JP2017013701A - 台車及び板状部材に対する部材取付構造 - Google Patents
台車及び板状部材に対する部材取付構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】台車1は、合成樹脂製の台盤10と、複数のキャスター50を有しており、台盤10上に物品を積載して運搬作業に利用し得る。台盤10下面における四隅には、座板受容部20とリテーナ受容部30が形成されており、リテーナ受容部30は、座板受容部20の座板挿入口21側において水平方向に隣接している。リテーナ受容部30内を板バネ44の付勢力に抗して、リテーナ部材40を垂直方向に変位させつつ、前記所定方向へスライド移動させると、板バネ44の付勢力によってリテーナ係止部35と係止凸部49が係合して、リテーナ部材40をリテーナ受容部30内の所定位置に固定でき、簡単な操作で、キャスター50の座板51を前記座板受容部20内に、容易かつ確実に取り付け固定する。
【選択図】図12
Description
尚、以下の説明においては、工場等の作業場において、運搬作業に利用可能な状態の台車1を基準として、台車1及び各構成部材の上下方向を定義する。そして、台車1は、主要な構成部品として台盤10を有しており、台盤10の平面形状は、略長方形をなしている。図1等に示すように、本実施形態における台車1及び各構成部材の前後方向は、略長方形をなす台盤10の短辺へ向かう方向と定義し、台車1及び各構成部材の左右方向は、台盤10の長辺へ向かう方向と定義する。
初めに、本実施形態に係る台車1の概略構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1、図2に示すように、本実施形態に係る台車1は、合成樹脂製の台盤10の下面に対して、複数のキャスター50を取付固定することによって構成されており、荷物等を台盤10上に載置して運搬する際に用いられる。当該台車1においては、平面形状が略長方形をなす台盤10の四隅に対して、キャスター50が、取り付けられると共に、容易に移動することのないように固定されている。即ち、台盤10は、本発明に係る板状部材に対する部材取付構造における板状部材の一例であり、キャスター50は、本発明に係る板状部材に対する部材取付構造における対象部材の一例である。
次に、本実施形態に係る台車1を構成する台盤10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1、図2に示すように、台盤10は、合成樹脂の射出成形品であって、平面形状が長方形をなすように構成されており、天板壁11と、端部枠壁12と、側部枠壁13と、補強リブ14と、端部ストッパ15と、側部ストッパ16と、垂下部17とを有している。
続いて、本実施形態に係る台車1におけるキャスター50の構成について、図3を参照しつつ詳細に説明する。上述したように、キャスター50は、台盤10の四隅に形成された座板受容部20及びリテーナ受容部30によって、台盤10に対して取付固定される。キャスター50は、汎用部品として流通している部品であって、座板51と、車輪支持脚52と、車輪53を有しており、本発明における対象部材として機能している。
次に、本実施形態における座板受容部20及びリテーナ受容部30の具体的構成について、図4、図5を参照しつつ詳細に説明する。図2に示すように、座板受容部20及びリテーナ受容部30は、台盤10下面の四隅にそれぞれ形成されており、基本的に同一の構成である。従って、以下の説明においては、台盤10の左前方に位置する座板受容部20及びリテーナ受容部30を例に挙げて説明する。
次に、本実施形態に係るリテーナ部材40の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図6、図7に示すように、リテーナ部材40は、例えば、合成樹脂の射出成形品であって、リテーナ受容部30のサイズに対応した略角柱状に形成されており、リテーナ操作部41と、リテーナ付勢部43と、第1破損防止部45と、第2破損防止部46と、第3破損防止部47と、回動軸48と、係止凸部49とを有している。
以上のように構成された本実施形態に係る台車1において、台盤10に対してキャスター50を取り付けて固定する取付固定作業について、図8〜図14を参照しつつ詳細に説明する。
そして、本実施形態において、台盤10下面からキャスター50を取り外す場合には、上述した取付固定作業と逆の手順を行えばよい。具体的に、図8〜図14と同様に、台盤10の左前方に位置するキャスター50の取り外し作業について説明する。
10 台盤
20 座板受容部
30 リテーナ受容部
31 リテーナ保持部
32 スライド保持部
35 リテーナ係止部
36 枠状係止部
37 係止穴
40 リテーナ部材
41 リテーナ操作部
42 操作用凹部
43 リテーナ付勢部
44 板バネ
45 第1破損防止部
46 第2破損防止部
47 第3破損防止部
48 回動軸
49 係止凸部
50 キャスター
51 座板
53 車輪
Claims (5)
- 合成樹脂製の台盤と、
前記台盤の下面に対して取り付けられた複数のキャスターと、を有する台車であって、
前記台盤は、
前記キャスターの座板を、前記台盤の下面に沿った状態で収容する座板受容部と、
前記座板受容部に対して水平方向に隣接した位置に形成され、前記キャスターの座板を前記座板受容部内に固定するリテーナ部材を収容するリテーナ受容部と、を有し、
前記リテーナ部材は、
前記リテーナ受容部内において、前記台盤の下面に水平な所定方向へのスライド移動可能であり、且つ、前記台盤の下面に対して垂直方向への変位可能に収容されており、
前記リテーナ受容部内を前記所定方向へスライド移動した場合に、前記座板受容部内における取付位置へ向かう前記キャスターの座板の移動方向上流側に位置すると共に、
前記リテーナ受容部内には、
前記台盤の下面と前記リテーナ部材の間において、前記リテーナ部材を前記台盤の下面から離間する方向へ付勢する付勢部を有し、
前記リテーナ受容部は、
前記リテーナ部材が前記所定方向へスライド移動した場合に、前記付勢部の付勢力によって当該リテーナ部材と係合することで、前記リテーナ部材の前記所定方向へのスライド移動を規制するリテーナ係止部を有する
ことを特徴とする台車。 - 請求項1記載の台車であって、
前記リテーナ受容部内には、
前記台盤の下面に対して垂直方向に関し、前記台盤の下面と前記リテーナ部材との間隔を所定値以上に規制することによって、前記付勢部の破損を防止する破損防止部が配置されている
ことを特徴とする台車。 - 請求項1又は請求項2記載の台車であって、
前記リテーナ受容部は、
前記台盤の下面に対して垂直方向への回動を可能としつつ、前記所定方向へのスライド移動を可能に、前記リテーナ部材の一端部を保持する保持機構部を有し、
前記リテーナ部材は、
前記保持機構部に従って、前記リテーナ受容部内に前記所定方向へのスライド移動に関する操作と、前記台盤の下面に対して垂直方向への回動及び変位に関する操作に使用可能な操作部を有する
ことを特徴とする台車。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の台車であって、
前記リテーナ部材は、
前記リテーナ受容部内において前記台盤の下面に対向する一面に、
当該一面に対して傾斜するように延びて形成され、前記台盤の下面と前記リテーナ部材の一面との間において、前記リテーナ部材を前記台盤の下面から離間する方向へ付勢する板バネと、
当該一面に対して突出形成され、前記台盤の下面と前記リテーナ部材の一面との間隔を所定値以上に規制する破損防止部と、を有する
ことを特徴とする台車。 - 平板状に形成された板状部を有する合成樹脂製の板状部材と、
板状の座板を有する対象部材と、を有し、
前記板状部材の下面に対して前記対象部材を取り付ける為の板状部材に対する部材取付構造であって、
前記板状部材は、
前記対象部材の座板を、前記板状部の下面に沿った状態で収容する座板受容部と、
前記座板受容部に対して水平方向に隣接した位置に形成され、前記対象部材の座板を前記座板受容部内に固定するリテーナ部材を収容するリテーナ受容部と、を有し、
前記リテーナ部材は、
前記リテーナ受容部内において、前記板状部の下面に水平な所定方向へのスライド移動可能であり、且つ、前記板状部の下面に対して垂直方向への変位可能に収容されており、
前記リテーナ受容部内を前記所定方向へスライド移動した場合に、前記座板受容部内における取付位置へ向かう前記対象部材の座板の移動方向上流側に位置すると共に、
前記リテーナ受容部内には、
前記板状部の下面と前記リテーナ部材の間において、前記リテーナ部材を前記板状部の下面から離間する方向へ付勢する付勢部を有し、
前記リテーナ受容部は、
前記リテーナ部材が前記所定方向へスライド移動した場合に、前記付勢部の付勢力によって当該リテーナ部材と係合することで、前記リテーナ部材の前記所定方向へのスライド移動を規制するリテーナ係止部を有する
ことを特徴とする板状部材に対する部材取付構造。
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JP2020062922A (ja) * | 2018-10-16 | 2020-04-23 | 株式会社ホシプラ | 台車 |
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