JP4609174B2 - 自動車のドア構造 - Google Patents

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本発明は、自動車のドア構造に関するものであり、より詳しくは、典型的には発泡体からなる衝撃吸収部材をドア内部に配設したドア構造に関する。
自動車のサイドドアには、ウィンドウガラスを昇降するための機構や、ドアの開閉及びロックするための機構などの装備部品が内蔵されるが、他に、側面衝突から乗員を保護するための手段として、シートに着座した乗員の体側と対向する部位に衝撃吸収部材(典型的には発泡体)を配設することが知られている。
この衝撃吸収部材に関し、特許文献1は、ドアインナーパネルとドアトリムとの間に衝撃吸収部材を介装すると共に、この衝撃吸収部材にドアインナーパネルの作業孔まで侵入する凸部を設けて、これにより衝撃吸収部材に付加的な厚みを与えることを開示している。
また、特許文献1は、雨水などの車室内への侵入を防止するために、比較的硬質のホールカバーで作業孔を塞ぐと共に、衝撃吸収部材の凸部を受け入れるために、ホールカバーの断面形状を車幅方向外方に向けて突出した凸形状に作ることを開示している。
衝撃吸収部材を内装したサイドドアによれば、側面衝突によってサイドドアが車幅方向内方に変形したとしても、この変形に伴う衝撃力を上記の衝撃吸収部材によって吸収することができるため、乗員のダメージを低減することができる。また、ホールカバーの断面形状を車幅方向外方に向けて突出した凸形状に形成することは、例えば比較的薄いドアであっても、衝撃吸収部材に付加的な厚みを与えることができるため、所望の衝撃吸収効果を確保できるという利点がある。
特開平11−342815号公報
しかしながら、ホールカバーの断面形状を車幅方向外方に向けて突出した凸形状に形成することは、ホールカバーの全周に亘って延びる周囲壁が車幅方向に延在する状態になり、この周囲壁が衝撃力を伝達する部材になってしまう可能性がある。
そこで、本発明の目的は、ドアインナーパネルの孔まで侵入する形状の衝撃吸収部材を備え且つこの孔をホールカバーで覆う形式のドア構造を前提として、ホールカバーが衝撃力伝達部材による衝撃吸収性能を阻害するのを防止することのできる自動車のドア構造を提供することにある。
側面衝突によるサイドドアの車室内侵入の現象として、ウエストラインの近傍が最も侵入量が大きく、下方に向かうに従って侵入量が小さくなることが知られている。本発明は、この点に着目して案出されたものである。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
サイドドアのドアインナーパネルに、シートに着座した乗員の体側が対向する部位に形成された開口と、
該開口を塞ぐホールカバーであって、車幅方向外方に向けて延びる周囲壁によって形成され且つ車室側に開放した凹部を備えたホールカバーと、
前記ドアインナーパネルの車室側に添設されるドアトリムと、
該ドアトリムと前記ドアインナーパネルとの間に配設され、前記ドアインナーパネルの開口まで侵入して前記ホールカバーの凹部に受け入れられる凸部を備えた衝撃吸収部材と、を有し、
前記ホールカバーは、上下に分割した上側カバー部材と下側カバー部材とで構成され、前記上側カバー部材が前記下側カバー部材よりも剛性的に脆弱な材料で構成されていることを特徴とする自動車ドア構造を提供することにより達成される。
すなわち、本発明によれば、ホールカバーが上部と下部とで分割構造とされ、上部カバー部材が剛性的に脆弱な材料で構成されているため、側面衝突によりサイドドアが変形したときに車室内への侵入量が比較的大きい部位であるホールカバーの上部が容易に変形する傾向になり、これにより従来のようにホールカバーの影響によって衝撃吸収性能が低下することを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、前記ドアインナーパネルの開口が、前記サイドドアの後端に設けられるドアラッチ機構部品を組み付けるための作業孔である。この作業孔は、サイドドアの比較的高所つまりウエストラインに近い部位に設けられ、この作業孔を通じてドアラッチ機構部品から延在するラッチリリースケーブルが車室内側に配索される。したがって、脆弱な上部カバー部材に孔を設け、この孔を通じてラッチリリースケーブルを配索することによりラッチケーブルの引張荷重に伴ってホールカバーが変形してホールカバーのシール性が阻害されるのを防止することができる。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例の説明を説明する。
図1は、前ヒンジ後開きのサッシュ付きサイドドアの縦断面図である。図示のサイドドア1は、従来と同様に、ドアアウターパネル2とドアインナーパネル3とを互いに接合することにより構成されており、ドアインナーパネル3には、車室側にドアトリム4が添設される。
サイドドア1のウィンドウガラス5は、従来と同様に、ドアアウターパネル2とドアインナーパネル3との間のウエストラインに沿って延びる隙間6を通じて昇降可能であり、この隙間6は、ウィンドウガラス5の板面に摺接する内外のウエザーストリップ7、8によって止水される。図1の参照符号9はウィンドウガラス5の昇降機構部品を示し、10はドア開閉及びロック機構部品を示す。
ドアインナーパネル3とドアトリム4との間には、シートに着座した乗員の体側と対向する部位に、上下に分割された衝撃吸収部材11、12が介装されている。この衝撃吸収部材11、12は、共に、ウレタン発泡体の成型品で構成されている。
図2は、サッシュ付きドアインナーパネル3を車室側から見た正面図である。ドアインナーパネル3には、複数の作業孔13〜15が設けられている。このうち、ドアインナーパネル3の後端部の上部に設けられた作業孔13は、ドアラッチなどドアの開閉及びロックするための機構10を取り付ける作業のために使用される。この上部後方作業孔13には、その開口縁部にグロメット孔17、17が設けられ、このグロメット孔17を使って、図1から理解できるように、上部後方作業孔13をシールするためのホールカバー20が固定される。なお、下部後方作業孔15は、熱可塑性シート16でシールされている。
ホールカバー20は、図1から理解できるように、車幅方向外方に向けて突出した本体20aと、その周縁に設けられた周囲フランジ20bと、本体20aと全周フランジ20bとを連結する車幅方向に延びる周囲壁20cとを備え、これによりホールカバー20は、車室側に開放した凹所21を有する形状に作られており、周囲壁20cの外形は上部後方作業孔13の輪郭と実質的に同じ輪郭を有している。
ホールカバー20の凹所21には、上側衝撃吸収部材11の凸部11aが受け入れられる。すなわち、サイドドア1の後端部の上部に配設される上側衝撃吸収部材11は、上部後方作業孔13まで侵入する凸部11aを備えており、この凸部11aによって、ウエストライン近傍に位置する上側衝撃吸収部材11に付加的な厚みが付与され、これにより側面衝突に伴うサイドドア1の車室内侵入量が比較的大きな部位の衝撃吸収能力を高めることができる。
図3は、ホールカバー20を車室側から見た正面図である。ホールカバー20は、これを水平線で上下に分割した形状の上側、下側のカバー部材22、23で作られており、これらカバー部材22、23は、上側カバー部材22の下縁部分と下側カバー部材23の上縁部分とを互いにオーバーラップさせた状態でホットメルト接着剤で接合することにより一体化されている。
上側カバー部材22は、図3のIV−IV線に沿って断面した図4から理解できるように、上側衝撃吸収部材11の凸部11aを受け入れる本体22aと、ドアインナーパネル3の開口縁に沿って延びるフランジ22bと、本体22aとフランジ22bとを連結する車幅方向に延びる周囲壁22cとを有する。同様に、下側カバー部材23は、図3のV−V線に沿って断面した図5から理解できるように、上側衝撃吸収部材11の凸部11aを受け入れる本体23aと、ドアインナーパネル3の開口縁に沿って延びるフランジ23bと、本体23aとフランジ23bとを連結する車幅方向に延びる周囲壁23cとを有する。これら本体22a、23aは上述したホールカバー20の本体20aに対応し、フランジ22b、23bはホールカバー20の周囲フランジ20bに対応し、周囲壁22c、23cはホールカバー20の周囲壁20cに対応する。
ホールカバー20の周囲フランジ20bには、上側カバー部材22のフランジ22bに沿って塗布されたブチルゴム系接着剤25と、下側カバー部材23のフランジ23bに沿って添設されたウレタン樹脂シール材26が設けられている。これにより、ホールカバー20は、上側カバー部材22がブチルゴム系接着剤25によってドアインナーパネル3に対して接着及びシールが行われ、下側キャップ部材23がウレタン樹脂シール材26によってシールが行われる。
図3に図示のように、ブチルゴム系接着剤25とウレタン樹脂シール材26との合流部分は、ブチルゴム系接着剤25の塗布領域が下側カバー部分23の上端部まで延長されている。このように、ブチルゴム系接着剤25とウレタン樹脂シール材26との合流部分をブチルゴム系接着剤25とウレタン樹脂シール材26とで2重のシール構造にすることが、ホールカバー20のシール性を高める上で好ましい。
上述したように、ブチルゴム系接着剤25は、上側カバー部材22のフランジ22bの外周縁部に塗布されるが、このブチルゴム系接着剤25を塗布した部位の面圧を高めるために、車幅方向外方に向けて、つまりドアインナーパネル3側に向けて凸となる突条22dをフランジ22bの長手方向全域に亘って連続的に設けるのが好ましい(図4参照)。
上側カバー部材22は、フィルム状つまり比較的柔軟な肉薄のプラスチック成型品から構成されている。他方、下側カバー部材23は、従来と同様に、比較的厚い肉厚の硬質のプラスチック成型品から構成されている。
図3を参照して、硬質の下側カバー部材23の上部には、その前端部及び後端部に一対の取付孔27が形成され、この取付孔27の位置は、図2を参照して前述したグロメット孔17に対応するように設計されている。ドアインナーパネル3に対して、ホールキャップ20は、その取付孔27をドアインナーパネル3のグロメット取付孔17を一致させた状態で図外のグロメットを使って固定される。
下側カバー部材23のシール性を高めるために、図5に示すように、下側カバー部材23の周囲壁23cには、フランジ23bに隣接した部位に突起つまり爪28を設け、この爪28とフランジ23bとで、ドアインナーパネル3の開口縁を受け入れる周囲溝29を形成するのがよい。ドアインナーパネル3に対してホールキャップ20を設置する際に、ドアインナーパネル3の開口縁を下側カバー部材23の周囲溝29に嵌め込むことで、ウレタン樹脂シール材26は圧縮状態となってドアインナーパネル3に圧接し、これによりウレタン樹脂シール材26によるシール性を高めることができる。
ホールカバー20は、これをドアインナーパネル3の上部後方作業孔13に取り付けたときに、その下角部分がドアラッチ部品10aの位置とオーバーラップする。ホールカバー20の後方部分には、ドアラッチ部品10aの一部を受け入れるために車室側に隆起したドアラッチ収容部30と、ドアラッチ機構部品10aに連結されるケーブル及びハーネス32a、32bを収束した状態で収容するために車室側に隆起したケーブル/ハーネス挿通部31とが設けられている。具体的には、このケーブル/ハーネス挿通部31を通じてドア配索部品としてのラッチリリースケーブル32aとオートクロージャー用ハーネス32bとが配索される。
図6は、ラッチリリースケーブル32aとオートクロージャー用ハーネス32bをケーブル/ハーネス挿通部31を通じて配索した状態を示す、図3に対応した図である。この図6を参照して、ラッチリリースケーブル32aは、図6から分かるように、上側カバー部材22の周囲壁22cに形成された孔(作図上の理由から図面には現れていない)を通じて車室側に取り出される。
図7は、図6のVII−VII線に沿ったケーブル/ハーネス挿通部31の断面図であり、ラッチリリースケーブル32aを車室側に取り出す部分を説明するための図である。この図7を参照して、ラッチリリースケーブル32aの外周は、スポンジなどの緩衝材33によって囲まれており、この緩衝材33を介してラッチリリースケーブル32aがケーブル/ハーネス挿通部31の孔31aに挿通される。これにより、ラッチリリースケーブル32aがケーブル/ハーネス挿通部31の孔31aと直接的に接触して異音を発生するのを防止することができる。なお、図7に参照符号11bを付した部位は、ラッチリリースケーブル32aを通すために、上側衝撃吸収部材11に形成された凹部を示す。
オートクロージャー用ハーネス32bはコネクタ32cを有し、このコネクタ32cは、外部ハーネス34のコネクタ34aに接続されるようになっており、この外部ハーネス34のコネクタ34aは、下部カバー部材23に一体成形され且つフランジ23bから延びる取付部35(図3)に固定されており、この取付部35は、配索部材を支持するための支持部を構成する。
図8は、図3のVIII−VIII線に沿った断面図であり、図9は、図6のIX−IX線に沿った断面図である。これら図8、図9から分かるように、取付部35は孔35aを有し、この孔35aにコネクタ34aから延びるフック36が係止されることにより外部ハーネス34のコネクタ34aが下部カバー部材23に固定される。
第1実施例のドア構造にあっては、サイドドア1の後部の上部分に配置されるホールカバー20の上部つまりウエストラインに近い部位が、下部分に比べて比較的低い剛性、つまり側面衝突により衝撃力によって容易に座屈する程度の剛性であるため、側面衝突の衝撃は、ホールカバー20の剛性による影響を実質的に受けることなく、衝撃吸収部材12によって吸収することができる。特に、実施例では、柔軟な上側カバー部材22と、比較的硬質の下側カバー部材23との2部品で構成してあるため、上部と下部とで剛性の異なるホールカバー20を簡単に作ることができる。
また、第1実施例のように、比較的高い剛性の下側カバー部材23によってホールカバー20の下部が構成されており、この下部カバー部材23に固定した外部ハーネス34のコネクタ34aに対してオートクロージャー用ハーネス32bが連結されるため、ドアロック機構部品10に関連したハーネスの支持を確かなものにすることができる。
特に、下側カバー部材23の周囲溝29にドアインナーパネル3の開口縁を係合することでウレタン樹脂シール材26をドアインナーパネル3に圧接させるようにしてあるため、下側カバー部材23がドアインナーパネル3から離れるのを物理的に抑えつつ高度なシール性を確保することができる。
また、第1実施例のように、ラッチリリースケーブル32aは、比較的柔軟な上側カバー部材22に形成した孔を通じて配索されているため、ラッチリリースケーブル32aの作動時の引張荷重は、上側カバー部材22の柔軟性により吸収することができる。また、柔軟な上側カバー部材22の周囲フランジ22bは、ブチルゴム系接着剤25のような接着性とシール性とを兼ね備えた接着剤によってシールされているため、ラッチリリースケーブル32aの作動時の引張荷重によって上側カバー部材22の一部が変形したとしても、上側カバー部材22がドアインナーパネル3から剥離するのをブチルゴム系接着剤25によって阻止することができる。
図10、図11は本発明の第2実施例を示すものであり、図10は、前述した図3に対応した図であり、図11は、図10のXI−XI線に沿った断面図である。この図10、図11には上述した第1実施例と同一の要素には同一の参照符号を付してある。先に説明した第1実施例では、ホールカバー20を上下に分割した分割構造にしたが、ホールカバー20を単一の樹脂成型品で構成し、その上部分又は全領域の周囲壁20cを、例えば壁の厚みを薄くするなど、車幅方向外方から所定以上の荷重が加わったときに、容易に座屈や破断するなど変形可能な脆弱構造で構成することにより、車幅方向に延びる周囲壁20cが側面衝突の衝突力伝達部材になってしまうのを防止するようにしてもよい。
具体的には、この第2実施例では、単一の樹脂成形部品からなるホールカバー20は、全体として、第1実施例の下部カバー部材23と実質的に同じ程度の肉厚を有し、又は、上部が下部に比べて多少肉薄に形成されており、ホールカバー20の周囲壁20cのうち、少なくとも上部に位置する周囲壁には図11に示すように複数の切欠き溝40が形成され、この複数の切欠き溝40によってホールカバー20の少なくとも上部が脆弱な構造となるように作られている。なお、このようにホールカバー20を単一の樹脂成型品で作る場合は、シール材として、ウレタン樹脂シール材26を全周に配設させるのが好ましい。
以上、本発明の好ましい実施例を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば次のような変形例を包含することができる。すなわち、上記の実施例では、ドアインナーパネル3の作業孔13にホールカバー20を設置して、このホールカバー20の部位に凸部11aを備えた衝撃吸収部材11を設けるようにしたが、衝撃吸収部材11を配設する目的で形成した孔に対してホールカバー20を適用してもよい。
サイドドアの縦断面を示し、図2のI−I線に沿った断面図である。 サイドドアのドアインナーパネルを車室側から見た正面図である。 ホールカバーを車室側から見た正面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 図3のV−V線に沿った断面図である。 ドア配索部品であるラックリリースケーブル及びオートクロージャーハーネスを配索した状態を説明するための図3に対応した図である。 図6のVII−VII線に沿った断面図である。 図3のVIII−VIIIに沿った断面図である。 図6のIX−IXに沿った断面図である。 第2実施例の一体成形ホールカバーを車室側から看た正面図である。 図10のXI−XI線に沿った断面図である。
符号の説明
1 サイドドア
3 ドアインナーパネル
4 ドアトリム
10a ドアラッチ機構部品
11 衝撃吸収部材
11a 衝撃吸収部材の凸部
13 ドアロック及びラッチ機構部品を組み付けるための作業孔
20 ホールカバー
20a ホールカバーの凸形状の本体
20b ホールカバーの周囲フランジ
20c ホールカバーの周囲壁
21 ホールカバーの凹所
22 上側カバー部材
23 下側カバー部材
25 ブチルゴム系接着剤
26 ウレタン樹脂シール材
31 ケーブル/ハーネス挿通部
31a ケーブル/ハーネス挿通部の孔
32a ラッチリリースケーブル
32b オートクロージャー用ハーネス
35 コネクタ取付部

Claims (4)

  1. サイドドアのドアインナーパネルに、シートに着座した乗員の体側が対向する部位に形成された開口と、
    該開口を塞ぐホールカバーであって、車幅方向外方に向けて延びる周囲壁によって形成され且つ車室側に開放した凹部を備えたホールカバーと、
    前記ドアインナーパネルの車室側に添設されるドアトリムと、
    該ドアトリムと前記ドアインナーパネルとの間に配設され、前記ドアインナーパネルの開口まで侵入して前記ホールカバーの凹部に受け入れられる凸部を備えた衝撃吸収部材と、を有し、
    前記ホールカバーは、上下に分割した上側カバー部材と下側カバー部材とで構成され、前記上側カバー部材が前記下側カバー部材よりも剛性的に脆弱な材料で構成されていることを特徴とする自動車ドア構造。
  2. 記下側カバー部材に、前記ドアインナーパネルの外側から内側に亘って配索される配索部材のための挿通孔が設けられている、請求項1に記載の自動車のドア構造。
  3. 前記ドアインナーパネルの開口が、前記サイドドアの後端に設けられるドアラッチを組み付けるための作業孔であって、
    前記配索部材は、前記ドアラッチに連結されるケーブルである、請求項2に記載の自動車のドア構造。
  4. 記下側カバー部材には、前記ドアインナーパネルの外側と内側とに亘って延びる配索部材を支持するための取付部が設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自動車のドア構造。
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