とミラー部品とを繋ぐ帯状又は紐状の連結部材(7、32、33、42)を備える(例えば、図4、図9及び図13等参照)。なお、上記連結部材の材質、形状、個数、配置場所等は、特に問わず、サンバイザ本体からミラー部品が外れる際の飛出力等に応じて適宜選択できる。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記ミラー部品(6)は、ミラー(17)と、ミラーを保持するミラーホルダー(18)と、を備え、連結部材(7)は、ミラーホルダー(18)に一体的に形成されている形態(例えば、図3〜図5等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記連結部材(7)は、サンバイザ本体(5)に形成された挿通穴(15)に挿通され、連結部材(7)の先端側には、サンバイザ本体の挿通穴の周囲側に係止されて挿通穴からの連結部材の抜け出しを規制する抜止め用係止部(23)が設けられていることができる(例えば、図6等参照)。
上述の形態の場合、例えば、上記連結部材(7)は、その一端側が枠状のミラーホルダー(18)の内周縁側にヒンジ部(22)を介して接続されるとともに、ミラーホルダー(18)の内側に向かって延びていることができる(例えば、図5等参照)。これにより、ミラーホルダーの成形型を大型化することなく、ミラーホルダーに連結部材を一体形成できる。
上述の形態の場合、例えば、上記ミラーホルダー(18)には、複数の連結部材(7)が一体的に形成されていることができる(例えば、図5等参照)。これにより、ミラー部品の飛散をより確実に抑制できる。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記連結部材(42)は、サンバイザ本体(5)の表面を被覆する表皮材(11)に一体的に形成されている形態(例えば、図12〜図14等参照)を挙げることができる。
上述の形態の場合、例えば、上記表皮材(11)には、ミラー部品(6)が取り付けられる部分に開口(43)が形成され、連結部材(42)は、表皮材(11)の開口(43)の周縁側からそれぞれ延びて先端側が互いに接合された一対の接合部(42a、42b)を備えるとともに、ミラー部品(6)に形成された挿通穴(44)に挿通されていることができる(例えば、図14〜図16等参照)。
本実施形態に係る車両用サンバイザとしては、例えば、上記ミラー部品(6)は、ミラー(17)と、ミラーを保持するミラーホルダー(18)と、ミラーを被覆及び露出させ得るようにミラーホルダーにスライド可能又は回動可能に支持されるミラーカバー(20)と、を備え、連結部材は、サンバイザ本体(5)とミラーホルダー(18)とを繋ぐための第1連結部材(32)と、サンバイザ本体(5)とミラーカバー(20)とを繋ぐための第2連結部材(33)と、を備える形態(例えば、図8〜図10等参照)を挙げることができる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本実施例では、運手席(右ハンドル車)側の車両用サンバイザを主に例示する。
<実施例1>
(1)車両用サンバイザの構成
本実施例に係る車両用サンバイザ1は、図1〜図3に示すように、車両天井部2に対して支持アーム3を介して支持されるサンバイザ本体5と、サンバイザ本体5の表面側に取り付けられるミラー部品6と、を備えている。この車両用サンバイザ1は、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状の連結部材7(「テザー」とも称される。)を備えている。
上記サンバイザ本体5は、図1に示すように、平面略矩形状に形成されている。このサンバイザ本体5の一方の上角部には、略L字状の支持アーム3の一端側を回動自在に支持する軸受部(図示省略)が取り付けられている。この支持アーム3の他端側は、車室天井部2(具体的に、ルーフパネル2a;図7参照)に取り付けられている。また、サンバイザ本体5の他方の上角部には、車両天井部2に設けられたフック(図示省略)に回動可能に掛け止めされるホルダ4が設けられている。そして、サンバイザ本体5は、車両天井部2に対して、車両天井部2の表面に沿って格納される格納位置A1と、ウィンドウ9に沿って日光等を遮る使用位置B1と、の間で回動可能に支持される。
上記サンバイザ本体5は、図4に示すように、樹脂製でシェル状の表側半割体5aと裏側半割体5bとを表裏方向に接合してなされている。これら各半割体5a、5bの表面には、接着等により布製又は合皮製の表皮材11が被覆されている。また、表側半割体5aの表面側には、ミラー部品6を取り付けるための凹部12が設けられている。この凹部12のフランジ状の底壁12aには、図3に示すように、ミラー部品6に設けられた後述の係止爪19が係止する複数(図中4個)の係止穴13が形成されている。さらに、底壁12aの対角部分には、連結部材7が挿通される複数(図中2個)の挿通穴15が形成されている。なお、上記サンバイザ本体5は、各半割体5a、5bに形成される補強構造(例えば、リブ、ボス等)が必要最小限とされ、比較的剛性が低い構造とされている。
上記ミラー部品6は、図3に示すように、ミラー17と、ミラー17を保持するミラーホルダー18と、を備えている。このミラーホルダー18は、樹脂製(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)で枠状に形成されている。また、ミラーホルダー18には、ミラーの外周部が差し込まれる縦断面U字状の保持部18aを有している(図4参照)。また、ミラーホルダー18の裏面側には、複数の係止爪19が設けられている。これら各係止爪19がサンバイザ本体5の係止穴13に挿通されて係止されることで、サンバイザ本体5の表面側にミラー部品6が取り付けられる。さらに、ミラーホルダー18には、ミラー17を被覆及び露出させ得るようにミラーカバー20が回動可能に支持されている。このミラーカバー20は、樹脂製で板状に形成されている。
上記連結部材7は、図4及び図5に示すように、可撓性を有する帯状に形成されている。この連結部材7は、ミラーホルダー18に一体的に複数(図中2個)形成されている。すなわち、連結部材7は、その一端側がヒンジ部22(例えば、薄肉部、切欠部等)を介してミラーホルダー18の内周縁側に接続されるとともに、ミラーホルダー18の内側に向かって延びている。また、連結部材7は、サンバイザ本体5の上述の挿通穴15に挿通されている。さらに、連結部材7の先端側には、横方に突出した幅広の抜止め用係止部23が設けられている。
上記挿通穴15は、図6に示すように、連結部材7の長尺状本体の横幅と略同じ直径の円形穴部25と、円形穴部25に連なり抜止め用係止部23が挿通可能なスリット26と、を備えている。そして、連結部材7を捻りながら、スリット26に抜止め用係止部23を挿通してから連結部材7を円形穴部25に挿通して、連結部材7の捻りを解放することで、連結部材7が挿通穴15に挿通される(図6(a)(b)参照)。この状態より、サンバイザ本体5からミラー部品6が外れると、連結部材7が挿通穴15から抜け出す方向に移動するが、抜止め用係止部23が底壁12aの挿通穴15の周囲表面側に係止するため、挿通穴15からの連結部材7の抜け出しが規制される(図6(c)参照)。
(2)車両用サンバイザの作用
次に、上記構成の車両用サンバイザ1の作用について説明する。この車両用サンバイザ1では、図7(a)(b)に示すように、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体5に不測に衝突した場合(すなわち、サンバイザ本体5の平面方向に衝撃力がかかる場合)には、ミラー部品6は、サンバイザ本体5から一旦外れるが、連結部材7により減速されてサンバイザ本体5に対して所定の離間状態(すなわち、サンバイザ本体5に対してミラー部品6が乗員に危害を与えない程度に離れた状態)を保つように繋がれる。具体的に、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れると、連結部材7が挿通穴15内を移動して抜止め用係止部23がサンバイザ本体5の挿通穴15の周囲表面側に係止することで、サンバイザ本体5とミラー部品6とが繋がれる(図6参照)。
(3)実施例の効果
本実施例の車両用サンバイザ1によると、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状の連結部材7を備える。これにより、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体5に不測に衝突した場合には、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、連結部材7によりサンバイザ本体5とミラー部品6とが所定の離間状態を保つように繋がれる。その結果、サンバイザ本体5の剛性を上げることなくミラー部品6の飛散を抑制できる。また、サンバイザ本体5の剛性を比較的低くできるので、サンバイザ本体5に対する乗員頭部の衝撃力を小さくできるとともに、支持アーム3の折損を抑制できる。また、サンバイザ本体5の補強構造を不要又は必要最小限にでき、コスト及び質量を低減できる。さらに、サンバイザ本体5の材質の選択自由度が向上される。例えば、ダンボール製のサンバイザ本体5を採用できる。
また、本実施例では、ミラー部品6は、ミラー17と、ミラーホルダー18と、を備え、連結部材7は、ミラーホルダー18に一体的に形成されている。これにより、ミラー部品6として、連結部材7がミラーホルダー18に一体形成されたものを取り扱うことができる。
また、本実施例では、連結部材7は、サンバイザ本体5に形成された挿通穴15に挿通され、連結部材7の先端側(挿通端側)には抜止め用係止部23が設けられている。これにより、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、連結部材7が挿通穴15内を移動して抜止め用係止部23がサンバイザ本体5の挿通穴15の周囲側に係止することで、サンバイザ本体5とミラー部品6とが繋がれる。よって、ミラーホルダー18に一体形成された比較的硬い連結部材7により、サンバイザ本体5とミラー部品6とを確実に繋ぐことができる。
また、本実施例では、連結部材7は、その一端側が枠状のミラーホルダー18の内周縁側にヒンジ部22を介して接続されるとともに、ミラーホルダー18の内側に向かって延びている。これにより、ミラーホルダー18の成形型を大型化することなく、ミラーホルダー18に連結部材7を一体形成できる。
さらに、本実施例では、ミラーホルダー18には、複数の連結部材7が一体的に形成されている。これにより、ミラー部品6の飛散をより確実に抑制できる。
<実施例2>
次に、本実施例2に係る車両用サンバイザについて説明する。なお、本実施例2に係る車両用サンバイザにおいて、上記実施例1に係る車両用サンバイザ1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)車両用サンバイザの構成
本実施例に係る車両用サンバイザ31は、図8に示すように、車両天井部2に対して支持アーム3を介して支持されるサンバイザ本体5と、サンバイザ本体5の表面側に取り付けられるミラー部品6と、を備えている。この車両用サンバイザ31は、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状の第1及び第2連結部材32、33(「テザー」とも称される。)を備えている。
上記ミラー部品6は、図8及び図9に示すように、ミラー17と、ミラー17を保持するミラーホルダー18と、を備えている。このミラーホルダー18には、ミラー17を被覆及び露出させ得るようにミラーカバー20がスライド可能に支持されている。このミラーカバー20は、樹脂製で板状に形成されている。
上記第1連結部材32は、実施例1に係る連結部材7と略同じ構成である。すなわち、第1連結部材32は、ミラーホルダー18に一体的に形成されている。また、第1連結部材32は、サンバイザ本体5に形成された挿通穴15に挿通されている。さらに、第1連結部材32の先端側には、横方に突出した幅広の抜止め用係止部23が設けられている。そして、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、抜止め用係止部23がサンバイザ本体5の挿通穴15の周囲表面側に係止することで、第1連結部材32によりサンバイザ本体5とミラー部品6(ミラーホルダー18)とが繋がれる。
上記第2連結部材33は、図9及び図10に示すように、可撓性を有する帯状に形成されている。この第2連結部材33の一端側は、カシメ締結等によりミラーカバー20の上面に接合されている。また、第2連結部材33は、サンバイザ本体5に形成された挿通穴35に挿通されている。さらに、第2連結部材33の先端側には、横方に突出した幅広の抜止め用係止部36が設けられている。これら挿通穴35及び係止部36は、実施例1に係る挿通穴15及び係止部23と略同じ構成である。よって、サンバイザ本体5からミラー部品7が外れた際に、抜止め用係止部36がサンバイザ本体5の挿通穴35の周囲表面側に係止することで、第2連結部材33によりサンバイザ本体5とミラー部品6(ミラーカバー20)とが繋がれる。
(2)車両用サンバイザの作用及び効果
本実施例の車両用サンバイザ31によると、上記実施例1の車両用サンバイザ1と略同様の作用及び効果を奏するとともに、ミラー部品6は、ミラー17と、ミラーホルダー18と、ミラーカバー20と、を備え、連結部材は、第1連結部材32と、第2連結部材33と、を備えるので、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、第1連結部材32によりサンバイザ本体5とミラーホルダー18とが繋がれるとともに、第2連結部材33によりサンバイザ本体5とミラーカバー20とが繋がれる。よって、ミラーカバー20を含むミラー部品6の飛散をより確実に抑制できる。
<実施例3>
次に、本実施例3に係る車両用サンバイザについて説明する。なお、本実施例3に係る車両用サンバイザにおいて、上記実施例1に係る車両用サンバイザ1と略同じ構成部位には同じ符号を付けて詳説を省略する。
(1)車両用サンバイザの構成
本実施例に係る車両用サンバイザ41は、図11及び図12に示すように、車両天井部2に対して支持アーム3を介して支持されるサンバイザ本体5と、サンバイザ本体5の表面側に取り付けられるミラー部品6と、を備えている。この車両用サンバイザ41は、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状の連結部材42(「テザー」とも称される。)を備えている。
上記サンバイザ本体5は、図13に示すように、樹脂製でシェル状の表側半割体5aと裏側半割体5bとを表裏方向に接合してなされている。これら各半割体5a、5bの表面には、布製又は合皮製の表皮材11が被覆されている。また、表側半割体5aの表面側には、ミラー部品6を取り付けるための凹部12が設けられている。この凹部12のフランジ状の底壁12aには、ミラー部品6に設けられた係止爪19が係止する複数の係止穴13が形成されている(図12参照)。
上記連結部材42は、図12に示すように、サンバイザ本体5の表面を被覆する表皮材11に一体的に形成されている。具体的には、図14に示すように、表皮材11におけるサンバイザ本体5の凹部12に対応する部分で略S字状領域(図14中にハッチング領域で示す。)を切断することで、表皮材11には、開口43及び一対の接合部42a、42bが同時に形成される。これら各分割体42a、42bは、表皮材11の開口43の周縁側からそれぞれ延びている。そして、連結部材42は、一対の接合部42a、42bの各先端側をタッカー止め、接着、溶着、縫製、結び付け等により互いに接合してなされている。さらに、連結部材42は、図15及び図16に示すように、ミラーホルダー18の一側辺に形成された挿通穴44に挿通されている。なお、上記連結部材42は、サンバイザ本体5にミラー部品6が取り付けられた状態でサンバイザ本体5内に折り畳まれて収容される(図13参照)。
(2)車両用サンバイザの作用
次に、上記構成の車両用サンバイザ41の作用について説明する。この車両用サンバイザ41では、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体5に不測に衝突した場合(すなわち、サンバイザ本体5の平面方向に衝撃力がかかる場合)には、ミラー部品6は、サンバイザ本体5から一旦外れるが、連結部材42により減速されてサンバイザ本体5に対して所定の離間状態(すなわち、サンバイザ本体5に対してミラー部品6が乗員に危害を与えない程度に離れた状態)を保つように繋がれる。具体的に、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れると、連結部材42が張り渡されて挿通穴44に係止することで、サンバイザ本体5とミラー部品6とが繋がれる(図13中の仮想線参照)。
(3)実施例の効果
本実施例の車両用サンバイザ41によると、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、所定の離間状態を保つようにサンバイザ本体5とミラー部品6とを繋ぐ帯状の連結部材42を備える。これにより、車両事故時等に乗員頭部がサンバイザ本体5に不測に衝突した場合には、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、連結部材42によりサンバイザ本体5とミラー部品6とが所定の離間状態を保つように繋がれる。その結果、サンバイザ本体5の剛性を上げることなくミラー部品6の飛散を抑制できる。また、サンバイザ本体5の剛性を比較的低くできるので、サンバイザ本体5に対する乗員頭部の衝撃力を小さくできるとともに、支持アーム3の折損を抑制できる。また、サンバイザ本体5の補強構造を不要又は必要最小限にでき、コスト及び質量を低減できる。さらに、サンバイザ本体5の材質の選択自由度が向上される。例えば、ダンボール製のサンバイザ本体5を採用できる。
また、本実施例では、連結部材42は、サンバイザ本体5の表面を被覆する表皮材11に一体的に形成されている。これにより、サンバイザ本体5として、連結部材42が表皮材11に一体形成されたものを取り扱うことができる。
さらに、本実施例では、表皮材11に開口43が形成され、連結部材42は、表皮材11の開口43の周縁側からそれぞれ延びて先端側が互いに接合された一対の接合部42a、42bを備えるとともに、ミラー部品6に形成された挿通穴44に挿通されている。これにより、ミラー部品6がサンバイザ本体5から外れた際に、連結部材42が張り渡されて挿通穴44に係止することで、サンバイザ本体5とミラー部品6とが繋がれる。よって、ミラーホルダー18に一体形成された比較的軟らかい連結部材42(特に、伸縮性を有する連結部材42)により、サンバイザ本体5とミラー部品6とを確実に繋ぐことができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。すなわち、上記実施例1〜3では、帯状の連結部材7、32、33、42を例示したが、これに限定されず、例えば、紐状の連結部材を採用してもよい。
また、上記実施例1〜3では、ミラーホルダー18に一体形成された連結部材7、32や表皮材11に一体形成された連結部材42を例示したが、これに限定されず、例えば、ミラーホルダー18や表皮材11とは別体である連結部材を後付けするようにしてもよい。この場合、連結部材の材質等の選択自由度が高められる。
また、上記実施例1、2では、ミラーホルダー18に一体形成された連結部材7、32をサンバイザ本体5の挿通穴15、35に挿通させ、連結部材7、32の先端側に抜止め用係止部23を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、ミラーホルダー18に一体形成された連結部材7、32の先端側をサンバイザ本体5に接着、溶着等により接合してもよい。
また、上記実施例3では、表皮材11に一体形成された一対の接合部42a、42bの先端側を互いに接合してなる連結部材42を例示したが、これに限定されず、例えば、表皮材11に一体形成された連結部材の先端側をミラー部品6に接着、溶着等により接合してもよい。
また、上記実施例1〜3では、ミラー17、ミラーカバー18及びミラーホルダー20を備えるミラー部品6を例示したが、これに限定されず、例えば、ミラーホルダー18及び/又はミラーカバー20を備えないミラー部品としてもよい。
また、上記実施例1、2では、ミラーホルダー18に一体形成された連結部材7、32を例示したが、これに限定されず、例えば、ミラーカバー20に一体形成された連結部材としてもよい。さらに、上記実施例3では、表皮材11に一体形成された連結部材42を例示したが、これに限定されず、例えば、サンバイザ本体5に一体形成された連結部材としてもよい。
さらに、上記実施例2では、スライド式のミラーカバー20とサンバイザ本体5とを連結部材33で繋ぐようにしたが、これに限定されず、例えば、回動式のミラーカバー20とサンバイザ本体5とを連結部材で繋ぐようにしてもよい。さらに、上記実施例2では、第1及び第2連結部材32、33を備える形態を例示したが、これに限定されず、例えば、第1及び第2連結部材32、33のうちの一方の連結部材のみを備えるようにしてもよい。
さらに、上記実施例3では、ミラー部品6に形成された単一の挿通穴44に連結部材42を挿通させるようにしたが、これに限定されず、例えば、ミラー部品6に形成された複数の挿通穴44に連結部材42を挿通させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例1の連結部材7、実施例2の連結部材32、33、及び実施例3の連結部材42のうちの2種以上の連結部材を組み合わせて用いてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
本発明は、乗用車、バス、トラック等の他、汽車、電車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両等の車両用サンバイザに関する技術として広く利用される。
1,31,41;車両用サンバイザ、2;車両天井部、3;支持アーム、5;サンバイザ本体、6;ミラー部品、7,32,33,42;連結部材、11;表皮材、15;挿通穴、17;ミラー、18;ミラーホルダー、23;抜止め用係止部、42a,42b;接合部、43;開口、44;挿通穴。

Claims (6)

  1. 車両天井部に対して支持アームを介して支持されるサンバイザ本体と、前記サンバイザ本体の表面側に取り付けられるミラー部品と、を備える車両用サンバイザであって、
    前記ミラー部品が前記サンバイザ本体から外れた際に、所定の離間状態を保つように前記サンバイザ本体と前記ミラー部品とを繋ぐ帯状又は紐状の連結部材を備えることを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 前記ミラー部品は、ミラーと、前記ミラーを保持するミラーホルダーと、を備え、
    前記連結部材は、前記ミラーホルダーに一体的に形成されている請求項1記載の車両用サンバイザ。
  3. 前記連結部材は、前記サンバイザ本体に形成された挿通穴に挿通され、
    前記連結部材の先端側には、前記サンバイザ本体の前記挿通穴の周囲側に係止されて前記挿通穴からの前記連結部材の抜け出しを規制する抜止め用係止部が設けられている請求項2記載の車両用サンバイザ。
  4. 前記連結部材は、前記サンバイザ本体の表面を被覆する表皮材に一体的に形成されている請求項1記載の車両用サンバイザ。
  5. 前記表皮材には、前記ミラー部品が取り付けられる部分に開口が形成され、
    前記連結部材は、前記表皮材の前記開口の周縁側からそれぞれ延びて先端側が互いに接合された一対の接合部を備えるとともに、前記ミラー部品に形成された挿通穴に挿通されている請求項4記載の車両用サンバイザ。
  6. 前記ミラー部品は、ミラーと、前記ミラーを保持するミラーホルダーと、前記ミラーを被覆及び露出させ得るように前記ミラーホルダーにスライド可能又は回動可能に支持されるミラーカバーと、を備え、
    前記連結部材は、前記サンバイザ本体と前記ミラーホルダーとを繋ぐための第1連結部材と、前記サンバイザ本体と前記ミラーカバーとを繋ぐための第2連結部材と、を備える請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両用サンバイザ。
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