JP2008254635A - 衝撃吸収部材の取付構造および取付方法 - Google Patents

衝撃吸収部材の取付構造および取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】衝撃吸収部材の取付作業を容易なものとする。
【解決手段】フロントサイドドア1のインナパネル3とアウタパネルとの間に設けられる衝撃吸収内側パッド13は、インナパネル3に取り付けられ、アウタパネル側に位置する本体部15と、車内側に位置する上下2箇所の取付部17,19とを備えている。取付部17,19は、本体部15に対しインナパネル3に設けた上下2箇所の開口部21,23から車内側へ突出しており、これら本体部15と取付部17,19とでインナパネル3を挟み込むようにして仮保持させた状態で、取付部17,19を車室側からクリップ29,31を用いてインナパネル3に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車側部の車体構成部品であるインナパネルとアウタパネルとの間に設けられる衝撃吸収部材の取付構造および取付方法に関する。
近年では、自動車の側面衝突時での衝撃吸収性を高めるためにサイドドアの内部に衝撃吸収部材を設ける構造が知られている(下記特許文献1参照)。この衝撃吸収部材は、ドアインナパネルに設けた開口部の車内側からドアアウタパネル側に向けて突出するよう押し込み、周囲に設けてある取付部によりドアインナパネルに、車内側からクリップを用いて取り付けている。
特開2005−138838号公報
しかしながら、上記した従来の衝撃吸収部材の取付構造では、衝撃吸収部材をドアインナパネルの開口部に対し車内側から押し込んだ状態でクリップ止めするので、クリップ止めする際に、衝撃吸収部材が開口部から車内側へ脱落しないように押さえておく必要があり、取付作業が煩雑なものとなっている。
そこで、本発明は、衝撃吸収部材の取付作業を容易なものとすることを目的としている。
本発明は、自動車側部の車体構成部品であるインナパネルとアウタパネルとの間に設けられる衝撃吸収部材の取付構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記インナパネルのアウタパネル側に位置して一部が前記インナパネルのアウタパネル側の面に対向している本体部と、この本体部に対し前記インナパネルに設けた開口部から、インナパネルのアウタパネルと反対側に突出し、かつ、インナパネルのアウタパネルと反対側の面に対向する取付部とを備え、この取付部と前記本体部とで前記衝撃吸収部材が前記インナパネルの開口部に係止されることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、衝撃吸収部材が、本体部と取付部とによりインナパネルの開口部に係止されて仮保持された状態となるので、衝撃吸収部材をインナパネルに取り付ける際に、衝撃吸収部材が開口部から脱落しないように押さえておく必要がなくなり、取付作業が容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる衝撃吸収部材の取付構造を示す自動車のフロントサイドドア1の車外側から見たインナパネル3の正面図、図2は図1のA−A断面に相当するフロントサイドドア1の断面図である。
フロントサイドドア1は、図2に示すように、自動車側部の車体構成部品であるインナパネル3とアウタパネル5とを有し、これら各パネル3,5相互間に、図1に示す窓部7の一部もしくは全部を開放する際に上部の開口9からドアガラス11が入り込む空間12を形成している。
上記の空間12内に入り込んだ状態のドアガラス11とインナパネル3との間に衝撃吸収部材としての衝撃吸収内側パッド13を設けている。また、この衝撃吸収内側パッド13に対応してドアガラス11とアウタパネル5との間に衝撃吸収外側パッド14を設けている。これら衝撃吸収内側パッド13および衝撃吸収外側パッド14は、例えば合成樹脂発泡体で構成している。
衝撃吸収内側パッド13は、車外側から見たインナパネル3の斜視図である図3および、車内側から見たインナパネル3の斜視図である図4に示すように、インナパネル3のアウタパネル5側に位置する本体部15と、該本体部15に一体形成され、インナパネル3のアウタパネル5と反対の車内側に突出し、かつ、インナパネル3のアウタパネル5と反対側の面に対向する上下2箇所の取付部17,19とを備えている。
インナパネル3は、該インナパネル3に取り付けた状態の衝撃吸収内側パッド13の上下両側に、2箇所の開口部21,23をそれぞれ備えており、該取付状態で、本体部15の上部が開口部21の一部を覆い、本体部15の下部が開口部23の一部を覆った状態となる。
衝撃吸収内側パッド13の本体部15は、全体として板状に形成され、図1中で左右方向に相当する車体前後方向に延びる上縁15aと、車体前後方向の前縁15bおよび後縁15cと、上縁15aと前縁15bとの間の上部傾斜縁15dと、前縁15bの下端から下部後方に向けて延びる前側下部傾斜縁15eと、後縁15cの下端から下部前方に向けて延びる後側下部傾斜縁15fとを主として備えて、全体としてほぼ6角形状を呈している。
そして、図3に示すように、上縁15aと上部傾斜縁15dとの境界部分にて上部に突出する突片25を設け、この突片25の図3中で紙面裏側になる車内側の端部から、前記した取付部17を前縁15b側に向けて水平方向に突出させている。これにより取付部17が、インナパネル3のアウタパネル5と反対側の面に対向するものとなる。
一方、前側下部傾斜縁15eと後側下部傾斜縁15fとの間の角部27の図3中で紙面裏側になる車内側の端部から、前記した取付部19を後縁15c側に向けて水平方向に突出させている。これにより取付部19が、取付部17と同様にインナパネル3のアウタパネル5と反対側の面に対向するものとなる。
また、前述したように、本体部15は、インナパネル3に取り付けた状態で、本体部15の上部が開口部21の一部を覆い、本体部15の下部が開口部23の一部を覆った状態であり、各開口部21,23をそれぞれ覆う部分を除いた本体部15の一部は、インナパネル3における開口部21,23相互間の部位3aを含むインナパネル3のアウタパネル5側の面に対向している。
そして、図1のB−B断面に相当するフロントサイドドア1の断面図である図5に示すように、図1中で上部の取付部17は、取付具となるクリップ29を、車内側から取付部17の貫通孔17aおよびインナパネル3の貫通孔3bに挿入してインナパネル3に固定する。同様にして、図1のC−C断面に相当するフロントサイドドア1断面図である図6に示すように、図1中で下部の取付部19は、取付具となるクリップ31を、車内側から取付部19の貫通孔19aおよびインナパネル3の貫通孔3cに挿入してインナパネル3に固定する。
また、図5に示すように、前記した衝撃吸収外側パッド14は、アウタパネル5の空間12側に固定してある取付片33に、クリップ35を用いて車内側から取り付けている。
なお、図2中で衝撃吸収外側パッド14の下部近傍および、衝撃吸収内側パッド13の上方には、車体前後方向に延びるガードビーム37,39をそれぞれ設けてフロントサイドドア1を補強している。
次に、上記した衝撃吸収部材の取付構造とする場合の衝撃吸収部材の取付方法について、図7〜図9を用いて説明する。なお、これら図7〜図9は、図1とは逆に、車内側から見たインナパネル3の一部を示している。
まず、図7に示すように、衝撃吸収部材である衝撃吸収内側パッド13を、図7中で紙面手前側の車内側から下部の開口部23を経てインナパネル3とアウタパネル5との間の空間12内に入り込ませる。このとき、衝撃吸収内側パッド13は、その本体部15の面をインナパネル3の面とほぼ平行な状態で空間内7に押し込んで挿入しているので、外周の縁部より外側に開口部23の開口縁部が位置するよう開口部23の大きさを設定している。
なお、ここでの衝撃吸収内側パッド13の空間12への挿入時の姿勢は、図1の取付状態で上部となる取付部17が図7中で左側、同取付部19が同右側となっているが、これら各取付部17,19の位置は図7の例に限定されるものではない。
上記図7の状態の衝撃吸収内側パッド13を、図8に示すように上部の開口部21に向けて移動させつつ図7中で時計回り方向に回転させることで、本体部15のほぼ中心位置を上下各開口部21,23相互間の部位3aに対応する位置とし、かつ、取付部17,19を開口部21,23にそれぞれ露出させた状態とする。
そして、上記図8に示す取付部17,19を各開口部21,23からアウタパネル5と反対側の車内側(図8中で紙面手前側)に突出させた状態で、衝撃吸収内側パッド13全体を図8中で時計回り方向に回転させ、図9に示すように各取付部17,19をインナパネル3のアウタパネル5と反対側の車内側の面(図8中で紙面手前側の面)に対向させた状態とする。
上記図9の状態で、衝撃吸収内側パッド13は、図5,図6に示すように、取付部17,19のインナパネル3側の面17b,19bと本体部15のインナパネル3側の面15gとの間に、インナパネル3が位置する隙間Sが形成されている。
この状態で、衝撃吸収内側パッド13は、インナパネル3を境にして互いに反対側に位置することになる本体部15と取付部17,19とにより、インナパネル3を挟み込んだ状態となって開口部21,23に係止され、インナパネル3に仮保持されることになる。
そして、上記仮保持状態で図1〜図6に示してあるクリップ29,31により取付部17,19をインナパネル3に取り付け、これにより衝撃吸収内側パッド13がインナパネル3に固定されることになる。
なお、衝撃吸収外側パッド14については、衝撃吸収内側パッド13を取り付ける前にアウタパネル5に取り付けておく。
このようにしてインナパネル3に取り付けられた衝撃吸収内側パッド13および衝撃吸収外側パッド14は、本構造を備えた自動車が側面衝突などで側方から衝撃を受けると、そのときの衝撃を吸収する。この際、衝撃吸収内側パッド13については、主として本体部15が弾性変形することによって衝撃を吸収する。
このように第1の実施形態による衝撃吸収部材の取付構造においては、衝撃吸収内側パッド13が、インナパネル3を境にして互いに反対側に位置することになる本体部15と取付部17,19とにより、インナパネル3を挟み込んだ状態となって開口部21,23に係止され、インナパネル3に仮保持されることになるので、クリップ29,31を取り付ける際に、衝撃吸収内側パッド13が開口部21,23から脱落しないように押さえておく必要がなくなり、取付作業が極めて容易となる。
また、前記した取付作業では、図7にて衝撃吸収内側パッド13を開口部23から挿入する際に、本体部15の面をインナパネル3の面とほぼ平行な状態としていることから、衝撃吸収内側パッド13の外周縁部より外側に開口部23の内周縁部が位置するよう開口部23の大きさを設定しているが、衝撃吸収内側パッド13を少し傾けた状態で開口部23から斜めに挿入することで、開口部23の大きさが図7に示した大きさより小さい場合でも取り付けることができる。
上部の開口部21についても、取付部17が図8から図9の状態へ移動する領域を確保できる大きさがあればよく、図7に示した大きさより小さい場合でも取り付けることができる。
したがって、本実施形態における大きさ(体積)の衝撃吸収内側パッド13は、開口部21,23の大きさが図7のものよりも小さい場合であっても取り付けが可能であり、開口部21,23の大きさに特に制限されることなく、所望の衝撃吸収機能を確保することが容易となる。
また、本実施形態では、インナパネル3が、2つの開口部21,23を備える構成として、これら各開口部21,23相互間に横骨となる部位3aを備えているが、このような構成の特に縦長の例えばワンボックスカーにおけるようなフロントサイドドア1であっても、該横骨部分に対応する位置に衝撃吸収内側パッド13を設定することができる。
つまり、衝撃吸収部材を、前述した従来技術のように車内側からドアアウタパネル側に向けて突出するよう単に押し込む(嵌め込む)取付方法では、縦長のフロントサイドドア1に取り付ける際に、図1と同様な位置に設定しようとすると、横骨となる部位3aを取り払う必要が生じ、この場合には開口部21,23が連続した1つの開口部となってインナパネル3の剛性低下を招いてしまう。
したがって、本実施形態によれば、縦長の例えばワンボックスカーにおけるようなフロントサイドドア1において、図1のような位置に開口部21,23を設けた場合であっても、開口部21,23相互間におけるインナパネル3のアウタパネル5側の面(部位3a)に、本体部15の一部が対向した状態に設定できるので、インナパネル3の剛性低下を招くことなく、衝撃吸収内側パッド13を所望の位置に取り付けることができる。
この際、横骨となる部位3aのアウタパネル5側の面は、部位3a以外のインナパネル3のアウタパネル5側の面と同一面に形成でき、部位3aをアウタパネル5側に突出させる必要がなく、衝撃吸収内側パッド13をインナパネル3とアウタパネル5との空間12に容易に配置することができる。
また、2つの取付部17,19は、本体部15からインナパネル3の面に沿って互いに反対方向に向けて突出しているので、衝撃吸収内側パッド13のインナパネル3への仮保持時での保持力をより高めることができ、取付作業がさらに容易なものとなる。
図10は、本発明の第2の実施形態に係わるインナパネル3Aの車内側から見た斜視図である。このインナパネル3Aは、前記図1の開口部21,23相互間の部位3aに代わる別部材で横骨となる補強部材41を、ねじ止めや溶接によりインナパネル3Aに一体化して設けている。その他の構造は、図1に示した第1の実施形態と同様である。
すなわち、この実施形態では、図1の開口部21,23相互が連続した1つの開口部43となっていて、この1つの開口部43の上下方向中央よりやや上部にて、車体前後方向に延びる補強部材41の両端をインナパネル3Aのアウタパネル5と反対側の車内側の面に固定することで、図1と同様に上下二つの開口部21A,23Aが形成されることになる。
したがって、開口部21A,23Aの形状は図1の開口部21,23とほとんど変わることがなく、衝撃吸収内側パッド13も第1の実施形態と同様であり、衝撃吸収内側パッド13のインナパネル3への取付方法も第1の実施形態と全く同様にして行うことができる。
上記した第2の実施形態では、第1の実施形態と同様の効果を有する他、補強部材41の材質などを適宜選択することで、インナパネル3Aの強度を高めることができる。
なお、第1実施形態における開口部21,23相互間の部位3a上に別途補強部材を被せるようにして取り付けてもよい。
図11は、本発明の第3の実施形態に係わる、前記図1に対応する正面図、図12は、同前記図4に対応する斜視図である。この実施形態のインナパネル3Bは、前記第2の実施形態による図10のインナパネル3Aと同様に1つの開口部43を備えているが、第2の実施形態における補強部材41を設けていない。その他の構造は、図1に示した第1の実施形態や図10に示した第2の実施形態と同様である。
すなわち、第3の実施形態においては、インナパネル3Bに、第1,第2の各実施形態と同形状の衝撃吸収内側パッド13を1つの開口部43を利用して取り付けている。衝撃吸収内側パッド13のインナパネル3Bへの取付方法は、第1の実施形態に対し部位3aを削除しただけであるので、前記図7〜図9に示した第1の実施形態での取付方法と同様に行うことができる。
上記した第3の実施形態においては、インナパネル3Bのアウタパネル5側の面に対向する衝撃吸収内側パッド13の本体部15の一部は、第1の実施形態の部位3aや第2の実施形態の補強部材41がないので、該本体部15の外周側の一部のみとなっている。
このような構成とすることで、衝撃吸収内側パッド13は、図11のようにインナパネル3Bに取り付けた状態で、本体部15の外周側の一部と取付部17,19との間でインナパネル3Bを挟み込んだ状態となって開口部43に係止され、インナパネル3Bに仮保持されることになる。
そして、この仮保持状態で第1の実施形態と同様にしてクリップ29,31を取付部17,19に取り付けることができるので、クリップ29,31を取り付ける際に、衝撃吸収内側パッド13が開口部43から脱落しないように押さえておく必要がなくなり、取付作業が極めて容易となる。
本発明の第1の実施形態に係わる衝撃吸収部材の取付構造を示す自動車のフロントサイドドアの車外側から見たインナパネルの正面図である。 図1のA−A断面に相当するフロントサイドドアの断面図である。 車外側から見た衝撃吸収内側パッド周辺のインナパネルの斜視図である。 車内側から見た衝撃吸収内側パッド周辺のインナパネルの斜視図である。 図1のB−B断面に相当するフロントサイドドアの断面図である。 図1のC−C断面に相当するフロントサイドドアの断面図である。 衝撃吸収部材の取付方法を示す動作説明図で、衝撃吸収部材を下部の開口部に挿入した状態を示す。 衝撃吸収内側パッドを図7の状態から上部の開口部に向けて移動させた状態を示す動作説明図である。 衝撃吸収内側パッドを図8の状態から回転させてインナパネルに係止させた状態を示す動作説明図である。 本発明の第2の実施形態に係わるインナパネルの車内側から見た斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係わる、図1に対応するインナパネルの正面図である。 本発明の第3の実施形態に係わる、図4に対応する衝撃吸収内側パッド周辺のインナパネルの斜視図である。
符号の説明
3,3A,3B インナパネル(車体構成部品)
5 アウタパネル(車体構成部品)
13 衝撃吸収内側パッド(衝撃吸収部材)
15 衝撃吸収内側パッドの本体部
17,19 衝撃吸収内側パッドの取付部
21,23,21A,23A,43 インナパネルの開口部
29,31 クリップ(取付具)

Claims (9)

  1. 自動車側部の車体構成部品であるインナパネルとアウタパネルとの間に設けられる衝撃吸収部材の取付構造であって、前記衝撃吸収部材は、前記インナパネルのアウタパネル側に位置して一部が前記インナパネルのアウタパネル側の面に対向している本体部と、この本体部に対し前記インナパネルに設けた開口部から、インナパネルのアウタパネルと反対側に突出し、かつ、インナパネルのアウタパネルと反対側の面に対向する取付部とを備え、この取付部と前記本体部とで前記衝撃吸収部材が前記インナパネルの開口部に係止されることを特徴とする衝撃吸収部材の取付構造。
  2. 前記インナパネルの開口部を複数設けるとともに、前記取付部を複数設け、前記各開口部相互間における前記インナパネルの前記アウタパネル側の面に、前記本体部の一部が対向していることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収部材の取付構造。
  3. 前記インナパネルの開口部を1つとするとともに、前記取付部を複数設け、前記インナパネルのアウタパネル側の面に対向する前記衝撃吸収部材の本体部の一部は、該本体部の外周側の一部であることを特徴とする請求項1に記載の衝撃吸収部材の取付構造。
  4. 前記複数の取付部のうち2つの取付部は、前記本体部から前記インナパネルの面に沿って互いに反対方向に向けて突出していることを特徴とする請求項2または3に記載の衝撃吸収部材の取付構造。
  5. 前記衝撃吸収部材が前記インナパネルの開口部に係止された状態で、前記取付部が、前記アウタパネルと反対側から取付具により前記インナパネルに固定されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の衝撃吸収部材の取付構造。
  6. 請求項2に記載の衝撃吸収部材の取付構造とする衝撃吸収部材の取付方法であって、前記衝撃吸収部材を、前記インナパネルに対しアウタパネルと反対側の1つの開口部からインナパネルとアウタパネルとの間に挿入し、この衝撃吸収部材の前記本体部の一部を前記各開口部相互間における前記インナパネルのアウタパネル側の面に対向させるとともに、前記各取付部を対応する前記各開口部から前記アウタパネルと反対側に突出させ、その後前記衝撃吸収部材を回転させて前記各取付部を前記インナパネルのアウタパネルと反対側の面に対向させることで、前記取付部と前記本体部とで衝撃吸収部材を前記インナパネルの開口部に係止させることを特徴とする衝撃吸収部材の取付方法。
  7. 請求項3に記載の衝撃吸収部材の取付構造とする衝撃吸収部材の取付方法であって、前記衝撃吸収部材を、前記アウタパネルと反対側の開口部からインナパネルとアウタパネルとの間に挿入し、この衝撃吸収部材の前記本体部の一部を前記インナパネルのアウタパネル側の面に対向させるとともに、前記各取付部を前記開口部から前記アウタパネルと反対側に突出させ、その後前記衝撃吸収部材を回転させて前記各取付部を前記インナパネルのアウタパネルと反対側の面に対向させることで、前記取付部と前記本体部とで衝撃吸収部材を前記インナパネルの開口部に係止させることを特徴とする衝撃吸収部材の取付方法。
  8. 前記複数の取付部のうち2つの取付部は、前記本体部から前記インナパネルの面に沿って互いに反対方向に向けて突出していることを特徴とする請求項6または7に記載の衝撃吸収部材の取付方法。
  9. 前記衝撃吸収部材を前記インナパネルの開口部に係止させた状態で、前記取付部を、前記アウタパネルと反対側から取付具により前記インナパネルに固定することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の衝撃吸収部材の取付方法。
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